JP2003158709A - データ記録再生装置 - Google Patents

データ記録再生装置

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JP2003158709A
JP2003158709A JP2001354548A JP2001354548A JP2003158709A JP 2003158709 A JP2003158709 A JP 2003158709A JP 2001354548 A JP2001354548 A JP 2001354548A JP 2001354548 A JP2001354548 A JP 2001354548A JP 2003158709 A JP2003158709 A JP 2003158709A
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JP2001354548A
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Tetsuya Takahashi
哲也 高橋
Toshiro Yamashita
俊郎 山下
Shigeki Murakami
茂樹 村上
Takayuki Hiekata
孝之 稗方
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Kobe Steel Ltd
Original Assignee
Kobe Steel Ltd
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  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンテンツデータの無制限コピーの防止と,
コンテンツデータの編集の利便性確保とを両立するデー
タ記録再生装置を提供すること。 【解決手段】 コンテンツデータ等のデジタルデータを
記憶する内蔵メモリ6と,外部のデータ再生手段から所
定の再生データ信号を入力して該再生データ信号に基づ
くコンテンツデータを内蔵メモリに記録する再生データ
入力手段1,2と,コンテンツデータに基づく再生信号
を生成する再生信号生成手段7,8と,外部メディアと
の間でコンテンツデータの授受を行う外部メディアイン
ターフェース9とを備え,内蔵メモリから外部メディア
へ転送するコンテンツデータを,当該データ記録再生装
置の識別情報である装置ID又は外部メディアから取得
した外部メディアの識別情報であるメディアIDのいず
れかを用いて暗号化し,暗号化されたコンテンツデータ
を暗号解読して再生する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,音楽データや映像
データ等のコンテンツデータを暗号化して外部メディア
へ転送,或いは外部から入力したコンテンツデータを内
蔵メモリに暗号化して記録及び再生するデータ記録再生
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来,音楽データや映像データ等のコン
テンツデータの著作権を保護する方法として,1回のみ
のコピーを許可して,いわゆる孫コピーをできないよう
にするSCMS(シリアル・コピー・マネージメント・
システム)等が知られている。これは,コピー先のコン
テンツデータに複製許可(禁止)情報を付加することに
より,孫コピーの際にこの複製許可情報をチェックして
コピーしないようにするものである。ところで,コンテ
ンツデータの私的利用のための記録の場合,デジタルデ
ータという利便性を活かして,コンテンツデータを編集
して記録し,自分用のライブラリを作成したいというニ
ーズが強い。特に,データの再生信号からコンテンツデ
ータを記録する場合,例えば,音楽CDのアナログ再生
信号からデータ記録(録音)する等の場合には,好みの
曲のみを選択して記録する等の編集機能を有することが
望まれる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし,前記SCMS
等の複写防止機能によれば,コンテンツデータ自体に複
製許可情報が付加されるため,これをチェックしない複
製装置等によってコピーされると,無制限にコピーされ
てしまうという問題点があった。また,例えば,音楽C
D等のデータの再生信号をデジタル記録する場合,連続
再生された全ての曲が連続してつながったデータとして
記録されてしまい,好みのデータのみを集めて記録する
等の編集ができず,コンテンツデータの編集の利便性が
低いという問題点もあった。従って,本発明は上記事情
に鑑みてなされたものであり,その目的とするところ
は,コンテンツデータの無制限コピーの防止と,コンテ
ンツデータの編集の利便性確保とを両立するデータ記録
再生装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は,コンテンツデータ等のデジタルデータを記
憶する内蔵メモリと,外部のデータ再生手段から所定の
再生データ信号を入力して該再生データ信号に基づく前
記コンテンツデータを前記内蔵メモリに記録する再生デ
ータ入力手段と,前記コンテンツデータに基づく再生信
号を生成する再生信号生成手段とを備えたデータ記録再
生装置において,所定の外部メディアとの間で前記コン
テンツデータの授受を行う外部メディアインターフェー
スと,前記内蔵メモリから前記外部メディアへ転送する
前記コンテンツデータを,当該データ記録再生装置の識
別情報である装置ID又は前記外部メディアから取得し
た該外部メディアの識別情報であるメディアIDのいず
れかを用いて暗号化する暗号化手段と,前記装置ID又
は前記メディアIDのいずれかを用いて暗号化された前
記コンテンツデータを暗号解読する暗号解読手段と,を
具備してなることを特徴とするデータ記録再生装置であ
る。これにより,前記外部メディアへ転送されるコンテ
ンツデータは暗号化され,その暗号解読に必要な前記装
置ID又は前記メディアIDはコンテンツデータ自体に
は付加されないので,例え他のメディアに孫コピーされ
ても再生(解読)できないという制限が加わるため,コ
ンテンツデータの著作権が保護される。
【0005】また,前記再生データ入力手段により前記
内蔵メモリに記録される前記コンテンツデータを,符号
化して圧縮するデータ符号化手段を具備するものも考え
られる。これにより,前記内蔵メモリがより小容量のも
ので実現でき,小型化,低コスト化が可能となる。
【0006】また,前記内蔵メモリから前記外部メディ
アに転送した前記コンテンツデータを,前記内蔵メモリ
から消去するよう構成されたものも考えられる。これに
より,転送済みのデータが内蔵メモリから消去されるの
で,内蔵メモリに記録されたコンテンツデータが,多く
の外部メディアに制限なく複製されることを防止でき
る。
【0007】また,前記暗号化手段により,暗号化され
ていない前記コンテンツデータを記憶する前記外部メデ
ィアから前記内蔵メモリへ転送する前記コンテンツデー
タも暗号化するよう構成されたものも考えられる。これ
により,よりデータの保護が強化される。
【0008】また,前記内蔵メモリに記録される前記コ
ンテンツデータを複数の区間データに区分するデータ区
分手段と,前記区間データごとに前記外部メディアへの
転送又は消去のいずれか一方又は両方を行う区間編集手
段と,を具備するものも考えられ,さらに,前記データ
区分手段が,前記区間データに区分する区切り位置を任
意に指定できるよう構成されたものも考えられる。これ
により,例えば,音楽CDの複数の曲データの中から好
みの曲データのみを集めて自分用のライブラリを作成す
ることができる。
【0009】また,前記区間編集手段が,前記暗号化手
段により暗号化されたデータについては,任意に指定さ
れた前記区切り位置により区分された前記区間データご
との前記外部メディアへの転送を行えないように構成さ
れたものも考えられる。これにより,暗号化がなさて前
記内蔵メモリに記録されるデータ,即ち,前記外部メデ
ィアから取り込んだコンテンツデータについては,任意
に指定された前記区切り位置による区分ごとには転送で
きないため,1つの単位(例えば1曲)のコンテンツデ
ータの一部(例えば1フレーズ)をつなぎ合わせたよう
な加工が施されたデータが前記外部メディアに複製され
ることを防止でき,より著作権の保護を強化できる。
【0010】また,前記コンテンツデータが音声データ
を含むものであり,前記データ区分手段が,前記音声デ
ータが所定の音声レベル以下である部分を前記区間デー
タに区分する区切り位置として自動的に区分できるよう
構成されたものも考えられる。通常,音楽CD等は,1
曲ごとに無音区間が設けられるので,1曲ごとに自動的
に区分されて便利である。
【0011】また,任意の前記区間データの区分を解除
する区分解除手段を具備してなるものも考えられる。こ
れにより,例えば,前述したように1曲ごとに自動的に
区分されたものを,数曲単位にまとめることも可能とな
る。
【0012】また,前記再生信号生成手段が,前記内蔵
メモリ内の1又は複数の前記コンテンツデータと前記外
部メディアが有する1又は複数の前記コンテンツデータ
との一方又は両方について連続して前記再生信号を生成
可能に構成されたものであってもよい。これにより,内
蔵メモリの容量に限られず,外部メディアも含めたより
大容量のライブラリを作成することが可能となる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下添付図面を参照しながら,本
発明の実施の形態及び実施例について説明し,本発明の
理解に供する。尚,以下の実施の形態及び実施例は,本
発明を具体化した一例であって,本発明の技術的範囲を
限定する性格のものではない。ここに,図1は本発明の
実施の形態に係る録音再生装置Xの構成を表すブロック
図,図2は本発明の実施の形態に係る録音再生装置Xに
おける録音時の処理手順を表すフローチャート,図3は
本発明の実施の形態に係る録音再生装置Xにおけるコン
テンツデータの通常の再生時の処理手順を表すフローチ
ャート,図4は本発明の実施の形態に係る録音再生装置
Xにおけるコンテンツデータの通常の再生時の処理の一
部である再生処理の部分のみの手順を表すフローチャー
ト,図5は本発明の実施の形態に係る録音再生装置Xに
おける外部メディアから内蔵メモリへのデータ転送の処
理手順を表すフローチャート,図6は本発明の実施の形
態に係る録音再生装置Xにおける内蔵メモリから外部メ
ディアへのデータ転送の処理手順を表すフローチャー
ト,図7は本発明の実施の形態に係る録音再生装置Xに
おける内蔵メモリ内及び外部メディア内のコンテンツデ
ータの連続再生時の処理手順を表すフローチャート,図
8は本発明の実施の形態に係る録音再生装置Xの内蔵メ
モリの内部データ管理を説明する概念図である。
【0014】まず,図1を用いて,本発明の実施の形態
に係る録音再生装置Xの構成について説明する。図1に
示すように,録音再生装置Xは,オーディオ機器等,外
部の音声データ再生装置から音声再生信号(アナログ再
生信号)をいわゆる「LINE IN」として入力し,
デジタルデータであるコンテンツデータへ変換するAD
変換部1(ADC)と,AD変換後のコンテンツデータ
を圧縮するために所定の符号化を行うDSP等であるデ
ータ符号化部2と,各種操作スイッチ,ボタン等(不図
示)から構成される操作部3と,当該録音再生装置Xの
状態等を表示する液晶パネル等である表示部4と,CP
U,ROM,RAM等(不図示)から構成され,前記C
PU内のオンチップROM若しくは前記ROM(以下,
これらを合わせて単にROMという)に記憶された所定
のプログラムを実行することによりコンテンツデータそ
の他のデータに関する演算処理を行う制御部5と,音声
のコンテンツデータ(音声データ)及びそれに関連する
データを記憶する不揮発性の内蔵メモリ6と,前記デー
タ符号化部2により前記符号化がなされた符号化データ
を符号化前のデータに復号化するDSP等であるデータ
復号化部7と,前記復号化されたデータをヘッドホン等
によって再生できる前記アナログ再生信号へ変換するD
A変換部8(DAC)と,当該録音再生装置Xに固有の
識別情報である装置IDを記憶するROM等のメモリで
ある装置ID記憶部9と,外部の記憶メディアとの間で
コンテンツデータの授受を行うインターフェースである
外部メディアインターフェース10とを具備している。
前記データ符号化部2における前記符号化の方式として
は,MPEG−1若しくはMPEG−2のlayer−
1〜3,TwinVQ等のデータ圧縮方式が知られてい
る。また,前記外部メディアとしては,SDカード,メ
モリスティック,スマートメディア,CD−ROM,ハ
ードディスク,フロッピー(登録商標)ディスク等の各
種メモリが知られており,前記外部メディアインターフ
ェース10は,これらの外部メディアと直結するインタ
ーフェースとすることや,USBインターフェースやパ
ーソナルコンピュータを介して前記外部メディアにアク
セス可能に構成することも考えられる。また,前記制御
部5は,前記ROM内の所定のプログラムを実行するこ
とにより,前記操作部3からの操作入力に応じた本録音
再生装置X全体の動作及び前記表示部4への表示を制御
する機能を有するとともに,前記内蔵メモリ6のコンテ
ンツデータ及び前記外部メディアから読み出されたコン
テンツデータを前記装置IDを用いて暗号化した暗号化
データに変換する暗号化機能及び,該暗号化データを前
記装置IDを用いて暗号解読して前記暗号化前のデータ
に変換する暗号解読機能を有している。前記暗号化デー
タは前記装置IDを用いなければ暗号解読できず,その
再生もできない。前記暗号化及び復号化の方式として
は,例えば,DES(Data Encryption Standard)やI
DEA(Improved Data Encryption Algorithm)等が知
られている。本録音再生装置Xは,前記AD変換部1か
ら入力した前記アナログ再生信号をコンテンツデータと
して前記内蔵メモリ6に記録する録音機能,前記内蔵メ
モリ6に記録されたコンテンツデータを前記DA変換部
8からアナログ再生信号として出力する通常の再生機能
の他,前記内蔵メモリ6及び前記外部メディアに記録さ
れたコンテンツデータのそれぞれを連続して再生する連
続再生機能,前記内蔵メモリ6と前記外部メディアとの
間でコンテンツデータを相互に転送するデータ転送機
能,並びに前記内蔵メモリ6内のコンテンツデータを消
去するデータ消去機能等を有する。以下,これら各機能
について詳説する。
【0015】(録音)まず,図2を用いて前記録音機能
の処理手順について説明する。以下,S101,S10
1,…は,処理手順(ステップ)の番号を表すものとす
る。前記操作部3から所定の録音開始操作がなされる
と,図2の処理が開始され,前記制御部5により,前記
内蔵メモリ6がメモリフル(空き容量がない状態)であ
るか否かが判別される(S101)。ここで,前記メモ
リフルではないと判別されると,前記制御部5により,
前記操作部3からの操作入力が確認された後(S10
2),所定のSTOP操作がなされたか否かが判別され
(S103),該STOP操作がなされていないと判別
された場合は,前記AD変換部1により前記アナログ再
生信号がAD変換されて生成されたコンテンツデータの
所定の1ブロック分(以下,ブロックデータという)が
前記データ符号化部2に受信され(S104),該ブロ
ックデータが前記データ符号化部2によって前記符号化
(圧縮化)された後(S105),符号化後の前記ブロ
ックデータが前記制御部5によって前記内蔵メモリ6に
記録され(S106),さらに,S104で受信された
前記ブロックデータが,録音が開始されて最初の前記ブ
ロックデータであるか否かが判別される(S107)。
ここで,前記ブロックデータが最初のものであると判別
された場合は(S107のYES側),図8に示すよう
に,前記内蔵メモリ6において前記ブロックデータを記
録した先頭アドレスを指すポインタ情報である開始ポイ
ンタ51をデータ管理情報50として前記制御部5によ
り前記内蔵メモリ6に記録した後(S110),S10
1へ戻って前述した処理が繰り返される。一方,S10
7において,S104で受信された前記ブロックデータ
が,録音を開始して最初のものでない(2つ目以降であ
る)と判別された場合は(S107のNO側),前記ブ
ロックデータが,無音データであるか否かが判別される
(S108)。前記無音データであるか否かの判別は,
前記ブロックデータが,所定の音声レベル以下(ボリュ
ームレベルが所定レベル以下)の音声データであるか否
かによって判別される。ここで,前記ブロックデータが
前記無音データであると判別された場合は(S108の
YES側),図8に示すように,前記内蔵メモリ6にお
いて前記無音データ(前記ブロックデータ)を記録した
先頭アドレスを指すポインタ情報である境界ポインタ5
2をデータ管理情報50として前記制御部5により前記
内蔵メモリ6に記録した後(S109),S101へ戻
って前述した処理が繰り返される。一般的に,音楽のコ
ンテンツデータでは,曲と曲との間に無音のデータ領域
が設けられるので,前記無音データが記録されたアドレ
スを指す前記境界ポインタ52は,音楽データにおける
各曲データの区切り位置(アドレス)を指すものとな
る。一方,S108において,前記ブロックデータが前
記無音データでないと判別された場合は,S101へ戻
って前述した処理が繰り返される。このようにして,前
述したS101〜S110の処理が繰り返され,前記ブ
ロックデータが前記内蔵メモリ6に順次記録される。こ
の処理S101〜S110の途中で,前記内蔵メモリ6
が前記メモリフルとなったと判別された場合(S101
のYES側),又は,前記操作部3から前記STOP操
作がなされたと判別された場合(S103のYES側)
には,前記ブロックデータが少なくとも1つ以上前記内
蔵メモリ6に記録されたか否かが判別され(S11
1),1つ以上記録されたと判別された場合には,最後
に記録した前記ブロックデータの後尾アドレスを指すポ
インタ情報である終了ポインタ53が前記データ管理情
報50として記録された後,処理が終了する。一方,前
記ブロックデータが1つも記録されなかったと判別され
た場合は(S111のNO側),そのまま処理が終了す
る。ここで,図2には示していないが,前述したS10
9の処理において,前記無音データが連続する場合に
は,最初の前記無音データについてのみ前記境界ポイン
タ52が記録される。もちろん,連続する前記無音デー
タのうち,最後の1つ或いは最初と最後等の複数を選択
し,選択された無音データについてのみ前記境界ポイン
タ52を記録する等,他の記録方法も考えられる。この
ように,前記データ管理情報50により,前記開始ポイ
ンタ51から前記終了ポインタ53までのデータ(1回
の録音により記録されたデータ)が,前記境界ポインタ
52によって,1曲分ごとの区間データ(無音データ領
域から次の無音データ領域までのデータ)として自動的
に区分されることとなる。
【0016】(通常の再生)次に,図3を用いて,前記
内蔵メモリ6に記録されたコンテンツデータを再生する
通常の再生機能について説明する。まず,前記操作部3
により,コンテンツデータの再生開始位置として前記開
始ポインタ51又は前記境界ポインタ52のいずれかが
指定入力される(S201)。前記境界ポインタ52
は,前述したようにコンテンツデータの録音時に自動的
に設定される他に,後述する所定の操作により,利用者
が任意の位置に設定することもできる。ここで,前記開
始ポインタ51又は前記境界ポインタ52の指定は,例
えば,各ポインタ51,52それぞれに対応するデータ
名やデータ番号(曲1,曲2等)等の選択肢を前記表示
部4に表示させ,前記操作部3の操作によって選択する
等によって行われる。前記データ名等の設定(前記各ポ
インタ51,52との対応づけ)は,前記各ポインタ5
1,52を記録する際に前記データ管理情報として前記
内蔵メモリ6に記録する等が考えられる。次に,前記制
御部5により,S201で指定された前記開始位置から
所定の1ブロック分のコンテンツデータが再生ブロック
データとして読み出され(S202),該再生ブロック
データが図4に示す再生処理により前記アナログ再生信
号に変換されてヘッドホン等へ出力される(S20
3)。
【0017】図4に示すS203の再生処理では,前記
制御部5により,前記再生ブロックデータが前記暗号化
データであるか否かが判別され(S231),前記暗号
化データであると判別された場合は,前記装置ID記憶
部9内の前記装置IDを用いて暗号解読された後(S2
34),S232へ移行する。一方,S231におい
て,前記暗号化データでないと判別された場合は,その
ままS232へ移行する。次に,S232において,前
記制御部5により,前記暗号解読がなされた(或いは,
元々暗号化されていない)前記再生ブロックデータが,
前記符号化データであるか否かが判別され,前記符号化
データであると判別された場合は,前記復号化部7によ
る前記復号化がなされた後(S235),S233へ移
行する。一方,S232において,前記復号化データで
ないと判別された場合は,そのままS233へ移行す
る。次に,S233において,前記復号化がなされた
(或いは,元々符号化されていない)前記再生ブロック
データに基づき,前記DA変換部8によって前記アナロ
グ再生信号が生成されてヘッドホン等へ出力される。
【0018】次に,前記制御部5により,前記操作部3
からの操作入力が確認され(S204),所定のSTO
P操作がなされたか否かの判別(S205)及び,所定
の一時停止操作がなされたか否かの判別(S206)が
なされる。ここで,いずれの操作もなされていないと判
別された場合は(S206のNO側),前記内蔵メモリ
6に,次のコンテンツデータが存在するか否かが判別さ
れ(S207),次のコンテンツデータが存在すると判
別された場合は,次の1ブロック分のデータが前記再生
ブロックデータとして読み出された後(S208),S
203へ戻って前述した再生処理が繰り返される。
【0019】一方,S206において,前記一時停止操
作がなされたと判別された場合には(S206のYES
側),前記制御部5により,さらに前記操作部3からの
操作入力が確認され(S211),所定の区切り指定操
作がなされたか否かの判別(S212),所定の区切り
解除操作がなされたか否かの判別(S213),及び再
度の前記一時停止操作がなされたか否かの判別(21
4)がなされる。ここで,前記区切り指定操作がなされ
たと判別された場合には(S212のYES側),その
時点で読み出されている前記ブロックデータの先頭アド
レスを指すポインタ情報が,前記境界ポインタ52とし
て前記データ管理情報50に追加設定された後(S22
1),S211へ戻って処理が繰り返される。これによ
り,例えば,利用者が独自に作成した音声データ等,音
楽CDのデータのように必ずしもひとまとまりのデータ
ごとに前記無音データが存在するとは限らない音声デー
タについても,複数の区間データに区分することが可能
となる。さらに,音楽CDのデータ等の場合であって
も,さらに小さな単位(例えば,1フレーズのみ)に区
分することが可能となる。一方,前記区切り解除操作が
なされたと判別された場合には(S213のYES
側),その時点で読み出されている前記ブロックデータ
の近傍において,最も近いアドレスに設定されている前
記境界ポインタ52が前記データ管理情報から削除され
た後(S222),S211へ戻って処理が繰り返され
る。これにより,一度設定された前記境界ポインタ52
を解除することも可能となる。また,再度の前記一時停
止操作がなされたと判別された場合(即ち,一時停止状
態が解除された場合)は,S207へ移行して,次のデ
ータの再生処理に戻るが,そうでない場合は,そのまま
S211へ戻って前述した区切り指定/解除の処理が繰
り返される。以上の処理S201〜S222が繰り返さ
れている途中で,前記STOP操作がなされたと判別さ
れた場合(S206のYES側),又は次のデータが存
在しないと判別された場合(S207のNO側)には,
処理が終了する。
【0020】(連続再生)本録音再生装置Xは,前記内
蔵メモリ6のコンテンツデータの再生機能(図2)に加
え,前記内蔵メモリ6内のコンテンツデータと前記外部
メディア内のコンテンツデータとを連続して再生する前
記連続再生機能も有している。以下,図7を用いて,前
記連続再生機能の処理手順について説明する。前記操作
部3から所定の連続再生操作がなされると,図7の処理
が開始され,前記制御部5により,前記内蔵メモリ6内
にコンテンツデータが存在するか否かが判別され(S4
01),存在すると判別されると,コンテンツデータの
読出し先が前記内蔵メモリ6に設定され(402),設
定された読出し先の先頭に位置するコンテンツデータか
ら所定の1ブロック分のデータが前記再生ブロックデー
タとして読み出され(S403),該再生ブロックデー
タについて前述した再生処理(図4)がなされる(S4
04)。次に,前記操作部3からの入力が確認され(S
405),所定のSTOP操作入力がなされたか否かの
判別(S406),及び所定の一時停止操作入力がなさ
れたか否かの判別(S407)がなされる。前記STO
P操作がなされたと判別された場合は(S406のYE
S側),そのまま処理が終了する。また,前記一時停止
操作がなされたと判別された場合は(S407のYES
側),再度の前記一時停止操作がなされるまでループす
る(S413)。一方,前記STOP操作入力及び前記
一時停止操作入力のいずれもなされていないと判別され
た場合(S407のNO側),又は前記一時停止操作が
なされた後,再度の前記一時停止操作がなされたと判別
された場合は(S413のYES側),前記読出し先に
次のコンテンツデータが存在するか否かが判別され(S
408),存在すると判別された場合には,次の1ブロ
ック分の前記再生ブロックデータが読み出された後(S
414),S404へ戻って前述した再生処理が繰り返
される。
【0021】一方,S408において,前記読出し先に
次のコンテンツデータが存在しないと判別された場合
は,その時点の前記読出し先が,前記内蔵メモリ6であ
るか否かが判別され(S409),前記内蔵メモリ6で
あると判別された場合は,S411へ移行する。S41
1において,前記外部メディアにコンテンツデータが存
在すると判別された場合(S411のYES側)には,
今度は前記外部メディアが前記読出し先として設定され
た後(S412),S403へ移行して,前記外部メデ
ィア内の全てのコンテンツデータが再生されるまで,或
いは前記STOP操作入力がなされるまで前述した再生
処理が繰り返される。また,S401において,前記内
蔵メモリ6にコンテンツデータが存在しないと判別され
た場合にもS411へ移行し,前記外部メディアにコン
テンツデータが存在すると判別された場合(S411の
YES側)には,S412へ移行して前記読出し先が前
記外部メディアに設定された後,前記外部メディア内の
コンテンツデータについてS403以降の再生処理がな
される。一方,前記外部メディアにコンテンツデータが
存在しないと判別された場合は(S411のNO側),
そのまま処理が終了する。このように,前記内蔵メモリ
6内のコンテンツデータだけでなく,前記外部メディア
内のコンテンツデータも再生できるので,前記内蔵メモ
リ6のデータ容量に限られずにより多くのコンテンツデ
ータを連続して再生できる。
【0022】(データ転送 外部メディア→内蔵メモ
リ)次に,図5を用いて,前記データ転送機能のうち,
前記外部メディア内のコンテンツデータを前記内蔵メモ
リ6に転送する場合の処理について説明する。まず,前
記操作部3により,前記外部メディアに存在するデジタ
ルデータのうちから前記内蔵メモリ6に転送するデータ
の指定入力が行われる(S301)。このとき,前記制
御部5により,前記外部メディアから読み出されたデジ
タルデータの選択肢(ファイル名等)が前記表示部4に
よって表示され,利用者はその選択肢のなかから所望の
データを選択して指定する。次に,選択されたコンテン
ツデータのサイズに基づき,前記内蔵メモリ6に十分な
空きスペースがあるか否かが判別され(S302),十
分な空きスペースがないと判別された場合は,転送を中
止する旨のメッセージが前記表示部4に表示された後
(S307),処理が終了する。一方,S302におい
て,十分な空きスペースがあると判別された場合は,S
301で指定されたコンテンツデータが前記暗号化デー
タであるか否かが判別され(S303),前記暗号化デ
ータではないと判別された場合は,前記制御部5により
前記外部メディアからS301で指定されたデジタルデ
ータが読み出され,これが前記装置ID記憶部9内の前
記装置IDを用いて前記暗号化データに変換された後
(S304),該暗号化データが前記内蔵メモリ6に書
き込まれる(S305)。一方,S303において,S
301で指定されたコンテンツデータが前記暗号化デー
タであると判別された場合は,該暗号化データが前記内
蔵メモリ6に書き込まれる(S305)。次に,S30
5で書き込まれたデータの前記内蔵メモリ6における先
頭アドレス及び最後尾アドレスのそれぞれを指すポイン
タ情報である前記開始ポインタ51及び前記終了ポイン
タ53が,前記データ管理情報として前記内蔵メモリ6
に記録された後(S306),処理が終了する。
【0023】(データ転送 内蔵メモリ→外部メディ
ア)次に,図6を用いて,前記データ転送機能のうち,
前記内蔵メモリ6内のデジタルデータを前記外部メディ
アに転送する場合の処理について説明する。まず,前記
操作部5により,前記内蔵メモリ6から前記外部メディ
アに転送するデジタルデータである転送データの区間の
指定入力がなされる(S311)。このとき,前記表示
部4により,前記開始ポインタ51それぞれに対応する
データ名やデータ番号(曲1,曲2等)が選択肢として
表示され,前記転送データの指定は,その開始アドレス
を指す前記開始ポインタ51が前記選択肢から選択され
ることにより行われる。即ち,選択された前記開始ポイ
ンタ51が指す先頭アドレスから,これに対応する前記
終了ポインタ53が指す最後尾アドレスまでの区間のデ
ータが前記転送データとなる。次に,S311で指定さ
れた前記転送データが,前記暗号化データであるか否か
が判別され(S312),前記暗号化データでないと判
別された場合は,前記操作部3によって前記転送データ
に対して設定されている前記境界ポインタ52の入力が
なされることにより,前記転送データの区間(先頭アド
レス〜最後尾アドレス)がさらに絞り込まれて指定され
る(S313)。前記転送データの区間の指定方法とし
ては,例えば前述したコンテンツデータの通常の再生中
の一時停止操作により,一時停止した位置に記録された
前記ブロックデータを含む区間(該ブロックデータの前
及び後のそれぞれにおいて最も近い位置に設定された前
記ポインタ51〜53で区切られる区間)のデータを前
記転送データとする方法等も考えられる。さらに,この
ようにして絞り込まれた前記転送データが前記制御部5
により,前記装置ID記憶部9内の前記装置IDを用い
て暗号化された後(S314),S315へ移行する。
これにより,前記装置IDによる暗号化がなされずに前
記内蔵メモリ6に記録されるデータ,即ち,前記AD変
換部1経由で入力される前記アナログ再生信号に基づく
コンテンツデータについては,前記境界ポインタ52に
より区分された区間データごとに前記転送データを指定
することが可能となる。もちろん,暗号化されていない
データについても,前記開始ポインタ51から前記終了
ポインタ52までの全体を指定できるようにし,この指
定方法と,前記境界ポインタ52により指定する方法と
を選択できるようにしてもよい。一方,S312におい
て,S311で指定された前記転送データが前記暗号化
データであると判別された場合は,そのままS315へ
移行する。次に,S315において,前記制御部5によ
り,S311で指定された前記転送データ又はS314
で暗号化された前記転送データのサイズに基づいて前記
外部メディアに十分な空きスペースがあるか否かが判別
され,十分な空きスペースがあると判別された場合は,
前記転送データが前記外部メディアに転送(書き込み)
される(S316)。さらに,前記制御部5により,前
記転送データが前記内蔵メモリ6から消去された後(S
317),処理が終了する。このように,転送済みの前
記転送データが前記内蔵メモリ6から消去されるので,
前記内蔵メモリ6に記録されたコンテンツデータが,多
くの前記外部メディアに制限なく複製されることを防止
できる。一方,S315において,前記外部メディアに
十分な空きスペースがないと判別された場合は,転送を
中止する旨のメッセージが前記表示部4により表示され
た後(S318),処理が終了する。
【0024】(データ消去)次に,前記データ消去機能
について説明する。前記データ消去機能の手順におい
て,消去するデータの区間の指定方法は,図6に示した
前記内蔵メモリ6から前記外部メディアへの前記データ
転送機能の処理におけるS311〜S314の処理と同
様であり,指定された区間のデータが,前記操作部3か
らの所定の消去操作により,前記制御部5によって前記
内蔵メモリ6から消去される。これにより,前記装置I
Dによる暗号化がなされずに前記内蔵メモリ6に記録さ
れるデータ,即ち,前記AD変換部1経由で入力される
前記音声再生信号に基づくコンテンツデータについて
は,前記開始ポインタ51,前記終了ポインタ52,及
び任意に設定された前記境界ポインタ52によって区分
されるデータごとに,前記外部メディアから転送された
コンテンツデータについては,転送された単位ごとにそ
れぞれ前記内蔵メモリ6から消去できる。
【0025】以上説明したように,前記装置IDによる
暗号化がなされずに前記内蔵メモリ6に記録されるデー
タ,即ち,前記AD変換部1経由で入力される前記アナ
ログ再生信号に基づくコンテンツデータについては,前
記開始ポインタ51,前記終了ポインタ52,及び任意
に設定可能な前記境界ポインタ52によって区分される
区間データごとに前記内蔵メモリ6から前記外部メディ
アへ転送できるので,例えば,音楽CD1枚分のコンテ
ンツデータを前記内蔵メモリ6に録音し,その中から好
みの曲,或いは好みのフレーズのみを前記外部メディア
に一度退避させ,これを1枚又は複数枚の音楽CDにつ
いて行うことにより,好みの曲等を集めた自分用のライ
ブラリを前記外部メディア又は前記内蔵メモリ6に作成
して再生再生することが可能となる。また,前記外部メ
ディアに記憶されているコンテンツデータについても,
1曲単位でファイル化されている等の場合には,その単
位ごとに前記内蔵メモリ6に転送することにより,自分
用のライブラリを作成することが可能となる。また,前
記開始ポインタ51,前記終了ポインタ53,及び前記
境界ポインタ52は,再生時のいわゆる頭出しにも活用
することができ便利である。一方,当該録音再生装置X
を経由して前記外部メディアに転送するデータは,必ず
前記装置IDを用いた暗号化がなされ,該装置IDはコ
ンテンツデータには付加されないので,他の再生装置で
は再生(解読)することができないという制限が加わ
り,データの著作権が保護される。また,前記装置ID
による暗号化がなさて前記内蔵メモリ6に記録されるデ
ータ,即ち,前記外部メディアから取り込んだコンテン
ツデータについては,前記内蔵メモリ6に記録されてい
る限りは,前記境界ポインタ52の任意設定により,前
記頭出し等の利便性を高められる一方,前記外部メディ
アへのデータ転送においては,任意設定された前記境界
ポインタ52による区分ごとには転送できないように構
成されているため,1つの単位(例えば1曲)のコンテ
ンツデータの一部(例えば1フレーズ)をつなぎ合わせ
たような加工が施されたデータが前記外部メディアに複
製されることを防止でき,より著作権の保護を強化でき
る。
【0026】
【実施例】前記録音再生装置Xでは,コンテンツデータ
の暗号化及び暗号解読の際に,前記装置IDを用いてい
るが,前記外部メディアがそれぞれ固有の識別情報であ
るメディアIDを有するものである場合には,前記装置
IDに代えて,前記メディアIDを用いてコンテンツデ
ータの暗号化及び暗号解読を行うよう構成したものも考
えられる。この場合,同様の再生機能を有する他の再生
装置でも再生が可能となるが,前記外部メディアから別
のメディアへいわゆる孫コピーが行われても,前記メデ
ィアIDが異なる(或いは存在しない)ために再生する
ことができないという制限が加わるので,コンテンツデ
ータの著作権が保護される。また,前述した実施の形態
では,コンテンツデータとして音楽データを対象とした
例を示したが,映像データや映像データと音声データの
両方を含むコンテンツデータの記録再生装置への適用も
もちろん可能である。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように,音楽CD等の再生
信号をデジタル記録する場合でも,1曲ごと或いは任意
に区分して好みのデータのみを集めて記録する等の編集
が可能となり,コンテンツデータの編集時の利便性が高
い。その一方で,外部メディアに転送するデータは必ず
暗号化され,暗号化に用いるIDはコンテンツデータ自
体には付加されないので,他の再生装置での再生,或い
は孫コピーされた外部メディアからの再生をすることが
できないという制限が加わり,データの著作権が保護さ
れる。従って,コンテンツデータの無制限コピーの防止
と,コンテンツデータの編集の利便性確保とを両立する
ことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る録音再生装置Xの構
成を表すブロック図。
【図2】本発明の実施の形態に係る録音再生装置Xにお
ける録音時の処理手順を表すフローチャート。
【図3】本発明の実施の形態に係る録音再生装置Xにお
けるコンテンツデータの通常の再生時の処理手順を表す
フローチャート。
【図4】本発明の実施の形態に係る録音再生装置Xにお
けるコンテンツデータの通常の再生時の処理の一部であ
る再生処理の部分のみの手順を表すフローチャート。
【図5】本発明の実施の形態に係る録音再生装置Xにお
ける外部メディアから内蔵メモリへのデータ転送の処理
手順を表すフローチャート。
【図6】本発明の実施の形態に係る録音再生装置Xにお
ける内蔵メモリから外部メディアへのデータ転送の処理
手順を表すフローチャート。
【図7】本発明の実施の形態に係る録音再生装置Xにお
ける内蔵メモリ内及び外部メディア内のコンテンツデー
タの連続再生時の処理手順を表すフローチャート。
【図8】本発明の実施の形態に係る録音再生装置Xの内
蔵メモリの内部データ管理を説明する概念図。
【符号の説明】
1…AD変換部(ADC) 2…データ符号化部 3…操作部 4…表示部 5…制御部 6…内蔵メモリ 7…データ復号化部 8…DA変換部(DAC) 9…装置ID記憶部 10…外部メディアインターフェース 50…データ管理情報 51…開始ポインタ51 52…境界ポインタ 53…終了ポインタ S101,S102,,…処理手順(ステップ)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 村上 茂樹 兵庫県神戸市西区高塚台1丁目5番5号 株式会社神戸製鋼所神戸総合技術研究所内 (72)発明者 稗方 孝之 兵庫県神戸市西区高塚台1丁目5番5号 株式会社神戸製鋼所神戸総合技術研究所内 Fターム(参考) 5C052 AB02 DD04 DD06 5C053 FA13 FA15 JA01 JA21 LA11 5D044 AB05 BC04 CC04 DE50 EF05 FG18 GK08 GK12 GK17 HL08 HL14 5D110 AA14 AA27 CA16 CA32 CB04 CD02 CF26

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンテンツデータ等のデジタルデータを
    記憶する内蔵メモリと,所定の外部メディアとの間で前
    記コンテンツデータの授受を行う外部メディアインター
    フェースと,前記コンテンツデータに基づく再生信号を
    生成する再生信号生成手段とを備えたデータ記録再生装
    置において,前記内蔵メモリから前記外部メディアへ転
    送する前記コンテンツデータを,当該データ記録再生装
    置の識別情報である装置ID又は前記外部メディアから
    取得した該外部メディアの識別情報であるメディアID
    のいずれかを用いて暗号化する暗号化手段と,前記装置
    ID又は前記メディアIDのいずれかを用いて暗号化さ
    れた前記コンテンツデータを暗号解読する暗号解読手段
    と,を具備してなることを特徴とするデータ記録再生装
    置。
  2. 【請求項2】 外部から所定の再生データ信号を入力し
    て該再生データ信号に基づく前記コンテンツデータを前
    記内蔵メモリに記録する再生データ入力手段を具備して
    なる請求項1に記載のデータ記録再生装置。
  3. 【請求項3】 前記再生データ入力手段により前記内蔵
    メモリに記録される前記コンテンツデータを,符号化し
    て圧縮するデータ符号化手段を具備してなる請求項2に
    記載のデータ記録再生装置。
  4. 【請求項4】 前記内蔵メモリから前記外部メディアに
    転送した前記コンテンツデータを,前記内蔵メモリから
    消去するよう構成された請求項1〜3のいずれかに記載
    のデータ記録再生装置。
  5. 【請求項5】 前記暗号化手段により,暗号化されてい
    ない前記コンテンツデータを記憶する前記外部メディア
    から前記内蔵メモリへ転送する前記コンテンツデータも
    暗号化するよう構成された請求項1〜4のいずれかに記
    載のデータ記録再生装置。
  6. 【請求項6】 前記内蔵メモリに記録される前記コンテ
    ンツデータを複数の区間データに区分するデータ区分手
    段と,前記区間データごとに前記外部メディアへの転送
    又は消去のいずれか一方又は両方を行う区間編集手段
    と,を具備してなる請求項1〜5のいずれかに記載のデ
    ータ記録再生装置。
  7. 【請求項7】 前記データ区分手段が,前記区間データ
    に区分する区切り位置を任意に指定できるよう構成され
    た請求項6に記載のデータ記録再生装置。
  8. 【請求項8】 前記区間編集手段が,前記暗号化手段に
    より暗号化されたデータについては,任意に指定された
    前記区切り位置により区分された前記区間データごとの
    前記外部メディアへの転送を行えないように構成されて
    なる請求項7に記載のデータ記録再生装置。
  9. 【請求項9】 前記コンテンツデータが音声データを含
    むものであり,前記データ区分手段が,前記音声データ
    が所定の音声レベル以下である部分を前記区間データに
    区分する区切り位置として自動的に区分できるよう構成
    された請求項6〜8のいずれかに記載のデータ記録再生
    装置。
  10. 【請求項10】 任意の前記区間データの区分を解除す
    る区分解除手段を具備してなる請求項6〜9のいずれか
    に記載のデータ記録再生装置。
  11. 【請求項11】 前記再生信号生成手段が,前記内蔵メ
    モリ内の1又は複数の前記コンテンツデータと前記外部
    メディアが有する1又は複数の前記コンテンツデータと
    の一方又は両方について連続して前記再生信号を生成可
    能に構成された請求項1〜10のいずれかに記載のデー
    タ記録再生装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010044839A (ja) * 2008-08-18 2010-02-25 Sony Corp 情報処理装置、およびデータ処理方法、並びにプログラム

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