JP2003158455A - 推測方法および装置ならびに標本化装置 - Google Patents

推測方法および装置ならびに標本化装置

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JP2003158455A JP2001356098A JP2001356098A JP2003158455A JP 2003158455 A JP2003158455 A JP 2003158455A JP 2001356098 A JP2001356098 A JP 2001356098A JP 2001356098 A JP2001356098 A JP 2001356098A JP 2003158455 A JP2003158455 A JP 2003158455A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】レンジング時間を短縮した標本化装置の提供 【解決手段】標本化手段を2以上備える標本化装置にお
いて、各標本化手段で同時に信号を標本化し、その後
に、いずれかの標本化手段が標本化した値を用いる事に
より、レンジングの為の標本化作業を排除し、レンジン
グに要する時間を短縮する。また、いずれかの標本化手
段を選択するために、それぞれの標本化手段において、
その標本値に適切な閾値を設ける事により、標本化手段
に入力された信号の瞬時値が、標本化手段の入力範囲を
超える可能性について推定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アナログ信号を標本化
してディジタル化し出力する標本化装置に係り、特に、
複数の入力レンジを有する標本化装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子測定器では、信号の受信部におい
て、アナログディジタル変換器(以降、ADCとも称す
る)が多用されている。ADCに入力される信号の全幅
が、ADCのフルスケールに近いほど、高いダイナミッ
クレンジで信号を標本化する事ができるので、電子測定
器では、ADCの前に増幅器を設けて標本化装置を構成
し、ADCに入力される信号の全幅がADCのフルスケ
ールに近くなるように増幅している。ここで、従来から
ある、増幅器を備えて複数の入力レンジを有した標本化
装置を、図1に例示する。以降、入力レンジは入力範囲
とも称する。図1において、標本化装置100は、入力
端子110と、スイッチ120と、増幅器130と、A
DC140と、出力端子150とを備えている。増幅器
は、入力端子110とスイッチ120との間に設けら
れ、入力端子110から入力された信号振幅を増幅し
て、スイッチ120に出力する。スイッチ120は、入
力端子110と増幅器130とADC140とに接続さ
れ、入力端子110または増幅器130のいずれかを選
択的に、ADC140へ接続する。ADC140は、入
力された信号を標本化し、その標本値をディジタルデー
タに変換して出力端子150に出力する。標本化装置1
00は、上記のように構成され、2つの入力レンジを有
する。すなわち、入力端子110に入力された信号を、
直接もしくは増幅して標本化する。ここで、入力端子1
10に入力された信号を直接標本化する設定を、ローゲ
インレンジと称する。また、同じく入力された信号を増
幅して標本化する設定を、ハイゲインレンジと称する。
【0003】このように、2つの入力レンジを有する標
本化装置100において、大振幅信号をハイゲインレン
ジで標本化しようとした場合、信号の瞬時値がADC1
40の入力範囲を超過してしまい、有効な値を標本化で
きない事がある。そこで、複数の入力レンジを有する標
本化装置100では、標本化に適したレンジに切り替え
る作業が必要となる。この作業は、一般的に、レンジン
グと称される。例えば、図1に示す標本化装置100で
レンジングを行う場合の一般的な手順は、次の通りであ
る。まず、レンジをローゲインレンジに切り替える。そ
して、ADC140で標本化を行う。標本化は、標本化
装置100に入力される信号の1周期間行う。入力され
る信号が正弦波信号など対称的な波形であれば、半周期
間でも良い。次に、ハイゲインレンジで標本化した時に
ADC140の入力範囲を超過する値を閾値とし、全て
の標本値を当該閾値と比較して、全ての標本値が当該閾
値未満であれば、スイッチを切り替えてハイゲインレン
ジに変更し正規の標本化を行う。もし、少なくとも1つ
の標本値が当該閾値以上であれば、ローゲインレンジの
まま正規の標本化を行う。
【0004】このように従来のレンジング手順では、レ
ンジングの為の標本化に、標本化装置に入力される信号
の少なくとも半周期間を要する。この時間は、入力され
る信号の周期が長いほど顕著である。また、場合によっ
ては、スイッチの切替も発生するので、スイッチ切替に
よる信号の過渡応答が収束するまでの時間も要する。こ
れらの時間は、電子測定器においては測定時間の一部と
なり、測定の高速化を阻害する一因となっている。昨
今、測定時間は製造コストなどに反映する事から、測定
時間の短縮が切望されており、標本化装置において、レ
ンジングおよび標本化の時間を短縮する事が切望されて
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の従来
技術の問題点を解消することを課題とするものであっ
て、その目的とするところは、標本化手段を2以上備え
る標本化装置において、各標本化手段で同時に信号を標
本化し、その後に、いずれかの標本化手段が標本化した
値を用いる事により、レンジングの為の標本化作業を排
除し、レンジングに要する時間を短縮する事である。ま
た、他の目的は、標本化手段の標本値に適切な閾値を設
ける事により、標本化手段に入力された信号の瞬時値
が、標本化手段の入力範囲を超える可能性を推定できる
ようにする事である。
【0006】
【課題を解決しようとする手段】要するに、本第一発明
は、少なくとも2つの標本化手段と、前記標本化手段を
選択する選択手段とを備え、前記選択手段によって選択
された標本化手段による標本値を、その出力と為す標本
化装置であって、前記標本化手段は、その周波数が既知
の同一正弦波信号を、1周期あたり3以上のN点で標本
化する手段であり、前記選択手段は、前記正弦波信号の
標本値の絶対値が全て閾値未満である前記標本化手段の
うち、最も入力範囲が狭い標本化手段を選択する手段で
あり、前記閾値は、前記Nが偶数である時、前記標本化
手段の入力範囲の半幅をsin(π/2―π/N)倍し
た値であり、また、前記Nが奇数である時、前記標本化
手段の入力範囲の半幅をsin(π/2―π/(2
N))倍した値である事を特徴とするものである。ま
た、本第二発明は、標本化手段と比較手段とを備え、標
本化手段によって正弦波信号を標本化し、その標本値を
比較手段によって比較して、前記正弦波信号の瞬時値が
前記標本化手段の入力範囲を超える可能性について推測
する装置であって、前記標本化手段は、その周波数が既
知の正弦波信号を、1周期あたり3以上のN点で標本化
する手段であって、前記比較手段は、前記Nが偶数であ
る時、前記標本化手段の入力範囲の半幅をsin(π/
2―π/N)倍した値を閾値とし、また、前記Nが奇数
である時、前記標本化手段の入力範囲の半幅をsin
(π/2―π/(2N))倍した値を閾値として、前記
標本値の絶対値を当該閾値と比較する手段であって、少
なくとも1つの標本において、その標本値の絶対値が当
該閾値以上であれば、前記正弦波信号の瞬時値が、前記
標本化手段の入力範囲を超える可能性があると推測する
事を特徴とするものである。
【0007】
【実施例】以下、本発明を添付の図面に示す実施例に基
づいて説明する。本発明の実施例は、本発明装置を用い
たネットワークアナライザの受信装置であって、そのブ
ロック図を図2に示す。なお、ネットワークアナライザ
の受信装置は、以降、単に受信装置と称する。図2にお
いて、標本化装置の一例である受信装置200は、入力
端子210と、標本化手段の一例である標本化器220
および230と、選択手段の一例である選択装置240
と、出力端子250とを備え、入力端子210に入力さ
れた信号を標本化し、その標本値をディジタルデータに
変換して出力端子250に出力する。入力端子は、標本
化器220と230の入力に接続されている。なお、入
力端子には、その周波数が既知の正弦波信号が入力され
る。標本化器220は、ADC260を備え、入力され
た正弦波信号を1周期あたり4点で標本化して、その標
本値をディジタルデータに変換し、選択装置240へ出
力する。なお、ADC260の入力範囲は、−1から+
1であるので、標本化器220の入力範囲も、−1から
+1である。標本化器230は、10倍の増幅率を有す
る増幅器270とADC280とを備え、入力された正
弦波信号を増幅器270によって増幅した後に、1周期
あたり4点で標本化して、その標本値をディジタルデー
タに変換し、選択装置240へ出力する。なお、ADC
280の入力範囲は、−1から+1であるので、標本化
器230の入力範囲は、−0.1から+0.1である。
選択装置240は、標本化器220および230が生成
するディジタルデータを記憶するためのメモリ290
と、CPU300とを備え、標本化器220または23
0の何れか一方が生成するディジタルデータを出力端子
250へ出力する。出力端子250は、選択装置240
に接続されて、選択装置240が出力するディジタルデ
ータを出力する。
【0008】選択装置240において、CPU300
は、標本化器220および230と、メモリ290と、
出力端子250とに接続され、各標本化器からディジタ
ルデータ列を受信しメモリ290に順次書き込む。ま
た、メモリ290に書き込んだディジタルデータ列を参
照して比較演算により何れかの標本化器を選択し、当該
標本化器が生成したディジタルデータ列を出力端子25
0へ出力する。CPU300が標本化器を選択する基準
は、正弦波信号を歪み無く標本化できる事と、ダイナミ
ックレンジができるだけ大きい事である。すなわち、入
力端子210から入力された正弦波信号の瞬時値が、そ
の入力範囲を超えない標本化器のうち、最も入力範囲が
狭い標本化器を選択する。上述の通り、CPU300は
各標本化器が生成したディジタルデータ列のみを参照し
て標本化器の選択を行う。標本化器は、所定の周期に従
って正弦波信号を標本化するので、標本化する時に、正
弦波信号の瞬時値が標本化器の入力範囲を超えていると
は限らない。その例として、正弦波信号とその標本を示
した図を図3に示す。図3において、Vは標本化器の入
力範囲の最大値であり、−Vは同入力範囲の最小値であ
る。図?を見て明かなように、標本S1およびS2は、
正弦波信号のピーク値から僅かにずれた位置にあり、そ
の値も標本化器の入力範囲を超えていない。しかしなが
ら、それらの前後の標本との間で、正弦波信号の瞬時値
が標本化器の入力範囲を超えている。このように、単に
標本値、すなわち、各標本化器が生成したディジタルデ
ータ列から、適切な標本化器を選択する事ができないの
で、各標本化器に入力される正弦波信号の瞬時値が、各
標本化器の入力範囲を超えるかどうか推測して、標本化
器を選択する必要がある。
【0009】その推測は次の通りに行う。標本化器の入
力範囲の全幅と等しい全幅を有する正弦波信号を標本化
器に入力した時、正弦波信号の標本値の絶対値が正弦波
信号の振幅に最も近い標本において、その標本値が最も
小さくなるように標本化した場合の当該標本値の絶対値
を閾値とする。そして、少なくとも1つの標本値の絶対
値が、当該閾値以上であれば、正弦波信号の瞬時値が標
本化器の入力範囲を超える可能性があると推測する。逆
に、当該閾値未満であれば、正弦波信号の瞬時値が標本
化器の入力範囲を超える事はないと推測する。本実施例
の受信装置200においては、次の通りに閾値が決定さ
れる。正弦波信号と、それを1周期あたり4点で標本化
した時の標本Sa1,Sa2,Sa3およびSa4とを
示した例を、図4に示す。図4において、正弦波信号
は、振幅がAであって、標本化器の入力範囲の半幅に等
しいものとする。標本は、正弦波信号の1周期をTとし
た時、T/8,3T/8,5T/8,7T/8で標本化
される。このように標本化すれば、他のタイミングで標
本化した時に比べて、標本値の絶対値が正弦波信号の振
幅に最も近い標本において、その標本値の絶対値が最も
小さくなる。そして、その標本値の絶対値は、A・si
n(π/4)である。この値を、標本化器を選択する為
の閾値とする。
【0010】上記のように構成された受信装置200
は、以下の手順に従って、標本化を行う。ステップS5
1では、各標本化器において、それぞれに入力される正
弦波信号を同時に標本化する。ステップS52におい
て、CPU300は、各標本化器が標本化した値をメモ
リに書き込む。ステップS53において、測定に必要な
標本数が得られるまで、ステップS51に戻り、標本化
を繰り返す。また、測定に必要な標本数が得られれば、
ステップS54へ処理を進める。ステップS54におい
て、各標本化器毎に閾値を決定する。ステップS55に
おいて、CPU300は、メモリに書き込んだディジタ
ルデータ列を参照し、それぞれのディジタルデータ列に
ついて、標本値の絶対値と上記閾値とを比較し、標本値
の絶対値が上記の閾値未満であるディジタルデータ列を
抽出する。そして、抽出したディジタルデータ列に対応
する標本化器のうち、最も入力範囲が狭い標本化器を選
択する。例えば、入力端子に振幅0.3の正弦波信号が
入力された場合、標本化器230の標本値は閾値を超え
てしまう場合がある。一方、標本化器220の標本値は
全て閾値未満であるので、標本化器220が選択され
る。また、入力端子に振幅0.07の正弦波信号が入力
された場合、標本化器220および230の標本値は全
て閾値未満であるので、標本化器220に比べて入力範
囲の狭い標本化器230が選択される。最後に、ステッ
プ56において、選択された標本化器が生成したディジ
タルデータを出力端子へ出力する。
【0011】以上説明したように、受信装置200は、
入力される正弦波信号を、各標本化器において同時に標
本化し、その後に、当該正弦波信号を歪み無く、かつ、
できるだけダイナミックレンジ高く標本化した標本器を
選択する。この選択作業は、従来のレンジングに相当す
る。そして、選択した標本化器が生成したディジタルデ
ータ列を出力端子250へ出力する。この事により、従
来必要であったレンジングのための標本化作業が排除さ
れるので、レンジングのために要する時間が短縮され
る。もちろん、標本化器を選択するための比較演算作業
が新たに生じるが、主流のCPUは極めて優れた演算性
能を有しているので、その演算時間は、標本化の為の時
間に比べて、極めて短い。
【0012】なお、標本化器を選択するためには、入力
される信号の1周期分の標本があれば良い。また、標本
化器の入力範囲の中心から対称的に振動する正弦波信号
であれば、当該信号の半周期分の標本があれば良い。ま
た、本実施例では、標本化周波数が、ナイキスト周波数
を超えるよう標本化している例を図示し説明している
が、アンダーサンプリングするような場合であっても、
本発明の効果は、同様に発揮される。
【0013】さて、本実施例では、閾値がA・sin
(π/4)であるので、信号振幅の半値に対して、約3
0%ものマージンを設けている事となる。このマージン
を小さくするためには、1周期あたりの標本点数を増加
させれば良い。例えば、標本化器220と230が正弦
波信号を1周期あたり5点で標本化する場合、標本化器
を選択する為の閾値は次の通りに決定される。正弦波信
号と、それを1周期あたり5点で標本化した時の標本S
a1,Sa2,Sa3,Sa4およびSa5とを示した
図を、図6に示す。図6において、正弦波信号は、振幅
がAであって、標本化器の入力範囲の半幅に等しいもの
とする。標本は、正弦波信号の1周期をTとした時、
0,T/5,2T/5,3T/5,4T/5で標本化さ
れる。このように標本化すれば、他のタイミングで標本
化した時に比べて、標本値の絶対値が正弦波信号の振幅
に最も近い標本において、その標本値の絶対値が最も小
さくなる。そして、その標本値の絶対値は、A・sin
(2π/5)である。この値を、標本化器を選択する為
の閾値とする。従って、マージンは5%程度にまで低減
される。
【0014】さらに、標本化器が正弦波信号を1周期あ
たりN点で標本化する時、閾値は、前記Nが偶数であれ
ば、
【数1】 また、前記Nが奇数であれば、
【数2】 となる。ここで、Aは、前記標本化器の入力範囲の半幅
である。
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明は上
記のように構成され、作用するものであるから、標本化
手段を2以上備える標本化装置において、各標本化手段
で同時に信号を標本化し、その後に、いずれかの標本化
手段が標本化した値を用いる事により、レンジングの為
の標本化作業を排除し、レンジングに要する時間を短縮
する事ができる。また、それぞれの標本化手段におい
て、その標本値に適切な閾値を設ける事により、標本化
手段に入力された信号の瞬時値が、標本化手段の入力範
囲を超える可能性について推定する事ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の標本化装置を示す図である。
【図2】本発明の実施例を示す図である。
【図3】正弦波信号を標本化した例を示す図である。
【図4】正弦波信号を、1周期あたり4点で標本化した
例を示す図である。
【図5】本発明の実施例である標本化装置の標本化手順
を示した図である。
【図6】正弦波信号を、1周期あたり5点で標本化した
例を示す図である。
【符号の説明】
200 標本化装置 210 入力端子 220,230 標本化器 240 選択装置 250 出力端子 Sa1,Sa2,Sa3,Sa4 標本

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも2つの標本化手段と、前記標本
    化手段を選択する選択手段とを備え、前記選択手段によ
    って選択された標本化手段による標本値を、その出力と
    為す標本化装置であって、 前記標本化手段は、その周波数が既知の同一正弦波信号
    を、1周期あたり3以上のN点で標本化する手段であ
    り、 前記選択手段は、前記正弦波信号の標本値の絶対値が全
    て閾値未満であるような前記標本化手段のうち、最も入
    力範囲が狭い標本化手段を選択する手段であり、前記閾
    値は、前記Nが偶数である時は、前記標本化手段の入力
    範囲の半幅をsin(π/2―π/N)倍した値であ
    り、また、前記Nが奇数である時は、前記標本化手段の
    入力範囲の半幅をsin(π/2―π/(2N))倍し
    た値である事を特徴とする装置。
  2. 【請求項2】標本化手段と比較手段とを備え、標本化手
    段によって正弦波信号を標本化し、その標本値を比較手
    段によって比較して、前記正弦波信号の瞬時値が前記標
    本化手段の入力範囲を超える可能性について推測する装
    置であって、 前記標本化手段は、その周波数が既知の正弦波信号を、
    1周期あたり3以上のN点で標本化する手段であり、 前記比較手段は、前記Nが偶数である時、前記標本化手
    段の入力範囲の半幅をsin(π/2―π/N)倍した
    値を閾値とし、また、前記Nが奇数である時、前記標本
    化手段の入力範囲の半幅をsin(π/2―π/(2
    N))倍した値を閾値として、前記標本値の絶対値を当
    該閾値と比較する手段であり、 少なくとも1つの標本において、その標本値の絶対値が
    当該閾値以上であれば、前記正弦波信号の瞬時値が、前
    記標本化手段の入力範囲を超える可能性があると推測す
    る事を特徴とする装置。
  3. 【請求項3】標本化手段によって正弦波信号を標本化
    し、その標本値から前記正弦波信号の瞬時値が、前記標
    本化手段の入力範囲を超える可能性について推測する方
    法であって、 その周波数が既知の正弦波信号を、1周期あたり3以上
    のN点で標本化するステップと、 前記Nが偶数である時、前記標本化手段の入力範囲の半
    幅をsin(π/2―π/N)倍した値を閾値とし、ま
    た、前記Nが奇数である時、前記標本化手段の入力範囲
    の半幅をsin(π/2―π/(2N))倍した値を閾
    値とし、 前記標本値の絶対値と前記閾値とを比較して、少なくと
    も1つの標本において、その標本値の絶対値が当該閾値
    以上であれば、前記正弦波信号の瞬時値が、前記標本化
    手段の入力範囲を超える可能性があると推測するステッ
    プと、を含む事を特徴とする方法。
  4. 【請求項4】前記標本化手段は、アナログディジタル変
    換器を備える事を特徴とする請求項1,2または3の何
    れかに記載の装置
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