JP2003157411A - 非接触型icカードの破壊装置 - Google Patents

非接触型icカードの破壊装置

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JP2003157411A
JP2003157411A JP2001355541A JP2001355541A JP2003157411A JP 2003157411 A JP2003157411 A JP 2003157411A JP 2001355541 A JP2001355541 A JP 2001355541A JP 2001355541 A JP2001355541 A JP 2001355541A JP 2003157411 A JP2003157411 A JP 2003157411A
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JP
Japan
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card
contact type
magnetic field
strong magnetic
cards
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JP2001355541A
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Takahiro Watanabe
高洋 渡邊
Kazuo Funakubo
一夫 舟久保
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Hitachi Kokusai Electric Inc
Original Assignee
Hitachi Kokusai Electric Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 非接触型ICカードの破棄に対するセキュリ
ティ強化を解決し、カードの破棄時にカード内部のIC
を破壊する非接触型ICカードの破壊装置を提供する。 【解決手段】 リーダ・ライタとの間で電力伝送及び情
報通信を電磁結合で行う非接触型ICカードの破壊装置
であって、非接触型ICカードがリーダ・ライタとの間
で行う電力伝送及び情報通信に用いる搬送周波数と同じ
周期の交番磁界によってカードのICを破壊に至らしめ
る強磁界発生部(強磁界発生器2とループアンテナ3)
を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、リーダ・ライタと
の間で行う電力伝送や情報通信を電磁結合を用いて行う
非接触型ICカードの破壊装置に関する。
【0002】
【従来の技術】非接触型ICカードを用いたテレフォン
カードは電話番号のテレフォンカードヘの登録が可能で
あり、しかも使い捨てである。しかし、その処理方法
は、ユーザに任せる方式を取っており、公衆電話BOX
(ボックス)などでは、使用済みテレフォンカードの破
棄用に専用BOXを設けて、その中に捨てる方法を取っ
ているが、その後の使用済みテレフォンカードの処理は
ユーザには不明であり、他人だよりで心配である。この
ような使用済みテレフォンカードの破棄時には、カード
内部の情報を消去するようにテレフォンカードに明記し
てある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、カードデータ
の消去は電話機を用いて操作するしかないこと、及び操
作の煩雑さにより、必ずしも使用済みテレフォンカード
の内部データが消去されるとは限らず、そのまま破棄し
てしまった場合に、どのように悪用されるとも限らな
い。現在は、非接触型ICカードを用いたテレフォンカ
ードに1件の電話番号の登録だけが可能であるが、今
後、テレフォンカードを用いたサービス、例えば、銀行
の預金及び振り込みサービスをテレフォンカードに登録
されている個人データなどを用いて公衆電話から利用で
きるなどが始まるとすれば、カードの破棄に対するセキ
ュリティの強化も必然的になってくる。
【0004】例えば特開2000−231663号公報
には、接触型ICカードのICの端子に高電圧を印加し
て内部のメモリセルを破壊する技術が開示されている。
また、テレフォンカードに限らず、これからのカード社
会での必須アイテムとして非接触型ICカードの破壊装
置も必須であり、また、あらゆる方式の非接触型ICカ
ードを1台のIC破壊装置で処理できればメリットも大
きい。
【0005】本発明は上述した問題点に鑑みてなされた
ものであり、その目的は、従来技術の盲点である非接触
型ICカードの破棄に対するセキュリティ強化を解決
し、カードの破棄時にカード内部のICを破壊してしま
うことができる非接触型ICカードの破壊装置を提供す
ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る非接触型ICカードの破壊装置は、リ
ーダ・ライタとの間で電力伝送及び情報通信を電磁結合
で行う非接触型ICカードの破壊装置であって、前記非
接触型ICカードが前記リーダ・ライタとの間で行う電
力伝送及び情報通信に用いる搬送周波数と同じ周期の交
番磁界によってカードのICを破壊に至らしめる強磁界
発生部を備えるものである。この構成によれば、強磁界
発生部により電力伝送及び情報通信に用いる搬送周波数
と同じ周期の交番磁界を発生させることで、使い捨てで
使用済みの非接触型ICカードの内部ICを破壊に至ら
しめることができるので、カード内部に情報が残ってい
る場合でも安心してカードICの破棄ができる。このた
め、カードのメモリ内部情報の消去という煩わしさがな
く、操作に手慣れていない人でも簡単にカードICの破
壊ができ、使用済みカードのセキュリティが確保でき
る。
【0007】また、前記強磁界発生部は、箱体のカード
挿入口から破棄カード空間に案内するスロープの両側で
カード挿入口から挿入されたカードのICを破壊に至ら
しめるための強磁界発生器とそのアンテナとでなること
を特徴とするものである。この構成によれば、非接触型
ICカードが強磁界を発生させる強磁界発生部のループ
アンテナ3を通過する際、ループアンテナ付近にカード
を暫く止めてその通過時間を稼いでカードICを確実に
破壊することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態に係る
非接触型ICカードの破壊装置を図に基づいて説明す
る。図1は、本発明の実施の形態に係る非接触型ICカ
ードの破壊装置を示す外観図である。図1に示す非接触
型ICカードの破壊装置1は、通常の公衆電話BOXに
設置されているテレフォンカードの破棄BOXと同じで
あり、箱型外形をなしている。箱には、外部に磁界が漏
れなく、かつ外部から磁界が入らないように金属シール
ドが施されており、非接触型ICカードが挿入されるカ
ード挿入口1aが設けられている。
【0009】また、図2は、図1に示す非接触型ICカ
ードの破壊装置1の断面図である。箱内部には、カード
挿入口1aに挿入された非接触型ICカードを破棄カー
ド空間1cに案内する非金属性のスロープ1bが形成さ
れ、このスロープ1bの途中には、当該スロープ1bの
両側に挿入されたカードのICを破壊に至らしめるため
の強磁界発生器2とそのアンテナ3とでなる強磁界発生
部が備えられている。図2において、1dは破棄カード
空間1cに落ちた破棄カードを示している。
【0010】図1及び図2に示す構成でなる非接触型I
Cカードの破壊装置1は、強磁界を用いて一瞬でカード
内部のICを破壊させる。ICの破壊に至る動作の経緯
は、次の通りである。カード挿入ロ1aから使用済みの
非接触型ICカードを挿入すると、該カードはスロープ
1bを通り、ループアンテナ3に差し掛かるときにルー
プアンテナ3が発する強磁界でカード内部のICが破壊
される。ICが破壊されたカードは、そのままスロープ
1b内を落下して破棄カード空間1cに到達する。破棄
カード空間1cには、ICの破壊されたカードが溜まっ
てゆく。
【0011】非接触型ICカードの内部構造は、ループ
アンテナとこれに接続しているICとからなり、ループ
アンテナは非接触型ICカードの質問器としてのリーダ
ライタとの間で電力伝送及び情報通信を電磁結合で行う
が、その質問器のアンテナから励磁される磁界から電流
を誘起させ、これがカードアンテナのインピーダンスに
より電力を発生する。これを整流しICに電力供給しI
Cを動作させる。しかし、ICは半導体である為にIC
チップにかかる電圧に絶対最大定格を持っている為にカ
ードに加えられる磁界の強さ(磁界強度)にも限界があ
る。よって、必要以上の磁界をカードに浴びせられれ
ば、ICチップは絶対最大定格以上の過電圧となり、破
壊に達する。なお、電力では、破壊の経緯が電力の時間
積分で行われる。つまりICの自己発熱での破壊であっ
て一瞬では破壊しないので、破壊させるためには、ある
程度の時間が必要となる。
【0012】強磁界発生器2とそのアンテナ3とでなる
強磁界発生部は、上述した電力伝送及び情報通信に用い
る搬送周波数と同じ周期の交番磁界を発生するもので、
例えばISO15693規格に準拠した非接触型ICカ
ード(搬送周波数:13.56MHz)で7A/mの磁
界強度を1分間与えれば、ICは破壊し、それ以上の磁
界強度を与えればさらに早く破壊する。なお、搬送周波
数が13.56MHz以外の例えば2.45GHzのカ
ードであっても、強磁界発生部により当該搬送周波数と
同じ周期の交番磁界を発生させればよく、同様にしてI
Cチップを破棄させることができる。
【0013】また、ここで、非接触型ICカードが強磁
界を発生させる強磁界発生部のループアンテナ3を通過
する際、カードの案内路はスロープ1bとなっている
が、これは、カード内部ICを破壊する場合に強磁界に
よって一瞬にて破壊させるのは困難となるので強磁界を
発生させるループアンテナ3付近にカードを暫く止めて
その通過時間を稼ぐ為である。さらに、非接触型ICカ
ードとループアンテナ3との間隔、つまりスロープ1b
の幅も破壊用のアンテナとカードの結合でアンテナの共
振周波数がずれるので、予め所望値より僅かにずらして
おいて、カードがループアンテナ3を横切る位置に到達
したときに破壊用のアンテナとカードの共振周波数が合
うように調整しなければならないが、できるだけ非接触
型ICカードとループアンテナ3が近付けるようにすれ
ばよい。
【0014】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、強磁界
発生部により電力伝送及び情報通信に用いる搬送周波数
と同じ周期の交番磁界を発生させることで、使い捨てで
使用済みの非接触型ICカードの内部ICを破壊に至ら
しめることができるので、カード内部に情報が残ってい
る場合でも安心してカードICの破棄ができる。このた
め、カードのメモリ内部情報の消去という煩わしさがな
く、操作に手慣れていない人でも簡単にカードICの破
壊ができ、使用済みカードのセキュリティが確保でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態に係る非接触型ICカー
ドの破壊装置を示す外観図である。
【図2】 図1に示す非接触型ICカードの破壊装置1
の断面図である。
【符号の説明】
1 非接触型ICカードの破壊装置、1a カード挿入
口、1b スロープ、1c 破棄カード空間、1d 破
棄カード、2 強磁界発生器、3 ループアンテナ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C005 MA40 MB05 5B017 AA07 BA08 BB03 CA14 5B058 CA15 KA31 KA40

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リーダ・ライタとの間で電力伝送及び情
    報通信を電磁結合で行う非接触型ICカードの破壊装置
    であって、 前記非接触型ICカードが前記リーダ・ライタとの間で
    行う電力伝送及び情報通信に用いる搬送周波数と同じ周
    期の交番磁界によってカードのICを破壊に至らしめる
    強磁界発生部を備える非接触型ICカードの破壊装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の非接触型ICカードの
    破壊装置において、 前記強磁界発生部は、箱体のカード挿入口から破棄カー
    ド空間に案内するスロープの両側でカード挿入口から挿
    入されたカードのICを破壊に至らしめるための強磁界
    発生器とそのアンテナとでなることを特徴とする非接触
    型ICカードの破壊装置。
JP2001355541A 2001-11-21 2001-11-21 非接触型icカードの破壊装置 Withdrawn JP2003157411A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008003998A (ja) * 2006-06-26 2008-01-10 Miyoshi Electronics Corp Icカード破壊装置
US7740174B2 (en) * 2007-02-27 2010-06-22 Hitachi-Omron Terminal Solutions, Corp. Manual noncontact IC card reader
JP2021015521A (ja) * 2019-07-12 2021-02-12 パーク二四株式会社 磁気カード処理装置および精算機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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