JP2003156508A - 加速度センサ - Google Patents

加速度センサ

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JP2003156508A
JP2003156508A JP2001358297A JP2001358297A JP2003156508A JP 2003156508 A JP2003156508 A JP 2003156508A JP 2001358297 A JP2001358297 A JP 2001358297A JP 2001358297 A JP2001358297 A JP 2001358297A JP 2003156508 A JP2003156508 A JP 2003156508A
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JP
Japan
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piezoelectric ceramic
acceleration sensor
ceramic diaphragm
substrate
diaphragm
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JP2001358297A
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Yoshio Nakamura
義夫 中村
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Hosiden Corp
Original Assignee
Hosiden Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 小型化及び低コスト化を図ることができるよ
うにする。 【構成】 加速度センサAは携帯者の歩数を計数する歩
数計に使用されているもので、加速度の大きさを検知す
るディスク状の圧電セラミック振動板10と、圧電セラ
ミック振動板10が縦向きに取り付けられており且つ圧
電セラミック振動板10の信号出力を処理し、歩数計数
結果を液晶表示パネル20にデジタル表示するための回
路30が実装された基板20とを備えた基本構成となっ
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は例えば歩数計のよう
な運動系測定器等に使用される加速度センサに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の歩数計には加速度センサとして図
5に示すような圧電素子が用いられていることが多い。
図中101は圧電セラミック板、102はクッション
材、103は振動板、104はリード線である。
【0003】圧電セラミック板101に取り付けられた
振動板102に外力が作用すると、クッション材10
2、102に挟まれた圧電セラミック板101が歪み、
このとき発生する起電力をリード線104を通じて出力
するようになっている。このような圧電素子については
同素子の出力信号を処理する回路が実装された基板上に
取り付けられるのが一般的である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例による場合、圧電素子が細長い形状であり基板実装
部品に比べて大きいことから、大きな基板が必要不可欠
となり、全体の小型化を図ることが困難という問題があ
る。また、圧電セラミック板101に振動板102を貼
り付ける加工を慎重にしないと、加速度センサとしての
性能にバラツキが生じることから、圧電素子の部品コス
トだけでなく加工コストも高くなっており、全体の低コ
スト化を図ることが困難という問題もある。
【0005】本発明は上記背景の下で創作されたもので
あり、その目的とするところは、小型化及び低コスト化
を図ることが可能な加速度センサを提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る加速度セン
サは、加速度の大きさを検知するディスク状の圧電セラ
ミック振動板と、前記圧電セラミック振動板が略垂直方
向に取り付けられており且つ少なくとも当該圧電セラミ
ック振動板の検知結果を処理する回路が実装された基板
とを備えた構成となっている。
【0007】より好ましくは、前記圧電セラミック振動
板は、その両面が遮光性及び断熱性に優れた素材からな
る薄板で覆うようにすることが望ましい。また、前記基
板は、その面上に前記圧電セラミック振動板の直径程度
の長さを有した長穴が形成されており、当該長穴の周辺
には、当該圧電セラミック振動板の出力の一方を前記回
路に電気接続するとともに当該圧電振動板を前記長穴に
挿入された状態で支持するための端子を設けるようにす
ることが望ましい。
【0008】更に、互いに異なるn個の方向の加速度の
大きさを各々検知するために、前記基板にn個の前記圧
電セラミック振動板を当該方向に向けて各々配設するよ
うにすることが望ましい。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は加速度センサの一部省略斜
視図、図2は同加速度センサを内蔵した歩数計の分解斜
視図、図3は同歩数計のブロック図、図4は加速度セン
サの変形例を説明するための模式図である。
【0010】ここに掲げる加速度センサAは携帯者の歩
数を計数する歩数計に使用されているもので、図1に示
すように加速度の大きさを検知するディスク状の圧電セ
ラミック振動板10と、圧電セラミック振動板10が縦
向きに取り付けられており且つ圧電セラミック振動板1
0の信号出力を処理し、歩数計数結果を液晶表示パネル
20にデジタル表示するための回路30(図1中省略)
が実装された基板20とを備えた基本構成となってい
る。このような加速度センサAは図2に示すように歩数
計の液晶表示パネル20とともに上ケース50及び下ケ
ース60に収納されている。
【0011】圧電セラミック振動板10については電子
ブザー等に汎用されている安価な市販品を用いている。
これは、厚み方向に分極された圧電セラミック薄板と薄
い真鍮板とを貼り付けた構造となっている。即ち、外部
から衝撃が加えられると、圧電セラミック薄板が歪み、
歪みの程度に比例した起電力が生じ、これを加速度の大
きさの検知結果として出力するようになっている。
【0012】圧電セラミック振動板10の両面は図1に
示すように遮光性及び断熱性に優れた素材からなる薄板
11で覆われている。ここでは薄板11については発泡
ウレタンを用いており、圧電セラミック振動板10の両
面に貼り付けている。このような薄板11が必要になる
のは、圧電セラミック振動板10の出力レベルは微小で
あり、これを高ゲインアンプ31(図2中参照)で増幅
していることから、圧電セラミック振動板10の周りの
光輝度や温度等が僅かに変化しても、これが大きなノイ
ズとして現われ、これを防止するためである。
【0013】基板20の面上には圧電セラミック振動板
10の直径程度の長さを有した長穴21(ここでは切り
欠き)が形成されている。長穴21の周辺には、圧電セ
ラミック振動板10の出力の一方を回路30に電気接続
するとともに圧電セラミック振動板10を長穴21に挿
入した状態で支持するための端子22が設けられてい
る。
【0014】端子22は長尺状の金属板を折り曲げて作
成したものであり、先端部については半田付けや溶接等
により圧電セラミック振動板10の外面に接続されてい
る一方、後端部については基板20の面上に形成された
パターン配線に半田付けで接続されている。このような
端子22により圧電セラミック振動板10が長穴21に
挿入された状態で上から吊り下げる形で固定されてい
る。
【0015】なお、圧電セラミック振動板10の出力の
他方と回路30との電気接続についてはリード線23が
用いられている。リード線23の端部と圧電セラミック
振動板10の面上とは半田付けをしているが、この際、
薄板11が邪魔になることから、その一部を切り欠いて
いる。この点は端子22の先端部と圧電セラミック振動
板10の外面との間の半田付け等についても同様であ
る。
【0016】基板20に実装された回路30は図3に示
す通りとなっている。即ち、圧電セラミック振動板10
から出力された信号を高ゲインアンプ31により増幅し
た後、1チップマイコン32に導いてA/D変換を行
う。そして、1チップマイコン32において加速度の変
化に基づいて携帯者の歩数を計数し、当該計数結果をデ
ジタルで表示するための信号に変換し、これを液晶表示
パネル20に出力するようになっている。
【0017】以上のように構成された加速度センサAに
よる場合、ディスク状の圧電セラミック振動板10を用
い、これを基板20の長穴21に挿入して縦向きに取り
付けるようにしたので、基板20の寸法が従来に比べて
小さくなっており、これに伴って小型化を図ることが可
能になった。
【0018】また、端子22を用いて圧電セラミック振
動板10を基板20に固定した時点で、圧電セラミック
振動板10の出力の一方と回路30との電気接続も完了
することから、組立作業が簡単になる。しかも圧電セラ
ミック振動板10として市販品のものを用い、圧電セラ
ミック振動板10の両面に薄板11で覆うようにしたの
で、特別の調整作業を行わなくても、性能にバラツキが
生じることもない。そのため、圧電セラミック振動板1
0として電子ブザー等に汎用されている安価な市販品を
用いた点も含めて、従来に比べて大幅な低コスト化を図
ることが可能になった。
【0019】このように加速度センサAの小型化及び低
コストを実現できたので、これに共って歩数計の小型化
及び低コストを図ることが可能になった。
【0020】上記した加速度センサAについては次のよ
うに設計変更してもかまわない。例えば、図4に示すよ
うに基板20の2辺に長穴21、21を形成し、これに
2つの圧電セラミック振動板10、10を上記と同様に
取り付けるようにしても良い。この場合、圧電セラミッ
ク振動板10、10はその向きが互いに直交しているこ
とから、上下方向の加速度の大きさと水平方向の加速度
の大きさを検知することができ、この点で高性能化を図
ることが可能になる。また、圧電セラミック振動板10
の出力の他方と回路30との電気接続をリード線23を
用いず、端子22と同様な端子を用いて行うようにして
も良い。
【0021】なお、本発明に係る加速度センサは上記の
ような歩数計だけの適用に止まらず、ショックセンサや
振動スイッチ等にも当然に適用可能である。
【0022】圧電セラミック振動板についてはディスク
状のものである限り、どのような種類のものを用いても
かまわない。また、圧電セラミック振動板の基板への取
り付けについても、縦向きの方向に取り付ける限り、そ
の方法は限定されず、基板に長穴を形成することなく、
基板上に立てて取り付ける形態であってもかまわない。
また、加速度センサの適用対象によっては、互いに異な
るn個の方向の加速度の大きさを各々検知するために、
基板にn個の圧電セラミック振動板を当該方向に向けて
各々配設するようにしても良い。例えば、自動車の衝突
安全システムにおいて、前後方向に加えて斜め方向から
の衝突を瞬時に検知してエアバックを作動させる場合、
複数の加速度センサを用いることが必要になることがあ
り、このようなシステムに適用することが可能である。
【0023】
【発明の効果】以上、本発明に係る加速度センサによる
場合、ディスク状の圧電セラミック振動板を用い、これ
が基板に縦向きに取り付けられた構成となっているの
で、基板の寸法を従来に比べて小さくすることができ、
これに伴って小型化を図ることが可能になる。また、デ
ィスク状の圧電セラミック振動板については電子ブザー
等の市販品を利用することが可能であるので、この点で
低コスト化を図ることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を説明するための図であっ
て、加速度センサの一部省略斜視図である。
【図2】同加速度センサを内蔵した歩数計の分解斜視図
である。
【図3】同歩数計のブロック図である。
【図4】加速度センサの変形例を説明するための模式図
である。
【図5】従来の加速度センサを説明するための図であっ
て(A)は圧電素子の正面図、(B)はその側面図であ
る。
【符号の説明】 A 加速度センサ 10 圧電セラミック振動板 11 薄板 20 基板 21 長穴 22 端子 30 回路

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加速度の大きさを検知するディスク状の
    圧電セラミック振動板と、前記圧電セラミック振動板が
    縦向きに取り付けられており且つ当該圧電セラミック振
    動板の出力信号を処理する回路が実装された基板とを具
    備したことを特徴とする加速度センサ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の加速度センサにおいて、
    前記圧電セラミック振動板は、その両面が遮光性及び断
    熱性に優れた素材からなる薄板で覆われていることを特
    徴とする加速度センサ。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の加速度センサにお
    いて、前記基板は、その面上に前記圧電セラミック振動
    板の直径程度の長さを有した長穴が形成されており、当
    該長穴の周辺には、当該圧電セラミック振動板の出力の
    一方を前記回路に電気接続するとともに当該圧電セラミ
    ック振動板を前記長穴に挿入された状態で支持するため
    の端子が設けられていることを特徴とする加速度セン
    サ。
  4. 【請求項4】 請求項1、2又は3記載の加速度センサ
    において、互いに異なるn個の方向の加速度の大きさを
    各々検知するために、前記基板にn個の前記圧電セラミ
    ック振動板が当該方向に向けて各々配設されていること
    を特徴とする加速度センサ。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6836524B1 (en) * 2003-07-28 2004-12-28 Lico Electronic Corp. Pedometer for detecting vibrations in the motion direction
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