JP2003155038A - 合成樹脂製咬合具付き袋体 - Google Patents

合成樹脂製咬合具付き袋体

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JP2003155038A JP2001350471A JP2001350471A JP2003155038A JP 2003155038 A JP2003155038 A JP 2003155038A JP 2001350471 A JP2001350471 A JP 2001350471A JP 2001350471 A JP2001350471 A JP 2001350471A JP 2003155038 A JP2003155038 A JP 2003155038A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 十分な咬合具賦形性を有し、なおかつフィル
ム強度、溶断シール強度、咬合部シール部のピンホール
防止性に優れ、さらに透明、光沢が良好な合成樹脂製咬
合具付き袋体の提供。 【解決手段】 メルトフローレートが1〜6g/10
分、密度が0.920〜0.926g/cm、Q値が
3.8以上である高圧法ポリエチレン70〜95重量%
とメルトフローレートが1〜4g/10分、密度が0.
890〜0.915g/cm、Q値が3以下である直
鎖状低密度ポリエチレン5〜30重量%とからなるポリ
エチレン混合物100重量部に対し、酸化防止剤0.0
4〜0.08重量部、滑剤0.06〜0.12重量部、
開口剤0.07〜0.15重量部を含有するポリエチレ
ン樹脂組成物をインフレーション成形してなる合成樹脂
製咬合具付き袋体。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、合成樹脂製咬合具
付き袋体に関し、詳しくは十分な咬合具賦形性を有し、
なおかつフィルム強度、溶断シール強度、咬合部シール
部のピンホール防止性に優れ、さらに透明、光沢が良好
な合成樹脂製咬合具付き袋体に関する。 【0002】 【従来の技術】咬合具付き袋体には、高圧法低密度ポリ
エチレンが透明性が良好なため、広く用いられている。
咬合具付き袋体の製造には、袋本体部と咬合部とをそれ
ぞれ別々に成形した後に張り合わせる方法と、袋本体部
と咬合部とを同時にインフレーション成形により一体成
形する方法が知られている。高圧法低密度ポリエチレン
を用いたインフレーション成形による一体成形において
は、一般のインフレーションチューブ並にブロー比の範
囲を広げると咬合具部の賦形性が損なわれ、咬合具部の
形状が崩れてしまうため十分な咬合強度が得られないと
いう問題がある。 【0003】そのため、該一体成形のインフレーション
成形におけるブロー比の範囲は、一般のインフレーショ
ンチューブより狭い0.8〜1.4程度であった。この
ブロー比が大きくできないことにより、フィルムの横方
向(TD)延伸率が少なく、フィルムの横方向(TD)
の強度が弱くなり、袋胴部の折り目破裂強度が弱くなる
という問題があった。 【0004】また、インフレーションチューブから咬合
具付き袋体に加工する際、ヒートカットバーで溶断シー
ルを施すが、咬合具部分は本体部分より肉が厚く、多量
の融解熱を必要とする。従って一本のカットバーで製袋
する場合、咬合具部分のシールが不十分となりやすく、
咬合具部分のシール強度不足、ピンホールの発生が多発
する問題がある。また、咬合具部分のシールを十分なも
のとするためにシール温度を高めたり、シール時間をの
ばしたりすると、今度は本体部分が過溶融状態となり収
縮が生じ、袋にしわが寄るという問題があった。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上記
従来技術の問題点を解決し、すなわち十分な咬合具賦形
性を有し、なおかつフィルム強度、溶断シール強度、咬
合部シール部のピンホール防止性に優れ、さらに透明、
光沢が良好な合成樹脂製咬合具付き袋体を提供すること
にある。 【0006】 【課題を解決するための手段】本発明者等は、鋭意研究
した結果、特定の高圧法ポリエチレンと直鎖状低密度ポ
リエチレンとのポリエチレン混合物に特定量の酸化防止
剤、滑剤、開口剤を含有したポリエチレン樹脂組成物を
インフレーション成形にて一体成形してなる咬合具付き
袋体が、良好な咬合具賦形性、フィルム強度、溶断シー
ル強度、咬合部シール部のピンホール防止性、透明、光
沢を示すことを見出し、本発明を完成させるに到った。 【0007】すなわち、本発明は、メルトフローレート
が1〜6g/10分、密度が0.920〜0.926g
/cm、Q値が3.8以上である高圧法ポリエチレン
70〜95重量%とメルトフローレートが1〜4g/1
0分、密度が0.890〜0.915g/cm、Q値
が3以下である直鎖状低密度ポリエチレン5〜30重量
%とからなるポリエチレン混合物100重量部に対し、
酸化防止剤0.04〜0.08重量部、滑剤0.06〜
0.12重量部、開口剤0.07〜0.15重量部を含
有するポリエチレン樹脂組成物をインフレーション成形
してなる合成樹脂製咬合具付き袋体である。 【0008】 【発明の実施の形態】本発明の合成樹脂製咬合具付き袋
体は、メルトフローレートが1〜6g/10分、密度が
0.920〜0.926g/cm、Q値が3.8以上
である高圧法ポリエチレン70〜95重量%とメルトフ
ローレートが1〜4g/10分、密度が0.890〜
0.915g/cm、Q値が3以下である直鎖状低密
度ポリエチレン5〜30重量%とからなるポリエチレン
混合物100重量部に対し、酸化防止剤0.04〜0.
08重量部、滑剤0.06〜0.12重量部、開口剤
0.07〜0.15重量部を含有するポリエチレン樹脂
組成物をインフレーション成形してなる合成樹脂製咬合
具付き袋体である。以下本発明を詳細に説明する。 【0009】[I]ポリエチレン樹脂組成物 1.高圧法ポリエチレン 本発明に用いる高圧法ポリエチレンについて説明する。
高圧法ポリエチレンとは、高圧ラジカル重合によってエ
チレンを重合することによって製造される長鎖分岐を有
するポリエチレンである。 【0010】高圧法ポリエチレンのメルトフローレート
(JIS−K6760、190℃、2.16kg荷重)
は、1〜6g/10分、好ましくは2〜6g/10分、
より好ましくは3〜5g/10分である。メルトフロー
レートが上記範囲未満であると透明、光沢の低下をまね
き、メルトフローレートが上記範囲を超えると咬合具賦
形性の低下、強度の低下をまねくので好ましくない。 【0011】高圧法ポリエチレンの密度は、0.920
〜0.926g/cm、好ましくは0.923〜0.
926g/cm、より好ましくは0.924〜0.9
26g/cmである。密度が上記範囲未満であると透
明、光沢、さらには製品の剛性が低下し、密度が上記範
囲を超えると強度低下、溶断シール強度の低下をまねく
ので好ましくない。なお、密度は、JIS K6922
に準拠し、メルトフローレート測定のストランドを用い
密度勾配管法により測定した値である。 【0012】高圧法ポリエチレンのQ値は、3.8以
上、好ましくは3.8〜4.8、より好ましくは4.0
〜4.6を満たすことが重要である。Q値が3.8未満
であると咬合具賦形性の低下をまねく。なおQ値とは、
ゲルパーミエーションクロマトグラフィー(GPC)で
測定した重量平均分子量(Mw)と数平均分子量(M
n)との比(Mw/Mn)で定義されるものである。測
定条件は次の通りである。 【0013】装置:ウオーターズ社製GPC 150C
型 検出器:MIRAN 1A赤外分光光度計(測定波長、
3.42μm) カラム:昭和電工社製AD806M/S 3本(カラム
の較正は東ソー製単分散ポリスチレン(A500,A2
500,F1,F2,F4,F10,F20,F40,
F288の各0.5mg/ml溶液)の測定を行い、溶
出体積と分子量の対数値を2次式で近似した。また、試
料の分子量はポリスチレンとポリプロピレンの粘度式を
用いてポリプロピレンに換算した。ここでポリスチレン
の粘度式の係数はα=0.723、logM=−3.9
67であり、ポリプロピレンはα=0.707、log
M=−3.616である。) 測定温度:140℃ 濃度:20mg/10mL 注入量:0.2ml 溶媒:オルソジクロロベンゼン 流速:1.0ml/min 【0014】このような高圧法低密度ポリエチレンは、
チューブラー法、オートクレーブ法いずれの重合方法に
よって製造されたものであっても使用できる。市販品か
ら適宜選択し使用しても構わない。市販品としては日本
ポリケム製ノバテックLD、日本ポリオレフィン製ジェ
イレクスLD等が挙げられる。 【0015】2.直鎖状低密度ポリエチレン 次に本発明に用いる直鎖状低密度ポリエチレンについて
説明する。直鎖状低密度ポリエチレンとは、触媒の存在
下エチレンとエチレン以外のα−オレフィンとを共重合
することによって製造される短鎖分岐を有するポリエチ
レンである。 【0016】直鎖状低密度ポリエチレンにおけるエチレ
ンと共重合されるα−オレフィンとしては、炭素数が3
〜20のα−オレフィンが挙げられる。具体的には、プ
ロピレン、1−ブテン、1−ペンテン、1−ヘキセン、
4−メチルペンテン−1、1−ヘプテン、4−メチルヘ
キセン−1、1−オクテン、1−デセン、1−ドデセ
ン、1−テトラデセン、1−ヘキサデセン、1−オクタ
デセン、1−エイコセン等が挙げられる。なかでも炭素
数4〜12、特に炭素数6〜10が好ましい。これらの
α−オレフィンは単独で用いても、二種類以上用いても
よい。直鎖状低密度ポリエチレン中、エチレン以外のα
−オレフィンから導かれる構成単位の含有量は1〜50
重量%、特に2〜40重量%が好ましい。 【0017】直鎖状低密度ポリエチレンのメルトフロー
レート(JIS−K6760、190℃、2.16kg
荷重)は1〜4g/10分、好ましくは1〜3g/10
分、より好ましくは1.5〜2.5g/10分である。
上記範囲未満であると透明、光沢不足、上記範囲を超え
ると咬合具賦形性不足であり、好ましくない。直鎖状低
密度ポリエチレンの密度は、0.890〜0.915g
/cm、好ましくは0.895〜0.915g/cm
、より好ましくは0.900〜0.910g/cm
である。上記範囲未満であると剛性不足、上記範囲を超
えると強度不足となり、好ましくない。なお、密度は、
JIS K6922に準拠し、メルトフローレート測定
のストランドを用い密度勾配管法により測定した値であ
る。 【0018】さらに直鎖状低密度ポリエチレンは、Q値
が3以下、好ましくは2.0〜2.8、より好ましくは
2.2〜2.6を満たすことが重要である。Q値が3を
超えると透明性の低下をまねく。Q値の測定は上述高圧
法ポリエチレンのQ値の測定と同様に行った。 【0019】このような直鎖状低密度ポリエチレンは、
以下に示すようないわゆるメタロセン系触媒を重合触媒
としてエチレンとエチレン以外のα−オレフィンとを共
重合することによって製造することができる。メタロセ
ン触媒は、シクロペンタジエニル骨格を有する配位子を
含む周期律表第IV族の遷移金属化合物と、助触媒、必
要により有機アルミニウム化合物と、担体とからなる触
媒である。 【0020】ここで、シクロペンタジエニル骨格を有す
る配位子を含む周期律表第IV族の遷移金属化合物にお
いて、そのシクロペンタジエニル骨格とは、シクロペン
タジエニル基、置換シクロペンタジエニル基等である。
置換シクロペンタジエニル基としては、炭素数1〜30
の炭化水素基、シリル基、シリル置換アルキル基、シリ
ル置換アリール基、シアノ基、シアノアルキル基、シア
ノアリール基、ハロゲン基、ハロアルキル基、ハロシリ
ル基等から選ばれた少なくとも1種の置換基を有するも
のである。その置換シクロペンタジエニル基の置換基は
2個以上有していてもよく、また係る置換基同士が互い
に結合して環を形成してもよい。置換基同士が互いに結
合し形成された環がさらに置換基を有していてもよい。 【0021】上記炭素数1〜30の炭化水素基として
は、アルキル基、シクロアルキル基、アリール基、アラ
ルキル基等が挙げられ、具体的には、メチル基、エチル
基、n−プロピル基、イソプロピル基、n−ブチル基、
イソブチル基、sec−ブチル基、t−ブチル基、ペン
チル基、ヘキシル基、オクチル基、2−エチルヘキシル
基、デシル基等のアルキル基;シクロペンチル基、シク
ロヘキシル基等のシクロアルキル基;フェニル基、トリ
ル基等のアリール基;ベンジル基、ネオフイル基等のア
ラルキル基等が例示される。 【0022】置換基同士すなわち炭化水素同士が互いに
結合して1または2以上の環を形成する場合の置換シク
ロペンタジエニル基としては、インデニル基、炭素数1
〜20の炭化水素基(アルキル基等)等の置換基により
置換された置換インデニル基、ナフチル基、炭素数1〜
20の炭化水素基(アルキル基等)等の置換基により置
換された置換ナフチル基、フルオレニル基、炭素数1〜
20の炭化水素基(アルキル基等)等の置換基により置
換された置換フルオレニル基、アズレニル基、炭素数1
〜20の炭化水素基(アルキル基等)等の置換基により
置換された置換アズレニル基等が挙げられる。 【0023】シクロペンタジエニル骨格を有する配位子
を含む周期律表第IV族の遷移金属化合物について、そ
の遷移金属としては、ジルコニウム、チタン、ハフニウ
ム等が挙げられ、特にジルコニウムが好ましい。該遷移
金属化合物は、シクロペンタジエニル骨格を有する配位
子としては通常1〜3個を有し、また2個以上有する場
合は架橋基により互いに結合していてもよい。なお、係
る架橋基としては炭素数1〜4のアルキレン基、ジアル
キルシリレン基、ジアルキルゲルミレン基などが挙げら
れる。 【0024】周期律表第IV族の遷移金属化合物におい
て、シクロペンタジエニル骨格を有する配位子以外の配
位子としては、代表的なものとして、水素、炭素数1〜
20の炭化水素基(アルキル基、アルケニル基、アリー
ル基、アルキルアリール基、アラルキル基、ポリエニル
基等)、ハロゲン、メタアルキル基、メタアリール基な
どが挙げられる。 【0025】必要により使用される助触媒としては、前
記周期律表第IV族の遷移金属化合物を重合触媒として
有効になしうる、または触媒的に活性化された状態のイ
オン性電荷を均衝させうるものをいう。本発明において
用いられる助触媒としては、有機アルミニウムオキシ化
合物のベンゼン可溶のアルミノキサンやベンゼン不溶の
有機アルミニウムオキシ化合物、イオン交換性層状珪酸
塩、ホウ素化合物、酸化ランタンなどのランタノイド
塩、酸化スズ等が挙げられる。シクロペンタジエニル骨
格を有する配位子を含む周期律表第IV族の遷移金属化
合物は、無機または有機化合物の担体に担持して使用さ
れてもよい。該担体としては無機または有機化合物の多
孔質酸化物が好ましく、具体的には、SiO、Al
、MgO、ZrO、TiO、B、Ca
O、ZnO、BaO、ThO等またはこれらの混合物
が挙げられ、イオン交換性層状珪酸塩、SiO−Al
、SiO−V、SiO−TiO、S
iO−MgO、SiO−Cr等が挙げられ
る。 【0026】必要により使用される有機アルミニウム化
合物としては、トリエチルアルミニウム、トリイソプロ
ピルアルミニウム等のトリアルキルアルミニウム;ジア
ルキルアルミニウムハライド;アルキルアルミニウムセ
スキハライド;アルキルアルミニウムジハライド;アル
キルアルミニウムハイドライド、有機アルミニウムアル
コキサイド等が挙げられる。 【0027】本発明に用いる直鎖状低密度ポリエチレン
は、上記触媒の存在下、気相重合、高圧イオン重合、溶
液重合で製造することができる。特に高圧イオン重合で
製造されたものが好ましい。 【0028】直鎖状低密度ポリエチレンは、市販品から
適宜選択し使用しても構わない。市販品としては、デュ
ポンダウ社製アフィニティー、日本ポリケム社製カーネ
ル等が挙げられる。 【0029】本発明においては上記高圧法低密度ポリエ
チレンと上記直鎖状低密度ポリエチレンとを、高圧法低
密度ポリエチレン70〜95重量%、直鎖状低密度ポリ
エチレン5〜30重量%、好ましくは高圧法低密度ポリ
エチレン75〜95重量%、直鎖状低密度ポリエチレン
5〜25重量%、より好ましくは高圧法低密度ポリエチ
レン80〜95重量%、直鎖状低密度ポリエチレン5〜
20重量%の割合で混合し、ポリエチレン混合物として
使用する。直鎖状低密度ポリエチレンの割合が5重量%
未満であると強度不足、30重量%を超えると咬合具賦
形性不足となる。 【0030】3.酸化防止剤 本発明のポリエチレン樹脂組成物に用いる酸化防止剤
は、フェノール系、リン系及びイオウ系の酸化防止剤が
制限なく使用できる。フェノール系酸化防止剤として
は、例えば、2,6−ジ−t−ブチル−4−メチルフェ
ノール、オクタデシル−3−(3,5−ジ−t−ブチル
−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート、ペンタエ
リスリチル−テトラキス[3−(3,5−ジ−t−ブチ
ル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート]、1,
3,5−トリメチル−2,4,6−トリス(3,5−ジ
−t−ブチル−4−ヒドロキシベンジル)ベンゼン、
1,3,5−トリス−[エチレン−3−(3,5−ジ−
t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネー
ト]−s−トリアジン−2,4,6−(1H,3H,5
H)トリオン、1,1,3−トリス(2−メチル−4−
ヒドロキシ−5−t−ブチルフェノールブタン、4,
4’−メチレン−ビス(2,6−ジ−t−ブチルフェノ
ール)、ヘキサメチレングリコール−ビス[β−(3,
5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェノール)プロ
ピオネート]、6−(4−ヒドロキシ−3,5−ジ−t
−ブチルアニリノ)2,4−ビス−オクチル−チオ−
1,3,5−トリアゾール、2,2’−チオ[ジエチル
−ビス−3(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシ
フェノール)プロピオネート]、2,2’−メチレン−
ビス(4−メチル−6−t−ノニルフェノール)、2,
6−ビス−(2’−ヒドロキシ−3’−t−ブチル−5
−メチルベンゾイル)−4−メチルフェノール、トリス
[β−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェ
ニル)プロピオニル−オキシエチル]イソシアヌレート
等が挙げられる。 【0031】リン系酸化防止剤としては、例えば、トリ
フェニルホスファイト、ジフェニルホスファイト、ジデ
シルホスファイト、トリデシルホスファイト、トリオク
チルホスファイト、トリドデシルホスファイト、トリオ
クタデシルホスファイト、トリノニルフェニルホスファ
イト、トリドデシルトリチオホスファイト、ジステアリ
ルペンタエリスリトールジホスファイト、4,4’−ブ
チリデンビス(3−メチル−6−t−ブチルフェニルジ
トリデシル)ホスファイト、トリス(2,4−ジ−t−
ブチルフェニル)ホスファイト、ビス(2,4−ジ−t
−ブチルフェニル)ペンタエリスリトールジホスファイ
ト、テトラキス(2,4−ジ−t−ブチルフェニル)−
4,4’−ビフェニレンジホスファイト等の他、アルキ
ル基が炭素数12〜15のアルキルである4,4’−イ
ソプロピリデンジフェニルテトラアルキルジホスファイ
ト等が挙げられる。 【0032】イオウ系酸化防止剤としては、例えば、ジ
オクチルチオジプロピオネート、ジデシルチオジプロピ
オネート、ジラウリルチオジプロピオネート、ジミリス
チルチオジプロピオネート、ジステアリルチオジプロピ
オネート、ラウリルステアリルチオジプロピオネート、
ジミリスチルチオジプロピオネート、ジステアリル−
β,β’−チオジブチレート、(3−オクチルチオプロ
ピオン酸)ペンタエリスリトールテトラエステル、(3
−デシルチオプロピオン酸)ペンタエリスリトールテト
ラエステル、(3−ラウリルチオプロピオン酸)ペンタ
エリスリトールテトラエステル、(3−ステアリルチオ
プロピオン酸)ペンタエリスリトールテトラエステル、
(3−オレイルチオプロピオン酸)ペンタエリスリトー
ルテトラエステル、(3−ラウリルチオプロピオン酸)
―4,4’−チオジ(3−メチル−5−t−ブチル−4
−フェノール)エステル、2−メルカプトベンズイミダ
ゾール、2−メルカプトメチルベンズイミダゾール、2
−ベンズイミダゾールジスルフィド、ジラウリルサルフ
ァイド、アミルチオグリコレート等が挙げられる。これ
らを単独でまたは二種類以上を併用して用いることがで
きる。フェノール系とリン系の酸化防止剤を組み合わせ
て用いるのがより好ましい。 【0033】酸化防止剤の添加量は、ポリエチレン混合
物100重量部に対して、0.04〜0.08重量部、
好ましくは0.05〜0.07重量部である。酸化防止
剤の添加量が0.04重量部未満では製品製造時の酸化
防止性が悪く、0.08重量部を超えると酸化防止剤の
ブリードアウトによる粉の吹きだしが顕著になる。 【0034】4.滑剤 本発明のポリエチレン樹脂組成物に用いる滑剤は、脂肪
酸アミド系の滑剤である。脂肪酸アミド系の滑剤は、ラ
ウリン酸アミド、ミリスチン酸アミド、パルミチン酸ア
ミド、ステアリン酸アミド、ベヘニン酸アミド、オキシ
ステアリン酸アミド、オレイン酸アミド、エルカ酸アミ
ド、リノール酸アミド、リシノール酸アミド、エチレン
ビスステアリン酸アミド、メチレンビスステアリン酸ア
ミド、メチレンビスステアロベヘンアミド、エチレンビ
スオレイン酸アミド、メチレンビスオレイン酸アミド等
が挙げられる。これらのうちオレイン酸アミド、エルカ
酸アミド、ステアリン酸アミドが好ましく、特に即効性
滑剤であるオレイン酸アミドとエルカ酸アミド、さらに
遅効性滑剤であるステアリン酸アミドとを組み合わせて
用いるのが好ましい。 【0035】滑剤の添加量は、ポリエチレン混合物10
0重量部に対して0.06〜0.12重量部が好まし
く、より好ましくは0.08〜0.10量部である。滑
剤の添加量が0.06重量部未満ではチャック摺動性が
悪く、0.12重量部を超えると滑剤のブリードアウト
による粉の吹き出しが顕著になる。 【0036】5.開口剤 本発明のポリエチレン樹脂組成物に添加する開口剤は、
無機系の開口剤である。無機系の開口剤の中では、ゼオ
ライト、硫酸カルシウム、シリカ、タルク、非晶性アル
ミノシリケート等が挙げられ、特に、硫酸カルシウム、
シリカ、タルクが好ましい。 【0037】開口剤の添加量は、ポリエチレン混合物1
00重量部に対して0.07〜0.15重量部が好まし
く、より好ましくは0.09〜0.13重量部である。
開口剤の添加量が0.07重量部未満では製造時の作業
効率が悪く、0.15重量部を超えると透明、光沢の低
下が顕著となる。 【0038】6.任意成分 その他本発明の効果を阻害しない程度に、一般に使用さ
れている添加成分、例えば、帯電防止剤、核剤、光安定
剤、紫外線吸収剤、防曇剤、着色剤等を添加することが
できる。 【0039】[II]咬合具付き袋体の製造 上記ポリエチレン樹脂組成物を、押出機から咬合具部に
相当する雌型プロファイル及び雄型プロファイルの形状
に適合した切り込みを有するサーキュラーダイを用い、
インフレーション押出成形することによって製造するこ
とができる。こうして得られた咬合具部付きインフレー
ションチューブを雌型プロファイルと雄型プロファイル
とが対向するように折り曲げたあと、サイド部を溶断シ
ール、袋上部を切断し、咬合具付き袋体を得る。 【0040】 【実施例】以下に本発明を実施例で説明するが、本発明
は、実施例のみに限定されるものではない。なお、実施
例で使用した使用樹脂と添加剤の組み合わせを次に示
す。また、評価方法を以下に示す。 【0041】1.使用樹脂 (1)高圧法ポリエチレン−1(HPLD−1):日本
ポリケム製ノバテックX525(メルトフローレート
4g/10分、密度 0.925g/cm、Q値
4.2、酸化防止剤:2,6−ジ−t−ブチル−4−メ
チルフェノール(商品名BHT)0.01重量部、オク
タデシル−3−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロ
キシフェニル)プロピオネート(商品名イルガノックス
1076)0.04重量部、滑剤:オレイン酸アミド
0.08重量部、ステアリン酸アミド0.02重量部、
開口剤:硫酸カルシウム0.12重量部) (2)高圧法ポリエチレン−2(HPLD−2):日本
ポリケム製ノバテックLF542H(メルトフローレー
ト 4g/10分、密度 0.925g/cm、Q値
4.2、酸化防止剤:2,6−ジ−t−ブチル−4−
メチルフェノール(BHT)0.02重量部、滑剤:オ
レイン酸アミド0.08重量部、ステアリン酸アミド
0.02重量部、開口剤:硫酸カルシウム0.12重量
部) (3)高圧法ポリエチレン−3(HPLD−3):日本
ポリケム製ノバテックHE30(メルトフローレート
0.3g/10分、密度 0.919g/cm、Q値
6.4、酸化防止剤:オクタデシル−3−(3,5−
ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネ
ート(イルガノックス1076)0.05重量部) (4)高圧法ポリエチレン−4(HPLD−4):日本
ポリケム製ノバテックLF660H(メルトフローレー
ト 7g/10分、密度 0.927g/cm、Q値
3.7、酸化防止剤:オクタデシル−3−(3,5−
ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネ
ート(イルガノックス1076)0.03重量部、滑
剤:オレイン酸アミド0.08重量部、ステアリン酸ア
ミド0.02重量部、開口剤:硫酸カルシウム0.12
重量部) (5)直鎖状低密度ポリエチレン−1(LLDPE−
1):日本ポリケム製カーネルKF270(メルトフロ
ーレート 2g/10分、密度 0.907g/c
、Q値 2.3、酸化防止剤:オクタデシル−3−
(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)
プロピオネート(イルガノックス1076)0.065
重量部、トリス(2,4−ジ−t−ブチルフェニル)ホ
スファイト(商品名イルガフォス168)0.033重
量部、テトラキス(2,4−ジ−t−ブチルフェニル)
−4,4’−ビフェニレンジホスファイト(商品名PE
PQ)0.033重量部 (6)直鎖状低密度ポリエチレン−2(LLDPE−
2):日本ポリケム製カーネルXM001(メルトフロ
ーレート 0.8g/10分、密度 0.880g/c
、Q値 1.9、酸化防止剤:オクタデシル−3−
(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)
プロピオネート(イルガノックス1076)0.065
重量部、トリス(2,4−ジ−t−ブチルフェニル)ホ
スファイト(イルガフォス168)0.033重量部、
テトラキス(2,4−ジ−t−ブチルフェニル)−4,
4’−ビフェニレンジホスファイト(PEPQ)0.0
33重量部 (7)直鎖状低密度ポリエチレン−3(LLDPE−
3):日本ポリケム製カーネルKF480(メルトフロ
ーレート 4g/10分、密度 0.918g/c
、Q値 3.1、酸化防止剤:トリス(2,4−ジ
−t−ブチルフェニル)ホスファイト(イルガフォス1
68)0.10重量部、テトラキス(2,4−ジ−t−
ブチルフェニル)−4,4’−ビフェニレンジホスファ
イト(PEPQ)0.05重量部 【0042】2.評価方法 (1)引張強度:インフレーションチューブから咬合具
部分を含まないように、長手方向(タテ方向)、円周方
向(ヨコ方向)に沿ってサンプルを切り出し、JIS
Z1702に準拠して測定した。試験機として、テンシ
ロン型引張試験機を用い、引張速度は500m/分とし
た。 (2)霞み度:インフレーションチューブから咬合具部
分を含まないようにサンプルを切り出し、JIS K6
714に準拠して測定した。 (3)光沢度:インフレーションチューブから咬合具部
分を含まないようにサンプルを切り出し、JIS K8
741に従って測定した。 (4)咬合部強度:咬合具部を短冊型刃型にて巾15m
mにカットし、テンシロン型引張試験機を用い、500
mm/分の速度で咬合具部の剥離強度を測定した。 (5)シール強度:シール部を短冊型刃型にて巾15m
mにカットし、テンシロン型引張試験機を用い、500
mm/分の速度でシール部の破壊強度を測定した。 (6)ゲル個数:インフレーションチューブ1m中に
存在する0.3mm以上の大きさのゲル個数をカウント
した。ゲル個数は酸化防止性の良否を示し、この値が小
さいほど酸化防止性が優れることを表す。 【0043】実施例1 HPLD−1が90重量%、LLDPE−1が10重量
%からなる樹脂組成物を、サーキュラーダイ付き押出機
に導入し、押出温度160℃、速度24m/分、ブロー
比0.9、厚さ0.04mmの条件でインフレーション
成形することで咬合具部付きインフレーションチューブ
を得た。前記咬合具部付きインフレーションチューブを
ホットナイフ式製袋機によって、溶断シールし、咬合具
付き袋体を得た。溶断シールの条件は、シール温度30
0℃、シール圧力157g/mm、製袋速度40〜80
袋/分とした。得られた樹脂組成物は、樹脂成分100
重量部に対し、酸化防止剤0.06重量部、滑剤0.0
9重量部、開口剤0.11重量部を含有していた。フィ
ルムの強度、霞度、光沢度、咬合強度、及び溶断シール
強度を測定した。結果を表1に示す。強度、透明性、柔
軟性、耐衝撃性も十分な値を示した。 【0044】実施例2 HPLD−1とLLDPE−1との割合を80/20
(重量比)とした以外は実施例1と同様に咬合具付き袋
体を得た。樹脂組成物は、樹脂成分100重量部に対
し、酸化防止剤0.07重量部、滑剤0.08重量部、
開口剤0.10重量部を含有していた。フィルムの強
度、霞度、光沢度、咬合強度、及び溶断シール強度を測
定した。結果を表1に示す。実施例1に比較し、フィル
ム強度、シール強度とも向上したが、咬合具賦形性の低
下による咬合強度の若干の低下があった。 【0045】実施例3 HPLD−1とLLDPE−1との混合割合を70/3
0(重量比)とした以外は実施例1と同様に咬合具付き
袋体を得た。樹脂組成物は、樹脂成分100重量部に対
し、酸化防止剤0.07重量部、滑剤0.07重量部、
開口剤0.08重量部を含有していた。フィルムの強
度、霞度、光沢度、咬合強度、及び溶断シール強度を測
定した。結果を表1に示す。実施例1に比較し、フィル
ム強度、シール強度とも向上したが、咬合具賦形性の低
下による咬合強度の若干の低下、メルトフラクチャーの
発生による透明、光沢の若干の低下があった。 【0046】 【表1】 【0047】比較例1 LLDPE−1を使用しなかった以外は実施例1と同様
に咬合具付き袋体を得た。樹脂組成物は、樹脂成分10
0重量部に対し、酸化防止剤0.05重量部、滑剤0.
10重量部、開口剤0.12重量部を含有していた。フ
ィルムの強度、霞度、光沢度、咬合強度、及び溶断シー
ル強度を測定した。結果を表2に示す。実施例1に比較
し、フィルム強度、シール強度とも低い数値を示した。 【0048】比較例2 HPLD−1とLLDPE−1との混合割合を60/4
0(重量比)とした以外は実施例1と同様に咬合具付き
袋体を得た。樹脂組成物は、樹脂成分100重量部に対
し、酸化防止剤0.08重量部、滑剤0.06重量部、
開口剤0.07重量部を含有していた。フィルムの強
度、霞度、光沢度、咬合強度、及び溶断シール強度を測
定した。結果を表2に示す。実施例1に比較し、咬合具
賦形性の低下による咬合強度の大幅な低下、メルトフラ
クチャーの発生による透明、光沢の大幅な低下が見ら
れ、実用に供する製品を得ることは不可能であった。 【0049】比較例3 HPLD−1のかわりにHPLD−2を使用した以外は
実施例1と同様に咬合具付き袋体を得た。樹脂組成物
は、樹脂成分100重量部に対し、酸化防止剤0.03
重量部、滑剤0.09重量部、開口剤0.11重量部を
含有していた。フィルムの強度、霞度、光沢度、咬合強
度、及び溶断シール強度を測定した。結果を表2に示
す。実施例1に比較し、ゲルの発生多く、実用に供する
製品を得ることは不可能であった。 【0050】比較例4 HPLD−1のかわりにHPLD−3を使用した以外は
実施例1と同様に咬合具付き袋体を得た。樹脂組成物
は、樹脂成分100重量部に対し、酸化防止剤0.06
重量部を含有し、滑剤、開口剤は含有していなかった。
フィルムの強度、霞度、光沢度、咬合強度、及び溶断シ
ール強度を測定した。結果を表2に示す。実施例1に比
較し、透明、光沢の低下があった。 【0051】比較例5 LLDPE−1のかわりにLLDPE−2を使用した以
外は実施例1と同様に咬合具付き袋体を得た。樹脂組成
物は、樹脂成分100重量部に対し、酸化防止剤0.0
6重量部、滑剤0.09重量部、開口剤0.11重量部
を含有していた。フィルムの強度、霞度、光沢度、咬合
強度、及び溶断シール強度を測定した。結果を表2に示
す。実施例1に比較し、メルトフラクチャーの発生によ
る透明、光沢の低下が見られた。 【0052】比較例6 HPLD−1のかわりにHPLD−4を使用した以外は
実施例1と同様に咬合具付き袋体を得た。樹脂組成物
は、樹脂成分100重量部に対し、酸化防止剤0.04
重量部、滑剤0.09重量部、開口剤0.11重量部を
含有していた。フィルムの強度、霞度、光沢度、咬合強
度、及び溶断シール強度を測定した。結果を表2に示
す。実施例1に比較し、フィルム強度の低下、咬合具賦
形性の低下による咬合強度の低下、及びシール強度の低
下が見られた。 【0053】比較例7 LLDPE−1のかわりにLLDPE−3を使用した以
外は実施例1と同様に咬合具付き袋体を得た。樹脂組成
物は、樹脂成分100重量部に対し、酸化防止剤0.0
6重量部、滑剤0.09重量部、開口剤0.11重量部
を含有していた。フィルムの強度、霞度、光沢度、咬合
強度、及び溶断シール強度を測定した。結果を表2に示
す。実施例1に比較し、咬合具賦形性の低下により咬合
強度が著しく低下した。 【0054】 【表2】 【0055】 【発明の効果】本発明による合成樹脂製咬合具付き袋体
は、十分な咬合具賦形性を有し、なおかつフィルム強
度、溶断シール強度、咬合部シール部のピンホール防止
性に優れ、さらに透明、光沢が良好な袋体である。
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C08L 23:08) (72)発明者 清水 輝美 静岡県浜松市上島6丁目8番1号 株式会 社生産日本社技術開発部内 Fターム(参考) 3E064 AA03 BA26 BA27 BC18 EA07 HN12 4J002 BB031 BB042 DG058 DJ008 DJ018 DJ048 EJ006 EJ016 EP007 EV006 EV046 EV066 EW066 FD076 FD177 FD208 GT00

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 メルトフローレートが1〜6g/10
    分、密度が0.920〜0.926g/cm、Q値が
    3.8以上である高圧法ポリエチレン70〜95重量%
    とメルトフローレートが1〜4g/10分、密度が0.
    890〜0.915g/cm、Q値が3以下である直
    鎖状低密度ポリエチレン5〜30重量%とからなるポリ
    エチレン混合物100重量部に対し、酸化防止剤0.0
    4〜0.08重量部、滑剤0.06〜0.12重量部、
    開口剤0.07〜0.15重量部を含有するポリエチレ
    ン樹脂組成物をインフレーション成形してなる合成樹脂
    製咬合具付き袋体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPWO2019131168A1 (ja) * 2017-12-26 2020-07-09 Dic株式会社 積層フィルム及び食品包装袋

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