JP2003154305A - 流量可変型バルブ及び当該バルブを備えた容器 - Google Patents

流量可変型バルブ及び当該バルブを備えた容器

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JP2003154305A JP2002264833A JP2002264833A JP2003154305A JP 2003154305 A JP2003154305 A JP 2003154305A JP 2002264833 A JP2002264833 A JP 2002264833A JP 2002264833 A JP2002264833 A JP 2002264833A JP 2003154305 A JP2003154305 A JP 2003154305A
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Jean-Pierre Yquel
ケル ジャン−ピエール
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LOreal SA
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    • B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D83/00—Containers or packages with special means for dispensing contents
    • B65D83/14—Containers or packages with special means for dispensing contents for delivery of liquid or semi-liquid contents by internal gaseous pressure, i.e. aerosol containers comprising propellant for a product delivered by a propellant
    • B65D83/44—Valves specially adapted therefor; Regulating devices

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Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【課題】 所望の噴霧吐出特性にしたがった異なる流量
で、且つ平均粒子サイズを同一オーダーに保ちながら、
製品を分配できるバルブを実現し、当該バルブを備え
る、製造が簡単で経済的な装置を提供する。 【解決手段】 使用動作に応じて閉位置から少なくとも
２つの開位置から選択された位置へと移動することので
きる開閉要素（１４）を備えた、加圧容器（２）に収容
された製品を分配するためのバルブ（１０）。開閉要素
（１４）はピストン（２４）を有し、ピストンは使用動
作に応じて、該ピストンによってバルブ本体（１１）が
バルブ（１０）の流出路（１８）から液密に隔離される
閉位置と、バルブ本体（１１）と前記流出路（１８）と
の間を流体が連通する少なくとも前記第１および第２開
位置から選択された開位置との間を、バルブ本体（１
１）内部で軸方向に移動することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、加圧容器に備え付
けるためのバルブに関する。この種のバルブは、毛髪製
品（ラッカー、整髪スプレーなど）、個人向け衛生製
品、化粧製品、または太陽光による有害な影響からの保
護製品を分配するために、特に化粧品分野で使用され
る。
【０００２】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】この
種のバルブの最も一般的な構造は、バルブ本体がバルブ
ステムの形状の開閉要素を内部に備え、該バルブステム
の一部がバルブ本体の外側に突出している構造である。
バルブステムは、環状シールの形状の密閉要素と契合し
密閉を維持しながらスライドすることが可能である。バ
ルブステムの内部には軸方向のダクトが貫通する。ダク
トの一端は、バルブ本体の外側に向かって軸方向に開口
し、少なくとも１つの流出口を備えたバルブ作動部材を
貫通する流路と連通する位置にある。ダクトのもう一方
の端は、同じ軸方向の位置にある少なくとも１つの流入
口で半径方向に開口する。バルブが閉状態のとき、少な
くとも１つの流入口は密閉要素と対向する。
【０００３】使用動作に応じて、バルブが軸方向に押さ
れ、バルブステムの少なくとも１つの流入口はバルブ本
体内部で加圧された製品と連通する位置にくる。次い
で、製品がバルブステムおよび作動部材を貫通する流路
を通って分配口まで運ばれる。バルブが複数の流入口を
有する場合、複数の流入口は同時にバルブ本体と連通す
るように設置される。使用動作が停止すると、バルブ本
体内部のバネによってバルブステムが閉位置に戻る。そ
の結果、製品分配が中断される。
【０００４】軸方向の動きに応じた作動とは別に、バル
ブステムの側面に沿って加えられた圧力に応じて作動す
るバルブもある。その種のバルブは「傾斜作動式」バル
ブと呼ばれる。 「雌型」バルブとして公知のバルブの場合、その開閉要
素はバルブ本体の外側に突出しない。この場合、作動部
材の一部分がバルブ本体内部に嵌め込まれており、バル
ブの開閉を制御する。
【０００５】異なる構造のバルブが、例えば仏国特許出
願第２７２５１８２号に開示されている。該文献に開示
されたバルブ本体内部には、製品とともにまたは別々に
高圧ガスを放出するためのガス抜き口が設けられてい
る。該文献に記載の原理にしたがって開くバルブは、ガ
ス抜き口なしで設計することもできる。これら公知のバ
ルブの場合、使用動作によって開閉要素が動き、閉位置
から開位置へと移動し、製品が所定の固定流量で分配さ
れる。
【０００６】最初のタイプのバルブの場合、流出量を決
定するのは、少なくとも１つの流入口の断面および／ま
たはその数である。前述の仏国特許出願第２７２５１８
２号に記載されたタイプのバルブの場合、流出量を決定
するのは、バルブ本体の深さおよび／または幅および／
または内表面に形成された溝の数である。
【０００７】よって、整髪製品の分野では、ラッカーの
場合、第１の流量を達成するバルブを備えた容器が使用
される。製品を噴霧状にスプレーする場合、第１の流量
を上回る第２の流量を達成するまた別のバルブを備えた
別の容器が使用される。したがって、使用者が同一の製
品をスプレーする際に２つの異なるスプレー方法を選べ
るようにするには、２つの別々の装置が必要となる。
【０００８】流量可変型バルブが、米国特許第３２９２
８２７号および同第３１９５５６９号に記載されてい
る。構造的な理由により、異なる流量を有する２つのバ
ルブの位置が互いに非常に近接しており、選択的な使用
ができなくなってしまうことがある。
【０００９】よって、本発明の目的の１つは、所望の吐
出特性にしたがった異なる流量で、且つ平均粒子サイズ
を同一オーダーに保ちながら、製品を分配できるバルブ
を提供することである。
【００１０】また別の目的は、製造が簡単で経済的な装
置を提供することである。
【００１１】さらなる目的は、以下の詳細な説明で明ら
かにする。
【００１２】
【課題を解決するための手段】本発明の第１の特徴によ
ると、使用動作に応じて閉位置から少なくとも第１およ
び第２の開位置から選択された位置へと移動することの
できる開閉要素を備えた、加圧容器に収容された製品を
分配するためのバルブを提供することによって、これら
の目的は達成される。前記第１の開位置は加圧された製
品が第１の流量で分配される位置であり、前記第２の開
位置は製品が第１の流量と異なる第２の流量で分配され
る位置であり、開閉要素は使用動作が停止すると閉位置
に戻り、および開閉要素はピストンを形成する部分を有
し、該ピストンは使用動作に応じて、その周縁部によっ
てバルブ本体がバルブの流出路から液密に隔離される閉
位置と、バルブ本体と流出路との間を流体が連通する、
少なくとも第１および第２の開位置から選択された開位
置との間を、バルブ本体内部で軸方向に移動することが
できる。
【００１３】液密にバルブ本体の内表面と加圧接触する
周縁部は、開閉要素の残りの部分と一体成形して得られ
る***部からなっていてよい。あるいは、好ましくは接
着またはオーバーモールドによって、開閉部材に固定さ
れたＯリングからであってもよい。さらには、開閉部材
の残りの部分と一体成形またはオーバーモールドされた
リップ部の自由端であってもよい。
【００１４】米国特許第３１９５５６９号および米国特
許第３２９２８２７号のバルブと比較して、本発明によ
る構造のバルブは、シール部の厚さをなるべく薄く保ち
たい場合における閉じたときの密閉度の問題を解消する
ことができる点で有利である。というのは、本発明の構
造では、流量は、バルブステムの流入口の、シール部に
対する位置によって変化するものではなく、バルブ本体
内部のピストンの位置によって変化するものとなってい
るためである。結果として、流量を変化させる様々な位
置を以前よりも一段とうまく区別することができ、この
ことによって、閉じたときの密閉度が影響を受けること
もない。
【００１５】よって、整髪製品の場合、製品は、第１の
開位置では、比較的低い流量でラッカー状に分配され、
第２の開位置では、高流量で噴霧状に分配される。こう
して、同一装置を両方の分配手段に使用することができ
る。
【００１６】第１および第２の流量に関して、噴霧特性
は粒子サイズの面で同一オーダーである。よって、平均
粒子サイズの差は、好ましくは３５％未満、より好まし
くは２５％未満、さらに好ましくは１５％未満、そして
それ以上に好ましくは１０％未満である。ラッカーのよ
うな整髪製品の場合、粒子サイズは一般的に４０μｍか
ら５５μｍの間である。
【００１７】２つの開位置によって、それぞれ異なる分
配流量が可能になり、該２つの開位置はそれぞれ、例え
ば指など手動による自然な使用状態において得られ、所
望される間はずっと維持されるものである。
【００１８】例えば開閉要素が第１から第２の位置へ移
動するときに小さなくぼみ部または***部を超えると、
知覚できる信号を発することができる設計によって、一
方の位置からもう一方の位置に移ったことを使用者に知
らせることができる。前記くぼみ部または***部は感知
できる大きさでなくてはならないが、バルブが閉位置に
戻るのを妨げてしまうほど大きすぎてはならない。
【００１９】２つの開位置の分配流量の差は、第１の開
位置で分配される製品の流れと、第２の開位置で分配さ
れる製品の流れとの違いが視覚的および／または聴覚的
にわかる程度であることが好ましい。
【００２０】バルブは製品に浸漬された管を介して製品
と連通しており、製品は液化ガスまたは圧縮ガスによっ
て推進される。また、製品は壁が変形可能な袋の中に収
容され、外側に高圧ガスが封入されていてもよい。
【００２１】好適には、開閉要素は第１の開位置を通っ
て第２の開位置に到達し、第１と第２の開位置の間で製
品流量は、第１の流量から第２の流量へと徐々に変化す
る。こういった構造によって、非常に柔軟に製品分配の
特性を選択することができる。この目的を達成するため
に、少なくとも第１と第２の開位置の間から選択された
位置において、ピストンの周縁部は、バルブ本体の内表
面に形成された少なくとも１つの溝と対向する。該溝の
幅および／または深さは、開閉要素が移動する軸に沿っ
て次第に変化する。
【００２２】よって、溝の深さは、第１端では実質的に
ゼロであり、第２端では数１０分の1ミリメートルのオ
ーダーで第１端から離れている。同様に、溝の幅は次第
に変化し、第１端付近ではゼロ度のオーダーであり、第
２端付近では数度のオーダーである。
【００２３】あるいは、製品流量は、第１の開位置から
第２の開位置へ移動するにつれ大まかには徐々に増加す
る。この目的を達成するために、ピストンの周縁部は、
第１の位置では、バルブ本体の内表面に形成された少な
くとも１つの第１の軸方向の溝と対向し、一方、第２の
位置では、前記第１の溝とは別の、バルブ本体の内表面
に形成された少なくとも１つの第２の軸方向の溝と対向
する。
【００２４】実際は、第２の位置では、ピストンは第１
および第２の溝の両方と対向することができる。この場
合、第１および第２の溝の横断面を同一にすることがで
きる。あるいは、所要の流量の差を確実にするために、
第２の溝の横断面の表面が第１の溝のそれと異なってい
るならば、第２の溝のみと対向させることができる。
【００２５】また別の例として、バルブ本体の内表面
に、上部端が軸方向に分岐している複数の互いに平行な
軸方向の溝があってもよい。よって、第１の押圧された
位置では、ピストンは第１の軸方向の溝と対向し、第１
の流量が可能になる。第２の押圧された位置では、ピス
トンは第１の溝に加えて、第１の溝に平行な第２の溝に
も対向し、よって第１の流量を上回る高流量が可能にな
る。
【００２６】開閉要素は、バルブ本体の外側に突出した
部分を有するバルブステムを備える。バルブステムの内
部には軸方向のダクトが貫通し、ダクトの一端は、バル
ブ本体の外側に向かって開口した流出口であり、ダクト
のもう一方の端は、閉位置でバルブ本体から隔離される
流入口である。
【００２７】この種のバルブステムは、使用動作に応じ
て、軸方向に移動してバルブ本体内に設置された例えば
環状シールの形状の密閉要素と液密に接触し、横向きに
開口した流入口は、閉位置において密閉要素と対向し、
よって閉鎖される。
【００２８】本発明の第２の特徴によると、例えば化粧
製品などの製品を収容し分配するための装置であって、
本発明の第１の特徴によるバルブを備えた、分配すべき
製品を収容する加圧容器を有する装置が提供される。
【００２９】製品は、圧縮ガスまたは液化ガスを使用し
て加圧される。高圧ガスは、製品と接触してもよく、あ
るいは、ピストンまたは製品を収容する変形可能な袋に
よって隔離されていてもよい。
【００３０】好適には、装置はさらに、バルブを作動す
るための、および、例えばノズル内に形成された少なく
とも１つの、好ましくは渦巻き効果を有する分配口を介
して、加圧によって製品を分配するための部材を備え
る。
【００３１】本発明による装置は、例えば毛髪製品、個
人向け衛生製品、化粧品、スキンケア製品、または太陽
光による有害な影響からの保護製品などの化粧製品を収
容し、加圧によって分配するために使用されるのが好ま
しい。
【００３２】上記の特徴とは別に、本発明は、添付の図
面を参照して説明する非限定的な実施形態に関して以下
に記載する特徴を有する。
【００３３】図１にその全体図を示した装置１は円筒形
容器２を備える。容器２は本実施例ではアルミニウムま
たはブリキでできており、バルブ（これについては後に
詳述する）を作動するための、および、分配口５１を介
して例えば毛髪用の組成物を分配するためのヘッド５０
を搭載している。分配ヘッド５０はバルブを作動するた
めの押圧面５２を備える。取り外し可能なキャップ５９
が分配ヘッド５０を覆う。
【００３４】特に図２（ａ）および（ｂ）と図３（ａ）
および（ｂ）を参照して説明する第１の実施例では、バ
ルブ１０は、アルミニウム製容器２の巻回された縁に圧
接されたカップ部３に取り付けられている。容器は一部
分のみ示した。
【００３５】軸Ｘを有するバルブ１０は、一端が軸方向
に延びる煙突状部分１２となっている円筒形バルブ本体
１１を備える。煙突状部分１２には浸漬された管が圧入
されて固定されている。バルブ本体のもう一方の端は、
バルブ保持カップ部３によって閉じられており、厚さ約
１．５ｍｍの環状シール部によって密閉状態が生まれ
る。バルブ本体１１内部のカップ部３付近に形成された
環状リング部は、シール部１３の内表面を押圧するよう
に密着し、よってシール部の位置が固定され、所望の密
閉状態が得られる。環状シール部１３内を、バルブステ
ム１４が軸方向にスライドし、その一部分１５はバルブ
本体の外側に突出している。
【００３６】少なくとも一部分１５がバルブ本体の外側
に突出しているバルブステム１４の内部には、軸方向に
ダクト１８が貫通している。ダクト１８の一端は、軸方
向の開口部１９でバルブ本体の外側に向かって開口す
る。その反対側の端付近でダクト１８は、開口部２０で
半径方向に開口する。開口部２０は、バルブが閉位置に
あるとき（図２（ａ））環状シール部１３の内側の縁と
液密に接触する。
【００３７】図３（ａ）および（ｂ）に図示したよう
に、バルブステム１４の突出部分１５には押しボタン形
状の分配ヘッド５０が圧入されて固定されている。分配
ヘッド５０の内部には、流路５３が貫通している。流路
５３の一端は、バルブステムのダクト１８と連通し、も
う一方の端は、渦巻きを発生させるダクトを有するノズ
ルによって画定される分配口５１で開口する。
【００３８】バルブ本体１１の内部に設置されたバルブ
ステム１４の部分２４は、周縁***部２８を有する。隆
起部２８は、バルブが閉位置にあるとき（図２（ａ））
その全周縁部でバルブ本体１１の内表面押圧するように
接触して密封する。バルブが閉位置にあるとき、バルブ
ステム内に半径方向に形成された開口部２０はシール部
１３と対向する位置にきて、よって周縁***部２８の下
方でバルブ本体１１に収容されている加圧製品から隔離
される。
【００３９】分配ヘッド５０を介してバルブステム１４
に軸方向の圧力を加えると、***部２８の少なくとも角
部（面取りされている）が、バルブ本体１１の内表面に
形成された溝２３と対向する位置にくる。すると、開口
部２０は環状シール部１３と対向しなくなり、バルブ本
体と開口部との間の密閉状態が阻害される。よって、製
品は、周縁***部２８と溝２３の底部との間にできた空
間を通ってバルブ本体の上部へと上昇し、開口部２０に
流れ込み、バルブステム１４内を上昇し、分配口５１を
通って分配される。作動させる圧力がなくなると、バル
ブはバネ１７によって図２の閉位置へと戻る。
【００４０】図２（ｂ）を見ると明らかなように、溝２
３の幅は、容器の底部に向かって傾斜状に徐々に大きく
なる。よって、分配ヘッド５０に軸方向に軽く圧力を加
えると（図３（ａ））、バルブステムは、バルブステム
の周縁***部２８が溝２３の幅の狭い部分と対向する程
度の位置まで押し込まれる。製品は、例えば０．１６ｇ
／ｓといった、比較的低い流量で分配される。分配ヘッ
ド５０に加えられる圧力が高くなるにつれ、図３（ｂ）
の位置、つまり***部２８が溝２３の幅が最も広い部分
と対向する位置に到達するまで、流量は徐々に増加す
る。前記位置において、製品は、粒子サイズはほぼ同一
のまま、図３（ａ）の位置での流量よりも極めて高い流
量で分配される。例えば、その流量は０．６７ｇ／ｓの
オーダーである。
【００４１】図４（ａ）および（ｂ）と図５（ａ）およ
び（ｂ）の実施例は、溝２３の幅が高さ全体にわたって
一定であるが、深さが容器の底部に向かって徐々に増加
する点で前述の実施例と異なる。バルブ１０に関して
は、前述の実施例のバルブとあらゆる点で同一である。
【００４２】分配ヘッド５０に軸方向に軽く圧力を加え
ると（図５（ａ））、バルブステムは、バルブステムの
周縁***部２８が溝２３の深さの浅い部分と対向する程
度の位置まで押し込まれる。次いで、製品が比較的低い
流量で分配される。分配ヘッド５０に加える圧力が高く
なるにつれ、図５（ｂ）の位置、つまり***部２８が溝
２３の最も深い部分と対向する位置に到達するまで、流
量は徐々に増加する。前記位置において、製品は、図５
（ａ）の位置での流量よりも極めて高い流量で分配され
る。
【００４３】上述の詳細な説明ではいくつかの本発明の
好適な実施形態を説明した。特許請求の範囲に記載され
た発明の技術思想から逸脱することなく、これらを修正
することができることは明らかである。
【図面の簡単な説明】
【図１】 図１は、本発明の第２の特徴による収容およ
び分配装置の全体図である。
【図２】 図２（ａ）および（ｂ）は、本発明の第１の
特徴によるバルブの第１の実施形態を示す図である。
【図３】 図３（ａ）および（ｂ）は、本発明の第１の
特徴によるバルブの第１の実施形態を示す図である。
【図４】 図４（ａ）および（ｂ）は、本発明の第１の
特徴によるバルブの第２の実施形態を示す図である。
【図５】 図５（ａ）および（ｂ）は、本発明の第１の
特徴によるバルブの第２の実施形態を示す図である。
【符号の簡単な説明】
１ 装置 ２ 円筒形容器 ３ カップ部 １０ バルブ １１ バルブ本体 １２ 煙突状部分 １３ 環状シール部 １４ バルブステム １５ 突出部分 １７ バネ １８ ダクト １９ 軸方向の開口部 ２０ 半径方向の開口部 ２３ 溝 ２４ 部分 ２８ 周縁***部 ５０ 分配ヘッド ５１ 分配口 ５２ 押圧面 ５３ 流路 ５９ キャップ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考） Ｂ０５Ｄ 3/00 Ｂ０５Ｄ 3/00 Ａ 7/00 7/00 Ｆ Ｂ６５Ｄ 83/44 Ｂ６５Ｄ 83/14 Ｂ Ｆターム(参考） 3E014 PA01 PB01 PB07 PD01 PE09 4D075 AC53 AC56 AC72 AC84 AC86 CA48 DA04 DB18 DC27 EA05 4F041 AA12 AB01 BA51 BA59 4F042 AA22 CC01 CC07 DD07 DD37 DD39

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 加圧容器（２）に収容された製品を分配
    するためのバルブ（１０）であって、 当該バルブは、使用動作に応じて閉位置から少なくとも
    ２つの開位置： ｉ）加圧された製品が第１の流量で分配される第１の開
    位置と ｉｉ）製品が第１の流量と異なる第２の流量で分配され
    る第２の開位置 から選択された位置へと移動することのできる開閉要素
    （１４）を備え、 該開閉要素（１４）はピストン（２４）を有し、該ピス
    トンは使用動作に応じて、該ピストンによってバルブ本
    体（１１）がバルブ（１０）の流出路（１８）から液密
    に隔離される閉位置と、バルブ本体（１１）と前記流出
    路（１８）との間を流体が連通する、少なくとも前記第
    １および第２開位置から選択された開位置との間を、バ
    ルブ本体（１１）内部で軸方向に移動することができる
    バルブ（１０）。
  2. 【請求項２】 開閉要素（１４）が第１の開位置を通っ
    て第２の開位置に到達することと、第１と第２の開位置
    の間で製品流量が、第１の流量から第２の流量へと徐々
    に変化することを特徴とする請求項１に記載のバルブ
    （１０）。
  3. 【請求項３】 少なくとも前記第１と第２の開位置の間
    から選択された位置において、ピストンの周縁部（２
    ８）は、バルブ本体（１１）の内表面に形成された少な
    くとも１つの軸方向の溝（２３）と対向し、該溝の幅お
    よび／または深さは、開閉要素（１４）が移動する軸に
    沿って次第に変化することを特徴とする請求項２に記載
    のバルブ（１０）。
  4. 【請求項４】 開閉要素（１４）が第１の開位置を通っ
    て第２の開位置に到達することと、第１と第２の開位置
    の間で製品流量が、第１の流量から第２の流量へと段階
    的に変化することを特徴とする請求項１に記載のバルブ
    （１０）。
  5. 【請求項５】 ｉ）第１の位置で、ピストンの周縁部
    （２８）が、バルブ本体（１１）の内表面に形成された
    少なくとも１つの第１の軸方向の溝（２３）と対向し、 ｉｉ）第２の位置で、前記ピストンの周縁部（２８）
    が、前記第１の溝とは別の、バルブ本体の内表面に形成
    された少なくとも１つの第２の軸方向の溝（２３）と対
    向する請求項４に記載のバルブ（１０）。
  6. 【請求項６】 開閉要素（１４）が、バルブ本体（１
    １）の外側に突出した部分（１５）を有するバルブステ
    ムを備えていることと、前記バルブステムの内部には軸
    方向のダクト（１８）が貫通し、該ダクトの一端が、バ
    ルブ本体の外側に向かって開口した流出口（１９）であ
    り、ダクトの他端が、閉位置でバルブ本体（１１）から
    隔離される少なくとも１つの流入口（２０）であること
    を特徴とする請求項１ないし５のいずれか１項に記載の
    バルブ（１０）。
  7. 【請求項７】 前記バルブステム（１４）が、前記使用
    動作に応じて、軸方向に移動して、前記バルブ本体内に
    設置された環状シールなどの密閉要素（１３）と液密に
    接触することができ、閉位置では、前記流入口（２０）
    が、横向きに前記密閉要素（１３）と対向することを特
    徴とする請求項６に記載のバルブ（１０）。
  8. 【請求項８】 化粧製品などの製品を収容し分配するた
    めの装置であって、分配すべき製品を収容することがで
    き、請求項１ないし７のいずれか１項に記載のバルブ
    （１０）を備えた加圧容器（２）を有する装置（１）。
  9. 【請求項９】 さらに、バルブを作動させるための、お
    よび、ノズル内などに形成された少なくとも１つの、好
    ましくは渦巻き効果を有する分配口（５１）を介して、
    加圧された製品を分配するための部材（５０）を備えて
    いることを特徴とする請求項８に記載の装置（１）。
  10. 【請求項１０】 毛髪製品、個人向け衛生製品、化粧
    品、スキンケア製品、または太陽光による有害な影響か
    らの保護製品のような化粧製品を収容し、加圧によって
    分配するための、請求項８または９に記載の装置
    （１）。
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