JP2003153956A - 吸収性物品、吸収性物品の着用体及び交換体、ならびに吸収性物品の取り替え方法 - Google Patents

吸収性物品、吸収性物品の着用体及び交換体、ならびに吸収性物品の取り替え方法

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JP2003153956A JP2001357801A JP2001357801A JP2003153956A JP 2003153956 A JP2003153956 A JP 2003153956A JP 2001357801 A JP2001357801 A JP 2001357801A JP 2001357801 A JP2001357801 A JP 2001357801A JP 2003153956 A JP2003153956 A JP 2003153956A
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Tomotsugu Matsui
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Abstract

(57)【要約】 【課題】被介護者の局部を露出させることがなく交換体
を交換することができ、被介護者の自尊心を傷つけ精神
的な苦痛を与えることがないにする。 【解決手段】***局部を覆った状態で着用する着用体1
0と、この着用体10の外側にあって着用体に対して連
結される交換体20とを備え、前記着用体10は、***
物を受けて少なくともこの***物の***液を裏面側に透
過可能であり、前記交換体20は、前記着用体10を透
過した***液を吸収保持し、裏面側へ***液の透過を防
止するものであり、前記交換体20は、少なくとも***
液の吸収部、または全体が、前記着用体10に対して機
械的ファスナーシステム41、42着脱可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、着用体及び交換体
を有する吸収性物品、吸収性物品の着用体及び吸収性物
品の交換体、ならびに吸収性物品の取り替え方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】吸収性物品、特に紙おむつにおいて、幼
児用の場合には一回限りの使い捨てであるのが主流であ
るが、大人用では、いわゆるアウター紙おむつの内側に
パッドを挿入して使用することが主流である。
【0003】この大人用では、テープ式の紙おむつの場
合には、パッドを交換するときに、テープを外し、***
物で汚れたパッドを取り出し、新しい交換用パッドを身
体に密着させながら、紙おむつを被せ、止着テープによ
り紙おむつを装着している。
【0004】パンツ型の場合には、紙おむつを膝上まで
降ろし、***物で汚れたパッドを取り出し、新しい交換
用パッドを紙おむつの内側に位置させながら、紙おむつ
を引き上げながら装着することが多い。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】したがって、装着者に
とって、紙おむつの取り外し及び装着に多大な負担を強
いるものであるとともに、特に大人用においては、被介
護者にとってみれば、局部を他人にみせることになり、
自尊心を傷つけ精神的な苦痛を伴う。また、パッドが排
泄液を吸収しても、紙おむつの取り外し及び装着に多大
な負担がかかるので、介護者が頻繁に確認するのについ
おっくうとなる。
【0006】したがって、本発明の主たる課題は、被介
護者の局部を露出させることがなく交換体を交換するこ
とができ、被介護者の自尊心を傷つけ精神的な苦痛を与
えることがないにすることにある。他の課題は、交換体
の交換、ならびに***の有無の確認が容易なものとする
ことにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決した本発
明は次記のとおりである。 <請求項1項記載の発明>***局部を覆った状態で着用
する着用体と、この着用体の外側にあって着用体に対し
て装着される交換体とを備え、前記着用体は、***物を
受けて、少なくともこの***物の***液を保持する吸収
部を有しないもので、かつ前記***液を裏面側に透過可
能であり、前記交換体は、前記着用体を透過した***液
を吸収保持し、かつ裏面側へ***液の透過を防止するも
のであり、前記交換体は、少なくとも***液の吸収部、
または全体が、前記着用体に対して着脱可能であること
を特徴とする吸収性物品。
【0008】(作用効果) A.***物の***液は、着用体を通してその裏面から交
換体に吸収され、***液の裏面側への透過は防止され
る。交換体は、少なくとも***液の吸収部、または全体
が、着用体に対して着脱可能である。したがって、***
があった場合、着用体を着用させたまま、着用体から交
換体を脱着させ、新しい交換体と取り替えて着用体に装
着させることにより、介護者にとって容易にかつ負担が
少なく交換体の交換が可能となる。さらに、着用体は、
***局部を覆った状態で交換体の着脱が可能であるか
ら、被介護者の局部を露出させることがなく、被介護者
の自尊心を傷つけ精神的な苦痛を与えることがないもの
となる。
【0009】B.着用体は、***物の***液を保持する
たとえば綿状パルプなどの吸収部を有しないものであ
る。この形態では、取り替え時期間において、大量の排
泄液の吸収保持量が要求されない場合において有効であ
り、吸収部の存在によるモコモコ感から解放され、良好
な装着感が得られる。
【0010】<請求項2項記載の発明>着用体は、少な
くとも***局部が織布または編成布からなる請求項1記
載の吸収性物品。
【0011】<作用効果>少なくとも***局部が織布ま
たは編成布からなるものであれば、***液は透過すると
ともに、パンツやショーツのように、***局部の刺激が
ないものとなる。
【0012】<請求項3項記載の発明>***局部を覆っ
た状態で着用する着用体と、この着用体の裏面側にあっ
て着用体に対して装着される交換体とを備え、前記着用
体は、***物を受けて少なくともこの***物の***液を
裏面側に透過または溢出可能であり、前記交換体は、前
記着用体を透過または着用体から溢出した***液を吸収
保持し、裏面側へ***液の透過を防止するものであり、
前記交換体は、少なくとも***液の吸収部、または全体
が、前記着用体に対して着脱可能であることを特徴とす
る吸収性物品。
【0013】(作用効果)本請求項3記載の吸収性物品
においては、着用体は、***物の***液を保持するたと
えば綿状パルプなどの吸収部を有していても、有してい
なくても良い。また着用体は***液を裏面側に透過せず
に、溢出するように構成し、溢出した***液を交換体に
より吸収保持するようにしても良い。いずれにせよ、上
記Aの作用効果が奏せられる。
【0014】<請求項4項記載の発明>***局部を覆っ
た状態で着用する着用体であり、この着用体の裏面側に
あって、着用体を透過した***液を吸収保持し、裏面側
へ***液の透過を防止する交換体が着脱可能に装着され
るものであり、前記着用体は、***物を受けて少なくと
もこの***物の***液を裏面側に透過可能であることを
特徴とする吸収性物品の着用体。
【0015】<請求項5項記載の発明>***液を透過す
る表面層及び裏面層、ならびにこれらの層の間に介在さ
れ、***液を保持する液保持層を有する請求項4記載の
着用体。
【0016】(作用効果)着用体を***液透過性の単一
のシートにより形成することも可能であるが、着用者
(被介護者)の肌への密着性や感触性が劣る。そこで、
少なくとも3層構造とすることにより、密着性及び感触
性を高めることができる。さらに、液保持層たとえば綿
状パルプ層を設け、***液を一時的に吸収して保持する
ようにすることで、排尿速度が速い場合にも、速やかに
吸収でき、漏れを防止できるとともに、液保持層と交換
体の吸収部の両者が***液を吸収するから、交換体の排
泄液の吸収量の負担が少なくなる利点もある。
【0017】<請求項6項記載の発明>着用体が、止着
テープを用いて装着される、またはパンツ式のものであ
る請求項4または5記載の着用体。
【0018】<請求項7項記載の発明>***物を受けて
少なくともこの***物の***液を裏面側に透過可能であ
り、***局部を覆った状態で着用する着用体の裏面側に
あって、着脱可能に装着されるものであり、前記着用体
を透過した***液を吸収保持し、裏面側へ***液の透過
を防止するものであることを特徴とする吸収性物品の交
換体。
【0019】<請求項8項記載の発明>着用体を透過し
た***液を吸収保持した状態が、外部から視認できる視
認手段が設けられている請求項7記載の吸収性物品の交
換体。
【0020】<作用効果>交換体が、着用体を透過した
***液を吸収保持した状態が、外部から視認できる視認
手段、たとえばいわゆる「お知らせマーク」が設けられ
ていることにより、交換体の交換時期を介護者が容易に
判断できる。
【0021】<請求項9項記載の発明>***液を透過す
る表面層、裏面側へ***液の透過を防止する裏面層、な
らびにこれらの層の間に介在され、***液を保持する液
保持層を有する請求項7記載の交換体。
【0022】<請求項10項記載の発明>交換体が着用
体に対して機械的ファスナーシステムにより着脱可能と
されている請求項7〜9のいずれか1項に記載の交換
体。
【0023】(作用効果)交換体を着用体に対して機械
的ファスナーシステムにより着脱可能とすることによ
り、交換作業がきわめて簡単になる。
【0024】<請求項11項記載の発明>***局部を覆
った状態で着用する着用体と、この着用体の外側にあっ
て着用体に対して装着される交換体とを要素とし、前記
着用体は、***物を受けて少なくともこの***物の***
液を裏面側に透過または溢出可能であり、前記交換体
は、前記着用体を透過または着用体から溢出した***液
を吸収保持し、裏面側へ***液の透過を防止するもので
あり、前記交換体は、少なくとも***液の吸収部、また
は全体が、前記着用体に対して着脱可能であり、前記着
用体に対して旧交換体を取り外して新交換体を装着して
取り替えを行うことを特徴とする吸収性物品の取り替え
方法。
【0025】<作用効果>親族の介護者のみならず、介
護施設の従業員にとって、他人である被介護者の局部を
露出させることがなく、被介護者の自尊心を傷つけ精神
的な苦痛を与えることがないので、安心して交換体の交
換が可能となるばかりでなく、従業員にとって容易にか
つ負担が少なく交換体の交換が可能となる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面を
参照しながらさらに詳説する。図1はパンツ型おむつ例
Pの展開状態の使用面側からの視図を示し、図2は裏面
側からの視図、図3は長手方向中央の横断面図を示し、
図4は製品の斜視図である。ここに、図1を用いておむ
つ各部名称の意味について説明すると、先ず、「縦方
向」(「長手方向」)とは、前身頃F側と後身頃側を結
ぶ方向を意味し、「周方向」とは前記縦方向と直交する
方向(または製品幅方向)を意味する。「ウエスト開口
縁」とはウエスト開口部WOの縁を意味し、「レッグ開
口縁」とはレッグ開口部LOの縁を意味する。「レッグ
開口始端」とはレッグ開口部LOのレッグ開口縁と接合
部30と交差する位置を意味し、レッグ開口縁の始まり
個所の意味である。「胴周り領域」Tとは、ウエスト開
口縁からレッグ開口始端に至る長さ範囲の全体領域を意
味する。胴周り領域Tは、概念的に「ウエスト部」Wと
「腰下部」Uとに分けることができる。これらの縦方向
の長さは、製品のサイズによって異なる。「股部領域」
Lとは、レッグ開口部を形成する範囲、すなわち前身頃
側のレッグ開口始端から後身頃側のレッグ開口始端に至
る長さ範囲の全体領域を意味する。また、「中央部」と
は、製品の中央線を含む側部を除く中間領域を意味す
る。「脇部」とは、胴周り領域Tにおける両側部を意味
する。
【0027】次に構造について説明すると、本例の紙お
むつは、***局部を覆った状態で着用し、***物を受け
て少なくともこの***物の***液を裏面側に透過可能で
ある着用体10と、この着用体10の裏面側にあって着
用体10に対して装着される交換体20とを備える。
【0028】<第1の実施の形態>着用体10は、おむ
つ外形をなす外装シート1と、この外装シート1の内面
にウエスト部Wを除く部分を覆うように、中央部におい
て股間部を中心として前後方向に延在する固定された吸
収主体2とを備える。外装シート1は、たとえば2枚の
撥水性不織布からなり、それらの間に縦方向両端部に細
い糸ゴムなどからなる伸縮部材2,2…が弾性伸縮可能
に設けられており、ウエスト開口部WOを構成してい
る。
【0029】吸収主体3は、使用面側において***液を
透過するたとえば不織布、透液開口を有するフィルム、
ネットシートなどからなる表面層4、この表面層4を透
過した***液を保持するたとえば綿状パルプからなる液
保持層5と、***液を透過可能な裏面層6を有する。実
施の形態における裏面層6は、たとえばポリエチレンな
どのプラスチックシートなどからなり、中央部に大きい
透孔6aを有する裏面層本体6Aと、その裏面層本体6
Aの透孔6aを覆い、多数の小透孔6bを有するポリエ
チレンなどのプラスチックシートなどからなる透過層6
Bとから構成されている。透過層6Bとしては不織布な
ども採用でき、この場合には、不織布繊維間が液透過孔
を形成する。
【0030】他方、吸収主体3の両側部には起立カフス
7,7が設けられている。起立カフス7は、起立シート
7Aの外側部を表面層4または裏面層本体6Aに固定
し、内側部を自由起立部としたもので、起立シート7A
の袋状部に適宜本数の細い糸ゴムなどからなる伸縮部材
7Bが弾性伸縮可能に設けられたもので、その伸縮部材
7Bの収縮力により自由起立部が使用面側に起立するよ
うに構成されている。8は必要により表面層4と裏面層
6との間に設けることができる伸縮部材である。
【0031】着用体10は、前身頃Fと後身頃Bとの両
側縁部の縦方向全体を超音波シールや熱溶融などの繊維
溶着手段により接合部30をもって接合され、これによ
り図4に示すように、ウエスト開口部WOと1対のレッ
グ開口部LOが形成される。
【0032】前述のように、着用体10の裏面側に交換
体20が設けられ、交換体20が着用体10に対して装
着される。
【0033】交換体20は、着用体を透過した***液を
吸収保持し、裏面側へ***液の透過を防止するものであ
る。実施の形態の交換体20は、使用面側において***
液を透過するたとえば不織布からなる表面層21、この
表面層21を透過した***液を保持するたとえば綿状パ
ルプ及び必要により適宜の位置に設けられる高吸収性ポ
リマーからなる液保持層22と、***液の透過を防止す
るたとえばポリエチレンなどのプラスチックシートなど
からなる裏面層23を有する。
【0034】着用体10に対する交換体20の交換に際
しての着脱形態として、機械的ファスナーシステムが採
用されている。すなわち、外装シート1の裏面の適宜個
所、実施の形態では、透過層6Bより外方の4隅にフッ
クファスナー41、41…が固定され、これらの位置に
対応してループファスナー42、42…が交換体20の
表面層21に固定されている。
【0035】上記の実施の形態においては、交換体20
を、そのループファスナー42、42…をフックファス
ナー41、41…に対して機械的に係合して、着用体1
0に連結固定した状態で使用に供する。この状態で、被
介護者は、交換体20と共に着用体10を股間部に着用
する。被介護者の***物の***液(軟便の液や尿)は、
表面層4を透過し、一部は液保持層5に保持されるが、
ある量を超えると、裏面層6の透孔6aを通して、交換
体10に移行する。交換体では、表面層21を通して液
保持層22に吸収されるが、***液の裏面側への透過は
裏面層23の存在により防止される。
【0036】***があった場合、適宜の時点で、着用体
10を着用させたまま、着用体10から交換体20を脱
着させる。この脱着は、ループファスナー42、42…
をフックファスナー41、41…から外すことにより容
易に行うことができる。汚れた交換体20を新しい交換
体と取り替えて、これを着用体10に装着させる。
【0037】かかる交換作業は、介護者にとって容易に
かつ負担が少ないものとなる。さらに、着用体10は、
***局部を覆った状態で交換体20の着脱が可能である
から、被介護者の局部を露出させることがなく、被介護
者の自尊心を傷つけ精神的な苦痛を与えることがないも
のとなる。
【0038】<第2の実施の形態>第1の実施の形態で
は、交換体20全体を交換するものであるが、交換体2
の一部のみを交換する形態も提案される。たとえば、表
面層21と裏面層23とを袋状に形成し、たとえば前身
頃側に袋口を形成し、その袋口から汚れた液保持層22
のみを取り出し、新しい液保持層22を袋口から挿入し
た上で、交換体20を着用体10に装着させるようにす
ることもできる。この場合、汚れた液保持層22の取り
出し作業が必要となるので、液保持層22の端部に摘み
テープ類を取り付けておくことができる。また、液保持
層22を袋口から出入りさせて交換する形態などの場合
において、たとえば前身頃側のみに機械的ファスナーシ
ステムを採用し、後身頃側端部については、着脱不能に
固定しておくことができる。
【0039】<第3の実施の形態>図5及び図6は、第
3の実施の形態を示したもので、交換体20の着用体1
0への保持に、側部保持シート50,50を設けて、交
換体20の側部を覆うようにしたものである。すなわ
ち、側部保持シート50,50を外装シート1の裏面に
側部を固定し、非固定部を中心線側に開口する袋部と
し、必要により、図示のように、側部保持シート50,
50の内面に4箇所、フックファスナー51、51…を
固定し、これらの位置に対応して裏面層23にループフ
ァスナー52、52…を固定したものである。この形態
では、交換体20の両側部が、側部保持シート50,5
0の各袋部内に保持され、さらにその保持がフックファ
スナー51、51…とループファスナー52、52…と
の係合により固定されるために、交換体20の使用中の
脱着を確実に防止できる。
【0040】<第4の実施の形態>図7は、第4の実施
の形態を示したもので、交換体20の着用体10への着
脱固定を、抑え部材、たとえばゴムバンドからなる弾性
伸縮部材53,53により行うようにしたものである。
弾性伸縮部材53,53の両端部は、外装シート1に固
定され、中間部が非固定である。したがって、弾性伸縮
部材53,53の中間部を伸ばして、交換体20を差し
入れ、その装着が可能となり、脱着はその逆の操作を行
えばよい。
【0041】<第5の実施の形態>図8は、第5の実施
の形態を示したもので、着用体10をテープ式紙おむつ
にしたもので、止着テープ70はメカニカルファスナー
テープまたは粘着テープであり、前身頃外面に設けたフ
ロントターゲットテープ71に対して止着及び脱着可能
にしたものである。外装シート1の裏面がたとえば不織
布などからなる場合、フロントターゲットテープ71を
省略して、メカニカルファスナーテープからなる止着テ
ープ70を前記不織布に止着及び脱着可能にすることも
できる。
【0042】<第6の実施の形態>上記各形態では、着
用体10が、液保持層5を有する吸収主体3を備えたも
のである。しかし、図3の対比で示す図9に示されてい
るように、***液を吸収保持することなく、***液をそ
のまま裏面側に透過させる形態も提案される。すなわ
ち、着用体10Aは、少なくとも***局部が織布または
編成布からなる、たとえばパンツ型のものとすることが
できる。この場合、全体または実質的に全体を織布また
は編成布からなるもののほか、***局部のみを織布また
は編成布にすることができる。ありは、全体または実質
的に全体を織布または編成布から形成し、***局部以外
の部分からの漏れを防止するために、***局部以外の部
分については適宜の防漏手段、たとえば撥水手段、具体
的にはたとえばゴム引き布やプラスチック含浸布部分と
することができる。
【0043】この種の具体化例として、内面が織布また
は編成布などの布11からなり、外面が防漏層12と
し、***局部については織布または編成布などの布13
からなるものを、適宜の手段(接着や逢着など)により
固定できる。この場合、布11及び防漏層12、ならび
に布13は伸縮性があるものが望ましい。特に、男性用
の場合には、***局部を覆う布13は伸縮性があるもの
が望ましい。
【0044】この種の着用体10Aは、***液の吸収保
持部を有しないから、洗濯後、再使用可能なもの(ウォ
ッシャブル)とすることができる。
【0045】<第7の実施の形態>上記各形態におい
て、交換体20は、着用体10の外装シート1に、また
は着用体10Aの防漏層12に連結するものであるが、
***局部を覆うシートに対して交換体20を着脱自在に
連結することができる。たとえば、第1の実施の形態に
対する変形例を示す図10を参照すれば、***局部を覆
うシートとしての透過層6Bを、外装シート1の裏面側
に設け、その透過層6Bの4隅にフックファスナー4
1、41…を固定し、これらの位置に対応してループフ
ァスナー42、42…を交換体20の表面層21に固定
する形態とすることができる。この場合において、フッ
クファスナー41とループファスナー42とは逆の関係
にあってもよい。
【0046】<第8及び第9の実施の形態>着用体に対
して交換体を連結するに際して、図7の対比で図示する
図11に示すように、外装シート1の適宜の位置にフッ
クファスナーを有する止着テープ54を設け、この止着
テープ54の止着部を、交換体20の裏面層23に設け
たループファスナー部55または裏面層23自体が不織
布である場合、その不織布に、着脱自在に連結できる。
【0047】また、着用体に対して交換体をジッパー方
式により連結することもできる。たとえば、図12に示
すように、外装シート1に第1ジッパーテープ片55及
びスライダー56を設け、交換体20の側部に第2ジッ
パーテープ片56を設けておき、連結時において、第2
ジッパーテープ片56をスライダー57に係止させ、ス
ライダー57に移動させて第1ジッパーテープ片55と
第2ジッパーテープ片6とを噛合するものである。
【0048】<第10の実施の形態>上記各形態は、交
換体20と着用体10とを直接的に連結するものである
が、本発明では、図13および図14に示すように、交
換体20の全体(一部でも良い)を覆う最外層シート5
00が着用体10に開閉可能に設けられ、交換体20は
着用体10との直接的な連結手段を有さず、最外層シー
ト500によって支持されることで着用体10に装着さ
れる形態を採ることもできる。
【0049】図示例では、最外層シート500がフック
ファスナー51,501と係合連結される不織布により
形成される。交換体20の外面の四隅にはフックファス
ナー51がそれぞれ固定されており、交換体20はこの
フックファスナー51によって最外層シート500の内
面に連結されるようになっている。しかし、この交換体
20と最外層シート500との連結手段は必ずしも設け
る必要はない。
【0050】一方、最外層シート500は、着用体10
における一方の身頃の胴周り領域T全体から他方の身頃
の腰下部Uの中央部にわたる範囲をカバーする形状をな
し、交換体20の配設位置と重ならない縦方向一端部が
一方の身頃の外面に固定され、他端側は開閉自由となっ
ている。より詳細には、最外層シート500は、前身頃
Fの胴回り領域Tの外面にこれと対応する部分が固定さ
れており、その他の部分は固定されない構造となってい
る。また、着用体10の外装シート1外面における、最
外層シート500の自由端部501と対応する位置の幅
方向両端には、フックファスナー101,101がそれ
ぞれ固定されており、最外層シート500の自由端部5
01はこのフックファスナー101,101と係合連結
される。
【0051】かくして、最外層シート500の自由端部
501を着用体10外面のフックファスナー101,1
01から剥がして開けば、交換体20の着脱が可能とな
る。図示例の場合、交換体20が最外層シート500に
固定されているので、交換体20の位置がずれるといっ
た問題が発生しにくい。なお、図示例では最外層シート
500は、着用体10からの取り外し・交換は不可能と
なっているが、最外層シート10の全体を着用体10に
対して着脱できるように構成しても良い。
【0052】<第11の実施の形態>上記各形態は***
液が着用体10を透過するものであるが、本発明では排
泄液が着用体10を透過せずに溢出(横漏れ)し、この
溢出した***液を交換体20により吸収保持する構成と
することもできる。
【0053】この例を図15に示した。着用体10の股
間部yの幅は、図示のように***局部を隠すのに十分な
幅、例えば成人の場合で4〜10cm程度とするのが望
ましいが、***液を溢出させうる限りこれよりも広くて
も良い。また着用体10の吸収主体3は省略することが
できる。
【0054】一方、交換体20は、矢印で示すように股
間部yの両脇から溢出する***液を受けてこれを十分に
吸収保持できるように、股間部yの両脇から十分にはみ
出るように構成される。この場合、実質的には、交換体
20の側部が脚周り部分を構成することになる。交換体
20の着脱形態は前述の各形態を採用できる。図示例で
は、第1の実施形態の着脱形態を採用している。
【0055】かくして構成されることにより、着用体1
0から溢出した***液は交換体20により吸収保持され
るようになる。図示例では、積極的に***液の溢出を促
すように股間部幅xを狭くしているが、本形態は、例え
ば着用体10に吸収主体30を設けた場合に、これによ
り吸収保持しきれない***液を補佐的に吸収保持するよ
うな場合にも適している。
【0056】<他の実施の形態>本発明において、着用
体10は、上記の実施の形態に限定されるものではな
く、着用体として積層構造を採ることなく、たとえば縦
方向及び周方向の各中央部に透孔を形成した単一のシー
トからなるものでもよい。着用体10の表面層及び裏面
層としては、***液透過部分が網タイプのものでもよ
い。これらの材質についても、限定はなく、たとえば織
布などでもよい。液保持層を必須とするものではない
が、液保持層は***液の一時的な保持のために好適であ
り、必要ならば、複数の積層構造としたり、前及びまた
は後に予備の吸収体を設けることができる。着用体10
は、起立カフスを省略することもできる。
【0057】他方、交換体20は、その大きさ及び形状
は適宜選択できる。その裏面層23は、肌触りが良好な
不織布などを用いるのが望ましい。交換体20の裏面の
適宜の位置に***の有無を介護者に知らせる当業界で公
知のいわゆる「おしらせマーク」を設けるのが望まし
い。
【0058】前記例において、機械的ファスナーシステ
ムにおいて、フックファスナーとループファスナーと
は、逆の位置関係でもよい。さらに、フックファスナー
と対向する面が不織布などのループ性の材質面である場
合、ループファスナーを設けることなく、そのたとえば
不織布面にフックファスナーを係合することができる。
フックファスナー及びループファスナー自体の形状など
は、各種公知のものを使用できる。
【0059】なお、被介護者の局部は男女で異なるの
で、液透過部位などを変えて性別に対して専用とするこ
ともできる。本発明の吸収性物品は、大人用に適したも
のであるが、幼児用とすることもできる。
【0060】
【発明の効果】以上のとおり、本発明によれば、被介護
者の局部を露出させることがなく交換体を交換すること
ができ、被介護者の自尊心を傷つけ精神的な苦痛を与え
ることがない。さらに、交換体の交換、ならびに***の
有無の確認が容易なものとなるなどの利点がもたらされ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】パンツ型おむつ例の展開状態の使用面側からの
視図である。
【図2】裏面側からの視図である。
【図3】長手方向中央の横断面図である。
【図4】製品の斜視図である。
【図5】他の形態の裏面側からの視図である。
【図6】その形態の長手方向中央の横断面図である。
【図7】別の形態の裏面側からの視図である。
【図8】テープ式おむつ例の展開状態の使用面側からの
視図である。
【図9】さらに他の実施の形態に係る長手方向中央の横
断面図である。
【図10】別異の実施の形態に係る長手方向中央の横断
面図である。
【図11】他の連結形態を示す裏面側からの視図であ
る。
【図12】別の連結形態を示す裏面側からの視図であ
る。
【図13】他の連結形態を示す裏面側からの視図であ
る。
【図14】図13の縦方向に沿う断面図である
【図15】***液を着用体から溢出させる形態を示す裏
面側からの視図である。
【符号の説明】
1…外装シート、2…伸縮部材、3…吸収主体、4…表
面層、5…液保持層、6…裏面層、6A…裏面層本体、
6a…透孔、6B…透過層、6b…小透孔、7…起立カ
フス、10…着用体、20…交換体、21…表面層、2
2…液保持層、23…裏面層、41…フックファスナ
ー、42…ループファスナー、50…側部保持シート、
51…フックファスナー、52…ループファスナー、5
3…弾性伸縮部材、70…止着テープ、71…フロント
ターゲットテープ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3B029 BC01 BD15 BD21 4C098 AA09 CC12 CC14 CC16 CE05 CE07 DD30

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】***局部を覆った状態で着用する着用体
    と、この着用体の外側にあって着用体に対して装着され
    る交換体とを備え、 前記着用体は、***物を受けて、少なくともこの***物
    の***液を保持する吸収部を有しないもので、かつ前記
    ***液を裏面側に透過可能であり、 前記交換体は、前記着用体を透過した***液を吸収保持
    し、かつ裏面側へ***液の透過を防止するものであり、 前記交換体は、少なくとも***液の吸収部、または全体
    が、前記着用体に対して着脱可能であることを特徴とす
    る吸収性物品。
  2. 【請求項2】着用体は、少なくとも***局部が織布また
    は編成布からなる請求項1記載の吸収性物品。
  3. 【請求項3】***局部を覆った状態で着用する着用体
    と、この着用体の外側にあって着用体に対して装着され
    る交換体とを備え、 前記着用体は、***物を受けて少なくともこの***物の
    ***液を裏面側に透過または溢出可能であり、前記交換
    体は、前記着用体を透過または着用体から溢出した***
    液を吸収保持し、裏面側へ***液の透過を防止するもの
    であり、 前記交換体は、少なくとも***液の吸収部、または全体
    が、前記着用体に対して着脱可能であることを特徴とす
    る吸収性物品。
  4. 【請求項4】***局部を覆った状態で着用する着用体で
    あり、この着用体の裏面側にあって、着用体を透過した
    ***液を吸収保持し、裏面側へ***液の透過を防止する
    交換体が着脱可能に装着されるものであり、 前記着用体は、***物を受けて少なくともこの***物の
    ***液を裏面側に透過可能であることを特徴とする吸収
    性物品の着用体。
  5. 【請求項5】***液を透過する表面層及び裏面層、なら
    びにこれらの層の間に介在され、***液を保持する液保
    持層を有する請求項4記載の着用体。
  6. 【請求項6】着用体が、止着テープを用いて装着され
    る、またはパンツ式のものである請求項4または5記載
    の着用体。
  7. 【請求項7】***物を受けて少なくともこの***物の排
    泄液を裏面側に透過可能であり、***局部を覆った状態
    で着用する着用体の裏面側にあって、着脱可能に装着さ
    れるものであり、 前記着用体を透過した***液を吸収保持し、裏面側へ排
    泄液の透過を防止するものであることを特徴とする吸収
    性物品の交換体。
  8. 【請求項8】着用体を透過した***液を吸収保持した状
    態が、外部から視認できる視認手段が設けられている請
    求項7記載の吸収性物品の交換体。
  9. 【請求項9】***液を透過する表面層、裏面側へ***液
    の透過を防止する裏面層、ならびにこれらの層の間に介
    在され、***液を保持する液保持層を有する請求項7記
    載の交換体。
  10. 【請求項10】交換体が着用体に対して機械的ファスナ
    ーシステムにより脱着可能とされている請求項7〜9の
    いずれか1項に記載の交換体。
  11. 【請求項11】***局部を覆った状態で着用する着用体
    と、この着用体の外側にあって着用体に対して装着され
    る交換体とを要素とし、 前記着用体は、***物を受けて少なくともこの***物の
    ***液を裏面側に透過または溢出可能であり、前記交換
    体は、前記着用体を透過または着用体から溢出した***
    液を吸収保持し、裏面側へ***液の透過を防止するもの
    であり、 前記交換体は、少なくとも***液の吸収部、または全体
    が、前記着用体に対して着脱可能であり、 前記着用体に対して旧交換体を取り外して新交換体を装
    着して取り替えを行うことを特徴とする吸収性物品の取
    り替え方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006102321A (ja) * 2004-10-07 2006-04-20 Kao Corp 吸収性物品
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KR200477386Y1 (ko) * 2015-01-14 2015-06-03 강재용 패드 교체형 기저귀
JP2018050912A (ja) * 2016-09-28 2018-04-05 大王製紙株式会社 使い捨て水着
KR102288713B1 (ko) * 2020-11-30 2021-08-11 박하나 분리형 여성용 패드

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