JP2003153886A - X線透視撮影装置 - Google Patents

X線透視撮影装置

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JP2003153886A JP2001357643A JP2001357643A JP2003153886A JP 2003153886 A JP2003153886 A JP 2003153886A JP 2001357643 A JP2001357643 A JP 2001357643A JP 2001357643 A JP2001357643 A JP 2001357643A JP 2003153886 A JP2003153886 A JP 2003153886A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 グリッドの動作を走査信号に同期させること
により、干渉縞の発生を防止して高画質の画像を撮影す
ることができるX線透視撮影装置を提供する。 【解決手段】 散乱X線除去のためのグリッド9を備え
た撮像素子7と、グリッド9を移動するグリッド移動機
構11とを備え、X線管3から曝射された透過X線を画
像化するX線透視撮影装置において、撮像素子7の走査
信号に同期させてグリッド移動機構11を動作させるグ
リッド移動制御部15を備えた。走査が完了する前にグ
リッド9が静止しないように制御することができ、走査
中にグリッド9が静止することに起因する干渉縞の発生
を防止できる。その結果、高画質の画像を撮影すること
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、検査物や被検体
などの検査対象を透過した透過X線を検出し、これを動
画や静止画として画像化するX線透視撮影装置に係り、
特に、X線TVカメラやX線フラットパネル検出器など
の走査型撮影手段で画像化する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のX線透視撮影装置とし
て、X線管と、透過X線を画像化する撮影装置とを備え
たものがある。このような装置では、散乱X線を除去し
てコントラスト等を改善して画質向上を図るためのグリ
ッドが撮影装置に取り付けられている。このグリッド
は、グリッド自体が画像化されることのないようにグリ
ッド移動機構によって動作され、撮影装置の前面でグリ
ッドの配列方向に向けて直線的に往復移動されるように
なっている。
【0003】なお、一般的に、動画を撮影する際にはグ
リッド移動機構を停止させてグリッドの揺動を停止させ
ることが多い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな構成を有する従来例の場合には、次のような問題が
ある。すなわち、撮影装置の空間分解能が低い(高域の
周波数特性が悪い)場合には干渉縞が発生することはな
かったが、最近では撮影装置の高分解能化が進み、その
影響により静止画・動画を問わず干渉縞が発生すること
ある。そのため撮影された画像の画質が低下するという
問題がある。
【0005】この発明は、このような事情に鑑みてなさ
れたものであって、グリッドの動作を走査信号に同期さ
せることにより、干渉縞の発生を防止して高画質の画像
を撮影することができるX線透視撮影装置を提供するこ
とを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明者は、上記の問
題を解決するために次のような知見を得た。グリッドは
グリッド移動機構によって反復動作されるので、一端側
から他端側へ向けて動作されて一旦静止した後に一端側
へ向けて戻るように動作する。また、その逆に動作する
場合もやはりグリッドが一旦静止する状態が生じる。従
来の装置では、グリッドの移動をX線の曝射信号に対し
てのみ同期させているので、撮影装置の走査が完了しな
いうちにグリッドが他端側または一端側へ達することが
あり、これによりグリッドが静止することがある。これ
に起因して画像に干渉縞が生じることがあるのを突き止
めた。このような知見に基づくこの発明は次のように構
成されている。
【0007】すなわち、請求項1に記載の発明は、散乱
X線除去のためのグリッドを備えた走査型撮像手段と、
干渉縞を抑制するために前記グリッドを移動するグリッ
ド移動機構とを備え、X線管から曝射された透過X線を
画像化するX線透視撮影装置において、前記走査型撮像
手段の走査信号に同期させて前記グリッド移動機構を動
作させるグリッド移動制御手段を備えたことを特徴とす
るものである。
【0008】(作用・効果)グリッド移動制御手段が走
査型撮像手段の走査信号に同期させてグリッド移動機構
を動作させると、走査が完了する前にグリッドが静止し
ないように制御することができる。したがって、走査中
にグリッドが静止することによる干渉縞の発生を防止す
ることができる。その結果、高画質の画像を撮影するこ
とができる。
【0009】また、グリッド移動制御手段によるグリッ
ドの移動制御は、好ましくは走査信号に同期させるよう
に行えばよい。例えば、請求項2に記載の発明は、請求
項1に記載のX線透視撮影装置において、前記グリッド
移動制御手段は、前記X線管からX線が曝射されている
間は前記グリッド移動機構を作動させ続け、前記グリッ
ドを移動させ続けることを特徴とするものである。
【0010】(作用・効果)X線曝射は一般的に走査信
号に対して同期がとられているので、X線が曝射されて
いる間はグリッドを移動させ続けることにより、走査中
にグリッドが静止しないようにできる。
【0011】また、請求項3に記載の発明は、請求項1
または2に記載のX線透視撮影装置において、動画とし
て画像化する場合には、前記グリッド移動制御手段は、
最初のフレームで前記グリッドを一端側から他端側へ移
動させ、次の1フレームで一端側へ移動させることを特
徴とするものである。
【0012】(作用・効果)動画として画像化する場合
には、グリッドを、最初のフレームで往動作させ、次の
フレームで復動作させることにより、走査中にグリッド
が静止しないようにすることができる。したがって、動
画撮影中であっても干渉縞の発生を防止することができ
る。
【0013】また、この発明は次のような課題解決手段
も開示している。
【0014】散乱X線除去のためのグリッドを備えた走
査型撮像手段によって、干渉縞を抑制するために前記グ
リッドを移動させつつX線管から曝射された透過X線を
画像化するX線透視撮影装置の制御方法において、前記
走査型撮像手段の走査信号に同期させて前記グリッドを
動作させることを特徴とするX線透視撮影装置の制御方
法。
【0015】走査型撮像手段の走査信号に同期させてグ
リッドを移動させると、走査が完了する前にグリッドが
静止しないように制御することができる。したがって、
走査中にグリッドが静止することによる干渉縞の発生を
防止することができる。その結果、高画質の画像を撮影
することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照してこの発明の
一実施例を説明する。図1はこの発明の一実施例に係
り、この図は実施例に係るX線透視撮影装置の概略構成
を示したブロック図である。
【0017】天板1は、X線透過材料によって構成さ
れ、検査対象である被検体Mが載置される。この天板1
は、図示しない移動機構によって昇降(図の上下方向)
及び長手方向への進退(紙面方向)並びに長手方向に直
交する方向に進退(図の左右方向)される。天板1の上
方には、X線管3が配備されている。そのX線放射方向
には、X線の曝射範囲を制限するためのコリメータ5が
取り付けられている。天板1を挟んだX線管3の対向位
置には撮像素子7が配置されているとともに、そのX線
管3側には図示しないグリッド9が配置されている。こ
のグリッド9は、グリッド揺動機構11によってグリッ
ドの配列方向に往復移動あるいは揺動移動される。な
お、撮像素子7は、本発明における走査型撮像手段に相
当するものである。
【0018】上記の撮像素子7としては、複数個のX線
検出素子を備えた、例えば、二次元センサとも呼ばれる
X線フラットパネル検出器が例示される。このX線フラ
ットパネル検出器は、X線検出素子の配列として、例え
ば、横1024×縦1024(x×y)の正方形マトリ
ックス構成のものが挙げられる。また、この平面寸法と
しては、縦横約30cmが例示される。外形としては平
面形状を呈することから、胸部や腹部などの大きな部位
を撮影するのに適した方形の検出面を構成させることが
可能であること、視野周辺の歪みがほとんどなく高解像
度であること、薄型・軽量であることなどの多くの利点
を有する。
【0019】このように多くの利点を備えたX線フラッ
トパネル検出器1の具体的な構成は、次のようなもので
ある。すなわち、入射X線を電荷あるいは光に変換する
X線変換層と、このX線変換層で生じた電荷あるいは光
を検出する素子が縦横にマトリックス状に配置されてな
る検出アレイ層との積層構造を有する。このX線フラッ
トパネル検出器としては、直接変換タイプと、X線変換
層がシンチレータ層からなり、検出アレイ層の表面に形
成されたフォトダイオードなどの光検出素子によって光
検出を行い、コンデンサに電荷を蓄える構成の間接変換
タイプとがある。
【0020】X線変換層は、入射X線を直ちに電荷に変
換するセレン層(アモルファスセレン層)やCdZnTe
層などから構成されている。その下層に位置する検出ア
レイ層の表面には電荷検出素子が形成されており、表面
電極に対向形成された電荷収集電極により電荷の検出を
行ってコンデンサに蓄電する構成となっている。上記各
電荷検出素子と、その上層のX線変換層の一部と、上記
コンデンサとが一つのX線検出素子を構成している。
【0021】各X線検出素子は、それぞれTFT(Thin
Film Transistor)を介して縦横に延出された読み出し配
線に接続されている。これらの読み出し配線は、それぞ
れが横読み出し駆動部または縦読み出し駆動部に接続さ
れており、これらには読み出し用の走査信号が与えられ
る。X線フラットパネル検出器に形成されている複数個
のX線検出素子を特定するには、横方向アドレスと縦方
向アドレスを指定する縦・横の走査信号を出力すればよ
い。
【0022】上記のような読み出しに係る走査信号に相
当する撮像素子垂直同期信号S1の制御は、グリッド移
動制御部15と連携して動作する撮像素子走査制御部1
7によって行われる。さらに、撮像素子垂直同期信号S
1に応じて出力される信号は、画像収集コントローラ1
9に収集される。また、X線管3の管電圧等のX線照射
条件は、図示しないコンソールからの指示に基づいてX
線曝射制御部21によって行われる。X線曝射制御部2
1から出力されるX線曝射信号S2は、X線管3を直接
的に制御するX線制御部23に与えられる。X線曝射制
御部21は、グリッド移動制御部15と連携して動作す
る。
【0023】本発明のグリッド移動制御手段に相当する
グリッド移動制御部15は、グリッド移動機構11に対
して動作指示のためのグリッド位置制御信号S3を与え
る。このグリッド位置制御信号S3は、往復移動される
グリッド9の移動開始・停止及び移動速度などを規定す
る。
【0024】上記のように構成されているX線透視撮影
装置の動作について、図2を参照して説明する。なお、
図2は、X線曝射信号、撮像素子垂直同期信号、グリッ
ド位置制御信号のタイミング例を示したタイムチャート
である。
【0025】ここでは、図示しないコンソールからの指
示に基づき「動画」の撮影が行われる場合を例に採って
説明する。
【0026】撮像素子走査制御部17は、撮影者が操作
するコンソール(図示省略)からの指示に応じて時点t
0〜t1、この時点から一定時間後の時点t4〜t5の
ように順次に撮像素子垂直走査信号S1を出力する。な
お、このとき時点t0〜t1から時点t4までが動画の
1フレームに相当する。
【0027】また、X線曝射制御部21は、撮像素子走
査制御部17と連携し、上記の撮像素子垂直走査信号S
1に対して同期するように、X線曝射信号S2をX線制
御部23に対して与える。つまり、時点t0〜t1を含
む時点t0〜t2まで、時点t4〜t5を含む時点t4
〜t6までのように順次にX線曝射信号S2を出力す
る。
【0028】さらにグリッド移動制御部15は、撮像素
子走査制御部17と連携し、上記の撮像素子走査信号S
1に対して同期するように、グリッド位置制御信号S3
をグリッド移動機構11に対して出力する。
【0029】具体的には、時点t0において一端側から
他端側への移動を開始し(往動作)、かつX線が曝射さ
れている間(時点t0〜t2)は停止しない速度で移動
させる。そして、他端側に到達した時点t3において移
動を停止させる。次の撮像素子垂直走査信号S1(時点
t4〜t5)に対しては、時点t4〜t7にわたって他
端側から一端側へ戻るように移動させる(復動作)。こ
のような動作を動画撮影が行われている間、繰り返し実
行するのである。
【0030】このようにグリッド位置制御信号S3を撮
像素子垂直走査信号S1に対して同期させることによ
り、撮像素子垂直走査信号S1に同期させてグリッド移
動機構11を動作させるようにしたので、撮像素子7が
走査を完了する前にグリッド9が停止しないようにする
ことができる。したがって、撮像素子7の走査中にグリ
ッド9が停止してしまうことによる干渉縞の発生を防止
することができる。その結果、画像収集コントローラ1
9に高画質の画像を得ることができる。
【0031】なお、グリッド9は、t3時点において停
止することになるが、この時点t3では既にX線曝射が
終了しているので何ら問題は生じない。
【0032】<変形例1>また、上記のようなグリッド
9の同期制御に代えて、図3に示すように制御してもよ
い。なお、図3は、X線曝射信号、撮像素子垂直同期信
号、グリッド位置制御信号のタイミング例を示したタイ
ムチャートである。
【0033】上記の実施例では、最初のフレームにて往
動作を行い、次のフレームにて復動作を行うようにして
いるが、1フレーム内で往復動作させるようにしてもよ
い。すなわち、時点t0〜t4のほぼ中間点にあたる時
点t3において他端側へ達するように移動させ(往動
作)、時点t4において一端側へ戻るように移動させる
(復動作)。このように動作させると、グリッド9が反
転動作するt3時点においてグリッド9が一旦停止する
状態が生じるが、この時点t3では既にX線曝射が終了
しているので、何ら問題がなく干渉縞の発生は生じな
い。
【0034】<変形例2>また、上記のような同期制御
に代えて、図4に示すように制御してもよい。なお、図
4は、X線曝射信号、撮像素子垂直同期信号、グリッド
位置制御信号のタイミング例を示したタイムチャートで
ある。
【0035】この変形例では、次のような動画撮影を想
定している。つまり、X線曝射信号S2を時点t0〜t
4にわたって出力し、上記実施例に比較して長い時間X
線を曝射する。最初に出力されている撮像素子垂直同期
信号S1は、時点t0〜t1と時点t2〜t3に出力さ
れているが、最初の信号に対しては読み出し禁止が設定
されている。したがって、実際に画像収集コントローラ
19に撮像素子7からの信号が取り込まれるのは時点t
2〜t3の撮像素子垂直同期信号S1時だけである。こ
のように2フレームに相当するようにX線を曝射して撮
影することにより、写真における長時間露光のような動
画撮影を行うことができ、秒間撮影コマ数が減少するも
ののX線撮影においてはS/N比を向上させて高画質の
画像を得ることができる。
【0036】このような撮影法においては、グリッド9
を次のように制御すればよい。すなわち、撮像素子垂直
同期信号S1の周期の整数倍でグリッド9の周期を変化
させる。具体的には、X線が曝射されている期間である
時点t0〜t4にわたってグリッド9を移動させ続け
る。例えば、図4(c)のように、t0時点において一
端側から移動を開始し、t4時点において他端側に移動
するように動作を制御する。これにより撮像素子7が走
査を完了する前にグリッド9が静止しないようにでき、
このような撮影法においても上述した実施例と同様の効
果を奏することができる。
【0037】なお、この発明は、上述した実施例及び変
形例の他に以下のように種々の変形実施が可能である。
【0038】(1)上述したグリッド9の移動制御で
は、移動開始時点を全て撮像素子垂直同期信号S1の立
ち上がり時点に合わせているが、グリッド移動機構11
の動作特性を考慮して早めに動作を開始するようにして
もよい。
【0039】つまり、カム等によってグリッド9を往復
動作させる構成のグリッド移動機構11では、動作開始
時に立ち上がりに時間が遅いものがある。このような特
性を有するグリッド移動機構11において上記のような
移動制御を行うと、例えば、X線曝射時間が短い(写真
撮影での高速シャッタ速度による撮影に相当)撮影法に
おいては、グリッド9の移動速度が遅いことに起因して
十分に干渉縞を防止することができない場合がある。こ
のような場合には、X線の曝射時点でグリッド9の速度
が十分に速くなるように、早めにグリッド9の移動を開
始すればそのような不都合を解消することができる。
【0040】(2)撮像素子7としては、上述したX線
フラットパネル検出器に代えてイメージインテンシファ
イアとTVカメラを組み合わせたものであってもよい。
【0041】(3)この発明は、上述した動画の撮影だ
けでなく静止画の撮影において適用することができる。
つまり、上述した1フレーム分に相当する制御、または
上記変形例2のように複数フレームのうち最後のフレー
ムにおいてのみ信号の収集を行う際の制御を行えば、上
述した実施例及び変形例と同様の効果を得ることが可能
である。
【0042】(4)グリッド移動機構11はグリッド9
の移動を往動作(一端側から移動開始)から行っている
が、復動作(他端側から移動開始)から行ってもよい。
【0043】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、この発
明によれば、走査信号に同期させてグリッド移動機構を
動作させるようにしたので、走査型撮像手段が走査を完
了する前にグリッドが静止しないようにできる。そのた
め走査中にグリッドが静止することによる干渉縞の発生
を防止することができ、X線透視撮影装置において高画
質の画像を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例に係るX線透視撮影装置の概略構成を示
したブロック図である。
【図2】(a)はX線曝射信号、(b)は撮像素子垂直
同期信号、(c)はグリッド位置制御信号のタイミング
例を示すタイムチャートである。
【図3】第1の変形例に係り、(a)はX線曝射信号、
(b)は撮像素子垂直同期信号、(c)はグリッド位置
制御信号のタイミング例を示すタイムチャートである。
【図4】第2の変形例に係り、(a)はX線曝射信号、
(b)は撮像素子垂直同期信号、(c)はグリッド位置
制御信号のタイミング例を示すタイムチャートである。
【符号の説明】
1 … 天板 M … 被検体 3 … X線管 5 … コリメータ 7 … 撮像素子(走査型撮像手段) 9 … グリッド 11 … グリッド移動機構 15 … グリッド移動制御部(グリッド移動制御手
段) 17 … 撮像素子走査制御部 19 … 画像収集コントローラ 21 … X線曝射制御部 23 … X線制御部 S1 … 撮像素子垂直同期信号 S2 … X線曝射信号 S3 … グリッド位置制御信号

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 散乱X線除去のためのグリッドを備えた
    走査型撮像手段と、干渉縞を抑制するために前記グリッ
    ドを移動するグリッド移動機構とを備え、X線管から曝
    射された透過X線を画像化するX線透視撮影装置におい
    て、前記走査型撮像手段の走査信号に同期させて前記グ
    リッド移動機構を動作させるグリッド移動制御手段を備
    えたことを特徴とするX線透視撮影装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のX線透視撮影装置にお
    いて、前記グリッド移動制御手段は、前記X線管からX
    線が曝射されている間は前記グリッド移動機構を作動さ
    せ続け、前記グリッドを移動させ続けることを特徴とす
    るX線透視撮影装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載のX線透視撮影
    装置において、動画として画像化する場合には、前記グ
    リッド移動制御手段は、最初のフレームで前記グリッド
    を一端側から他端側へ移動させ、次の1フレームで一端
    側へ移動させることを特徴とするX線透視撮影装置。
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