JP2003151075A - 車両用ナビゲーションシステム,可搬型通信装置及び車両用ナビゲーション装置 - Google Patents
車両用ナビゲーションシステム,可搬型通信装置及び車両用ナビゲーション装置Info
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Abstract
車両用ナビゲーションシステムを提供する。 【解決手段】 荷物に付帯される荷物プレート2とナビ
ゲーション装置1とを無線通信モジュール8,11を介
して無線通信が可能となるように構成し、荷物プレート
2は、ナビゲーション装置1より配送先住所データの送
信要求があると記憶部10よりそのデータを読み出して
送信し、ナビゲーション装置1は、配送先住所データを
受信すると現在位置からその配送先住所までルートを検
索してナビゲーションを行う。
Description
近距離間で通信を行うための近距離無線通信手段を備え
る可搬型通信装置及び車両用ナビゲーション装置で構成
される車両用ナビゲーションシステム,並びにこのシス
テムに使用される可搬型通信装置及び車両用ナビゲーシ
ョン装置に関する。
ーション装置を宅配便に適用した場合、荷物を配送する
車両の乗員は、荷物に貼り付けてある伝票の表示を確認
し、配送先の住所を目的地として車両用ナビゲーション
装置に入力してルートの検索を行わせることになる。従
って、荷物の数が多い場合は夫々の配送先住所を何度も
入力する必要があり、非常に手間がかかるという問題が
あった。
あり、その目的は、目的地の設定をより簡単に行うこと
ができる車両用ナビゲーションシステム,並びにこのシ
ステムに使用される可搬型通信装置及び車両用ナビゲー
ション装置を提供することにある。
ビゲーションシステムによれば、可搬型通信装置と車両
用ナビゲーション装置とは、近距離無線通信手段を介し
て無線通信が可能となるように構成されている。そし
て、可搬型通信装置は、車両用ナビゲーション装置より
目的地データの送信要求があると、記憶手段に記憶され
ている目的地データを読み出して車両用ナビゲーション
装置に送信し、車両用ナビゲーション装置は、目的地デ
ータを受信すると現在位置からその目的地までのルート
を検索してナビゲーションを行う。
ずとも、車両用ナビゲーション装置が可搬型通信装置よ
り自動的に目的地データを取得して当該目的地までのル
ート検索を行い、ルート案内を行うなど必要なナビゲー
ション情報をユーザに提供することになる。従って、ユ
ーザは、ナビゲーションによるサービスをより簡単に享
受することが可能となる。
テムによれば、可搬型通信装置は荷物に付帯された状態
で使用され、記憶手段に記憶される移動目的地データを
その荷物の配送目的地データとするので、本発明を宅配
便などに適用した場合、ユーザは配送目的地の設定を自
ら行う必要が無くなり、自動的に設定された目的地に対
するナビゲーションに従って車両を運行すれば良く、利
便性が向上する。
テムによれば、可搬型通信装置の記憶手段には、荷物の
集荷目的地データも記憶されており、可搬型通信装置
は、車両用ナビゲーション装置より集荷目的地データの
送信要求があると、記憶手段に記憶されている集荷目的
地データを読み出して車両用ナビゲーション装置に送信
する。そして、車両用ナビゲーション装置は、集荷目的
地データを受信すると、現在位置からその集荷目的地ま
でのルートを検索してナビゲーションを行う。
その集荷目的地データを記憶させた可搬型通信装置を車
両に搭載する。すると、配送目的地の場合と同様の処理
が行われ、車両用ナビゲーション装置は荷物の集荷目的
地を認識してナビゲーションを行う。そして、荷物を集
荷した時点で可搬型通信装置をその対象物に付帯させて
配送を行うようにする。従って、荷物の集荷を行う場合
にも本発明を適用することができる。
テムによれば、可搬型通信装置は、対応する荷物の配送
が完了したことを示す情報を記憶手段に記憶可能に構成
される。即ち、荷物は、受取人が不在の場合もあるた
め、配送目的地に到達しても必ずしも配送できるとは限
らない。そこで、可搬型通信装置に対応する荷物の配送
が完了したことを示す情報を記憶させれば、検索したル
ートに従って配送作業が一通り終了した後にその情報を
読み出すことで配送状況の集計管理を容易に行うことが
できる。そして、未配送の荷物については、所定時間後
または後日などに改めて配送を行うことができる。
テムによれば、車両用ナビゲーション装置は、可搬型通
信装置が複数存在し、各記憶手段に記憶されている目的
地に異なるものがある場合は、現在位置を起点として異
なる目的地を全て通過するようにルート検索を行い(即
ち、それらの内の1つをナビゲーション上の目的地と
し、その他を通過点とする)、検索したルートに基づい
て車両用ナビゲーションを行う。従って、車両の乗員
は、配送先又は集荷先が複数ある場合に、それらを全て
回るのに効率が良い車両の運行ルートを自ら考える必要
が無いので、利便性が向上する。
テムによれば、車両用ナビゲーション装置は、検索した
ルート上における次の目的地を表示手段上で点滅表示さ
せる。即ち、上記のように配送先又は集荷先が複数あ
り、車両用ナビゲーション装置によって検索設定された
運行ルートに従って通過点を順次回る場合に、車両の乗
員は、次の目的地(又はナビゲーション上の通過点)が
点滅表示されることでそれを明確に認識することができ
る。
テムによれば、車両用ナビゲーション装置は、検索した
ルート上における次の目的地に接近すると、可搬型通信
装置にその目的地データを送信する。そして、可搬型通
信装置は、送信された目的地データが記憶手段に記憶さ
れている目的地データと一致する場合、報知手段に報知
動作を行わせる。
り、それらの内何れか1つの配送目的地に車両が到着し
た場合、対応する荷物(着荷物)を見つけるのが困難な
場合がある。特に、本願発明のように、夫々の荷物の配
送目的地を車両の乗員が目視によって直接確認する必要
が無くなる場合は、尚更である。従って、車両が次の目
的地に接近した時点で可搬型通信装置が報知手段に報知
動作を行わせるようにすれば、車両の乗員は、着荷物を
容易に認識することが可能となる。
テムによれば、可搬型通信装置は、車両用ナビゲーショ
ン装置より移動目的地データの送信要求があると、その
移動目的地データと共に到達指定時刻データを記憶手段
から読み出して送信する。そして、車両用ナビゲーショ
ン装置は、移動目的地データと共に到達指定時刻データ
を受信すると、その到達指定時刻を考慮して移動目的地
までのルートを検索する。
に到達するための時刻が指定されている場合に、その時
刻を考慮してルート検索を行うようにすれば、車両用ナ
ビゲーション装置は、車両が指定された時刻に目的地に
到達可能と推定されるルートを提示することができる。
そして、車両の乗員は、そのルートに従うことで余裕を
もって車両を運行できるようになる。
図面を参照して説明する。図1は、車両用ナビゲーショ
ンシステムの電気的構成を示すものである。ナビゲーシ
ョンシステムは、車両用ナビゲーション装置1と荷物プ
レート(可搬型通信装置)2とで構成される。車両用ナ
ビゲーション装置1は、ナビECU(Electronic Contro
l Unit) 3,GPS(Grobal Positioning System) 受信
部4,地図データ入力部5,ディスプレイ(表示手段)
6及び操作入力部7などで構成されている。
置1を統括的に制御するマイクロコンピュータであり、
例えばBluetooth (登録商標)などの近距離無線通信を
行う無線通信モジュール(近距離無線通信手段)8を備
えている。GPS受信部4は、衛星軌道上のGPS衛星
より送信されるGPS信号を受信・復調してナビECU
3に出力し、ナビECU3は、その受信信号に基づいて
測位計算を行い、車両の現在位置を求めるようになって
いる。
イバなどで構成されており、ナビECU3は、地図デー
タが記憶されているDVD−ROMより必要な地図デー
タの一部を読み出すようになっている。ディスプレイ6
は、液晶表示装置などで構成されており、ナビECU3
によって与えられる表示データに基づいて地図を表示し
たり、その地図に車両の現在位置を示すカーソルを重畳
させて表示させるようになっている。また、操作入力部
7は、ディスプレイ6の画面周辺部に配置される操作キ
ーによって構成されており、その操作入力信号はディス
プレイ6の本体を介してナビECU3に与えられるよう
になっている。
は、その他、GPS受信部4がGPS信号を受信できな
い状態にある時に自律的に位置検出を行うため、方位セ
ンサやジャイロセンサ,車速センサなど、ナビゲーショ
ン装置が一般に備えている各種のセンサを備えていても
良い。
部(記憶手段)10,無線通信モジュール(近距離無線
通信手段)11及び表示部(報知手段)12を備えてい
る。制御部9はCPU若しくはマイクロコンピュータで
構成され、記憶部10はRAM若しくはEEPROMで
構成される。無線通信モジュール11は、ナビゲーショ
ン装置1のモジュール8と同様にBluetooth による近距
離無線通信を行うモジュールであり、表示部12は、例
えばLEDなどで構成されている。尚、ナビゲーション
装置1のモジュール8はマスタに設定され、荷物プレー
ト2のモジュール11はスレーブに設定される。
らの構成要素はカード型で例えば樹脂製のケース13に
収納されており、荷物プレート2は搬送可能な形態に構
成されている。また、これらの構成要素は、図示しない
バッテリを電源として動作するように構成されている。
そして、荷物プレート2は、配送対象となる荷物14に
例えば両面テープなどを用いて貼り付けられた状態で使
用される。
同様の無線通信モジュールを備えたデータ書込み装置
(図示せず)によって無線信号が送信され、無線通信モ
ジュール11及び制御部9を介して荷物14の配送先住
所(目的地)のデータが予め書き込まれている。このよ
うにして、夫々異なる配送先住所データが書き込まれた
荷物プレート2が貼り付けられている配送対象の荷物1
4は複数存在し、図3に示すように、配送用の車両15
に搭載された状態にあるものとする。
装置1の配置形態をも示している。即ち、GPS受信部
4は、車両15のルーフトップに配置されており、ディ
スプレイ6は、車室内前方のインストルメントパネル側
に設置されている。そして、ナビECU3を含む本体1
aは、車室15aと荷台15bとの境界付近に配置され
ている。荷台15には、複数の荷物14が搭載されてい
る。
8を参照して説明する。図4は、車両用ナビゲーション
装置1のナビECU3が、各荷物プレート2から配送先
の住所データを読み出して、配送ルートの検索設定を行
う部分の処理内容を示すフローチャートである。ナビE
CU3は、操作入力部7が操作された場合に(ステップ
A1)、その操作が自動ルート検索スイッチのON操作
である場合は(ステップA2,「YES」)ステップA
4に移行し、その他の操作であれば、その操作内容に応
じた通常のナビゲーション処理を行う(ステップA
3)。
各荷物14に付帯されている荷物プレート2から配送先
住所データの読み出しを行う。住所データの読み出しに
先立ち、マスタである無線通信モジュール8は、Blueto
oth の「同期確立フェーズ」において、荷物プレート2
のモジュール11に対して「問い合わせ」,「呼び出
し」を実行することでスレーブのモジュール11が幾つ
存在するのかや、夫々のBluetooth アドレス等を認識す
る。それから、「通信接続フェーズ」に移行して両者の
間でデータ転送を行う。
れか1つの荷物プレート2から配送先住所データを読み
出すと、その住所データを配送ルートの通過点,又は目
的地に設定する(ステップA5)。尚、通過点,目的地
の何れに設定されるかは、全ての住所データを読み込ん
だ後で決まる。
み出した荷物プレート2に対しては、記憶部10のワー
クエリアなどにおいて住所確認フラグをセットし(ステ
ップA6)、全ての荷物14(荷物プレート2)につい
て確認を行っていなければ(ステップA7,「N
O」)、ステップA4に戻って残りの荷物プレート2に
ついて読み出しを行う。
を行うと(ステップA7,「YES」)、ナビECU3
は、GPS受信部4が受信したGPS信号に基づいて車
両15の現在位置を取得し(ステップA8)、配送ルー
トの検索を行う(ステップA9)。配送ルートは、車両
15の現在位置を起点として、ステップA4で読み出し
た各配送先住所を効率良く全て回ることができるよう
に、配送先住所の何れか1つを最終的な目的地とし、そ
の他を通過点として設定した上で検索される。そして、
ルートの検索が完了すると、そのルートを例えば図7
(a)に示すような形態でディスプレイ6に表示させる
(ステップA10)。
に表示された配送先ルートを辿って車両15が走行する
場合におけるナビECU3の処理内容を示すフローチャ
ートであり、実質的には、図4に示すフローチャートに
引き続いて実行される。
的地となる最初の通過点P1(図7(a)参照)をディ
スプレイ6の画面上で点滅表示させる(ステップB
1)。それから、車両15の現在位置から通過点P1ま
での距離を算出し(ステップB2)、その距離が50m
になった時点で(ステップB3,「YES」)通過点P
1の配送先住所データを保持していた荷物プレート2に
通過点P1の住所データを送信する(ステップB4)。
と(ステップB5,「YES」)、ディスプレイ6の画
面上における通過点P1の点滅表示を解除する(ステッ
プB6)。次に、P1が最終目的地であるか否かを判断
し(ステップB7)、最終目的地で無ければ(「N
O」)ステップB1に戻る。この場合、図7(b)に示
すように次の通過点P2が点滅表示される。以上のよう
にして、車両15が通過点P1〜P3を回った後、最終
目的地P1に到達した場合は(ステップB7,「YE
S」)処理を終了する。
行中に並行して、一般的な車両用ナビゲーション装置と
同様に配送先ルートに沿ったナビゲーション情報を音声
出力などにより車両の乗員に提供するようになってい
る。
実行中である場合の、各荷物プレート2側の処理内容を
示すフローチャートである。荷物プレート2の制御部9
は、ナビゲーション装置1側より通過点住所データが送
信されるまで待機しており(ステップC1)、送信され
た通過点住所データを受信すると(「YES」)その住
所データが記憶部10に記憶されている自身の住所デー
タに一致するかどうかを判定する(ステップC2)。そ
して、両者が一致する場合は(「YES」)表示部12
を点滅させ(ステップC3)、両者が一致しない場合は
ステップC1に戻る。表示部12を点滅させた荷物プレ
ート2は、本体に設けられた図示しない電源スイッチが
OFFされるまで、そのままの状態を維持する。
の荷物14が搭載されている場合は、車両15が何れか
の配送先住所に到着した際にその場で下ろすべき荷物1
4がどれであるかを見つけなければならない。そして、
本実施例の構成では、従来とは異なり、夫々の荷物14
の配送目的地を車両15の乗員が目視によって直接確認
する必要が無くなるため、下ろすべき荷物14を見つけ
難くなることが考えられる。従って、車両15が到着し
た配送先住所を有する荷物プレート2が表示部12を点
滅させれば、車両15の乗員は下ろすべき荷物14を容
易に認識することができるようになる。
は、配送完了を示す情報が荷物プレート2の記憶部10
に記憶可能となっている。その情報の記憶は、例えば、
車両の乗員が車両用ナビゲーション装置1の操作入力部
7を操作することで、無線通信モジュール8,11を介
して荷物プレート2の制御部9に書き込み指令を与える
ようにしても良い。或いは、荷物プレート2側にスライ
ドスイッチなどを設けておき、そのスイッチを“未配
送”側から“配送完了”側に切り換えることで行わせる
ようにしても良い。
あるため、配送先に到達しても必ずしも配送できるとは
限らない。そこで、対応する荷物14の配送完了を示す
情報を荷物プレート2に記憶させておき、検索したルー
トに従って配送作業が一通り終了した後にその情報を読
み出すことで配送状況の集計管理を行うようにする。そ
して、未配送の荷物14については、所定時間後または
後日などに改めて配送を行う。
に付帯される荷物プレート2とナビゲーション装置1と
を無線通信モジュール8,11を介して無線通信が可能
となるように構成し、荷物プレート2は、ナビゲーショ
ン装置1より配送先住所データの送信要求があると記憶
部10よりそのデータを読み出して送信し、ナビゲーシ
ョン装置1は、配送先住所データを受信すると現在位置
からその配送先住所までルートを検索してナビゲーショ
ンを行う。従って、車両15の乗員は、荷物14が多数
ある場合でも夫々の配送先住所の設定を自ら行う必要が
無く、ナビゲーションによるサービスをより簡単に享受
することが可能となる。
ート2が複数存在し、各記憶部10に記憶されている配
送先住所に異なるものがある場合は、現在位置を起点と
して異なる配送先住所を全て通過するようにルート検索
を行い、検索したルートに基づいてナビゲーションを行
う。従って、車両15の乗員は、荷物14の配送先が複
数ある場合に、それらを全て回るのに効率が良い車両1
5の運行ルートを自ら考える必要が無いので、利便性を
一層向上させることができる。
装置1は、検索したルート上における次の配送先住所を
ディスプレイ6の画面上で点滅表示させるので、配送先
が複数あり、ナビゲーション装置1によって検索設定さ
れた運行ルートに従ってそれらの配送先を順次回る場合
に、車両15の乗員は、次の配送先住所が点滅表示され
ることでそれを明確に認識することができる。
たルート上における次の配送先住所に接近すると荷物プ
レート2にその配送先住所データを送信し、荷物プレー
ト2は、送信された配送先住所データが記憶部10に記
憶されている配送先住所データと一致する場合、表示部
12を点滅させて報知動作を行う。
おり、それらの内何れか1つの配送先住所に車両15が
到着した場合に、車両15の乗員は、対応する荷物14
を容易に認識することができる。
配送が完了した場合には、配送完了を示す情報が荷物プ
レート2の記憶部10に記憶させるので、配送作業が一
通り終了した後にその情報を読み出すことで配送状況の
集計管理を容易に行うことができる。そして、未配送の
荷物14については、所定時間後または後日などに改め
て配送を行うことができる。
にのみ限定されるものではなく、次のような変形または
拡張が可能である。荷物14を集荷する必要がある場合
は、以下のように構成しても良い。即ち、荷物プレート
2の記憶部10に集荷先住所データも記憶しておき、そ
の荷物プレート2を車両15に搭載する。そして、上記
の実施例と同様にして、ナビゲーション装置1が荷物プ
レート2に集荷先住所データの送信要求を出してそれを
受信することで、集荷先を認識してナビゲーションを行
う。そして、荷物14を集荷した時点で荷物プレート2
をその荷物14に貼り付けて配送を行うようにする。斯
様に構成すれば、荷物14の集荷を行う場合にも本発明
を同様に適用することができる。
滅表示させる処理は、必要に応じて行えば良い。また、
車両15が配送先住所に到着した際に、荷物プレート2
の表示部12を点滅させて報知を行う処理も、必要に応
じて行えば良い。荷物14は、1個のみでも良い。近距
離無線通信手段はBluetooth に限ること無く、数m〜1
00m程度の距離において無線通信が可能となる規格を
有する通信手段であれば良い。
報知音を発生させるものでも良い。宅配便のようなシス
テムに限ること無く、例えば、近距離無線通信手段を備
え、記憶手段に行先住所(移動目的地データ)を記憶さ
せた携帯端末,或いは携帯電話機を可搬型通信装置とし
ても良い。そして、タクシー(車両)に本発明の車両用
ナビゲーション装置を搭載して、携帯端末等を所持した
人がタクシーの客となった場合に、記憶部の行先住所デ
ータをナビゲーション装置側に送信して目的地を設定し
ナビゲーションを行わせ、タクシーが目的地に到着する
と、携帯端末等が報知を行うように構成しても良い。
なく、入力部と表示部とをコントロールするECUの場
合、無線通信モジュール8をディスプレイ6に配置して
も良い。その場合、ディスプレイ6内に配置された無線
通信モジュール8のデータをナビECU3と通信で送受
信しても良い。荷物プレート2の記憶部10にデータを
書き込む際に、荷物プレート2に予め外部接続端子(コ
ネクタ等)を設けておき、パーソナルコンピュータ等と
直接接続してデータを書き込んでも良い。
いる場合は、以下のように構成しても良い。即ち、配送
先住所と共に配送時刻データを荷物プレート2の記憶部
10に記憶させておき、車両用ナビゲーション装置1側
より送信要求があると、荷物プレート2は配送時刻デー
タも記憶部10より読み出して送信する。そして、車両
用ナビゲーション装置1は、各通過点のおおよその通過
時刻を算出することで、指定された配送時刻に荷物14
の配送先住所に到達できるようにルート検索を行うよう
にする。また、最初に時刻指定がない荷物14だけでル
ート検索を行い夫々の通過時刻を算出した後に、配送時
刻が指定された荷物14をルートに加えて際検索するよ
うにしても良い。斯様に構成すれば、車両の乗員は、そ
のルートに従うことで余裕をもって車両15を運行でき
るようになる。
ンシステムの電気的構成を示す図
す斜視図
び荷物の搭載状態を示す図
送ルートの検索設定を行う部分の処理内容を示すフロー
チャート
送先ルートを辿り、車両が走行する場合におけるナビE
CUの処理内容を示すフローチャート
合の、各荷物プレート側の処理内容を示すフローチャー
ト
示形態の一例を示すもので、(a)は検索された配送ル
ート,(b)は(a)の配送ルートにおける通過点P1
に到達した時点での表示形態を示す図
搬型通信装置)、6はディスプレイ(表示手段)、8は
無線通信モジュール(近距離無線通信手段)、10は記
憶部(記憶手段)、11は無線通信モジュール(近距離
無線通信手段)12は表示部(報知手段)、14は荷
物、15は車両を示す。
Claims (10)
- 【請求項1】 無線信号を用いて近距離間で通信を行う
ための近距離無線通信手段と、移動目的地データが記憶
される記憶手段とを備え、搬送可能に構成される可搬型
通信装置と、 無線信号を用いて近距離間で通信を行うための近距離無
線通信手段と、現在位置を検出するための位置検出手段
と、ナビゲーションに関する情報を表示させるための表
示手段とを備えてなる車両用ナビゲーション装置とで構
成され、 前記可搬型通信装置は、前記車両用ナビゲーション装置
より、前記近距離無線通信手段を介して前記移動目的地
データの送信要求があると、前記記憶手段に記憶されて
いる移動目的地データを読み出して前記車両用ナビゲー
ション装置に送信し、 前記車両用ナビゲーション装置は、前記移動目的地デー
タを受信すると、現在位置からその移動目的地までのル
ートを検索してナビゲーションを行うことを特徴とする
車両用ナビゲーションシステム。 - 【請求項2】 前記可搬型通信装置は、荷物に付帯され
た状態で使用され、 前記記憶手段に記憶される移動目的地データは、前記荷
物の配送目的地データであることを特徴とする請求項1
記載の車両用ナビゲーションシステム。 - 【請求項3】 前記可搬型通信装置の記憶手段には、前
記荷物の集荷目的地データが記憶され、 前記可搬型通信装置は、前記車両用ナビゲーション装置
より、前記近距離無線通信手段を介して前記集荷目的地
データの送信要求があると、前記記憶手段に記憶されて
いる集荷目的地データを読み出して前記車両用ナビゲー
ション装置に送信し、 前記車両用ナビゲーション装置は、前記集荷目的地デー
タを受信すると、現在位置からその集荷目的地までのル
ートを検索してナビゲーションを行うことを特徴とする
請求項2記載の車両用ナビゲーションシステム。 - 【請求項4】 前記可搬型通信装置は、対応する荷物の
配送が完了したことを示す情報を、前記記憶手段に記憶
可能に構成されていることを特徴とする請求項2または
3記載の車両用ナビゲーションシステム。 - 【請求項5】 前記車両用ナビゲーション装置は、前記
可搬型通信装置が複数存在し、各記憶手段に記憶されて
いる目的地に異なるものがある場合は、現在位置を起点
として異なる目的地を全て通過するようにルート検索を
行い、検索したルートに基づいてナビゲーションを行う
ことを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の車両
用ナビゲーションシステム。 - 【請求項6】 前記車両用ナビゲーション装置は、検索
したルート上における次の目的地を前記表示手段上で点
滅表示させることを特徴とする請求項5記載の車両用ナ
ビゲーションシステム。 - 【請求項7】 前記車両用ナビゲーション装置は、検索
したルート上における次の目的地に接近すると、前記可
搬型通信装置に前記目的地データを送信し、 前記可搬型通信装置は、報知動作を行うための報知手段
を備え、前記車両用ナビゲーション装置より送信された
目的地データが前記記憶手段に記憶されている目的地デ
ータと一致する場合は、前記報知手段に報知動作を行わ
せることを特徴とする請求項5または6記載の車両用ナ
ビゲーションシステム。 - 【請求項8】 前記記憶手段には、前記移動目的地に対
する到達指定時刻データが記憶されており、 前記可搬型通信装置は、前記車両用ナビゲーション装置
より前記移動目的地データの送信要求があると、当該移
動目的地データと共に前記到達指定時刻データを前記記
憶手段から読み出して前記車両用ナビゲーション装置に
送信し、 前記車両用ナビゲーション装置は、前記移動目的地デー
タと共に前記到達指定時刻データを受信すると、その到
達指定時刻を考慮して前記移動目的地までのルートを検
索することを特徴とする請求項1乃至7の何れかに記載
の車両用ナビゲーションシステム。 - 【請求項9】 請求項1乃至8の何れかに記載の車両用
ナビゲーションシステムに使用されることを特徴とする
可搬型通信装置。 - 【請求項10】 請求項1乃至8の何れかに記載の車両
用ナビゲーションシステムに使用されることを特徴とす
る車両用ナビゲーション装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001344600A JP3846275B2 (ja) | 2001-11-09 | 2001-11-09 | 車両用ナビゲーションシステム,可搬型通信装置及び車両用ナビゲーション装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001344600A JP3846275B2 (ja) | 2001-11-09 | 2001-11-09 | 車両用ナビゲーションシステム,可搬型通信装置及び車両用ナビゲーション装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003151075A true JP2003151075A (ja) | 2003-05-23 |
JP3846275B2 JP3846275B2 (ja) | 2006-11-15 |
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2001344600A Expired - Fee Related JP3846275B2 (ja) | 2001-11-09 | 2001-11-09 | 車両用ナビゲーションシステム,可搬型通信装置及び車両用ナビゲーション装置 |
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JP (1) | JP3846275B2 (ja) |
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