JP2003149551A - ズームレンズ及び情報機器 - Google Patents

ズームレンズ及び情報機器

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JP2003149551A
JP2003149551A JP2001346001A JP2001346001A JP2003149551A JP 2003149551 A JP2003149551 A JP 2003149551A JP 2001346001 A JP2001346001 A JP 2001346001A JP 2001346001 A JP2001346001 A JP 2001346001A JP 2003149551 A JP2003149551 A JP 2003149551A
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JP
Japan
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lens
lens group
zoom
zoom lens
focal length
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Application number
JP2001346001A
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English (en)
Inventor
Kayo Sugiyama
香葉 杉山
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B13/00Optical objectives specially designed for the purposes specified below
    • G02B13/001Miniaturised objectives for electronic devices, e.g. portable telephones, webcams, PDAs, small digital cameras
    • G02B13/009Miniaturised objectives for electronic devices, e.g. portable telephones, webcams, PDAs, small digital cameras having zoom function

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  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Cameras In General (AREA)
  • Lenses (AREA)
  • Studio Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 超小型の撮像素子に対応し、少なくとも2倍
以上の変倍比を有すると共に良好な結像性能を有する小
型ズームレンズを、少ないレンズ枚数で安価に構成す
る。 【解決手段】 ズームレンズ1を、物体側から順に、負
の屈折力を有する第1レンズ群GR1と正の屈折力を有
する第2レンズ群GR2とから成り、第1レンズ群及び
第2レンズ群を共に単レンズによって構成し、第2レン
ズ群が光軸上を移動することによって変倍を行うように
し、少なくとも2倍以上の変倍比を有し、第1レンズ群
及び第2レンズ群を構成するレンズの各面のうち、少な
くとも2面を非球面で構成すると共に、TLを最も物体
側に位置するレンズ面から像面までの距離、f1を第1
レンズ群の焦点距離、f2を第2レンズ群の焦点距離、
fwをレンズ全系の広角端における焦点距離、ftをレ
ンズ全系の望遠端における焦点距離とすると、7<TL
<25、0.5<f2(fw/f1−ft/f1)<1
0.0、0.8<|f1・f2(1/fw−1/ft)
|<15.0の各条件を満足するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、撮像面の対角線長
が1/5乃至1/7インチの超小型の撮像素子に適した
小型のズームレンズ及び該ズームレンズを使用した撮像
装置を有する情報機器に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、撮像素子として、C−MOS(Com
plementary Metal Oxide Semiconductor)センサやCC
D(Charge Coupled Device:電荷結合素子)等の固体撮像
素子を使用した各種撮像装置が広く普及している。ま
た、これらC−MOSセンサやCCDを用いた撮像装置
においては、撮像レンズに焦点距離を連続的に変えるこ
とができる、即ち、撮像面に結像される像の倍率を連続
的に変えることができるズームレンズが広く用いられて
いる。
【0003】ズームレンズは、通常、3乃至5群のレン
ズ群を有し、レンズ枚数は少ないものでも6乃至7枚、
多いものでは10枚以上用られている。これは、ズーム
レンズは、可動レンズを移動させることによって焦点距
離を連続的に変える(像面に結像する像の倍率を変え
る)という構造上、全変倍域において良好な結像性能を
得ることが困難であるため、レンズ枚数を増やすことや
分散の異なる高価な材料を用いることによって各種収差
を補正して、全変倍域において平均的に良好な結像性能
を得られるようにしているからである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、携帯電話や
携帯情報端末等の携帯機器、ゲーム機器、パーソナルコ
ンピュータ等の各種情報機器において、小型の撮像装置
が内蔵されたものが登場している。
【0005】上記各種機器に内蔵される小型の撮像装置
においては、スペース的な制約から、レンズ系も1枚又
は2枚のレンズを使用した単焦点で小型軽量のものが使
用され、撮像素子も撮像面の対角線長が1/4インチ以
下の超小型のものが使用されている。特に、C−MOS
センサは消費電力が少ないため、携帯することが多い各
種情報機器に用いるものとしては適している。
【0006】また、前述のように、撮像装置にはズーム
レンズが一般的に使用されているため、上記各種情報機
器に内蔵される小型の撮像装置にもズームレンズを用い
ることが求められている。このような小型の撮像装置に
ズームレンズを適用する場合、レンズ系の大きさはでき
るだけ小さくて薄く、しかも、低価格化することが必要
である。
【0007】少ないレンズ枚数で小型ズームレンズを実
現している従来例としては、特開平10−213745
号公報に記載された3群6枚構成のズームレンズや、特
開平11−6960号公報に記載された、ラジアル型の
屈折率分布を有する特殊なレンズを用いて3群3枚構成
とされたズームレンズがある。
【0008】しかし、上記従来例として示した小型ズー
ムレンズを、各種機器に内蔵される撮像装置に用いる場
合、前者では、レンズ枚数が6枚と多いため小型化が不
十分であるため、各種情報機器に内蔵する小型撮像装置
に使用することは不可能であり、また、後者では、レン
ズ枚数が3枚で小型ではあるが、ラジアル型の屈折率分
布を有する特殊なレンズを用いているため撮像装置自体
が高価になってしまうという問題があった。
【0009】従って、各種機器に内蔵される撮像装置に
用いられる、超小型の撮像素子に対応した小型ズームレ
ンズにおいては、レンズ枚数を極限まで少なくしてする
と共にレンズ素材に特殊な材料を用いないようにして、
より一層小型化及び低価格化を図ることが求められてい
る。
【0010】本発明は、上記問題点に鑑み、超小型の撮
像素子に対応し、少なくとも2倍以上の変倍比を有する
と共に良好な結像性能を有する小型ズームレンズを、少
ないレンズ枚数で安価に構成することを課題とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、ズームレンズ及び該ズームレンズを使用
した情報機器であって、ズームレンズを、物体側から順
に、負の屈折力を有する第1レンズ群と正の屈折力を有
する第2レンズ群とから成り、第1レンズ群及び第2レ
ンズ群を共に単レンズによって構成し、第2レンズ群が
光軸上を移動することによって変倍を行うようにし、少
なくとも2倍以上の変倍比を有し、第1レンズ群及び第
2レンズ群を構成するレンズの各面のうち、少なくとも
2面を非球面で構成すると共に、TLを最も物体側に位
置するレンズ面から像面までの距離、f1を第1レンズ
群の焦点距離、f2を第2レンズ群の焦点距離、fwを
レンズ全系の広角端における焦点距離、ftをレンズ全
系の望遠端における焦点距離とすると、7<TL<2
5、0.5<f2(fw/f1−ft/f1)<10.
0、0.8<|f1・f2(1/fw−1/ft)|<
15.0の各条件を満足するようにしたものである。
【0012】従って、2群2枚構成の小型のズームレン
ズを実現することが可能になると共に、2群2枚構成の
該小型のズームレンズを使用した情報機器を実現するこ
とも可能になる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明ズームレンズは、数十万程
度の画素数を有する1/5乃至1/7インチ程度のC−
MOSセンサやCCD等の超小型撮像素子に適したレン
ズ系であり、携帯電話、携帯情報端末等の各種携帯機
器、ゲーム機器、パーソナルコンピュータ等に内蔵され
る撮像装置に用いるのに適し、プラスチック材料を使用
すると共に金型成形による安価な製造方法を採用するこ
とを可能にしたものである。
【0014】即ち、本発明ズームレンズは、物体側から
順に、負の屈折力を有する第1レンズ群と正の屈折力を
有する第2レンズ群とから成り、第1レンズ群及び第2
レンズ群が共に単レンズによって構成され、第2レンズ
群は光軸上を移動することによって変倍を行うようにさ
れ、少なくとも2倍以上の変倍比を有し、第1レンズ群
及び第2レンズ群を構成するレンズの各面のうち、少な
くとも2面が非球面で構成された2群2枚の簡素な構成
を有するものである。
【0015】上記第1レンズ及び第2レンズは、プラス
チック材料で金型成形によって形成される。従って、レ
ンズの外径が小さい場合でも両面に非球面形状を精度良
く形成することが可能であると共に、安価で大量に製造
することが可能になる。
【0016】また、本発明ズームレンズは、TLを最も
物体側に位置するレンズ面から像面までの距離、f1を
第1レンズ群の焦点距離、f2を第2レンズ群の焦点距
離、fwをレンズ全系の広角端における焦点距離、ft
をレンズ全系の望遠端における焦点距離とすると、 7<TL<25(条件式1)、 0.5<f2(fw/f1−ft/f1)<10.0(条件式2)、 0.8<|f1・f2(1/fw−1/ft)|<15.0(条件式3) の各条件を満足するようにされたものである。
【0017】更に、本発明ズームレンズは、第2レンズ
群、又は、第1レンズ群及び第2レンズ群をそれぞれ独
立して光軸上を移動させることによって、良好な結像性
能を保ちながら全体の焦点距離を変化させると共に合焦
を行うようにすることが望ましい。第2レンズ群、又
は、第1レンズ群及び第2レンズ群をそれぞれ独立して
光軸上を移動させることによって、2倍以上の変倍比を
有し、低価格化と小型化とを実現することが可能にな
る。
【0018】尚、本発明ズームレンズは、レンズ材料に
適切な分散を有する材料が少なくて、第1レンズ群及び
第2レンズ群を構成する2枚のレンズに分散の異なる材
料を用いて色収差を補正することができない場合は、第
2レンズ群と像面との間に適宜な回折光学素子を配置し
て色収差を補正することが望ましい。
【0019】条件式1は、本発明ズームレンズの最も物
体側に位置するレンズ面から像面までの距離TL、即
ち、全長TLの範囲を規定(単位mm)するものであ
る。即ち、全長TLが25mm以上になると大き過ぎて
商品価値がなくなってしまい、反対に、全長TLが7m
m以下になると、各レンズ面の曲率が小さくなり過ぎて
製造が困難になってしまう。
【0020】条件式2及び条件式3は、第1レンズ群の
焦点距離f1、第2レンズ群の焦点距離f2、広角端に
おける焦点距離fw及び望遠端における焦点距離ftの
関係を規定するものであり、f2(fw/f1−ft/
f1)及び|f1・f2(1/fw−1/ft)|の各
値を規定範囲内とすることによって、各収差が良好にな
る。
【0021】以下、本発明ズームレンズの詳細につい
て、数値実施例1乃至3及び添付図面を用いて説明す
る。
【0022】尚、以下の説明において、「ri」は物体
側から数えてi番目の面及びその曲率半径、「di」は
物体側から数えてi番目の面とi+1番目んの面との間
の面間隔、「ni」は第iレンズのd線(波長587.
6nm)における屈折率、「nFL」はフィルタのd線
における屈折率を示すものとする。
【0023】また、非球面は、「c」を面頂点における
曲率、「z」を光軸、「yz」をサジタル面、「k」を
円錐定数とすると、以下の数式1によって定義されるも
のとする。
【0024】
【数1】
【0025】図1乃至図3は本発明ズームレンズの数値
実施例1に係わるズームレンズ1を示すものであり、第
1レンズ群GR1及び第2レンズ群GR2がそれぞれ、
物体側に凸面を向けた負の屈折力を有するメニスカスレ
ンズの第1レンズL1と、物体側に凹面を向けた正の屈
折力を有するメニスカスレンズの第2レンズL2によっ
て構成されている。
【0026】上記ズームレンズ1は、第1レンズ群GR
1と第2レンズ群GR2との間に絞りSTPが配置さ
れ、該絞りSTPは第2レンズ群GR2の移動に伴い、
一体に光軸上を移動するようにされると共に、第2レン
ズ群GR2と像面IMGとの間には、図示しない特定の
領域の周波数成分に対する制御や可視光領域外の光線に
対する制御を行う各種フィルタのうちの一つ、又は、複
数を組みあわせたものと、撮像素子のカバーガラスとが
配置されている。
【0027】上記のように、第1レンズ群GR1と第2
レンズ群GR2との間に絞りSTPが配置され、該絞り
STPは第2レンズ群GR2の移動に伴い一体に光軸上
を移動するようにしたので、第2レンズ群と絞りとを一
体化させることが可能になって、製造工程を簡略化させ
ることができると共に、コスト面でも有利となる。
【0028】ズームレンズ1は広角端においては、図1
に示すように、第1レンズ群GR1が最も像面IMGか
ら離れた位置に在り、逆に第2レンズ群GR2は最も像
面IMGに近い位置に在る。従って、この広角端におい
ては、第1レンズ群GR1と第2レンズ群との間の距離
が最大で、ズームレンズ1の全長が最大となっている。
そして、ズームレンズ1は、広角端から望遠端にズーミ
ングされるにつれて、図1乃至図3に示すように、第1
レンズ群GR1と第2レンズ群GR2との間の距離が狭
まり、逆に、第2レンズと像面IMGとの間の距離が広
がって、ズームレンズ1の全長は短くなる。
【0029】このように、ズームレンズ1においては、
第1レンズ群GR1の移動量に対して適切に第2レンズ
群GR2を移動させることによって、焦点距離を変化さ
せつつ、像面IMGにおいて良好な像を得ることが可能
である。
【0030】表1にズームレンズ1の各数値を示す。
【0031】
【表1】
【0032】表2にズーミングに伴って間隔が変化する
d2及びd5の広角端、中間焦点位置及び望遠端におけ
る数値を示す。
【0033】
【表2】
【0034】表3に非球面によって構成された第1レン
ズL1及び第2レンズL2の各面の円錐定数kと4次乃
至10次の非球面係数A乃至Dを示す。尚、表3中の
「E」は10を底とする指数表現を表し、例えば、「1
−03」は「E−03」で表される。
【0035】
【表3】
【0036】表4にズームレンズ1の焦点距離、Fナン
バー(広角端−中間焦点位置−望遠端)、変倍比、画角
(広角端−中間焦点位置−望遠端)及び前記条件式1乃
至3に関する数値を示す。
【0037】
【表4】
【0038】図4乃至図6にズームレンズ1の広角端、
中間焦点位置及び望遠端における球面収差、非点収差、
歪曲収差を示す。尚、球面収差図及び歪曲収差図におい
て、実線はd線、破線はF線(波長486.1nm)で
の値をそれぞれ示し、非点収差図においては、実線はサ
ジタル像面におけるd線での値、太い実線はメリディオ
ナル像面におけるd線での値、破線はサジタル像面にお
けるF線での値、太い破線はメリディオナル像面におけ
るF線での値をそれぞれ示すものである(後述する図1
0乃至図12、図16乃至図18においても同様とす
る。)。
【0039】図4乃至図6の各収差図から明らかなよう
に、ズームレンズ1は広角端から望遠端までの全焦点距
離位置において、諸収差が良好に補正され、良好な結像
性能が得られていることが判る。
【0040】図7乃至図9は本発明ズームレンズの数値
実施例2に係わるズームレンズ2を示すものであり、第
1レンズ群GR1及び第2レンズ群GR2がそれぞれ、
物体側に凸面を向けた負の屈折力を有するメニスカスレ
ンズの第1レンズL1と、両凸レンズの第2レンズL2
によって構成されている。
【0041】上記ズームレンズ2は、第2レンズ群GR
2と像面IMGとの間に絞りSTPが配置され、該絞り
STPは第2レンズ群GR2の移動に伴い、一体に光軸
上を移動するようにされると共に、上記絞りSTPと像
面IMGとの間には、図示しない特定の領域の周波数成
分に対する制御や可視光領域外の光線に対する制御を行
う各種フィルタのうちの一つ、又は、複数を組みあわせ
たものと、撮像素子のカバーガラスとが配置されてい
る。
【0042】ズームレンズ2は広角端においては、図7
に示すように、第1レンズ群GR1が最も像面IMGか
ら離れた位置に在り、逆に第2レンズ群GR2は最も像
面IMGに近い位置に在る。従って、この広角端におい
ては、第1レンズ群GR1と第2レンズ群との間の距離
が最大で、ズームレンズ2の全長が最大となっている。
そして、ズームレンズ2は、広角端から望遠端にズーミ
ングされるにつれて、図7乃至図9に示すように、第1
レンズ群GR1と第2レンズ群GR2との間の距離が狭
まり、逆に、第2レンズと像面IMG間の距離が広がっ
て、ズームレンズ2の全長は短くなる。
【0043】ズームレンズ2は、前記ズームレンズ1に
比べて、広角端から望遠端に至る過程で、第1レンズ群
の移動量が少なく、全長の変化が少ないという構成であ
るため、前玉である第1レンズL1が広角端でもあまり
物体側に移動せず、より小型になっている。また、ズー
ムレンズ2は第1レンズL1の屈折力を強くし、絞りS
TPを第2レンズL2の像側に設けて射出瞳位置をより
像側に移動させることによって、広角端から望遠端に至
る全変倍域において、歪曲収差を、ズームレンズ1と比
べて、より良好に補正することが可能になると共に、製
造工程を簡略化させることができ、コスト面でも有利と
なる。
【0044】ズームレンズ2においても、第1レンズ群
GR1の移動量に対して適切に第2レンズ群GR2を移
動させることによって、焦点距離を変化させつつ、像面
において良好な像を得ることが可能である。
【0045】表5にズームレンズ2の各数値を示す。
【0046】
【表5】
【0047】表6にズーミングに伴って間隔が変化する
d2及びd5の広角端、中間焦点位置及び望遠端におけ
る数値を示す。
【0048】
【表6】
【0049】表7に非球面によって構成された第1レン
ズL1及び第2レンズL2の各面の円錐定数kと4次乃
至10次の非球面係数A乃至Dを示す。
【0050】
【表7】
【0051】表8にズームレンズ2の焦点距離、Fナン
バー(広角端−中間焦点位置−望遠端)、変倍比、画角
(広角端−中間焦点位置−望遠端)及び前記条件式1乃
至3に関する数値を示す。
【0052】
【表8】
【0053】図10乃至図12にズームレンズ2の広角
端、中間焦点位置及び望遠端における球面収差、非点収
差、歪曲収差を示す。
【0054】図10乃至図12の各収差図から明らかな
ように、ズームレンズ2は広角端から望遠端までの全焦
点距離位置において、諸収差が良好に補正され、良好な
結像性能が得られていることが判る。
【0055】図13乃至図15は本発明ズームレンズの
数値実施例3に係わるズームレンズ3を示すものであ
り、第1レンズ群GR1及び第2レンズ群GR2がそれ
ぞれ、物体側に凸面を向けた負の屈折力を有するメニス
カスレンズの第1レンズL1と、両凸レンズの第2レン
ズL2によって構成されている。
【0056】上記ズームレンズ3は、第1レンズ群GR
1の位置が固定とされ、第2レンズ群GR2のみが光軸
上を移動することによって、全長を一定に保ったまま、
焦点距離を変化させる変倍と合焦を行うようにされてい
る。また、ズームレンズ3は、第2レンズ群GR2と像
面IMGとの間に絞りSTPが配置され、該絞りSTP
は第2レンズ群GR2の移動に伴い、一体に光軸上を移
動するようにされると共に、上記絞りSTPと像面IM
Gとの間には、図示しない特定の領域の周波数成分に対
する制御や可視光領域外の光線に対する制御を行う各種
フィルタのうちの一つ、又は、複数を組みあわせたもの
と、撮像素子のカバーガラスとが配置されている。
【0057】ズームレンズ3は広角端においては、図1
3に示すように、第2レンズ群GR2が最も第1レンズ
群GR1から離れて像面IMGの近くに在る。そして、
ズームレンズ3は、広角端から望遠端にズーミングされ
るにつれて、図13乃至図15に示すように、第2レン
ズ群GR2が像面IMGから離れて第1レンズ群GR1
に近づき、第1レンズ群GR1と第2レンズ群GR2と
の間の距離が最短になる。
【0058】また、また、ズームレンズ3は絞りSTP
を第2レンズL2の像側に設けて射出瞳位置をより像側
に移動させることによって、広角端から望遠端に至る全
変倍域において、歪曲収差を、ズームレンズ1と比べ
て、より良好に補正することが可能になると共に、製造
工程を簡略化させることができ、コスト面でも有利とな
る。
【0059】ズームレンズ3は、第1レンズ群GR1が
移動せずに第2レンズ群GR2のみが光軸上を移動する
という構成によって、焦点距離を変化させて変倍を行う
と共に焦点位置を補正して合焦も行うようになってい
る。従って、ズームレンズ3は、全長が広角端から望遠
端に至る変倍時に変化しないので、前記ズームレンズ2
に比べて、より小型化されており、また、前玉である第
1レンズL1が移動しないことによって、製品化された
場合に取り扱いが容易で、破損等も少なくすることが可
能である。
【0060】ズームレンズ3においても、第2レンズ群
GR2のみを移動させることによって、焦点距離を変化
させつつ、像面において良好な像を得ることが可能であ
る。
【0061】表9にズームレンズ3の各数値を示す。
【0062】
【表9】
【0063】表10にズーミングに伴って間隔が変化す
るd2及びd5の広角端、中間焦点位置及び望遠端にお
ける数値を示す。
【0064】
【表10】
【0065】表11に非球面によって構成された第1レ
ンズL1及び第2レンズL2の各面の円錐定数kと4次
乃至10次の非球面係数A乃至Dを示す。
【0066】
【表11】
【0067】表12にズームレンズ3の焦点距離、Fナ
ンバー(広角端−中間焦点位置−望遠端)、変倍比、画
角(広角端−中間焦点位置−望遠端)及び前記条件式1
乃至3に関する数値を示す。
【0068】
【表12】
【0069】図16乃至図18にズームレンズ3の広角
端、中間焦点位置及び望遠端における球面収差、非点収
差、歪曲収差を示す。
【0070】図16乃至図18の各収差図から明らかな
ように、ズームレンズ2は広角端から望遠端までの全焦
点距離位置において、諸収差が良好に補正され、良好な
結像性能が得られていることが判る。
【0071】以上に説明したようにズームレンズ1、2
及び3は、非球面を用いた2群2枚構成で、しかも、各
レンズをプラスチック材料を用いて金型成形によって形
成した簡素な構成のものであるので、低価格化と小型化
とを実現しすることが可能である。また、第1レンズ群
GR1と第2レンズ群GR2とが独立して、又は、第2
レンズ群GR2のみが光軸上を移動することによって、
良好な結像性能を保ちながら全体の焦点距離を変化させ
て2倍以上の変倍比を有するようにすることも可能にな
る。
【0072】最後に、上記ズームレンズ1、2又は3を
撮像レンズとして用いた小型の撮像装置を内蔵する情報
機器の一例10について説明する。
【0073】図19は、情報機器10の構成を概略的に
示すものであり、情報機器10は、例えば、携帯電話や
携帯情報端末等の携帯機器、ゲーム機器、パーソナルコ
ンピュータ等であって、その一部の機能として小型の撮
像装置11を内包する。
【0074】情報機器10は、ズームレンズ1、2又は
3と、該ズームレンズ1、2又は3から入射した光束を
電気信号に変換して出力する撮像素子12によって構成
される撮像装置11と、撮像素子12から出力された電
気信号を画像情報として適宜な処理を行う情報処理部1
3と、情報処理部から出力された画像情報の記憶を行う
情報記憶部14等を備える。
【0075】上記撮像装置11を構成するズームレンズ
1、2又は3と撮像素子12とは、プラスチック製の筐
体15内に収納されて一体化されている。ちなみに、ズ
ームレンズ1、2又は3と撮像素子12とが一体化され
て収納された筐体15の全長は、7乃至25mm程度で
ある。
【0076】尚、上記撮像素子12には、数十万程度の
画素数を有する1/5乃至1/7インチ程度のC−MO
SセンサやCCD等の固体撮像素子が使用されるが、C
CDと比べて消費電力が少ないC−MOSセンサを用い
る方が望ましい。
【0077】また、情報機器10は、上記撮像装置11
の他に、各種操作を行う操作部16、外部に対して撮像
装置11によって撮影され情報処理部13によって画像
情報として処理された情報を含む各種情報の入出力を行
う情報入出力部17、上記画像情報を含む各種情報の表
示を行う表示部18等を有する。
【0078】上記情報機器10において、画像の撮影を
含む各種操作は、操作スイッチ等を有する操作部16を
使用者が操作することによって為される。例えば、画像
の撮影操作によって撮像素子12から出力されて情報処
理部13に入力された電気信号は画像情報として処理さ
れ、一旦、情報記憶部14の一部を構成する内蔵メモリ
ーに記録され、その後の操作によって、内蔵メモリーと
同様に情報記憶部14の一部を構成する外部記録媒体へ
の記録、ディスプレイ装置等から成る情報表示部18に
おける表示、情報入出力部17から外部への出力等の適
宜な処理が為される。
【0079】情報機器10においては、撮像装置11
に、プラスチック製で2群2枚構成の小型軽量のズーム
レンズ1、2又は3を用いると共に超小型の撮像素子1
2を用いているので、撮像装置11を内蔵することによ
って他の構成要素の配置スペースが圧迫されることもな
く、また、撮像装置11を内蔵することによる重量増加
も僅かである。
【0080】尚、前記実施の形態において示した各部の
具体的な形状及び構造は、何れも本発明を実施するに当
たっての具体化のほんの一例を示したものに過ぎず、こ
れらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈される
ことがあってはならないものである。
【0081】
【発明の効果】以上に説明したところから明らかなよう
に本発明ズームレンズは、物体側から順に、負の屈折力
を有する第1レンズ群と、正の屈折力を有する第2レン
ズ群とから成り、上記第1レンズ群及び第2レンズ群が
共に単レンズによって構成され、第2レンズ群が光軸上
を移動することによって変倍を行い、少なくとも2倍以
上の変倍比を有し、第1レンズ群及び第2レンズ群を構
成するレンズの各面のうち、少なくとも2面が非球面で
構成されると共に、TLを最も物体側に位置するレンズ
面から像面までの距離、f1を第1レンズ群の焦点距
離、f2を第2レンズ群の焦点距離、fwをレンズ全系
の広角端における焦点距離、ftをレンズ全系の望遠端
における焦点距離とすると、7<TL<25、0.5<
f2(fw/f1−ft/f1)<10.0、0.8<
|f1・f2(1/fw−1/ft)|<15.0の各
条件を満足するようにしたことを特徴とする。
【0082】従って、非球面を用いた2群2枚の簡素な
構成によって、結像性能が良好で2倍以上の変倍比を有
する小型ズームレンズを安価に製造することができる。
【0083】また、本発明情報機器は、ズームレンズ
と、ズームレンズから入射した光束を電気信号に変換し
て出力する撮像素子等から成る撮像装置を備え、上記撮
像装置から入力される情報を含む各種情報に対して適宜
な処理を行う情報処理部を有する情報機器であって、ズ
ームレンズと撮像素子とを共通の筐体内に収納し、ズー
ムレンズが、物体側から順に、負の屈折力を有する第1
レンズ群と、正の屈折力を有する第2レンズ群とから成
り、第1レンズ群及び第2レンズ群が共に単レンズによ
って構成され、第2レンズ群が光軸上を移動することに
よって変倍を行い、少なくとも2倍以上の変倍比を有
し、第1レンズ群及び第2レンズ群を構成するレンズの
各面のうち、少なくとも2面を非球面で構成すると共
に、TLを最も物体側に位置するレンズ面から像面まで
の距離、f1を第1レンズ群の焦点距離、f2を第2レ
ンズ群の焦点距離、fwをレンズ全系の広角端における
焦点距離、ftをレンズ全系の望遠端における焦点距離
とすると、7<TL<25、0.5<f2(fw/f1
−ft/f1)<10.0、0.8<|f1・f2(1
/fw−1/ft)|<15.0の各条件を満足するよ
うにしたことを特徴とする。
【0084】従って、小型軽量のズームレンズを用いる
と共に超小型の撮像素子を用ることによって、撮像装置
を内蔵することによって他の構成要素の配置スペースが
圧迫されることもなく、また、撮像装置を内蔵すること
による重量増加も最小限に抑えることができる。
【0085】請求項2に記載した発明にあっては、第1
レンズ群と第2レンズ群とがそれぞれ光軸上を独立して
移動することにより変倍が行われるようにしたので、良
好な結像性能を保ちながら変倍を行うことができる。
【0086】請求項3に記載した発明にあっては、第1
レンズ群を凹メニスカスレンズの第1レンズによって構
成し、第2レンズ群を凸メニスカスレンズの第2レンズ
によって構成したので、適切なパワー配置によって良好
な結像性能を得ることができる。
【0087】請求項4に記載した発明にあっては、第1
レンズ群を凹メニスカスレンズの第1レンズによって構
成し、第2レンズ群を両凸レンズの第2レンズによって
構成したので、適切なパワー配置によって良好な結像性
能を得ることができると共に、光学系をより小型化する
ことができる。
【0088】請求項5に記載した発明にあっては、第2
レンズ群の近傍に絞りを配置すると共に、絞りが第2レ
ンズ群と一体に光軸上を移動するようにしたので、第2
レンズ群と絞りとを一体化させることが可能になって、
製造工程を簡略化させることができると共に、コスト面
でも有利となる。
【0089】請求項6に記載した発明にあっては、絞り
を第2レンズ群と像面との間に配置したので、広角端か
ら望遠端に至る全変倍域において歪曲収差を良好に補正
することができる。
【0090】請求項7に記載した発明にあっては、各レ
ンズをプラスチック材料によって構成したので、ズーム
レンズを安価に構成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図2乃至図6と共に本発明ズームレンズの数値
実施例1を示すものであり、本図は広角端におけるレン
ズ構成を概略的に示す図である。
【図2】中間焦点位置におけるレンズ構成を概略的に示
す図である。
【図3】望遠端におけるレンズ構成を概略的に示す図で
ある。
【図4】広角端における各種収差を示す図である。
【図5】中間焦点位置における各種収差を示す図であ
る。
【図6】望遠端における各種収差を示す図である。
【図7】図8乃至図12と共に本発明ズームレンズの数
値実施例2を示すものであり、本図は広角端におけるレ
ンズ構成を概略的に示す図である。
【図8】中間焦点位置におけるレンズ構成を概略的に示
す図である。
【図9】望遠端におけるレンズ構成を概略的に示す図で
ある。
【図10】広角端における各種収差を示す図である。
【図11】中間焦点位置における各種収差を示す図であ
る。
【図12】望遠端における各種収差を示す図である。
【図13】図14乃至図18と共に本発明ズームレンズ
の数値実施例3を示すものであり、本図は広角端におけ
るレンズ構成を概略的に示す図である。
【図14】中間焦点位置におけるレンズ構成を概略的に
示す図である。
【図15】望遠端におけるレンズ構成を概略的に示す図
である。
【図16】広角端における各種収差を示す図である。
【図17】中間焦点位置における各種収差を示す図であ
る。
【図18】望遠端における各種収差を示す図である。
【図19】本発明情報機器の一例を概略的に示すブロッ
ク図である。
【符号の説明】
1…ズームレンズ、2…ズームレンズ、3…ズームレン
ズ、10…情報機器、11…撮像装置、12…撮像素
子、13…情報処理部、GR1…第1レンズ群、GR2
…第2レンズ群、L1…第1レンズ、L2…第2レン
ズ、STP…絞り
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成13年12月4日(2001.12.
4)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0023
【補正方法】変更
【補正内容】
【0023】また、非球面は、「c」を面頂点における
曲率、「z」を光軸、「k」を円錐数とすると、以下
の数式1によって定義されるものとする。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0038
【補正方法】変更
【補正内容】
【0038】図4乃至図6にズームレンズ1の広角端、
中間焦点位置及び望遠端における球面収差、非点収差、
歪曲収差を示す。尚、球面収差図及び歪曲収差図におい
て、実線(d)はd線、破線(F)はF線(波長48
6.1nm)での値をそれぞれ示し、非点収差図におい
ては、実線(Sd)はサジタル像面におけるd線での
値、太い実線(Md)はメリディオナル像面におけるd
線での値、破線(SF)はサジタル像面におけるF線で
の値、太い破線(MF)はメリディオナル像面における
F線での値をそれぞれ示すものである(後述する図10
乃至図12、図16乃至図18においても同様とす
る。)。
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図4
【補正方法】変更
【補正内容】
【図4】
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図5
【補正方法】変更
【補正内容】
【図5】
【手続補正5】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図6
【補正方法】変更
【補正内容】
【図6】
【手続補正6】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図10
【補正方法】変更
【補正内容】
【図10】
【手続補正7】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図11
【補正方法】変更
【補正内容】
【図11】
【手続補正8】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図12
【補正方法】変更
【補正内容】
【図12】
【手続補正9】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図16
【補正方法】変更
【補正内容】
【図16】
【手続補正10】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図17
【補正方法】変更
【補正内容】
【図17】
【手続補正11】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図18
【補正方法】変更
【補正内容】
【図18】
フロントページの続き Fターム(参考) 2H054 AA00 2H087 KA03 PA02 PA17 PB02 QA02 QA07 QA17 QA21 QA32 QA34 QA42 RA12 RA13 RA32 RA35 RA42 SA07 SA09 SA62 SA63 SB02 SB12 UA01 5C022 AB66 AC54

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物体側から順に、負の屈折力を有する第
    1レンズ群と、正の屈折力を有する第2レンズ群とから
    成り、上記第1レンズ群及び第2レンズ群が共に単レン
    ズによって構成されたズームレンズであって、 上記第2レンズ群が光軸上を移動することによって変倍
    を行うようにされ、 少なくとも2倍以上の変倍比を有し、 上記第1レンズ群及び第2レンズ群を構成するレンズの
    各面のうち、少なくとも2面が非球面で構成されると共
    に、 以下の各条件を満足するようにされたことを特徴とする
    ズームレンズ。 7<TL<25 0.5<f2(fw/f1−ft/f1)<10.0 0.8<|f1・f2(1/fw−1/ft)|<1
    5.0 但し、 TL:最も物体側に位置するレンズ面から像面までの距
    離、 f1:第1レンズ群の焦点距離、 f2:第2レンズ群の焦点距離、 fw:レンズ全系の広角端における焦点距離、 ft:レンズ全系の望遠端における焦点距離 とする。
  2. 【請求項2】 第1レンズ群と第2レンズ群とがそれぞ
    れ光軸上を独立して移動することにより変倍が行われる
    ようにされたことを特徴とする請求項1に記載のズーム
    レンズ。
  3. 【請求項3】 第1レンズ群が凹メニスカスレンズの第
    1レンズによって構成され、 第2レンズ群が凸メニスカスレンズの第2レンズによっ
    て構成されたことを特徴とする請求項1に記載のズーム
    レンズ。
  4. 【請求項4】 第1レンズ群が凹メニスカスレンズの第
    1レンズによって構成され、 第2レンズ群が両凸レンズの第2レンズによって構成さ
    れたことを特徴とする請求項1に記載のズームレンズ。
  5. 【請求項5】 第2レンズ群の近傍に絞りが配置される
    と共に、 上記絞りが第2レンズ群と一体に光軸上を移動するよう
    にされたことを特徴とする請求項1に記載のズームレン
    ズ。
  6. 【請求項6】 絞りは第2レンズ群と像面との間に配置
    されていることを特徴とする請求項5に記載のズームレ
    ンズ。
  7. 【請求項7】 各レンズがプラスチック材料によって構
    成されていることを特徴とする請求項1に記載のズーム
    レンズ。
  8. 【請求項8】 ズームレンズと、該ズームレンズから入
    射した光束を電気信号に変換して出力する撮像素子等か
    ら成る撮像装置を備え、上記撮像装置から入力される情
    報を含む各種情報に対して適宜な処理を行う情報処理部
    を有する情報機器であって、 上記ズームレンズと撮像素子とは共通の筐体内に収納さ
    れ、 上記ズームレンズは、物体側から順に、負の屈折力を有
    する第1レンズ群と、正の屈折力を有する第2レンズ群
    とから成り、上記第1レンズ群及び第2レンズ群が共に
    単レンズによって構成され、上記第2レンズ群が光軸上
    を移動することによって変倍を行うようにされ、少なく
    とも2倍以上の変倍比を有し、上記第1レンズ群及び第
    2レンズ群を構成するレンズの各面のうち、少なくとも
    2面が非球面で構成されると共に、以下の各条件を満足
    するようにされたことを特徴とする情報機器。 7<TL<25 0.5<f2(fw/f1−ft/f1)<10.0 0.8<|f1・f2(1/fw−1/ft)|<1
    5.0 但し、 TL:最も物体側に位置するレンズ面から像面までの距
    離、 f1:第1レンズ群の焦点距離、 f2:第2レンズ群の焦点距離、 fw:レンズ全系の広角端における焦点距離、 ft:レンズ全系の望遠端における焦点距離 とする。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7035018B2 (en) 2003-03-10 2006-04-25 Fujinon Corporation Imaging lens
JP2006337731A (ja) * 2005-06-02 2006-12-14 Olympus Corp 2群ズームレンズ及びそれを備えた電子撮像装置
JP2010091883A (ja) * 2008-10-09 2010-04-22 Nikon Corp 投射レンズ

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