JP2003146587A - ウインチの制御装置 - Google Patents

ウインチの制御装置

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JP2003146587A
JP2003146587A JP2001350143A JP2001350143A JP2003146587A JP 2003146587 A JP2003146587 A JP 2003146587A JP 2001350143 A JP2001350143 A JP 2001350143A JP 2001350143 A JP2001350143 A JP 2001350143A JP 2003146587 A JP2003146587 A JP 2003146587A
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speed
hoisting
drum
boom
speed command
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JP2001350143A
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English (en)
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Koji Funato
孝次 船渡
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Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 吊り荷の負荷や油圧モータの漏れ量等に拘わ
らずウインチを確実に緩停止させる。 【解決手段】 角度計23によりブーム103の起伏角
度θを検出し、回転速度センサ21によりドラム107
の実速度Vを検出する。コントローラ20には、予めブ
ーム角度θに対するドラム目標速度Vθの関係が設定さ
れており、角度計23からの検出値θに基づいて目標速
度Vθを演算する。そして、回転速度センサ21からの
実速度Vがこの目標速度Vθに一致するように電磁比例
弁18に制御信号を出力し(フィードバック制御)、電
磁比例弁18の減圧度を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、所定の過巻位置に
おいてブームやフックを停止させる過巻防止装置を有す
るウインチの制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、クレーン作業機においては、
ブームを所定の過巻位置で停止させるブーム過巻防止装
置やフックを所定の過巻位置で停止させるフック過巻防
止装置が設けられている。その一例として、特開200
0−313589号公報には、フックが過巻位置よりも
手前の減速開始位置に達すると所定の特性に沿ってフッ
ク速度を減速させ、減速後、フックが過巻位置に達する
とフックを停止させるようにした装置が開示されてい
る。この公報記載の装置では、巻上ウインチ駆動用の巻
上パイロット圧を供給する管路に電磁比例弁を設け、こ
の電磁比例弁にフック位置に応じた制御信号を出力して
巻上パイロット圧を制御し、これによりフック速度を制
限するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、フック
の巻上速度は、吊り荷の負荷や油圧モータからの漏れ
量、電磁比例弁やコントロールバルブなどの油圧部品の
個体差によるばらつき等、種々の要因の影響を受ける。
したがって、上述した公報記載の装置のようにフック位
置に応じて電磁比例弁を制御したのでは、設定したとお
りのフック速度が得られないおそれがある。その結果、
フックのスムーズな減速停止動作が妨げられる。
【0004】本発明の目的は、スムーズな減速停止動作
を担保することができるウインチの制御装置を提供する
ことにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】一実施の形態を示す図面
を参照して説明する。 (1)請求項1の発明は、ブーム103を起伏させる起
伏ドラム107と、起伏ドラム107の巻上および巻下
駆動を指令する操作部材15と、操作部材15の操作量
に応じて起伏ドラム107を駆動する駆動回路とを備え
たウインチの制御装置に適用される。そして、ブーム1
03の起伏角度θを検出する角度検出手段23と、予め
設定されたブーム103の起伏角度θに対するブーム起
伏の速度指令Vθに基づいて制御信号Iを出力する速度
指令手段20と、角度検出手段23により検出された起
伏角度θが所定の減速開始位置θ1に達すると速度指令
手段20からの制御信号Iにより起伏ドラム107を減
速させ、さらに所定の停止位置θ3に達すると速度指令
手段20からの制御信号Iにより起伏ドラム107を停
止させる減速停止手段18と、ブーム起伏の実速度Vを
検出する速度検出手段21と、検出された実速度Vが速
度指令値Vθと等しくなるようにフィードバックするフ
ィードバック回路20とを備えることにより上述した目
的を達成する。 (2)請求項2の発明は、ブーム103を起伏させる起
伏ドラム107と、起伏ドラム107の巻上および巻下
駆動を指令する操作部材15と、操作部材15の操作量
に応じて起伏ドラム107を駆動する駆動回路とを備え
たウインチの制御装置に適用される。そして、ブーム1
03に作用する負荷率αを検出する負荷率検出手段22
〜24と、予め設定されたブーム103の負荷率αに対
するブーム起伏の速度指令Vαに基づいて制御信号Iを
出力する速度指令手段20と、負荷検出手段22〜24
により検出された負荷率αが所定の減速開始値α1に達
すると速度指令手段20からの制御信号Iにより起伏ド
ラム107を減速させ、さらに所定の停止値α3に達す
ると速度指令手段20からの制御信号により起伏ドラム
107を停止させる減速停止手段19と、ブーム起伏の
実速度Vを検出する速度検出手段21と、検出された実
速度Vが速度指令値Vαと等しくなるようにフィードバ
ックするフィードバック回路20とを備えることにより
上述した目的を達成する。 (3)請求項3の発明は、フック105を昇降させる巻
上ドラム104と、巻上ドラム104の巻上および巻下
駆動を指令する操作部材35と、操作部材35の操作量
に応じて巻上ドラム104を駆動する駆動回路とを備え
たウインチの制御装置に適用される。そして、フック1
05の位置hを検出する位置検出手段25と、予め設定
されたフック105の位置hに対するフックの速度指令
Vhに基づいて制御信号Iを出力する速度指令手段20
と、位置検出手段25により検出されたフック位置hが
所定の減速開始位置h1に達すると速度指令手段20か
らの制御信号Iにより巻上ドラム104を減速させ、さ
らに所定の停止位置h3に達すると速度指令手段20か
らの制御信号Iにより巻上ドラム104を停止させる減
速停止手段38と、フックの実速度を検出する速度検出
手段21と、検出された実速度Vが速度指令値Vhと等
しくなるようにフィードバックするフィードバック回路
20とを備えることにより上述した目的を達成する。
【0006】なお、本発明の構成を説明する上記課題を
解決するための手段の項では、本発明を分かり易くする
ために実施の形態の図を用いたが、これにより本発明が
実施の形態に限定されるものではない。
【0007】
【発明の実施の形態】−第1の実施の形態− 図1〜図3、図7を参照して本発明によるウインチの制
御装置の第1の実施の形態について説明する。第1の実
施の形態は、ブーム103の起伏速度を制御するもので
ある。図1は、本発明の第1の実施の形態に係るウイン
チの制御装置の構成を示す図であり、図7はこの制御装
置を有するクレーンの側面図である。図7に示すよう
に、移動式クレーンは、走行体101と、走行体101
上に搭載された旋回可能な旋回体102と、旋回体10
2に起伏可能に支持されたブーム103とからなり、旋
回体102には主巻ドラム104と起伏ドラム107が
搭載されている。主巻ドラム104の駆動により主巻ロ
ープ104aが巻上げまたは巻下られ、主巻ロープ10
4aに接続されたフック105により吊り荷106が吊
り上げられる。起伏ドラム107の駆動により起伏ロー
プ107aが巻上げまたは巻下られ、起伏ロープ107
aに接続されたペンダントロープ108を介してブーム
103が起伏される。
【0008】図1では主に起伏ドラム駆動用の油圧回路
を示す。図1に示すように、油圧回路は、油圧ポンプ1
1と、油圧ポンプ11から供給される圧油により回転す
る起伏用油圧モータ12と、この油圧モータ12で駆動
される起伏ドラム107と、油圧ポンプ11から油圧モ
ータ12への圧油の流れを制御する制御弁13と、巻下
げ時の戻り管路L1に設けられたカウンタバランス弁1
4と、制御弁13を駆動するために操作される起伏用操
作レバー15と、操作レバー15の操作量に応じたパイ
ロット圧P16を発生させるパイロット弁16a,16b
と、パイロット弁16a,16bに圧油を供給するパイ
ロット油圧源17と、制御弁13の巻上側および巻下側
パイロットポートへ供給されるパイロット圧P18,P19
をそれぞれ制御する電磁比例弁18,19とにより構成
される。
【0009】電磁比例弁18,19の弁特性は、ソレノ
イドに入力される制御信号Iの増加に伴い減圧度が大き
く、すなわち2次圧P18,P19が小さくなるように設定
されている。制御弁13は電磁比例弁18,19の減圧
度に応じて切換量が制限される。すなわち、減圧度の増
加(2次圧P18,P19の減少)に伴い制御弁13は中立
位置側へ切り換えられてモータ速度は減速され、2次圧
P18,P19が最小のとき、制御弁13は中立位置に切り
換えられて油圧モータ12の回転が停止される。電磁比
例弁18,19の減圧度は、後述するようにコントロー
ラ20からの制御信号により制御される。
【0010】コントローラ20には、ドラム107の回
転数に応じたパルス信号を出力するロータリーエンコー
ダ、すなわち回転速度センサ21と演算器22が接続さ
れ、これらからの信号が入力される。演算器22には、
ブーム103の起伏角度θ(ブーム角度)を検出する角
度計23と、吊り荷106による負荷を検出するロード
セルなどの荷重検出器24が接続されている。演算器2
2では、荷重検出器24からの信号により吊り荷106
の実荷重Fを演算するとともに角度計23からの信号に
より作業半径rを演算し、実荷重Fと作業半径rに対し
て予め設定された定格荷重F0との割合F/F0(負荷率
α)を求める。コントローラ20では、ドラム107の
実速度Vがこの負荷率αまたはブーム角度θに応じて設
定した値と等しくなるように以下のような演算を実行す
る。
【0011】図2は、第1の実施の形態に係わるウイン
チの制御装置の構成を示すブロック図である。コントロ
ーラ20は、負荷率αに応じたドラム速度Vαを演算す
る設定器20Aと、ブーム角度θに応じたドラム速度V
θを演算する設定器20Bと、設定器20A,20Bに
より演算された速度のうち小さい方を選択する選択器2
0Cと、選択器20Cにより選択された速度Va(目標
速度)から回転速度センサ21により検出された実速度
Vを減算して速度偏差ΔVを算出する偏差器20Dと、
速度偏差ΔVに比例項ゲインKpを乗算する乗算器20
Eと、速度偏差ΔVを積分する積分器20Fと、積分器
20Fの出力に積分項ゲインKiを乗算する乗算器20
Gと、乗算器20Eの出力と乗算器20Gの出力を加算
する加算器20Hと、加算器20Hから出力される加算
信号Pbの上限を所定値Pmaxで制限するリミット回路
20Iと、選択器20Cの出力とリミット回路20Iの
出力とを加算する加算器20Jと、加算器20Jの出力
V1に応じた制御電流Iを算出する関数発生器20K
と、この制御電流Iを電磁比例弁18,19に出力する
出力部20Lとを備える。すなわち、コントローラ20
ではPI制御による速度フィードバック制御を行う。
【0012】設定器20Aには、図3(a)に拡大して
示すような負荷率αに対するドラム107の回転速度V
αの特性A1が予め設定されている。これにより演算器
22からの負荷率αに応じた速度Vαを演算する。特性
A1において、負荷率αが減速開始値α1以下では設定速
度Vαは最大値Vα1とされ、負荷率αが減速開始値α1
から減速終了値α2の範囲では設定速度Vαは負荷率α
の増加に伴い直線的に減少される。そして、負荷率αが
減速終了値α2以上で設定速度Vαは所定値Vα2で一定
とされ、負荷率αが停止値α3に達すると設定速度Vα
は0とされる。
【0013】設定器20Bには、図3(b)に拡大して
示すようなブーム角度θに対するドラム107の回転速
度の特性B1が予め設定されており、これにより角度計
23からのブーム角度θに応じた速度Vθを演算する。
特性B1において、ブーム角度θが減速開始位置θ1以下
では設定速度Vθは最大値Vθ1とされ、ブーム角度θ
が減速開始位置θ1から減速終了位置θ2の範囲では設定
速度Vθはブーム角度θの増加に伴い直線的に減少され
る。そして、ブーム角度θが減速終了位置θ2以上で設
定速度Vθは所定値Vθ2で一定とされ、ブーム角度θ
が停止位置θ3に達すると設定速度Vθは0とされる。
なお、Vθ1はVα1に等しく設定されている。
【0014】関数発生器20Kには、加算器20Jから
の信号に対する制御電流Iの関係が予め設定されてい
る。この関係は、図2に示すようにほぼ比例関係であ
り、加算器20Jからの信号に応じて制御電流Iが増減
する。これにより、電磁比例弁18,19の減圧度が変
化し、モータ速度が調整される。
【0015】ここで、第1の実施の形態に係わる制御装
置の動作をより具体的に説明する。 (1)ブーム起立 ブーム起伏用操作レバー15を最大に巻上操作すると、
パイロット弁16aからの圧力(1次圧P16)は最大と
なり、制御弁13には電磁比例弁18の減圧度に応じた
パイロット圧(2次圧P18)が作用する。このパイロッ
ト圧P18により制御弁13は位置イ側に切り換えられ、
油圧ポンプ11からの圧油は制御弁13、カウンタバラ
ンス弁14を介して油圧モータ12に供給され、油圧モ
ータ12からの戻り油は制御弁13を介してタンクに戻
される。これにより、油圧モータ12が巻上方向に回転
し、起伏ドラム107が巻上駆動され、ブーム103が
起立する。
【0016】このとき、負荷率αがα≦α1、ブーム角
度θがθ≦θ1の状態であれば、設定器20A,20Bは
それぞれ速度信号Vα1,Vθ1を出力し、選択器20C
は目標速度信号Vaを出力する。偏差器20Dは目標速
度Vaから実速度Vを減算し(Va−V=ΔV)、乗算
器20Eはこの偏差ΔVに比例項ゲインKpを乗じKp
・ΔVを出力する。積分器20Fは偏差ΔVを積分し、
乗算器20Gはこれに積分項ゲインKiを乗じてKi・
∫ΔVを出力する。加算器20Hは乗算器20E,20
Gの出力を加算し(Kp・ΔV+Ki・∫ΔV=Vb)、
リミッタ回路20Iはこの加算信号Vbが所定値Vmax
以下となるようにリミッタをかける。加算器20Jはリ
ミッタ回路20Iの出力Vbに選択器20Cの出力Va
を加算し(Va+Vb=V1)、関数発生器20Kはこ
の加算信号V1に対応する制御電流Iを演算する。出力
部20Lはこの制御電流Iを電磁比例弁18,19に出
力し、電磁比例弁18,19の減圧度を制御する。これ
によりドラム107の実速度が最大速度Vα1,Vθ1に
等しくなるようにフィードバック制御される。
【0017】ブーム角度θが減速開始位置θ1に達する
と、設定器20Bが出力する速度設定値Vθは減少し、
選択器20Cはこの速度信号Vθを目標速度Vaとして
選択する。これにより加算器20Jの出力値V1が減少
し、出力部20Lが出力する制御電流Iは小さくなる。
その結果、電磁比例弁18の減圧度が大きくなり、ドラ
ム107が減速を開始する。このとき、フィードバック
制御によりドラム107の実速度Vは目標速度Vaに等
しくされる。これによりブーム103に作用する負荷の
大きさや油圧モータ12からの漏れ量等に拘わらず、ド
ラム107は図3(b)の特性B1に沿って減速する。
【0018】ブーム角度θが減速終了位置θ2に達する
と、設定器20BはVθ2を出力し、ドラム107の回
転速度Vを目標速度Va(=Vθ2)に制御する。そし
て、ブーム角度θが停止位置θ3に達すると、目標速度
Vaは0となり、電磁比例弁18への電流出力が停止す
る。これにより、制御弁13が中立位置に切り換えら
れ、油圧モータ12への圧油の供給が停止し、ドラム1
07の回転が自動停止する。すなわちブーム過巻防止装
置が作動し、起伏ロープ107aの巻き過ぎによるブー
ム103の後方への転倒が阻止される。この場合、ドラ
ム107は速度Vθ2の低速状態から停止するので、ブ
ーム停止時のショックが低減される。ドラム停止時に、
図示しないブレーキ装置を同時に作動させるようにして
もよい。停止状態においては、例えば図示しないリセッ
トスイッチの操作によって電磁比例弁19の減圧度を小
さくし、巻下操作のみを許容するようにすればよい。
【0019】なお、制御弁13に作用するパイロット圧
P18の上限は、パイロット弁16aからの圧力P16、す
なわち操作レバー15の操作量により制限される。した
がって、例えば操作レバー15を最大操作したときは、
制御弁13に十分なパイロット圧P18を作用させること
が可能となり、巻上時のドラム107の実速度Vは図3
(b)の特性B1に沿って変化する。一方、操作レバー
15の操作量が小さいときは、制御弁13に十分なパイ
ロット圧P18を作用させることができず、ドラム107
の実速度Vは例えば図3(b)の特性B2のように変化
する。すなわち、本実施の形態では、巻上時のドラム1
07の最大速度は特性B1で制限される。
【0020】(2)ブーム倒回 ブーム起伏用操作レバー15を最大に巻下操作すると、
パイロット弁16bからの圧力P16は最大となり、制御
弁13には電磁比例弁19の減圧度に応じたパイロット
圧P19が作用する。このパイロット圧P19により制御弁
13は位置ロ側に切り換えられ、油圧ポンプ11からの
圧油は制御弁13を介して油圧モータ12に供給され、
油圧モータ12からの戻り油はカウンタバランス弁1
4、制御弁13を介してタンクに戻される。これによ
り、油圧モータ12が巻下げ方向に回転し、起伏ドラム
107が巻下駆動され、ブーム103が倒回する。
【0021】このとき、負荷率αがα≦α1、ブーム角
度θがθ≦θ1の状態であれば、上述したのと同様、コ
ントローラ20からの制御信号によりドラム107の実
速度Vが目標速度Vaに等しくなるように制御される。
作業半径rの増加に伴い負荷率αが増加し、負荷率αが
減速開始値α1に達すると、設定器20Aが出力する速
度設定値Vαは減少し、選択器20Cはこの速度信号V
αを目標速度Vaとして選択する。これにより電磁比例
弁19の減圧度が大きくなり、ドラム107が減速を開
始する。この場合、フィードバック制御によりドラム1
07の実速度は目標速度Vaに等しくされる。これによ
りブーム103に作用する負荷の大きさや油圧モータ1
2からの漏れ量等に拘わらず、ドラム107は図3
(a)の特性A1に沿って減速する。
【0022】負荷率αが減速終了値α2に達すると、設
定器20AはVα2を出力し、ドラム107の回転速度
Vを目標速度Va(=Vα2)に制御する。そして、負
荷率αが停止位置α3に達すると、目標速度Vaは0とな
り、電磁比例弁19への電流出力が停止する。これによ
り、制御弁13が中立位置に切り換えられ、油圧モータ
12への圧油の供給が停止し、ドラム107の回転が自
動停止する。すなわち、過負荷防止装置が作動し、起伏
ロープ107aの繰り出し過ぎによるクレーンの転倒が
阻止される。この場合、ドラム107は速度Vα2の低
速状態から停止するので、停止時のショックが低減され
る。ドラム停止時に、図示しないブレーキ装置を同時に
作動させるようにしてもよい。停止状態においては、例
えば図示しないリセットスイッチの操作によって電磁比
例弁18の減圧度を小さくし、巻上操作のみを許容する
ようにすればよい。なお、操作レバー15の巻下操作量
が小さいときは、ドラム107の実速度Vは例えば図3
(a)の特性A2に示すようになり、巻下時のドラム1
07の最大速度は特性A1で制限される。
【0023】このように第1の実施の形態によると、角
度計23によりブーム角度θを検出し、演算器22によ
り負荷率αを演算するとともに、回転速度センサ21に
よりドラム107の実速度Vを検出し、この実速度Vが
ブーム角度θまたは負荷率αに応じて定めた目標速度V
aに等しくなるようにフィードバック制御した。これに
より、吊り荷106の負荷や油圧モータ12からの漏れ
量等に拘わらず、ドラム107の回転速度Vを予め定め
た所定の減速特性に一致させることができる。その結
果、ブーム103を確実にゆっくりと停止(緩停止)さ
せることができる。
【0024】−第2の実施の形態− 図4〜6を参照して本発明によるウインチの制御装置の
第2の実施の形態について説明する。第2の実施の形態
は、フック105の巻上速度を制御するものである。図
4は、本発明の第2の実施の形態に係るウインチの制御
装置の構成を示す図であり、主に巻上ドラム駆動用の油
圧回路を示す。なお、図4において図1と同一の箇所に
は同一の符号を付し、以下その相違点を主に説明する。
図4に示すように、油圧回路は、油圧ポンプ11と、油
圧ポンプ11から供給される圧油により回転する巻上用
油圧モータ32と、この油圧モータ32で駆動される巻
上ドラム104と、油圧ポンプ11から油圧モータ32
への圧油の流れを制御する制御弁33と、巻下げ時の戻
り管路L1に設けられたカウンタバランス弁34と、制
御弁33を駆動するために操作される巻上用操作レバー
35と、操作レバー35の操作量に応じたパイロット圧
P36を発生させるパイロット弁36a,36bと、パイ
ロット弁36a,36bに圧油を供給するパイロット油
圧源37と、制御弁33の巻上側パイロットポートへ供
給されるパイロット圧P38を制御する電磁比例弁38と
により構成される。電磁比例弁38の弁特性は、制御信
号Iの増加に伴い減圧度が大きく、2次圧P38が小さく
なるように設定されている。
【0025】コントローラ20には、回転速度センサ2
1とフック105の位置を検出する揚程計25が接続さ
れ、これらからの信号が入力される。揚程計25は予め
設定された基準点でゼロリセットし、回転速度センサ2
1からの信号をカウントすることで基準点からのフック
位置hを検出する。基準点は例えばフック105を地上
に接地したときの位置であり、フック105が上昇する
につれてフック位置hが増加する。コントローラ20で
は、ドラム104の実速度Vがこのフック位置hに応じ
て設定した値と等しくなるように以下のような演算を実
行する。
【0026】図5は、第2の実施の形態に係わるウイン
チの制御装置の構成を示すブロック図である。なお、図
2と同一の箇所には同一の符号を付し、以下その相違点
を主に説明する。第2の実施の形態に係わるコントロー
ラ20は、フック位置hに応じたドラム速度Vhを演算
する設定器20Mを有する。設定器20Mの出力はその
まま目標速度Vaとなり、偏差器20Dに入力する。偏
差器20Dでは目標速度Vaと実速度Vとの偏差ΔVを
求め、この偏差ΔVが0となるようにコントローラ20
は電磁比例弁38の減圧度を制御する。
【0027】設定器20Mには、図6に拡大して示すよ
うなフック位置hに対するドラム104の回転速度Vθ
の特性C1が予め設定されている。これにより揚程計2
5からのフック位置hに応じた速度Vhを演算する。特
性C1において、フック位置hが減速開始位置h1以下で
は設定速度Vhは最大値Vh1とされ、フック位置hが
減速開始位置h1から減速終了位置h2の範囲では設定速
度Vhはフック位置hの増加に伴い直線的に減少され
る。そして、フック位置hが減速終了値h2以上で設定
側後Vhは所定値Vh2で一定とされ、フック位置hが
停止値h3に達すると設定速度Vhは0とされる。
【0028】次に、第2の実施の形態に係わる制御装置
の動作をより具体的に説明する。フック巻上用操作レバ
ー35を最大に巻上操作すると、パイロット弁36aか
らの圧力(1次圧P16)は最大となり、制御弁33には
電磁比例弁38の減圧度に応じたパイロット圧(2次圧
P38)が作用する。このパイロット圧P38により制御弁
35は位置イ側に切り換えられ、油圧ポンプ11からの
圧油は制御弁33、カウンタバランス弁34を介して油
圧モータ32に供給され、油圧モータ32からの戻り油
は制御弁33を介してタンクに戻される。これにより、
油圧モータ32が巻上方向に回転し、巻上ドラム104
が巻上駆動され、フック105が上昇する。
【0029】このとき、フック位置hがh≦h1であれ
ば、設定器20Mは速度信号Vh1を目標信号Vaとし
て出力し、コントローラ20は、ドラム104の実速度
Vが目標速度Vh1に等しくなるように電磁比例弁38
の減圧度を制御する。フック位置hが減速開始位置h1
に達すると、設定器20Mが出力する速度設定値Vhは
減少し、電磁比例弁38の減圧度は大きくなって、ドラ
ム104が減速を開始する。この場合、フィードバック
制御によりドラム104の実速度Vは目標速度Vaに等
しくされ、ブーム103に作用する負荷の大きさやモー
タ12からの漏れ量等に拘わらず、ドラム104は図6
の特性C1に沿って減速する。
【0030】フック位置hが減速終了位置h2に達する
と、設定器20MはVh2を出力し、ドラム104は回
転速度Vで目標速度Va(=Vh2)に制御する。そし
て、フック位置hが停止位置h3に達すると、目標速度
Vhは0となり、電磁比例弁38への電流出力が停止す
る。これにより、制御弁35が中立位置に切り換えら
れ、油圧モータ32への圧油の供給が停止し、ドラム1
04の回転が自動停止する。すなわち、フック過巻防止
装置が作動し、巻上ロープ104aの巻きすぎによるブ
ーム103とフック105との接触が阻止される。この
場合、ドラム104は速度Vh2の低速状態から停止す
るので、停止時の吊り荷106の揺れが低減される。ド
ラム停止時に、図示しないブレーキ装置を同時に作動さ
せるようにしてもよい。停止状態においては、操作レバ
ー35の巻下操作のみが許容される。なお、操作レバー
35の巻上操作量が小さいときは、ドラム104の実速
度Vは例えば図6の特性C2に示すようになり、巻上時
のドラム104の最大速度は特性C1で制限される。
【0031】このように第2の実施の形態によると、揚
程計25によりフック高さhを検出するとともに、回転
速度センサ21によりドラム104の実速度Vを検出
し、この実速度Vがフック高さhに応じて定めた目標速
度Vhに等しくなるようにフィードバック制御した。こ
れにより、吊り荷106の負荷や油圧モータ32からの
漏れ量等に拘わらず、ドラム104の回転速度Vを予め
定めた所定の減速特性に一致させることができる。その
結果、フック105を確実にゆっくりと停止(緩停止)
することができる。
【0032】なお、基準点からのドラム回転数をカウン
トしてフック高さhを演算するようにしたが、超音波セ
ンサ等によりフック高さhを算出するようにしてもよ
い。また、ブーム先端部からスイッチを介して重錘を吊
り下げ、ロープ104aの巻きすぎにより重錘が持ち上
げられるとスイッチをオフし、これによりフック高さh
を検出するようにしてもよい。
【0033】以上では、常時フィードバック制御を行う
ようにしたが、必要に応じてフィードバック制御を禁止
するようにしてもよい。また、上記実施の形態は、起伏
ウインチと主巻ウインチに適用するよにしたが、他のウ
インチ(例えば補巻ウインチ)にも適用することができ
る。さらに、ブリードオフ回路を備えたものに適用して
もよい。電磁比例弁18,19,38の減圧度の制御によ
りドラム107,104を減速させるようにしたが、ポ
ンプ傾転角やエンジン回転数の制御によりドラム10
7,104を減速させるようにしてもよい。
【0034】以上の実施の形態と請求項との対応におい
て、操作レバー15,35が操作部材を、油圧モータ1
2,32や制御弁13,33などが駆動回路を、角度計2
3が角度検出手段を、演算器22と角度計23と荷重検
出器24が負荷検出手段を、揚程計25が位置検出手段
を、コントローラ20が速度指令手段を、電磁比例弁1
8,19,38が減速停止手段を、コントローラ20がフ
ィードバック回路を、それぞれ構成する。
【0035】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、予め設定したブーム起伏角度に対するブーム起伏
の速度指令、または負荷率に対するブーム起伏の速度指
令、あるいはフック位置に対するフックの速度指令によ
りブームを減速、停止させるとともに、ドラムの実速度
が速度指令値と等しくなるように速度制御するようにし
た。これにより、ブームやフックのスムーズな減速停止
動作が可能となり、停止時のショックを低減することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るウインチの制
御装置の構成を示す図。
【図2】図1のコントローラの詳細を示すブロック図。
【図3】図2の一部を拡大して示した図。
【図4】本発明の第2の実施の形態に係るウインチの制
御装置の構成を示す図。
【図5】図4のコントローラの詳細を示すブロック図。
【図6】図5の一部を拡大して示した図。
【図7】本発明が適用されるクレーンの側面図。
【符号の説明】
11 油圧ポンプ 12,32 油圧モ
ータ 13,33 制御弁 15,35 操作
レバー 18,19,38 電磁比例弁 20 コント
ローラ 21 回転速度センサ 22 演算器 23 角度計 24 荷重検出
器 25 揚程計 104 巻上ドラ
ム 107 起伏ドラム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B66D 1/44 B66D 1/44 A

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブームを起伏させる起伏ドラムと、 前記起伏ドラムの巻上および巻下駆動を指令する操作部
    材と、 前記操作部材の操作量に応じて前記起伏ドラムを駆動す
    る駆動回路とを備えたウインチの制御装置において、 前記ブームの起伏角度を検出する角度検出手段と、 予め設定された前記ブームの起伏角度に対するブーム起
    伏の速度指令に基づいて制御信号を出力する速度指令手
    段と、 前記角度検出手段により検出された起伏角度が所定の減
    速開始位置に達すると前記速度指令手段からの制御信号
    により前記起伏ドラムを減速させ、さらに所定の停止位
    置に達すると前記速度指令手段からの制御信号により前
    記起伏ドラムを停止させる減速停止手段と、 ブーム起伏の実速度を検出する速度検出手段と、 検出された実速度が速度指令値と等しくなるようにフィ
    ードバックするフィードバック回路とを備えることを特
    徴とするウインチの制御装置。
  2. 【請求項2】 ブームを起伏させる起伏ドラムと、 前記起伏ドラムの巻上および巻下駆動を指令する操作部
    材と、 前記操作部材の操作量に応じて前記起伏ドラムを駆動す
    る駆動回路とを備えたウインチの制御装置において、 前記ブームに作用する負荷率を検出する負荷検出手段
    と、 予め設定された前記ブームの負荷率に対するブーム起伏
    の速度指令に基づいて制御信号を出力する速度指令手段
    と、 前記負荷検出手段により検出された負荷率が所定の減速
    開始値に達すると前記速度指令手段からの制御信号によ
    り前記起伏ドラムを減速させ、さらに所定の停止値に達
    すると前記速度指令手段からの制御信号により前記起伏
    ドラムを停止させる減速停止手段と、 ブーム起伏の実速度を検出する速度検出手段と、 検出された実速度が速度指令値と等しくなるようにフィ
    ードバックするフィードバック回路とを備えることを特
    徴とするウインチの制御装置。
  3. 【請求項3】 フックを昇降させる巻上ドラムと、 前記巻上ドラムの巻上および巻下駆動を指令する操作部
    材と、 前記操作部材の操作量に応じて前記巻上ドラムを駆動す
    る駆動回路とを備えたウインチの制御装置において、 前記フックの位置を検出する位置検出手段と、 予め設定された前記フックの位置に対するフックの速度
    指令に基づいて制御信号を出力する速度指令手段と、 前記位置検出手段により検出されたフック位置が所定の
    減速開始位置に達すると前記速度指令手段からの制御信
    号により前記巻上ドラムを減速させ、さらに所定の停止
    位置に達すると前記速度指令手段からの制御信号により
    前記巻上ドラムを停止させる減速停止手段と、 前記フックの実速度を検出する速度検出手段と、 検出された実速度が速度指令値と等しくなるようにフィ
    ードバックするフィードバック回路とを備えることを特
    徴とするウインチの制御装置。
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