JP2003146245A - Front vehicle body structure of automobile - Google Patents
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Abstract
Description
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両衝突時の入力
をエプロンリインホースからフロントピラーを介してド
アのベルトラインリインホースに伝達するようにした自
動車の前部車体構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】一般に、自動車においては、衝突時の車
両前方からの入力をエプロンリインホースからフロント
ピラーを介してフロントドアに伝達することにより車室
への影響を回避する構造を採用する場合がある。
【０００３】このような前部車体構造として、従来、図
５及び図６に示すように、フロントドア５０を枢支する
フロントピラー５１に車両前後方向に延びるエプロンリ
インホース５２の後端部を結合し、上記フロントドア５
０内にベルトラインリインホース５３を上記エプロンリ
インホース５２と同じ高さ位置にて連続するように配設
した構造のものがある。
【０００４】またエンジンユニットやＡＢＳ装置のアク
チュエータ等の剛体を左，右のエプロンリインホース５
２の前側で支持する構造の場合には、エプロンリインホ
ース５２の前側にクラッシュ部分を設定することが困難
であることから、エプロンリインホース５２のエンジン
ユニット後側でかつフロントピラー５１とストラットサ
ポート５４との中間部５２ａにクラッシュゾーンを設け
る場合がある。
【０００５】そして衝突時の入力を上記エプロンリイン
ホース５２からフロントピラー１５を介してベルトライ
ンリインホース５３に伝達し、該ベルトラインリインホ
ース５３を突っ張らせることによりドア開口部の変形を
抑制するとともに入力を車体後方に逃がすようにしてい
る。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の前部車体構造では、衝突時にエプロンリインホース
５２の中間部５２ａが車内側に折れ曲がるいわゆる内折
れが発生し、該中間部５２ａの内折れに伴ってフロント
ピラー５１が車内側に回転するようなねじれ変形が発生
し、該変形によってフロントドア５０が車外側に移動す
るといったおそれがあり、その結果ベルトラインリイン
ホース５３に入力を十分に伝達できないといった問題が
ある。
【０００７】即ち、衝突時の荷重はエプロンリインホー
ス５２の閉断面全体で受けもたれるのではなく、閉断面
の各コーナ部（図５の破線○印参照）で受けられる。そ
して、エプロンリインホース５２の外側コーナ部を伝わ
る荷重Ｆ１によって上記中間部５２ａがへこみ易いとい
った傾向があり、そのため外側の荷重がフロントピラー
５１の外面より内側に作用し易い。またフロントピラー
５１は元々タイヤの当たり等によって車内側にねじれる
特性を持っている。このように外側コーナ部を伝わる荷
重Ｆ１と、内側コーナ部を伝わる荷重Ｆ２との両方がフ
ロントピラー５１を内側に回転させる力として作用し易
く、またフロントピラー５１自体の特性からねじれが大
きくなるものと考えられる。
【０００８】本発明は、上記従来の状況に鑑みてなされ
たもので、フロントピラーの車内側へのねじれ変形を抑
制することによって衝撃力を車体後部に確実に伝達でき
る自動車の前部車体構造を提供することを目的としてい
る。
【０００９】
【課題を解決するための手段】本発明は、車両上下方向
に延びるフロントピラーに車両前後方向に延びるエプロ
ンリインホースの後端部を接合した自動車の前部車体構
造において、上記エプロンリインホースの上記フロント
ピラーとの接合部より前方に上下方向に延びる折れ線を
設定し、上記エプロンリインホースの上記折れ線を起点
にしてこれにより前側部分を車内側に傾斜させ、かつ上
記エプロンリインホースに上記折れ線を起点にして前方
に延びるビード部を形成したことを特徴としている。
【００１０】
【発明の作用効果】本発明にかかる前部車体構造によれ
ば、エプロンリインホースのフロントピラーとの接合部
の前方に折れ線を設定し、該折れ線を起点にしてエプロ
ンリインホースの前側を車内側に傾斜させるとともに、
折れ線を起点にして前方に延びるビード部を形成したの
で、衝突時の荷重によりエプロンリインホースは折れ線
から前側が車内側に屈曲変形することとなり、これに伴
ってエプロンリインホースの折れ線から後側部分には車
外側に膨らむ外折れの変形モードが誘発されることとな
る。その結果、上記外側を伝わる荷重がフロントピラー
の外側に作用し、これがフロントピラーの車内側への回
転を阻止する逆ねじりモーメントを作用させることとな
り、フロントピラーのねじれ変形を小さくすることがで
きる。これによりフロントドアの車外側への移動を回避
することができ、入力を車体後部に確実に伝達すること
ができる。
【００１１】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて説明する。
【００１２】図１ないし図４は、本発明の一実施形態に
よる自動車の前部車体構造を説明するための図であり、
図１，図２は前部車体の概略斜視図，側面図、図３は前
部車体の概略断面平面図、図４はエプロンリインホース
の斜視図である。
【００１３】図において、１は自動車の車体を示してお
り、これは車両上下方向に延びる左，右のフロントピラ
ー２の上端部に車両後方に延びるルーフレール３を接続
するとともに、下端部に同じく後方に延びるロッカパネ
ル４を接続し、上記フロントピラー２の後方のルーフレ
ール３とロッカパネル４との間に上下方向に延びるセン
タピラーを接続し、これによりフロントドア開口１ａ，
リヤドア開口１ｂを形成した概略構造を有している。
【００１４】上記フロントドア開口１ａにはフロントド
ア６が、リヤドア開口１ｂにはリヤドア（不図示）がそ
れぞれ配設されており、上記フロントドア６はフロント
ピラー２に上，下ヒンジ部材（不図示）により開閉可能
に、上記リヤドアはセンタピラー５に上，下ヒンジ部材
により開閉可能に枢支されている。
【００１５】上記フロントトア６はドアアウタパネル７
とドアインナパネル８とを最中状に結合してなるドア本
体６ａ内に該ドア本体６ａのベルトラインＬに沿うよう
にベルトラインリインホース１０を配設した構造のもの
であり、上記リヤドアも略同様の構造となっている。
【００１６】上記ベルトラインリインホース１０は断面
ハット状のアウタリインホース１０ａとインナリインホ
ース１０ｂとを閉断面をなすように溶接接合した構造の
ものであり、上記ドアインナ８に内側壁に溶接接合され
ている。また上記ベルトラインリインホース１０の前端
部１０ｃは平板状に接合されており、上記フロントピラ
ー２の後方に対向している。
【００１７】上記車体１の前部は以下の構造となってい
る。上記左，右のフロントピラー２の上下方向中央部に
は車幅方向に延びるカウルトップパネル１３の左右端部
が結合されている。また上記左，右のフロントピラー２
の上下方向中央部には車両前後方向に延びるエプロンリ
インホース１４の後端部１４ａが結合されており、この
左，右のエプロンリインホース１４の前端部１４ｂには
車幅方向に延びるラジエータサポート１５の左右端部が
結合されている。上記ラジエータサポート１５，左，右
のエプロンリインホース１４及びカウルトップパネル１
３により囲まれたエンジンーム内に不図示のエンジンユ
ニット，ＡＢＳ装置のアクチュエータ，ステアリングギ
ヤボックス等が搭載されている。
【００１８】上記フロントピラー２は断面ハット状のピ
ラーアウタ２ａとピラーインナ２ｂとの間に該ピラーア
ウタ２ａに沿うように形成された断面ハット状のピラー
リインホース２ｃを配置するとともに、これらの前縁部
同士，後縁部同士を溶接接合した構造となっており、こ
れにより上下方向に延びる角筒状の閉断面が形成されて
いる。
【００１９】上記ピラーインナ２ｂには前方に延びるフ
ェンダ部２ｃ′が一体形成され、該フェンダ部２ｃ′の
前端縁にはカウルサイドパネル１６が結合されており、
該カウルサイドパネル１６の前側にストラットサポート
１７が結合されている。
【００２０】上記エプロンリインホース１４は、車両側
方から見て、上記ベルトラインリインホース１０と同じ
高さ位置になるように、かつ前後方向に連続するように
配置されている。これにより車両前方からの入力は、エ
プロンリインホース１４からフロントピラー２を介して
ドア本体６ａのベルトラインリインホース１０に伝達さ
れ、該ベルトラインリインホース１０からセンタピラー
５を介してリヤドアのベルトラインリインホースに伝達
されるようになっている。
【００２１】上記エプロンリインホース１４は、これの
後端部１４ａから前端部１４ｂ側ほど上下寸法が小さく
なるように形成されており、該後端部１４ａの全周がピ
ラーアウタ２ａの外側壁２ａ′にアーク溶接されてい
る。これにより衝撃荷重により後端部１４ａがフロント
ピラー２から剥離するのを防止している。
【００２２】そして上記エプロンリインホース１４には
上下方向に延びる折れ線ａが設けられている。この折れ
線ａは、ピラーアウタ２ａの前端面より前方で、かつカ
ウルサイドパネル１６の後端に臨む位置に設定されてい
る。
【００２３】上記エプロンリインホース１４を平面から
見ると、折れ線ａを起点にしてこれより後側部分ａ１は
車両中心線と略平行な直線をなすように形成されてお
り、該折れ線ａより前側部分ａ２は車内側に傾斜するよ
うに屈曲形成されている。
【００２４】さらに上記エプロンリインホース１４の前
側部分ａ２には折れ線ａを起点にして前方の途中まで延
びる補強ビード部１４ｄが形成されており、該補強ビー
ド部１４ｄは車外側に膨出形成されている。このように
してエプロンリインホース１４のストラットサポート１
７とフロントピラー２との間の後側部分Ａ１がクラッシ
ュゾーンとなっている。なお、上記補強ビード部は車内
側に凹ませてもよい。
【００２５】次に本実施形態の作用効果について説明す
る。
【００２６】本実施形態にかかる前部車体構造によれ
ば、エプロンリインホース１４のフロントピラー２の前
端面より前方に折れ線ａを設定し、該折れ線ａを起点に
してエプロンリインホース１４の後側部分ａ１を車両中
心線と略平行に形成するとともに、前側部分ａ２を車内
側に若干傾斜させ、さらに折れ線ａを起点にして前方に
延びる補強用凸ビード部１４ｄを形成したので、衝突時
の荷重によりエプロンリインホース１４は折れ線ａから
前側部分ａ２が車内側に屈曲変形することとなり、これ
に伴って後側部分ａ１には車外側に膨らむ変形モードが
誘発されることとなる。その結果、エプロンリインホー
ス１４の外側を伝わる荷重がフロントピラー２の外側に
入力されることから、フロントピラー２には車内側への
回転を阻止する逆ねじりモーメントが作用することとな
り、フロントピラー２のねじれ変形を小さくすることが
できる。これによりフロントドア６の車外側への移動を
回避することができ、入力をベルトラインリインホース
１０に確実に伝達することができる。
【００２７】また本実施形態では、エプロンリインホー
ス１４の後側部分ａ１にクラッシュゾーンを設けたの
で、エンジンユニット等の剛体を前側部分ａ２に搭載す
る場合のクラッシュストロークを確保することができる
とともに、該後側部分ａ１を有効利用してフロントピラ
ー２の車内側へのねじれ変形を抑制できる。Description: BACKGROUND OF THE INVENTION 1. Field of the Invention The present invention relates to an automobile for transmitting an input at the time of a vehicle collision from an apron rein hose to a belt line rein hose of a door via a front pillar. It relates to the front body structure. 2. Description of the Related Art In general, an automobile adopts a structure in which an input from the front of the vehicle at the time of a collision is transmitted from an apron rein hose to a front door via a front pillar to avoid an influence on a vehicle compartment. May be. Conventionally, as shown in FIG. 5 and FIG. 6, a rear end portion of an apron rein hose 52 extending in the vehicle front-rear direction is connected to a front pillar 51 pivotally supporting a front door 50 as such a front body structure. And the front door 5
There is a structure in which a belt line rein hose 53 is disposed in a position 0 so as to be continuous with the apron rein hose 52 at the same height position. A rigid body such as an engine unit or an actuator of an ABS device is connected to left and right apron hoses 5.
In the case of a structure which is supported on the front side of the apron rein hose 52, it is difficult to set a crash portion on the front side of the apron rein hose 52. There is a case where a crash zone is provided in the intermediate portion 52a between the two. The input at the time of collision is transmitted from the apron rein hose 52 to the belt line rein hose 53 via the front pillar 15, and the belt line rein hose 53 is stretched to suppress deformation of the door opening. The input is released to the rear of the vehicle. However, in the above-described conventional front body structure, a so-called inner bend occurs in which the middle portion 52a of the apron rein hose 52 is bent toward the inside of the vehicle at the time of a collision. The torsion deformation such that the front pillar 51 rotates to the inside of the vehicle due to the inside bend may occur, and the deformation may cause the front door 50 to move to the outside of the vehicle. There is a problem that can not be transmitted to. That is, the load at the time of collision is not received by the entire closed cross section of the apron rein hose 52 but is received by each corner portion of the closed cross section (see a broken line mark in FIG. 5). The intermediate portion 52a tends to dent due to the load F1 transmitted through the outer corner portion of the apron rein hose 52. Therefore, the outer load tends to act on the inner side of the outer surface of the front pillar 51. Also, the front pillar 51 originally has a characteristic of being twisted inward of the vehicle due to contact with a tire or the like. Thus, both the load F1 transmitted through the outer corner portion and the load F2 transmitted through the inner corner portion are likely to act as a force for rotating the front pillar 51 inward, and the torsion increases due to the characteristics of the front pillar 51 itself. it is conceivable that. SUMMARY OF THE INVENTION The present invention has been made in view of the above-mentioned conventional situation, and has a front body structure of an automobile capable of reliably transmitting an impact force to a rear part of the vehicle body by suppressing torsional deformation of a front pillar to the inside of the vehicle. It is intended to provide. SUMMARY OF THE INVENTION The present invention relates to a front body structure for an automobile, in which a rear end of an apron rein hose extending in a vehicle longitudinal direction is joined to a front pillar extending in a vehicle vertical direction. A bent line extending in the vertical direction forward from the joint with the front pillar of the hose is set, and from the bent line of the apron rein hose as a starting point, the front part is inclined inward of the vehicle, and the apron rein hose is connected to the apron rein hose. A bead portion extending forward from the broken line is formed. According to the front vehicle body structure of the present invention, a bent line is set in front of the junction of the apron rein hose with the front pillar, and the front side of the apron rein hose is started from the broken line. Incline to the inside of the car,
Since the bead portion that extends forward starting from the broken line is formed, the apron rein hose will be bent from the broken line to the inside of the vehicle due to the load at the time of the collision, and accordingly the rear part from the broken line of the apron rein hose In this case, an outward bending deformation mode that bulges to the outside of the vehicle is induced. As a result, the load transmitted on the outside acts on the outside of the front pillar, and this acts a reverse torsional moment for preventing the front pillar from rotating inside the vehicle, so that the torsional deformation of the front pillar can be reduced. As a result, the front door can be prevented from moving to the outside of the vehicle, and the input can be reliably transmitted to the rear of the vehicle body. Embodiments of the present invention will be described below with reference to the accompanying drawings. FIG. 1 to FIG. 4 are views for explaining a front body structure of an automobile according to an embodiment of the present invention.
1 and 2 are a schematic perspective view and a side view of a front vehicle body, FIG. 3 is a schematic sectional plan view of the front vehicle body, and FIG. 4 is a perspective view of an apron rein hose. In FIG. 1, reference numeral 1 denotes an automobile body, which is connected to a roof rail 3 extending rearward of the vehicle at the upper end of left and right front pillars 2 extending in the up-down direction of the vehicle, and to a lower end thereof. And a center pillar extending in the vertical direction is connected between the roof rail 3 behind the front pillar 2 and the rocker panel 4, whereby the front door openings 1a,
It has a schematic structure in which a rear door opening 1b is formed. A front door 6 is provided in the front door opening 1a, and a rear door (not shown) is provided in the rear door opening 1b. The front door 6 has upper and lower hinge members (not shown) on the front pillar 2. ), The rear door is pivotally supported by the center pillar 5 so that it can be opened and closed by upper and lower hinge members. The front door 6 is a door outer panel 7.
And a door inner panel 8 in a middle state, in which a belt line rein hose 10 is arranged along a belt line L of the door body 6a in a door body 6a. It has a substantially similar structure. The belt line rein hose 10 has a structure in which an outer rein hose 10a and an inner rein hose 10b having a hat-shaped cross section are welded and joined so as to form a closed cross section. Have been. Further, a front end 10c of the belt line rein hose 10 is joined in a flat plate shape, and is opposed to the rear of the front pillar 2. The front portion of the vehicle body 1 has the following structure. Left and right ends of a cowl top panel 13 extending in the vehicle width direction are joined to the center of the left and right front pillars 2 in the vertical direction. The left and right front pillars 2
A rear end portion 14a of an apron rein hose 14 extending in the vehicle front-rear direction is connected to a central portion in the up-down direction of the vehicle. A radiator support 15 extending in the vehicle width direction is attached to front end portions 14b of the left and right apron rein hoses 14. Are joined at the left and right ends. The above radiator support 15, left and right apron rein hoses 14 and cowl top panel 1
An engine unit (not shown), an actuator of an ABS device, a steering gear box, and the like are mounted in an engine room surrounded by 3. The front pillar 2 includes a pillar outer hose 2c having a hat-shaped cross section formed between the pillar outer 2a and a pillar inner 2b and extending along the pillar outer 2a. The rear edge portions are welded to each other to form a rectangular tubular closed section extending in the vertical direction. A fender portion 2c 'extending forward is integrally formed with the pillar inner 2b, and a cowl side panel 16 is connected to a front end edge of the fender portion 2c'.
A strut support 17 is connected to the front side of the cowl side panel 16. The apron rein hose 14 is arranged at the same height position as the belt line rein hose 10 when viewed from the side of the vehicle, and continuously in the front-rear direction. Thus, an input from the front of the vehicle is transmitted from the apron rein hose 14 to the belt line rein hose 10 of the door body 6a via the front pillar 2 and from the belt line rein hose 10 to the belt line of the rear door via the center pillar 5. It is transmitted to the rein hose. The apron rein hose 14 is formed such that the vertical dimension becomes smaller from the rear end 14a to the front end 14b, and the entire circumference of the rear end 14a is the outer wall 2a 'of the pillar outer 2a. Arc welded. This prevents the rear end portion 14a from peeling off from the front pillar 2 due to an impact load. The apron rein hose 14 is provided with a bent line a extending vertically. The broken line a is set at a position forward of the front end face of the pillar outer 2a and facing the rear end of the cowl side panel 16. When the apron rein hose 14 is viewed from a plane, a rear portion a1 is formed so as to start from a polygonal line a and form a straight line substantially parallel to the vehicle center line. a2 is formed to be bent so as to be inclined inward of the vehicle. Further, a reinforcing bead portion 14d is formed at the front portion a2 of the apron rein hose 14 and extends from the broken line a to a point in front of the apron rein hose 14, and the reinforcing bead portion 14d is formed to protrude outwardly from the vehicle. I have. Thus, the strut support 1 of the apron rein hose 14
The rear part A1 between the front pillar 7 and the front pillar 2 is a crash zone. The reinforcing bead portion may be recessed inside the vehicle. Next, the operation and effect of this embodiment will be described. According to the front vehicle body structure according to the present embodiment, the bent line a is set forward from the front end face of the front pillar 2 of the apron rein hose 14, and the rear side of the apron rein hose 14 is started from the broken line a. Since the portion a1 is formed substantially parallel to the vehicle center line, the front portion a2 is slightly inclined toward the inside of the vehicle, and the reinforcing convex bead portion 14d extending forward from the broken line a is formed. As a result, the front portion a2 of the apron rein hose 14 is bent and deformed inward from the broken line a, and a deformation mode in which the rear portion a1 swells outward is induced in the rear portion a1. As a result, since the load transmitted outside the apron rein hose 14 is input to the outside of the front pillar 2, a reverse torsional moment acts on the front pillar 2 to prevent rotation toward the inside of the vehicle. Can be reduced. Thereby, the movement of the front door 6 to the outside of the vehicle can be avoided, and the input can be reliably transmitted to the belt line rein hose 10. In the present embodiment, a crash zone is provided in the rear portion a1 of the apron rein hose 14 so that a crash stroke when a rigid body such as an engine unit is mounted on the front portion a2 can be secured. By effectively utilizing the rear side portion a1, the torsional deformation of the front pillar 2 toward the inside of the vehicle can be suppressed.
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の一実施形態による自動車の前部車体構
造を説明するための概略斜視図である。
【図２】上記前部車体の側面図である。
【図３】上記前部車体の概略断面平面図である。
【図４】上記前部車体のエプロンリインホースの斜視図
である。
【図５】従来の一般的な前部車体を示す概略側面図であ
る。
【図６】従来の前部車体の概略断面平面図である。
【符号の説明】
２ フロントピラー
１４ エプロンリインホース
１４ａ 後端部
１４ｄ ビード部
ａ 折れ線BRIEF DESCRIPTION OF THE DRAWINGS FIG. 1 is a schematic perspective view for explaining a front body structure of an automobile according to an embodiment of the present invention. FIG. 2 is a side view of the front vehicle body. FIG. 3 is a schematic sectional plan view of the front vehicle body. FIG. 4 is a perspective view of an apron rein hose of the front vehicle body. FIG. 5 is a schematic side view showing a conventional general front vehicle body. FIG. 6 is a schematic sectional plan view of a conventional front vehicle body. [Description of Signs] 2 Front pillar 14 Apron rein hose 14a Rear end 14d Bead part a
Claims (1)
車両前後方向に延びるエプロンリインホースの後端部を
接合した自動車の前部車体構造において、上記エプロン
リインホースの上記フロントピラーとの接合部より前方
に上下方向に延びる折れ線を設定し、上記エプロンリイ
ンホースの上記折れ線を起点にしてこれにより前側部分
を車内側に傾斜させ、かつ上記エプロンリインホースに
上記折れ線を起点にして前方に延びるビード部を形成し
たことを特徴とする自動車の前部車体構造。Claims: 1. A front body structure of an automobile in which a rear end portion of an apron rein hose extending in a vehicle front-rear direction is joined to a front pillar extending in a vehicle up-down direction, wherein the front pillar of the apron rein hose is provided. A bent line extending vertically in front of the joint with the apron rein hose is set as a starting point from the broken line of the apron rein hose. A front body structure of an automobile, wherein a bead portion extending forward is formed.
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