JP2003145960A - 書籍名表示具 - Google Patents
書籍名表示具Info
- Publication number
- JP2003145960A JP2003145960A JP2001347070A JP2001347070A JP2003145960A JP 2003145960 A JP2003145960 A JP 2003145960A JP 2001347070 A JP2001347070 A JP 2001347070A JP 2001347070 A JP2001347070 A JP 2001347070A JP 2003145960 A JP2003145960 A JP 2003145960A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- book
- book name
- cover
- name
- displaying
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Sheet Holders (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 書籍の表紙が汚損することを防止するための
カバーは、カバーによって背表紙面に表示された書籍名
が覆い隠され、本棚に並列された書籍を識別できなくな
る問題がある。本発明はカバーしたまま本棚に並列して
も書籍名を識別できるようにすると共に背表紙に書籍名
が表示されることによって本棚内の本を一見して識別で
きるようにするのが課題である。 【解決手段】 書籍Ａのページ中に挿入するしおり状の
挿入部１の頂部に、編綴部を跨いで背表紙面に懸垂する
書籍名表示片３を設けることによって簡単に背表紙面に
書籍名を表示することができるようにした。
カバーは、カバーによって背表紙面に表示された書籍名
が覆い隠され、本棚に並列された書籍を識別できなくな
る問題がある。本発明はカバーしたまま本棚に並列して
も書籍名を識別できるようにすると共に背表紙に書籍名
が表示されることによって本棚内の本を一見して識別で
きるようにするのが課題である。 【解決手段】 書籍Ａのページ中に挿入するしおり状の
挿入部１の頂部に、編綴部を跨いで背表紙面に懸垂する
書籍名表示片３を設けることによって簡単に背表紙面に
書籍名を表示することができるようにした。
Description
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、書籍の表紙が汚損
することを防止するためのカバーによって背表紙面に表
示された書籍名が覆い隠され、本棚に並列された書籍を
識別できなくなる不便を回避するため、読みさしのペー
ジに挿入して読みさし部の目印とする栞状の挿入具に、
外部から確認できる書籍名表示片を設けてカバーしたま
ま本棚に並列された書籍の背表紙面に書籍名を表示でき
るようにした書籍名表示具に関するものである。 【０００２】 【発明が解決しようとする課題】最近、書籍店で本を購
入するとサービスとして表紙にカバーをしてくれること
が多くなり、表紙が汚損されることが少なくなったが、
そのまま、本棚に格納するとカバーによって背表紙面に
表示された書籍名が覆い隠され、本棚から本を取り出す
際に書籍名を確認できず、確実に希望の本を取り出すた
めには取り出して内容を確認しなればならない不便があ
る。 【０００３】また、電車内等で読書する場合、書籍名が
直接周囲の人の目に曝されることが不快な場合もあり、
このような場合は表紙の保護とは別の目的で表紙にカバ
ーがされる。 【０００４】更に、大量に書籍を保管し多くの人の閲読
に供する図書館や貸本店の場合にも本の表紙を保護する
ために表紙にカバーをする必要が大きいが、この場合に
は読みさし部の目印とする栞機能は必要なく、専ら、カ
バーした本の背表紙面に書籍名の表示がなされることへ
の需要が中心となる。 【０００５】いずれにしても、表紙にカバーすることへ
の需要は増えつつあり、カバーしたまま大量に本棚に格
納された本の背表紙面に書籍名の表示をすることへの需
要は増しているものと思われる。 【０００６】 【課題を解決するための手段】本発明は、上記のように
カバーしたまま本棚に格納された本の背表紙面に書籍名
の表示をする簡易な手段と同時に読書中断部を表示する
栞としても機能する書籍名表示具の提供を目的とするも
のである。 【０００７】即ち、書籍のページ中に挿入する栞状の挿
入部の頂部に、編綴部を跨いで背表紙面に懸垂する書籍
名表示片を設けることによって、挿入部を書籍のページ
中に挿入するだけで書籍名表示片を背表紙面上に安定さ
せることができるように構成したものである。 【０００８】このように構成することにより、素材を選
択することによって読書中断部の表示に重点をおき携帯
に便利なものとしたり、栞機能はなく背表紙面への書籍
名の表示に重点をおいた堅牢なものとしたりすることが
できるように構成した。 【０００９】 【発明の実施の形態】以下図面に従って本発明の実施例
を説明する。１は栞状の挿入部で、頂部に書籍Ａの編綴
部を跨架する跨架部２が設けられ、その先端部から書籍
名表示片３が懸垂されている。 【００１０】挿入部１は書籍のページ中に挿入し易いも
のであれば板状でも棒状或いは紐状でも良く、使用環境
と目的によって様々な選択を行なうことができる。ま
た、書籍名表示片３も同様でケース状に構成して書籍名
を表示した紙片を入替え可能に構成したり、書籍名を表
示した紙片を張り付けたり、手書きで書き込むようにし
ても良い。 【００１１】１つの実施例として、薄い合成樹脂板によ
る簡易なものを図３、図４によって説明する。角部を湾
曲に隅きりした略正方形の薄い合成樹脂板ａの中央部に
図３に示すように書籍名表示片３の両側と跨架部２の幅
を残した頂部に沿って切込みｂを入れ、跨架部２の幅の
両側ｃに沿って両側を折り曲げる。 【００１２】折曲により図４に示すように合成樹脂板ａ
の両側の1aと2aが重合して挿入部１と跨架部２を構成
し、残る中央部がそのまま書籍名表示片３を構成するも
ので、軽量で簡易に実施できる実施例である。 【００１３】他の実施例としては、図１、図２に示す形
状に合成樹脂を固定成形すれば、前記の実施例よりは堅
牢なものが構成できるし、金属素材により跨架部２を折
曲可能なヒンジによる軸支構成として、より堅牢な書籍
名表示中心のものとすることもできる。 【００１４】
することを防止するためのカバーによって背表紙面に表
示された書籍名が覆い隠され、本棚に並列された書籍を
識別できなくなる不便を回避するため、読みさしのペー
ジに挿入して読みさし部の目印とする栞状の挿入具に、
外部から確認できる書籍名表示片を設けてカバーしたま
ま本棚に並列された書籍の背表紙面に書籍名を表示でき
るようにした書籍名表示具に関するものである。 【０００２】 【発明が解決しようとする課題】最近、書籍店で本を購
入するとサービスとして表紙にカバーをしてくれること
が多くなり、表紙が汚損されることが少なくなったが、
そのまま、本棚に格納するとカバーによって背表紙面に
表示された書籍名が覆い隠され、本棚から本を取り出す
際に書籍名を確認できず、確実に希望の本を取り出すた
めには取り出して内容を確認しなればならない不便があ
る。 【０００３】また、電車内等で読書する場合、書籍名が
直接周囲の人の目に曝されることが不快な場合もあり、
このような場合は表紙の保護とは別の目的で表紙にカバ
ーがされる。 【０００４】更に、大量に書籍を保管し多くの人の閲読
に供する図書館や貸本店の場合にも本の表紙を保護する
ために表紙にカバーをする必要が大きいが、この場合に
は読みさし部の目印とする栞機能は必要なく、専ら、カ
バーした本の背表紙面に書籍名の表示がなされることへ
の需要が中心となる。 【０００５】いずれにしても、表紙にカバーすることへ
の需要は増えつつあり、カバーしたまま大量に本棚に格
納された本の背表紙面に書籍名の表示をすることへの需
要は増しているものと思われる。 【０００６】 【課題を解決するための手段】本発明は、上記のように
カバーしたまま本棚に格納された本の背表紙面に書籍名
の表示をする簡易な手段と同時に読書中断部を表示する
栞としても機能する書籍名表示具の提供を目的とするも
のである。 【０００７】即ち、書籍のページ中に挿入する栞状の挿
入部の頂部に、編綴部を跨いで背表紙面に懸垂する書籍
名表示片を設けることによって、挿入部を書籍のページ
中に挿入するだけで書籍名表示片を背表紙面上に安定さ
せることができるように構成したものである。 【０００８】このように構成することにより、素材を選
択することによって読書中断部の表示に重点をおき携帯
に便利なものとしたり、栞機能はなく背表紙面への書籍
名の表示に重点をおいた堅牢なものとしたりすることが
できるように構成した。 【０００９】 【発明の実施の形態】以下図面に従って本発明の実施例
を説明する。１は栞状の挿入部で、頂部に書籍Ａの編綴
部を跨架する跨架部２が設けられ、その先端部から書籍
名表示片３が懸垂されている。 【００１０】挿入部１は書籍のページ中に挿入し易いも
のであれば板状でも棒状或いは紐状でも良く、使用環境
と目的によって様々な選択を行なうことができる。ま
た、書籍名表示片３も同様でケース状に構成して書籍名
を表示した紙片を入替え可能に構成したり、書籍名を表
示した紙片を張り付けたり、手書きで書き込むようにし
ても良い。 【００１１】１つの実施例として、薄い合成樹脂板によ
る簡易なものを図３、図４によって説明する。角部を湾
曲に隅きりした略正方形の薄い合成樹脂板ａの中央部に
図３に示すように書籍名表示片３の両側と跨架部２の幅
を残した頂部に沿って切込みｂを入れ、跨架部２の幅の
両側ｃに沿って両側を折り曲げる。 【００１２】折曲により図４に示すように合成樹脂板ａ
の両側の1aと2aが重合して挿入部１と跨架部２を構成
し、残る中央部がそのまま書籍名表示片３を構成するも
ので、軽量で簡易に実施できる実施例である。 【００１３】他の実施例としては、図１、図２に示す形
状に合成樹脂を固定成形すれば、前記の実施例よりは堅
牢なものが構成できるし、金属素材により跨架部２を折
曲可能なヒンジによる軸支構成として、より堅牢な書籍
名表示中心のものとすることもできる。 【００１４】
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の１つの実施例を示すもので、栞状挿入
部を書籍のページ中に挿入した状態のの全体側面図 【図２】同じく、図１の実施例を書籍の背表紙側から見
た正面図 【図３】本発明の他の実施例を示すもので、素材合成樹
脂板の展開正面図 【図４】図３の合成樹脂板を折曲して書籍名表示具に構
成した状態の斜視図 【符号の説明】 １ 挿入部 ２ 跨架部 ３ 書籍名表示片 Ａ 書籍 Ｂ 書籍の背表紙 ａ 略正方形の薄い合成樹脂板素材 1a 折曲により1bと重合して栞状挿入部を構成する合成
樹脂板の側端 1b 折曲により1aと重合して栞状挿入部を構成する合成
樹脂板の側端 ｂ 合成樹脂板素材の切込み部 ｃ 跨架部を構成する幅の折曲線
部を書籍のページ中に挿入した状態のの全体側面図 【図２】同じく、図１の実施例を書籍の背表紙側から見
た正面図 【図３】本発明の他の実施例を示すもので、素材合成樹
脂板の展開正面図 【図４】図３の合成樹脂板を折曲して書籍名表示具に構
成した状態の斜視図 【符号の説明】 １ 挿入部 ２ 跨架部 ３ 書籍名表示片 Ａ 書籍 Ｂ 書籍の背表紙 ａ 略正方形の薄い合成樹脂板素材 1a 折曲により1bと重合して栞状挿入部を構成する合成
樹脂板の側端 1b 折曲により1aと重合して栞状挿入部を構成する合成
樹脂板の側端 ｂ 合成樹脂板素材の切込み部 ｃ 跨架部を構成する幅の折曲線
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項１】 書籍のページ中に挿入する挿入部の頂部
に、編綴部を跨いで背表紙面に懸垂する書籍名表示片を
設けて成る書籍名表示具
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001347070A JP2003145960A (ja) | 2001-11-13 | 2001-11-13 | 書籍名表示具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001347070A JP2003145960A (ja) | 2001-11-13 | 2001-11-13 | 書籍名表示具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003145960A true JP2003145960A (ja) | 2003-05-21 |
Family
ID=19160132
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001347070A Pending JP2003145960A (ja) | 2001-11-13 | 2001-11-13 | 書籍名表示具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003145960A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006218837A (ja) * | 2005-02-14 | 2006-08-24 | Seed:Kk | 栞 |
| JP2011020308A (ja) * | 2009-07-14 | 2011-02-03 | Kobayashi Create Co Ltd | Ｒｆｉｄタグの書籍類用取付けホルダー |
| JP6168251B1 (ja) * | 2017-03-16 | 2017-07-26 | 片野 愼一郎 | 着脱式インデックス |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63116369U (ja) * | 1987-01-24 | 1988-07-27 | ||
| JPH023865U (ja) * | 1988-06-10 | 1990-01-11 |
-
2001
- 2001-11-13 JP JP2001347070A patent/JP2003145960A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63116369U (ja) * | 1987-01-24 | 1988-07-27 | ||
| JPH023865U (ja) * | 1988-06-10 | 1990-01-11 |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006218837A (ja) * | 2005-02-14 | 2006-08-24 | Seed:Kk | 栞 |
| JP4643299B2 (ja) * | 2005-02-14 | 2011-03-02 | 株式会社シード | 栞 |
| JP2011020308A (ja) * | 2009-07-14 | 2011-02-03 | Kobayashi Create Co Ltd | Ｒｆｉｄタグの書籍類用取付けホルダー |
| JP6168251B1 (ja) * | 2017-03-16 | 2017-07-26 | 片野 愼一郎 | 着脱式インデックス |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040223 |