JP2003144448A - 内視鏡手術用能動鉗子 - Google Patents

内視鏡手術用能動鉗子

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JP2003144448A
JP2003144448A JP2001388504A JP2001388504A JP2003144448A JP 2003144448 A JP2003144448 A JP 2003144448A JP 2001388504 A JP2001388504 A JP 2001388504A JP 2001388504 A JP2001388504 A JP 2001388504A JP 2003144448 A JP2003144448 A JP 2003144448A
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JP
Japan
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treatment
operation input
grip
section
surgical instrument
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JP2001388504A
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Daisaku Ikeda
大作 池田
Kenichiro Iso
賢一郎 磯
Chiharu Mori
千春 森
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Mizuho Ika Kogyo KK
Original Assignee
Mizuho Ika Kogyo KK
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Abstract

(57)【要約】 【課 題】体腔内において任意の方向から微細な処
置を行うことが可能で、操作性に優れた内視鏡手術用能
動鉗子を提供すること。 【解決手段】本発明の内視鏡手術用能動鉗子は、処置具
4と関節部5を有する術具部2およびグリップ3から成
り、処置操作入力部4aにより処置具4は開閉し、姿勢
操作入力部5aおよび姿勢操作入力部4bにより処置具
4は屈曲および回転させることが可能で、処置具4と関
節部5の間、または操作入力部5aとグリップ3との
間、またはその両方に接続機構を具備し、該接続部にお
いて異なる機能または形状を有する複数種類の術具と容
易に交換が可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は内視鏡下において生
体内組織の処置を行う内視鏡手術用能動鉗子に関する。
【0002】
【従来の技術】胆のう摘出術などの腹腔鏡下手術に代表
される内視鏡手術は、体表に複数個小さな穴を開け、そ
れに取りつけられたトラカールを介して観察用内視鏡お
よび長鉗子等の術具を挿入し、観察および処置を行うこ
とで開腹を必要とせず、患者に与える負担を軽減できる
低侵襲な手術である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述した内視鏡手術に
おいて実施される生体内組織の把持、剥離、切除、縫
合、結紮などの処置は非常に細かな動作が要求される。
しかし、従来使用されている術具は直線形状であり、ト
ラカールを中心とする直線動作とその軸方向への回転動
作に限定されるため、操作性に乏しく微細な処置を行う
ことは非常に困難である。
【0004】このような課題に対して、特開2000−
350735号に開示されている、処置部の姿勢が2自
由度以上に変更可能な医療用マニピュレータなどが提案
されている。しかし、実際の手術では複数の異なる術具
を使用するのに対し、前記医療用マニピュレータは術具
の脱着および交換について検討されていない。また、術
具の接続機構を具備しようとする場合、前記医療用マニ
ピュレータは術具動作および姿勢変更の多くをモータ等
により駆動しており、前記接続部において全ての駆動系
に対し動力伝達機構を設ける必要があるため、接続機構
の具備は非常に難しいものである。したがって、実際の
手術で使用する場合、術具の脱着および交換が簡単に行
えることが望ましい。また、術後それらの器具類をメン
テナンスする場合にも、術具の脱着が行えることは非常
に有効である。
【0005】本発明は以上の点を考慮し、処置部の姿勢
が2自由度以上に変更可能である能動鉗子において、前
記処置部からグリップ部の間、例えば処置部と関節部の
間、または前記操作入力部とグリップ部との間、または
その両方に接続機構を具備し、該接続部において異なる
機能または形状を有する複数種類の術具と容易に交換可
能である内視鏡手術用能動鉗子を提供するものである。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。
【0007】
【実施例】図1は本発明の第1の実施例を示す概略図で
ある。本実施例の内視鏡手術用能動鉗子1は、術具部2
とグリップ3から成り、接続部6において取り外しが可
能である。取り外しは術具部2をその軸方向にグリップ
3の後方から前方にスライドすることで接続が行え、逆
に前方から後方にスライドすると分離可能である。術具
部2は処置具4と関節部5と関節部5の屈曲操作を行う
姿勢操作入力部5aを具備している。グリップ3は処置
具4の開閉操作を行う処置操作入力部4aと処置具4の
回転操作を行う姿勢操作入力部4bを具備する。処置具
4の屈曲動作および回転動作により、体腔内において任
意の方向から処置を行うことが可能である。
【0008】図2に示す処置具4の姿勢操作を入力する
ための操作部材55は、自由に姿勢変形できるような球
状の中心軸56で支持されており、前記操作部材55の
外部に露出している側は柔軟性を備え変形可能なゴムリ
ング57で処置部2に固定され、姿勢操作入力部5aを
構成している。姿勢操作を入力するための操作部材55
の中心軸56側は十字形または円形をしており、例えば
面して12時、3時、6時、9時の方位において術具屈
曲用駆動ワイヤ57と接続され、姿勢操作部材55の操
作に対応する動作をワイヤに伝えるような機構である。
このワイヤは図示しないプーリおよび関節ユニットを経
て、関節部5の処置具4側の最終関節と固定されてい
る。このため、姿勢操作入力部5aでワイヤを引くと、
関節部5はワイヤの経路長を調節するように任意の方向
に屈曲することが可能である。
【0009】また、前述する機構を用いて手動で術具の
姿勢を駆動し、この機構を術具部2内に具備すること
で、接続部6では処置具の開閉動作と回転動作について
のみ、動力伝達用機構を具備すれば良いため、接続部6
の構造は非常にシンプルとなり、術具の交換を容易に実
現可能とする。
【0010】次に、処置具4の回転および開閉の駆動機
構について図3を参照して説明する。処置具4の回転動
作はグリップ3に具備する姿勢操作入力部4bにより行
い、グリップ3内に具備するモータ31により駆動され
る。モータ31の回転力はギヤ32、33を経て、接続
機構60においてグリップ3から術具部2に伝達され
る。さらに、術具部2内のギヤ21、22、23を経
て、処置具4と接続されているロッド25の後端に具備
するギヤ24に伝達される。
【0011】処置具4の開閉動作はグリップ3に具備す
る処置操作入力部4aの操作で行う。処置操作入力部4
aを引くことにより、リンク部材34を介して術具開閉
レバー35を動作させ、可動ロッド25を後退させるこ
とができる。処置操作入力部4aの除加重後、可動ロッ
ド25はその後方に設置されたバネ機構26により元の
位置まで押し戻される。前述する可動ロッド25の前後
動作に対して、ギヤ24がある長さを有しているため、
ギヤ23からの回転力の伝達は保たれる。
【0012】接続機構60の一実施例について説明す
る。図3において術具部2をグリップ3に対してスライ
ドした場合、接続部60は図4に示す術具部2側に具備
された接続部材60aとグリップ3側に具備された接続
部材60bが噛み合うような形状を有しており、グリッ
プ3から術具部2へ回転力を伝達することが可能であ
る。
【0013】処置具4の開閉動作および回転動作につい
て図5(a)を参照して説明する。処置具4c、4dは
それぞれリンク部材27、28を介して可動ロッド25
に接続されており、可動ロッド25が引かれると処置具
4が閉じ、反対に可動ロッド25を押されると処置具4
が開く。また、処置具4と関節5の間にベアリング29
を用いた機構を設けることで、可動ロッド25が回転さ
れると、術具自体を回転することが可能である。この術
具の回転動作は、姿勢操作入力部4bにより操作され、
縫合などの回転を必要とする処置に応用できる。
【0014】本実施例の形態によれば、図1に示す術具
部2とグリップ3の間に設けられた接続部6において、
治療目的の異なる術具機能または形状を有する複数種類
の術具部2をグリップ3と容易に脱着することが可能で
ある。
【0015】次に本発明の第2の実施例について説明す
る。本実施例は、図1の処置具4と関節部5の間に接続
機構を設ける場合の一実施例である。図5(b)は図5
(a)に示すベアリング29の先端側A−A’面の断面
図であり、ロッド25と処置具外筒部43で構成されて
いる。本実施例のようにこのA−A’面において脱着を
行うためには、ロッド25と処置具外筒部43のそれぞ
れについて接続機構を設ければよい。図6はロッド25
および処置具外筒部43の接続機構をそれぞれ説明する
ものである。処置具4の開閉動作および回転動作を伝達
するロッド25は、ロッド25a、25bから構成され
ており、図6(a)に示すようにロッド25a、25b
を組み合わせた後、接続ピン25cを抜き差しすること
で脱着が可能となる。また、ロッド25を中心に通す処
置具外筒部43は、外筒部43a、43bから構成され
ており、図6(b)に示すように外筒部43a、43b
を組み合わせた後、接続クリップ43cを抜き差しする
ことで脱着が可能となる。
【0016】本実施例の形態によれば、図1に示す処置
具4と関節部5の間に設けられた接続機構において、治
療目的の異なる術具機能または形状を有する複数種類の
処置具4を本体と容易に脱着することが可能である。
【0017】
【発明の効果】本発明によれば、処置部と関節部の間、
または操作入力部とグリップ部との間、またはその両方
に接続機構を具備し、該接続部において異なる術具機能
または形状を有する複数種類の術具と容易に交換が可能
であるため、術中においても迅速に複数の術具と交換で
き、手術時間の短縮が可能である。また、複数の術具を
1つのグリップで使用できることからコスト面において
も非常に有効であり、メンテナンス性にも優れた内視鏡
手術用能動鉗子を提供することが可能である。加えて、
本発明の内視鏡手術用能動鉗子の操作方法は、現在の一
般的な内視鏡手術に用いられている鉗子類の操作方法を
基本としており、確立された従来の術式で手術が行える
ため、安全であると同時に術者に対しても特別なトレー
ニングを必要とせず、的確な手術が行え、患者ならびに
術者のストレス低減にも大きく寄与する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例となる内視鏡手術用能動鉗子の
概要を示した正面図。
【図2】関節部5の屈曲姿勢操作入力部分の概要を示し
た透視図。
【図3】処置具4の開閉および回転の駆動機構と術具接
続機構の概略を示した透視図。
【図4】接続機構60の形状の一実施例を示した斜視
図。
【図5】処置具4を示した断面図。
【図6】処置具4と関節部5の間の接続機構を示した
図。(a)ロッド25の接続機構を示した図。(b)外
筒部の接続機構を示した図。
【符号の説明】
1 内視鏡手術用能動鉗子 2 術具部 3 グリップ 4 処置具 4a 処置操作入力部 4b 姿勢操作入力部 5 関節部 5b 姿勢操作入力部 6 接続部 21、22、23、24 ギヤ 25 ロッド 25c 接続ピン 26 バネ機構 27、28 リンク 29 ベアリング 30 バッテリ 31 モータ 32、33 ギヤ 34 リンク 35 術具開閉レバー 43 処置具外筒 43c 接続クリップ 55 中心軸 56 ゴムリング 57 術具屈曲用駆動ワイヤ 60 接続機構

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】処置を行う処置部と、前記処置部の姿勢を
    変更できる関節部と、前記処置部の姿勢操作および処置
    操作を行う操作入力部を有する能動鉗子において、前記
    処置部からグリップ部の間に、脱着用の接続機構を具備
    し異なる術具機能または形状を有する複数種類の術具と
    交換可能であることを特徴とする内視鏡手術用能動鉗
    子。
  2. 【請求項2】前記操作入力部とグリップ部との間に、脱
    着用の接続機構を具備し異なる術具機能または形状を有
    する複数種類の術具と交換可能であることを特徴とする
    請求項1に記載の内視鏡手術用能動鉗子。
  3. 【請求項3】前記処置部と前記関節部の間に、脱着用の
    接続機構を具備し異なる術具機能または形状を有する複
    数種類の術具と交換可能であることを特徴とする請求項
    1に記載の内視鏡手術用能動鉗子。
JP2001388504A 2001-11-15 2001-11-15 内視鏡手術用能動鉗子 Pending JP2003144448A (ja)

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