JP2003142586A - ノイズ検出装置および半導体集積回路 - Google Patents

ノイズ検出装置および半導体集積回路

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JP2003142586A JP2001335287A JP2001335287A JP2003142586A JP 2003142586 A JP2003142586 A JP 2003142586A JP 2001335287 A JP2001335287 A JP 2001335287A JP 2001335287 A JP2001335287 A JP 2001335287A JP 2003142586 A JP2003142586 A JP 2003142586A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ノイズを検出するための専用のパッドを除去
した場合においても、半導体集積回路に直接プローブ針
を当てることなく、半導体集積回路内で発生するノイズ
を検出する。 【解決手段】 リング発振器または電圧制御発振器から
なる発振器2をデジタル回路とアナログ回路が混在する
半導体集積回路1に設け、発振器2からのジッタ値をジ
ッタ測定回路3で測定することにより、デジタル回路の
オン・オフに起因する基板電流を捕らえる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ノイズ検出装置お
よび半導体集積回路に関し、特に、デジタル・アナログ
混在の半導体集積回路に適用して好適なものである。
【0002】
【従来の技術】デジタル・アナログ混在の半導体集積回
路では、デジタル回路で発生するノイズはアナログ回路
の精度に影響を与える。このため、デジタル・アナログ
混在の半導体集積回路の量産前に、ノイズ検出回路を用
いてデジタル回路で発生するノイズの評価が行なわれて
いた。ここで、従来のデジタル・アナログ混在の半導体
集積回路では、半導体集積回路内に発生するノイズを検
出するため、半導体集積回路が形成されている半導体基
板上に専用のパッドを設けるか、または半導体集積回路
に直接プローブ針を当てる方法が用いられていた。
【0003】なお、従来のノイズの測定方法としては、
例えば、信学技報IDC93−59(1993−07)
pp.31に記載されているように、電圧比較器による
方法が知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ノイズ
を検出するための専用のパッドを半導体基板上に設ける
方法では、パッドを形成するための領域が別途必要にな
り、チップサイズが大きくなるという問題があった。ま
た、ノイズを検出するためのパッドの面積が大きい場合
には、パッド自体が持つ寄生容量によってノイズが吸収
され、ノイズの測定ができなくなるという問題もあっ
た。
【0005】一方、半導体集積回路に直接プローブ針を
当てる方法では、パッケージに封止されたものや、フリ
ップチップなどでは、ノイズの測定ができなくなるとい
う問題があった。そこで、本発明の目的は、ノイズを検
出するための専用のパッドを除去した場合においても、
半導体集積回路に直接プローブ針を当てることなく、半
導体集積回路内で発生するノイズを検出することが可能
なノイズ検出装置および半導体集積回路を提供すること
である。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、請求項1記載のノイズ検出装置によれば、デジ
タル回路とアナログ回路が混在して半導体基板上に形成
された半導体集積回路と、前記半導体基板を共有する発
振器と、前記発振器の出力のジッタ値を測定するジッタ
測定回路とを備えることを特徴とする。これにより、発
振器の出力のジッタ値を測定するだけで、デジタル回路
のオン・オフに起因する基板電流を捕らえることがで
き、半導体集積回路で発生するノイズを検出するため
に、半導体集積回路に直接プローブ針を当てる必要がな
くなるとともに、ノイズを検出するための専用のパッド
を設ける必要がなくなる。
【0007】このため、チップサイズの増大を抑えつ
つ、半導体集積回路をパッケージに封止した状態で半導
体集積回路の評価を行なうことが可能となり、評価を効
率よく行なうことが可能となる。また、請求項2記載の
ノイズ検出装置によれば、前記発振器は、リング発振器
または電圧制御発振器であることを特徴とする。これに
より、デジタル回路のオン・オフに起因する基板電流が
半導体基板内に伝播すると、リング発振器または電圧制
御発振器を構成するトランジスタのしきい値を変動させ
て、このトランジスタの信号伝播時間を変化させ、発振
器にジッタを発生させることができる。
【0008】このため、リング発振器または電圧制御発
振器の出力のジッタ値を測定するだけで、デジタル回路
のオン・オフに起因する基板電流を捕らえることがで
き、半導体集積回路で発生するノイズを間接的に検出す
ることが可能となる。また、請求項3記載の半導体集積
回路によれば、デジタル回路とアナログ回路とが混在し
て形成された半導体基板と、前記半導体基板に形成さ
れ、前記デジタル回路で発生するノイズを検出する発振
器とを備えることを特徴とする。
【0009】これにより、発振器の出力のジッタ値を測
定するだけで、デジタル回路のオン・オフに起因する基
板電流を捕らえることができ、半導体集積回路で発生す
るノイズを検出するために、半導体基板に直接プローブ
針を当てて基板電流を測定する必要がなくなり、半導体
集積回路をパッケージに封止した状態で半導体集積回路
の評価を行なうことが可能となる。また、発振器の外部
出力端子を介してノイズを検出することが可能となり、
ノイズを検出するための専用のパッドを設ける必要がな
くなることから、チップサイズの増大を抑制することが
可能となる。
【0010】また、請求項4記載の半導体集積回路によ
れば、前記発振器は、リング発振器または電圧制御発振
器であることを特徴とする。これにより、デジタル回路
のオン・オフに起因する基板電流が半導体基板内に伝播
すると、リング発振器または電圧制御発振器を構成する
トランジスタのしきい値を変動させて、このトランジス
タの信号伝播時間を変化させ、発振器にジッタを発生さ
せることができる。
【0011】このため、リング発振器または電圧制御発
振器の出力のジッタ値を測定するだけで、デジタル回路
のオン・オフに起因する基板電流を捕らえることがで
き、半導体集積回路で発生するノイズを間接的に検出す
ることが可能となる。また、請求項5記載の半導体集積
回路によれば、前記発振器は、前記アナログ回路と電源
配線を共有することを特徴とする。これにより、半導体
集積回路の電源配線を発振器に流用した場合において
も、デジタル回路の電源配線からの余計なノイズの混入
を抑制しつつ、デジタル回路のオン・オフに起因する基
板電流を発振器で捕らえることが可能となる。
【0012】このため、デジタル回路で発生するノイズ
の検出機能を半導体集積回路に設けた場合においても、
ノイズの検出精度を劣化させることなく、チップサイズ
の増大を抑制することができる。また、請求項6記載の
半導体集積回路によれば、前記発振器は、ドライバ回路
を介して外部出力端子に接続されることを特徴とする。
これにより、発振器からの出力信号が小さい場合におい
ても、ジッタ測定回路を駆動するために必要なパワーを
得ることができる。
【0013】また、請求項7記載の半導体集積回路によ
れば、前記ドライバ回路は、前記アナログ回路の出力回
路と外部出力端子を共有することを特徴とする。これに
より、ノイズの検出信号を外部に出力するための専用の
パッドを除去することが可能となり、ノイズ検出機能を
半導体集積回路に付加した場合においても、チップサイ
ズの増大を抑制することができる。また、請求項8記載
の半導体集積回路によれば、前記発振器および前記ドラ
イバ回路の動作を制御する制御回路をさらに備えること
を特徴とする。
【0014】これにより、半導体集積回路の様々の場所
に発振器を設けた場合においても、必要に応じて特定の
発振器のみを動作させることが可能となる。このため、
基板電流による雑音の程度や伝播経路が半導体集積回路
内で一様でない場合においても、基板電流による雑音を
確実に捕らえることができ、デジタル回路で発生するノ
イズの検出精度を向上させることが可能となる。また、
請求項9記載の半導体集積回路によれば、前記制御回路
は、外部入力信号またはその組み合わせに基づいて、前
記発振器および前記ドライバ回路の動作を制御すること
を特徴とする。
【0015】これにより、アナログ回路または発振器を
切り替えて動作させることが可能となり、アナログ回路
の電源パットを発振器の電源パットに流用した場合にお
いても、アナログ回路および発振器をそれぞれ別個に動
作させることが可能となる。また、請求項10記載の半
導体集積回路によれば、前記デジタル回路の論理回路を
修正する場合に際して、前記ドライバ回路に接続される
メタル配線またはコンタクトの位置を変更することによ
って、該ドライバ回路または発振器の全部または一部を
デジタル回路の修正に供することが可能であることを特
徴とする。
【0016】これにより、半導体集積回路において、半
導体集積回路内に形成された論理回路に不具合がある場
合、マスク変更を行なうだけで、論理回路を修正するこ
とが可能となる。また、請求項11記載の半導体集積回
路によれば、前記発振器または前記ドライバ回路に接続
されるメタル配線またはコンタクトの位置の変更によ
り、前記発振器が不活性状態にされることを特徴とす
る。
【0017】これにより、半導体集積回路で発生するノ
イズの評価が終わったために、半導体集積回路の量産段
階に移行した場合においても、マスク変更を行なうだけ
で、不要となった発振器を不活性状態にすることがで
き、消費電力の低減や誤動作の防止を図ることができ
る。また、請求項12記載の半導体集積回路によれば、
前記発振器は、前記デジタル回路のレイアウト領域の内
部またはその周辺の空き領域に配置されていることを特
徴とする。
【0018】これにより、半導体集積回路で発生するノ
イズを検出するために、発振器を設けた場合において
も、チップサイズの増大を抑制することができる。ま
た、請求項13記載の半導体集積回路によれば、前記発
振器の発振周波数を制御する電圧が入力されるトランジ
スタのチャネルの導電型は、前記半導体基板の導電型と
逆であることを特徴とする。これにより、基板電流によ
るノイズの伝播がウエル分離により遮蔽されることを防
止して、基板電流の伝播をトランジスタに効率よく作用
させることが可能となり、半導体集積回路で発生するノ
イズを発振器で効率よく検出することが可能となる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態に係るノ
イズ検出回路および半導体集積回路について図面を参照
しながら説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る
ノイズ検出回路の構成を示すブロック図である。図1に
おいて、半導体集積回路1には、デジタル回路とアナロ
グ回路が混在して設けられるとともに、デジタル回路の
オン・オフに起因する基板電流をジッタとして検出する
発振器2が設けられている。
【0020】また、半導体集積回路1には、発振器2の
発振周波数を制御するための制御電圧を入力する制御入
力端子VCおよび発振器2の動作を制御するための信号
を入力するイネーブル端子ENが設けられている。ま
た、発振器2の外部出力端子はジッタ測定装置3に接続
されている。そして、半導体集積回路1で発生するノイ
ズを検出する場合、半導体集積回路1に設けられたデジ
タル回路を動作させるとともに、イネーブル端子ENを
介してイネーブル信号を供給するとともに、制御入力端
子VCを介して制御電圧を入力し、発振器2を所定の周
波数で発振させる。
【0021】ここで、発振器2は、リング発振器または
電圧制御発振器からなり、デジタル回路でスイッチング
動作が行われると、デジタル回路を構成するMOSトラ
ンジスタのソース−ドレイン間を貫通電流が流れ、この
貫通電流の一部は基板電流になる。この基板電流は半導
体基板内を伝播し、発振器2を構成するトランジスタの
しきい値を変動させて、このトランジスタの信号伝播時
間を変化させ、発振器2にジッタが発生する。
【0022】このため、発振器2のジッタ値をジッタ測
定装置3で測定することにより、デジタル回路のオン・
オフに起因する基板電流を捕らえることができ、半導体
集積回路1で発生するノイズを間接的に検出することが
可能となる。図2は、本発明の第1実施形態に係る半導
体集積回路の概略構成を示す上面図である。図2におい
て、半導体基板上には半導体集積回路11が形成され、
半導体集積回路11には、デジタル回路12およびアナ
ログ回路13が設けられるとともに、デジタル回路12
およびアナログ回路13の周囲には、ワイヤーボンディ
ングを行なうためのボンディングパッド15が配置され
ている。
【0023】また、デジタル回路12内には、リング発
振器または電圧制御発振器からなる発振器14a〜14
cが、ノイズ検出回路として設けられている。なお、発
振器14a〜14cは、デジタル回路12のレイアウト
領域の内部またはその周辺の空き領域に配置することが
好ましく、これにより、半導体集積回路11内に発振器
14a〜14cを設けた場合においても、チップサイズ
の増大を抑制することができる。
【0024】ここで、発振器14a〜14cからの出力
信号はボンディングパッド15を介して外部に取り出さ
れ、発振器14a〜14cのジッタ値を測定することに
より、デジタル回路12のオン・オフに起因する基板電
流を捕らえることができる。このため、半導体集積回路
11で発生するノイズを検出するために、半導体集積回
路11に直接プローブ針を当てる必要がなくなり、半導
体集積回路11をパッケージに封止した状態でノイズを
測定することが可能となる。
【0025】また、アナログ回路13への入出力を行な
うために設けられているボンディングパッド15を、発
振器14a〜14cへの入出力を行なうために流用する
ことにより、発振器14a〜14cへの入出力を行なう
ため専用のボンディングパッドを設ける必要がなくな
り、半導体集積回路11内に発振器14a〜14cを設
けた場合においても、チップサイズの増大を抑制するこ
とができる。図3は、本発明の一実施形態に係る発振器
の出力部分の構成を示すブロック図である。
【0026】図3において、半導体集積回路には、リン
グ発振器または電圧制御発振器からなる発振器21およ
びドライバ22が設けられ、発振器21はドライバ22
を介して半導体集積回路上に設けられた外部出力端子O
UTに接続される。また、発振器21の発振周波数を制
御するための制御電圧を入力する制御入力端子VCが発
振器21に接続されるとともに、イネーブル信号を入力
するイネーブル端子ENが発振器21およびドライバ2
2に設けられている。
【0027】そして、半導体集積回路で発生するノイズ
を検出する場合、半導体集積回路に設けられたデジタル
回路を動作させるとともに、イネーブル端子ENを介し
てイネーブル信号を発振器21およびドライバ22に供
給するとともに、制御入力端子VCを介して制御電圧を
入力し、発振器21を所定の周波数で発振させる。そし
て、この発振器21からの出力は、ドライバ22を介し
て外部出力端子OUTから出力される。
【0028】これにより、発振器21からの出力信号が
小さい場合においても、ジッタ測定回路を駆動するため
に必要なパワーを外部出力端子OUTから取り出すこと
ができる。図4は、本発明の第2実施形態に係る半導体
集積回路の概略構成を示す上面図である。図4におい
て、半導体基板上には半導体集積回路が形成され、半導
体集積回路には、デジタル回路22およびアナログ回路
23が設けられるとともに、デジタル回路22およびア
ナログ回路23の周囲には、デジタル回路22用のVD
D電源パッド25aならびにVSS電源パッド25bお
よびアナログ回路23用のVDD電源パッド25cなら
びにVSS電源パッド25dが配置されている。なお、
図4の例では、説明に不要なボンディングパットは省略
した。
【0029】また、デジタル回路22内には、リング発
振器または電圧制御発振器からなる発振器24a〜24
cが、ノイズ検出回路として設けられている。ここで、
アナログ回路23用のVDD電源パッド25cおよびV
SS電源パッド25dは、アナログ回路23の電源配線
26に接続され、この電源配線26によりアナログ回路
23に電源電圧が供給される。また、アナログ回路23
の電源配線26は、デジタル回路22側にも延伸され、
発振器24a〜24cの電源電圧は、このアナログ回路
23の電源配線26から供給される。
【0030】そして、デジタル回路22のオン・オフに
起因する基板電流を捕らえる場合、デジタル回路22を
動作させるとともに、アナログ回路23の動作をディゼ
ーブルし、アナログ回路23用のVDD電源パッド25
cおよびVSS電源パッド25dを介し、発振器24a
〜24cに電源電圧を供給することにより、発振器24
a〜24cを動作させる。これにより、デジタル回路2
2の電源配線からの不要なノイズの混入を防止しつつ、
アナログ回路23用のVDD電源パッド25cおよびV
SS電源パッド25dを発振器24a〜24cに流用す
ることができ、測定精度を損なうことなく、チップサイ
ズを小型化することができる。
【0031】なお、アナログ回路23の動作をディゼー
ブルする方法としては、例えば、「特定のパターンで論
理信号を入力する方法」、「特定のパッドに対して通常
の入力レベル以上の電圧をかける方法」など、半導体集
積回路のテストモードへの切り替え技術を適用すること
ができる。図5は、本発明の第3実施形態に係る半導体
集積回路の概略構成を示す上面図である。
【0032】図5において、半導体基板上には半導体集
積回路が形成され、半導体集積回路には、デジタル回路
32およびアナログ回路33が設けられるとともに、デ
ジタル回路32およびアナログ回路33の周囲には、デ
ジタル回路32用のVDD電源パッド35aならびにV
SS電源パッド35b、アナログ回路33用のVDD電
源パッド35cならびにVSS電源パッド35dおよび
アナログ回路33の入出力信号用のボンディングパット
35e〜35fが設けられている。
【0033】なお、図5の例では、説明に不要なボンデ
ィングパットは省略した。また、デジタル回路32内に
は、リング発振器または電圧制御発振器からなる発振器
34a〜34cが、ノイズ検出回路として設けられてい
る。ここで、アナログ回路33用のVDD電源パッド3
5cおよびVSS電源パッド35dは、アナログ回路3
3の電源配線36に接続され、この電源配線36により
アナログ回路33に電源電圧が供給される。
【0034】また、アナログ回路33の電源配線36
は、デジタル回路32側にも延伸され、発振器34a〜
34cの電源電圧は、このアナログ回路33の電源配線
36から供給される。そして、デジタル回路32のオン
・オフに起因する基板電流を捕らえる場合、例えば、発
振器34a〜34cの発振周波数を制御するための制御
電圧を入力する制御入力端子VCとして、ボンディング
パット35eを割り当て、発振器34a〜34cの動作
を制御するための信号を入力するイネーブル端子ENと
して、ボンディングパット35fを割り当て、発振器3
4a〜34cからの信号を外部に出力するための外部出
力端子OUTとして、ボンディングパット35gを割り
当てる。
【0035】また、発振器34a〜34cを独立して動
作させる場合、例えば、発振器34a〜34cの動作を
制御するための2ビット分の信号を入力するイネーブル
端子ENとして、2つのボンディングパット35e、3
5fを割り当て、発振器34a〜34cからの信号を外
部に出力するための外部出力端子OUTとして、ボンデ
ィングパット35gを割り当てる。そして、ボンディン
グパット35e、35fを介してイネーブル信号を発振
器34a〜34cに供給することにより、発振器34a
〜34cのうちの1つを選択して動作させ、選択された
発振器34a〜34cからの出力信号を、ボンディング
パット35gを介して取り出す。
【0036】これにより、基板電流による雑音の程度や
伝播経路が半導体集積回路内で一様でない場合において
も、基板電流による雑音を発振器34a〜34cで確実
に捕らえることができ、ボンディングパッドの個数を増
加させることなく、デジタル回路32で発生するノイズ
の検出精度を向上させることが可能となる。図6は、本
発明の一実施形態に係る発振器の制御回路の構成を示す
図である。なお、この制御回路は、リング発振器の第1
段目のインバータをNAND回路に変更したものであ
る。
【0037】図6において、リング発振器として、NA
ND回路NA1およびインバータIV1〜IVnが奇数
個分だけ直列接続され、最終段のインバータIVnの出
力は外部出力端子OUTに接続されるとともに、NAN
D回路NA1の一方の入力にフィードバックされてい
る。また、NAND回路NA1の他方の入力には、イネ
ーブル端子ENが接続されている。そして、リング発振
器を動作させる場合、イネーブル端子ENを介してイネ
ーブル信号を入力し、リング発振器を停止させる場合、
イネーブル端子ENからのイネーブル信号の入力を停止
する。
【0038】このため、イネーブル信号をリング発振器
に入力するだけで、リング発振器の動作を制御すること
が可能となり、リング発振器を半導体集積回路内に複数
設けた場合においても、リング発振器を個別に動作させ
ることが可能となり、デジタル回路で発生するノイズの
検出精度を向上させることが可能となる。なお、図6の
実施形態では、リング発振器を個別に動作させるため
に、リング発振器の第1段目のインバータをNAND回
路に変更する方法について説明したが、複数のイネーブ
ル端子をバイナリ入力と見立てて、それぞれのリング発
振器または電圧制御発振器にイネーブル信号を分配する
ためのデコータ回路を設けるようにしてもよい。
【0039】図7は、本発明の一実施形態に係る発振器
の不活性状態への変更方法を示す図である。なお、図7
(a)はマスク交換前、図7(b)はマスク交換後の回
路構成を示す。図7(a)において、デジタル回路で発
生するノイズを検出するために、半導体集積回路内には
リング発振器が設けられ、リング発振器として、NAN
D回路NA1およびインバータIV1〜IVnが奇数分
だけ直列接続されている。
【0040】そして、最終段のインバータIVnの出力
は外部出力端子OUTに接続されるとともに、NAND
回路NA1の一方の入力にフィードバックされ、NAN
D回路NA1の他方の入力には、イネーブル端子ENが
接続されている。ここで、デジタル回路で発生するノイ
ズの評価が終了し、半導体集積回路の量産段階に入る場
合、不要となった発振器による消費電力の増大や誤動作
の防止を図るため、発振器を不活性状態にすることが好
ましい。
【0041】このため、半導体集積回路の量産段階で
は、メタル配線またはコンタクトのフォトマスクを入れ
替えることにより、図7(b)に示すように、イネーブ
ル端子ENに接続されていたNAND回路NA1の入力
端子をVSS電源端子またはVDD電源端子に接続す
る。これにより、NAND回路NA1からの出力を常に
オフ状態にすることができ、リング発振器を不活性状態
にすることができる。
【0042】また、半導体集積回路の中で、特に、論理
回路に不具合が見つかった場合、メタル配線またはコン
タクトのフォトマスクを入れ替えて、配線の接続を変更
することにより、論理回路の修正を行なうようにしても
よい。例えば、半導体集積回路の中に、予備の論理回路
を予め配置しておき、必要に応じて上層のメタル配線ま
たはコンタクトの変更を行なうことにより、回路の変更
を行なうことができる。
【0043】図8は、本発明の一実施形態に係る電圧制
御発振器の構成方法を示す図である。図8において、P
型半導体基板上には、PチャネルMOSトランジスタP
0〜Pn、P1’〜Pn’(ただし、nは奇数)および
NチャネルMOSトランジスタN0〜Nn、N1’〜N
n’が形成されている。そして、PチャネルMOSトラ
ンジスタP0およびNチャネルMOSトランジスタN0
は互いに直列に接続され、PチャネルMOSトランジス
タP1〜Pn、P1’〜Pn’およびNチャネルMOS
トランジスタN1〜Nn、N1’〜Nn’はそれぞれ互
いに直列に接続されている。
【0044】また、PチャネルMOSトランジスタP0
〜Pnのゲートは、PチャネルMOSトランジスタP0
とNチャネルMOSトランジスタN0との接続点に接続
され、NチャネルMOSトランジスタN0〜Nnのゲー
トは、電圧制御入力端子Vinに接続されている。さら
に、PチャネルMOSトランジスタP1’〜Pn−1’
とNチャネルMOSトランジスタN1’〜Nn−1’と
の各接続点は、PチャネルMOSトランジスタP2’〜
Pn’およびNチャネルMOSトランジスタN2’〜N
n’の各ゲートに接続され、PチャネルMOSトランジ
スタPn’とNチャネルMOSトランジスタNn’との
接続点は、外部出力端子OUTに接続されるとともに、
PチャネルMOSトランジスタP1’およびNチャネル
MOSトランジスタN1’のゲートにフィードバックさ
れている。
【0045】ここで、P型半導体基板を用いた場合、P
チャネルMOSトランジスタP0〜Pn、P1’〜P
n’は、P型半導体基板に設けられたNウェル内に形成
される。このため、P型半導体基板に流れる基板電流は
Nウェルにより遮蔽され、PチャネルMOSトランジス
タP0〜Pn、P1’〜Pn’への基板電流の伝播が妨
げられる。このため、PチャネルMOSトランジスタP
0〜Pn、P1’〜Pn’を発振器として用いた場合に
は、デジタル回路のオン・オフに起因する基板電流をジ
ッタとして検出することができなくなり、ノイズの検出
精度が悪化する。
【0046】一方、P型半導体基板を用いた場合、Nチ
ャネルMOSトランジスタN0〜Nn、N1’〜Nn’
は、P型半導体基板と素子分離されない領域に形成され
る。この結果、P型半導体基板に流れる基板電流は、N
チャネルMOSトランジスタN0〜Nn、N1’〜N
n’に直接作用して、そのしきい値を変化させることが
できる。このため、電圧制御入力端子VinをNチャネ
ルMOSトランジスタN0〜Nnのゲートに接続するこ
とにより、基板電流の影響を受けやすくして、デジタル
回路のオン・オフに起因するノイズの検出精度を向上さ
せることができる。
【0047】なお、図8の実施形態では、PチャネルM
OSトランジスタP0〜Pn、P1’〜Pn’およびN
チャネルMOSトランジスタN0〜Nn、N1’〜N
n’がP型半導体基板上に形成されている場合について
説明したが、PチャネルMOSトランジスタP0〜P
n、P1’〜Pn’およびNチャネルMOSトランジス
タN0〜Nn、N1’〜Nn’がN型半導体基板上に形
成されている場合には、電圧制御入力端子VinをPチ
ャネルMOSトランジスタP0〜Pnのゲートに接続す
る方が好ましい。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
発振器の出力のジッタ値を測定するだけで、デジタル回
路のオン・オフに起因する基板電流を捕らえることがで
き、半導体集積回路で発生するノイズを検出するため
に、半導体集積回路に直接プローブ針を当てる必要がな
くなるとともに、ノイズを検出するための専用のパッド
を除去することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るノイズ検出回路の構
成を示すブロック図である。
【図2】本発明の第1実施形態に係る半導体集積回路の
概略構成を示す上面図である。
【図3】本発明の一実施形態に係る発振器の出力部分の
構成を示すブロック図である。
【図4】本発明の第2実施形態に係る半導体集積回路の
概略構成を示す上面図である。
【図5】本発明の第3実施形態に係る半導体集積回路の
概略構成を示す上面図である。
【図6】本発明の一実施形態に係る発振器の制御回路の
構成を示す図である。
【図7】本発明の一実施形態に係る発振器の不活性状態
への変更方法を示す図である。
【図8】本発明の一実施形態に係る電圧制御発振器の構
成方法を示す図である。
【符号の説明】
1、11 半導体集積回路 2、14a〜14c、21、24a〜24c、34a〜
34c 発振器 3 ジッタ測定装置 12、22、32 デジタル回路 13、23、33 アナログ回路 15、25a〜25d、35a〜35g ボンディング
パッド 22 ドライバ NA1 NAND回路 IV1〜IVn インバータ P0〜Pn、P1’〜Pn’ PチャネルMOSトラン
ジスタ N0〜Nn、N1’〜Nn’ NチャネルMOSトラン
ジスタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // G01R 29/02

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 デジタル回路とアナログ回路が混在して
    半導体基板上に形成された半導体集積回路と、 前記半導体基板を共有する発振器と、 前記発振器の出力のジッタ値を測定するジッタ測定回路
    とを備えることを特徴とするノイズ検出装置。
  2. 【請求項2】 前記発振器は、リング発振器または電圧
    制御発振器であることを特徴とする請求項1記載のノイ
    ズ検出装置。
  3. 【請求項3】 デジタル回路とアナログ回路とが混在し
    て形成された半導体基板と、 前記半導体基板に形成され、前記デジタル回路で発生す
    るノイズを検出する発振器とを備えることを特徴とする
    半導体集積回路。
  4. 【請求項4】 前記発振器は、リング発振器または電圧
    制御発振器であることを特徴とする請求項3記載の半導
    体集積回路。
  5. 【請求項5】 前記発振器は、前記アナログ回路と電源
    配線を共有することを特徴とする請求項3または4記載
    の半導体集積回路。
  6. 【請求項6】 前記発振器は、ドライバ回路を介して外
    部出力端子に接続されることを特徴とする請求項3〜5
    のいずれか1項記載の半導体集積回路。
  7. 【請求項7】 前記ドライバ回路は、前記アナログ回路
    の出力回路と外部出力端子を共有することを特徴とする
    請求項6記載の半導体集積回路。
  8. 【請求項8】 前記発振器および前記ドライバ回路の動
    作を制御する制御回路をさらに備えることを特徴とする
    請求項6または7記載の半導体集積回路。
  9. 【請求項9】 前記制御回路は、外部入力信号またはそ
    の組み合わせに基づいて、前記発振器および前記ドライ
    バ回路の動作を制御することを特徴とする請求項8記載
    の半導体集積回路。
  10. 【請求項10】 前記デジタル回路の論理回路を修正す
    る場合に際して、前記ドライバ回路に接続されるメタル
    配線またはコンタクトの位置を変更することによって、
    該ドライバ回路または発振器の全部または一部をデジタ
    ル回路の修正に供することが可能であることを特徴とす
    る請求項6〜9のいずれか1項記載の半導体集積回路。
  11. 【請求項11】 前記発振器または前記ドライバ回路に
    接続されるメタル配線またはコンタクトの位置の変更に
    より、前記発振器が不活性状態にされることを特徴とす
    る請求項6〜10のいずれか1項記載の半導体集積回
    路。
  12. 【請求項12】 前記発振器は、前記デジタル回路のレ
    イアウト領域の内部またはその周辺の空き領域に配置さ
    れていることを特徴とする請求項3〜11のいずれか1
    項記載の半導体集積回路。
  13. 【請求項13】 前記発振器の発振周波数を制御する電
    圧が入力されるトランジスタのチャネルの導電型は、前
    記半導体基板の導電型と逆であることを特徴とする請求
    項3〜12のいずれか1項記載の半導体集積回路。
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