JP2003142357A - 半導体装置の製造方法、エピタキシャル膜の膜厚測定方法及び半導体装置 - Google Patents

半導体装置の製造方法、エピタキシャル膜の膜厚測定方法及び半導体装置

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JP2003142357A
JP2003142357A JP2001339351A JP2001339351A JP2003142357A JP 2003142357 A JP2003142357 A JP 2003142357A JP 2001339351 A JP2001339351 A JP 2001339351A JP 2001339351 A JP2001339351 A JP 2001339351A JP 2003142357 A JP2003142357 A JP 2003142357A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 製造工程の途中においても、エピタキシャル
膜の膜厚の測定を容易に可能とする。 【解決手段】 本発明の半導体装置の製造方法は、半導
体基板1の上面に凹部5または凸部を形成した後、半導
体基板1の上面にホモエピタキシーを実行してホモエピ
タキシャル膜4と欠陥層6とを形成し、そして、欠陥層
6のオフ方向の長さ寸法を測定することに基づいてホモ
エピタキシャル膜4の膜厚を測定するように構成したも
のである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、オフ角のある半導
体基板の上面に形成されたホモエピタキシャル膜を備え
てなる半導体装置の製造方法、ホモエピタキシャル膜の
膜厚測定方法及び半導体装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般的なSi半導体装置を製造する場合
において、Si基板の上面に形成されたエピタキシャル
膜の膜厚を評価(測定)する従来技術として、SIMS
法や断面SEMやショットキー法(MOSダイオード
法)やFTIR法が使用されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、SIMS法
は、1つの地点の膜厚評価に時間がかかるという問題点
があった。また、断面SEMは、エピタキシャル膜の導
電型が下地の導電型と異なっている場合にしか適用でき
ないという不具合と、基板断面の観察が必要なため、基
板を破壊しなければならないという問題点があった。
【0004】更に、ショットキー法やMOSダイオード
法においては、エピタキシャル膜の不純物濃度が高い場
合、電圧印加時に電界が破壊電界強度に達し、空乏層が
基板まで達するまでにブレークダウンが発生し、膜厚評
価ができないという問題点があった。その上、ショット
キー法やMOSダイオード法の場合、測定用の電極を別
途設けなければならないという不具合もあった。
【0005】また、FTIR法は、非破壊で光学的にエ
ピタキシャル膜の膜厚を測定することができる方法であ
る。しかし、測定可能となるエピタキシャル膜の不純物
濃度及び膜厚に制限があるため、不純物濃度が大きかっ
たり、膜厚が薄かったりすると、測定できないという問
題点があった。
【0006】一方、SiC(炭化珪素)半導体装置(例
えばEC−FET)を製造する場合も、チャネルエピタ
キシャル膜の膜厚制御が極めて重要であるが、製造工程
の途中においてエピタキシャル膜の膜厚を測定すること
は、1つの地点でもできなかった。もちろん、数地点の
膜厚を測定することが必要なSiC基板面内でのチャネ
ルエピタキシャル膜(n−層)の膜厚分布の確認は不可
能であった。
【0007】そこで、本発明の目的は、製造工程の途中
においても、エピタキシャル膜の膜厚の測定が容易に可
能となる半導体装置の製造方法、エピタキシャル膜の膜
厚測定方法及び半導体装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明によれ
ば、半導体基板の上面に凹部または凸部を形成する工程
と、前記半導体基板の上面にホモエピタキシーを実行し
てホモエピタキシャル膜と欠陥層とを形成する工程と、
前記欠陥層のオフ方向の長さ寸法を測定することに基づ
いて前記ホモエピタキシャル膜の膜厚を測定する工程と
を備えたので、製造工程の途中においても、ホモエピタ
キシャル膜の膜厚の測定が容易に可能となる。ここで、
前記欠陥層のオフ方向の長さ寸法に基づいて前記ホモエ
ピタキシャル膜の膜厚を計算により求めることが可能で
あるということは、本発明が実験的及び理論的に発見し
たことである。
【0009】請求項2の発明によれば、前記半導体基板
のオフ角を、前記半導体基板のC軸に対して1度以上1
0度以下に設定したので、前記半導体基板の上面に欠陥
層を確実に形成することができる。
【0010】この場合、請求項3の発明のように、前記
半導体基板を結晶形が4H、6H、15RのSiC基板
で構成することが好ましい。
【0011】請求項4の発明によれば、前記凹部の深さ
寸法または凸部の高さ寸法を0.1μm以上に設定した
ので、前記半導体基板の上面に測定可能な欠陥層を確実
に形成することができる。
【0012】請求項5の発明によれば、前記凹部または
凸部のパターン形状を、長方形に設定したので、前記半
導体基板の上面において無駄なスペースの発生を防止す
ることができる。
【0013】請求項6の発明によれば、前記凹部または
凸部の長方形のパターン形状の長辺の方向が、前記半導
体基板のオフ方向に対して45〜135度の範囲に収ま
るように構成したので、前記半導体基板の上面に欠陥層
を確実に形成することができる。
【0014】請求項7の発明によれば、前記凹部または
凸部の長方形のパターン形状の長辺の方向が、前記半導
体基板のオフ方向に対してほぼ垂直となるように構成し
たので、欠陥層のパターン形状が台形状となり、前記凹
部または凸部の段差部に対して垂直方向に延びる欠陥層
の長さを測定すれば、この測定した長さに基づいて、ホ
モエピタキシャル膜の膜厚を算出(測定)することがで
きる。
【0015】請求項8の発明によれば、前記凹部または
凸部のパターン形状を、円形に設定したので、ホモエピ
タキシャル膜の膜厚を測定できると共に、半導体基板の
オフ方向を判別することができる。
【0016】請求項9の発明によれば、前記凹部または
凸部を前記半導体基板の上面に複数形成するように構成
したので、ホモエピタキシャル膜の複数の地点の膜厚を
測定できる。
【0017】請求項10の発明においては、前記複数の
凹部または凸部のパターン形状を長方形に形成すると共
に、これら複数の凹部または凸部の長方形の長辺の長さ
を異ならせ且つ近接させて配置するように構成したの
で、複数の欠陥層の各パターン形状を視認することによ
ってホモエピタキシャル膜の膜厚をほぼ推定することが
できる。というのは、長方形の長辺の長さが短いと、欠
陥層のパターン形状が三角形となり、長方形の長辺の長
さが長いと、欠陥層のパターン形状が台形となることか
ら、上記したように構成すれば、欠陥層の長さを測定し
なくても、複数の欠陥層の各パターン形状によってホモ
エピタキシャル膜の膜厚をほぼ推定することができる。
【0018】請求項11の発明によれば、前記複数の凹
部または凸部のパターン形状を長方形に形成すると共
に、これら複数の凹部または凸部を異なる間隔で配置し
たので、欠陥層の長さを測定しなくても、隣接する凹部
または凸部に欠陥層が接触するか否かを視認することに
よってホモエピタキシャル膜の膜厚をほぼ推定すること
ができる。
【0019】請求項12の発明によれば、前記ホモエピ
タキシャル膜の膜厚を、50nm以上に設定したので、
前記半導体基板の上面に測定可能な欠陥層を確実に形成
することができる。
【0020】請求項13の発明によれば、請求項1の発
明とほぼ同じ作用効果を得ることができる。
【0021】請求項14の発明によれば、半導体基板の
上面に凹部を形成する工程と、前記半導体基板の上面に
ホモエピタキシーを実行してホモエピタキシャル膜と欠
陥層とを形成すると共に、前記ホモエピタキシャル膜で
前記凹部を埋める工程と、前記欠陥層が消失するまで前
記半導体基板の上面を研磨する工程とを備えたので、ホ
モエピタキシャル膜で前記凹部の埋め込みが完了したか
否かを容易に判定することができ、且つ、欠陥層が研磨
量の膜厚モニタとなるため、研磨量のオーバーエッチン
グを防止することができる。
【0022】請求項15、16の発明によれば、請求項
2、3の発明とほぼ同じ作用効果を得ることができる。
【0023】請求項17の発明によれば、前記半導体基
板の構造をn−/n+構造とした場合、n−層の面内膜
厚異常を製造工程の途中で判別することができる。
【0024】請求項18の発明によれば、前記凹部の深
さ寸法を0.5μm以上に設定したので、研磨後に埋込
み層を残すことができる。
【0025】請求項19、20、21、22の発明によ
れば、請求項5、7、8、9の発明とほぼ同じ作用効果
を得ることができる。
【0026】また、請求項23、24の発明によれば、
請求項1の発明とほぼ同じ作用効果を得ることができ
る。
【0027】更にまた、請求項25、26、27、2
8、29、30、31の発明によれば、請求項2、3、
4、5、8、6、7の発明とほぼ同じ作用効果を得るこ
とができる。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、本発明をSiC半導体装置
に適用した第1の実施例について、図1ないし図3を参
照しながら説明する。本実施例においては、図1及び図
2に示すように、半導体基板として例えばSiC基板
(SiCウエハ)1を使用しており、このSiC基板1
は結晶形が例えば4HのSiC基板であり、所定のオフ
角θを有している。
【0029】ここで、オフ角θを構成する一方の軸2が
C軸であり、このC軸2は、SiC基板1の(000
1)結晶面(図1及び図2中の破線参照)に対する法線
である。オフ角θを構成する他方の軸3は、SiC基板
1の表面(上面)に対する法線である。そして、本実施
例の場合、上記オフ角θは、SiC基板1のC軸2に対
して例えば1度以上10度以下となるように設定されて
いる。
【0030】さて、SiC基板1の上面に所定のデバイ
ス(チップ)を製造する半導体プロセスを実行する場合
において、SiC基板1の上面にホモエピタキシャル膜
4(図1(c)及び図2参照)を形成する必要があると
きには、次に述べるようにして、ホモエピタキシャル膜
4の膜厚tを測定する。
【0031】この場合、ホモエピタキシャル膜4を形成
する前に、図1(a)及び(b)に示すように、オフ角
θが判明しているSiC基板1の上面に凹部5を例えば
RIE等の加工方法によって形成する(工程1)。尚、
上記凹部5を形成する位置は、SiC基板1(即ち、S
iCウエハ)の上面であれば任意の位置で良く、デバイ
ス(チップ)を作り込む領域の外部であっても良いし、
内部であっても良い。また、上記凹部5のパターン形状
は、図3に示すように、細長い長方形(即ち、溝状)で
ある。そして、この長方形のパターン形状の長辺の方向
が、SiC基板1のオフ方向Aに対してほぼ垂直となる
ように構成されている。
【0032】更に、上記凹部5の深さ寸法は、例えば
0.1μm以上に設定すれば良い。ここで、上記凹部5
の深さ寸法は、例えば0.5μm以上に設定することが
一層好ましい構成である。
【0033】次に、SiC基板1の上面にホモエピタキ
シーを実行して,ホモエピタキシャル膜4と欠陥層6と
を形成する(工程2)。この場合、ホモエピタキシャル
膜4と同時に欠陥層6が形成される理由は、凹部5の図
1中の左の角部(段差部)には、a面情報がないため、
(0001)ファセット面(オフ角がない面)が発生
し、その上に欠陥層6が発生するためである。この欠陥
層6は、結晶形が例えば3CのSiCである。この構成
の場合、凹部5の図1中の左の段差部は、ステップフロ
ー下流側が高くなる段差であると呼ぶこともでき、この
段差から欠陥層6が発生するということができる。
【0034】また、上記ホモエピタキシャル膜4は、例
えば1200〜1700℃程度の範囲でCVD成長させ
て形成されたものである。この場合、1200℃以下に
設定すると、上記段差部以外からも欠陥層が発生するこ
とが実験により確認されており、また、1700℃以上
に設定すると、上記段差部から欠陥層が発生し難くなる
ことが実験により確認されている。
【0035】更に、上記SiC基板1の上面の顕微鏡写
真を撮影すると、欠陥層6の領域の表面凹凸は、ホモエ
ピタキシャル膜4の領域の凹凸と異なる。即ち、欠陥層
6は、表面凹凸が大となるため、例えばSEMや光学顕
微鏡等で容易に視認することが可能である。
【0036】尚、ホモエピタキシーを実行してホモエピ
タキシャル膜4を形成する場合、ホモエピタキシャル膜
4の膜厚を50nm以上に設定することが好ましい。こ
のように構成すると、オフ角θが8度の場合、欠陥層6
の寸法L(オフ方向Aに沿う方向の長さ寸法)が366
nm以上となり、SEMで欠陥層6を測定可能となる。
また、ホモエピタキシャル膜4の膜厚を300nm以上
に設定すると、オフ角θが8度の場合、欠陥層6の寸法
Lが2.1μm以上となり、光学顕微鏡で欠陥層6を測
定可能となる。
【0037】そして、本実施例においては、欠陥層6の
オフ方向Aの長さ寸法Lを測定することに基づいて、ホ
モエピタキシャル膜4の膜厚tを後述する演算により求
める(測定する)(工程3)。この場合、欠陥層6のオ
フ方向Aの長さ寸法Lのうちの、凹部5の開口部からオ
フ方向Aへ延びる長さ寸法をL´とすると、この長さ寸
法L´と、ホモエピタキシャル膜4の膜厚tと、オフ角
θとの間には、次の関係式が理論的に成り立つ。
【0038】tanθ=t/L´ 従って、次の式 t=L´×tanθ で、膜厚tを計算することができる。
【0039】ここで、欠陥層6のオフ方向Aの長さ寸法
Lと、凹部5の開口部からオフ方向Aへ延びる長さ寸法
をL´とを、顕微鏡(写真)で区別することは実際には
かなり困難である。また、凹部5のオフ方向の幅寸法が
小さいときや、凹部5の深さ寸法が浅いときには、Lと
L´との差αはある値以上大きくならないことがわかっ
ている。更に、オフ角θが例えば8度の場合、LとL´
との差αは、最大でも15%程度であることがわかって
いる。
【0040】従って、現実的には、L´の代わりにLを
用いて、即ち、次の式 t=L×tanθ で膜厚tを計算しても支障がないことが、実験等によっ
て確認されている。
【0041】そこで、本実施例においては、欠陥層6の
上記寸法Lを測定した後、次の式 t=L×tanθ によってホモエピタキシャル膜4の膜厚tを算出するよ
うにしている。
【0042】このような構成の本実施例によれば、Si
C基板1の上面に凹部5を形成した後、SiC基板1の
上面にホモエピタキシーを実行してホモエピタキシャル
膜4と欠陥層6とを形成し、そして、欠陥層6のオフ方
向の長さ寸法Lを測定することに基づいてホモエピタキ
シャル膜4の膜厚tを算出して求める、即ち、測定する
ように構成したので、製造工程(半導体プロセス)の途
中においても、ホモエピタキシャル膜4の膜厚tの測定
が容易に且つ速やかに可能となる。
【0043】また、上記実施例においては、SiC基板
1のオフ角θを、SiC基板1のC軸3に対して1度以
上10度以下に設定したので、SiC基板1の上面に欠
陥層6を確実に形成することができる。尚、オフ角θを
1度未満または10度を越えるように設定すると、欠陥
層が良好には発生しないことを実験によって確認してい
る。
【0044】更に、上記実施例では、凹部5の深さ寸法
を0.1μm以上に設定したので、SiC基板1の上面
に測定可能な欠陥層6を確実に形成することができる。
この場合、例えばSEMによって欠陥層6の寸法Lを測
定することが可能である。ここで、凹部5の深さ寸法を
0.5μm以上に設定すれば、光学顕微鏡によって欠陥
層6の寸法Lを測定することが可能となる。
【0045】また、上記実施例では、図3に示すよう
に、凹部5のパターン形状を長方形としたので、欠陥層
6のパターン形状が台形となり、凹部5の大きさ及び欠
陥層6の大きさを必要最小の大きさとすることができ
る。これにより、SiC基板1の上面において無駄なス
ペース(膜厚t測定専用のスペース)の発生を極力防止
することができ、デバイス(チップ)作成に有利とな
る。
【0046】更に、上記実施例では、凹部5の長方形の
パターン形状の長辺の方向が、SiC基板1のオフ方向
Aに対してほぼ垂直となるように構成したので、欠陥層
6のパターン形状が台形状となり、凹部5の段差部に対
して垂直方向に延びる欠陥層6の長さLを測定すれば、
この測定した長さLに基づいて、ホモエピタキシャル膜
4の膜厚tを算出(測定)することができる。
【0047】図4は、本発明の第2の実施例を示すもの
である。第1の実施例と同一部分には、同一符号を付し
ている。この第2の実施例では、凹部7のパターン形状
を三角形とし、この三角形の長い一辺の方向を、SiC
基板1のオフ方向Aに対してほぼ垂直となるように構成
した。これにより、第2の実施例においても、第1の実
施例とほぼ同じパターン形状(即ち、台形状)の欠陥層
6が発生する。
【0048】そして、上述した以外の第2の実施例の構
成は、第1の実施例の構成と同じ構成となっている。従
って、第2の実施例においても、第1の実施例と同様な
作用効果を得ることができる。尚、凹部5、7のパター
ン形状は、長方形や三角形に限られるものではなく、他
の形状、例えば多角形としても良い。
【0049】図5は、本発明の第3の実施例を示すもの
である。第1の実施例と同一部分には、同一符号を付し
ている。この第3の実施例では、凹部5の長方形のパタ
ーン形状の長辺の方向を、SiC基板1のオフ方向Aに
対して傾けるように構成した。具体的には、上記長辺の
方向とSiC基板1のオフ方向Aとがなす角度をφとし
たときに、45度<φ<135度となるように構成し
た。このように構成すると、良好な欠陥層8を確実に形
成できることを実験により確認している。尚、角度φを
45度以下または135度以上に設定すると、欠陥層が
良好に形成されないことを実験により確認している。
【0050】そして、上記構成の場合も、図3に示す欠
陥層8の寸法Lを測定することにより、ホモエピタキシ
ャル膜4の膜厚tを算出することができる。尚、上述し
た以外の第3の実施例の構成は、第1の実施例の構成と
同じ構成となっている。従って、第3の実施例において
も、第1の実施例と同様な作用効果を得ることができ
る。
【0051】図6は、本発明の第4の実施例を示すもの
である。第1の実施例と同一部分には、同一符号を付し
ている。この第4の実施例では、凹部9のパターン形状
を、円形に設定した。この構成によれば、SiC基板1
のオフ方向Aが不明であっても、オフ方向Aと反対方向
に欠陥層10が発生する。このため、SiC基板1のオ
フ方向が判明する。そして、欠陥層10のオフ方向Aに
沿う方向の長さ寸法Lを測定し、この寸法Lに基づいて
ホモエピタキシャル膜4の膜厚を算出(測定)すること
ができる。
【0052】尚、上述した以外の第4の実施例の構成
は、第1の実施例の構成と同じ構成となっている。従っ
て、第4の実施例においても、第1の実施例と同様な作
用効果を得ることができる。
【0053】図7は、本発明の第5の実施例を示すもの
である。第1の実施例と同一部分には、同一符号を付し
ている。この第5の実施例では、図7に示すように、S
iC基板(SiCウエハ)1上に複数例えば4個の凹部
5を形成するように構成したものである。上述した以外
の第5の実施例の構成は、第1の実施例の構成と同じ構
成となっている。
【0054】従って、第5の実施例においても、第1の
実施例と同様な作用効果を得ることができる。特に、第
5の実施例によれば、凹部5をSiC基板1の上面に複
数個形成したので、製造工程の途中で、ホモエピタキシ
ャル膜4の複数の地点の膜厚を測定することができ、ホ
モエピタキシャル膜4の膜厚の分布異常を検知すること
が可能となる。
【0055】図8は、本発明の第6の実施例を示すもの
である。第1の実施例と同一部分には、同一符号を付し
ている。この第6の実施例では、図8に示すように、S
iC基板(SiCウエハ)1上におけるデバイスパター
ン以外の領域に、複数例えば5個の凹部5を形成するよ
うに構成したものである。上述した以外の第6の実施例
の構成は、第1の実施例の構成と同じ構成となってい
る。
【0056】従って、第6の実施例においても、第1の
実施例と同様な作用効果を得ることができる。特に、第
6の実施例によれば、製造工程の途中で、ホモエピタキ
シャル膜4の複数の地点の膜厚を測定することができ、
膜厚の分布異常を検知することができると共に、デバイ
スパターンに悪影響を与えることを防止できる。
【0057】図9及び図10は、本発明の第7の実施例
を示すものである。第1の実施例と同一部分には、同一
符号を付している。この第7の実施例では、図9に示す
ように、SiC基板1上に、複数例えば3個の長方形の
凹部5a、5b、5cを形成すると共に、これら複数の
凹部5a、5b、5cの長方形の長辺の長さを異ならせ
且つ近接させて配置するように構成した。この構成の場
合、3個の欠陥層6a、6b、6cの各パターン形状を
視認することによってホモエピタキシャル膜4の膜厚t
をほぼ推定することができる。
【0058】具体的には、まず、オフ角θが8度のSi
C基板1について、欠陥層6の長さ寸法Lと、ホモエピ
タキシャル膜4の膜厚tとの関係を調べ、下記の表1を
作成しておく。この場合、tanθ=t/Lが成り立
つ。
【0059】
【表1】
【0060】次に、ホモエピタキシャル膜4の膜厚tが
1.0μmのときに、欠陥層6のパターン形状が三角形
となる場合の凹部5の長さ寸法K(図10参照)を求め
る。この長さ寸法Kは、次の式で計算できる。
【0061】K=2×L×tanβ ここで、図10に示す角度βは、CVD成長条件で変化
するが、本出願人の実験の場合、例えば22度であった
ため、この条件でKを算出してみた。また、上記表1か
ら、膜厚tが1.0μmの場合、欠陥層6の長さ寸法L
は7.1μmとなる。従って、K=5.7μmが算出さ
れた。続いて、膜厚tが2.0μm、3.0μmの場合
の各Kをそれぞれ算出し、下記の表2を作成した。
【0062】
【表2】
【0063】そして、図9に示す3個の凹部5a、5
b、5cの各長さ寸法K1、K2、K3を、それぞれ1
7.2μm、11.5μm、5.7μmとすると、上記
表2から、下記の表3、即ち、判定表が得られる。
【0064】
【表3】
【0065】従って、図9に示す状態の場合には、ホモ
エピタキシャル膜4の膜厚tは、1.0μmより大き
く、2.0μm未満であることが見るだけで判明する。
即ち、このように構成すると、欠陥層6a、6b、6c
の長さを測定しなくても、複数の欠陥層6a、6b、6
cの各パターン形状によってホモエピタキシャル膜4の
膜厚tをほぼ正確に推定することができる。
【0066】一方、図11に示す本発明の第8の実施例
のように、複数例えば4個の凹部5d、5e、5f、5
gのパターン形状を長方形に形成すると共に、これら4
個の凹部5d、5e、5f、5gを異なる間隔で配置し
ても、欠陥層6d、6e、6f、6gの長さを測定しな
くても、隣接する凹部に欠陥層が接触するか否かを視認
することによってホモエピタキシャル膜4の膜厚tをほ
ぼ正確に推定することができる。
【0067】その理由は、図11に示す4個の凹部5
d、5e、5f、5gの各間隔寸法d1、d2、d3
を、それぞれ7.1μm、14.2μm、21.3μm
とすると、上記表2から、下記の表4、即ち、判定表が
得られる。
【0068】
【表4】
【0069】従って、図11に示す状態の場合には、ホ
モエピタキシャル膜4の膜厚tは、1.0μmより大き
く、2.0μm未満であることが見るだけで判明する。
即ち、このように構成すると、欠陥層6d、6e、6
f、6gの長さを測定しなくても、複数の欠陥層6d、
6e、6f、6gの各パターン形状を視認することによ
ってホモエピタキシャル膜4の膜厚tをほぼ正確に推定
することができる。
【0070】尚、上記各実施例においては、SiC基板
1の上面にホモエピタキシャル膜4の膜厚測定用の凹部
5、7、9等を形成するように構成したが、これに限ら
れるものではなく、膜厚測定用の凸部を形成するように
構成しても良い。この凸部を形成しても、凹部の場合と
同様にして、欠陥層が発生し、この欠陥層の長さ寸法L
を測定することに基づいてホモエピタキシャル膜4の膜
厚tを測定することができる。上記凸部のパターン形状
や突出寸法等は、凹部のパターン形状や深さ寸法等とほ
ぼ同様にして設定すれば良い。
【0071】また、上記各実施例においては、結晶形が
4HのSiC基板1に適用したが、これに限られるもの
ではなく、結晶形が6Hまたは15RのSiC基板に適
用しても良い。更に、SiC基板の構造をn−/n+構
造とした場合において、n−層をエピタキシーで形成す
るときに、上記膜厚測定用の凹部を形成しておけば、n
−層の面内膜厚異常を製造工程の途中で判別することが
可能となる。
【0072】図12及び図13は、本発明の第9の実施
例を示すものである。第1の実施例と同一部分には、同
一符号を付している。この第9の実施例では、凹部5の
内部にホモエピタキシャル膜を埋め込むように構成して
いる。
【0073】具体的には、図12(a)、(b)に示す
ように、例えばn−/n+構造のSiC基板11を用意
し、このSiC基板11(のn−層)の上面に凹部5を
形成する(工程1)。この場合、凹部5は、図13に示
すように、正方形状のパターン形状のものが複数個形成
されている。そして、正方形の凹部5の一辺の方向が、
SiC基板11のオフ方向Aとほぼ垂直となるように構
成されている。
【0074】続いて、図12(c)に示すように、Si
C基板11の上面にホモエピタキシーを実行して、例え
ばP型のホモエピタキシャル膜4と欠陥層6とを形成す
ると共に、上記ホモエピタキシャル膜4で凹部5を埋め
込む(工程2)。この場合、ホモエピタキシーの条件
は、第1の実施例の場合とほぼ同じであり(欠陥層6を
発生させるCVD成長条件)、膜厚だけを凹部5を埋め
込むことが可能な程度に設定している。
【0075】そして、上記欠陥層6の長さ寸法Lを測定
することにより、ホモエピタキシャル膜(即ち、埋め込
みエピ層)4の膜厚を測定する。そして、この膜厚の測
定により、凹部5内への埋め込みが完了しているか否か
を正確に判断することができる。
【0076】続いて、図12(d)に示すように、欠陥
層6が消失するまで,SiC基板11の上面を研磨(エ
ッチング)する(工程3)。この場合、欠陥層6が研磨
量の膜厚モニタとなるから、研磨量の制御が容易とな
る。これにより、オーバーエッチングを防止することが
できる。また、研磨のストップマークを形成する工程を
省略することができる。
【0077】尚、上述した以外の第9の実施例の構成
は、第1の実施例の構成と同じ構成となっている。従っ
て、第9の実施例においても、第1の実施例とほぼ同様
な作用効果を得ることができる。
【0078】図14は、本発明の第10の実施例を示す
ものである。第9の実施例と同一部分には、同一符号を
付している。この第10の実施例では、凹部5のパター
ン形状をほぼ6角形としたものである。そして、この6
角形の凹部5の一辺の方向が、SiC基板11のオフ方
向Aとほぼ垂直となるように構成している。上述した以
外の第10の実施例の構成は、第9の実施例の構成と同
じ構成となっている。従って、第10の実施例において
も、第9の実施例とほぼ同様な作用効果を得ることがで
きる。
【0079】図15は、本発明の第11の実施例を示す
ものである。第9の実施例と同一部分には、同一符号を
付している。この第11の実施例では、凹部5のパター
ン形状を円形としたものである。この構成の場合、Si
C基板11のオフ方向が不明であっても、欠陥層6を確
実に発生させることができる。
【0080】尚、上述した以外の第11の実施例の構成
は、第9の実施例の構成と同じ構成となっている。従っ
て、第11の実施例においても、第9の実施例とほぼ同
様な作用効果を得ることができる。
【0081】また、上記各実施例においては、半導体基
板として例えばSiC基板(即ち、SiC半導体装置)
に適用したが、これに代えて、通常のSi基板(即ち、
Si半導体装置)に適用しても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す半導体装置の製造
工程を示す図
【図2】SiC基板の破断斜視図
【図3】SiC基板の部分上面図
【図4】本発明の第2の実施例を示す図3相当図
【図5】本発明の第3の実施例を示す図3相当図
【図6】本発明の第4の実施例を示す図3相当図
【図7】本発明の第5の実施例を示すSiC基板全体の
上面図
【図8】本発明の第6の実施例を示す図7相当図
【図9】本発明の第7の実施例を示す図3相当図
【図10】図3相当図
【図11】本発明の第8の実施例を示す図9相当図
【図12】本発明の第9の実施例を示す図1相当図
【図13】SiC基板の上面図
【図14】本発明の第10の実施例を示す図13相当図
【図15】本発明の第11の実施例を示す図13相当図
【符号の説明】
1はSiC基板(半導体基板)、2はC軸、4はホモエ
ピタキシャル膜、5は凹部、6は欠陥層、7は凹部、8
は欠陥層、9は凹部、10は欠陥層、11はSiC基板
を示す。

Claims (31)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 オフ角のある半導体基板の上面にホモエ
    ピタキシャル膜を形成する構成を備えた半導体装置の製
    造方法において、 前記半導体基板の上面に凹部または凸部を形成する工程
    と、 前記半導体基板の上面にホモエピタキシーを実行してホ
    モエピタキシャル膜と欠陥層とを形成する工程と、 前記欠陥層のオフ方向の長さ寸法を測定することに基づ
    いて前記ホモエピタキシャル膜の膜厚を測定する工程と
    を備えたことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記半導体基板のオフ角を、前記半導体
    基板のC軸に対して1度以上10度以下に設定したこと
    を特徴とする請求項1記載の半導体装置の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記半導体基板は、結晶形が4H、6
    H、15RのSiC基板であることを特徴とする請求項
    1または2記載の半導体装置の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記凹部の深さ寸法または凸部の高さ寸
    法を0.1μm以上に設定したことを特徴とする請求項
    1ないし3のいずれかに記載の半導体装置の製造方法。
  5. 【請求項5】 前記凹部または凸部のパターン形状を、
    長方形に設定したことを特徴とする請求項1ないし4の
    いずれかに記載の半導体装置の製造方法。
  6. 【請求項6】 前記凹部または凸部の長方形のパターン
    形状の長辺の方向が、前記半導体基板のオフ方向に対し
    て45〜135度の範囲に収まるように構成したことを
    特徴とする請求項5記載の半導体装置の製造方法。
  7. 【請求項7】 前記凹部または凸部の長方形のパターン
    形状の長辺の方向が、前記半導体基板のオフ方向に対し
    てほぼ垂直となるように構成したことを特徴とする請求
    項6記載の半導体装置の製造方法。
  8. 【請求項8】 前記凹部または凸部のパターン形状を、
    円形に設定したことを特徴とする請求項1ないし4のい
    ずれかに記載の半導体装置の製造方法。
  9. 【請求項9】 前記凹部または凸部が、前記半導体基板
    の上面に複数形成されていることを特徴とする請求項1
    ないし8のいずれかに記載の半導体装置の製造方法。
  10. 【請求項10】 前記複数の凹部または凸部のパターン
    形状を長方形に形成すると共に、これら複数の凹部また
    は凸部の長方形の長辺の長さを異ならせ且つ近接させて
    配置したことを特徴とする請求項9記載の半導体装置の
    製造方法。
  11. 【請求項11】 前記複数の凹部または凸部のパターン
    形状を長方形に形成すると共に、これら複数の凹部また
    は凸部を異なる間隔で配置したことを特徴とする請求項
    9記載の半導体装置の製造方法。
  12. 【請求項12】 前記ホモエピタキシャル膜の膜厚を、
    50nm以上に設定したことを特徴とする請求項1ない
    し11のいずれかに記載の半導体装置の製造方法。
  13. 【請求項13】 オフ角のある半導体基板の上面に凹部
    または凸部を形成する工程と、 前記半導体基板の上面にホモエピタキシーを実行してホ
    モエピタキシャル膜と欠陥層とを形成する工程と、 前記欠陥層のオフ方向の長さ寸法を測定することに基づ
    いて前記ホモエピタキシャル膜の膜厚を測定する工程と
    を備えてなるエピタキシャル膜の膜厚測定方法。
  14. 【請求項14】 オフ角のある半導体基板の上面にホモ
    エピタキシャル膜を形成する構成を備えた半導体装置の
    製造方法において、 前記半導体基板の上面に凹部を形成する工程と、 前記半導体基板の上面にホモエピタキシーを実行してホ
    モエピタキシャル膜と欠陥層とを形成すると共に、前記
    ホモエピタキシャル膜で前記凹部を埋める工程と、 前記欠陥層が消失するまで前記半導体基板の上面を研磨
    する工程とを備えたことを特徴とする半導体装置の製造
    方法。
  15. 【請求項15】 前記半導体基板のオフ角を、前記半導
    体基板のC軸に対して1度以上10度以下に設定したこ
    とを特徴とする請求項14記載の半導体装置の製造方
    法。
  16. 【請求項16】 前記半導体基板は、結晶形が4H、6
    H、15RのSiC基板であることを特徴とする請求項
    14または15記載の半導体装置の製造方法。
  17. 【請求項17】 前記半導体基板の構造は、n−/n+
    構造であることを特徴とする請求項16記載の半導体装
    置の製造方法。
  18. 【請求項18】 前記凹部の深さ寸法を0.5μm以上
    に設定したことを特徴とする請求項14ないし17のい
    ずれかに記載の半導体装置の製造方法。
  19. 【請求項19】 前記凹部のパターン形状を、多角形に
    設定したことを特徴とする請求項14ないし18のいず
    れかに記載の半導体装置の製造方法。
  20. 【請求項20】 前記凹部の多角形のパターン形状の1
    つの辺の方向が、前記半導体基板のオフ方向に対してほ
    ぼ垂直となるように構成したことを特徴とする請求項1
    9記載の半導体装置の製造方法。
  21. 【請求項21】 前記凹部のパターン形状を、円形に設
    定したことを特徴とする請求項14ないし18のいずれ
    かに記載の半導体装置の製造方法。
  22. 【請求項22】 前記凹部が、前記半導体基板の上面に
    複数形成されていることを特徴とする請求項14ないし
    21のいずれかに記載の半導体装置の製造方法。
  23. 【請求項23】 オフ角のある半導体基板の上面に形成
    されたホモエピタキシャル膜を備えてなる半導体装置に
    おいて、 前記半導体基板の上面にステップフロー下流側が高くな
    るように形成された段差部と、 前記半導体基板の上面にホモエピタキシーを実行するこ
    とにより、形成されたホモエピタキシャル膜及び前記段
    差部から発生するように形成された欠陥層とを備えたこ
    とを特徴とする半導体装置。
  24. 【請求項24】 前記段差部は、前記半導体基板の上面
    に形成された凹部または凸部によって構成されているこ
    とを特徴とする請求項23記載の半導体装置。
  25. 【請求項25】 前記半導体基板のオフ角を、前記半導
    体基板のC軸に対して1度以上10度以下に設定したこ
    とを特徴とする請求項23または24記載の半導体装
    置。
  26. 【請求項26】 前記半導体基板は、結晶形が4H、6
    H、15RのSiC基板であることを特徴とする請求項
    23ないし25のいずれかに記載の半導体装置。
  27. 【請求項27】 前記凹部の深さ寸法または凸部の高さ
    寸法を0.1μm以上に設定したことを特徴とする請求
    項23ないし26のいずれかに記載の半導体装置。
  28. 【請求項28】 前記凹部または凸部のパターン形状
    を、長方形に設定したことを特徴とする請求項23ない
    し27のいずれかに記載の半導体装置。
  29. 【請求項29】 前記凹部または凸部のパターン形状
    を、円形に設定したことを特徴とする請求項23ないし
    27のいずれかに記載の半導体装置。
  30. 【請求項30】 前記段差部の方向は、前記半導体基板
    のオフ方向に対して45〜135度の範囲に収まるよう
    に構成したことを特徴とする請求項23ないし27のい
    ずれかに記載の半導体装置。
  31. 【請求項31】 前記段差部の方向が、前記半導体基板
    のオフ方向に対してほぼ垂直の範囲となるように構成し
    たことを特徴とする請求項23ないし27のいずれかに
    記載の半導体装置。
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