JP2003142055A - 商品訴求表示ラベル付き電池パック - Google Patents
商品訴求表示ラベル付き電池パックInfo
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- JP2003142055A JP2003142055A JP2001336441A JP2001336441A JP2003142055A JP 2003142055 A JP2003142055 A JP 2003142055A JP 2001336441 A JP2001336441 A JP 2001336441A JP 2001336441 A JP2001336441 A JP 2001336441A JP 2003142055 A JP2003142055 A JP 2003142055A
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/10—Energy storage using batteries
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- Packages (AREA)
- Battery Mounting, Suspending (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 充分な外装美観・表示が図られる簡易型の商
品訴求表示ラベル付き電池パックの提供。 【解決手段】 方向性ないし向きを揃えて並列的に配置
された複数個の電池１ａから成る電池群１と、前記電池
群１の外周面を一体的に被覆して電池シュリンク包装体
３を形成するシュリンクフィルム２と、前記電池シュリ
ンク包装体３の一主面側に一端側５ａが接合一体化６
し、他端側がシュリンク包装体３面に沿って自由端型に
延設され、かつ延設された領域５ｂ面が商品訴求表示ラ
ベル部を成している商品訴求表示ラベル５とを有するこ
とを特徴とする。
品訴求表示ラベル付き電池パックの提供。 【解決手段】 方向性ないし向きを揃えて並列的に配置
された複数個の電池１ａから成る電池群１と、前記電池
群１の外周面を一体的に被覆して電池シュリンク包装体
３を形成するシュリンクフィルム２と、前記電池シュリ
ンク包装体３の一主面側に一端側５ａが接合一体化６
し、他端側がシュリンク包装体３面に沿って自由端型に
延設され、かつ延設された領域５ｂ面が商品訴求表示ラ
ベル部を成している商品訴求表示ラベル５とを有するこ
とを特徴とする。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、商品訴求表示ラベ
ル付き電池パックに関する。
ル付き電池パックに関する。
【０００２】
【従来の技術】周知のように、一次電池及び二次電池の
各種電池が、携帯型電子機器類の電源として使用されて
いる。そして、この種の電池類は、使用機器、電圧、容
量、取扱方法、廃棄処分の手段などが異なるため、電池
の品種や商品名、取扱などを表示するラベルを電池の外
周面に貼着している。
各種電池が、携帯型電子機器類の電源として使用されて
いる。そして、この種の電池類は、使用機器、電圧、容
量、取扱方法、廃棄処分の手段などが異なるため、電池
の品種や商品名、取扱などを表示するラベルを電池の外
周面に貼着している。
【０００３】すなわち、アルカリ乾電池、マンガン乾電
池、ニッケルカドミウム二次電池、ニッケル水素二次電
池などは、共用性を考慮して、たとえば単３形や単４形
などサイズを共通化している。しかし、携帯型電子機器
類の高性能化、多機能化などに伴って、電源電池の用途
も制約されるなどし、電池の使い分け・選択に関心が及
んでいる。たとえばＰＤＡなどの駆動電源として、アル
カリ乾電池は適するが、同じサイズのマンガン乾電池は
適さない。あるいはデジタルカメラの駆動電源として、
ニッケル水素二次電池は適するが、同じサイズのアルカ
リ乾電池は電池寿命が極端に短く適さない。
池、ニッケルカドミウム二次電池、ニッケル水素二次電
池などは、共用性を考慮して、たとえば単３形や単４形
などサイズを共通化している。しかし、携帯型電子機器
類の高性能化、多機能化などに伴って、電源電池の用途
も制約されるなどし、電池の使い分け・選択に関心が及
んでいる。たとえばＰＤＡなどの駆動電源として、アル
カリ乾電池は適するが、同じサイズのマンガン乾電池は
適さない。あるいはデジタルカメラの駆動電源として、
ニッケル水素二次電池は適するが、同じサイズのアルカ
リ乾電池は電池寿命が極端に短く適さない。
【０００４】上記問題に対して、携帯型電子機器類の取
扱説明書などで、説明ないし指摘・推奨などなされてい
るが、実効性に問題がある。このようなトラブル発生防
止・解消の実効性を挙げるため、電池を製造・販売する
側での対策もいろいろ採られている。たとえばブリスタ
ーパックなどを使用する電池パッケージにおいては、パ
ッケージングされた電池の特徴、使い方、取扱注意など
とともに、使用に適する電子機器を表示して、消費者に
適正な情報を提供している。
扱説明書などで、説明ないし指摘・推奨などなされてい
るが、実効性に問題がある。このようなトラブル発生防
止・解消の実効性を挙げるため、電池を製造・販売する
側での対策もいろいろ採られている。たとえばブリスタ
ーパックなどを使用する電池パッケージにおいては、パ
ッケージングされた電池の特徴、使い方、取扱注意など
とともに、使用に適する電子機器を表示して、消費者に
適正な情報を提供している。
【０００５】図４（ａ），（ｂ）は、互いに異なる商品
訴求表示ラベル付き電池パックの要部構成をそれぞれ示
す透視的斜視図である。図４（ａ），（ｂ）において、
１は両端面が互いに異なる極性の電極端子を成し、かつ
方向性ないし向きを揃えて並列的に配置された複数個の
電池１ａから成る電池群、２は前記電池群１の外周面を
一体的に被覆するシュリンクパック（熱収縮性フィル
ム）で、電池シュリンク包装体３を構成している。４は
前記シュリンク包装体３の一主面に接合（張り合わせ）
一体化した商品訴求表示ラベルである。
訴求表示ラベル付き電池パックの要部構成をそれぞれ示
す透視的斜視図である。図４（ａ），（ｂ）において、
１は両端面が互いに異なる極性の電極端子を成し、かつ
方向性ないし向きを揃えて並列的に配置された複数個の
電池１ａから成る電池群、２は前記電池群１の外周面を
一体的に被覆するシュリンクパック（熱収縮性フィル
ム）で、電池シュリンク包装体３を構成している。４は
前記シュリンク包装体３の一主面に接合（張り合わせ）
一体化した商品訴求表示ラベルである。
【０００６】ここで、電池１ａは、たとえば単３形の円
筒状アルカリ乾電池で、その外周面には、メーカー名、
商品名、取扱注意などが印刷・表示されたラベル（図示
省略）が貼着されている。また、シュリンクパック２
は、たとえば透明性のポリ塩化ビニル樹脂など熱収縮性
樹脂を素材としたものであり、電池群１は、各電池１ａ
の方向・向きを揃えた配置構成を採り、その状態で外周
面を被覆して一体化し、電池シュリンク包装体３を形成
している。
筒状アルカリ乾電池で、その外周面には、メーカー名、
商品名、取扱注意などが印刷・表示されたラベル（図示
省略）が貼着されている。また、シュリンクパック２
は、たとえば透明性のポリ塩化ビニル樹脂など熱収縮性
樹脂を素材としたものであり、電池群１は、各電池１ａ
の方向・向きを揃えた配置構成を採り、その状態で外周
面を被覆して一体化し、電池シュリンク包装体３を形成
している。
【０００７】さらに、商品訴求表示ラベル４は、バーコ
ードなどの識別表示のみを目的として小形に設定した場
合（図４（ａ））と、商品訴求表示を重視して大形に設
定した場合（図４（ｂ））とがある（たとえば特開平１
０−１９４２４４号公報，特開平８−１４８１３４号公
報など）。なお、上記電池シュリンク包装体３は、シュ
リンク包装前に、もしくはシュリンク包装後に商品訴求
表示ラベル４を貼着している。
ードなどの識別表示のみを目的として小形に設定した場
合（図４（ａ））と、商品訴求表示を重視して大形に設
定した場合（図４（ｂ））とがある（たとえば特開平１
０−１９４２４４号公報，特開平８−１４８１３４号公
報など）。なお、上記電池シュリンク包装体３は、シュ
リンク包装前に、もしくはシュリンク包装後に商品訴求
表示ラベル４を貼着している。
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この種の商
品訴求表示ラベル付き電池パックにおいては、各電池１
ａの品種や商品名の表示ラベルだけでなく、商品訴求表
示ラベル付き電池シュリンク包装体３自体の美観・見栄
え・差別化なども重要な要素と成っている。特に、電池
１ａ自体のラベル表示、電池パックとしての美観・見栄
え・差別化の相関性は、電池の流通において重視され
る。
品訴求表示ラベル付き電池パックにおいては、各電池１
ａの品種や商品名の表示ラベルだけでなく、商品訴求表
示ラベル付き電池シュリンク包装体３自体の美観・見栄
え・差別化なども重要な要素と成っている。特に、電池
１ａ自体のラベル表示、電池パックとしての美観・見栄
え・差別化の相関性は、電池の流通において重視され
る。
【０００９】しかしながら、前記、従来の商品訴求表示
ラベル付き電池パックは、実用上、次のような不都合が
認められる。すなわち、この商品訴求表示ラベル付き電
池パックは、所謂棚置き型に展示されるため、必然的
に、商品訴求表示ラベル貼着面を上向きにして棚に載置
される。このとき、少なくとも商品訴求表示ラベル貼着
領域では、電池シュリンク包装体中の個々の電池１ａ外
周面に付設されたラベル表示の機能が阻害されることに
なり、電池シュリンク包装体内の電池１ａのメーカーや
品種などの視認が困難となる。
ラベル付き電池パックは、実用上、次のような不都合が
認められる。すなわち、この商品訴求表示ラベル付き電
池パックは、所謂棚置き型に展示されるため、必然的
に、商品訴求表示ラベル貼着面を上向きにして棚に載置
される。このとき、少なくとも商品訴求表示ラベル貼着
領域では、電池シュリンク包装体中の個々の電池１ａ外
周面に付設されたラベル表示の機能が阻害されることに
なり、電池シュリンク包装体内の電池１ａのメーカーや
品種などの視認が困難となる。
【００１０】したがって、シュリンク包装する段階で、
商品訴求表示ラベル貼着領域を考慮に入れて、ラベル付
き電池１ａ個々の向き・方向を調整する必要がある。そ
して、このようなラベル付き電池１ａ個々の向き・方向
の調整は、シュリンク包装作業の煩雑化となるだけでな
く、商品訴求表示ラベル付き電池パックとしの外観性と
のバランスなど問題を複雑化し、強いては、商品展示効
果を損なう恐れもある。つまり、商品訴求表示を重視す
るか、電池シュリンク包装体２中の電池１ａの視覚的表
示を重視するか、２者択一を迫られることになる。
商品訴求表示ラベル貼着領域を考慮に入れて、ラベル付
き電池１ａ個々の向き・方向を調整する必要がある。そ
して、このようなラベル付き電池１ａ個々の向き・方向
の調整は、シュリンク包装作業の煩雑化となるだけでな
く、商品訴求表示ラベル付き電池パックとしの外観性と
のバランスなど問題を複雑化し、強いては、商品展示効
果を損なう恐れもある。つまり、商品訴求表示を重視す
るか、電池シュリンク包装体２中の電池１ａの視覚的表
示を重視するか、２者択一を迫られることになる。
【００１１】上記問題に対して、シュリンク包装に先だ
って、並列的にラベル付き電池１ａを配置した電池群１
に、クランク状に折り曲げた商品訴求表示ラベルを挟み
込むことも提案されている（特開平６−１１０３８９号
公報）。すなわち、基材シートを左右領域に分け、右側
領域は一方の面に図柄など印刷し、左側領域は他方の面
に図柄など印刷した商品訴求表示ラベル構成とする。そ
して、右側の図柄が一方の面側に現れる一方、その面の
左側にラベル付き電池１ａが現れる。つまり、電池パッ
クの両面において、対称的に、商品訴求表示ラベル及び
電池１ａ自体のラベルが現れるようにしたものである。
って、並列的にラベル付き電池１ａを配置した電池群１
に、クランク状に折り曲げた商品訴求表示ラベルを挟み
込むことも提案されている（特開平６−１１０３８９号
公報）。すなわち、基材シートを左右領域に分け、右側
領域は一方の面に図柄など印刷し、左側領域は他方の面
に図柄など印刷した商品訴求表示ラベル構成とする。そ
して、右側の図柄が一方の面側に現れる一方、その面の
左側にラベル付き電池１ａが現れる。つまり、電池パッ
クの両面において、対称的に、商品訴求表示ラベル及び
電池１ａ自体のラベルが現れるようにしたものである。
【００１２】この両面型商品訴求表示ラベル付き電池パ
ックは、商品訴求表示及び電池シュリンク包装体３の電
池１ａの視覚的表示が同時に行われという利点がある。
しかし、商品訴求表示ラベルは、基材シートを左右領域
に分け、かつ一方の面もしくは他方の面に、向き・方向
を揃えて図柄など印刷した構成を採るため、その製作作
業が煩雑化などし、コストアップを招来する。また、商
品訴求表示ラベルにおける図柄などの印刷領域も制約さ
れるため、需用者に充分理解できるような表示を行うこ
とも困難である。
ックは、商品訴求表示及び電池シュリンク包装体３の電
池１ａの視覚的表示が同時に行われという利点がある。
しかし、商品訴求表示ラベルは、基材シートを左右領域
に分け、かつ一方の面もしくは他方の面に、向き・方向
を揃えて図柄など印刷した構成を採るため、その製作作
業が煩雑化などし、コストアップを招来する。また、商
品訴求表示ラベルにおける図柄などの印刷領域も制約さ
れるため、需用者に充分理解できるような表示を行うこ
とも困難である。
【００１３】本発明は、上記事情に対処してなされたも
ので、充分な外装美観・表示が図られる簡易型の商品訴
求表示ラベル付き電池パックの提供を目的とする。
ので、充分な外装美観・表示が図られる簡易型の商品訴
求表示ラベル付き電池パックの提供を目的とする。
【００１４】
【課題を解決するための手段】請求項１の発明は、方向
性ないし向きを揃えて並列的に配置された複数個の電池
から成る電池群と、前記電池群の外周面を一体的に被覆
して電池シュリンク包装体を形成するシュリンクフィル
ムと、前記電シュリンク包装体の一主面に一端側が接合
一体化し、他端側がシュリンク包装体面に沿って自由端
型に延設され、かつ延設された領域面が商品訴求表示ラ
ベル部を成している商品訴求表示ラベルとを有すること
を特徴とする商品訴求表示ラベル付き電池パックであ
る。
性ないし向きを揃えて並列的に配置された複数個の電池
から成る電池群と、前記電池群の外周面を一体的に被覆
して電池シュリンク包装体を形成するシュリンクフィル
ムと、前記電シュリンク包装体の一主面に一端側が接合
一体化し、他端側がシュリンク包装体面に沿って自由端
型に延設され、かつ延設された領域面が商品訴求表示ラ
ベル部を成している商品訴求表示ラベルとを有すること
を特徴とする商品訴求表示ラベル付き電池パックであ
る。
【００１５】請求項２の発明は、請求項１記載の商品訴
求表示ラベル付き電池パックにおいて、電池シュリンク
包装体面に対する商品訴求表示ラベルの接合端部が最外
側電池の端子面中心から垂直に下げた線を基準にして商
品訴求表示ラベル部側に向かって３０〜９０°の範囲で
あることを特徴とする。
求表示ラベル付き電池パックにおいて、電池シュリンク
包装体面に対する商品訴求表示ラベルの接合端部が最外
側電池の端子面中心から垂直に下げた線を基準にして商
品訴求表示ラベル部側に向かって３０〜９０°の範囲で
あることを特徴とする。
【００１６】請求項１及び２の発明は、簡易型の商品訴
求表示ラベル付きの電池パックにおいて、パック化され
た電池（商品）自体の効果的な視認・判別と、効果的な
いし適正な商品訴求表示との整合性を鋭意検討した結果
に基づいてなされたものである。すなわち、商品訴求表
示ラベルの貼着・付設に当たり、電池シュリンク包装体
の一主面に一端側を接合一体化する一方、電池シュリン
ク包装体面に沿って他端側を自由端型に延設させ、この
延設させた領域面を商品訴求表示ラベル部として機能さ
せる構成を採ることを骨子とする。
求表示ラベル付きの電池パックにおいて、パック化され
た電池（商品）自体の効果的な視認・判別と、効果的な
いし適正な商品訴求表示との整合性を鋭意検討した結果
に基づいてなされたものである。すなわち、商品訴求表
示ラベルの貼着・付設に当たり、電池シュリンク包装体
の一主面に一端側を接合一体化する一方、電池シュリン
ク包装体面に沿って他端側を自由端型に延設させ、この
延設させた領域面を商品訴求表示ラベル部として機能さ
せる構成を採ることを骨子とする。
【００１７】そして、この構成を採った場合、パック化
された電池（商品）自体の効果的な視認・判別、及び効
果的ないし適正な商品訴求表示が容易に確保できること
を見出して、上記発明に至ったものである。なお、この
構成において、電池シュリンク包装体面に対する商品訴
求表示ラベルの接合端部を、最外側電池の端子面中心か
ら垂直に下げた線を基準にして商品訴求表示ラベル部側
に向かって３０〜９０°、より好ましくは４５〜７０°
の範囲に設定すると、棚置きしたときに、より確実に商
品訴求表示ラベル部が見やすい向きが確保される。
された電池（商品）自体の効果的な視認・判別、及び効
果的ないし適正な商品訴求表示が容易に確保できること
を見出して、上記発明に至ったものである。なお、この
構成において、電池シュリンク包装体面に対する商品訴
求表示ラベルの接合端部を、最外側電池の端子面中心か
ら垂直に下げた線を基準にして商品訴求表示ラベル部側
に向かって３０〜９０°、より好ましくは４５〜７０°
の範囲に設定すると、棚置きしたときに、より確実に商
品訴求表示ラベル部が見やすい向きが確保される。
【００１８】請求項１及び２の発明において、電池群を
シュリンク包装するシュリンクフィルムは、たとえばポ
リエチレンテレフタレート、ポリエチレンフィルム、放
射線ポリエチレンフィルム、ポリ塩化ビニルフィルム、
ポリエステルフィルム、エチレン−酢酸ビニル共重合体
フィルムなど、一軸方向もしくは二軸方向に延伸処理し
た透明性の熱収縮性で形成される。つまり、一般的に、
透明性のシュリンク包装に使用されているフィルム状の
シュリンク包装材なら、特に、限定されない。
シュリンク包装するシュリンクフィルムは、たとえばポ
リエチレンテレフタレート、ポリエチレンフィルム、放
射線ポリエチレンフィルム、ポリ塩化ビニルフィルム、
ポリエステルフィルム、エチレン−酢酸ビニル共重合体
フィルムなど、一軸方向もしくは二軸方向に延伸処理し
た透明性の熱収縮性で形成される。つまり、一般的に、
透明性のシュリンク包装に使用されているフィルム状の
シュリンク包装材なら、特に、限定されない。
【００１９】また、商品訴求表示ラベルは、たとえばコ
ート紙やアート紙などの紙類、ポリ塩化ビニル樹脂やポ
リプロピレン樹脂などのプラスチック類を素材としたも
のである。ここで、商品訴求表示ラベルの厚さは、保形
性などの点から、５０〜１５０μｍ、好ましくは９０〜
１００μｍ程度である。なお、商品訴求表示ラベルは、
シュリンク包装体の一主面に張り合わせ・接合一体化す
る部分の大きさを、シュリンク包装体の一主面より小さ
く設定してもよい。つまり、所要の接合一体化を形成で
きるならば特に限定されない。一般的には、シュリンク
包装した電池の大きさや数などを考慮して決める。
ート紙やアート紙などの紙類、ポリ塩化ビニル樹脂やポ
リプロピレン樹脂などのプラスチック類を素材としたも
のである。ここで、商品訴求表示ラベルの厚さは、保形
性などの点から、５０〜１５０μｍ、好ましくは９０〜
１００μｍ程度である。なお、商品訴求表示ラベルは、
シュリンク包装体の一主面に張り合わせ・接合一体化す
る部分の大きさを、シュリンク包装体の一主面より小さ
く設定してもよい。つまり、所要の接合一体化を形成で
きるならば特に限定されない。一般的には、シュリンク
包装した電池の大きさや数などを考慮して決める。
【００２０】さらに、電池シュリンク包装体に対する商
品訴求表示ラベルの接合一体化は、生産性などを考慮
し、主に感圧性接着剤が用いられ。ここで、感圧性接着
剤としては、たとえばゴム系、アクリル系、スチレンブ
タジエン系共重合体、スチレンイソプレン系共重合体な
どが挙げられる。
品訴求表示ラベルの接合一体化は、生産性などを考慮
し、主に感圧性接着剤が用いられ。ここで、感圧性接着
剤としては、たとえばゴム系、アクリル系、スチレンブ
タジエン系共重合体、スチレンイソプレン系共重合体な
どが挙げられる。
【００２１】
【発明の実施態様】以下、図１（ａ），（ｂ）、図２及
び図３を参照して実施例を説明する。
び図３を参照して実施例を説明する。
【００２２】先ず、図１（ａ）に概略構成委を斜視的に
示す商品訴求表示ラベル５、及び電池シュリンク包装体
３を用意する。ここで、商品訴求表示ラベル５は、厚さ
９０μｍ程度のポリエチレンテレフタレートフィルム製
で、接着剤層６を介して電池シュリンク包装体３に接合
一体化する領域５ａと、商品訴求表示が印刷された商品
訴求表示ラベルラベル部５ｂとに分けられている。
示す商品訴求表示ラベル５、及び電池シュリンク包装体
３を用意する。ここで、商品訴求表示ラベル５は、厚さ
９０μｍ程度のポリエチレンテレフタレートフィルム製
で、接着剤層６を介して電池シュリンク包装体３に接合
一体化する領域５ａと、商品訴求表示が印刷された商品
訴求表示ラベルラベル部５ｂとに分けられている。
【００２３】一方、電池シュリンク包装体３は、たとえ
ばＪＩＳ規格ＬＲ６形（単３形）のアルカリ電池１ａ複
数本を、厚さが２５μｍ程度である透明性のポリ塩化ビ
ニル樹脂系シュリンクフィルム２で、シュリンク包装し
たものである。つまり、前記電池１ａを向き・方向を揃
えて並列的に配置した電極群１とする一方、その並列電
極群１の外周面に、両端面から突出させシュリンクフィ
ルム２を被覆し、このシュリンクフィルムで被覆した
後、１５０〜２００℃程度の高温温風を両主面方向に数
秒間吹き付けて、電池群１をシュリンク包装したもので
ある。
ばＪＩＳ規格ＬＲ６形（単３形）のアルカリ電池１ａ複
数本を、厚さが２５μｍ程度である透明性のポリ塩化ビ
ニル樹脂系シュリンクフィルム２で、シュリンク包装し
たものである。つまり、前記電池１ａを向き・方向を揃
えて並列的に配置した電極群１とする一方、その並列電
極群１の外周面に、両端面から突出させシュリンクフィ
ルム２を被覆し、このシュリンクフィルムで被覆した
後、１５０〜２００℃程度の高温温風を両主面方向に数
秒間吹き付けて、電池群１をシュリンク包装したもので
ある。
【００２４】次いで、上記商品訴求表示ラベル５の電池
シュリンク包装体３に接合一体化する領域５ａに、たと
えばアクリル系接着剤６を塗布し、この接着剤塗布層６
面に、前記電池シュリンク包装体３を位置決め配置し、
電池シュリンク包装体３に対して商品訴求表示ラベル５
の接合一体化する領域５ａを接合（張り合わせ）するこ
とにより、所要の簡易型・商品訴求表示ラベル付き電池
パックが構成される。
シュリンク包装体３に接合一体化する領域５ａに、たと
えばアクリル系接着剤６を塗布し、この接着剤塗布層６
面に、前記電池シュリンク包装体３を位置決め配置し、
電池シュリンク包装体３に対して商品訴求表示ラベル５
の接合一体化する領域５ａを接合（張り合わせ）するこ
とにより、所要の簡易型・商品訴求表示ラベル付き電池
パックが構成される。
【００２５】なお、上記電池シュリンク包装体３に対
し、商品訴求表示ラベル５を接合（張り合わせ）一体化
するに当たり、図２に側面的に示すように、商品訴求表
示ラベル５の接合端部（境目）５ｃが、電池シュリンク
包装体３の最外側電池１ａ′の端子面中心から垂直に下
げた線Ａを基準にして商品訴求表示ラベル部５ｂ側に向
かって（矢印方向）３０〜９０°、好ましくは４５〜７
０°の範囲に選択・設定するとよい。すなわち、上記の
ように設定すると、棚置き型に展示したときに、商品訴
求表示ラベル部の立ち上がり向き・角度が見やすい状態
をより確実に採り易いからである。
し、商品訴求表示ラベル５を接合（張り合わせ）一体化
するに当たり、図２に側面的に示すように、商品訴求表
示ラベル５の接合端部（境目）５ｃが、電池シュリンク
包装体３の最外側電池１ａ′の端子面中心から垂直に下
げた線Ａを基準にして商品訴求表示ラベル部５ｂ側に向
かって（矢印方向）３０〜９０°、好ましくは４５〜７
０°の範囲に選択・設定するとよい。すなわち、上記の
ように設定すると、棚置き型に展示したときに、商品訴
求表示ラベル部の立ち上がり向き・角度が見やすい状態
をより確実に採り易いからである。
【００２６】図３は、上記商品訴求表示ラベル付き電池
パックを棚置き型に、展示した状態を示す側面図であ
る。この展示形態から分かるように、いずれの場合も商
品訴求表示ラベル部５ｂが立ち上がり傾斜面をなしてお
り、正面側からの視認角度も適正的で、商品訴求表示が
見やすく、また、電池シュリンク包装体３における電池
群１も全体的に視認できる。
パックを棚置き型に、展示した状態を示す側面図であ
る。この展示形態から分かるように、いずれの場合も商
品訴求表示ラベル部５ｂが立ち上がり傾斜面をなしてお
り、正面側からの視認角度も適正的で、商品訴求表示が
見やすく、また、電池シュリンク包装体３における電池
群１も全体的に視認できる。
【００２７】この並列的な展示に対して、展示の自由度
などを挙げるため、たとえば商品訴求表示ラベル部５ｂ
を重ねる形態に、商品訴求表示ラベル付き電池パックを
ズラシ形に積層して棚置き型展示した場合（省スペース
化）でも、正面側からの視認角度も適正的で、商品訴求
表示が見やすく、また、電池シュリンク包装体３におけ
る電池群１も全体的に視認できる。つまり、棚置き型展
示において、通常、採られる展示形態では、パック化さ
れた電池（商品）１ａ自体の効果的な視認・判別と、効
果的ないし適正な商品訴求表示との整合した機能を呈す
る。
などを挙げるため、たとえば商品訴求表示ラベル部５ｂ
を重ねる形態に、商品訴求表示ラベル付き電池パックを
ズラシ形に積層して棚置き型展示した場合（省スペース
化）でも、正面側からの視認角度も適正的で、商品訴求
表示が見やすく、また、電池シュリンク包装体３におけ
る電池群１も全体的に視認できる。つまり、棚置き型展
示において、通常、採られる展示形態では、パック化さ
れた電池（商品）１ａ自体の効果的な視認・判別と、効
果的ないし適正な商品訴求表示との整合した機能を呈す
る。
【００２８】本発明は、上記実施例に限定されるもので
なく、発明の主旨を逸脱しない範囲でいろいろの変形を
採ることができる。たとえば電池の種類、並列化する
数、シュリンクパッケージフィルムの材質、商品訴求表
示ラベルの材質、形状・寸法など適宜選択しても支障な
い。
なく、発明の主旨を逸脱しない範囲でいろいろの変形を
採ることができる。たとえば電池の種類、並列化する
数、シュリンクパッケージフィルムの材質、商品訴求表
示ラベルの材質、形状・寸法など適宜選択しても支障な
い。
【００２９】
【発明の効果】請求項１及び２の発明によれば、生産性
や材料費などの点を含めて低コスト化が可能な簡易型電
池パックにおいて、棚置き型展示において、電池（商
品）自体の効果的な視認・判別、及び商品訴求表示の効
果的ないし適正な伝達を行えるので、消費者（需用者）
の適切な商品選択に大きく寄与する。
や材料費などの点を含めて低コスト化が可能な簡易型電
池パックにおいて、棚置き型展示において、電池（商
品）自体の効果的な視認・判別、及び商品訴求表示の効
果的ないし適正な伝達を行えるので、消費者（需用者）
の適切な商品選択に大きく寄与する。
【図１】（ａ）は実施例に係る商品訴求表示ラベル付き
電池パックに付設された商品訴求表示ラベルの概略構成
を示す斜視図、（ｂ）は実施例に係る商品訴求表示ラベ
ル付き電池パックの概略構成を示す斜視図。
電池パックに付設された商品訴求表示ラベルの概略構成
を示す斜視図、（ｂ）は実施例に係る商品訴求表示ラベ
ル付き電池パックの概略構成を示す斜視図。
【図２】実施例に係る商品訴求表示ラベル付き電池パッ
クの概略構成を示す側面図。
クの概略構成を示す側面図。
【図３】実施例に係る商品訴求表示ラベル付き電池パッ
クの棚置き型展示例を示す側面図。
クの棚置き型展示例を示す側面図。
【図４】（ａ），（ｂ）は従来の商品訴求表示ラベル付
き電池パックの異なる構成例を示す斜視図。
き電池パックの異なる構成例を示す斜視図。
１……電池群
１ａ……電池
２……シュリンクパック
３……電池シュリンク包装体
４，５……商品訴求表示ラベル
５ａ……張り合わせ領域
５ｂ……商品訴求表示ラベル部
５ｃ……接合一体化の境目
６……接着剤層
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
Ｆターム(参考） 3E067 AA22 AB32 AC03 AC11 BA20A
BB14A BC06A CA01 EE04
EE09 EE21 EE31 FA01 FB01
FC01
5H040 AA25 AS12 AT01 AY07 AY08
GG11 GG17
Claims (2)
- 【請求項１】 方向性ないし向きを揃えて並列的に配置
された複数個の電池から成る電池群と、前記電池群の外
周面を一体的に被覆して電池シュリンク包装体を形成す
るシュリンクフィルムと、前記電池シュリンク包装体の
一主面に一端側が接合一体化し、他端側がシュリンク包
装体面に沿って自由端型に延設され、かつ延設された領
域面が商品訴求表示ラベル部を成している商品訴求表示
ラベルと、を有することを特徴とする商品訴求表示ラベ
ル付き電池パック。 - 【請求項２】 電池シュリンク包装体面に対する商品訴
求表示ラベルの接合端部が最外側電池の端子面中心から
垂直に下げた線を基準にして商品訴求表示ラベル部側に
向かって３０〜９０°の範囲であることを特徴とする請
求項１記載の商品訴求表示ラベル付き電池パック。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001336441A JP3919501B2 (ja) | 2001-11-01 | 2001-11-01 | 商品訴求表示ラベル付き電池パック |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001336441A JP3919501B2 (ja) | 2001-11-01 | 2001-11-01 | 商品訴求表示ラベル付き電池パック |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003142055A true JP2003142055A (ja) | 2003-05-16 |
| JP3919501B2 JP3919501B2 (ja) | 2007-05-30 |
Family
ID=19151266
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001336441A Expired - Fee Related JP3919501B2 (ja) | 2001-11-01 | 2001-11-01 | 商品訴求表示ラベル付き電池パック |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3919501B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE102010001190A1 (de) | 2010-01-25 | 2011-07-28 | Krones Ag, 93073 | Verfahren und Verpackungsfolie zum Etikettieren und Verpacken von Gefäßen |
| CN102751464A (zh) * | 2011-12-30 | 2012-10-24 | 东莞新能德科技有限公司 | 一种电池组及其制备方法 |
| JP2015006911A (ja) * | 2013-06-26 | 2015-01-15 | 株式会社フジシールインターナショナル | 包装体 |
| JP2022523953A (ja) * | 2019-10-10 | 2022-04-27 | エルジー エナジー ソリューション リミテッド | 電池モジュールおよびこれを含む電池パック |
-
2001
- 2001-11-01 JP JP2001336441A patent/JP3919501B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE102010001190A1 (de) | 2010-01-25 | 2011-07-28 | Krones Ag, 93073 | Verfahren und Verpackungsfolie zum Etikettieren und Verpacken von Gefäßen |
| CN102751464A (zh) * | 2011-12-30 | 2012-10-24 | 东莞新能德科技有限公司 | 一种电池组及其制备方法 |
| JP2015006911A (ja) * | 2013-06-26 | 2015-01-15 | 株式会社フジシールインターナショナル | 包装体 |
| JP2022523953A (ja) * | 2019-10-10 | 2022-04-27 | エルジー エナジー ソリューション リミテッド | 電池モジュールおよびこれを含む電池パック |
| JP7395228B2 (ja) | 2019-10-10 | 2023-12-11 | エルジー エナジー ソリューション リミテッド | 電池モジュールおよびこれを含む電池パック |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3919501B2 (ja) | 2007-05-30 |
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