JP2003141296A - くじ運用システムのサーバ、及びくじ情報が印刷された印刷媒体 - Google Patents

くじ運用システムのサーバ、及びくじ情報が印刷された印刷媒体

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JP2003141296A JP2001333417A JP2001333417A JP2003141296A JP 2003141296 A JP2003141296 A JP 2003141296A JP 2001333417 A JP2001333417 A JP 2001333417A JP 2001333417 A JP2001333417 A JP 2001333417A JP 2003141296 A JP2003141296 A JP 2003141296A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来のWebページを利用した「くじシステ
ム」では、商品に添付された「抽選ID」のみを入力す
るので、抽選番号をランダムに入力される恐れがある。
また、「抽選ID」を複数回入力し複数回の抽選を行う
ことができるが、複数回の抽選を関連づけてユーザへサ
ービスを提供するようなシステムには対応していない。 【解決手段】「くじ運用システム」のサーバ20では、
Webページ21を介して、くじ1の抽選番号3をユー
ザの端末11から受け取り当選判定を行い、くじが当た
りの場合には、さらにチェックID4の情報をユーザ1
0の端末11から受け取りチェックする。また、「はず
れ」の場合には、予めユーザ10が登録したユーザID
を基に商品購入履歴の情報をデータベースに登録し、ユ
ーザ10の次の「くじ」の抽選の際に、商品購入履歴の
情報に応じて当選確率を上昇させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、くじが印刷された
印刷媒体、くじ運用システムのサーバに関し、特に、物
理的なくじが印刷された媒体とネットワークをつなぎ、
普段インターネットや電子メールを利用しないユーザに
もホームページへのアクセスを喚起すると共に、抽選番
号の入力の負担の軽減とくじの不正使用の防止を図り得
る、くじ運用システムのサーバ、及びくじ情報が印刷さ
れた印刷媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から「くじ」と言えば、紙などの物
理的な媒体を使用した「くじ」が一般的であったが、近
年インターネットの普及等ネットワークの発達により、
電子メールやWebページを利用した「くじシステム」
のようなネットワークを介した「くじ」も発明されてい
る。
【0003】例えば、特開2001−76066号公報
「電子メールを利用したくじシステム」に開示された発
明は、Webページ上で行われる宝くじ(スピードく
じ)、懸賞等のためのシステムであり、電子メールにユ
ニークなアクセス・キー(電子メール・アドレス(I
D)、アクセス・キーワード、URL)を発行し、その
アクセス・キーによって抽選結果の判定を行い、これに
よって、従来のインターネット・ホームページ上におけ
る懸賞とは異なり、当落の結果が一定期間を置くことな
く瞬時にわかるとともに、主催者側が懸賞応募者を事前
に限定することができるようにした発明である。
【0004】この発明は、インターネット上のWebペ
ージへのアクセスを喚起することを目的として用いられ
ている。しかし、この方法では「くじ」を利用するユー
ザはインターネット又は電子メールを利用していること
が前提となっており、普段それらを利用しない人にホー
ムページへのアクセスを喚起することは困難である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記課題に
鑑みてなされたものであり、物理的な「くじ」に記載さ
れた抽選番号を用いてネットワークを通じて抽選を行う
ことで、普段インターネットや電子メールを利用しない
ユーザにもホームページへのアクセスを喚起すると共
に、Webページへの抽選番号の入力の負担を軽減し、
またくじの不正使用の防止を図り、さらにユーザに継続
的な商品購入を促すことができる、くじ運用システムの
サーバ、及びくじ情報が印刷された印刷媒体を提供する
ことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述した課題
を解決すべくなされたもので、請求項1の発明は、ユー
ザの端末とネットワークを介して接続され、ユーザに提
供された、くじの抽選番号と、くじ運用システムのサー
バのWebページアドレスとからなるくじ情報が印刷さ
れたくじを用いて抽選を行う、くじ運用システムのサー
バであって、ユーザの端末にWebページを提供するW
ebページ表示手段と、ユーザの端末にて入力された、
くじの抽選番号を受け取る抽選番号受付手段と、前記く
じの抽選番号について、くじの不正使用が行われていな
いかを確認する不正チェック手段と、前記くじの抽選番
号に基づいて、当落を判定する当選判定手段とを具備す
ることを特徴とするくじ運用システムのサーバとしたも
のである。
【0007】本発明の構成により、くじ運用システムの
サーバでは、Webページを介して、くじの抽選番号を
ユーザの端末から受け取り、くじの不正使用が行われて
いないかを確認する。そして、くじの当選判定を行う。
これにより、物理的な「くじ」に記載された抽選番号を
用いてネットワークを通じて抽選を行うことで、「く
じ」が印刷された物理的な媒体とネットワークとを関連
づけ、普段インターネットや電子メールを利用しないユ
ーザに対して、ホームページへのアクセスを喚起するこ
とができる。
【0008】また、請求項2の発明は、前記くじには、
さらに、チェックIDを含むくじ情報が印刷されてお
り、前記不正チェック手段は、前記チェックIDに基づ
いて、くじの不正使用が行われていないかを確認するこ
とを特徴とする請求項1に記載のくじ運用システムのサ
ーバとしたものである。
【0009】本発明の構成により、くじ運用システムの
サーバでは、Webページを介して、くじの抽選番号を
ユーザの端末から受け取り当選判定を行うと共に、さら
にチェックIDの情報により、「くじ」の不正使用をチ
ェックする。これにより、抽選番号はユーザが比較的入
力しやすい桁数の番号とし、くじが当選した場合にのみ
チェックIDをユーザが入力するようにし、抽選番号を
ランダムに入力するランダム攻撃にも強く、かつユーザ
がアクセスしやすい「くじ運用システム」を実現するこ
とができる。
【0010】また、請求項3の発明は、前記くじ運用シ
ステムのサーバには、さらに、ユーザからの会員登録を
受け付け、ユーザの識別記号であるユーザIDを発行
し、ユーザの端末に通知するユーザID発行手段と、前
記当選判定手段の判定結果により、くじがはずれた場合
には、前記抽選番号とユーザIDを対応づけて記録する
手段と、前記対応づけて記録された前記抽選番号とユー
ザIDと、ユーザが入力したくじの抽選番号とを組み合
わせて当選確率を変動させる当選確率変更手段とを具備
することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の
くじ運用システムのサーバとしたものである。
【0011】本発明の構成により、くじ運用システムの
サーバでは、予めユーザを会員登録し、くじの抽選番号
とユーザIDをユーザの端末から受け取り当選判定を行
う。また、くじが「はずれ」の場合には、抽選番号とユ
ーザIDを対応づけて、ユーザのくじ応募履歴情報(商
品購入履歴情報にもなる)をデータベースに記録し、ユ
ーザの「くじ引き」の際に、ユーザのくじ応募履歴情報
に応じて当選確率を上げたり、今回のくじの抽選番号と
前回までのくじの抽選番号とを組み合わせてユーザに有
利になるような抽選方法を使用する。これにより、1つ
の「くじ」につき1回ごとに抽選を行うが、くじの応募
回数が増える程、くじが当たる確率が高くなる。このた
め、ユーザに商品の継続的な購入を促すことができる。
また、ユーザIDの確認により、くじの不正使用を防ぎ
やすくなる。
【0012】また、請求項4の発明は、前記くじ運用シ
ステムのサーバには、さらに、くじの種類と、そのくじ
が添付または記載された商品とを関連づけて記録した商
品リスト情報と、前記当選判定手段の判定結果により、
はずれたくじに基づいて、前記商品リスト情報から、つ
ぎのくじを入手するための商品リストを生成する商品リ
スト生成手段とを具備することを特徴とする請求項1か
ら3のいずれかに記載のくじ運用システムのサーバとし
たものである。
【0013】本発明の構成により、くじ運用システムの
サーバでは予めユーザを会員登録しユーザIDを発行す
る。また、くじの抽選番号とユーザIDをユーザの端末
から受け取り当選判定を行い、くじが「はずれ」の場合
には、次に入手すべき「くじ」が添付された商品リスト
をユーザの端末に提示する。ユーザが次回の「くじ引
き」の際に、商品リストに提示された商品の「くじ」を
使用した場合には、当選確率を上げる。これにより、商
品リストで提示した商品の販売が促進される。また、ユ
ーザがどの商品を選択したかを分析することにより、ユ
ーザが購入する商品の購買傾向のデータが得られる。
【0014】また、請求項5の発明は、ユーザの端末
と、くじ運用システムのサーバとがネットワークを介し
て接続されたくじ運用システムにおいて使用されるくじ
情報が印刷された印刷媒体であって、くじの抽選番号
と、くじ運用システムのサーバのWebアドレスとが印
刷されたことを特徴とするくじ情報が印刷された印刷媒
体としたものである。
【0015】本発明の構成により、くじ運用システムで
は、抽選番号と、くじ運用システムのサーバのWebペ
ージのURL(Uniform Resource Locator)とが印刷さ
れた媒体を使用する。これにより、物理的な「くじ」に
記載された抽選番号を用いてネットワークを通じて抽選
を行うことで、「くじ」が印刷された物理的な媒体とネ
ットワークとを関連づけ、普段インターネットや電子メ
ールを利用しないユーザに対してホームページへのアク
セスを喚起することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】[第1の実施の形態]図1は、本
発明による「くじ運用システム」の概要を示す図その1
であり、図1において、ユーザ10の端末11と「くじ
運用システム」のサーバ20はネットワークを介して接
続され、ユーザ10は「くじ1」を入手し、ユーザ10
は「くじ運用システム」のサーバ20にアクセスして
「くじ1」による「くじ引き」を行う。なお、図1は、
くじ1に印刷されたチェックID(発行元がくじの不正
防止のために使用するID)4を使用しない例である。
以下、図1を基に全体の動作の流れについて説明する。 (1)「くじ1」の発行元(通常は商品の製造業者や販
売業種)は、「抽選番号3」と「Webページアドレス
2」と「チェックID4」などのくじ情報が印刷された
「くじ1」を街頭や商店を通じて、あるいは商品に添付
して配布する(矢付線a)。この「くじ1」を商品を通
じて配布する場合は、商品のパッケージの内部に挿入
し、「くじ1」に印刷された抽選番号3などを外部から
読み取ることができないようにする。なお、「くじ1」
には、図3に示すように、「抽選番号3」と「Webペ
ージアドレス(URL)2」、及び「チェックID4」
が「くじ1」の媒体上に印刷されるが、この媒体は必ず
しもカード状の媒体でなくても良い。例えば、商品のパ
ッケージの中面など、外部から見えない部分に印刷して
もよい。また、電子透かし情報として、商品のパッケー
ジ表面に抽選番号を埋め込んでおいても良い。この電子
透かしは、人間には知覚できず、スキャナやデジタルカ
メラなどで、このパッケージ表面をデジタル化して、電
子透かし情報で埋め込まれた抽選番号を識別するしかな
い。したがって、パッケージの表面に印刷しても、容易
に抽選番号を確認することはできない。
【0017】(2)「くじ1」を受け取ったユーザ10
はパーソナルコンピュータ11aまたは携帯電話等の携
帯端末11bを使用して「くじ運用システム」のサーバ
20のWebページにアクセスする(矢付線b)。アク
セスされたWebページには、最初に抽選番号の入力を
促す画面21が表示され、この画面21上にユーザは
「くじ1」に印刷された抽選番号(本例では「123
4」)を入力する。
【0018】(3)Webページを管理するサーバ20
では、入力された抽選番号3の「当たりかはずれか」を
判断して、「あたり」ならば当選を知らせる画面22
を、「はずれ」ならば「はずれ」を知らせる画面23を
表示する(矢付線c、d)。
【0019】(4)当選したユーザ10は引き続き個人
情報入力画面24上で個人情報(住所、氏名等)を入力
し特典(または賞品)を発送してもらうか(矢付線
f)、あるいは商品を販売する店頭で、「くじ1」を見
せることにより、その場で特典(または賞品)を受け取
ることもできる(矢付線e)。
【0020】図2は、本発明による「くじ運用システ
ム」の概要を示す図その2であり、図1に示した「くじ
運用システム」と基本的な動作は同じであるが、「く
じ」が当たりの場合に、ユーザ10がチェックID(発
行元がくじの不正防止のために使用するID)4を入力
する点が異なる。以下、図1に示した動作と異なる部分
についてのみ説明する。
【0021】(1)抽選番号3の入力後、「くじ」が
「あたり」ならば当選を知らせる当選ページである画面
22を、「はずれ」ならば「はずれ」を知らせる落選ペ
ージである画面23を表示する(矢付線c、d)。
【0022】(2)また、「あたり」の場合は、「あた
り」表示画面22に引き続いて、チェックID入力画面
22aが表示される(矢付線g)。ユーザ10は、この
チェックID入力画面22a上にチェックID4を入力
する。チェックID4の入力後、チェックが正常に行わ
れた場合(不正がないことが確認された場合)は、個人
情報入力画面24上で個人情報(住所、氏名等)を入力
し特典(または賞品)を発送してもらうか(矢付線h、
j)、あるいは商品を販売する店頭で「くじ1」を見せ
ることにより、その場で特典(または賞品)を受け取る
こともできる(矢付線k)。
【0023】このように、図2に示す例では、「くじ
1」の抽選番号3はユーザ10が比較的入力しやすい桁
数の番号とし、くじが当選した場合にのみチェックID
4をユーザに入力させることで、抽選番号をランダムに
入力して不正に特典を受け取ることを目的とするランダ
ム攻撃にも強く、かつユーザ10がアクセスしやすい
「くじ運用システム」を実現することができる。
【0024】なお、当選番号判定法については、本発明
では、当選の判定を抽選番号3に依存して行う方法と、
抽選番号3に依存しないで行う方法を選択でき、場合に
より適切な方法を選択して使用する。次に、当選番号判
定法を例示する。 ・抽選番号に依存する方法 図15は、「くじ」の当選判定方法(1)を説明するた
めの図であり、抽選前に当選番号を予め決めておく場合
の例である。また、当選番号を決めるタイミングは、
「くじ1」の作成が終わった後、かつユーザ10が「く
じ運用システム」のサーバ20にアクセスしてくる前で
ある。図15に示す例では、「くじ運用システム」のサ
ーバ20のデータベース41に予め当選番号リスト43
を記録しておき、ユーザ10が「くじ運用システム」の
サーバ20のWebページ上に入力した入力番号(抽選
番号3)100をデータベース41内の当選番号リスト
43と照合し、一致すれば「あたり」、一致するものが
なければ「はずれ」となる。
【0025】・抽選番号に依存しない方法 図16は、「くじ」の当選判定方法(2)を説明するた
めの図であり、ユーザ10が、「くじ運用システム」の
サーバ20にアクセスした時に当落を決める方法であ
り、乱数を利用する方法である。図16において、例え
ば、「くじ」の発行枚数を100000枚(10万枚)
とし、当選枚数を1000枚、すなわち当選率を1%と
した場合は、以下のようにして抽選する。なお、この処
理は、ユーザが入力番号100(抽選番号3)入力した
後に行われる。 (1)ステップS121:抽選時に「くじ」の当たり枚
数が1,000枚を越えていないことを確認する。 (2)ステップS122:1〜100の範囲数の乱数a
を乱数発生関数により発生させる。 (3)ステップS123:発生した乱数a=1の場合を
当選、それ以外を落選とする。つまり、当選確率が1%
となる。
【0026】また、図4は、本発明による「くじ運用シ
ステム」のサーバ20の第1の構成例を示す図であり、
本発明に直接関係する部分について示したものである。
「くじ運用システム」のサーバ20は、ユーザ10の端
末11とネットワーク12を介して接続される。また、
「くじ運用システム」のサーバ20は、「くじ」の発行
者13のサーバ14ともネットワーク12を介して接続
される。また、「くじ運用システム」のサーバ20内に
は、ネットワーク12と接続するための通信用インタフ
ェース31と、サーバ20の全体を統括制御するための
制御部32と、データベース41と処理プログラム部5
0から構成される。
【0027】データベース41には、以下のデータが記
録される。 ・チェックID情報42は、発行元がくじの不正防止の
ために使用するIDである。このチェックID情報42
は、「くじ」の不正な使用を防止する目的で使用する
が、このチェックIDを使用せずに、「くじ運用システ
ム」を構成することもできる。なお、このチェックID
情報42は、くじ発行者13のサーバ14からネットワ
ークを介して提供されるか、または、くじ発行者13か
ら記録媒体で提供されるかのいずれであっても良い。 ・当選番号リスト43は、抽選前に予め抽選番号を決定
しておく場合の当選番号リストである。なお、この当選
番号リスト43は、後述の当選番号生成処理部53に
て、生成される情報である。 ・ユーザ個人情報44は、「くじ」に当たったユーザ1
0が、特典(または賞品)の送付による受け取りを希望
した場合に、ユーザ10の住所、氏名などの個人情報を
記録したものである。 抽選番号情報49は、印刷された抽選番号をすべて記録
しており、後述する不正防止の際に、以前にユーザ10
から入力されたかどうかのフラグの項目や、当落のいず
れの結果となったかを示すフラグの項目を備えている情
報である。なお、この抽選番号情報49は、くじ発行者
13のサーバ14からネットワークを介して提供される
か、または、くじ発行者13から記録媒体で提供される
かのいずれであっても良い。
【0028】また、処理プログラム部50には、以下の
処理部が含まれる。 ・Webページ表示処理部51は、ネットワーク上にW
ebページを公開するともに、ユーザ10のアクセスを
受け付ける。また、ユーザ10は、このWebページに
アクセスして、抽選番号3を入力番号100として入力
する。なお、Webページにはパーソナルコンピュータ
等の固定端末11aからのアクセスに対応するWebペ
ージと、携帯端末11b対応のWebページの2種類が
ある。 ・抽選番号受付処理部52は、Webページを通して、
ユーザ10の端末11から「抽選番号」の入力を入力番
号として受け付ける処理部である。 ・当選番号生成処理部53は、「くじ1」の抽選前に予
め当選番号を決めておく場合に、予め決められた数の当
選番号を生成し、データベース41に当選番号リスト4
3として記録する処理を行う。 ・当選判定処理部54は、「くじ1」の当選判定を行う
処理部であり、この当選判定方法には、「くじ1」に印
刷された抽選番号3に依存する方法と、乱数を用いた抽
選番号3に依存しない方法のいずれかを選択できる。 ・不正チェック処理部55は、ユーザ10が入力した抽
選番号3が、すでに他のユーザに使われた抽選番号でな
いことを確認する。また、チェックID(発行元がくじ
の不正防止のために使用するID)4を不正防止の確認
に使用する場合は、ユーザが入力したチェックIDと、
データベース41内に記録したチェックID情報42と
を照合する処理を行う。 ・データベースへのアクセス処理部56は、データベー
ス41の検索、データベース41へのデータの書き込み
などを行う処理部である。 ・特典発送処理部57は、ユーザ10への特典(または
賞品)の発送処理を行う。例えば、発送指示伝票の印刷
処理などを行う。
【0029】また、図5は、くじ運用システムの処理の
流れを示す図その1であり、当選判定方法として乱数を
用い(つまり、抽選番号3に依存しない方法)、さらに
「チェックID」を使用しない場合の例である。以下、
図5をもとに、くじ運用システムの動作の流れついて説
明する。 (1)ユーザ10は、パーソナルコンピュータ11aま
たは携帯端末11bなどの端末11を使用して、「くじ
運用システム」のサーバ20のWebページにアクセス
し(ステップS1)、そして、「くじ運用システム」の
サーバ20のWebページ表示処理部51は、抽選番号
入力ページを端末に提供する(ステップS2)。ユーザ
10は、端末11を用いて、この抽選番号入力ページ上
で、「くじ1」に印刷された「抽選番号3」を入力す
る。「くじ運用システム」のサーバ20の抽選番号受付
処理部52は、ユーザ10から入力された「抽選番号
3」を受け付け、この「抽選番号3」を当選判定処理部
54に渡す(ステップS3)。
【0030】(2)「くじ運用システム」のサーバ20
では、乱数を発生させ、乱数値の判定により、くじの当
落判定を行う(ステップS4、S5)。抽選結果が「は
ずれ」ならば、「くじ運用システム」のサーバ20は
「はずれ」であることを知らせる落選ページを端末11
に提供する(ステップS6)。なお、「くじ運用システ
ム」のサーバ20の当選判定処理部54は、ユーザ10
が入力した「抽選番号3」を使用済みとして、データベ
ース41の抽選番号情報49に記録する。
【0031】(3)「あたり」の場合は、次に「くじ運
用システム」のサーバ20の不正チェック処理部54で
不正がないかどうかの確認を行う(ステップS7)。す
なわち、「くじ運用システム」のサーバ20の不正チェ
ック処理部54は、ユーザ10が入力した抽選番号3
が、すでに自他のユーザに使われた抽選番号3でないこ
とを抽選番号情報49にて確認する。不正に利用された
抽選番号3の場合は、「くじ運用システム」のサーバ2
0は「はずれ」であることを知らせる落選ページを端末
11に提供する(ステップS8)。
【0032】(4)抽選番号が不正でない場合は、「く
じ運用システム」のサーバ20は「あたり」であること
を知らせる当選ページと、特典(または賞品)を店頭で
受け取るか発送してもらうかの選択を促す画面を端末1
1に提供する(ステップS9)。
【0033】(5)ユーザ10は、ステップS9で提供
された選択を促す画面を利用して特典(または賞品)を
店頭で受け取るか、送付により受け取るかを選択する
(ステップS10)。なお、あらかじめくじ運用システ
ム側で受け取り方法を指定しておいてもよい。
【0034】(6)店頭受け取りの場合、例えば、コン
ビニエンスストアで受け取る場合は、運用システムのサ
ーバ20は、コンビニエンスストア内の端末に当選を証
明する当選確認ページを表示する(ステップS11)。
ユーザ10は「くじ1」を店員に示して特典(または賞
品)(賞品など)を受け取る。なお、例えば抽選番号情
報49を用いることで、当落の確認が行える。
【0035】(7)ユーザ10が特典(または賞品)の
送付による受け取りを選択した場合、「くじ運用システ
ム」のサーバ20のWebページ表示処理部51は、住
所、氏名などの個人情報を入力するためのWebページ
をユーザ10のパーソナルコンピュータ11aや携帯端
末11bに提供する(ステップS12)。ユーザ10
は、個人情報を入力する(ステップS13)。「くじ運
用システム」のサーバ20は、データベースへのアクセ
ス処理部56を用いて、データベース41のユーザ個人
情報44に入力された個人情報を格納し、特典発注処理
部57を用いて、特典(または賞品)をユーザ10に送
付する処理を行う。
【0036】また、図6は、くじ運用システムの処理の
流れを示す図その2であり、抽選方法として予め当選番
号リスト43をデータベース41内に用意し、また「チ
ェックID4」を使用する場合の例である。また、本例
では、図5に示した例と比較して、「当選判定方法」と
「チェックID4」による不正の判定処理の部分のみが
異なり、他の処理は同じであるので、図5と異なる処理
の部分についてのみ説明する。
【0037】(1)ステップS5a:「くじ運用システ
ム」のサーバ20の当選判定処理部54は、ユーザ10
が入力した抽選番号3と、データベース41内に登録さ
れた当選番号リスト43を照合し、「くじ1」に記載さ
れた当選番号3の当落判定を行う。「くじ運用システ
ム」のサーバ20は、Webページ表示処理部51を用
いて、抽選結果が「はずれ」ならば、「くじ運用システ
ム」のサーバ20は「はずれ」であることを知らせる落
選ページをユーザ10の端末11に提供する(ステップ
S6)。
【0038】(2)「あたり」の場合、「くじ運用シス
テム」のサーバ20のWebページ表示処理部51を用
いて、ユーザ10の端末11に「くじ1」に記載された
「チェックID4」を入力するための画面を提供し、こ
の画面上にユーザ10は「チェックID4」を入力する
(ステップS5b)。
【0039】(3)「くじ運用システム」のサーバ20
の不正チェック処理部56は、ユーザ10の端末11か
ら受け取った「チェックID4」による不正チェックを
行う(ステップS7)。すなわち、「くじ運用システ
ム」のサーバ20の不正チェック処理部56は、ユーザ
10が入力した抽選番号3が、すでに他のユーザ10に
使われた抽選番号3でないことを抽選番号情報49から
確認する他、ユーザ10が入力した「チェックID4」
と、「くじ1」の発行者13のサーバ14から通知され
るか、または、予めくじ発行者13より記録媒体などで
提供されるデータベース41に記録されたチェックID
情報42とを照合し不正がないかどうかの確認を行う。
不正な「くじ1」の場合は、「くじ運用システム」のサ
ーバ20のWebページ表示処理部51は「はずれ」で
あることを知らせる落選ページをユーザ10の端末11
に提供する(ステップS8)。以後の処理は、図5の場
合と同じである。
【0040】以上、本発明による「くじ運用システム」
の一例について説明したが、本発明による「くじ運用シ
ステム」を販売促進に結びつける具体的な例についてま
とめると以下のようなものがある。もちろん、本発明は
以下の適用例に限定されるものではない。 (1)例1:「インターネット商店の宣伝」 インターネット上に仮想的な店舗を構える商店が、街頭
で「くじ1」付きのチラシを配布する。チラシをもらっ
たユーザ10は、インターネット上で買い物をしたこと
はなかったが、その「くじ1」の賞品に興味を持ち、そ
の場で携帯電話などの携帯端末11bから、その「くじ
1」に記載されたWebページ(例えば、仮想的な店舗
のページ)にアクセスする。ユーザ10は、見事当選
し、住所等を入力すると翌日には賞品が自宅に届く。ユ
ーザ10はインターネットの手軽さを知り、またその仮
想的な店舗のページで好みの商品を発見したこともあり
以後インターネット通販を利用するようになる。なお、
この「くじ」を用いた処理は、前述に示したとおりであ
る。
【0041】(2)例2:「一般の商店の販売促進」 ある商店は、その店舗で商品を購入したユーザ10に
「くじ1」を配布する。ユーザ10は「くじ1」に記載
されたその商店の商品を掲載したWebページにアクセ
スする。そして、「くじ1」のあたりはずれにかかわら
ずユーザ10は、その商店の商品情報ページを閲覧する
事になり、ユーザ10のさらなる商品の購買意欲を喚起
できる。また、「くじ1」に当選したユーザ10はその
店舗でのみ特典(または賞品)を受け取ることが可能で
あると設定すれば、当選したユーザ10は再びその店舗
に足を運ぶため、商品販売の促進が期待できる。
【0042】[第2の実施の形態]次に、本発明は1回
限りのくじの抽選に限らず、複数の「くじ」を関連づけ
て、または組み合わせて当選を決める「くじ運用システ
ム」にも適用することができる。以下、複数の「くじ」
への本発明の適用例について説明する。
【0043】図7は、本発明による複数の「くじ」の組
み合わせ例を示す図であり、ユーザ10が「くじA」、
「くじB」、「くじC」が添付された商品を順次に購入
し、抽選を行う場合の例を示している。なお、ユーザ1
0は、この「くじ運用システム」を利用する際に予め会
員登録がされており、ユーザごとにユーザIDとパスワ
ードが発行されているものとする。図7に示す例では、
「くじA」が「はずれ」た場合、「くじ運用システム」
のサーバ20は、この「くじA」の情報とユーザ100
のユーザIDをデータベース41に記録し、「くじB」
の抽選結果が「はずれ」の場合に、「くじA」の再抽選
を行う。また、「くじA」と「くじB」が「はずれ」た
場合は、「くじA」と「くじB」の情報とユーザ10の
ユーザIDをデータベース41に記録しておき、「くじ
C」の抽選結果が「はずれ」の場合に、「くじA」と
「くじB」の再抽選を行う。
【0044】また、図8は、図7に示した例の処理の流
れを示す図であり、ユーザIDを基に、「はずれくじ」
の情報をデータベース41に記録する場合の例である。
以下、図8に示す処理の流れについて説明する。 (1)ユーザ10は、あらかじめ「くじ運用システム」
のサーバ20にユーザIDを登録しておく(ステップS
11、S12、S13)。つまり、ユーザ10を会員登
録を行うということである。
【0045】(2)ユーザ10は「くじA」を入手し
て、端末11を利用して「くじ運用システム」のサーバ
20にアクセスして、「くじA」の抽選番号を「くじ運
用システム」のサーバ20に送信する。(ステップS2
1)。この際、ユーザ10は端末11を利用してユーザ
10のユーザIDも入力して「くじ運用システム」のサ
ーバ20に送信する。「くじ運用システム」のサーバ2
0は、抽選番号受付処理部52にて、端末11から送信
された、「くじA」の抽選番号と、ユーザ10のユーザ
IDとを受け付ける。そして、「くじ運用システム」の
サーバ20は、当選判定処理部54を用いて当たり判定
を行う(ステップS22)。また、「くじ運用システ
ム」のサーバ20は、不正チェック処理部55を用い
て、不正の有無を確認した後、「あたり」の場合は特典
(または賞品)の送付手続きを行う(ステップS2
3)。「はずれ」の場合には、「くじ運用システム」の
サーバ20は「ユーザID」と「くじA」の情報を対応
させてデータベース41内のユーザID情報45に記録
する(ステップS24)。なお、「くじ運用システム」
のサーバ20は、くじ応募履歴登録処理部59を用い
て、ユーザ10が入力した抽選番号とリンクする商品情
報と、ユーザIDとをついにして、ユーザ購入履歴情報
46に記録することが行われても良い。
【0046】(3)ユーザ10は「くじB」を入手し
て、端末11を利用して「くじ運用システム」のサーバ
20にアクセスして、「くじB」の抽選番号を「くじ運
用システム」のサーバ20に送信する(ステップS3
1)。その際、ユーザ10は、端末11を利用してユー
ザIDも同時に入力して、「くじ運用システム」のサー
バ20に送信する。「くじ運用システム」のサーバ20
は、抽選番号受付処理部52にて、端末から送信され
た、「くじB」の抽選番号と、ユーザ10のユーザID
とを受け付ける。そして、「くじ運用システム」のサー
バ20は、当選判定処理部54を用いて当たり判定を行
う(ステップS32)。「くじB」が「はずれ」の場合
は、「くじ運用システム」のサーバ20は、ユーザID
情報45に記録されたユーザIDに対応した「くじA」
と「くじB」の両方の抽選番号を組み合わせて、当選判
定処理部54で再抽選を行う。すなわち、ユーザ10は
「くじA」と「くじB」の2回の抽選の機会が与えられ
ることになる。「くじA」と「くじB」の両方が「はず
れ」の場合は、「くじB」の情報をユーザIDに対応さ
せて「くじA」の時と同様にデータベース41に記録す
る(ステップS34)。「あたり」の場合は、特典(ま
たは賞品)の送付手続きを行う(ステップS33)。ま
た、「はずれ」の場合は、「くじ運用システム」のサー
バ20は、当選確率変更処理部61を用いて、データベ
ース41に記録された「くじA」と「くじB」の情報を
統合して、当選条件の照合、すなわち当選確率を上昇さ
せるなどの処理を行い、当選確率の情報をユーザID情
報45に記録させる(ステップS35)。
【0047】(4)同様にして、「くじC」の場合に
は、ユーザ10は「くじA」と「くじB」と「くじC」
の3回の抽選の機会が与えられることになる。
【0048】このような複数の「くじ」を関連づける方
法により、複数回の抽選機会があることでユーザの興味
を引きつけることができる。また、ユーザの複数商品へ
の購買意欲を促進させる。さらに、ユーザと商品情報と
を関連づけたユーザ購入履歴情報46を用いて商品の購
買傾向や課程を分析でき、マーケティング戦略を立てる
ことに役立つ。
【0049】また、図9は、キー情報を使用した場合の
処理例を示す図であり、「くじ運用システム」のサーバ
20が「はずれくじ」の情報をデータベース41に登録
する際に、ユーザIDを使用するのに代えて、「くじ」
の抽選番号が入力されるごとに「くじ引き」を行ったこ
とを証明するキー情報を発行する方法の例である。この
方法では、個人情報から「くじ」の履歴が特定されない
ためユーザの心理的負担が少ない。また、「くじ運用シ
ステム」のサーバ20の負荷が比較的少なくなる。 (1)ユーザ10は「くじA」を入手して、端末11を
用いて「くじ運用システム」のサーバ20にアクセスし
てWebページを開き、「くじA」に記載された抽選番
号を入力する(ステップS41)。そして、「くじ運用
システム」のサーバ20は、抽選番号受付処理部52に
て、抽選番号を受信する。
【0050】(2)「くじ運用システム」のサーバ20
は、当選判定処理部54にて、受信した抽選番号の当た
り判定を行う(ステップS42)。「あたり」の場合は
「くじ運用システム」のサーバ20は、特典(または賞
品)の送付手続きを行う(ステップS43)。「はず
れ」の場合は、「くじ運用システム」のサーバ20は、
キー情報生成処理部60を用いてキー情報(key1)
を発行してユーザ10の端末11に通知すると共に、キ
ー情報をキー管理情報47に記録する。ユーザ10の端
末11では、「くじ運用システム」のサーバ20から通
知されたキー情報(key1)を端末11のメモリ等に
保存する(ステップS45)。
【0051】(3)ユーザは「くじB」を入手して、端
末11を用いて「くじ運用システム」のサーバ20にア
クセスしてWebページを開き、「くじB」に記載され
た抽選番号を入力する(ステップS51)。そして、
「くじ運用システム」のサーバ20は、抽選番号受付処
理部52にて、抽選番号を受信する。
【0052】(4)「くじ運用システム」のサーバ20
は、当選判定処理部54にて、受信した抽選番号の当た
り判定を行う(ステップS52)。「あたり」の場合
は、「くじ運用システム」のサーバ20は、特典(また
は賞品)の送付手続きを行う(ステップS53)。「く
じB」が「はずれ」の場合は、「くじ運用システム」の
サーバ20は、キー情報生成処理部60を用いてキー情
報(key2)を発行してユーザ10の端末11に通知
するとともに、キー情報(key2)をキー管理情報4
7に記録する。ユーザ10の端末11では、「くじ運用
システム」のサーバ20から通知されたキー情報(ke
y2)を端末11のメモリ等に保存する(ステップS5
5)。
【0053】(5)ユーザ10は、次に「くじC」を入
手した場合には、端末11を用いて「くじ運用システ
ム」のサーバ20のWebページを開き抽選番号を入力
する際に、既に得たキー情報(key1及びkey2)
も併せて入力する(ステップS61)。「くじ運用シス
テム」のサーバ20では、当選確率変更処理部61を用
いて「key1」と「key2」の情報を統合して、当
選条件の照合、すなわちキー情報がキー管理情報47に
記録されているかを確認し、そして、キー情報に対応し
て当選確率を上昇させるなどの処理を行い、データベー
ス41に記録する(ステップS62)。なお、本処理例
では、キー情報が2つ存在すると、当選確率が上昇する
こととなっているが、キー情報の数はいくつであっても
良い。また、キー情報の数に比例して、当選確率の上昇
が大きくなっても良い。なお、ここでは、次の「くじ
C」を入手した時の例を示したが、「くじC」を入手せ
ずに、既に得たキー情報(key1及びkey2)を用
いて、当選条件の照合などが行えるようにしても良い。
【0054】なお、キー情報(「key1」と「key
2」)の発行方法については、図10にその一例を示し
ており、キー情報の発行方法には、抽選番号に依存しな
いで発行する場合と、抽選番号に依存して発行する場合
がある。 (1)最初に、抽選番号に依存する場合の例について説
明する。 (a)ユーザ10が端末11を用いて「くじ運用システ
ム」のサーバ20に抽選番号71を入力する(ステップ
S71)。 (b)「くじ運用システム」のサーバ20は、キー情報
生成処理部60を用いて、入力された抽選番号71か
ら、例えば、ハッシュ値72を生成し(ステップS7
2)、これをキー情報73としてデータベース41内の
キー管理情報47に登録する(ステップS73)。 (c)「くじ運用システム」のサーバ20は、生成した
キー情報73を、ユーザ10の端末11に通知する。
【0055】(2)次に、抽選番号に依存しない場合の
例について説明する。 (a)ユーザ10が端末11を用いて「くじ運用システ
ム」のサーバ20に抽選番号81を入力する(ステップ
S81)。 (b)「くじ運用システム」のサーバ20は、キー情報
生成処理部60を用いて乱数を発生させる(ステップS
82)。発生した乱数82について、すでにキー情報と
して使用されているかどうかをキー管理情報47に対し
てチェックする(ステップS83)。すでに使用されて
いる場合は、再度乱数を発生させる。まだ使用されたも
のでない場合には、得られた乱数82をキー情報83と
してデータベース41内のキー管理情報47に登録する
(ステップS84)。 (c)「くじ運用システム」のサーバ20は、生成した
求めたキー情報83を、ユーザ10の端末11に通知す
る(ステップS85)。
【0056】また、図11は、本発明による「くじ運用
システム」のサーバの第2の構成例を示す図であり、図
7、図8及び図9で説明した処理を行うサーバの構成例
を示したものである。このサーバの基本的な構成は図4
に示したサーバの構成例と同じであるが、データベース
41に記録されるデータが一部追加され、また処理プロ
グラム部50の内部にも処理部が追加された例である。
以下、図4に示したサーバと共通の部分については説明
を省略し、追加された部分についてのみ説明する。
【0057】本例では、図4に示した例と比較して、デ
ータベース41には、以下の情報が追加されている。 ・ユーザID情報45は、くじ運用システムに会員登録
したユーザ10を識別するためのユーザIDやパスワー
ドを記録した情報である。また、ここには、「くじ1」
が「はずれ」の場合の「くじ1」の抽選番号や当選確率
の情報もあわせて記録される。 ・ユーザ商品購入履歴情報46は、ユーザ10が商品を
購入し、「くじ1」を入手し、「くじ運用システム」の
サーバ20にアクセスし、抽選番号3とユーザIDを入
力して「くじ引き」を行った場合に、ユーザIDを基
に、ユーザ10が購入した商品情報を履歴として記録し
たものである。なお、商品情報は、抽選番号と関連づけ
られているものとする。 ・キー管理情報47は、ユーザ10が「くじ1」を入手
し、「くじ運用システム」のサーバ20にアクセスし、
抽選番号を入力し「くじ引き」を行い、抽選結果が「は
ずれ」の場合に、ユーザ10に発行したキー情報(「く
じ引き」を行ったことを証明する情報)を記録したもの
である。
【0058】また、処理プログラム部50には、以下の
情報が追加されている。 ・ユーザID発行処理部58は、ユーザ10のくじ運用
システムへの会員登録を受け付け、ユーザIDやパスワ
ードの発行を行う処理部である。 ・くじ応募履歴登録処理部59は、ユーザ10が「くじ
1」の抽選番号3とユーザIDを入力して「くじ引き」
を行った場合に、抽選番号3から当該「くじ1」が添付
された商品の商品情報をユーザ10の商品購入履歴とし
て、データベース41内のユーザ商品購入履歴情報46
に記録する処理を行う。 ・キー情報生成処理部60は、ユーザ10が、抽選番号
を入力して「くじ引き」を行った場合に、ユーザ10に
発行するキー情報(「くじ引き」を行ったことを証明す
る情報)を生成し、データベース41内のキー管理情報
47に記録する処理部である。 ・当選確率変更処理部61は、ユーザ10が複数の「く
じ1」により、「くじ引き」を行い、いずれも「はず
れ」であった場合に、所定の基準により当選確率を上昇
させる処理を行う。
【0059】[第3の実施の形態]また、本発明では、
ユーザ10に複数の種類の「くじ」を組み合わせて入手
させるために、該当する「くじ」が添付された商品リス
トをユーザ10に提示し、該当する商品の購入をユーザ
10に推奨することができる。図12は、「くじ」を入
手するために、「くじ」が添付された商品リストをユー
ザに提示する場合の処理の流れについて説明するための
図であり、以下、図12を基にその処理の流れについて
説明する。 (1)ユーザ10は「くじA」を入手し(ステップS9
1)、端末11を用いて「くじ運用システム」のサーバ
20にアクセスしてWebページを開き、「くじA」の
抽選番号を入力する(ステップS92)。そして、「く
じ運用システム」のサーバ20は、抽選番号受付処理部
52にて、「くじA」の抽選番号を受信する。
【0060】(2)「くじ運用システム」のサーバ20
では、当選判定処理部54を用いて、「くじA」の抽選
を行う(ステップS93)。「くじA」が当たりの場合
は、「くじ運用システム」のサーバ20は、特典(また
は賞品)送付の手続きを行う(ステップS94)。
【0061】(3)「くじA」がはずれの場合、「くじ
運用システム」のサーバ20は、商品リスト生成処理部
62にて次の「くじ」を入手するために購入すべき商品
のリストを端末11に提示する。すなわち、「くじ運用
システム」のサーバ20は、「くじ」の種類と、その
「くじ」が添付された商品のリスト91をユーザ10の
端末11に提示する(ステップS95)。
【0062】(4)ユーザ10は、商品のリスト91か
ら「くじD」が添付された商品を購入し、「くじD」を
入手し(ステップS101)、端末11を用いて「くじ
運用システム」のサーバ20にアクセスしてWebペー
ジを開き、「くじD」の抽選番号を入力する(ステップ
S102)。そして、「くじ運用システム」のサーバ2
0は、抽選番号受付処理部52にて、「くじD」の抽選
番号を受信する。
【0063】(5)「くじ運用システム」のサーバ20
では、当選判定処理部54を用いて、「くじD」の抽選
を行う(ステップS103)。「くじD」が当たりの場
合は、「くじ運用システム」のサーバ20は、特典(ま
たは賞品)送付の手続きを行う(ステップS104)。
【0064】(6)「くじD」がはずれの場合、「くじ
運用システム」のサーバ20は、商品リスト生成処理部
62にて、次の「くじ」を入手するために購入すべき商
品のリストを端末11に提示する。すなわち、「くじ運
用システム」のサーバ20は、「くじ」の種類と、その
「くじ」が添付された商品のリスト92をユーザ10の
端末11に提示する(ステップS105)。以下、同様
な手順が繰り返される。
【0065】このような、「くじ」が添付された商品の
連鎖購入を指示する方法を用いることにより、商品の販
売が促進されると共に、ユーザがどの商品の「くじ」を
選択したかを分析することにより商品の購買傾向のデー
タが得られる。なお、ユーザ10の購入履歴は、くじの
応募の際に入力される、抽選番号とユーザIDから購入
履歴情報を作成して、ユーザ商品購入履歴情報46とし
て記録される。
【0066】また、図13は、複数の種類の「くじ」を
組み合わせてユーザ10に入手させる具体的な例を示す
図であり、飲料商品に本発明を適用した例である。な
お、本例は、「くじ運用システム」のサーバ20から、
ユーザ10に対し予めユーザIDを発行する場合の例で
ある。 (1)ユーザID「AAAA」を持つユーザ10がビー
ルCを購入し、ビールCに添付された「くじC」を入手
し、「くじ運用システム」のサーバ20にアクセスして
Webページを開き、ユーザID「AAAA」と「くじ
C」の抽選番号を入力する(ステップS111)。
【0067】(2)「くじ運用システム」のサーバ20
では、くじ応募履歴登録処理部59を用いて、ユーザI
DとビールCに添付された「くじC」の抽選番号から得
られるビールCの情報とをデータベース41内のユーザ
商品購入履歴情報46に追加記録する(ステップS11
2)。
【0068】(3)それから、「くじ運用システム」の
サーバ20は、当選判定処理部54を用いて、「くじ
C」の当たりの判定を行う(ステップS113)。当た
りの場合は、「くじ運用システム」のサーバ20は、特
典(または賞品)送付の手続きを行う(ステップS11
4)。
【0069】(4)「はずれ」の場合は、「くじ運用シ
ステム」のサーバ20の商品リスト生成処理部62は、
ユーザIDに該当する商品購入履歴情報46と商品リス
ト情報48を検索し、次の「くじ」を入手するための、
商品リスト95をユーザ10の端末11に提供する(ス
テップS116)。
【0070】(5)例えば、ユーザ10は「商品リスト
95」からコーヒーAを選んで購入する(ステップS1
17)。それから、コーヒーAに添付された「くじ」の
抽選番号の入力操作に進んで行く(ステップS11
8)。なお、ユーザ10が推奨された商品を購入し、該
商品の添付された「くじ」で「くじ引き」を行う場合に
は、当選確率が上昇する。
【0071】また、図14は、本発明による「くじ運用
システム」のサーバ20の第3の構成例を示す図であ
り、図12、及び図13で説明した処理を行うサーバ2
0の構成例を示したものである。このサーバ20の基本
的な構成は図11に示したサーバ20の構成例と同じで
あるが、データベース41に記録されるデータが一部追
加され、また処理プログラム部50の内部にも一部の処
理部が追加された例である。以下、図11に示したサー
バと共通の部分については説明を省略し、追加された部
分についてのみ説明する。 ・データベース41に記録される商品リスト情報48
は、ユーザ10に複数の種類の「くじ」を組み合わせて
購入させるために、該当する「くじ」が添付された商品
リストの情報である。 ・また、商品リスト生成処理部62は、ユーザ10に複
数の種類の「くじ」を組み合わせて購入させるための、
該当する「くじ」が添付された商品リストを生成する処
理部である。
【0072】以上、[第2の実施の形態]及び「第3の
実施の形態]の項で、本発明による複数の「くじ」によ
る「くじ運用システム」の例について説明したが、複数
の「くじ」による「くじ運用システム」を販売促進に結
びつける具体的な適用例をまとめると以下のようなる。
もちろん、本発明のくじ運用システムは以下の例に限定
されるものではない。 (1)「くじ」の抽選回数が多いほど、当選確率が上が
る例 商品の購入数とそれに伴う「くじ」の抽選回数が多いほ
ど、当選確率が上がるようにする。この場合は、「くじ
運用システム」のサーバ20に抽選番号を入力する際
に、ユーザIDを同時に入力し、「くじ運用システム」
のサーバ20のデータベース41にユーザ10の商品購
入履歴を登録し、抽選の際にユーザ10の商品購入履歴
の応じてに、当選確率を変化させる。
【0073】(2)複数の「くじ」を集めて1回の抽選
の権利を与える例 また、特典(または賞品)が高価なものである場合など
には、複数の「くじ」を集めて1回の抽選の権利を与え
るようにすることもできる。例えば、3つ以上商品を購
入し、3つ以上の「くじ」を入手しなければ、「くじ」
の抽選に応募する権利が得られないようにする。
【0074】(3)次の「くじ」の入手方法リストを提
示する例 「くじ」にはずれた場合、サーバは次の「くじ」の入手
方法を提示する(複数の商品からユーザが選択でき
る)。これにより商品の継続的な購入を促すと同時にユ
ーザの商品の購買履歴データを得ることもできる。ま
た、ユーザがどの商品の「くじ」を選択したかを分析す
ることにより商品の購買傾向のデータが得られる。
【0075】(4)はずれ「くじ」を集めると再び抽選
ができる例 1つの「くじ」のつき1回ごとに抽選を行うが、はずれ
た場合にも抽選回数が一定数に達すれば再び抽選権が得
られる。抽選回数が増えるほどあたる確率がたかくな
る。これにより商品の継続的な購入を促すことができ
る。
【0076】以上、本発明の実施の形態について説明し
たが、本発明は、上述の図示例にのみ限定されるもので
はなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々
変更を加え得ることは勿論である。
【0077】また、図4、図11及び図14に示した処
理プログラム部50は専用のハードウエアにより実現さ
れるものであってもよく、また、処理プログラム部50
の機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み
取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録さ
れたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、
実行することによりくじ運用システムのサーバの処理を
行ってもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステ
ム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むもの
とする。
【0078】また、「コンピュータシステム」は、WW
Wシステムを利用している場合であれば、ホームページ
提供環境(あるいは表示環境)を含むものとする。ま
た、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フ
レキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−
ROM等の可般媒体、コンピュータシステムに内蔵され
るハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに
「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インタ
ーネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介
してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時
間の間、動的にプログラムを保持するもの(伝送媒体な
いしは伝送波)、その場合のサーバやクライアントとな
るコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、
一定時間プログラムを保持しているものも含むものとす
る。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現
するためのものであっても良く、さらに前述した機能を
コンピュータシステムにすでに記録されているプログラ
ムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファ
イル(差分プログラム)であっても良い。
【0079】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、くじ運用システムのサーバでは、Webページを介
して、くじの抽選番号をユーザの端末から受け取り、く
じの不正使用が行われていないかを確認し、くじの当選
判定を行うようにしたので、物理的な「くじ」に記載さ
れた抽選番号を用いてネットワークを通じて抽選を行う
ことで、「くじ」が印刷された物理的な媒体とネットワ
ークとを関連づけ、普段インターネットや電子メールを
利用しないユーザに対して、ホームページへのアクセス
を喚起することができる。
【0080】また、この発明によれば、Webページを
介して、くじの抽選番号をユーザの端末から受け取り当
選判定を行うと共に、さらにチェックIDの情報によ
り、「くじ」の不正使用をチェックするようにしたの
で、ユーザにとって抽選番号の入力に係る負担を軽減す
ることができ、抽選番号をランダムに入力するランダム
攻撃に対しても強くすることができる効果が得られる。
【0081】また、この発明によれば、予めユーザを会
員登録し、くじの抽選番号とユーザIDをユーザの端末
から受け取り当選判定を行い、くじが「はずれ」の場合
には、抽選番号とユーザIDを対応づけてデータベース
に記録しておき、当選確率を決定するようにした。これ
により、1つの「くじ」につき1回ごとに抽選を行う
が、くじの応募回数が増える程、くじが当たる確率が高
くすることができ、ユーザに商品の継続的な購入を促す
ことができる効果が得られる。また、ユーザIDの確認
により、くじの不正使用を防ぎやすくなる効果が得られ
る。
【0082】また、この発明によれば、くじの抽選番号
とユーザIDをユーザの端末から受け取り当選判定を行
い、くじが「はずれ」の場合には、次に入手すべき「く
じ」が添付された商品リストをユーザの端末に提示する
ようにしたので、ユーザが次回の「くじ引き」の際に、
商品リストに提示された商品の「くじ」を使用した場合
には、当選確率を上げることができ、これにより、商品
リストで提示した商品の販売を促進することができる効
果が得られる。
【0083】本発明は、印刷媒体に抽選番号と、くじ運
用システムのサーバのWebページのアドレスとを印刷
するようにしたので、物理的な「くじ」に記載された抽
選番号を用いてネットワークを通じて抽選を行うこと
で、「くじ」が印刷された物理的な媒体とネットワーク
とを関連づけ、普段インターネットや電子メールを利用
しないユーザに対してホームページへのアクセスを喚起
することができる効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による「くじ運用システム」の概要を
示す図その1である。
【図2】 本発明による「くじ運用システム」の概要を
示す図その2である。
【図3】 くじの例を示す図である。
【図4】 「くじ運用システム」のサーバの第1の構成
例を示す図である。
【図5】 くじ運用システムの処理の流れを示す図その
1である。
【図6】 くじ運用システムの処理の流れを示す図その
2である。
【図7】 本発明による複数の「くじ」の組み合わせ例
を示す図である。
【図8】 図7に示した例の処理の流れを示す図であ
る。
【図9】 キー情報を使用した場合の処理例を示す図で
ある。
【図10】 キー情報の発行方法を示す図である。
【図11】 「くじ運用システム」のサーバの第2の構
成例を示す図である。
【図12】 「くじ」が添付された商品リストをユーザ
に提示する場合の処理の流れについて説明するための図
である。
【図13】 複数の種類の「くじ」を組み合わせてユー
ザに入手させる具体的な例を示す図である。
【図14】 「くじ運用システム」のサーバの第3の構
成例を示す図である。
【図15】 「くじ」の当選判定方法(1)を説明する
ための図である。
【図16】 「くじ」の当選判定方法(2)を説明する
ための図である。
【符号の説明】
1 くじ 2 Webページアドレス(URL) 3 抽選番号 4 チェックID 10 ユーザ 11 端末 11a 固定端末 11b 携帯端末 12 ネットワーク 13 くじ発行者 14 くじ発行者のサーバ 20 くじ運用システムのサーバ 31 通信用インタフェース 32 制御部 41 データベース 42 チェックID情報 43 当選番号リスト 44 ユーザ個人情報 45 ユーザID情報 46 ユーザ商品購入履歴情報 47 キー管理情報 48 商品リスト情報 50 処理プログラム部 49 抽選番号情報 51 Webページ表示処理部 52 抽選番号受付処理部 53 当選番号生成処理部 54 当選判定処理部 55 不正チェック処理部 56 データベースへのアクセス処理部 57 特典発送処理部 58 ユーザID発行処理部 59 くじ応募履歴登録処理部 60 キー情報生成処理部 61 当選確率変更処理部 62 商品リスト生成処理部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 郭 素梅 東京都台東区台東1丁目5番1号 凸版印 刷株式会社内 (72)発明者 大竹 正敏 東京都台東区台東1丁目5番1号 凸版印 刷株式会社内 Fターム(参考) 2C005 HB12 JA09 JB32 LA38

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ユーザの端末とネットワークを介して接
    続され、ユーザに提供された、くじの抽選番号と、くじ
    運用システムのサーバのWebページアドレスとからな
    るくじ情報が印刷されたくじを用いて抽選を行う、くじ
    運用システムのサーバであって、 ユーザの端末にWebページを提供するWebページ表
    示手段と、 ユーザの端末にて入力された、くじの抽選番号を受け取
    る抽選番号受付手段と、 前記くじの抽選番号について、くじの不正使用が行われ
    ていないかを確認する不正チェック手段と、 前記くじの抽選番号に基づいて、当落を判定する当選判
    定手段と、 を具備することを特徴とするくじ運用システムのサー
    バ。
  2. 【請求項2】 前記くじには、さらに、チェックIDを
    含むくじ情報が印刷されており、 前記不正チェック手段は、前記チェックIDに基づい
    て、くじの不正使用が行われていないかを確認すること
    を特徴とする請求項1に記載のくじ運用システムのサー
    バ。
  3. 【請求項3】 前記くじ運用システムのサーバには、 さらに、 ユーザからの会員登録を受け付け、ユーザの識別記号で
    あるユーザIDを発行し、ユーザの端末に通知するユー
    ザID発行手段と、 前記当選判定手段の判定結果により、くじがはずれた場
    合には、前記抽選番号とユーザIDを対応づけて記録す
    る手段と、 前記対応づけて記録された前記抽選番号とユーザID
    と、ユーザが入力したくじの抽選番号とを組み合わせて
    当選確率を変動させる当選確率変更手段と、 を具備することを特徴とする請求項1または請求項2に
    記載のくじ運用システムのサーバ。
  4. 【請求項4】 前記くじ運用システムのサーバには、 さらに、 くじの種類と、そのくじが添付または記載された商品と
    を関連づけて記録した商品リスト情報と、 前記当選判定手段の判定結果により、はずれたくじに基
    づいて、前記商品リスト情報から、つぎのくじを入手す
    るための商品リストを生成する商品リスト生成手段と、 を具備することを特徴とする請求項1から3のいずれか
    に記載のくじ運用システムのサーバ。
  5. 【請求項5】 ユーザの端末と、くじ運用システムのサ
    ーバとがネットワークを介して接続されたくじ運用シス
    テムにおいて使用されるくじ情報が印刷された印刷媒体
    であって、 くじの抽選番号と、くじ運用システムのサーバのWeb
    アドレスとが印刷されたことを特徴とするくじ情報が印
    刷された印刷媒体。
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