JP2003135463A - 超音波診断装置 - Google Patents

超音波診断装置

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JP2003135463A
JP2003135463A JP2001343649A JP2001343649A JP2003135463A JP 2003135463 A JP2003135463 A JP 2003135463A JP 2001343649 A JP2001343649 A JP 2001343649A JP 2001343649 A JP2001343649 A JP 2001343649A JP 2003135463 A JP2003135463 A JP 2003135463A
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diagnostic apparatus
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JP2001343649A
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Yoshihiro Kodaira
佳宏 小平
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Olympus Corp
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Olympus Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 表示手段には超音波画像と共に必要な情報の
表示を確保し、かつ超音波画像サイズをより大きく印刷
或いは記録することができる超音波診断装置を提供す
る。 【解決手段】 超音波探触子2により得たエコー信号は
A/D変換されて超音波音線データ格納メモリ24に一
時格納された後、ノーマルスキャン表示領域用に座標変
換する第1座標変換回路25aと、アンダースキャン表
示領域用に座標変換する第2座標変換回路25bとでそ
れぞれ座標変換された後、それぞれ第1及び第2画像重
畳回路28a、28bで第1及び第2グラフィック回路
27a、27bからのグラフィック情報と重畳された
後、D/A変換されて第1及び第2映像信号出力回路3
0a、30bから映像信号切替回路31を経てそれぞれ
出力端32a、32bから表示用のモニタと印刷用のプ
リンタ等に出力することにより、モニタには超音波画像
と共に必要な情報の表示を行い、プリンタには超音波画
像を大きく印刷できるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は超音波画像により診
断を行う機能を備え、特に表示や記録をするための映像
信号出力を持つ超音波診断装置に関する。
【0002】
【従来の技術】超音波診断装置は、生体へ超音波を送受
波し、得られたエコー信号に対し様々な信号処理及び画
像処理を行うことにより、生体の断層像を生成し表示す
る装置である。
【0003】この超音波内視鏡また超音波探触子の走査
方法には、先端に単一または複数の振動子を設け、機械
的に回転もしくは移動させながら走査を行う機械式走査
と、先端に複数の振動子を設け、電気的に切り替えなが
ら超音波の送受波を行う電気式走査がある。
【0004】図9に示すように超音波診断装置51は、
超音波内視鏡52と操作を行う操作卓53に接続される
と共に、一般的に周辺機器と接続される。つまり、超音
波診断装置51から出力された映像信号や画像データ
は、例えばモニタ8、白黒ビデオプリンタ9a、カラー
ビデオプリンタ9b、画像ファイリング装置10そして
VTR11へと入力される。
【0005】超音波診断は、下記の手順により実施され
る。まず超音波診断装置51に超音波内視鏡52を接続
し、超音波内視鏡52を生体管腔内に挿入する。そし
て、音響媒体として脱気水を病変部周辺の管腔内に充満
させることで音響的な整合をとり、生体内超音波断層像
を得る。
【0006】次に、モニタ8上に病変部を描出し、医師
は、病変部の質感、正常組織との対比、そして病変部の
浸潤から術式決定や病変の確定診断を行っている。ま
た、検査後のレビューやカルテへの診断画像貼付のため
に、検査中に超音波診断装置51から出力される映像信
号や画像データを、図9に示した周辺機器で印刷及び記
録、保存を行っている。
【0007】超音波診断装置51から出力されている映
像信号の表示例を図10に示す。ところで、一般的なモ
ニタ8の表示モードには、映像信号の有効映像領域を全
て表示するアンダースキャン表示(図11(A))、通
常使用されるノーマルスキャン表示(図11(B))、
映像信号の表示領域の一部を拡大表示するオーバースキ
ャン表示(図11(C))の3つのスキャン表示モード
がある。
【0008】従来の超音波診断装置51、また光学内視
鏡用のビデオ処理装置では、モニタ8のノーマルスキャ
ン表示時に、画像欠けや文字欠けが発生しない程度に最
大サイズで表示するよう設定している。超音波診断装置
51による図10の表示画面例を、モニタ8で3つのス
キャン表示モードで表示した概念図を図11に示してい
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来の超音波診断装置
51では、モニタ8のノーマルスキャン表示時に最大サ
イズとすべく表示設定していることは上記で述べた。と
ころで、周辺機器であるプリンタの印刷領域は、モニタ
8のアンダースキャン表示時に表示される領域、つまり
映像信号が持つ有効映像領域を全て写すよう構成されて
いる。
【0010】従って、前記超音波診断装置51の表示画
像を印刷した場合、図11(A)に示すように表示画像
の周辺に余白が印刷されてしまい、有効表示されていな
いという不都合があった。近年、技術の進歩に伴い、画
質調整用パラメータの増加や周辺機器の状態表示等、表
示したい情報が多くなっている。これはBモード専用装
置に限ったことではなく、パルスドップラ機能、カラー
フロー機能、そしてパワードップラ機能を有する装置で
は尚更に表示したい情報が増加している。
【0011】上記不都合や要望を解決する手段として、
全映像出力をアンダースキャン表示を基準として作成
し、モニタ8のスキャン表示を切り替えれば解決するよ
うに思える。
【0012】しかし、モニタ8は光学内視鏡用のビデオ
処理装置と共用する場合が多く、光学内視鏡画像を超音
波診断装置へ入力し、超音波画像表示と光学内視鏡画像
を切り替えて表示することもあるから、モニタ8の設定
をアンダースキャン表示へと変更した場合、光学内視鏡
画像表示が小さくなってしまい、通常の光学内視鏡検査
時に観察し難くなるという不都合が生じてしまう。
【0013】また、従来装置でVTR記録した過去の症
例を再生し、比較することもあるため、モニタ8のスキ
ャン表示を変更した場合、過去の症例画像もまた小さく
表示されてしまう。従って、従来機種や周辺機器を考慮
した場合、前記表示したい情報を表示させる場合、超音
波画像自体の表示割合を下げて表示させることが多い。
【0014】ところが、表示させたい情報は検査中には
必要であっても、全てが印刷出力上に記載されている必
要がないことが多く、印刷もしくは記録した画像上で診
断及び詳細観察したい場合には、むしろこうした情報で
超音波画像の面積を狭くしてしまうことが問題であっ
た。
【0015】(発明の目的)本発明の目的は、表示手段
に超音波画像の他に必要とされる情報を表示でき、しか
も(印刷時及び記録時に、表示画像、特に超音波画像が
小さく印刷・記録されてしまう不都合を改善し)超音波
画像サイズを大きく印刷或いは記録することができる超
音波診断装置を提供することにある。
【0016】本発明の他の目的は、上記目的を持つと共
に、さらにモニタへの超音波画像表示サイズも大きくす
ることができ、簡単な構成で実現できる超音波診断装置
を提供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】超音波探触子から被検体
に超音波を送受信し、得られたエコー信号を処理して、
超音波画像を生成する超音波診断装置において、前記エ
コー信号を画像として表示するための座標変換する座標
変換手段と、前記座標変換された超音波画像データと、
この超音波画像データに関わる患者情報及び画質設定情
報の少なくとも一方を含むグラフィック情報とを重ね合
わせる画像重畳手段と、前記画像重畳手段の出力信号を
映像信号として出力する映像信号出力手段とを有すると
共に、それぞれが表示領域または表示内容の異なる映像
信号を出力する複数の画像処理手段と、前記複数の画像
処理手段からの映像信号を選択する選択手段と、を備え
たことにより、複数の画像処理手段から表示領域または
表示内容の異なる映像信号を表示手段(モニタ)と印刷
・記録手段とにそれぞれ出力できるようにして表示手段
には超音波画像の他に必要とされる情報を表示でき、し
かも超音波画像サイズを大きく印刷・記録することがで
きるようにしている。
【0018】また、超音波内視鏡や超音波探触子から生
体へ超音波を送受波し、得られた受信信号を処理して、
超音波画像を生成する超音波診断装置において、送受波
により得られたエコーデータをTV走査へと座標変換す
る座標変換手段と、前記座標変換された超音波画像デー
タと、患者情報や画質設定情報等のグラフィック情報と
を重ね合せる画像重畳回路と、表示及び記録するために
映像信号として出力する映像信号出力手段とを持ち、モ
ニタのノーマルスキャン領域内に文字を含むグラフィッ
ク情報の一部と超音波画像を欠けることなく表示し、ノ
ーマルスキャン領域外で、かつアンダースキャン領域内
にグラフィック情報とグレースケール表示がされるよう
映像信号を設定したことにより、印刷や記録時の画像を
大きく印刷することができるだけでなく、モニタに表示
される超音波画像も大きくすることができるようにして
いる。
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。 (第1の実施の形態)図1ないし図3は本発明の第1の
実施の形態に係り、図1は本発明の第1の実施の形態を
備えた超音波診断システムの概略構成図であり、図2は
座標変換回路の構成図、図3は座標変換テーブルと超音
波画像の表示領域の関係を示した図である。
【0019】図1に示すように第1の実施の形態を備え
た超音波診断システム1は、超音波の送受信を行う超音
波探触子部2と、この超音波探触子部2を駆動する駆動
部3とを備えた超音波内視鏡4と、この超音波内視鏡4
が着脱自在に接続され、超音波探触子2を送信駆動した
り、受信した信号に対する信号処理を行う第1の実施の
形態の超音波診断装置5と、この超音波診断装置5に着
脱自在に接続され、操作者の入力に応じて超音波診断装
置5の機能を切り替える操作卓6と、超音波の送受信の
開始(フリーズ解除動作)もしくは停止(フリーズ動
作)の切替え、そしてプリンタ出力を指示するためのス
イッチを持つフットスイッチ7と、この超音波診断装置
5の信号出力端に接続される図9で示したモニタ8、白
黒ビデオプリンタ9a、カラービデオプリンタ9b、画
像ファイリング装置10、VTR11等の周辺機器とか
ら構成される。
【0020】超音波内視鏡4は体腔内等に挿入される細
長の挿入部13と、この挿入部13の後端に設けられた
操作部(或いは把持部)14とを有し、この操作部14
から延出されたケーブルの端部のコネクタ15は超音波
診断装置5に着脱自在で接続される。
【0021】また、挿入部13の先端部には超音波を送
受信(送受波)する超音波振動子16を含む超音波探触
子部2が設けられ、この超音波振動子16は挿入部13
内に回転自在に挿通されたフレキシブルシャフト17の
先端に取り付けてある。
【0022】このフレキシブルシャフト17の後端は、
例えば操作部14内に配置した駆動部3に接続され、こ
の駆動部3内部の図示しないモータによりフレキシブル
シャフト17を回転駆動して、その先端の超音波振動子
16を回転駆動し、超音波振動子16から送信される超
音波をラジアル走査できるようにしている。
【0023】なお、超音波振動子16に接続された信号
線はフレキシブルシャフト17内部を挿通され、駆動部
3の図示しないスリップリング等を介して駆動部3を駆
動する信号線と共に、コネクタ15の接点に接続され、
このコネクタ15を超音波診断装置5に接続することに
より、超音波診断装置5と電気的に接続される。
【0024】超音波診断装置5は、超音波振動子16に
印加することにより超音波を送信させる送信パルスを生
成する送信回路21と、超音波振動子16から生体側に
送波され、音響インピーダンスの変化した部分で反射さ
れた反射超音波を超音波振動子16で受波し、音響電気
変換されたエコー信号を増幅する増幅器、送受波した超
音波の周波数に応じて切り替わるBPF(バンドパスフ
ィルタ)、対数圧縮、表示レンジの切替えに応じて切り
替わるLPF(ローパスフィルタ)等で構成されるアナ
ログ信号処理回路22と、アナログ信号をデジタル信号
へと変換するA/D変換器23と、デジタル化された超
音波信号を記憶する超音波音線データ格納メモリ24と
を有する。
【0025】また、この超音波診断装置5は、超音波走
査をTV表示するためのTV走査方式に適合する直交座
標系へとそれぞれ異なるスキャン表示領域において座標
変換するための第1及び第2座標変換回路25a、25
bと、CPUを含み装置5全体の制御を行う制御回路2
6と、画面上に表示する文字やマーク、計測時に表示す
る図形等のグラフィック関係の制御及び発生を行う第1
及び第2グラフィック回路27a、27bと、TV走査
方式へと座標変換された超音波画像とグラフィック回路
27a、27bにて生成されたグラフィック信号との重
畳を行う第1及び第2画像重畳回路28a、28bと、
デジタル処理された画像信号をアナログ信号へと変換す
る第1及び第2D/A変換器29a、29bと、TV表
示するための同期信号とアナログ画像信号を合成し、映
像信号として出力する第1及び第2映像信号出力回路3
0a、30bと、2つの映像信号出力回路30a、30
bの映像信号出力を各出力ごとに任意に切り替えること
ができる映像信号切替回路31とを有し、映像信号切替
回路31から出力される映像信号を選択できるようにし
ている。
【0026】第1及び第2の映像信号出力回路30a、
30bは、例えば複合映像信号、RGB信号、Y/C信
号をそれぞれ生成し、映像信号切替回路31により選択
された信号が第1及び第2の出力端32a、32bから
それぞれ出力できるようにしている。
【0027】また、図2は図1の超音波診断装置5内の
第1或いは第2座標変換回路25a、25bの具体的な
構成を示す。図2に示すように座標変換回路25a(2
5b)は、座標変換するために超音波音線データメモリ
24からの音線データを一旦、格納する座標変換用メモ
リ33と、この座標変換用メモリ33の書込みアドレス
の発生及び制御を行う座標変換用メモリ書込み制御回路
34と、座標変換テーブルのアドレスを発生するTV走
査アドレス発生回路35と、超音波走査をTV走査へと
座標変換するためのデータが格納されている座標変換テ
ーブルデータ格納メモリ36と、座標変換用メモリ33
から座標変換するために座標変換テーブルデータ格納メ
モリ36からの読み出しアドレスで読み出された超音波
データと、座標変換テーブルデータ格納メモリ36から
出力された重み付けデータとを積和演算し、TV走査の
画素に対応する値を算出する演算回路37とで構成され
る。
【0028】第1座標変換回路25aの場合には演算回
路37の出力は第1画像重畳回路28aに出力され、第
2座標変換回路25bの場合には演算回路37の出力は
第2画像重畳回路28bに出力される。
【0029】本実施の形態では、図1に示すように2系
統の座標変換回路25a、25b、グラフィック回路2
7a、27b、画像重畳回路28a、28b、D/A変
換器29a、29b、映像信号出力回路30a、30b
を備えることにより、超音波音線データ格納メモリ24
に格納された音線データに対して2つの系統でそれぞれ
処理することにより異なるスキャン表示領域に対応した
映像信号を生成できるようにしている。
【0030】そして、例えば第1座標変換回路25a、
第1グラフィック回路27a、…、第1映像信号出力回
路30a及び映像信号切替回路32を経た第1出力端3
2a側からはノーマルスキャン表示領域用の映像信号が
出力され、他方の第2座標変換回路25b、第2グラフ
ィック回路27b、…、第2映像信号出力回路30b及
び映像信号切替回路32を経た第2出力端32b側から
はアンダースキャン表示領域用の映像信号が出力され
る。
【0031】そして、第1出力端32a側にモニタ8を
接続し、白黒ビデオプリンタ9a或いはカラービデオプ
リンタ9bを第2出力端32b側に接続することによ
り、モニタ8には超音波画像と共に、患者情報等の必要
な情報を表示できるようにすると共に、ビデオプリンタ
等により印刷等する場合には(アンダースキャン表示領
域用に大きいサイズで超音波画像を出力した状態に対応
して)超音波画像を大きく印刷する事等ができるように
していることが特徴となっている。
【0032】次に、本実施の形態の作用を以下に説明す
る。超音波診断、特に体腔内超音波診断を行う際は、ま
ず、挿入部13を挿入し、その先端の超音波探触子部2
を体腔内で音響媒体(水やゼリー)を介して生体へと接
触させる。
【0033】超音波診断装置5内の送信回路21は、制
御回路26に基づき超音波駆動パルスを発生し、駆動部
3へと伝達する。駆動部3は、制御回路26に基づき超
音波探触子部2に延びるフレキシブルシャフト17を回
転させると共に、超音波探触子2内の超音波振動子16
へと前記超音波パルスを伝達する。超音波振動子16は
前記超音波駆動パルスに応じて生体内に超音波を送波す
ると共に、生体側で反射された反射超音波を受波する。
【0034】受波された反射超音波は超音波振動子16
により音響電気変換された超音波エコー信号となり、こ
の超音波エコー信号は駆動部3を介し、超音波診断装置
5のアナログ信号処理回路22へと伝達される。
【0035】伝達された超音波エコー信号は、増幅器に
より増幅され、送受した超音波周波数に応じて切り替え
られ、その超音波周波数に適した周波数帯域のBPFや
ダイナミックフィルタを通り、対数圧縮及び検波され、
表示レンジに応じたLPFを通る、といった一連のアナ
ログ信号処理が行われた後、A/D変換器23によりデ
ジタル信号へと変換される。
【0036】デジタル信号に変換された超音波エコー信
号は、超音波音線データ格納メモリ24に記憶される。
フリーズが掛かったときに、この超音波音線データ格納
メモリ24の書込みを、ある規定のタイミングにて中止
すれば、フリーズ後も、図1には記載していないが画質
調整や、後術する画像サイズを変更することができる。
制御回路26は、超音波音線データ格納メモリ24の読
み出し制御信号を出力し、超音波音線データを読み出
す。
【0037】読み出された超音波音線データは、上述の
ラジアル走査や他のコンベックス走査等によって得られ
るため、超音波振動子16からの送波方向とTV走査の
方向が一致(整合)しない。従って、第1及び第2座標
変換回路25a、25bにて異なるスキャン表示領域に
おいてそれぞれ直交座標系へと変換し、TV走査方向と
一致したデータにする必要がある。
【0038】ところで、CPUを含む制御回路26は、
装置5全体の制御を行っており、図1には示していない
が装置5内部の各回路の制御を行っている。第1及び第
2グラフィック回路27a、27bは、制御回路26に
基づき患者IDや患者名、日付、病院名等の文字や、計
測時の線や円、任意曲線等の画質設定等に関するグラフ
ィック信号の生成及び表示制御を行う回路である。
【0039】第1及び第2座標変換回路25a、25b
からのスキャン表示領域が異なる超音波画像信号と、第
1及び第2グラフィック回路27a、27bからのグラ
フィック信号とはそれぞれ第1及び第2画像重畳回路2
8a、28bにて合成され、デジタル画像信号として出
力する。
【0040】このデジタル画像信号はデジタル信号であ
るため、それぞれ第1及び第2D/A変換器29a、2
9bにてアナログ信号へと変換され、TV同期信号と共
に、公知のNTSC/PALエンコーダ等を含んだ第1
及び第2映像信号出力回路30a、30bにて各種映像
信号を作成する。映像信号切替回路31は、2つの第1
及び第2映像信号出力回路30a、30bからの両映像
信号を、任意に切り替えて装置5の第1及び第2出力端
32a、32bからそれぞれ出力できるようにしてい
る。
【0041】次に座標変換について図2を参照して具体
的に説明する。図2は、図1の例えば第1或いは第2座
標変換回路25a或いは25bの具体的な構成を示した
図である。超音波音線データ格納メモリ24から読み出
された超音波音線データは、座標変換するために座標変
換用メモリ33に一旦格納される。
【0042】制御回路26は、座標変換用メモリ33の
書込み開始信号を座標変換用メモリ書込み制御回路34
へ出力する。座標変換用メモリ書込み制御回路34は、
開始信号を受けて規定数の超音波データの書込み等の制
御を行う。また、制御回路26は、TV走査アドレス発
生回路35にはTV走査開始座標指定データ、TV走査
開始信号を出力する。
【0043】座標変換テーブルデータ格納メモリ36に
は、TVの画素に対応した座標データをアドレスとして
入力した場合、TV画素値を算出するために必要な超音
波データが格納されている座標変換用メモリ33のアド
レスと、重み付けデータが出力されるようになってい
る。
【0044】演算回路37は、座標変換用メモリ33か
ら読み出された超音波データと、重み付けデータとを合
成演算し、TV画素に対応した補間値を算出する。座標
変換について図3を用いて視覚的に説明する。
【0045】座標変換テーブルデータ格納メモリ36に
格納されている座標変換テーブルデータは、座標(0,
0)に対応する0番地アドレスから、座標(1023,
1023)までに対応する(1024×1024−1)
番地アドレスまでの20ビットのアドレス領域を持つと
する。
【0046】座標(X,Y)に対応する(X+1024
×Y)番地アドレスを、座標変換テーブルデータ格納メ
モリ36に入力した場合、そのTV画素の値を算出する
ために必要な超音波データアドレス、つまり座標変換用
メモリ33の読み出しアドレスと、重み付けデータを出
力する。20ビットのアドレス領域は、座標Xを下位1
0ビットアドレス、座標Yを上位10ビットアドレスと
すれば制御し易い。
【0047】座標変換アルゴリズムは、例えば特開平1
−64635に記載されている4点補間法が一般的であ
る。4点補間法で直交座標である画像データ(TV画素
値)を算出する場合、座標変換用メモリ33は、4つの
メモリで構成され、座標変換テーブルデータ格納メモリ
36は4点補間に必要な4つの座標変換用メモリ33の
アドレスを発生する。
【0048】また、そのデータと共に、各4点のデータ
に対応する重み付けデータも出力する。演算回路37
は、読み出された4つの超音波データと、それぞれの重
み付けデータとを合成演算することで、TV画素値を算
出する。
【0049】表示したい超音波画像の表示開始座標を
(X,Y)とし、画像サイズ(領域)をXsize×Y
sizeとした場合、実際表示される超音波画像の座標
範囲は、(X,Y)と(X+Xsize−1,Y+Ys
ize−1)で囲まれる長方形(正方形も含む)の範囲
となる。制御回路26は、画像表示開始座標(X,Y)
と表示サイズ(Xsize,Ysize)をTV走査ア
ドレス発生回路35に出力する。
【0050】TV走査アドレス発生回路35は、前記座
標変換テーブルデータのアドレス設定値(X,Y)を基
準座標とし、TV走査方向である水平方向へ順次カウン
トアップしながらアドレスとして出力し、座標(X+X
size−1,Y)までをアドレスとして出力する。
(X+Xsize−1,Y)の次は(X,Y+1)に対
応するアドレスを出力し、最終的には(X+Xsize
−1,Y+Ysize−1)に対応するアドレスを出力
する。
【0051】つまり、制御回路26が、表示したい超音
波画像の開始座標(X,Y)のデータと、表示サイズ
(Xsize,Ysize)をTV走査アドレス発生回
路35に与えれば、超音波画像の表示サイズが決定する
ことになる。しかし、座標変換テーブルデータを変更せ
ずに、開始座標(X,Y)と表示サイズ(Xsize,
Ysize)のみを変更しても、超音波によって描出さ
れている領域が増えるのみである。 従って、表示レン
ジを変えずに表示サイズ(画像サイズ)を大きくする場
合には、制御回路26が、表示サイズに合せて、座標変
換テーブルデータを再計算し、座標変換テーブルデータ
格納メモリ36へ書き込むことが必要となる。
【0052】座標変換テーブルデータ格納メモリ36
は、RAM等により、電源投入時及び操作者の要求に応
じて様々な種類のデータを書き込むことができるように
しても良いし、ROM等によりあらかじめ設定した座標
変換テーブルデータを格納しておいても良い。
【0053】上述したように本実施の形態では、2系統
の座標変換回路25a、25b、グラフィック回路27
a、27b、画像重畳回路28a、28b、D/A変換
器29a、29b、映像信号出力回路30a、30bを
保有している。
【0054】従って、第1座標変換回路25aから第1
映像信号出力回路30aまでの経路(系統)では、従来
通りのノーマルスキャン表示領域を基準とした映像信号
を作成し、第2座標変換回路25bから第2映像信号出
力回路30bまでの経路はより大きなアンダースキャン
表示領域を基準とした映像信号を作成する。
【0055】つまり、第1座標変換回路25aに設けた
座標変換テーブル格納メモリ36にはノーマルスキャン
表示領域に対応した超音波画像の座標変換テーブルデー
タを格納し、第2座標変換回路25bに設けた格納メモ
リ36にはアンダースキャン表示領域に対応した超音波
画像の座標変換テーブルを格納し、全円表示や上下左右
半円表示、スクロール機能による表示領域の移動等の表
示状態変化に応じて、各テーブルにスキャン表示を考慮
した画像表示開始座標(X,Y)と表示サイズ(Xsi
ze,Ysize)を設定することで、両スキャン表示
に対応した映像信号を作成することができる。
【0056】映像信号切替回路31は、モニタ8への出
力はノーマルスキャン表示領域を基準とした第1映像信
号出力回路30aからの出力を選択し、プリンタ9a、
9b等への周辺機器への出力はアンダースキャン表示領
域を基準とした第2映像信号出力回路30bからの出力
を選択する。上記選択は、操作者が、メニュー画面等に
て、各個々の出力について、どちらのスキャン表示を基
準とした信号を出力するかを任意に設定できることで、
病院ごとの周辺機器との接続状況にも適応させることが
できる。
【0057】本実施の形態は以下の効果を有する。本実
施の形態によれば、モニタ8への出力画像は従来と変わ
らないため、従来との互換性を持たせつつ、プリンタ9
a、9b等の周辺機器への印刷及び記録時の出力画像を
大きくすることができるため、印刷や記録画像の検査後
のレビュー時に複雑病変や小病変をより詳細に観察する
ことができる。また、目の疲労等を軽減でき、診断効率
を少なからず向上させることができる。
【0058】なお、上述の説明において、プリンタに出
力する映像信号としてはアンダースキャン表示領域用の
ものに限定されるものでなく、ノーマルスキャン表示領
域用の場合よりも超音波画像を大きいサイズで表示され
るような映像信号(例えば超音波画像部分をノーマルス
キャン表示領域用の場合よりも拡大した拡大超音波画像
に対応する映像信号)を出力するものでも良い。
【0059】(第2の実施の形態)図4から図6まで
は、本発明の第2の実施の形態に係り、図4はプリンタ
等に印刷、記録される画像の表示内容の選択画面であ
り、図5は図4により選択された表示内容により変更さ
れた印刷及び記録された画像のイメージ図であり、図6
は、図4の表示内容を任意に選択可能とする入力画面を
示す。
【0060】本実施の形態の構成は、第1の実施の形態
で示した図1〜図3と同じ構成で実現できる。但し、本
実施の形態では、図4或いは5に示すようなモード
(1)〜モード(4)で表示する4つの表示モードがプ
リンタ出力用の表示モードとして予め用意されており、
操作者は超音波画像の他に印刷の際に表示される表示内
容を選択して任意のモードで印刷できるようにしてい
る。
【0061】図4には表示項目として、大きな表示項
目、つまりシステム情報、患者情報等の表示内容群が用
意されており、各表示内容群の内からさらに詳細な表示
内容を選択できるようにしている。例えば、システム情
報からは、HospitalName、Date、Ti
meなどを選択できるようにしている。
【0062】次に具体的な作用を以下に述べる。操作者
は、操作卓6を操作してメニュー内にある図4の表示内
容選択画面を呼び出す。操作者は、超音波診断装置5に
接続されている周辺機器の状態や、操作者が所望する表
示内容に近い、あらかじめ用意された図5に示すモード
(1)〜モード(4)を選択する。
【0063】例えば図4のモード(1)のように、超音
波画像の他には患者情報として名前だけを印刷するよう
に選択した場合には、図5(A)に示すように超音波画
像部分を大きくして印刷することができる。
【0064】また、超音波画像の他に、(モード(1)
の場合よりも)さらに印刷する情報を増やした場合には
図4のモード(2)にして図5(B)のようにして印刷
できるようにしたり、さらに印刷する情報を増やした場
合には図4のモード(3)にして図5(C)のようにし
て印刷できるようにしたり、さらに印刷する情報を増や
した場合には図4のモード(4)にして図5(D)のよ
うにして印刷できるようにしても良い。
【0065】このように多数の表示内容群及び表示内容
の異なる映像信号をプリンタ出力用に用意して、さまざ
まな操作者のニーズにも対応できるようにしている。
【0066】超音波診断装置5の制御回路26は、各モ
ードを判別し、各モードに対応した超音波画像サイズと
するために、前記第1の実施の形態にて記載した画像表
示開始座標(X,Y)と表示サイズ(Xsize,Ys
ize)をTV走査アドレス発生回路35へ設定すると
共に、座標変換テーブルデータを変更する。
【0067】座標変換テーブルデータの変更は、CPU
にて再計算してメモリへ書き込むよう構成しても良い
し、あらかじめ複数の座標変換テーブルデータを格納し
たROMを設け、モードに応じて切り替えるよう構成し
ても良い。本実施の形態では、あらかじめ準備した複数
のモード内で選択する方法を記載したが、図6のように
操作者が個々の表示項目を任意に設定し、項目数や各項
目ごとの最大文字数や表示領域を考慮し、その都度超音
波画像の最大表示可能領域を自動で計算し、割合として
表示し、設定しても良い。
【0068】つまり、選択した項目数(表示内容及び表
示内容群)等の選択結果に応じて、超音波画像サイズを
自動的に変更する超音波画像サイズの自動変更手段を形
成しても良い。この場合、選択された項目を印刷可能と
して、できるだけ超音波画像サイズを大きく設定できる
ようにすることが望ましい。また、本実施の形態は、プ
リンタ用の映像出力を例に示しているが、モニタ表示内
容も選択可能としても良い。
【0069】本実施の形態は以下の効果を有する。本実
施の形態によれば、プリンタ9a、9b等で印刷、記録
する映像出力は、超音波診断装置5に接続されている検
査室内の周辺機器の接続状態や操作者が所望する表示内
容へ変更及び選択することができることから、必要な情
報のみを表示し、超音波画像を表示可能な最大サイズと
して出力することができる。
【0070】(第3の実施の形態)図7及び図8は、本
発明の第3の実施の形態に係り、図7は本発明の第3の
実施の形態を備えた超音波診断システムの概略構成図で
あり、図8はモニタに表示された表示画像を示してい
る。
【0071】図7に示す超音波診断システム41は、超
音波探触子2及び駆動部3を備えた超音波内視鏡4と、
この超音波内視鏡4が接続される第3の実施の形態の超
音波診断装置45と、超音波診断装置45に接続される
操作卓6、フットスイッチ7と、図9に示したモニタ8
等の周辺機器とから構成される。
【0072】図7に示す超音波診断装置45は、基本的
には第1の実施の形態で記載した図1とほぼ同じ構成と
なっており、図1にて2系統設けていた座標変換回路2
5a、25b、グラフィック回路27a、27b、画像
重畳回路28a、28b、D/A変換器29a、29
b、映像信号出力回路30a、30bが1系統となって
おり、図1の映像信号切替回路31は具備しない構成と
している。
【0073】つまり、この超音波診断装置45では、超
音波音線データメモリ24の出力データは座標変換回路
25に出力され、座標変換されて画像重畳回路28に出
力され、グラフィック回路27からのグラフィックデー
タ等と重畳された後、D/A変換器29でアナログ信号
に変換され、映像信号出力回路30によりさらに映像信
号に変換されて出力端32から出力される。
【0074】本実施の形態は、図8に示すようにグレー
スケール、病院名、画質設定値の一部等の情報を、ノー
マルスキャン表示領域47外のアンダースキャン表示領
域48へ表示するように設定し、ノーマルスキャン表示
領域47内には必要な情報のみ表示するよう設定し、ノ
ーマルスキャン表示領域47内で最大限大きく超音波画
像を表示するようにしている。
【0075】次に具体的な作用を以下に述べる。本実施
の形態は、上述のようにグレースケール、病院名、画質
設定値の一部等の情報を、ノーマルスキャン表示領域4
7外のアンダースキャン表示領域48へ表示するように
設定し、ノーマルスキャン表示領域47内に必要な情報
のみ表示するよう設定し、ノーマルスキャン表示領域4
7内で最大限大きく超音波画像を表示する。
【0076】グレースケールや病院名、画質設定値等の
一部の情報は、検査中に画面に表示されなくとも良い場
合が多い。例えばグレースケールに関しては、超音波画
像の輝度レベルが階調良く表示されるよう一度モニタ8
の設定をすれば、常に検査画面内に表示されなくても良
いものである。モニタ8の再調整が必要な場合は、モニ
タ8をアンダースキャン表示へと切り替え、ブライトネ
スやコントラスト等を調整すれば良い。病院名に関して
も、プリンタ9a、9bに出力して印刷、記録されてい
れば良く、検査でモニタ8に表示されている必要がない
場合が多い。
【0077】従って、検査中にモニタ8に表示されてい
る必要性が低い情報については、ノーマルスキャン表示
領域47外でかつアンダースキャン表示領域48内とな
るようにあらかじめ、もしくは操作者がメニュー画面上
で任意に設定することで、通常検査時も超音波画像を大
きくすることができる。
【0078】また、ノーマルスキャン表示領域47内に
全情報を表示する表示モードと、本実施の形態に示した
アンダースキャン表示の有効表示領域まで活用した表示
モードとを、操作卓6の指示により、切り替え表示する
ようにしても良い。
【0079】また、第2の実施の形態で説明したよう
に、例えば図8に示すように表示する場合、ノーマルス
キャン表示領域47外でかつアンダースキャン表示領域
48内に表示したいグラフィック画像情報等を操作者が
選択できるようにしても良い。つまり、ノーマルスキャ
ン表示領域47外の表示項目を選択できるようにしても
良い。
【0080】本実施の形態に示した構成とすることで、
プリンタ9a、9b等への印刷、記録時に、超音波画像
を大きく印刷、記録することができるだけではなく、モ
ニタ8への表示も、従来例に比べて大きな超音波画像を
表示することができるため、より検査及び診断し易い装
置を提供することができる。
【0081】また、本実施の形態の構成も第1の実施の
形態で記載した図1よりも簡単な構成とすることができ
るため、安価で、小型化することが可能である。
【0082】従って、本実施の形態は以下の効果を有す
る。本実施の形態によれば、印刷や記録時の画像を大き
く印刷することができるだけでなく、モニタ8に表示さ
れる超音波画像も大きくすることができるため超音波画
像の他に必要とされる情報を表示でき、しかも(印刷時
及び記録時に、表示画像、特に超音波画像が小さく印刷
・記録されてしまう不都合を改善し)超音波画像サイズ
を大きく印刷・記録することができる。
【0083】また、検査中の術者の疲労を更に軽減する
ことができる。また、簡単な構成で実現可能なため、装
置を安価でかつ小型化することができる。また、可搬性
が良く、狭い検査室でも使用することができる。なお、
上述した各実施の形態等を部分的等で組み合わせる等し
て構成される実施の形態等も本発明に属する。
【0084】
【発明の効果】請求項1〜4によれば、従来技術の有す
るプリンタ等への印刷時に有効印刷されていないという
不都合を解決するだけでなく、印刷・記録する文字を操
作者が必要なもののみ印刷することができ、空いた領域
を超音波画像が最大限大きく表示されることで、検査後
に実施する印刷や記録、保存画像の詳細観察やレビュー
時に見易くなり、負担低減や効率向上の効果を持つ。
【0085】請求項5〜7によれば、上記従来技術の有
する不都合を解決し、上記効果が得られるだけでなく、
モニタへ表示される超音波画像サイズまでもが大きくす
ることができるため、病変部位等が見易く、検査の効率
を上げる効果を持つ。また、現状、表示しきれていない
情報等を表示することができる効果も持つ。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の超音波診断装置の
概略構成図。
【図2】座標変換回路の構成を示すブロック図。
【図3】座標変換テーブルと超音波画像の表示領域との
関係を説明する図。
【図4】本発明の第2の実施の形態で、プリンタ等に印
刷、記録される表示内容の選択画面。
【図5】図4にて選択・変更された表示内容ごとの印刷
及び記録される画像のイメージ図。
【図6】図4の表示内容を任意に選択可能とする入力画
面。
【図7】本発明の第3の実施の形態の超音波診断装置の
概略構成図。
【図8】第3の実施の形態のモニタに表示される表示内
容を示す図。
【図9】従来の超音波診断装置と接続される周辺機器を
示す図。
【図10】従来の超音波診断装置の表示画面の例を示す
図。
【図11】 従来の超音波診断装置をモニタの各スキャ
ン表示で表示させた時の画面表示を示す図。
【符号の説明】
1…超音波診断システム置 2…超音波探触子 3…駆動部 4…超音波内視鏡 5…超音波診断装置 6…操作卓 8…モニタ 9a…白黒ビデオプリンタ 9b…カラービデオプリンタ 10…画像ファイリング装置 11…VTR 16…超音波振動子 21…送信回路 22…アナログ信号処理回路 23…A/D変換器 24…超音波音線データ格納メモリ 25a、25b…座標変換回路 26…制御回路 27a、27b…グラフィック回路 28a、28b…画像重畳回路 29a、29b…D/A変換器 30a、30b…映像信号出力回路 31…映像信号切替回路 32a、32b…出力端

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 超音波探触子から被検体に超音波を送受
    信し、得られたエコー信号を処理して、超音波画像を生
    成する超音波診断装置において、 前記エコー信号を画像として表示するための座標変換す
    る座標変換手段と、 前記座標変換された超音波画像データと、この超音波画
    像データに関わる患者情報及び画質設定情報の少なくと
    も一方を含むグラフィック情報とを重ね合わせる画像重
    畳手段と、 前記画像重畳手段の出力信号を映像信号として出力する
    映像信号出力手段とを有すると共に、 それぞれが表示領域または表示内容の異なる映像信号を
    出力する複数の画像処理手段と、 前記複数の画像処理手段からの映像信号を選択する選択
    手段と、 を備えたことを特徴とする超音波診断装置。
  2. 【請求項2】 超音波画像が表示される表示領域の変
    更、もしくは表示内容の変更を操作者が切り替え設定可
    能としたことを特徴とする請求項1記載の超音波診断装
    置。
  3. 【請求項3】 操作者が表示内容及び表示内容群を選択
    可能な表示内容選択手段と、 操作者によって表示内容及び表示内容群の選択結果に応
    じて、超音波画像サイズを自動的に変更する超音波画像
    サイズ自動調整手段を具備したことを特徴とする請求項
    1記載の超音波診断装置。
  4. 【請求項4】 変更する表示領域、もしくは表示内容を
    操作者が任意に、もしくは複数種類の中から選択して指
    定することができる映像信号切替内容の指定手段を具備
    したことを特徴とする請求項1記載の超音波診断装置。
  5. 【請求項5】 超音波内視鏡や超音波探触子から生体へ
    超音波を送受波し、得られた受信信号を処理して、超音
    波画像を生成する超音波診断装置において、 送受波により得られたエコーデータをTV走査へと座標
    変換する座標変換手段と、 前記座標変換された超音波画像データと、患者情報や画
    質設定情報等のグラフィック情報とを重ね合せる画像重
    畳回路と、 表示及び記録するために映像信号として出力する映像信
    号出力手段とを持ち、 モニタのノーマルスキャン領域内に文字を含むグラフィ
    ック情報の一部と超音波画像を欠けることなく表示し、
    ノーマルスキャン領域外で、かつアンダースキャン領域
    内にグラフィック情報とグレースケール表示がされるよ
    う映像信号を設定したことを特徴とする超音波診断装
    置。
  6. 【請求項6】 ノーマルスキャン領域内に画像及びグラ
    フィック情報を全て表示させる映像信号設定と、アンダ
    ースキャン領域まで有効活用した映像信号設定とを、操
    作者が切替表示できる映像信号切替手段を具備したこと
    を特徴とする請求項5記載の超音波診断装置。
  7. 【請求項7】 ノーマルスキャン領域外で、かつアンダ
    ースキャン領域内に表示したいグラフィック情報を、操
    作者が選択することができるノーマルスキャン領域外表
    示項目選択手段を具備したことを特徴とする請求項5記
    載の超音波診断装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007190214A (ja) * 2006-01-19 2007-08-02 Toshiba Corp 超音波診断装置及び超音波診断装置の制御プログラム
CN100388293C (zh) * 2003-10-24 2008-05-14 深圳迈瑞生物医疗电子股份有限公司 基于可编程逻辑器件的b超电影回放电路
JP2008245790A (ja) * 2007-03-29 2008-10-16 Olympus Medical Systems Corp 超音波観測システム
JP2009291532A (ja) * 2008-06-09 2009-12-17 Toshiba Corp 超音波診断装置及び画像出力処理装置

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