JP2003134059A - 電波監視装置及びこの電波監視装置を用いた電波監視システム - Google Patents

電波監視装置及びこの電波監視装置を用いた電波監視システム

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JP2003134059A
JP2003134059A JP2001326862A JP2001326862A JP2003134059A JP 2003134059 A JP2003134059 A JP 2003134059A JP 2001326862 A JP2001326862 A JP 2001326862A JP 2001326862 A JP2001326862 A JP 2001326862A JP 2003134059 A JP2003134059 A JP 2003134059A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の電波監視装置では、非同期のFH波
(周波数ホッピング波)の受信・検出は不可能であっ
た。また、FH波でない一般の通信波でも複数の通信波
を同時に受信・検出が不可能であった。 【解決手段】 空中線1に誘起された信号を受信帯域が
それぞれ異なる複数の受信部22a〜22nに入力す
る。受信部22a〜22nでは各受信帯域ごとにIF周
波数に変換し、各AD変換器23に入力し、デジタル信
号に変換する。IF信号は各信号処理器25に入力され
デジタル信号処理でFFT解析して出現電波を監視する
ことで、同時に出現する複数のFH波および通信波を検
出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、空間に放射され
ている各種の電波信号をとらえて、その信号諸元を解析
したり、発信位置を特定したりする電波監視装置と、こ
の電波監視装置を用いた電波監視システムに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】空間には各種の電波信号が放射されてい
る。これらの電波信号の中には不法な無線設備から放射
されたものや、また、正規の無線局から放射されたもの
でも他の無線通信に影響を与えるような品質低下を来し
ているものなどがあるので、その諸元を解析して発信源
を特定したり、品質を測定するなどの監視を必要とす
る。このような監視を行なう装置を電波監視装置とい
う。ところで、上記電波の中でも、短い時間ごとにその
周波数を変更する(フレケンシィホップ通称FHとい
う)ことにより、このような電波監視を回避しようとす
るものがあり、受信周波数が固定又はそれに近い一般の
受信機では受信ができないため、その監視方法は従来か
ら種々の工夫が行なわれている。図9は、例えば特開平
11‐103266号公報に示された従来のFH非同期
受信機の構成図である、図において、1は空中線、8は
空中線1が受信した高周波信号を増幅する高周波増幅
器、10は高周波増幅器8の出力信号の周波数を変換す
るための周波数混合器、11は周波数混合器10の出力
信号から必要な周波数の信号を選択的に抽出するフィル
タ、12はフィルタ11の出力信号を復調する復調器で
ある。13は前記周波数変換を行なうためのFH電波の
周波数に応じた複数の周波数を同時に発振する複数の局
部発振器であり、ここではf1からfnまで設けられて
いる。また、図10は例えば特開平10−224312
号に公報に示された、従来の電波監視装置である。図に
おいて、1は空中線、2は高速探知受信機、3はAD変
換器、4は速度変換器、5は信号処理器、6は表示制御
器である。
【0003】次に図9および図10の動作について説明
する。図9については、空中線1に励起された高周波信
号を対応する増幅器8で増幅し、周波数混合器10にこ
のFH周波数の電波を入力する。局部発振器13からは
前記FH周波数のホップ周波数の全てに対応した複数の
局部発振周波数が出力されているので、ホップ周波数の
どれが入力されても、同じ所定の中間周波数(IF)に
変換され、連続した一つの中間周波数の信号となる。続
いて中間周波数をフィルタ11により不要周波数を除去
した後、復調器12(周波数弁別器)により復調を実施
する。
【0004】また、図10については空中線1により受
信され、高速探知受信機2によりIF信号に変換された
受信信号は、AD変換器3によりデジタル信号に変換さ
れ、速度変換器4に入力される。速度変換器4は入力信
号を所定の速度で記憶した後、記憶した速度の1/nの
速度で記憶を再生することにより、入力信号の速度を1
/nに速度変換することができる。速度変換器4では、
1/n倍に速度変換が行われ、この遅くなったIF信号
に含まれる情報レートおよびクロックレートを信号処理
器5において解析を行う。これにより信号処理器5の処
理速度能力が及ばないような高速の信号も処理が可能と
なる。表示制御器6では、信号処理器5の解析結果と速
度変換器4で変換した定率で元の速度に換算し、換算し
た解析結果を表示する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のFH信号を受信
する非同期受信機では、事前に周波数ホッピングする情
報を得て局部発振周波数をそれに合わせる必要であり、
ホッピング周波数が不明の場合には、別途、この周波数
を検出する装置が必要となるという課題があった。ま
た、ホッピング周波数の異なる複数のFH波に対しては
異なる周波数の局部発振器を設けなければ復調できない
と言う課題があった。
【0006】また、従来の電波監視装置では、高速探知
受信機を使用しているため、広帯域に存在するFH波に
対して、受信側が掃引をする受信機の場合、その掃引速
度とFH速度の関係により、検出が困難であり、広帯域
で同時に複数の通信波をリアルタイムで検出することは
困難であった。また、監視場所周辺の電波環境、フェー
ジングの影響を受けやすく、目的とする電波の判定が困
難であるという問題点があった。
【0007】この発明は上記のような問題点を解決する
ためになされたもので、予めホッピング周波数がわかっ
ていないFH波に対しても、その周波数が検出できると
ともに、複数のFH波および通信波に対しても、リアル
タイムで検出が可能となる電波監視装置を提供すること
を目的とする。また、電波監視を実施している監視場所
での電波環境およびフェージングの影響を受けることが
少ない電波監視装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明の電波監視装置
は、互いに異なる周波数帯域の電波信号を受信する複数
の受信部、この複数の受信部それぞれの出力側に接続さ
れ、受信した前記電波信号をA/D変換する複数のA/
D変換器、前記複数のA/D変換器それぞれの出力側に
接続され、前記A/D変換器の出力信号をフーリェ変換
し、前記電波信号の諸元を解析し、解析結果を出力する
複数の信号処理器、前記複数の信号処理器の出力した複
数の電波信号の解析結果から、関連性のある解析結果を
抽出し、この解析結果に対応する前記電波信号を抽出す
ることにより周波数ホッピング波を検出する検出情報蓄
積部を備えたものである。
【0009】また、前記検出した周波数ホッピング波を
復調する復調回路を備えたものである。
【0010】また、前記受信部は前記電波信号を受信す
る空中線と、この空中線に誘起された信号を減衰させる
減衰器とを備えたものである。
【0011】また、前記減衰器は前記検出情報蓄積部に
より制御される可変減衰器としたものである。
【0012】また、前記信号処理器が実行したフーリェ
変換の解析結果を記憶するメモリ、前記記憶したフーリ
ェ変換の解析結果から必要な周波数帯域のデータを切り
出して、逆フーリエ変換を行ない、通信波を復元する逆
フーリェ変換装置を備えたものである。
【0013】また、前記通信波を復調する複数の復調回
路を備え、複数の復調信号をリアルタイムで得るもので
ある。
【0014】また、前記検出情報蓄積部は、予め、前記
信号処理器の動作モードを決定する複数のプログラムを
保持し、受信した電波信号の変調方式が前記信号処理器
が処理できない変調方式であったとき、前記信号処理器
のプログラムを前記保持しているプログラムのいずれか
に更新して復調方式を変更するものである。
【0015】また、前記検出情報蓄積部は、予め、前記
受信部の受信周波数又は受信周波数帯域幅を決定する複
数のプログラムを保持し、受信した電波信号の周波数又
は周波数帯域が適切でないと判断されたとき、前記受信
部の前記プログラムを前記保持しているプログラムのい
ずれかに更新するものである。
【0016】また、前記検出情報蓄積部は前記複数の信
号処理器がフーリェ変換して得た複数の解析結果を平均
化する平均化回路と、この平均化された解析結果に基づ
いて前記受信電波の諸元を解析する解析部とを含むもの
である。
【0017】また、この発明による電波監視システム
は、前記空中線が互いに異なる場所に配置された複数の
上記の電波監視装置、この電波監視装置のそれぞれに設
けられたデータ通信装置、前記データ通信装置を互いに
接続して前記複数の電波監視装置間でデータ通信する通
信回線、前記複数の電波監視装置のいずれかの前記検出
情報蓄積部に設けられ、この検出情報蓄積部が有する前
記電波信号の諸元と、前記通信回線を介して得た他の電
波監視装置が有する他の電波信号の諸元とを比較して、
各電波監視装置が受信した前記電波の同一性を判定し、
この検出情報蓄積部が有する前記電波信号の諸元を他の
電波信号の諸元で補完する同一性判定装置を備えたもの
である。
【0018】
【発明の実施の形態】実施の形態1.以下、この発明の
実施の形態1の電波監視装置を図1の構成図について説
明する。図1(a)において、1は空中線、21は空中
線1で受信した信号を複数(ここではn個)の受信部2
2a〜22nに分配する信号分配器である。8は空中線
1の受信帯域に入感する信号を増幅する増幅器、10は
増幅器8の出力信号と後述の局部発振器13の信号とを
混合し中間周波数に変換するための周波数混合器、13
は周波数混合器10に混合させる正弦波を発生させる局
部発振器、11は中間周波数になった信号に必要な周波
数範囲の帯域制限をするためのフィルタである。増幅器
8と周波数混合器10とフィルタ11と局部発振器13
とは受信部22を構成している。なお、受信部22は2
2a〜22nの複数個あり、それぞれの受信帯域幅は図
2に示す40a〜40nとなるように各局部発振器13
a〜13n又はフィルタ11a〜11nの周波数が設定
されている。各受信帯域幅40a〜40nは互いに隣接
して、かつ切れ目無く連続している。23は受信部22
aからの信号をデジタル信号に変換するAD変換器、4
は高速なデジタル信号を速度変換するための速度変換器
で、例えば信号を一旦、受信した早さで記憶した後、そ
れより遅い早さで再生できるメモリを含んでいる。24
は速度変換器4で遅い速度に変換されたデジタル信号を
蓄えるメモリ、5はメモリ24のデジタル信号の信号処
理(例えばFFT解析)を行う信号処理器、32は信号
処理部25で処理された信号をデータベース化する検出
情報蓄積部である。
【0019】次に図1のものの動作について説明する。
空中線1に誘起された高周波信号を、信号分配器21に
入力することで、各受信部22a〜22nに分配する。
その分配した信号は複数の受信部22a〜22nに入力
され、図2に示す各受信部に対応する帯域幅分の信号を
増幅器8で増幅する。増幅した受信信号を周波数混合器
10に通し中間周波数に変換し、中間周波数で帯域制限
するためのフィルタ11により帯域外の信号を除去す
る。その後デジタル信号に変換するため、各AD変換器
23でAD変換をし、信号処理部25へ出力する。信号
処理部25に入力されたデジタル信号は、速度変換器4
でサンプリング速度を落とした後、メモリ24に一時的
に蓄積を行う。その後、メモリ24に蓄積されたデータ
を用い信号処理器5でFFTによる検出処理を行い、信
号処理部25の出力とする。信号処理部25から出力さ
れた通信諸元等の信号解析結果は検出情報蓄積部32に
上げられると同時に、複数の信号処理器5が出力した電
波信号の解析結果から、相互に関連性のある解析結果を
検出し、この関連ある解析結果を得た元の電波信号を検
出することによりFH波の検出を行う。その後、検出情
報蓄積部32にある表示器に出力する。関連ある解析結
果が得られない場合には、複数の電波信号の解析結果を
同時に得ることができる。
【0020】実施の形態1の電波監視装置は、以上のよ
うに、それぞれの受信帯域幅が互いに隣接するようにし
た複数の受信回路を備え、全体として広い帯域幅にわた
って同時に受信できる構成としたので、未知(ホップ周
波数が不明)のFH波に対しても、信号の検出が可能と
なる。また、FH波の内、特に検出が困難な任意のFH
非同期信号の検出も可能であり、さらに複数のFH波、
複数の通信波に対しても検出が可能となる。
【0021】なお、図2に於いて各受信周波数帯域は図
の上では互いに隣り合って連続しているように説明した
が、予め信号がないかあるいは監視の必要がない周波数
帯域がわかっている場合などに於いては、必ずしも連続
した受信帯域を備えなくても良い。また、図1では増幅
器8は各受信部にそれぞれ設けたが、広帯域の増幅器を
空中線1の直下に1台設けることでもよい。空中線1は
各受信部22a〜22nに共通のものとして示したが、
各受信部のそれぞれに設けられていてもよく、その場
合、信号分配器21は不要である。さらに、周波数混合
器10と局部発振器13とを共通としてフィルタ11a
〜11nのみを各帯域別に設けるようにしても良い。速
度変換器4は信号処理器5動作を容易にするために設け
たものであり、必須ではない。また図では示さないが復
調回路を設けて、検出したFH波の復調を行なうことも
できる。
【0022】実施の形態2.実施の形態1で示した電波
監視装置1台では、受信可能なエリア(位置的広がり)
が狭く、受信信号が弱い遠方の発信源の電波は十分に監
視することができない。また、比較的近い発信源の電波
でもフェージングの影響で信号の一部が欠落して、正確
な解析ができない場合などが生じ得る。また、1カ所で
の受信では発信源の位置を推定することが難しい。この
ような課題を解決する実施の形態2の電波監視装置の構
成を図3に示す。図3に於いて、実施の形態1に示した
電波監視装置を複数台用意し、互いに異なる監視場所3
4a、34b、34cに設置する。そしてこれらの電波
監視装置をネットワーク33(通信回線)に接続する。
32Yは通信回線と接続するデータ通信装置である。こ
れらの電波監視装置の監視場所(空中線1の設置場所)
34a、34b、34cは、適宜、離れた、異なる場所
にある。図3において、ネットワーク33には各電波監
視装置の検出情報蓄積部32で処理された信号がデータ
ベース化されて、互いに他の監視場所34b、34c・
・・・の情報を共有することができる。
【0023】次に動作について説明する。ある場所、例
えば監視場所34aの検出情報蓄積部32は、自装置で
受信・解析した結果と他の監視場所34b、34cでの
解析結果とを、ネットワーク33を介して情報の共有を
行い、解析したデータを互いに比較して、その同一性を
判定し(図示しない同一性判定装置による)、同一のデ
ータは補完し合うように利用する。即ち、FH波などの
チップが消失した部分の信号を他の場所での検出結果を
用いて穴埋めすることにより、より完全なデータを入手
して、より信頼性の高い結果を得る。その後、検出情報
蓄積部32にある図示しない表示器に結果を出力する。
【0024】以上のように構成したので、ネットワーク
33の広がりに対応する広い監視エリアを構築できる。
また、ある場所の電波環境の悪化により受信不能な状況
が発生しても、他の受信可能な場所でのデータを利用す
ることが可能となる。また、監視場所が3カ所以上あれ
ば互いの受信時刻の差から発信源の位置を推定可能とな
る。
【0025】実施の形態3.実施の形態1と実施の形態
2で説明した電波監視装置では、極めて近い発信源また
は極めて強い発信源から強力な電波が入感したとき、増
幅器8やAD変換器3が飽和して、正確な解析ができな
い場合がある。このような課題を解決するための実施の
形態3の電波監視装置の構成を図4に示す。図におい
て、受信部42は増幅器8の前段に減衰器31を有す
る。その他の構成は実施の形態1の図1と同じなので説
明を省略する。減衰器31により空中線1から過大入力
がある場合、増幅器8やAD変換器3の飽和を回避する
ことができる。また、減衰器31を信号処理部25から
制御することにより、増幅器8へ入る信号レベルを正常
な動作が保証される範囲に保ち、電波監視装置の動作を
より安定化することが可能となる。
【0026】次に動作について説明する。受信部22b
は、増幅器8の前段に減衰器31を設けたので、増幅器
8への入力信号が過大となることを防ぐことができる。
これにより、信号が増幅器8の動作範囲を逸脱して大幅
に歪むなどの不具合を回避することができる。そして過
大入力がある場合でも、FH波および通信波の検出がよ
り安定に行える。減衰器31の構成は、例えば、固定の
減衰器を数種類もち、信号処理部25からの制御によっ
て減衰量を切り替えるものでもよいし、信号処理部25
からの信号によって減衰量を制御可能な高周波半導体減
衰器(可変減衰器)でもよい。
【0027】以上のように、減衰器31を設けたこと
で、形態1と同様の効果を奏すと共に、過大入力があっ
た場合も正確な解析が行えることにより、より広い信号
振幅に対応可能な電波監視装置を得ることができる。
【0028】実施の形態4.実施の形態1の電波監視装
置では、信号の解析結果は検出情報蓄積部32に蓄積さ
れるので、これを知ることはできる。しかし、例えば受
信したFH波の信号波はホップした周波数毎に各信号処
理部25a〜25nのそれぞれから出力され、1ライン
上に連続した1つの信号として出力されるわけではな
い。このように本来1つの信号であるべきものが複数の
ラインに分かれて出力されることは、例えばこれを復調
して1つの連続した変調信号を得ようとするときには、
各信号を復調した後加算するなど、面倒な処理を必要と
し、少なくともリアルタイムでの復調が困難であるな
ど、はなはだ不都合を生じる。
【0029】このような課題を解決した実施の形態4の
電波監視装置の構成を図5に示す。図において、41は
各信号処理部25a〜25nの各信号処理器5で処理し
て得たFFT結果を記憶するメモリ、42はメモリ41
のデータから必要な帯域幅の信号を切り出してIFFT
(逆フーリエ変換)処理を行うことによって信号を合成
する逆フーリェ変換装置である。43は逆フーリェ変換
装置42の出力した複数の通信波をそれぞれ復調する複
数の復調回路である。これ以外の部分については実施の
形態1の図1の構成と同じなので説明を省略する。図6
は図5の動作を説明するための動作説明波形図である。
【0030】図6に於いて、51はAD変換器23でA
D変換した信号処理後のデータを信号処理器5でFFT
処理した結果を時系列的に示している。52はFFT1
〜FFTnの結果をメモリ41に重ねて蓄積したものを
示す。その後、FH波等の検出処理を行い、必要な帯域
幅の信号53を切り出す(99は必要な帯域幅を示すた
めの説明補助線である)、そしてIFFT処理を行う。
その結果、受信機で受信した時間波形と同等の信号54
を得ることができる。この信号54を用いてデジタル的
に復調を行い、変調信号(図示しない)をリアルタイム
で得ることができる。復調回路43は複数個設けている
ので、逆フーリェ変換装置42から出力される通信波が
複数であっても同時に復調できる。以上のように、メモ
リ41を信号処理後に設け、信号検出を実施すること
で、実施の形態1と同等の効果の他に、FH波等に対し
て信号検出が行える。また、必要な信号成分を切り出
し、IFFT処理を行うことで復調も可能となる。
【0031】実施の形態5.実施の形態1で説明した電
波監視装置では、監視対象となる電波信号はFH波に限
定されているものとして説明した。しかし、FH波に限
らず、各種の信号形態、各種の変調方式の電波信号を対
象とすることができるものの方が好ましい。電波信号の
形態が異なれば信号処理器5における処理の方法も変え
なければならない。実施の形態1の図1の信号処理器5
の動作モードは、ロードされているプログラム(以下ソ
フトウェア)によって決定されるので、そのためには必
要なソフトウェアをアップロードしなければならない。
このような課題を解決する実施の形態5の電波監視装置
について説明する。各種の電波形式に対応する信号処理
器5のための複数のソフトウェアを、あらかじめ検出情
報蓄積部32に記憶しておき、最初の検出時点で、予め
準備しているものと異なる電波形式であることが判明す
れば、対応するソフトウェアを上位端末である検出情報
蓄積部32からアップロードする。また、デジタルフィ
ルタ11又は局部発振器13の周波数の変更(即ち受信
部22の受信周波数または受信周波数帯域)についても
同様の方法で変更可能である。受信機の運用設定の切り
替え、受信帯域幅の変更についても検出情報蓄積部32
から指示を行うことにより変更が可能である。
【0032】以上のように、信号処理器5のソフトウェ
アの変更、および局部発振器13の発振周波数の変更を
可能とすることで、未知の変調方式、異なる受信帯域の
電波信号に対して復調・検出が可能であると共に、容易
に受信機の運用を変更することができ、同一帯域内の同
時受信数を増やすなど自由な運用が可能である。このよ
うに、実施の形態1の構成に加えて、信号処理部25a
〜25nの信号処理器5に搭載しているソフトウェア
を、予め検出情報蓄積部32内に保存してある異なる電
波形式、異なる変調方式に対応可能なソフトウェアに変
更することを可能とする。また、局部発振器13の発振
周波数を検出情報蓄積部32からの操作により変更する
ことで異なる周波数帯域の電波に対しても対応が可能と
なる。
【0033】実施の形態6.実施の形態1の図1の構成
の電波監視装置では、受信した電波の解析結果が検出情
報蓄積部32に蓄積された後でなければ、(信号の変調
方式が極めて単純である場合を除き)復調を行なうこと
ができない。しかし、復調した信号に含まれる内容情報
は搬送波の解析以上に重要である場合も多く、受信後、
遅滞なく復調できることが好ましい。このような課題に
対応する本実施形態の電波監視装置について説明する。
実施の形態1の図1の構成に加えて、信号処理器5に通
信諸元を推定するソフトウェア、および検出情報蓄積部
32においても通信諸元を解析するソフトウェアを追加
する。これ以外の部分については実施の形態1の図1の
構成と同じなので説明を省略する。
【0034】次に動作について説明する。信号処理器5
で通信諸元の推定を行い復調する。この復調データは、
信号処理器5に入力されたIQデータと共に検出情報蓄
積部32に上げられ必要に応じて解析が行なわれる。信
号処理器5に通信諸元を推定する機能を持たせたこと
で、通信諸元が不明な通信波を受信したときに、リアル
タイムで復調が行なわれる。また、信号処理器5で復調
できない場合であっても検出情報蓄積部32で解析を行
うことによって復調を行うことが可能となり、通信諸元
が不明な電波の復調が素早く実行される。
【0035】実施の形態7.実施の形態1の図1の電波
監視装置では、FFTの周波数分解能を細かくする(周
波数分解能を高くする)と、変調がかかった通信波を一
つの通信波として検出することが困難になる場合があ
る。(例えば、2値FSK信号の場合、2波の信号に見
える。)このような課題を解決するため本実施の形態の
電波監視装置では、FFT結果の平均化、スムージング
等を行い、同一の通信波として検出できるようにした。
平均化、スムージングなどの方法は公知であるので説明
を省略する。
【0036】図7は実施の形態7の電波監視装置の構成
を示す。図において32Aは平均化回路を備えた検出情
報蓄積部で平均化回路32bと平均化されたデータに対
応する解析部32Xとを備えている。これ以外の構成に
ついては実施の形態1の図1の構成と同じなので説明を
省略する。次に動作について図8の説明波形図により説
明する。図8(a)図の61は高い分解能で解析された
FFT結果であり、分解能が高いために本来1つの信号
が2値に分割され、その間に信号のない周波数が検出さ
れて、あたかも2つの別の信号が存在するかのように見
えることを示している。62はデータ61を平均化処理
して得た結果であり、2値に分割されていたデータが一
体化され、一つの信号の分析結果として見誤ることのな
いデータになっている。図において99は平均化処理を
行なっている周波数範囲を説明するための説明補助線で
ある。これ以後の処理は実施の形態1の図1のものと同
じなので説明を省略する。このように平均化処理、スム
ージング処理を行い信号処理の分解能を擬似的に落とす
ことで帯域幅、変調周波数の検出も可能となる。また、
同様の処理をFH波に対して行えば、FH波の帯域幅・
変調周波数の検出が可能である。
【0037】以上のようにFFTの周波数分解能が高い
場合でも、同一の通信波として検出することが可能にな
ったことで、通信波の変調方式によらず、FH波等の検
出ができ、発明の実施の形態1と同様の効果を奏する。
【0038】
【発明の効果】以上のようにこの発明の電波監視装置
は、周波数帯域別に分割した複数の受信部が受信した電
波信号をそれぞれフーリェ解析し、この複数の解析結果
を比較、関連性のある解析結果を抽出して、この結果に
対応する電波信号抽出しているので、周波数のホッピン
グデータがわかっていない周波数ホッピング波を受信す
ることができる。また、複数の周波数ホッピング波を同
時に検出することができる。
【0039】また、検出した電波信号を復調することが
できる。
【0040】また、減衰器を備えているので、強い電波
信号の入感により動作が異常になるということを防止で
きる。
【0041】また、減衰器は可変減衰器としたので、入
力レベルを制御して安定な動作をさせることができる。
【0042】また、逆フーリェ変換により通信波を合成
する逆フーリェ変換装置を備えているので、複数の周波
数ホッピング電波を、同時に、分離して受信することが
できる。
【0043】また、複数の復調回路を備え、複数の周波
数ホッピング波の復調信号を同時にリアルタイムで得る
ことができる。
【0044】また、信号処理装置の動作プログラムは書
き換え可能としたので、異なる変調方式の電波信号にも
対応できる。
【0045】また、受信部の受信周波数及び受信帯域を
決定するプログラムを書き換え可能としたので、異なる
周波数の電波信号にも対応できる。
【0046】また、フーリェ解析結果を平均化して、受
信電波の諸元を確定するので、フーリエ変換の周波数分
解能を高くしても誤動作が起こりにくい。
【0047】また、この発明による電波監視システムに
よれば、異なる場所に配置した複数の電波監視装置を相
互にネットワークに接続し、互いにデータを共有するこ
とで、広範囲の監視エリアを構築すると共に電波環境の
影響を除去することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1による、電波監視装
置の構成を示すブロック図である。
【図2】 図1の電波監視装置の動作を説明する受信周
波数帯域説明図である。
【図3】 この発明の実施の形態2による、電波監視シ
ステムの構成図である。
【図4】 この発明の実施の形態3による電波監視装置
のブロック図である。
【図5】 この発明の実施の形態4による、FFT・I
FFTを用いた電波監視装置の構成を示す図である。
【図6】 図5の電波監視装置の動作を説明する動作説
明図である。
【図7】 実施の形態7による電波監視装置の部分構成
図である。
【図8】 図7の電波監視装置の動作を説明する動作説
明図である。
【図9】 従来の周波数ホッピング波の受信装置の構成
を示す図である。
【図10】 従来の電波監視装置の構成を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 空中線、 2 高速探知受信器、4 速度変
換器、 5 信号処理器、 6 表示制御器、8
増幅器、 10 周波数混合器、 11a〜11
n フィルタ、12 復調器、 13 局部発振器、
21 信号分配器、22a〜22n 受信部、
23 A/D変換器、 24 メモリ、25a〜2
5n 信号処理部, 31 減衰器,32、32A 検
出情報蓄積部、 32B 平均化回路、32X 解析
部、 33 ネットワーク,34a〜34c 監視場
所、40a〜40n 受信帯域、41 メモリ、 4
2 逆FFT装置、 43 復調回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5K042 AA06 AA08 BA11 BA13 CA02 CA12 CA17 CA20 DA04 DA19 EA15 FA11 FA15 FA24 FA30 GA06 GA11 HA07 JA03

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに異なる周波数帯域の電波信号を受
    信する複数の受信部、 この複数の受信部それぞれの出力側に接続され、受信し
    た前記電波信号をA/D変換する複数のA/D変換器、 前記複数のA/D変換器それぞれの出力側に接続され、
    前記A/D変換器の出力信号をフーリェ変換し、前記電
    波信号の諸元を解析し、解析結果を出力する複数の信号
    処理器、 前記複数の信号処理器の出力した複数の電波信号の解析
    結果から、関連性のある解析結果を抽出し、この解析結
    果に対応する前記電波信号を抽出することにより周波数
    ホッピング波を検出可能とする検出情報蓄積部を備えた
    ことを特徴とする電波監視装置。
  2. 【請求項2】 前記検出した周波数ホッピング波を復調
    する復調回路を備えたことを特徴とする請求項1に記載
    の電波監視装置。
  3. 【請求項3】 前記受信部は前記電波信号を受信する空
    中線と、この空中線に誘起された信号を減衰させる減衰
    器とを備えたことを特徴とする請求項1に記載の電波監
    視装置。
  4. 【請求項4】 前記減衰器は前記検出情報蓄積部により
    制御される可変減衰器であることを特徴とする請求項3
    に記載の電波監視装置。
  5. 【請求項5】 前記信号処理器が実行したフーリェ変換
    の解析結果を記憶するメモリ、 前記記憶したフーリェ変換の解析結果から必要な周波数
    帯域のデータを切り出して、逆フーリエ変換を行なうこ
    とにより通信波を復元する逆フーリェ変換装置を備えた
    ことを特徴とする請求項1に記載の電波監視装置。
  6. 【請求項6】 前記通信波を復調する複数の復調回路を
    備え、複数の復調信号をリアルタイムで得ることを特徴
    とする請求項5に記載の電波監視装置。
  7. 【請求項7】 前記検出情報蓄積部は、予め、前記信号
    処理器の動作モードを決定する複数のプログラムを保持
    し、受信した電波信号の変調方式が前記信号処理器が処
    理できない変調方式であったとき、前記信号処理器のプ
    ログラムを前記保持しているプログラムのいずれかに更
    新して復調方式を変更するものであることを特徴とする
    請求項1に記載の電波監視装置。
  8. 【請求項8】 前記検出情報蓄積部は、予め、前記受信
    部の受信周波数又は受信周波数帯域幅を決定する複数の
    プログラムを保持し、受信した電波信号の周波数又は周
    波数帯域が適切でないと判断されたとき、前記受信部の
    前記プログラムを前記保持しているプログラムのいずれ
    かに更新するものであることを特徴とする請求項1に記
    載の電波監視装置。
  9. 【請求項9】 前記検出情報蓄積部は前記複数の信号処
    理器がフーリェ変換して得た複数の解析結果を平均化す
    る平均化回路と、この平均化された解析結果に基づいて
    前記受信電波の諸元を解析する解析部とを含むことを特
    徴とする請求項1に記載の電波監視装置。
  10. 【請求項10】 前記空中線が互いに異なる場所に配置
    された複数の請求項3に記載の電波監視装置、 この電波監視装置のそれぞれに設けられたデータ通信装
    置、 前記データ通信装置を互いに接続して前記複数の電波監
    視装置間でデータ通信する通信回線、 前記複数の電波監視装置のいずれかの前記検出情報蓄積
    部に設けられ、この検出情報蓄積部が有する前記電波信
    号の諸元と、前記通信回線を介して得た他の電波監視装
    置が有する他の電波信号の諸元とを比較して、各電波監
    視装置が受信した前記電波の同一性を判定し、この検出
    情報蓄積部が有する前記電波信号の諸元を他の電波信号
    の諸元で補完する同一性判定装置を備えたことを特徴と
    する電波監視システム。
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