JP2003134000A - データ送受信装置及び通信機器 - Google Patents

データ送受信装置及び通信機器

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JP2003134000A
JP2003134000A JP2001325200A JP2001325200A JP2003134000A JP 2003134000 A JP2003134000 A JP 2003134000A JP 2001325200 A JP2001325200 A JP 2001325200A JP 2001325200 A JP2001325200 A JP 2001325200A JP 2003134000 A JP2003134000 A JP 2003134000A
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Takao Hasegawa
隆生 長谷川
Tomoaki Takeda
倫明 武田
Akira Saito
晶 齊藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】データの送受信において同期はずれが生じない
ようにする。 【解決手段】一時的または定期的なデータ送受信停止状
態から動作状態に移行して、データ送受信の再開手続き
を行う際の送信側及び受信側のタイムスロット構成にお
いて、受信側は、送信データ8を受信するためのサーチ
ウィンドウ71,72をデータ送受信の検索手続きが完
了するまで定期的に設け、送信側は、各サーチウィンド
ウ71、72の期間内に第1の送信データを1回だけ送
信する。さらに、サーチウィンドウ71,72の各々に
ついて送信データ8の信号の1つのみが対応するよう
に、送信データ8の送信間隔をサーチウィンドウ71,
72の幅に合わせて変化させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、周波数ホッピング
スペクトラム拡散方式を採用した無線通信装置に使用さ
れる送受信データ解析用のデータ送受信装置と、これを
用いた通信機器に関する。
【0002】
【従来の技術】周波数ホッピングスペクトラム拡散方式
を採用した無線通信方式においては、“Specification
of the Bluetooth System, Specification Volume 1, C
ore, Version 1.1,”p.85-88, p.111-112に示されてい
るように、受信タイムスロット及び送信タイムスロット
が交互に設けられ、一方の装置に送信タイムスロットが
割り当てられた時刻では、その通信相手に受信タイムス
ロットを割り当てることによって通信が行われる。さら
に、(a)低消費電力化のために通信の一時停止または
定期停止を行い、(b)1対多通信において定められた
数以上のデータ送受信装置を相手に通信した場合に、定
められた数を超えた分の装置を一時停止状態または定期
的停止状態にする。これらを実現するために通信の一時
停止モード及び定期的停止モードが設けられる。
【0003】図8に通信機器の一般的な構成を示す。
【0004】図8に示す通信機器は、通信すべきデータ
を生成するデータ生成装置211と、その生成データを
解析及び加工するデータ解析/加工装置212によって
構成されるベースバンド装置201を備えている。
【0005】ベースバンド装置201のデータは、変復
調装置102、アップコンバータ/ダウンコンバータ1
03、アンテナ104を経て無線信号を搬送波として、
送受信される。データ解析/加工装置212において
は、通常の一時停止モード及び定期的停止モードが制御
される。
【0006】次に、一時停止モードまたは定期的停止モ
ードから動作状態に移行して、再同期を図る際のタイム
スロット構成を図9に示す。
【0007】図9において、符号1はタイムスロットを
示し、符号2は各タイムスロットにおけるホップ周波数
を示す。ここで、h(n)はタイムスロットnに割り当
てられているホップ周波数を示す。
【0008】図9のタイムスロット構成において、再同
期が開始されると、一方の装置(以下、装置Aという)
は、他方の装置(以下、装置Bという)と同期をとるた
めの送信データ3を繰り返し送信し続ける。装置Bで
は、装置Aからの送信データ3をサーチするためのサー
チウィンドウ4が繰り返し設けられ、サーチ動作が行わ
れる。
【0009】このとき、送信データ3及びサーチウィン
ドウ4のホップ周波数は各々5,6のようになり、サー
チウィンドウ4が送信データ3を受信することができ
る。受信した送信データが受信側装置内部に格納されて
いるデータと合致すると、その時点でサーチ動作は中止
され同期がとられる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記したタ
イムスロット構成において、再同期する際の同期ずれが
大きい場合、サーチウィンドウ4の幅が狭いと、サーチ
ウィンドウ4が設けられている時刻と送信データ3が送
信されている時刻がずれてしまい、送信データ3を受信
できない可能性が生じる。この問題を回避するために、
各サーチウィンドウ4の幅を広くとった場合の例を図1
0に示す。なお、図10において、図9と同じ機能のも
のは同じ符号を付している。
【0011】このようにサーチウィンドウ幅を広くとっ
た場合、サーチウィンドウ期間中に送信データ3が複数
個含まれることになる。そのため、送信データ3の受信
可能な時刻が、サーチウィンドウ71で71a〜71
c、サーチウィンドウ72で72a〜72cのように複
数箇所生じる。
【0012】ここで、受信可能時刻の複数箇所でホップ
周波数が一致し送信データ3を受信可能なったときに、
例えば時刻71aと71bの2箇所でデータ合致する場
合、時刻71aで合致するとサーチ動作は中止され、装
置A及び装置Bは接続手続きを行う。このため、時刻7
1aが誤りであり、時刻71bが正しいデータの場合で
も、正しくない時刻71aで同期をとろうするため、同
期はずれが生じるという問題がある。
【0013】本発明は、そのような実情に鑑みてなされ
たもので、同期はずれが生じないタイムスロット構成の
データ送受信装置の提供と、そのようなデータ送受信装
置を用いた通信機器の提供を目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明のデータ送受信装
置は、一時的または定期的なデータ送受信停止状態から
動作状態に移行して、データ送受信の再開手続きを行う
際の送信側及び受信側のタイムスロットを有するデータ
送受信装置において、受信側は、送信データを受信する
ための第1のサーチウィンドウを、データ送受信の検索
手続きが完了するまで定期的に設け、送信側は、前記第
1のサーチウィンドウ期間内に第1の送信データを1回
だけ送信するように構成されていることを特徴としてい
る。
【0015】本発明のデータ送受信装置によれば、サー
チウィンドウの各々について送信データの1つのみが対
応するようにしているので、同期はずれを防止できる。
【0016】本発明のデータ送受信装置において、前記
第1の送信データは、前記第1のサーチウィンドウの中
心付近になるように予測して送信することが好ましい。
このようにすれば、同期信号を受信できる確率を高める
ことができる。
【0017】本発明のデータ送受信装置は、一時的また
は定期的なデータ送受信停止状態から動作状態に移行し
て、データ送受信の再開手続きを行う際の送信側及び受
信側のタイムスロットを有するデータ送受信装置におい
て、送信側は第2の送信データを送信し、受信側は前記
第2の送信データを受信するための第2のサーチウィン
ドウを定期的に設ける。また、前記第2のサーチウィン
ドウは、その期間内に前記第2の送信データを1回以上
含み、複数個の第2の送信データの受信可否結果に基づ
いて、第2の送信データ位置情報を、予め定めた回数だ
け、前記定期的な第2のサーチウィンドウで収集し、そ
の収集した第2の送信データ位置情報において、最も数
の多いサーチウィンドウ内位置のデータのみを有効とし
て、前記定めた回数の後のサーチウィンドウで検索手続
きを行うように構成されていることを特徴としている。
この発明によれば、確実な同期をとることが可能にな
る。
【0018】本発明のデータ送受信装置において、前記
定期的に設けられる第1または第2のサーチウィンドウ
の幅が徐々に拡大するように構成すれば、確実な同期を
とることが可能になるとともに、不要信号の収集防止及
び低消費電力化を達成することが可能となる。
【0019】本発明のデータ送受信装置において、受信
側は、送信データを受信するための第1または第2のサ
ーチウィンドウの幅を、前記データ送受信停止時間に合
わせて調整するように構成してもよい。
【0020】本発明のデータ送受信装置において、一時
的または定期的なデータ送受信停止時間に合わせて、前
記第1または第2のサーチウィンドウの幅を長くするよ
うにしてもよい。また、一時的または定期的なデータ送
受信停止時間が長いほど、前記第1または第2のサーチ
ウィンドウの幅を長くするようにしてもよい。
【0021】このように、データ送受信停止時間に合わ
せてサーチウィンドウの幅を調整することにより、同期
信号を効率的に検索することが可能になる。
【0022】本発明のデータ送受信装置において、一時
的または定期的なデータ送受信停止状態から動作状態に
移行して、データ送受信の再開手続きを行う際に送受信
されるデータの合致/非合致を判定する構成とし、その
データの合致/非合致を、相手方となるデータ送受信装
置を特定するための番号及び時刻に関する情報の両方を
比較して判断するように構成すれば、誤同期率を減少さ
せることができる。
【0023】本発明のデータ送受信装置は、一時的また
は定期的なデータ送受信停止状態から動作状態に移行し
て、データ送受信の再開手続きを行う際に送受信される
データの合致/非合致を判定する構成の送受信装置にお
いて、相手方となるデータ送受信装置を特定するための
番号及び時刻に関する情報の両方を比較することで、デ
ータの合致/非合致を判定することによって特徴づけら
れる。この構成の発明によれば、誤同期率を減少させる
ことができる。
【0024】本発明の通信機器は、前記した特徴をもつ
データ送受信装置の1つまたは複数を組み合わせた構成
であるので、効率的で確実な同期をとることができると
ともに、誤同期防止及び低消費電力化を達成することが
できる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。
【0026】<実施形態1>図1は本発明の実施形態の
構成を示すブロック図で、本発明を通信機器に適用した
例を示している。
【0027】図1に示す通信機器は、ベースバンド装置
101、変復調装置102、アップコンバータ/ダウン
コンバータ103及びアンテナ104などを主体として
構成されている。
【0028】ベースバンド装置101は、通信すべきデ
ータを生成するデータ生成装置111と、その生成デー
タを解析及び加工するデータ解析/加工装置112とを
備えており、さらに、一時的または定期的なデータ送受
信停止状態から再同期するためのデータ送受信装置11
3を備えている。
【0029】データ送受信装置113は、通信の一時停
止モード及び定期的停止モードの制御状態を調整する。
データ送受信装置113は必要に応じて送受信した時刻
情報115をもつ。また、データ解析/加工装置112
は装置の固有番号114をもつ。
【0030】ベースバンド装置101にて解析・加工さ
れたデータは、変復調装置102、アップコンバータ/
ダウンコンバータ103、アンテナ104を経て無線信
号を搬送波として送受信される。また、ベースバンド装
置101にて解析・加工されたデータは必要に応じて、
データ送受信装置113を経て送受信される。
【0031】次に、この実施形態における同期手順(合
致判断処理)を、図2のフローチャートを参照しながら
説明する。
【0032】ステップS1:サーチウィンドウで受信し
た送信データ内に記述されている固有番号114(サー
チをしている側の装置の固有番号114)に関するデー
タが正しいかどうかを判断する。固有番号114のデー
タが正しければステップS2に進み、固有番号114の
データが正しくない場合は、データが合致しないので同
期をとらない(ステップS4)。
【0033】ステップS2:サーチウィンドウで受信し
た送信データ内に記述されている時刻情報115(サー
チをしている側の装置の時刻情報115)に関するデー
タが正しいかどうかを判断する。時刻情報115のデー
タが正しければ、データが合致したので同期をとる(ス
テップS3)。時刻情報115のデータが正しくない場
合は、データが合致しないので同期をとらない(ステッ
プS4)。
【0034】このように、サーチウィンドウにおいて受
信されたデータつまり固有番号及び時刻情報に関するデ
ータの両方が正しいかどうかを判断することにより、誤
った同期を行う確率を減少させることができる。
【0035】図3に、一時停止モードまたは定期的停止
モードから動作状態に移行して、再同期を図る際のタイ
ムスロット構成を示す。図3において符号1はタイムス
ロットを示し、符号2は各タイムロットにおけるポップ
周波数を示す。ここで、h(n)はタイムスロットnに
割り当てられているホップ周波数を示す。
【0036】図3のタイムスロット構成において、再同
期が開始されると、一方の装置(以下、装置Aという)
は、他方の装置(以下、装置Bという)と同期をとるた
めの送信データ8を繰り返し送信し続ける。装置Bに
は、装置Aからの送信データ8をサーチするためのサー
チウィンドウ4が繰り返し設けられ、サーチ動作が行わ
れる。
【0037】このとき、送信データ8及びサーチウィン
ドウ4のホップ周波数は各々5,6のようになり、サー
チウィンド4が送信データ8を受信することができる。
受信した送信データ8が受信側装置内部に格納されてい
るデータと合致すると、その時点でサーチ動作は中止さ
れ同期がとられる。
【0038】ここで、この実施形態では、図3に示すよ
うに、サーチウィンドウ4の各々について送信データ8
の信号の1つのみが対応するように、送信データ8の送
信間隔をサーチウィンドウ4の幅に合わせて変化させて
いる。例えば、送信データ8の受信可能な時刻が、サー
チウィンドウ71で71b,サーチウィンドウ72で7
2bというように、各サーチウィンドウで1箇所となる
ようにしている。このように送信側で送信データの送信
間隔を調整することにより、サーチウィンドウが誤って
合致した送信データに同期をとらないようにすることが
できる。
【0039】そして、この実施形態において、サーチウ
ィンドウの中央付近で送信データの受信が可能になるよ
うにすれば、同時のずれが、時刻が進む方向であって
も、遅れる方向であっても、サーチウィンドウが送信デ
ータを受信可能になる確率が高くなる。
【0040】<実施形態2>図4に、一時停止モードま
たは定期的停止モードから動作状態に移行して、再同期
を図る際のタイムスロット構成の他の実施形態を示す。
なお、図4において、図3と同じ機能のものは同じ符号
を付している。
【0041】図5はサーチウィンドウ内での合致位置情
報を格納するメモリ等の状態の模式図である。
【0042】この実施形態では、例えば、以下のような
手順で、サーチウィンドウ内での最も確からしい位置情
報を収集する。
【0043】図4において、時刻91aで送信データ3
を受信できる場合、時刻91aで合致してもサーチ動作
を引き続き行い、図5に示すように、サーチウィンドウ
91でかつ位置aで合致したという情報(ここでは1)
を格納する。時刻91bで合致したならば、サーチウィ
ンドウ91でかつ位置bで合致したという情報(ここで
は1)を格納する。時刻91cで合致しないならば、サ
ーチウィンドウ91でかつ位置cで合致しなかったとい
う情報(ここでは0)を格納する。
【0044】次に、時刻92aで合致しないならば、サ
ーチウィンドウ92でかつ位置aで合致しなかったとい
う情報(ここでは0)を格納する。時刻92bで合致し
たならば、サーチウィンドウ92でかつ位置bで合致し
たという情報(ここでは1)を格納する。時刻92cで
合致しないならば、サーチウィンドウ92でかつ位置c
で合致しなかったという情報(ここでは0)を格納す
る。
【0045】以上の結果を各位置a,b,cで合計す
る。図5に示す例の場合、位置aは「1」、位置bは
「2」、位置cは「0」となる。従って、サーチウィン
ドウ内で最も数の多い位置bが、最も確からしい位置で
あると推定できるので、以降のサーチウィンドウについ
ては、位置b以外の合致は無視して位置bで合致するの
をまつ。位置bで合致できれば、その時点でサーチ動作
を中止して接続手続きを行う。
【0046】なお、この実施形態では、位置情報探索に
使用したサーチウィンドウの数を91,92の2つとし
ているが、それ以上の数を使用してもよい。また、サー
チウィンドウ内位置についてもa,b,cの3箇所とし
ているが、これに限られず、2箇所であってもよいし、
4箇所以上であってもよい。
【0047】<実施形態3>図6に、一時停止モードま
たは定期停止モードから動作状態に移行して、再同期を
図る際のタイムスロット構成の別の実施形態を示す。な
お、図6において、図3と同じ機能のものは同じ符号を
付している。
【0048】図6において、符号10はサーチウィンド
ウを示している。また、符号11はサーチウィンドウ1
0の各々におけるホップ周波数である。
【0049】まず、サーチウィンドウが設けられている
期間において、装置はもちろん動作しているが、サーチ
ウィンドウが設けられていない期間においては、装置は
サーチ動作を行うのに必要な機能は停止させることがで
きる。従って、サーチウィンドウ幅が小さいと低消費電
力化をはかることができる。また、サーチウィンドウ幅
が広い場合、誤信号を検出する確率が高くなり、正規信
号を検出できなくなる確率が高くなる。
【0050】このようなことから、この実施形態では、
図6に示すように、最初のサーチウィンドウ10の幅を
狭くし、次のサーチウィンドウ10の幅を前回のサーチ
ウィンドウよりもやや広く、次のサーチウィンドウ10
の幅をさらに広くする、という手法を採用することによ
って、低消費電力化、誤検出率低下、及び正規検出率増
加を達成している。
【0051】<実施形態4>まず、一時停止または定期
的停止の時間に依存して、送信側装置と受信側装置の同
期ずれが異なり、サーチウィンドウが設けられている期
間に送信データが存在しなくなって、サーチウィンドウ
が送信データを検出することができない場合が生じる。
これを解消した実施形態を図7(a)及び(b)に示
す。なお、図7において、図3と同じ機能のものは同じ
符号を付している。
【0052】図7(a)及び(b)は、停止期間12a
と停止期間12bとが異なる場合を示す。この例では、
停止期間12aまたは12bに応じて、サーチウィンド
ウ13aまたは13bの幅を変化させており、これによ
り、送信データ検出不能率を低下させることができる。
この場合、一時停止または定期停止の時間が長いほど、
同期ずれは大きくなるので、一時停止または定期的停止
の時間が長いほどサーチウィンドウ幅を長くすることが
効率的である。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のデータ送
受信装置によれば、サーチウィンドウの各々について送
信データの1つのみが対応するように、送信データの送
信間隔をサーチウィンドウ幅に合わせて変化させている
ので、サーチウィンドウが誤って合致した送信データに
同期をとらないようにすることができる。これにより、
同期はずれを防止することができ、サーチウィンドウが
送信データを受信可能になる確率が上昇する。
【0054】本発明の通信機器によれば、前記した特徴
をもつデータ送受信装置の1つまたは複数を組み合わせ
た構成であるので、効率的で確実な同期をとることがで
きるとともに、誤同期防止及び低消費電力化を達成する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の構成を示すブロック図であ
る。
【図2】本発明の実施形態において実行するデータ合致
判断処理の手順を示すフローチャートである。
【図3】本発明の実施形態のタイムスロット構成を示す
図である。
【図4】本発明の他の実施形態のタイムスロット構成を
示す図である。
【図5】サーチウィンドウ内での合致位置情報を格納す
るメモリ等の状態を模式的に示す図である。
【図6】本発明の別の実施形態のタイムスロット構成を
示す図である。
【図7】本発明の更に別の実施形態のタイムスロット構
成を示す図である。
【図8】従来の通信機器の構成を示すブロック図であ
る。
【図9】従来のデータ送受信装置においてサーチウィン
ドウが狭い場合のタイムスロット構成を示す図である。
【図10】従来のデータ送受信装置においてサーチウィ
ンドウが広い場合のタイムスロット構成を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 タイムスロット 2 各タイムスロットのホップ周波数 3 送信データ 4,10,13a,13b,71〜72,91〜93
サーチウィンドウ 5,8 送信データのホップ周波数 6,11 サーチウィンドウのホップ周波数 71a〜72c,91a〜93c データ合致可能な時
刻 12a,12b 送受信停止期間 101 ベースバンド装置 111 データ生成装置 112 データ解析/加工装置 113 データ送受信装置 114 固有番号 115 時刻情報 102 変復調装置 103 アップコンバータ/ダウンコンバータ 104 アンテナ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 齊藤 晶 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 Fターム(参考) 5K022 EE04 EE13 EE36

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一時的または定期的なデータ送受信停止
    状態から動作状態に移行して、データ送受信の再開手続
    きを行う際の送信側及び受信側のタイムスロットを有す
    るデータ送受信装置において、 受信側は、送信データを受信するための第1のサーチウ
    ィンドウを、データ送受信の検索手続きが完了するまで
    定期的に設け、 送信側は、前記第1のサーチウィンドウ期間内に第1の
    送信データを1回だけ送信するように構成されているこ
    とを特徴とするデータ送受信装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のデータ送受信装置におい
    て、前記第1の送信データを、前記第1のサーチウィン
    ドウの中心付近になるように予測して送信することを特
    徴とするデータ送受信装置。
  3. 【請求項3】 一時的または定期的なデータ送受信停止
    状態から動作状態に移行して、データ送受信の再開手続
    きを行う際の送信側及び受信側のタイムスロットを有す
    るデータ送受信装置において、 送信側は第2の送信データを送信し、受信側は前記第2
    の送信データを受信するための第2のサーチウィンドウ
    を定期的に設け、 前記第2のサーチウィンドウは、その期間内に前記第2
    の送信データを1回以上含み、複数個の第2の送信デー
    タの受信可否結果に基づいて、第2の送信データ位置情
    報を、予め定めた回数だけ、前記定期的な第2のサーチ
    ウィンドウで収集し、その収集した第2の送信データ位
    置情報において、最も数の多いサーチウィンドウ内位置
    のデータのみを有効として、前記定めた回数の後のサー
    チウィンドウで検索手続きを行うように構成されている
    ことを特徴とするデータ送受信装置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載のデータ
    送受信装置において、前記定期的に設けられる第1また
    は第2のサーチウィンドウの幅が、徐々に拡大すること
    を特徴とするデータ送受信装置。
  5. 【請求項5】 請求項1〜3のいずれかに記載のデータ
    送受信装置において、受信側は、送信データを受信する
    ための第1または第2のサーチウィンドウの幅を、前記
    データ送受信停止時間に合わせて調整することを特徴と
    するデータ送受信装置。
  6. 【請求項6】 請求項1〜4のいずれかに記載のデータ
    送受信装置において、一時的または定期的なデータ送受
    信停止時間に合わせて、前記第1または第2のサーチウ
    ィンドウの幅を長くすることを特徴とするデータ送受信
    装置。
  7. 【請求項7】 請求項5または6に記載のデータ送受信
    装置において、一時的または定期的なデータ送受信停止
    時間が長いほど、前記第1または第2のサーチウィンド
    ウの幅を長くすることを特徴とするデータ送受信装置。
  8. 【請求項8】 請求項1〜7のいずれかに記載のデータ
    送受信装置において、一時的または定期的なデータ送受
    信停止状態から動作状態に移行して、データ送受信の再
    開手続きを行う際に送受信されるデータの合致/非合致
    を判定する構成とし、そのデータの合致/非合致を、相
    手方となるデータ送受信装置を特定するための番号及び
    時刻に関する情報の両方を比較して判定することを特徴
    するデータ送受信装置。
  9. 【請求項9】 一時的または定期的なデータ送受信停止
    状態から動作状態に移行して、データ送受信の再開手続
    きを行う際に送受信されるデータの合致/非合致を判定
    する構成の送受信装置において、 相手方となるデータ送受信装置を特定するための番号及
    び時刻に関する情報の両方を比較することで、データの
    合致/非合致を判定することを特徴とするデータ送受信
    装置。
  10. 【請求項10】 請求項1〜9のいずれかに記載のデー
    タ送受信装置の1つまたは複数が組み込まれていること
    を特徴とする通信機器。
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