JP2003132308A - 定期券兼用クレジットカード - Google Patents

定期券兼用クレジットカード

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JP2003132308A
JP2003132308A JP2001328555A JP2001328555A JP2003132308A JP 2003132308 A JP2003132308 A JP 2003132308A JP 2001328555 A JP2001328555 A JP 2001328555A JP 2001328555 A JP2001328555 A JP 2001328555A JP 2003132308 A JP2003132308 A JP 2003132308A
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Yasuharu Kishitani
靖治 岸谷
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OMC CARD Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】一枚のカードに交通カード機能を持った非接触
IC部、金融機能を持った磁気部を搭載し、リライト面
をさらに持つ事により、一枚のカードで従来の定期券機
能、SFカード機能、回数券機能を有し、さらには買物
や定期券購入、SFカード残高補充、回数券回数補充の
機能を有したカードを提供する 【解決手段】非接触状態でデータのやりとりを行うこと
ができる第一のIC部と、接触状態でデータのやりとり
を行うことができる磁気ストライプとを併せ持つカード
において、前記第一のIC部が交通カード機能を有し、
さらに前記磁気ストライプがクレジットカード機能を有
するカードを提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、非接触ICと磁気
部分及び接触ICを一枚のカードに載せたIC付き磁気
カードに係り、一枚のカードでクレジット機能及び定期
券機能をもつIC付き磁気カード及びそのリードライト
システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、定期券には接触型の磁気カードが
使われており、使用の際にはカードリーダにカードを挿
入し、カードリーダが磁気部分に記憶されている個人情
報やその他交通情報などを読み取る事で使用するという
形態が取られていた。それにより、磁気カードに記憶さ
れているデータの読み取り及び書き込みが行われてお
り、所定のチェックを受けた後に排出される磁気カード
を受け取るという形態が取られていた。またカード表面
には有効区間(始端、終端)、乗換駅、有効期間(開始
年月日、終了年月日)、使用者の氏名、年齢、運賃、発
行日、発行事業車名、定期券番号等が印刷されており、
カードリーダが故障等の場合にはカード表面に印刷され
ている情報を駅員が確認し使用する形態を取っている。
【0003】定期券の有効期限経過後は、券面の書き換
えが出来ない為に使い捨てとなっており、これはSF
(ストラドフェア)カード、回数券、切符ともに同様で
あり、廃棄物が増えるだけでなく再度定期券を作成する
為の費用がかかってしまう。その費用は定期券作成の際
に運賃に上乗せされて請求されているのが現状である。
【0004】また、定期券の紛失・盗難に遭った際は、
その定期券でのみしか所有者の証明ができない事や、そ
の定期券を使用不能に出来ない等の事情により再交付は
不可能であった。
【0005】さらには、定期券の新規購入や更新には現
金や別途クレジットカードを使用することが必要であ
り、新規購入や更新の前に現金を用意すればクレジット
カードを使用する必要もなかった。
【0006】このように、定期券には更新必然性が無
く、クレジットカードには携帯必然性が無いのが現状で
ある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述のような定期券で
は、利用者は乗り物を乗降する度に、自己の磁気カード
をカードリーダに挿入する必要がある。また、所定のチ
ェックを受けた後には、カードリードライトシステムか
ら排出される磁気カードを受け取る必要があり、これら
の作業は利用者にとって非常に煩雑であった。
【0008】また、カードリーダの処理速度には自ずか
ら限界があるため、ラッシュ時には混雑を引き起こすと
いう問題点がある。
【0009】そこで、非接触ICを装備し、そこに個人
情報、乗車券番号等の情報をを非接触ICである第一の
ICに含まれる第一のメモリ内に記憶させ、接触型のカ
ードリーダーを用いずに通過するだけでチェックを行う
ことができる定期券兼用クレジットカードを提供する。
【0010】近年、非接触ICを装備し、通過するだけ
でチェックを行うことができる定期券が実用化されてお
り、これは磁気カードを利用した従前の定期券とは異な
り、定期券使用期限到来後の更新も技術的には可能なも
のだが、利用者側に更新をするニーズがないため、更新
期限が到来したものは利用者は廃棄をしてしまうのがも
っぱらである。
【0011】さらには盗難、紛失の際には、定期券利用
者がその盗難、紛失の証明をするのが難しかったり、そ
の盗難、紛失した定期券を使用できないようにする機能
が無かった為、その定期券の再発行は不可能であった。
【0012】非接触ICを装備した定期券とクレジット
カードを一体化させる事で、クレジットカードを廃棄す
るものはいないことから、定期券の更新を促すことがで
き(更新必然性)、さらにはクレジットカードの側から
見ても、定期券と一体化することで、定期券を常時携帯
しない者はいないことから、クレジットカードの常時携
帯を促すことができる(携帯必然性)。このような利便
性に富んだ定期券兼用クレジットカードを提供する。
【0013】それとともに、非接触ICである第一のI
Cに含まれる第一のメモリ内に、クレジット番号と紐付
けられた乗車券番号を記憶させることにより交通会社側
でも定期券の管理ができることになり、盗難、紛失の際
に再発行、盗難、紛失した定期券の利用の停止が可能で
あって、記名性のある定期券兼用クレジットカードを提
供する。
【0014】本発明は上述のような事情よりなされたも
のであり、本発明の目的は、一枚のカードに定期券機能
を持った非接触ICである第一のIC部、クレジット機
能を持った接触ICである第二のIC部、磁気ストライ
プを搭載し、リライト面をさらに持つ事により、一枚の
カードで従来の定期券機能、SFカード機能、回数券機
能を有し、さらには買物や定期券購入、SFカード残高
補充、回数券回数補充の機能を有した、記名性、携帯性
に富んだ定期券兼用クレジットカードを提供することに
ある。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は、定期券兼用ク
レジットカードに関し、本発明の上記目的は、非接触状
態でデータのやりとりを行うことができる第一のIC部
と、接触状態でデータのやりとりを行うことができる第
二のIC部と、磁気ストライプとを併せ持つカードにお
いて、前記第一のIC部は、アンテナ機能を持つコイル
と、カード使用者の情報を記憶している第一のメモリと
を含み、前記第二のIC部は、接触状態においてデータ
のやりとりを行う第一の接触部と、前記カードの使用者
の情報を記憶している第二のメモリとを含み、前記磁気
ストライプは、接触状態においてデータのやりとりを行
う第二の接触部と、前記カードの使用者の情報を記憶し
ている第三のメモリとを含む構造であって、前記第一の
IC部が定期券機能を有し、さらに前記第二のIC部及
び前記磁気ストライプがクレジットカード機能を有する
ことにより達成される。
【0016】また、本発明の上記目的は、前記IC付き
磁気カード上に、さらにリライト面を設け視認できると
共に、データの更新があった場合に新しい情報を前記リ
ライト面に更新して表示できることにより、或は、前記
第一のIC部に含まれている前記第一のメモリ内に乗車
券番号が記憶されていることにより、或は前記第一のI
C部は、前記乗車券番号を利用して、前記定期券機能の
更新が可能であることにより、或は利用者のカードの情
報を非接触状態でリードライトできるカードリードライ
トシステムにおいて、前記システムには、非接触状態で
利用者のカードをリードライトすることが可能な非接触
ICリードライタ部と、前記非接触ICリードライタ部
によって読み込まれた前記利用者のカードの非接触IC
のメモリに記憶されている情報が正当かどうかを認証す
るデータ認証部と、前記利用者のカードを挿入するカー
ド挿入部と、前記利用者のカードの接触ICまたは磁気
ストライプに記憶されている情報を読むことができる接
触IC又は磁気ストライプリード部と、利用者が前記シ
ステムに対して入力できる入力部と、前記入力部から入
力された情報が正当であるかを認証する認証部と、前記
入力によって利用者の購入した情報の記憶・送信を行う
利用者購入情報記憶・送信部と、前記利用者のカード上
のリライト部を新しい前記利用者の購入した情報に書き
換えるリライト面書き換え部と、前記利用者のカードを
排出するカード排出部とを有し、前記利用者のカードの
記憶が正当であるかを認証できるかだけでなく、前記利
用者のカードの記憶を前記接触IC部や前記磁気ストラ
イプ部を用いて一枚のカードで更新する事が可能である
ことによって、より効果的に達成される。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明は、利用者が使用する定期
券にクレジット機能を付加したカードを提供する。定期
券としては、定期券機能、SFカード機能、回数券機能
等を有し、交通機能の全ては非接触ICである第一のI
C部(以下、非接触IC部とする)によって管理され、
使用残高等は非接触ICである第一のIC部にある第一
のメモリに対してリードライトが行われる。
【0018】さらには、乗車券番号を利用して定期券の
更新を行う事も可能である。
【0019】また、接触ICである第二のIC部(以
下、接触IC部とする)及び磁気ストライプにはクレジ
ット機能を有し、第二のIC部に含まれる第二のメモリ
及び磁気ストライプに含まれる第三のメモリ内に記憶さ
れている個人のクレジット情報を利用して定期券の新規
や更新、SFカード機能の残高補充、回数券の回数補充
等を行う際にはそのクレジット機能を使用して購入を行
う。なお、このクレジット機能は、通常のクレジットカ
ードと同様に普段の買物等でも使用できるものである。
【0020】以下に、本発明に係る定期券兼用クレジッ
トカードを図面を参照して説明する。
【0021】図1は、本発明に係る定期券兼用クレジッ
トカードの表面図の一例である。
【0022】IC付き磁気カード1上には、クレジット
機能を備えた接触IC部2と、接触IC部2と同様のク
レジット機能を備えた磁気ストライプ4と、定期券情
報、SFカード情報、回数券情報等が記載されるリライ
ト面3と、カードの偽造などを防止するセキュリティホ
ログラムクレジットブランドマーク5と、クレジット情
報が記載されるクレジットエンボス6と、定期券情報、
SFカード情報、回数券情報等を有する非接触IC7と
を有する。
【0023】接触IC部2及び磁気ストライプ4にはク
レジット機能があり、カード利用者のクレジットカード
情報が接触IC部2に含まれる第二のメモリ及び磁気ス
トライプ4に含まれる第三のメモリに記憶されている。
【0024】リライト面3は、ロイコ染料を使用したロ
イコ型リライト材料等を使用し、染料の発色を使用して
書き換え等ができるようになっており、氏名、年齢、使
用区間、使用開始日、期間満了日、発行所等が記載され
ている。
【0025】セキュリティホログラムクレジットブラン
ドマーク5は、カードの偽造等を防止する為にあり、ホ
ログラム化したクレジットマークが付されている。
【0026】クレジットエンボス6には、クレジットカ
ード番号、カードの有効期限等のカード情報が添付され
ている。
【0027】非接触IC7は、非接触IC7に含まれる
第一のメモリに定期券情報、SFカード情報、回数券情
報等交通情報が含まれており、使用区間、使用開始日、
期限満了日、発行所等が記憶され、定期券として機能す
る。さらには、乗車券番号が記憶されており、本カード
の紛失、盗難の際や、交通情報を更新する際に使用され
る。
【0028】利用者は、カードを交通で使用する場合
(電車、バス等)には、非接触IC7を利用する。非接
触IC7は、特開平10−269331号公報等に開示
されている機構を持つものを使用し、その特徴から図2
で説明する、本発明に係るリードライトシステムの非接
触ICリードライタ部との距離が一定距離以内であれ
ば、ポケットに入っていても、バックに入っていても、
財布に入れたままでも電波で通信する事で交通機関の改
札を通過できる。これは非接触IC部7に含まれるアン
テナ機能を持つコイル8とによって双方向に通信が行わ
れることで実現する。第一のメモリに記憶されている情
報が定期券情報の場合、その定期券情報を非接触ICリ
ードライタ部に対して送信することにより、その改札を
通過するのに正当であるのか防いであるのかを認証す
る。さらには、乗車駅、降車駅の情報を第一のメモリに
書き込んで不正使用のチェックを行うことも可能であ
る。
【0029】第一のメモリに記憶されている情報がSF
カード情報の場合、定期券情報の場合と同様に非接触リ
ードライタ部と双方向に通信が行われることで認証が行
われる。その際、乗車駅、降車駅の情報を第一のメモリ
に書き込むことは必須であり、さらには残高情報として
第一のメモリに残高を記憶させる。
【0030】第一のメモリに記憶されている情報が回数
券情報の場合、定期券情報と同様に非接触リードライタ
部と双方向に通信が行われることで認証が行われる。そ
の際、乗車駅、降車駅の情報を第一のメモリに書き込
み、残高情報として回数券の回数を減らしていく。
【0031】なお、第一のメモリに記憶されている乗車
券情報は、定期券の更新、SFカード情報、回数券情報
の残高を補充するのに使われるが、それに付いては後述
する。
【0032】非接触IC7の内部には、少なくとも第一
のメモリ、アンテナ機能をもつコイル8が含まれてお
り、さらに詳細にはCPU、コイル、メモリ、送信受信
制御回路が組み込まれている。コイル8によって非接触
ICリードライタ部より信号を受信し、電磁誘導により
直流電圧を発生させるとともに、送信受信制御回路によ
って、下りデータの復調と上りデータの変調を行う。復
調された信号は、CPUを介してメモリにデータを書き
込む。前記メモリから読み出された上りデータは、CP
Uと送信受信制御回路を介してコイル8をドライブし、
非接触ICリードライタ部へと送信される。
【0033】これにより定期券、SFカード、回数券の
使用区間、使用期限等の確認は非接触ICリードライタ
部により終了し、定期券の場合は確認のみ、プリペイド
の場合はメモリに記憶されている残高を必要に応じて書
き換え、回数券の場合はメモリに記憶されている回数を
必要に応じて減らす。
【0034】なお、従来技術である磁気による確認では
ないので、定期券を取り出し、カードリーダに挿入し、
確認後排出されたカードを取り、しまうといった一連の
動作を省略する事ができる。それにより、時間的、機械
的な手間が省け、よりスムーズな運用が期待できる。
【0035】定期券、SFカード、回数券のそれぞれを
購入する際は、その情報を第一のメモリに記憶させなけ
ればならない。この場合、第一のメモリ内に記憶されて
いる乗車券番号、または共にカード上に設けられている
磁気ストライプ部4、接触IC部2を使用して、クレジ
ット機能を用いて購入しても良い。
【0036】定期券を新規で購入する際は、使用者、年
齢、住所、使用期間、開始年月日等を適時入力する事に
より、または磁気ストライプ部4、非接触IC部7に記
憶されている情報を元にし、定期券機能が作成される。
定期券情報は、リライト部3に印刷され、視認する事も
可能となる。
【0037】SFカードを購入する際は、使用者、年
齢、住所、使用可能額等を適時入力する事により、また
は磁気ストライプ部4、非接触IC部7に記憶されてい
る情報を元にし、プリペイドカード機能が作成される。
プリペイドカード情報は、リライト部3に印刷され、視
認することも可能となる。
【0038】回数券を購入する際は、使用者、年齢、住
所、使用区間等を適時入力する事により、または磁気ス
トライプ部4、非接触IC部7に記憶されている情報を
元にし、回数券機能が作成される。回数券情報はリライ
ト部3に印刷され、視認することも可能となる。
【0039】なお、もちろんクレジットカード機能を使
わずに現金を用いても定期券、プリペイドカード、回数
券を購入することが可能であるが、より便利たるにはク
レジットカード機能を使用すればカードのみでの購入が
可能である。
【0040】クレジットカード機能は、通常のクレジッ
トカードと同様に、その他買物等に使用することが可能
であり、従来別々であったカード類を一枚に集約して使
用することが可能である。
【0041】さらには、これら情報を更新する際には、
クレジット機能に含まれているクレジットIDと対とし
て関連づけられた固有の乗車券番号が各カードの第一の
メモリに記憶されており、この乗車券番号によって各交
通会社及びクレジットカード会社にはそのカードの個人
データが保管されている。このデータをデータベースよ
り読み出すことにより、交通情報の更新の際は同一情報
については省略することが可能であり、クレジット機能
と同様の機能を持たせて非接触IC部のみで決済するこ
とも可能である。
【0042】本カードを盗難、紛失した場合には、本シ
ステムでは上記の乗車券番号を元に再発券する事が可能
である。
【0043】各カード固有である乗車券番号によりソー
トされた利用者情報は、データベース化され交通会社及
びクレジット会社に設置されている。盗難、紛失した場
合には、利用者は交通会社またはクレジット会社に対し
てその旨を伝える。その情報を受け取った交通会社また
はクレジット会社は、上記のデータベースから、利用者
の氏名等を元に検索を行い、その利用者が使用している
カードの乗車券番号を読み出す。その乗車券番号を使用
不能にし、新規の乗車券番号を付したカードを用いて再
発行を行う。交通機関の改札通過時に非接触ICリード
ライタ部によって送受信が行われる交通情報は、その認
証時に乗車券番号が有効か否かをも判断する為、再発行
が可能である。
【0044】図2は、交通機関の改札等に設けるカード
リードライトシステムの一例である。
【0045】カードリードライトシステム10には、非
接触ICカードのリードライタを行う非接触ICリード
ライタ部11と、非接触ICリードライタ部により読み
込まれたカードデータの認証を行うデータ認証部12
と、利用者のカードを挿入するカード挿入部13と、接
触IC部に含まれる第二のメモリからデータを読み取る
接触ICリード部13と、磁気ストライプに含まれる第
三のメモリからデータを読み取る磁気ストライプリード
部14と、利用者の暗証番号などを入力する入力部15
と、利用者が正当かどうか及び定期券が正当かどうかを
認証し、さらには非接触ICリードライタ部により読み
込まれたカード情報(交通情報)の認証を行う認証部1
6と、定期券購入額などの利用者の購入情報等を、クレ
ジット会社または乗車券番号を元にしたカード利用者の
データベースサーバに対して送受信を行う利用者情報送
受信部17と、リライト面の書き換えを行うリライト面
書き換え部18と、カードを排出するカード排出部19
とを有している。
【0046】さらには、乗車券番号によりソートされた
カード利用者のデータベースを含むサーバ20及び、ク
レジット機能を管理するクレジットサーバ30が本カー
ドリードライトシステムの外部に設置されている。
【0047】利用者がカードリードライトシステム10
を利用する際(交通機関の改札を通過する際)に、利用
者は利用者の持っているIC付き磁気カードを所有し
て、非接触ICリードライタ部11より一定距離内を通
過すれば利用者のカードの非接触ICとの間で電波を用
いて送受信する事ができ、読み込まれた第一のメモリ内
の交通情報に基づいて認証部16で利用者及びその交通
情報が正当かどうかの判別を行う。認証部16は、利用
者情報送受信部17を用いてサーバ20より利用者情報
を読み出し、利用者の認証を行う。カードに記憶された
交通情報が定期券情報である場合には記憶されている定
期券情報が正当かを判断し、SFカードや回数券である
場合には、利用状況(乗車駅、降車駅、経由等)もとも
に判別し、非接触ICリードライタ部11より交信して
利用者のカードより利用した分の料金や回数だけ引いた
データを非接触ICリードライタ部11を用いて利用者
の非接触IC部に対して送信し、第一のメモリ内に記憶
させる。これによって交通機関の改札の通過を管理する
事が可能である。
【0048】また、カードリードライトシステム10に
おいて定期券の更新、プリペイド額の補充、回数券の補
充等を行うことも以下の機能を持つ事で可能である。
【0049】利用者が、定期券の更新、プリペイド額の
補充、回数券の補充等を行いたい時には、カード挿入部
12より利用者の非接触IC付き磁気カードを挿入す
る。磁気ストライプリード部13または接触ICリード
部14においてクレジット情報は読み込まれる。利用者
は、上記のクレジット機能を使用する為の暗証番号、さ
らには定期券機能、プリペイド機能、回数券機能の新
規、更新、補充を行う為に入力部15より必要事項の入
力を行う。それらのデータは認証部16により利用者情
報送受信部を用いてサーバ20またはクレジットサーバ
30よりもたらされた情報に基づいて、正当かどうかを
判断され、正当な場合はその購入情報が再度利用者購入
情報送受信部を用いられてサーバ20及びクレジットサ
ーバ30に対して送信される。さらには、利用者のカー
ドのリライト部18を新しい情報に書き換え、非接触I
Cリードライタ部11によりカードの非接触IC部7に
記憶されている情報を新しい情報へと書き換える。その
カードをカード排出部19より排出して終了する。
【0050】カードの第一のメモリに記憶されている乗
車券番号を使用して、交通情報の更新、補充を行う場合
は、カード挿入部12よりカードの挿入を行い、非接触
ICリードライタ部11によって、カードの第一のメモ
リから乗車券番号を読み出す。利用者は入力部15を用
いて更新期間等を入力し、それら情報に基づいて認証部
16において認証を行う。認証部16では、利用者情報
送受信部17を用いてサーバ20よりもたらされた情報
と認証を行い、正当であればリライト面書き換え部18
にカードを送る。また、更新情報を利用者情報送受信部
17を用いてサーバ20に対して送信し、記憶させる。
なお、この乗車券番号はクレジットサーバ30にも送ら
れクレジットと同様にして利用者から料金の請求を行
う。その後リライト面書き換え部18にカードは送ら
れ、更新した情報をリライト面に書き換え、カード排出
部19より利用者はカードを受け取る。
【0051】なお、クレジット機能は銀行カード等のデ
ビットカード機能等にも転用でき、全てのカード機能を
一枚に集約する事も可能である。
【0052】
【発明の効果】以上のように本発明に係る定期券兼用ク
レジットカードによれば、従来全てが別々であった定期
券機能、クレジット機能を一枚のカードに併合すること
で定期券機能や、SFカード機能、回数券機能、クレジ
ットカード機能などの機能をすべて一枚のカードで行う
ことが可能である。これにより、定期券の更新必然性及
びクレジット機能の携帯必然性を本発明に係る定期券兼
用クレジットカードは持つ事が可能である。さらには、
定期券の更新等の場合でも一枚のカードにクレジット機
能が搭載されている事で、煩わしい手続をする事無く更
新、補充が可能である。
【0053】盗難、紛失に逢った場合でも、非接触IC
内に記憶されている定期券情報を発行者側がデータベー
スで管理していることから、カードを所持していた人の
個人情報(年令、名前、生年月日等)に基づいて新規カ
ードの再発行をする事が可能である。
【0054】例としてバス乗車中に、本件カードリード
ライトシステムを利用すれば、定期券とクレジットカー
ドが一体化したことにより、定期券の更新、代金決済を
バスに乗ったまま、車内で行うことが可能である。
【0055】これらにより、カードの携帯性、記名性が
あがり、カードの廃棄の抑制といったごみ問題、経済効
率の面も改善できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】IC付き磁気カードの構成図の一例である。
【図2】カードリードライトシステムの一例である。
【符号の簡単な説明】
1 非接触IC付き磁気カード 2 接触IC 3 リライト面 4 磁気ストライプ 5 セキュリティホログラムクレジットブラン
ドマーク 6 クレジットエンボス 7 非接触IC 8 コイル 9 第一のメモリ 10 カードリードライタシステム 11 非接触ICリードライタ部 12 カード挿入部 13 磁気ストライプリード部 14 接触ICリード部 15 入力部 16 認証部 17 利用者情報記憶部 18 リライト面書き換え部 19 カード排出部 20 サーバ 21 クレジットサーバ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C005 HA03 HA24 HB13 HB20 JA02 JA18 JA26 JB08 JB31 JC02 KA01 KA15 KA27 KA28 KA40 LA17 LA18 LA19 LB04 LB18 LB25 LB34 MA04 MB07 MB10 NA03 NA08 5B035 AA06 BB02 BB09 BC00 CA11

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】非接触状態でデータのやりとりを行うこと
    ができる第一のIC部と、磁気ストライプとを併せ持つ
    カードにおいて、前記第一のIC部は、アンテナ機能を
    持つコイルと、カード使用者の情報を記憶している第一
    のメモリとを含み、前記磁気ストライプは、接触状態に
    おいてデータのやりとりを行う第二の接触部と、前記カ
    ードの使用者の情報を記憶している第三のメモリとを含
    む構造であって、前記第一のIC部が定期券機能を有
    し、さらに前記磁気ストライプがクレジットカード機能
    を有し、前記定期券機能と前記クレジットカード機能と
    を同一カード上にもつことを特徴とする定期券兼用クレ
    ジットカード。
  2. 【請求項2】前記第一のIC部に含まれている前記第一
    のメモリ内に、定期券機能とともに、前記定期券のカー
    ド番号として機能する乗車券IDが記憶されている請求
    項1に記載の定期券兼用クレジットカード。
  3. 【請求項3】前記乗車券IDと、前記クレジット機能に
    含まれ、カードのクレジット番号を特定するクレジット
    IDとが、各カード毎に対として固有に記憶されている
    請求項2に記載の定期券兼用クレジットカード。
  4. 【請求項4】前記乗車券番号を利用して、前記定期券機
    能の更新が可能な請求項3に記載の定期券兼用クレジッ
    トカード。
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