JP2003131962A - ネットワーク上の資源の識別子を補正する方法、装置、及びプログラム - Google Patents

ネットワーク上の資源の識別子を補正する方法、装置、及びプログラム

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JP2003131962A
JP2003131962A JP2001327999A JP2001327999A JP2003131962A JP 2003131962 A JP2003131962 A JP 2003131962A JP 2001327999 A JP2001327999 A JP 2001327999A JP 2001327999 A JP2001327999 A JP 2001327999A JP 2003131962 A JP2003131962 A JP 2003131962A
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character string
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JP2001327999A
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Kengo Tsuruzono
賢吾 鶴薗
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NEC Viewtechnology Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 WWWブラウザにおいて、指定したURLの
ウエブページがインターネット上で見つからない場合
に、所定のルールに従って前記URLを補正する方法及
び装置を提供する。 【解決手段】 URLの補正は、アクセス方法、ホスト
名、及びパス名の3つのレベルにおいて行われる。アク
セス方法に関しては、指定されたURLのアクセス方法
が、それに最も類似する妥当なアクセス方法によって置
き換えられる。ホスト名は、所定のルールによって置き
換えられ、存在が確認される。パス名は、所定のルール
によって、複数の補正候補が提供され、その存在が確認
された上でパス名候補リストとしてWWWブラウザ上に
選択可能に表示される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インターネットの
ようなネットワーク上の資源にアクセスする方法、及び
装置であり、特に、URLといった、インターネット上
の資源を特定する識別子を指定したにもかかわらず、そ
の資源にアクセスできなかった場合に、そのURLを補
正して資源へのアクセスを可能とする方法、及び装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】現在では、パーソナルコンピュータや携
帯端末を含む多くの装置が、インターネットに接続さ
れ、ユーザは、装置にインストールされたWWWブラウ
ザを操作して、インターネット上の様々なサーバに記憶
されたウエブページを閲覧することができる。このウエ
ブページを利用すれば、文章、画像、音声、映像などの
様々な情報を容易に全世界に配信することができ、それ
と同時に、他のウエブページから多くの情報を得ること
ができる。このように、容易に情報を発信、収集できる
ウエブページの仕組みは、瞬く間に世界中に広がり、イ
ンターネットを急速に普及させる一因となった。
【0003】ウエブページは、URL(Uniform Resour
ce Locator)と呼ばれる識別子によって、インターネッ
ト上で特定される。URLは、一般的には、「アクセス
方法://ホスト名/パス名」から構成される。ここ
で、アクセス方法とは、http、https、ftp、file、teln
et、mailto、gopher等、インターネット上の対応する資
源の種別やプロトコルに関連している。例えば、 http
は、httpサーバ上のウエブページへのアクセスを意味し
ており、fileは、ローカルマシン上のファイルへのアク
セスを意味している。また、httpやftpは、その資源に
アクセスするためのプロトコル名ともなっている。
【0004】ホスト名は、アクセス方法がhttpであれ
ば、HTTPサーバの名称となり、通常はドメイン名を
含み、そのネーミングには一定の規則がある。また、パ
ス名は、ホスト内でのウエブページの場所を更に特定す
るパスであり、階層的な指定が可能であり、最下層には
HTMLファイルの名称が指定されることが多い。
【0005】WWWブラウザには通常、ユーザが気に入
ったウエブページのURLを記憶しておくブックマーク
を備えている。ユーザは、ウエブページの検索、ウエブ
ページ間をそのページにあるリンクをたどって渡り歩く
ネットサーフィン、あるいは雑誌の記事等から気に入っ
たウエブページを見つけた場合に、このブックマーク
に、そのURLを登録し、閲覧したいときにそのブック
マークの当該URLをクリックする等によって、容易に
そのウエブページにアクセスする。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】通常、URLは、ウエ
ブページの、いわば住所を示すものであり、上述のよう
に多くの人が各自のWWWブラウザのブックマークに登
録している可能性があるので、同じURLを使い続ける
ことが好ましい。しかし、URLのうち、ホスト名は、
HTTPサーバの移設、あるいは除去や、ドメイン名の
ネーミングルールの変更などに伴って変更される場合が
あり、パス名は、ユーザがウエブページの名称や構成を
変更したりすることによって変更され得る。
【0007】また、あるウエブページのURLが変更さ
れても、ブックマークや、他のウエブページにおけるリ
ンクにおいては、旧来のURLがそのまま更新されずに
使われることが非常に多い。従って、WWWブラウザに
おいて、ブックマークを使用して、あるいは、他のウエ
ブページのリンクからURLの変更されたウエブページ
をアクセスすると、WWWブラウザは、そのURLに対
応するウエブページを見つけ出すことができず、その旨
がエラーメッセージとして表示される。
【0008】また、WWWブラウザのユーザがURLを
WWWブラウザに直接入力してページを閲覧する際に、
そのURLを誤って入力した場合も、ウエブページが見
つからず、同様のエラーメッセージが表示される。
【0009】上記のように、ウエブページが見つからず
にエラーメッセージが表示された場合、ユーザは、UR
Lを見直して誤った箇所がないかどうか確認したり、所
望のウエブページについて検索エンジンで検索し直した
りする必要がある。
【0010】
【課題を解決するための手段】従って、本発明の目的
は、WWWブラウザにおいて、指定したURLのウエブ
ページがインターネット上で見つからない場合に、前記
URLを所定のルールで補正し、そのURLに対応する
ウエブページを表示させる方法及び装置を提供すること
である。
【0011】更に本発明の目的は、WWWブラウザにお
いて、指定したURLのウエブページがインターネット
上で見つからない場合に、前記URLを所定のルールで
補正して、1つまたは複数の候補URLをWWWブラウ
ザに表示させる方法及び装置を提供することである。
【0012】本発明の第1の実施態様によれば、コンピ
ュータによって、ネットワーク上の資源を特定するため
の、複数の階層に区切られた文字列からなる識別子を補
正する方法が提供される。当該方法は、前記識別子を受
信するステップと、前記識別子の各階層毎に、かつ上位
階層から妥当性をチェックするステップと、前記チェッ
クステップで妥当でないと判断された階層の文字列と置
き換えるべき候補文字列を、その階層に関する補正ルー
ルを用いて決定するステップとを有するよう構成され
る。
【0013】また、本発明の第2の実施態様によれば、
本発明の識別子補正方法が、前記第1の実施態様におい
て、前記決定された候補文字列を、前記妥当でないと判
断された階層の文字列と置き換え、当該置き換えられた
識別子によってネットワーク上の資源をアクセスするス
テップを更に含むように構成される。
【0014】本発明の第3の実施態様によれば、本発明
の識別子補正方法が、前記第1の実施態様において、前
記決定された候補文字列のうちの1つをユーザが選択で
きるように、前記決定された候補文字列をユーザに表示
するステップを更に含むように構成される。
【0015】本発明の第4の実施態様によれば、本発明
の識別子補正方法が、前記第1の実施態様において、前
記識別子が、インターネット上でウエブページを識別す
るためのURLであり、前記URLが、アクセス方法、
ホスト名、及びパス名という3つの階層で構成され、こ
の順で、それぞれの階層を表す文字列が結合されるよう
に構成される。
【0016】また更に、本発明の第5の実施態様によれ
ば、ネットワーク上の資源を特定するための、複数の階
層に区切られた文字列からなる識別子を受信する手段
と、前記識別子の各階層毎に、かつ上位階層から妥当性
をチェックする手段と、前記チェック手段によって妥当
でないと判断された階層の文字列と置き換えるべき候補
文字列を、その階層に関する補正ルールを用いて決定す
る手段とを有するように構成された識別子補正装置が提
供される。
【0017】更に、本発明の第6の実施態様によれば、
ネットワーク上の資源を特定するための、複数の階層に
区切られた文字列からなる識別子を受信する手段、前記
識別子の各階層毎に、かつ上位階層から妥当性をチェッ
クする手段、及び前記チェック手段によって妥当でない
と判断された階層の文字列と置き換えるべき候補文字列
を、その階層に関する補正ルールを用いて決定する手段
としてコンピュータを機能させるためのプログラムが提
供される。
【0018】
【発明の実施の形態】以下では、ネットワーク上の資源
識別名称を自動的に補正する方法をWWWブラウザに組
み込んだ形態を例にとって、本発明の実施の形態を説明
する。図1には、前記WWWブラウザが使用される際の
一般的なネットワーク構成が示されている。
【0019】WWWブラウザ121は、ユーザ端末A1
20上で実行されるソフトウエアであり、ウエブページ
をHTTPというプロトコルを用いてインターネット1
40経由で受信し、その内容をユーザ端末A120のデ
ィスプレイに表示する。ウエブページはHTMLという
言語で記述されたテキスト情報であるが、WWWブラウ
ザは、これらの情報を元に、テキスト、画像、映像、音
声等をユーザ端末A120に提供する。ウエブページの
閲覧時には、これらの画像、映像、音声等のデータもユ
ーザ端末A120にダウンロードされる。以降では、ウ
エブページを、画像、映像、音声をも含んだ概念で扱う
ことにする。
【0020】また、映像や音声の情報については、必要
に応じてユーザ端末A120のスピーカ等から音声情報
が出力される。
【0021】ウエブページは、インターネット140に
接続されたHTTPサーバ110に記憶されており、W
WWブラウザ121は、URLによって所望のウエブペ
ージが記憶されているHTTPサーバ110と、ウエブ
ページの場所を特定する。
【0022】ウエブページを製作する個人や企業は、ユ
ーザ端末B130から、FTP等のプロトコルを用い
て、自身のウエブページをHTTPサーバ110にアッ
プロードする。ユーザ端末B130は、公衆電話回線網
を介したダイヤルアップ接続や、専用線を用いた固定的
な接続等によってインターネット140に接続される。
【0023】ウエブページは、前述のように、テキス
ト、画像、映像、音声等の情報を含むことができるた
め、これらの情報もHTTPサーバ110にアップロー
ドされる。
【0024】次に、WWWブラウザ121のGUIにつ
いて、図2を参照して説明する。図2には、ユーザ端末
A120のディスプレイに表示された、WWWブラウザ
121のウインドウ200が示されている。ウインドウ
200は更に、メニューバー210、ブックマーク22
0、URL入力エリア230、及びウエブページ表示部
240を含んでいる。
【0025】メニューバー210は、ファイル(F)や
編集(E)等のメニュー項目からなり、WWWブラウザ
自身の終了や、ウエブページに表示されたテキスト情報
の検索等ができるようになっている。ブックマーク22
0は、ウエブページのURLやタイトルの情報を有し、
これらは、ユーザの指示によって登録される。ブックマ
ーク220の所定の場所をクリックすることによって図
2に示すように、○○新聞や、△△新聞等のブックマー
クタイトルの一覧が表示される。ユーザは、例えば、○
○新聞と表示されている場所を更にクリックすることに
よって、URLをキーボードから入力することなく、○
○新聞社のホームページを表示させることができる。W
WWブラウザ121によっては、最初から所定の数のブ
ックマークタイトルの一覧を表示させているものもあ
る。
【0026】URL入力エリア230は、ユーザがUR
Lを入力するエリアである。ユーザは、ブックマークに
登録されていないウエブページを閲覧しようとする場合
等は、ここにURLを入力する。この入力は、通常、キ
ーボードを用いて行われる。
【0027】ウエブページ表示部240には、指定され
たウエブページのコンテンツが表示される。前述のよう
に、ここにはテキストの他、画像、動画が表示され、ス
ピーカから音声が出力される場合もある。このように表
示するウエブページを指定する方法は、前述したよう
に、ブックマークから1つのタイトルを選択するか、あ
るいはURL入力エリア230にURLを入力すること
である。また、あるウエブページに表示されているリン
クをクリックすることによって別のウエブページを表示
させることもできる。
【0028】ウエブページ表示部240に表示されたウ
エブページは、ブックマーク220に登録することがで
き、再度このウエブページを閲覧する場合に、URLの
入力を省略することができる。ブックマーク220の登
録時には、自動的にそのウエブページのタイトルとUR
Lが抽出・記憶され、次回ブックマーク220を表示さ
せたときにブックマークタイトルの一覧の中にそのタイ
トルが表示される。
【0029】そのタイトルとURLは1対として記憶さ
れており、ブックマークタイトルにある1つのタイトル
をクリックすると、対応するURLにアクセスして、該
当するウエブページをウエブページ表示部240に表示
させる。
【0030】リンクのクリックによりウエブページを表
示させる場合は、URLが関連づけられているテキスト
や画像をクリックすると、そのURLに対応するウエブ
ページが、ウエブページ表示部240に表示される。
【0031】本発明では、このようにブックマーク22
0やリンクを使用して間接的に、あるいはURL入力エ
リア230を使用して直接的に指定されたURLがイン
ターネット上にない場合に、自動的にそのURLを補正
するか、補正のための候補リストを与えて、できるだけ
スムーズに所望のウエブページを表示させようとするも
のである。
【0032】次に、図3のフローチャートを参照して、
本発明の方法の処理概要を説明する。本発明の方法は、
指定されたURLについて三段階のチェックを行い、そ
の過程で、必要に応じてURLに適当な補正を加えるも
のである。
【0033】最初に、WWWブラウザに、所定のURL
が指定される(ステップS10)。この指定には、前述
のように、ブックマーク220またはリンクを介した間
接的な指定と、URLをURL入力エリア230に入力
する直接的な指定とがある。
【0034】次に、ステップS12において、指定され
たURLのアクセス方法が妥当かどうかがチェックされ
る。指定可能なアクセス方法は予め固定的に決められて
おり、http、https、ftp、file、telnet、mailto、goph
er等の所定の文字列が含まれる。従って、指定されたア
クセス方法が、これらの候補の1つと一致しない場合
は、アクセス方法が妥当でないと判断される。
【0035】妥当でないと判断された場合は、ステップ
S14に進み、そこでアクセス方法の補正が行われる。
【0036】ステップS14では、指定されたアクセス
方法が、最も妥当なアクセス方法に置き換えられるが、
詳細は後で説明する。
【0037】また、図3のフローチャートでは、必ずど
れかのアクセス方法に補正されるように示してあるが、
考えられる正しいアクセス方法の候補リストをウエブペ
ージ表示部240に示して、ユーザにその中から選択さ
せたり、指定されたアクセス方法が誤っている旨をウエ
ブページ表示部240に単に表示させたりすることもで
きる。
【0038】ステップS12でアクセス方法が正しいと
判定された場合、及び、ステップS14でアクセス方法
が正しく補正された場合は、ステップS16でホスト名
が妥当かどうかチェックされる。指定されたホスト名が
インターネット上に存在するかどうかは、例えばpingコ
マンド等によって、いくつかのDNSサーバをチェック
することによって確認することができる。
【0039】ホスト名がインターネット上に存在しない
という状況は、URL中のホスト名部分の入力ミスや、
HTTPサーバの名称変更、移設、消滅等、様々な理由
によって発生する。
【0040】ここで、例えばpingコマンドによってホス
トが発見されなかった場合には、ホストが存在しないと
判断してステップS32に進む。ステップS32でホス
ト名の補正が試みられ、そこで補正が成功したと判断さ
れた場合は、ホスト名を記憶するホスト名記憶領域に補
正後のホスト名がセットされる。ホスト名の補正は成功
するとは限らず、妥当なホスト名が見つからなかった場
合、上記領域には例えばブランクがセットされる。上記
ステップS32におけるホスト名の補正では、いくつか
の所定の補正ルールが使用されるが、詳細については後
で説明する。
【0041】ステップS34で、上記ホスト名記憶領域
にブランクがセットされていると判断された場合、即
ち、ステップS32でホスト名の補正が成功しなかった
場合は、ステップS36に進み、そこでホストが存在し
ない旨が、ウエブページ表示部240に表示され、処理
が終了する。
【0042】ステップS16でホスト名が妥当であると
判定された場合、あるいはステップS34でホスト名記
憶領域がブランクでない場合(即ち、ホスト名の補正が
成功した場合)、ステップS18で、今度はホスト名以
下の文字列の部分(即ち、パス名)の確認に移る。
【0043】ここで、ステップS32では、必ずどれか
1つのホスト名を特定するようにホスト名の補正が行わ
れるが、補正ルールに基づいて、可能なホスト名の候補
リストを提供して、ユーザにそのうちのどれか1つを選
択するようにすることもできる。
【0044】ステップS20で、指定された(あるいは
補正された)ホスト内に、指定されたウエブページがあ
るかどうかがチェックされる。このチェックは、例え
ば、HTTPによって指定されたURLのウエブページ
を要求することによって行われる。
【0045】ウエブページがない場合は、HTTPサー
バから「page not found」などのメッセージが返される
が、こうしたメッセージを受けてウエブページがホスト
内に存在しないと判断し、ステップS22に進む。
【0046】ステップS22では、基本的にホスト名の
補正に使われたものとは別の、所定の補正ルールを用い
てパス名の補正が行われる。パス名の補正では、その補
正が正しいかどうかを自動的に判定することが、ホスト
名の補正以上に困難であることから、ホスト名の補正候
補をユーザに提供し、ユーザがその候補の中から正しい
と判断したホスト名を選択できるようにした。
【0047】パス名の補正が一応成功すると、候補リス
トに1つ以上の補正されたパス名が記憶される。なお、
ステップS22の処理の詳細については後で説明する。
【0048】次に、ステップS24で候補リストが空か
どうか判断され、候補リストが空である場合、即ち、補
正するパス名の候補がない場合、本発明による補正が困
難であるとして、ステップS26でパスが存在しない旨
をウエブページ表示部240に表示し、処理を終了す
る。また、ステップS32で複数のホスト名の候補が得
られている場合には、次の候補のホスト名を使用してス
テップS18以下の処理を繰り返すこともできる。
【0049】ステップS20でホスト内に指定されたパ
ス名が見つかった場合は、ステップS30でそのパス名
のウエブページのコンテンツをウエブページ表示部24
0に表示する。
【0050】ステップS24で、候補リストが空でない
と判定された場合、即ち、ステップS22のパス名の補
正によって、少なくとも1つの補正候補が得られた場合
は、その候補リストを、ステップS28でHTMLに変
換し、ウエブページ表示部240に表示する。これによ
って、ユーザは、パス名が実際に存在していなかった場
合でも、いくつかのパス名の候補を見ることができ、そ
の中から所望のパス名を選択してそのパス名に対応する
ウエブページを閲覧することができる。
【0051】次に、図4を参照して、ステップS14の
アクセス方法の補正について、より詳細に説明する。
【0052】ステップS40において、指定されたアク
セス方法を表す文字列が、指定可能なアクセス方法(例
えば、http、https、ftp、file、telnet、mailto、goph
er等)の所定の文字列と比較され、それぞれの類似度が
計算される。
【0053】類似度は、例えば、一致している文字数
が、指定された文字列の数に占める割合や、更に、文字
の出現順をも考慮した文字数の割合などが考えられる。
しかし、その他の基準で類似度を計算することも可能で
あり、その中には、既知の方法も含まれる。
【0054】次に、ステップS42において、ステップ
S40で計算された類似度の中で、最も高い類似度のア
クセス方法を示す文字列を、指定されたアクセス方法と
して設定する。
【0055】次に、図5及び図6を参照して、図3に示
されたステップS32のホスト名の補正の処理について
詳細に説明する。最初に、ステップS50において、ホ
スト名補正ルールが1つ取り出される。このホスト名補
正ルールは、例えば、図6に示すような内容である。図
6には5件のホスト名補正ルールが示されており、その
それぞれは、ルール番号、適用条件、及び補正内容から
なる。
【0056】ステップS50では、任意の順番でルール
を取り出すことができるが、ここではルール番号の順に
ルールが取り出されるものとする。従って、ステップS
50では、ルール番号が1のルール(ルール1)が最初
に取り出される。
【0057】次に、ステップS52で、ルール1が、指
定されたホスト名に対して適用可能かどうかが判定され
る。これは、指定されたホスト名が、ルール1の適用条
件を満たすか否かで判定される。また、図6に示すルー
ルには、適用条件のないもの(ルール4、及びルール
5)があるが、これらについては上記判定は行われず、
次のステップS54にそのまま進むことになる。
【0058】指定されたホスト名が、例えば「wwwxxxxc
om」であった場合、ルール1の適用条件を満たすことに
なり、ステップS54に進む。一方、ホスト名が「www.
xxxx.com」であるような場合、処理はステップS60に
進み、次のルール(この場合、ルール2)が取り出され
て、適用可能かどうかが判定される。
【0059】ステップS52でルール1が適用可能と判
定されると、次にステップS54で、ルール1の補正内
容に従って、指定されたホスト名を補正する。前記ホス
ト名の例の場合、元のホスト名「wwwxxxxcom」は、「ww
wxxx.com」に変更される。
【0060】次に、ステップS56で、補正後のホスト
名が存在するかどうかが判定される。この判定には、図
3に示すステップS16の判定と同様、ping等の所定の
コマンドや既知の方法を使用することができる。
【0061】補正後のホスト名がインターネット上に存
在する場合は、ステップS58で、ホスト名記憶領域に
その補正後のホスト名がセットされる。
【0062】ステップS52でルールが適用可能でない
と判定されるか、あるいはステップS56で補正後のホ
スト名がインターネット上に存在しないと判定された場
合は、ステップS60に進んで次のルールの適用につい
て判定がされる。こうして、図6に示す全てのルールに
ついて判定を行った結果、適用可能なルールがなかった
場合は、ステップS62に進んで、ホスト名記憶領域に
ブランクをセットする。
【0063】上記の例の場合、ルール1によって変更さ
れた「wwwxxx.com」がインターネット上に存在しなかっ
た場合は、ルール2によって「wwwxxxx.com」に変更さ
れる。そして、これもインターネット上に存在しない場
合は、ルール3によって「www.xxx.com」に変更され
る。
【0064】「www.xxx.com」もインターネット上に存
在しない場合は、更にルール4が適用される。ルール4
は、過去にWWWブラウザがアクセスしたホスト名を記
憶しておき、その中から最も類似する文字列のものにホ
スト名を補正する。類似度の計算については、例えば、
図4のステップS40に関して説明した方法を用いるこ
とができる。
【0065】ルール4によって変更されたホスト名もイ
ンターネット上に存在しない場合は、ルール5が適用さ
れる。ルール5は、ブックマークに登録されているホス
ト名の中から、指定されたホスト名と最も類似するもの
にホスト名を補正する。ブックマークには、前述のよう
に、ウエブページのタイトルとともに、そのウエブペー
ジのURLが記憶されており、ルール5で使用されるホ
スト名は、そのURLの中から抽出される。
【0066】このように、妥当なホスト名を見つけるま
で、ルール1から5までが順に適用され、ホスト名が変
更されていく。しかし、図6に示したルールの数、適用
条件、補正内容、及び前述したルールの取り出し順序等
は、例示を目的としたものであって、本発明の範囲がこ
れに限定されるものではない。
【0067】また、ルールの全てを適用して、インター
ネット上に存在するホスト名を候補として全てリストす
るように制御することも可能である。
【0068】図6に示すルールの例は、主に入力ミスを
補正するために作られているが、この他、ドメイン名の
ネーミングルールの変更など、制度的な変更に対処する
ようにルールを作ることもできる。
【0069】次に、図7及び図8を参照して、図3に示
されたステップS22のパス名の補正の処理について詳
細に説明する。最初に、ステップS70において、パス
名候補リストを空にする。パス名候補リストは、パス名
に関する補正ルールによって補正された1つまたは複数
のパス名を格納するためのものであり、最終的には、当
該リストの内容が、WWWブラウザのウエブページ表示
部240に表示される。
【0070】次に、ステップS72において、パス名補
正ルールを1つ取り出す。ここで、パス名補正ルール
は、例えば図8に示すようなものである。図8に示すパ
ス名補正ルールのそれぞれは、ルール番号、適用条件、
及び補正内容からなり、全部で3件のルールが示されて
いる。
【0071】ステップS72では、これらのルールがル
ール番号順に取り出されるものとする。従って、最初
に、ルール番号が1であるルール(ルール1)が取り出
される。次に、ステップS74で、ルール1が、指定さ
れたパス名に対して適用可能かどうかが判定される。こ
れは、指定されたパス名が、ルール1の適用条件を満た
すか否かで判定される。また、図8には、図6に示した
ホスト名補正ルールと同様、適用条件のないもの(ルー
ル2、及びルール3)があるが、これらについては上記
判定は行われず、ステップS76にそのまま進む。
【0072】ユーザによって指定されたURLが、例え
ば「http://wwwxxxxcom/intro/index-1.htm」であった
場合、パス名は「intro/index-1.htm」である。このU
RLが、ブックマークを使って指定されている場合は、
ルール1の適用条件を満たすことになり、ステップS7
6に進む。一方、URLが、URL入力エリアに直接入
力されていたり、あるウエブページのリンクをクリック
することにより指定されたものである場合は、ルール1
の適用条件を満たさないので、処理はステップS82に
進み、次のルール(この場合、ルール2)が取り出され
て、適用可能かどうか判定される。
【0073】ステップS74でルール1が適用可能と判
定された場合は、ステップS76で、ルール1の補正内
容に従って、ブックマークに登録されたURLに対応す
るタイトルを使用して、インターネット上の検索を行
う。この検索は、所定の検索エンジンを用いて行われ、
当該タイトルをウエブページのタイトルやコンテンツと
して有するウエブページが検索される。このとき、その
検索においてそれまでの処理で妥当と判定されたホスト
内、あるいは補正されたホスト内に検索の範囲を限定す
ることもできる。
【0074】こうして検索されたパス名は、ステップS
78で、実際にインターネット上に存在するかどうかが
判定される。これは、HTTPを使用して当該パス名に
ページ要求をすること等によって行われる。また、ステ
ップS76における検索では、複数のウエブページが検
索結果として得られる可能性があるが、その場合は、そ
れぞれのウエブページのパス名について存在確認が行わ
れる。
【0075】ステップS78で、インターネット上に存
在することが確認されたウエブページのパス名は、ステ
ップS80で、パス名の補正候補としてパス名候補リス
トに格納される。
【0076】ステップS74でルールが適用可能でない
と判定された場合、ステップS78でパス名がホスト内
に存在しないと判定された場合、またはステップS80
の後で、処理はステップS82に進み、次のルールの適
用について判断する。
【0077】このように図8に示す全てのルールについ
て判定が行われ、補正候補として判定されたパス名のみ
が、ステップS80でパス名補正候補リストに追加され
る。
【0078】ルール2では、ユーザによって指定された
パス名、例えば「intro/index-1.htm」に最も類似する
ブックマーク内の文字列のものに置き換えられ、それが
ホスト内に実在すれば、ステップS80でパス名候補リ
ストに追加される。このとき、ユーザによって指定され
たホスト名が、実際にはインターネット上に存在しな
い、「wwwxxxxcom」というホスト名であったとすると、
ステップS78でホスト名として使用される文字列は、
例えば「www.xxx.com」といった、図3のステップS3
2のホスト名の補正により補正された後のホスト名であ
る。
【0079】また、類似するブックマーク内の文字列を
サーチする場合にも、ホスト名が「www.xxx.com」であ
るURLのパス名として、サーチの条件を限定すること
ができる。
【0080】ルール3は、例えば、指定されたURLが
「http://www.xxx.com/aru/nai.html」であって、アク
セス方法とホスト名が妥当であり、パス名「aru/nai.ht
ml」が見つからない場合に、2つの階層からなる上記パ
ス名を、上位の階層のみに置き換える、即ち、「aru/」
のみに置き換えるものである。
【0081】上述のように、図8には、3件のルールし
か示されていないが、これらは例示を目的としたもので
あって、ルールの数、適用条件、補正内容、順番等に関
して多くのバリエーションが考えられる。
【0082】また、この例では、ルールの全てを適用し
て、候補となるパス名を全てパス名候補リストに格納し
ているが、優先順位を設定して、1つ或いは、所定の数
のパス名を候補として記憶するよう制御することも可能
である。
【0083】更に、パス名候補リストには、別のルール
から同じパス名が選択され、結果的にパス名が重複して
格納される可能性がある。その場合には、これらの重複
したパス名を排除しておくことが好ましい。
【0084】ここまで、本発明の方法を、WWWブラウ
ザでウエブページを閲覧する際の処理に関連して説明し
てきたが、本発明の方法は、これ以外の様々な処理に応
用することができる。例えば、ブックマークを定期的に
チェックして、もはやインターネット上に存在しないU
RLについては、自動的にいくつかの候補URLに置き
換えたり、ウエブページの自動巡回処理において、指定
されたURLが見つからないときに、ルールに従ってU
RLを自動的に補正して、そのURLのウエブページの
コンテンツをダウンロードしておいたりすることが可能
である。
【0085】また、本明細書では、URLに関する処理
を中心に本発明の特徴を述べてきたが、本発明の方法
は、こうしたURLに限られるものではなく、ネットワ
ーク上の資源を特定する識別子の補正全般に適用可能で
ある。例えば、FTPソフトでアップロードするサーバ
を指定したり、インターネットラジオ放送局を指定する
際にも、本発明の方法を適用できる。
【0086】次に、本発明の方法を適用したWWWブラ
ウザを実行可能なパーソナルコンピュータ300の構成
例を図9を用いて説明する。このパーソナルコンピュー
タ300は、図1のユーザ端末A120に相当するもの
である。また、パーソナルコンピュータ以外のコンピュ
ータ装置、例えば、PDA、携帯電話、ワークステーシ
ョン等を使用することもできる。
【0087】パーソナルコンピュータ300は、CPU
310、メモリ320、外部記憶装置330、入力装置
340、出力装置350、記録媒体駆動装置360、ネ
ットワーク・インタフェース370、及びこれらの構成
要素310〜370を相互に接続するバス380からな
る。
【0088】CPU310は、パーソナルコンピュータ
300内の各構成要素の処理を制御して、WWWブラウ
ザ及び本発明の方法の各機能を実現する。メモリ320
は、前記制御、及び各処理を行うようCPU310を制
御するプログラム、及び当該プログラムが使用するデー
タを一時的に記憶する。本発明の上記実施形態では、メ
モリ320にはWWWブラウザのプログラムがロードさ
れる。上述した、本発明の方法による各機能は、例え
ば、既存のWWWブラウザのプログラムを必要に応じて
変更することによって達成される。
【0089】外部記憶装置330は、WWWブラウザで
必要なデータを記憶するハードディスク等の記憶装置で
ある。図6及び図8で例示した各補正ルールも、この外
部記憶装置330内に記憶される。また、前記補正ルー
ルは、上記メモリ320にロードすることもできる。
【0090】入力装置340は、マウス、キーボード等
の、CPU310に特定の指令を与えたり、外部記憶装
置330に記憶するデータを入力するための装置であ
る。ユーザは、これらの入力装置340を用いて、WW
Wブラウザに対し、URLを入力し、ブックマークでの
閲覧を指示する。
【0091】出力装置350は、CRTディスプレイや
テレビモニタ、及びスピーカである。WWWブラウザ
は、ユーザの入力装置340を介した指示に応じて、指
定されたURLのウエブページのコンテンツやブックマ
ークの内容をディスプレイ等に表示する。また、ウエブ
ページのコンテンツが動画や音声等を含む場合は、音声
がスピーカから出力される。
【0092】記録媒体駆動装置360は、DVD−RO
M、CD−ROM、フレキシブルディスク等の記録媒体
390の内容を読み出し、必要に応じて前記メモリ32
0や外部記憶装置330にコピーする。WWWブラウザ
のプログラムも当該記録媒体390に格納される場合が
あり、必要に応じてメモリ320にロードされる。パー
ソナルコンピュータ300は、このメモリ320内にロ
ードされた当該プログラムによって制御され、CPU3
10はこのプログラムの命令に従って各種処理を実行
し、本発明の方法を実現する。
【0093】ネットワーク・インタフェース370は、
パーソナルコンピュータ300をネットワーク400に
接続する。ネットワーク400は、例えば、図1に示す
インターネット140や公衆電話回線網である。前記C
PU310に指令を与え、WWWブラウザを実現するプ
ログラムは、当該ネットワーク400を介してメモリ3
20や外部記憶装置330に転送される場合もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の方法を適用したWWWブラウザが実行
されるネットワーク構成を示す図である。
【図2】WWWブラウザのGUIの例を示す図である。
【図3】本発明の方法の全体処理を示すフローチャート
である。
【図4】アクセス方法の補正の処理内容を示すフローチ
ャートである。
【図5】ホスト名の補正の処理内容を示すフローチャー
トである。
【図6】ホスト名の補正に用いられる補正ルールを示す
図である。
【図7】パス名の補正の処理内容を示すフローチャート
である。
【図8】パス名の補正に用いられる補正ルールを示す図
である。
【図9】WWWブラウザが実行されrパーソナルコンピ
ュータの構成例を示す図である。
【符号の説明】
110 HTTPサーバ 120 ユーザ端末A 121 WWWブラウザ 130 ユーザ端末B 140 インターネット 200 ウインドウ 210 メニューバー 220 ブックマーク 230 URL入力エリア 240 ウエブページ表示部 300 パーソナルコンピュータ 310 CPU 320 メモリ 330 外部記憶装置 340 入力装置 350 出力装置 360 記録媒体駆動装置 370 ネットワーク・インタフェース 380 バス 390 記録媒体 400 ネットワーク

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンピュータによって、ネットワーク上
    の資源を特定するための、複数の階層に区切られた文字
    列からなる識別子を補正する方法において、 前記識別子を受信するステップと、 前記識別子の各階層毎に、かつ上位階層から妥当性をチ
    ェックするステップと、 前記チェックステップで妥当でないと判断された階層の
    文字列と置き換えるべき候補文字列を、その階層に関す
    る補正ルールを用いて決定するステップとを有すること
    を特徴とする識別子補正方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の識別子補正方法におい
    て、 前記決定された候補文字列を、前記妥当でないと判断さ
    れた階層の文字列と置き換え、当該置き換えられた識別
    子によってネットワーク上の資源をアクセスするステッ
    プを更に含むことを特徴とする識別子補正方法。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の識別子補正方法におい
    て、 前記決定された候補文字列のうちの1つをユーザが選択
    できるように、前記決定された候補文字列をユーザに表
    示するステップを更に含むことを特徴とする識別子補正
    方法。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の識別子補正方法におい
    て、 前記識別子が、インターネット上でウエブページを識別
    するためのURLであり、前記URLが、アクセス方
    法、ホスト名、及びパス名という3つの階層で構成さ
    れ、この順で、それぞれの階層を表す文字列が結合され
    ていることを特徴とする識別子補正方法。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の識別子補正方法におい
    て、 前記アクセス方法に対応する文字列に関し、 前記チェックステップが、前記アクセス方法に関する第
    1の補正ルールに含まれる所定の妥当なアクセス方法を
    表す文字列の組のいずれかと、当該受信された識別子内
    のアクセス方法を表す文字列が一致するかどうかによっ
    て、そのアクセス方法の妥当性をチェックし、 前記決定ステップが、前記第1の補正ルールに含まれる
    所定の妥当なアクセス方法を表す文字列の組のうち、前
    記受信された識別子内のアクセス方法を表す文字列と最
    も類似する文字列を候補文字列として決定することを特
    徴とする識別子補正方法。
  6. 【請求項6】 請求項4に記載の識別子補正方法におい
    て、 前記ホスト名に対応する文字列に関し、 前記チェックステップが、前記ホスト名のホストにイン
    ターネット上でアクセスできるかどうかを確認すること
    よって、そのホスト名の妥当性をチェックし、 前記決定ステップが、前記ホスト名に関する第2の補正
    ルールによって、前記候補文字列を決定することを特徴
    とする識別子補正方法。
  7. 【請求項7】 請求項4に記載の識別子補正方法におい
    て、 前記パス名に対応する文字列に関し、 前記チェックステップが、前記パス名のパスにインター
    ネット上でアクセスできるかどうかを確認することよっ
    て、そのパス名の妥当性をチェックし、 前記決定ステップが、前記パス名に関する第3の補正ル
    ールによって、前記候補文字列を決定することを特徴と
    する識別子補正方法。
  8. 【請求項8】 請求項6に記載の識別子補正方法におい
    て、 前記第2の補正ルールが、受信URLの前記ホスト名を
    表す文字列内の特定の文字列を、他の文字列に置き換え
    て候補文字列を生成することを特徴とする識別子補正方
    法。
  9. 【請求項9】 請求項6に記載の識別子補正方法におい
    て、 前記第2の補正ルールが、受信URLの前記ホスト名を
    表す文字列を、過去にそのコンピュータがアクセスした
    ホストのホスト名の中で、前記受信URLの前記ホスト
    名を表す文字列と最も類似するホスト名の文字列に置き
    換えて候補文字列を生成することを特徴とする識別子補
    正方法。
  10. 【請求項10】 請求項6に記載の識別子補正方法にお
    いて、 前記識別子補正方法がWWWブラウザと関連して実行さ
    れ、 前記第2の補正ルールが、受信URLの前記ホスト名を
    表す文字列を、WWWブラウザのブックマークに登録さ
    れているURLのホスト名の中で、前記受信URLの前
    記ホスト名を表す文字列と最も類似するホスト名の文字
    列に置き換えて候補文字列を生成することを特徴とする
    識別子補正方法。
  11. 【請求項11】 請求項7に記載の識別子補正方法にお
    いて、 前記第3の補正ルールが、受信URLの前記パス名が複
    数の階層で構成されている場合に、最下位層の文字列を
    削除したものを候補文字列として生成することを特徴と
    する識別子補正方法。
  12. 【請求項12】 請求項7に記載の識別子補正方法にお
    いて、 前記識別子補正方法がWWWブラウザと関連して実行さ
    れ、 前記第3の補正ルールが、受信URLの前記パス名を表
    す文字列を、WWWブラウザのブックマークに登録され
    ているタイトルを含むものとしてインターネット上で検
    索されたウエブページのパス名の文字列に置き換えて候
    補文字列を生成することを特徴とする識別子補正方法。
  13. 【請求項13】 請求項7に記載の識別子補正方法にお
    いて、 前記識別子補正方法がWWWブラウザと関連して実行さ
    れ、 前記第3の補正ルールが、受信URLの前記パス名を表
    す文字列を、WWWブラウザのブックマークに登録され
    ているURLのパス名の中で、前記受信URLの前記パ
    ス名を表す文字列と最も類似するパス名の文字列に置き
    換えて候補文字列を生成することを特徴とする識別子補
    正方法。
  14. 【請求項14】 ネットワーク上の資源を特定するため
    の、複数の階層に区切られた文字列からなる識別子を受
    信する手段と、 前記識別子の各階層毎に、かつ上位階層から妥当性をチ
    ェックする手段と、 前記チェック手段によって妥当でないと判断された階層
    の文字列と置き換えるべき候補文字列を、その階層に関
    する補正ルールを用いて決定する手段とを有することを
    特徴とする識別子補正装置。
  15. 【請求項15】 請求項14に記載の識別子補正装置に
    おいて、 前記決定された候補文字列を、前記妥当でないと判断さ
    れた階層の文字列と置き換え、当該置き換えられた識別
    子によってネットワーク上の資源をアクセスする手段を
    更に含むことを特徴とする識別子補正装置。
  16. 【請求項16】 請求項14に記載の識別子補正装置に
    おいて、 前記決定された候補文字列のうちの1つをユーザが選択
    できるように、前記決定された候補文字列をユーザに表
    示する手段を更に含むことを特徴とする識別子補正装
    置。
  17. 【請求項17】 請求項14に記載の識別子補正装置に
    おいて、 前記識別子が、インターネット上でウエブページを識別
    するためのURLであり、前記URLが、アクセス方
    法、ホスト名、及びパス名という3つの階層で構成さ
    れ、この順で、それぞれの階層を表す文字列が結合され
    ていることを特徴とする識別子補正装置。
  18. 【請求項18】 コンピュータを、 ネットワーク上の資源を特定するための、複数の階層に
    区切られた文字列からなる識別子を受信する手段、 前記識別子の各階層毎に、かつ上位階層から妥当性をチ
    ェックする手段、及び前記チェック手段によって妥当で
    ないと判断された階層の文字列と置き換えるべき候補文
    字列を、その階層に関する補正ルールを用いて決定する
    手段として機能させるためのプログラム。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009020553A (ja) * 2007-07-10 2009-01-29 Kyocera Mita Corp 電子ファイル管理装置および電子ファイル管理プログラム
JP2010003230A (ja) * 2008-06-23 2010-01-07 Onkyo Corp コンテンツ再生装置及びそのプログラム
JP2017040988A (ja) * 2015-08-18 2017-02-23 富士ゼロックス株式会社 情報処理装置及び情報処理プログラム

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