JP2003130651A - 情報端末装置、センターサーバおよび地図データ入手方法 - Google Patents

情報端末装置、センターサーバおよび地図データ入手方法

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JP2003130651A
JP2003130651A JP2001324473A JP2001324473A JP2003130651A JP 2003130651 A JP2003130651 A JP 2003130651A JP 2001324473 A JP2001324473 A JP 2001324473A JP 2001324473 A JP2001324473 A JP 2001324473A JP 2003130651 A JP2003130651 A JP 2003130651A
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Akito Tada
昭人 多田
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Toyota Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 地図データの入手および地図データの管理を
ユーザにとって便利かつ簡単にする。 【解決手段】 車載情報端末装置10は、地図データを
記憶保存するための記憶装置15を有している。車載情
報端末装置10は、無線またはネットワーク50を介し
てセンターサーバ40から地図データを入手する。地図
データは、方形状の区画を単位として指定されるととも
に供給される。また、地図データを記憶装置15内に保
存する際、記憶装置15内に既に記憶されている地図デ
ータによって表された地図とオーバーラップする部分に
関しては、既に記憶されている地図データとして、また
は新たな地図データと既に記憶されている地図データの
両者に関連付けて記憶装置15に保存される。さらに、
地図データの入手の際には、区画の周辺の道路データも
共に入手できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、地図データを記憶
するための記憶装置を有していて外部から地図データを
入手可能な情報端末装置、同情報端末装置に適用される
地図データ入手方法および同地図データを送信するセン
ターサーバに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、記憶しておいた地図データに
基づいて地図を表示したり、運転者に経路案内するナビ
ゲーション装置はよく知られている。このようなナビゲ
ーション装置においては、全ての地図データ(例えば、
日本全土の地図データ)が予め記憶されているか、全て
の地図データを同時に書き換えるようにするものが多
い。また、近年、例えば特開2000−97716号公
報に示されているように、ナビゲーション装置からセン
ターサーバに現在位置および目的地を送信し、センター
サーバにて現在位置から目的地までの経路を探索して、
同探索経路に沿った地図を表す地図データをセンターサ
ーバからナビゲーション装置に送信するようにしたナビ
ゲーションシステムも登場してきている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記前
者のナビゲーション装置においては、部分的に地図デー
タを新たに入手したり、更新することはできず、ユーザ
は常に全ての地図データ(例えば、日本全土の地図デー
タ)を購入しなければならなかった。また、後者のナビ
ゲーションシステムによれば、地図データを部分的に追
加および更新することが可能である。しかし、この従来
の装置を提示する文献には、検索された経路を含む2次
メッシュデータ(地図情報)を送信すると記載されてい
るだけであって、送信される地図データの具体的態様お
よび管理については何ら記載されていない。
【0004】
【発明の概略】本発明は、上記問題に対処するためにな
されたもので、その目的は、ユーザにとって便利な地図
データの入手態様および管理を採用した情報端末装置、
地図データ入手方法および同地図データを送信するセン
ターサーバを提供することにある。
【0005】前記目的を達成するために、本発明の構成
上の特徴は、地図データを記憶するための記憶装置を有
していて外部から地図データを入手可能な情報端末装置
および同情報端末装置に適用される地図データ入手方法
において、方形状の区画を単位として同区画内の地図を
表す地図データを外部から入手し、かつ前記入手した地
図データを記憶装置内に方形状の区画を単位として保存
するようにしたことにある。
【0006】また、他の観点から見れば、本発明の特徴
は、地図データを記憶した地図データベースを有してい
て外部からの要求に応じて地図データを送信するセンタ
ーサーバにおいて、前記外部からの要求に応じて方形状
の区画を単位として同区画内の地図を表す地図データを
地図データベースから読み出す読出し手段と、前記読み
出した地図データを前記外部からの要求に応じて送信す
る送信手段とを設けたことにもある。
【0007】これらの方形状の区画は、例えば長方形ま
たは正方形である。そして、これらの区画は、情報端末
装置側で指定してもよいし、外部の他の装置において指
定されるようにしてもよい。また、この場合の地図デー
タは、道路を表す道路データのみでもよいし、道路、道
路種類、施設などを表す情報を含むものであってもよ
い。
【0008】これによれば、情報端末装置に供給される
地図データまたはセンターサーバから提供される地図デ
ータの区画は必ず方形状であり、この方形状の区画の指
定は例えば対角線上の2点を指定することなど、簡単に
指定することが可能であるとともに、区画の決定処理も
簡単になる。また、この方形状の区画の指定において
は、指定区画の面積に対して、指定区画と他の区画との
境界の長さが短くなるので、ユーザが既に保有している
地図データとの合成、整合など、または今後ユーザが入
手する地図データとの合成、整合などを図る場合に、境
界上で生じる道路の非接続頻度を減らすことができ、前
記合成、整合などの処理を簡単に済ますことができる。
【0009】また、本発明の他の特徴は、地図データを
記憶するための記憶装置を有していて外部から地図デー
タを入手可能な情報端末装置および同情報端末装置に適
用される地図データ入手方法において、区画された地図
を表す地図データを外部から入手し、かつ前記入手した
地図データを記憶装置内に保存する際、記憶装置内に既
に記憶されている地図データによって表された地図とオ
ーバーラップする部分に関しては、既に記憶されている
地図データとして記憶装置に保存するようにしたことに
ある。
【0010】この場合も、地図データは、道路を表す道
路データのみでもよいし、道路、道路種類、施設などを
表す情報を含むものであってもよい。
【0011】これによれば、地図の区画ごとの管理が簡
単になる。そして、新たに入手した地図データを削除す
る場合でも、既に入手済みの地図データの一部が削除さ
れてしまうことがなくなる。また、前記新たに入手した
地図データを削除しても、入り組んだ形状(凹凸を有す
る形状)を表す地図データだけが残されることを回避で
き、妥当な経路が探索される。
【0012】また、本発明の他の特徴は、地図データを
記憶するための記憶装置を有していて外部から地図デー
タを入手可能な情報端末装置および同情報端末装置に適
用される地図データ入手方法において、区画された地図
を表す地図データを外部から入手し、かつ前記入手した
地図データを記憶装置内に保存する際、記憶装置内に既
に記憶されている地図データによって表された地図とオ
ーバーラップする部分に関しては、前記既に記憶されて
いる地図データおよび前記入手した地図データの両者に
関連付けて記憶装置に保存するようにしたことにある。
【0013】この場合も、地図データは、道路を表す道
路データのみでもよいし、道路、道路種類、施設などを
表す情報を含むものであってもよい。
【0014】これによれば、新たに入手した地図データ
を削除し、または既に入手済みの地図データを削除した
りする場合でも、オーバーラップする部分を各地図デー
タとともに残すような管理が可能となり、入り組んだ形
状(凹凸を有する形状)を表す地図データだけが残され
ることを回避でき、妥当な経路が探索される。
【0015】さらに、本発明の他の特徴は、地図データ
を記憶するための記憶装置を有していて外部から地図デ
ータを入手可能な情報端末装置において、区画内の道路
および施設を少なくとも含む地図を表す地図データおよ
び同区画の周辺の道路を表す道路データの両方を同時に
外部から入手する地図データ入手手段と、前記入手した
地図データおよび道路データを記憶装置内に同時に保存
する地図データ保存手段とを設けたことにある。
【0016】また、他の観点から見れば、前記本発明の
他の特徴は、道路および施設を少なくとも含む地図を表
す地図データを記憶した地図データベースを有していて
外部からの要求に応じて地図データを送信するセンター
サーバにおいて、外部からの要求に応じて区画内の道路
および施設を少なくとも含む地図を表す地図データおよ
び同区画の周辺の道路を表す道路データの両方を前記地
図データベースから読み出す読出し手段と、前記読み出
した地図データおよび道路データを前記外部からの要求
に応じて送信する送信手段とを設けたことにもある。
【0017】これによれば、車両走行中にその走行状態
から検出される車両の走行軌跡と道路データにより表さ
れた道路とのマップマッチングにより、車両の現在位置
を正確に推定できるようになる。そして、車両が入手し
た区画に進入する際に、早く車両の位置を特定できるよ
うになる。
【0018】なお、これらの情報端末装置に関する発明
においては、同情報端末装置として、例えば車載情報端
末装置、パーソナルコンピュータ、キオスク端末装置な
どの種々の情報端末装置が考えられる。さらに、情報端
末装置に外部から地図データおよび/または道路データ
を供給する場合、無線通信により地図データおよび/ま
たは道路データが供給されるようにしたり、ネットワー
クを介して地図データおよび/または道路データが供給
されるようにしたり、ハードディスク、コンパクトディ
スク、メモリカードなどの記録媒体を介して地図データ
および/または道路データが供給されるようにしてもよ
い。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態につい
て図面を用いて説明する。図1は、同実施形態に係る地
図データを配信することが可能な情報提供システムの概
略ブロック図である。
【0020】この情報提供システムは、ナビゲーション
機能を備えた車載情報端末装置10、ユーザの家庭また
は事務所に配置されているパーソナルコンピュータ2
0、各地に配置されているキオスク端末装置30および
センターサーバ40を備えている。車載情報端末装置1
0は、センターサーバ40およびネットワーク50(例
えば、インターネット)に接続された中継局60と無線
交信可能に構成されている。パーソナルコンピュータ2
0、キオスク端末装置30およびセンターサーバ40は
ネットワーク50に接続されている。
【0021】車載情報端末装置10は、車室内の運転席
近傍に配置されており、情報処理装置11、入力装置1
2、表示装置13、各種センサ14、記憶装置15およ
び通信装置16を備えている。情報処理装置11は、C
PU,ROM,RAMなどからなり、プログラムの実行
により、入力装置12および各種センサ14からの信号
に応じて表示装置13、記憶装置15および通信装置1
6の作動を制御する。
【0022】入力装置12は、表示装置13の近傍に設
けられた操作スイッチ、表示装置13内に組み込まれて
表示パネルのタッチ操作を検出するパネルタッチスイッ
チなどからなり、運転者の指示を入力するものである。
表示装置13は、液晶表示器などからなり、文字、図
形、地図などを表示パネル上に表示して、運転者に地図
情報、交通情報などを視覚的に提示するものである。各
種センサ14は、地磁気センサ、ジャイロ、GPS(Glo
bal Positioning System)、位置ビーコン、車速セン
サ、操舵角センサ、ヨーレートセンサ、車輪回転数セン
サなどを含むもので、主に車両の現在位置を検出するた
めに利用される。
【0023】記憶装置15は、それぞれハードディス
ク、コンパクトディスク、半導体メモリ、メモリカード
などの不揮発性の記録媒体からなり、図示しないナビゲ
ーションプログラム、図2の地図データ要求プログラム
などを含む各種プログラム、および各種データを記憶し
ている。また、この記憶装置15は、前記記録媒体に対
してデータおよびプログラムを書込みおよび読出すため
のドライブ装置も含む。記憶装置15には、特にセンタ
ーサーバから配信される地図データを記憶するための地
図データメモリ15aが設けられている。この地図デー
タメモリ15aは、他のプログラムおよびデータを共に
記憶する一つの記録媒体の一部の記憶エリアであって
も、地図データのみを独立して記憶する一つの記録媒体
であってもよい。
【0024】通信装置16は、センターサーバ40また
は中継局60との無線交信を可能とするものである。通
信装置16には、センターサーバ40または中継局60
と無線交信するアンテナ16aが接続されている。この
ように構成された車載情報端末装置10は、前記プログ
ラムの実行により、ナビゲーション機能、地図を含む各
種情報を入手するとともに表示する情報入手機能など、
各種機能を実現する。
【0025】パーソナルコンピュータ20およびキオス
ク端末装置30も、情報処理装置、入力装置、表示装
置、記憶装置、通信用インターフェースなどからなる一
般的なコンピュータ装置により構成されている。ただ
し、パーソナルコンピュータ20は個人の利用に供され
るものであり、キオスク端末装置30は多くの人の利用
に供するものである。
【0026】センターサーバ40は、情報処理装置4
1、記憶装置42および通信装置43を備えている。情
報処理装置41は、CPU,ROM,RAMなどからな
り、プログラムの実行により、記憶装置42および通信
装置43の作動を制御する。
【0027】記憶装置42は、ハードディスク、コンパ
クトディスク、半導体メモリなどの記録媒体および同記
録媒体のドライブ装置を含むものであり、各種プログラ
ムを記憶しているとともに、車載情報端末装置10、パ
ーソナルコンピュータ20およびキオスク端末装置30
に提供する情報を記憶している。特に、この記憶装置4
2は、大容量に構成され、地図を表す地図データを記憶
した地図データベース42aを有している。地図データ
は、所定の方形状の区画(例えば、所定面積を有する長
方形または正方形からなる方形状の区画)ごとの地図を
表す集合で構成されており、各区画ごとに車載情報端末
装置10、パーソナルコンピュータ20およびキオスク
端末装置30に提供される。
【0028】通信装置43は、ネットワーク50に有線
接続されるとともに、中継局60および車載情報端末装
置10と無線交信を可能とするものである。通信装置4
3には、前記無線交信のためのアンテナ43aが接続さ
れている。
【0029】このように構成した情報提供システムにお
いては、車載情報端末装置10、パーソナルコンピュー
タ20、キオスク端末装置30およびセンターサーバ4
0間の交信は、アンテナ16a,43aおよび中継局7
0を用いて無線で行なわれたり、ネットワーク50を介
して有線で行なわれるものであるが、これらの交信はい
ずれも通常の方法で行なわれて特徴を有するものではな
いので、以降の説明において、交信、受信、送信などと
単にいう場合にはこれらの交信方法の適当な方法を採用
しているものとする。
【0030】次に、上記のように構成した実施形態の動
作を説明する。運転者の選択により、またはイグニッシ
ョンスイッチ(図示しない)の投入によって自動的に、
車載情報端末装置10の情報処理装置11は、図示しな
いプログラムの実行により、記憶装置15内の地図デー
タメモリ15aに記憶されている地図データうちで車両
の走行位置に応じた地図データを順次読み出して、同読
み出した地図データを用いて表示装置13に車両の進行
に従って地図を表示する。なお、車両の走行位置(現在
位置)は各種センサ14からの信号により検出されるも
のであるが、本発明には直接関係しないので詳しい説明
は省略する。なお、地図データメモリ15aに該当する
地図が存在しなければ、当然ながら地図表示は行なわれ
ない。
【0031】また、運転者が入力装置12を用いて目的
地を入力して経路探索を指示すれば、情報処理装置11
は図示しないプログラムの実行により経路探索を実行す
る。この経路探索においては、前記車両の現在位置から
目的地までの経路が、地図データメモリ15a内に記憶
されている地図データに基づいて探索される。そして、
情報処理装置11は、前記探索経路に従って目的地まで
の経路を運転者に案内する。なお、この場合も、地図デ
ータメモリ15a内に該当する地図データが存在しなけ
れば、現在位置から目的地までの経路探索は行なわれな
い。
【0032】次に、前記のような地図表示および経路案
内に利用される地図データの取得について説明する。運
転者(ユーザ)は、入力装置12を操作することによ
り、情報処理装置11に図2の地図データ要求プログラ
ムを実行させる。この地図データ要求プログラムの実行
はステップ100にて開始され、情報処理装置11は、
ステップ102にて地図データの提供を希望する範囲を
運転者に問い合わせる質問を表示装置13に表示する。
この質問の表示に応答して、運転者は入力装置12を操
作子して前記範囲を指示する。この範囲の指定方法には
2種類はある。
【0033】第1の範囲の指定方法は、希望するエリア
を指定する方法である。このエリアの指定においては、
図3(A)に示すように、情報処理装置11は表示装置1
3上に経度および緯度に対応した複数の升目を表示し、
運転者が希望エリアに対応した方形の対角線上の2点P
1,P2を入力装置12を用いて指定する。このとき、
県、郡、市、町、村などの区画、主要道路、鉄道、川、
海などの大まかな地図に関するデータを予め地図データ
メモリ15aに記憶させておき、表示装置13にこれら
を表示しておくようにすると便利である。これにより、
経度と緯度により方形状のエリアが運転者により指定さ
れる。
【0034】第2の範囲の指定方法は、出発地と目的地
のように車両を走行させようとする2点を指定すること
である。この場合、表示装置13に前記のように大まか
な地図を表示しておき、運転者が入力装置12を操作し
て2点(出発地Sと目的地G)を指定することができ
る。また、施設名称などを入力装置12を用いて入力す
ることにより、2点を指定することもできる。特に、2
点のうち出発地に関しては、各種センサ14により検出
される車両の現在位置を採用することができる。
【0035】前記ステップ102の処理後、情報処理装
置11は、ステップ104にて、前記ステップ102に
よる範囲の指定方法がエリア指定(第1の指定方法)で
あったか否かを判定する。範囲の指定方法がエリア指定
であった場合について先に説明する。この場合、ステッ
プ104にて「Yes」と判定して、ステップ106にて
前記指定エリアの4つの方位(4辺)のうちで、保有エ
リアと隣接する方位を検出する。すなわち、地図データ
メモリ15aには、既にセンターサーバ40から取得し
た地図データが記憶されているのが通常である。そし
て、このステップ106においては、地図データメモリ
15a内に既に記憶されている地図データを調べて、同
地図データにより表される地図中に、前記ステップ10
2の処理により指定した方形状の区画の4つの方位のう
ちで隣接する方位があるかを判定する。なお、隣接する
方位の検出においては、一つの方位の一辺の一部のみが
保有エリアと接している場合には、その一部を隣接して
いる方位とする。
【0036】この点について、図4を用いて具体的に説
明する。図4(A)のエリアA1が前記ステップ102の
処理によって指定されたものとする。一方、地図データ
メモリ15a内には、エリアA2の地図データが既に記
憶されていたとする。この場合には、エリアA1の西側
の方位(図示左側の方位)がエリアA2と接しているの
で、この西側の方位が前記ステップ106にて隣接方位
であると判定される。これは、詳しくは後述するが、セ
ンターサーバ40からの地図データの提供時には、要求
されたエリアA1の地図データと共に同エリアA1周囲
の道路データも提供されるもので、前記隣接方位に関す
る道路データは既に地図データメモリ15a内に存在し
ていて不要であるからである。
【0037】前記ステップ106の処理後、情報処理装
置11は、ステップ108にて、前記ステップ106の
処理によって隣接方位が検出されたか否かを判定する。
隣接方位か検出されたならば、ステップ108にて「Y
es」と判定して、ステップ110に進む。ステップ1
10においては、情報処理装置11は、通信装置16を
介してセンターサーバ40に対し、地図データの要求を
送信する。この地図データの要求においては、前記ステ
ップ102の処理により指定したエリアを表す情報(す
なわち2点P1,P2を表す情報)と、前記ステップ1
06の判定処理により検出された隣接方位を表す情報を
センターサーバ40に送信する。
【0038】一方、センターサーバ40においては、通
信装置43がこの車載情報端末装置10からの前記地図
データの要求を受信して、情報処理装置41に図2の地
図データ提供プログラムを実行させる。この地図データ
提供プログラムの実行はステップ200にて開始され、
情報処理装置41は、ステップ202にて地図データの
要求、すなわち指定されたエリアおよび隣接方位を表す
情報を受信する。そして、ステップ204にてこの地図
データの要求がエリアを指定するものであるかを判定す
る。この場合、エリア指定による地図データの要求であ
るので、ステップ204にて「Yes」と判定して、ス
テップ208に進む。
【0039】ステップ208においては、情報処理装置
41は、前記指定されているエリアの地図を表す地図デ
ータを記憶装置42内の地図データベース42aから読
み出す。この地図データの中には、道路を表す情報、道
路の種別(例えば、高速道路、有料道路、一方通行道路
など)を表す情報、施設(レストラン、ガソリンスタン
ド、駅など)を表す情報などが含まれている。
【0040】前記ステップ208の処理後、ステップ2
10にて、前記指定されているエリアに隣接する道路デ
ータを地図データベース42aから読み出す。この指定
エリアに隣接する道路データの読み出しにおいては、前
記指定エリア外であって前記車載情報端末装置10から
送信された隣接方位以外の方位に接する道路が、所定距
離にわたって地図データベース42a内の地図データに
より表された地図から切り出されて、同切り出された道
路を表す情報が隣接する道路データとして決定される。
ただし、隣接方位が4つの全ての方位、すなわち指定エ
リアの4方位が地図データメモリ15aに既に記憶され
ている地図データにより表される地図と接している場合
には、隣接道路データの地図データベース42aからの
読み出しは省略される。なお、この隣接道路データに
は、道路の種別、施設などを表す情報は含まれておら
ず、データ量としては少ないものである。
【0041】前記ステップ210の処理後、情報処理装
置41は、ステップ212にて、通信装置43を介して
車載情報端末装置10に対して、前記地図データベース
42aから読み出した地図データおよび道路データを送
信して、ステップ214にてこの地図データ提供プログ
ラムの実行を終了する。
【0042】一方、車載情報端末装置10においては、
情報処理装置11が、ステップ114にて、前記センタ
ーサーバ40から送信された地図データおよび隣接道路
データを受信する。なお、前記のように、指定エリアの
4方位が地図データメモリ15aに既に記憶されている
地図データにより表される地図と接している場合には、
前記センターサーバ40と車載情報端末装置10との間
で地図データの送受信のみが行なわれて隣接道路データ
の送受信は行なわれない。
【0043】また、前記ステップ108にて「No」す
なわち隣接方位がないと判定された場合、情報処理装置
11はステップ112の送信処理を実行する。このステ
ップ112の送信処理においては、車載情報端末装置1
0からセンターサーバ40には、隣接方位を表す情報が
送信されずに、指定エリアを表す情報のみが送信され
る。
【0044】この場合には、センターサーバ40におい
ては、情報処理装置41は、前記ステップ210の処理
により指定されたエリアの4つの方位に関する隣接道路
データを地図データベース42aから読み出して、ステ
ップ212の処理により、この4つの方位に関する隣接
道路データを指定されたエリアの地図データと共に送信
する。そして、この場合も、車載情報端末装置10にお
いては、ステップ114の処理により、前記地図データ
および4方位の隣接道路データを受信する。
【0045】次に、前記ステップ102にて地図データ
を要求する範囲が出発地Sおよび目的地Gによって指定
された場合について説明する。この場合、車載情報端末
装置10においては、情報処理装置11が、ステップ1
04にて「No」と判定してステップ112に進む。ス
テップ112においては、前述のエリアの場合とは異な
り、出発地Sおよび目的地Gを表す情報を地図データの
要求情報としてセンターサーバ40に送信する。
【0046】一方、センターサーバ40においては、情
報処理装置41が、前記ステップ202にて地図データ
の要求を受信した後、ステップ204にて「No」と判
定して、ステップ206に進む。ステップ206におい
ては、出発地Sおよび目的地Gを表す情報を用いて経路
探索処理を実行する。この経路探索においては、地図デ
ータベース42a内に記憶されている地図データが参照
され、経路コストの低い経路(最短距離、通行料金が安
い、幅広の道路などの条件が最も有利な経路)が探索さ
れて、探索経路として決定される。そして、このステッ
プ206においては、図3(A)に示すように、この経路
を含む方形状のエリア(図示模様部分)が決定される。
【0047】前記ステップ206の処理後、前述したス
テップ208,210の処理が実行され、地図データお
よび隣接道路データが読み出されて、車載情報端末装置
10に送信される。なお、この場合、エリアはセンター
サーバ40側で決定されるために、この決定エリアと車
載情報端末装置10の地図データメモリ15a内に記憶
されている保有エリアとの隣接関係をチェックすること
はできず、この場合にはステップ210の隣接道路デー
タの地図データベース42aからの読み出しは、前記決
定エリアの4方位に対して行なわれる。
【0048】前述の処理によりセンターサーバ40から
車載情報端末装置10に送信された地図データおよび隣
接道路データ(地図データのみの場合もある)は、記憶
装置15内の地図データメモリ15aに記憶される。す
なわち、情報処理装置11は、前記ステップ114の処
理後、ステップ116,118のオーバーラップに関す
る処理を実行し、その後に、ステップ120にて前記送
信された地図データおよび隣接道路データ(地図データ
のみの場合もある)を地図データメモリ15aに書き込
み、ステップ122にてこの地図データ要求プログラム
の実行を終了する。なお、前記ステップ116,118
のオーバーラップに関する処理については、詳しく後述
する。
【0049】前記地図データおよび隣接道路データ(地
図データのみの場合もある)の地図データメモリ15a
への書き込みにおいては、地図データおよび隣接道路デ
ータの入手ごとに、入手の日付、入手した地図データの
エリアを示す管理情報などが付される。言い換えれば、
地図データメモリ15a内の地図データにおいては、地
図データおよび隣接道路データの入手時のエリアごとに
管理され、前記オーバーラップ部分以外は、この入手し
た地図データのエリアごとに追加、削除、変更などが行
なわれる。
【0050】前記説明のように、ユーザ(運転者)が地
図データをセンターサーバ40から車載情報端末装置1
0に入手する場合には、ステップ102の処理によるエ
リア指定またはステップ206の処理によるエリア決定
において、提供される地図データのエリアが、図3(A)
に示すように必ず方形状に指定される。このような方形
状のエリアの指定により、ユーザ(運転者)によるエリ
アの指定、及びセンターサーバ40によるエリアの決定
処理が簡単になるとともに、地図データのエリアごとの
入手が便利になる。
【0051】また、このような方形状のエリアの指定
は、指定エリアの面積に対して、指定エリアと他のエリ
アとの境界の長さ(境界長)を短くすることを意味す
る。このことは、図3(B)に示すように、出発地Sと目
的地Gとを結ぶ探索経路に必要な地図データ(探索経路
に沿った地図データ)を入手する場合と比較すれば明ら
かとなるであろう。このように面積に対する境界長を短
くすることにより、地図データメモリ15aに既に記憶
されている地図データとの合成、整合など、または今後
センターサーバ40から入手する地図データとの合成、
整合などを図る場合に、境界上で生じる道路の非接続頻
度を減らすことができ、前記合成、整合などの処理を簡
単に済ますことができる。
【0052】また、前記センターサーバ40から車載情
報端末装置10のエリアごとの地図データの提供におい
ては、図4(B)に示すように、前記ステップ210,2
12の処理により追加情報として隣接道路データも提供
されるようにした。このように隣接道路データを入手す
ることにより、情報処理装置11による車両の現在位置
の検出精度を上げることができる。車両の現在位置の検
出においては、前述のように、地磁気センサ、ジャイ
ロ、GPS、位置ビーコン、車速センサ、操舵角セン
サ、ヨーレートセンサ、車輪回転数センサなどの各種セ
ンサ14の検出値および各種アルゴリズムが利用され
る。このアルゴリズムの一つにマップマッチングという
方法がある。この方法は、車速センサ、操舵角センサ、
ヨーレートセンサ、車輪回転数センサなどにより車両の
過去の相対的な軌跡(ある地点を起点とする走行軌跡)
を計算し、この相対的な走行経路と一致する地図上の経
路が存在すれば、車両は前記地図上の経路に位置してい
る可能性が高く、これにより車両の現在位置を推定する
ものである。
【0053】したがって、図4(C)のように指定または
決定エリアA1の隣接道路データが地図データメモリ1
5aに記憶されていれば、車両がエリアA1に進入する
際に、早く車両の位置を特定できるようになる。すなわ
ち、車両がエリアA1に進入する前の車両の軌跡Xと、
前記隣接道路データによって表されている地図上の道路
との一致により、車両の現在位置Yを特定できるように
なる。
【0054】次に、前述したオーバーラップに関する処
理について説明する。車載情報端末装置10において
は、情報処理装置11は、ステップ116にて、センタ
ーサーバ40から受信した地図データにより表された地
図と、地図データメモリ15aに既に記憶されている地
図データにより表された地図とにおいて、オーバーラッ
プ部分(重なる部分)が存在するかを判定する。オーバ
ーラップ部分がなければ、ステップ116にて「No」と
判定して、ステップ120にて、前述したように、セン
ターサーバ40から受信した地図データおよび隣接道路
データを地図データメモリ15aに記憶する。
【0055】オーバーラップ部分があれば、ステップ1
16にて「Yes」と判定して、ステップ118のオーバ
ーラップ処理を実行する。このオーバーラップ処理につ
いても、第1及び第2のオーバーラップ処理を提示す
る。
【0056】第1のオーバーラップ処理は、新たに入手
した地図データ(以下、新地図データという)によって
表された地図のうちで、地図データメモリ15aに既に
記憶されている地図データ(以下、既存地図データとい
う)によって表された地図とオーバーラップする部分を
表す地図データ(以下、オーバーラップ地図データとい
う)に関しては、既存地図データの一部として管理する
ように処理することである。図5を用いて説明すると、
既存地図データが図5(A)に濃い模様で示す部分A2の
地図を表していて、新地図データが図5(B)に薄い模様
で示す部分B2の地図を表しているものとする。オーバ
ーラップ部分をC2とする。
【0057】この場合、前記ステップ118の処理にお
いて、まず地図データメモリ15aから部分A2に関す
る地図データを読み出して、センターサーバ40からの
地図データのうちでオーバーラップ部分C2を表す地図
データで部分A2を書き換えて、オーバーラップ部分C
2を表す地図データを部分A2に属するものとする。そ
して、新地図データにより表された部分B2からオーバ
ーラップ部分C2に関する地図データを削除して、新地
図データを図5(C)の太線枠で囲んだ部分とする。
【0058】そして、ステップ120においては、前記
更新した既存地図データを、同既存地図データを入手し
たときの管理情報に基づく管理のもとに、地図データメ
モリ15aに記憶する。この場合、地図データメモリ1
5aに以前から記憶されていた古い既存地図データに前
記更新した既存地図データが上書きされる。一方、オー
バーラップ部分C2に関する地図データが削除された新
地図データB2には、今回の入手の日付、入手した地図
データのエリア(図5(C)の太線枠内)などを示す管理
情報が付されて、地図データメモリ15aに記憶され
る。
【0059】このようした結果、地図データの入手単位
ごとに地図データを地図データメモリ15aから削除す
る場合、たとえ新地図データB2を削除しても、更新さ
れた既存地図データは残されているので、図5(D)のよ
うな出発地Sと目的地Gが指定された場合には、更新さ
れた既存地図データによって表された部分A2を用いて
探索経路が決定される。これにより、妥当な経路が探索
される。
【0060】一方、これに対して、既存地図データによ
って表された部分A2のオーバーラップ部分C2を単純
に新地図データによって更新してしまうと、新地図デー
タを削除した際には、図5(E)のように、地図データメ
モリ15aにはオーバーラップ部分C2を削除した形の
既存地図データだけが残されていることになる。これに
より、図5(E)のような出発地Sと目的地Gが指定され
た場合には、前記削除した形の地図に基づいて経路探索
が行なわれることになる。その結果、本実施形態によれ
ば、経路探索においても、図5(E)のような遠回りの経
路が探索されることがなくなる。
【0061】なお、このようにオーバーラップ部分C2
を既存地図データの管理下におく理由は、ユーザは、通
常、基本的な地図データを保有しており、センターサー
バ40からの特殊な部分の地図データを少しずつ追加記
憶していく。そして、地図以外の他の情報を入手するた
めに、保有している地図データの一部を削除していく場
合には、前記追加したような特殊な部分を削除すること
が多いからである。
【0062】第2のオーバーラップ処理は、オーバーラ
ップ地図データに関する部分C2は、既存地図データと
新地図データの両方の管理下におくというものである。
この第2のオーバーラップ処理については、図6を用い
て詳細に説明する。この場合も、図6(A)に濃い模様で
示す部分を既存地図データに関する部分A2とし、図6
(B)に薄い模様で示す部分を新地図データに関する部分
B2とし、さらにオーバーラップ部分をC2とする。
【0063】この場合、前記ステップ118の処理にお
いて、まず地図データメモリ15aから部分A2に関す
る既存地図データを読み出して、同既存地図データから
オーバーラップ部分C2を表す地図データを削除し、同
削除された残りの部分(図6(B)の濃い模様部分)だけ
に、前記既存地図データ(図6A)の濃い模様部分)を
記憶データメモリ15aに書込んだ際の管理情報を付加
しておく。また、今回入手した新地図データ(図6(B)
の薄い模様部分)からオーバーラップ部分C2を表す地
図データを削除し、同削除された残りの部分(図6(B)
の枠線で囲んだ右部分)だけに、前記新地図データに関
する管理情報を付加しておく。さらに、オーバーラップ
部分C2に関する管理情報として、前記既存地図データ
および新地図データの両者の管理情報を付加しておく。
なお、オーバーラップ部分C2に関する前記両者の管理
情報の付与は、既存地図データおよび新地図データの両
者の同時管理下にオーバーラップ部分C2の地図データ
をおくことを意味する。
【0064】そして、ステップ120においては、前記
オーバーラップ部分C2を除いた既存地図データ、オー
バーラップ部分C2を除いた新地図データおよびオーバ
ーラップ部分C2に関する地図データを、それらの各管
理情報と共に地図データメモリ15aに記憶する。この
場合、地図データメモリ15aに以前から記憶されてい
た古い既存地図データに、オーバーラップ部分C2に関
する地図データが上書きされるとともに、前記オーバー
ラップ部分C2を除いた部分B2に対応した新地図デー
タが加えられる。
【0065】このようした結果、入手した地図データを
同地図データの入手単位ごとに地図データメモリ15a
から削除する場合について説明する。ユーザが前記新た
に入手した地図データを削除する場合、前述したオーバ
ーラップ部分C2に関しては前記既存地図データの管理
下にもあるので、オーバーラップ部分C2を除く新たに
入手した部分B2だけが削除され、図6(C)に示す部分
A2に関する地図データは地図データメモリ15aに残
される。また、ユーザが前記既存地図を削除する場合、
前述したオーバーラップ部分C2に関しては前記新地図
データの管理下にもあるので、オーバーラップ部分C2
を除く既存部分A2だけが削除され、図6(D)に示す部
分B2に関する地図データは地図データメモリ15aに
残される。したがって、この場合も、入り組んだ形状を
表す地図データだけが残されることを回避でき、前述し
たような経路探索においても、妥当な経路が探索され
る。さらに、この第2のオーバーラップ処理により、既
存地図データが前記第1オーバーラップ処理で説明した
基本的な地図データの場合でなくても、適用できる。
【0066】また、上記説明では、車載情報端末装置1
0を用いてセンターサーバ40の地図データベース42
aに記憶されている地図データを取得するようにした
が、パーソナルコンピュータ20およびキオスク端末装
置30を用いてセンターサーバ40の地図データベース
42aに記憶されている地図データを取得することもで
きる。この場合、コンパクトディスク、メモリカードの
ような携帯可能な記録媒体を記憶装置として用いるよう
にするとよい。そして、これらの場合も、センターサー
バ40にアクセスして、図2に示す地図データ要求プロ
グラムを実行するようにすればよい。ただし、この場合
には、各種センサ14を備えていないので、車両の現在
位置を出発地とする指定はできない。また、キオスク端
末装置30に地図データベースが用意されている場合に
は、センターサーバ40にアクセスしなくても、同デー
タベースから地図データを取得するようにすればよい。
【0067】また、上記実施形態は、本発明の趣旨を逸
脱しない限りにおいて、種々の変更がなし得るものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態に係る情報提供システムの
概略ブロック図である。
【図2】 図1の車載情報端末装置により実行される地
図データ要求プログラムおよびセンターサーバにより実
行される地図データ提供プログラムのフローチャートで
ある。
【図3】 (A)はセンターサーバから車載情報端末装置
に提供される地図データの区画を表す図であり、(B)は
前記(A)の場合との比較のために想定した区画を示す図
である。
【図4】 (A)〜(C)は、センターサーバから車載情報
端末装置に提供される地図データおよび追加情報(道路
データ)を説明するための区画を表す図である。
【図5】 (A)〜(E)は、センターサーバから車載情報
端末装置に提供される地図データの更新および削除を説
明するための区画を表す図である。
【図6】 (A)〜(D)は、前記図5の変形例に係るセン
ターサーバから車載情報端末装置に提供される地図デー
タの更新および削除を説明するための区画を表す図であ
る。
【符号の説明】
10…車載情報端末装置、20…パーソナルコンピュー
タ、30…キオスク端末装置、40…センターサーバ、
50…ネットワーク、60…中継局、11,41…情報
処理装置、12…入力装置、13…表示装置、14…各
種センサ、15,42…記憶装置、15a…地図データ
メモリ、42a…地図データベース、16,43…通信
装置、16a,43a…アンテナ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C032 HB11 HB22 HB24 HD30 2F029 AA02 AB01 AB07 AB13 AC02 AC09 AC14 5H180 AA01 BB05 BB13 CC12 EE02 FF04 FF05 FF12 FF13 FF22 FF27 FF33

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】地図データを記憶するための記憶装置を有
    していて外部から地図データを入手可能な情報端末装置
    において、 方形状の区画を単位として同区画内の地図を表す地図デ
    ータを外部から入手する地図データ入手手段と、 前記入手した地図データを前記記憶装置内に前記方形状
    の区画を単位として保存する地図データ保存手段とを設
    けたことを特徴とする情報端末装置。
  2. 【請求項2】地図データを記憶するための記憶装置を有
    する情報端末装置に適用され、外部から地図データを入
    手する地図データ入手方法において、 方形状の区画を単位として同区画内の地図を表す地図デ
    ータを外部から入手し、かつ前記入手した地図データを
    前記記憶装置内に前記方形状の区画を単位として保存す
    るようにしたことを特徴とする地図データ入手方法。
  3. 【請求項3】地図データを記憶した地図データベースを
    有していて外部からの要求に応じて地図データを送信す
    るセンターサーバにおいて、 前記外部からの要求に応じて方形状の区画を単位として
    同区画内の地図を表す地図データを前記地図データベー
    スから読み出す読出し手段と、 前記読み出した地図データを前記外部からの要求に応じ
    て送信する送信手段とを設けたことを特徴とするセンタ
    ーサーバ。
  4. 【請求項4】地図データを記憶するための記憶装置を有
    していて外部から地図データを入手可能な情報端末装置
    において、 区画された地図を表す地図データを外部から入手する地
    図データ入手手段と、前記入手した地図データを前記記
    憶装置内に保存する地図データ保存手段と、 前記地図データ保存手段による地図データの保存の際、
    前記記憶装置内に既に記憶されている地図データによっ
    て表された地図とオーバーラップする部分に関しては、
    前記既に記憶されている地図データとして前記記憶装置
    に保存するように前記地図データ保存手段を制御する保
    存態様制御手段とを設けたことを特徴とする情報端末装
    置。
  5. 【請求項5】地図データを記憶するための記憶装置を有
    する情報端末装置に適用され、外部から地図データを入
    手する地図データ入手方法において、 区画された地図を表す地図データを外部から入手し、か
    つ前記入手した地図データを前記記憶装置内に保存する
    際、前記記憶装置内に既に記憶されている地図データに
    よって表された地図とオーバーラップする部分に関して
    は、前記既に記憶されている地図データとして前記記憶
    装置に保存するようにしたことを特徴とする地図データ
    入手方法。
  6. 【請求項6】地図データを記憶するための記憶装置を有
    していて外部から地図データを入手可能な情報端末装置
    において、 区画された地図を表す地図データを外部から入手する地
    図データ入手手段と、 前記入手した地図データを前記記憶装置内に保存する地
    図データ保存手段と、 前記地図データ保存手段による地図データの保存の際、
    前記記憶装置内に既に記憶されている地図データによっ
    て表された地図とオーバーラップする部分に関しては、
    前記既に記憶されている地図データおよび前記入手した
    地図データの両者に関連付けて前記記憶装置に保存する
    ように前記地図データ保存手段を制御する保存態様制御
    手段とを設けたことを特徴とする情報端末装置。
  7. 【請求項7】地図データを記憶するための記憶装置を有
    する情報端末装置に適用され、外部から地図データを入
    力する地図データ入手方法において、 区画された地図を表す地図データを外部から入手し、か
    つ前記入手した地図データを前記記憶装置内に保存する
    際、前記記憶装置内に既に記憶されている地図データに
    よって表された地図とオーバーラップする部分に関して
    は、前記既に記憶されている地図データおよび前記入手
    した地図データの両者に関連付けて前記記憶装置に保存
    するようにしたことを特徴とする地図データ入手方法。
  8. 【請求項8】地図データを記憶するための記憶装置を有
    していて外部から地図データを入手可能な情報端末装置
    において、 区画内の道路および施設を少なくとも含む地図を表す地
    図データおよび同区画の周辺の道路を表す道路データの
    両方を同時に外部から入手する地図データ入手手段と、 前記入手した地図データおよび道路データを前記記憶装
    置内に同時に保存する地図データ保存手段とを設けたこ
    とを特徴とする情報端末装置。
  9. 【請求項9】道路および施設を少なくとも含む地図を表
    す地図データを記憶した地図データベースを有していて
    外部からの要求に応じて地図データを送信するセンター
    サーバにおいて、 前記外部からの要求に応じて区画内の道路および施設を
    少なくとも含む地図を表す地図データおよび同区画の周
    辺の道路を表す道路データの両方を前記地図データベー
    スから読み出す読出し手段と、 前記読み出した地図データおよび道路データを前記外部
    からの要求に応じて送信する送信手段とを設けたことを
    特徴とするセンターサーバ。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100838798B1 (ko) 2007-01-09 2008-06-17 에스케이 텔레콤주식회사 실시간 교통정보 기반의 경로정보 제공 시스템과 방법 및이를 위한 이동통신 단말기
US7496447B2 (en) 2004-08-31 2009-02-24 Denso Corporation Map display device
US7542847B2 (en) 2005-03-31 2009-06-02 Denso Corporation Map display device
JP2016188796A (ja) * 2015-03-30 2016-11-04 トヨタ自動車株式会社 ナビゲーションシステム

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