JP2003129764A - サッシの排水装置 - Google Patents

サッシの排水装置

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JP2003129764A
JP2003129764A JP2001324430A JP2001324430A JP2003129764A JP 2003129764 A JP2003129764 A JP 2003129764A JP 2001324430 A JP2001324430 A JP 2001324430A JP 2001324430 A JP2001324430 A JP 2001324430A JP 2003129764 A JP2003129764 A JP 2003129764A
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Japan
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drainage
drain
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opening
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JP2001324430A
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English (en)
Inventor
Akihisa Sawada
晃尚 澤田
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Tateyama Aluminum Industry Co Ltd
Original Assignee
Tateyama Aluminum Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 強い風雨の時でも、排水口からの雨水の浸入
を防止するとともに、排水弁の開閉動作時に発生する音
を小さくする排水装置を提供すること。 【解決手段】 内障子と外障子を備えた引き違いサッシ
において、下枠1の外レール3と内レール2の間に開口
部5を設けるとともに、開口部5に、排水弁62を有す
る排水ブロック6を嵌着し、更に排水ブロック6の室外
側Bに排水弁62を覆うカバー7を装着した。カバー7
は、開口部5よりも室外側Bへ突出し、排水ブロック6
が開口部5から抜けるのを防止する。カバー7は、排水
ブロック6の排水弁62の開度を規制する。また、カバ
ー7は排水弁62を覆う大きさに形成されているので、
外部から排水弁が遮蔽されて見栄えが良くなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、窓枠内に、内障
子、外障子を取り付けた引き違いサッシの排水装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】引き違いサッシは、窓枠の下枠の外レー
ルと内レールの間に水が溜まるため、排水装置が設けら
れているものが知られている。
【0003】このような排水装置としては、窓枠の下枠
に設けられた開口部に、外側にのみ開放可能な排水弁を
有する排水ブロックを嵌着するものがあり、そして、排
水弁は、排水ブロック内に溜まった水の重みにより外側
に開放され、水を室外側へと排出する仕組みになってい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の排水装置に
おいては、排水弁が外部に露出しているため、強い風雨
の時、風圧によって排水弁が排水に必要な開度以上に開
放して、排水口から雨水が浸入する可能性がある。
【0005】また、上記従来の排水装置においては、排
水弁の開度が大きいと、開閉動作時に発生する音が大き
くなってしまう。
【0006】更に、上記従来の排水装置においては、強
風が吹いた場合、雨水がなくても排水弁が勝手にパタパ
タと開閉することがあって耳障りとなる不都合もあっ
た。
【0007】そこで本発明は、このような問題を解決す
べく、強い風雨の時でも、排水口からの雨水の浸入を防
止するとともに、排水弁の開閉動作時に発生する音を小
さくする排水装置を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本願第1請求項に記載し
た発明は、内障子と外障子を備えた引き違いサッシにお
いて、下枠の外レールと内レールの間に開口部を設ける
とともに、前記開口部に、排水弁を有する排水ブロック
を嵌着し、更に前記排水ブロックには、前記排水弁を覆
うカバーを装着したサッシの排水装置である。
【0009】本発明のサッシの排水装置によれば、排水
弁を覆うカバーを装着したので、強い風雨の時でも、排
水口からの雨水の浸入を防止することができる。また、
排水弁を覆うカバーにより、排水弁の開度を規制するこ
とができ、これにより排水弁の開度を小さくして発生す
る音を小さくすることができる。
【0010】本願第2請求項に記載した発明は、第1請
求項に記載した発明において、前記カバーは、前記排水
ブロックが前記開口部から抜けるのを防止するサッシの
排水装置である。
【0011】本発明のサッシの排水装置によれば、カバ
ーが排水ブロックの抜け止めを兼ねているので合理的で
ある。
【0012】本願第3請求項に記載した発明は、第1又
は第2請求項に記載した発明において、前記カバーは、
前記排水ブロックの前記排水弁を覆う大きさに形成され
ているサッシの排水装置である。
【0013】本発明のサッシの排水装置によれば、カバ
ーが排水弁を覆う大きさに形成されているので、外部か
ら排水弁が遮蔽されて見栄えが良くなる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の具体例を図面に
基づいて詳細に説明する。
【0015】図1に示すように、サッシの窓枠の下枠1
に、内障子用の下レール2、外障子用の下レール3及び
網戸用の下レール4が設けられている。
【0016】本例の排水装置は、窓枠の下枠1に開口部
5を設け、その開口部5に排水ブロック6を嵌着し、更
に図2に示すように、排水ブロック6の室外側Bにカバ
ー7を装着して構成されている。尚、Aは室内側を示し
ている。
【0017】開口部5は平面視矩形状であって、内障子
用の下レール2と外障子用の下レール3の間の、外障子
用の下レール3寄りに形成される。
【0018】排水ブロック6及びカバー7は樹脂製で、
排水ブロック6は中空の排水弁ケース61と排水弁62
とから構成されている。
【0019】図3に示すように、排水弁ケース61の上
部には、前掛止片611、後掛止片612及び集水口6
13が設けられている。
【0020】排水ブロック6を開口部5に嵌着する際
に、前掛止片611を開口部5の室外側端縁に掛止し、
後掛止片を開口部5の室内側端縁に掛止する。
【0021】排水弁ケース61の正面は、上部から下部
にかけて正面側へ突出するように形成され、排水口61
4が設けられている。
【0022】排水口614の上部には排水弁62が回動
自在に枢着されている。排水弁62は、外側にのみ開放
可能で、通常、排水弁62の自重により排水口614の
周囲に当接し、排水口614を閉塞させた状態にある。
【0023】本例の排水弁62は、その回動支点よりも
排水弁下部が室外側Bに位置するように設けられてい
る。従って、排水弁62は常に自重で閉鎖状態にもたら
されることとなり、その結果、排水弁62が途中で止ま
ることが無く、外部から灯りが入ることが無い。
【0024】下枠1の開口部5に嵌着した排水ブロック
6に、図4に示すように、排水弁62を覆うカバー7を
室外側Bから装着する。
【0025】カバー7は、排水ブロック6の排水弁62
を覆う大きさに形成されている。本例のサッシの排水装
置によれば、カバーが排水弁を覆う大きさに形成されて
いるので、外部から排水弁が遮蔽されて見栄えが良くな
る。
【0026】また、カバー7を装着するときは、排水ブ
ロック6の両側面に設けられた係合溝615に、カバー
7の内側に設けられた突条71を係合する。突条71の
先端には抜け止め用の爪711が設けられている。
【0027】尚、本例とは逆に、排水ブロック6の両側
面に突条を設け、カバー7の内側に係合溝を設けてもよ
い。
【0028】図5に示すように、排水ブロック6の室外
側Bは、排水に必要な最小限の隙間8を残してカバー7
により覆われる。
【0029】このようにカバー7を装着したことによ
り、強い風雨の時でも、排水口614からの雨水の浸入
を防止することができる。また、外観デザイン性の向上
も図れる。
【0030】本例の排水装置は、内障子用の下レール2
と外障子用の下レール3の間に溜まった水9を、集水口
613から排水ブロック6内に集めるものであって、排
水ブロック6内に一定量の水9が溜まると、溜まった水
9の重みにより、排水弁62が開放され、排水口614
から隙間8を通って水9が室外側Bへと流出する仕組み
になっている。
【0031】また、排水ブロック6に装着されたカバー
7は、排水ブロック6が嵌着される開口部5よりも室外
側Bへ突出しており、排水ブロック6が開口部5から室
内側Aの側に抜けるのを防止する。
【0032】更に、図6に示すように、カバー7の内部
にはリブ72が設けられ、排水ブロック6の排水弁62
の開度を規制する。排水弁62の開度を規制することに
より、排水弁62の開閉動作時に発生する音を小さくす
ることができる。
【0033】尚、リブ72は必須のものではなく、カバ
ー7の形状が排水弁62の開度を規制するものであれば
よい。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、内障子
と外障子を備えた引き違いサッシにおいて、下枠の外レ
ールと内レールの間に開口部を設けるとともに、前記開
口部に、排水弁を有する排水ブロックを嵌着し、更に前
記排水ブロックには、前記排水弁を覆うカバーを装着し
たサッシの排水装置である。
【0035】このように、排水弁を覆うカバーを装着し
たので、強い風雨の時でも、排水口からの雨水の浸入を
防止することができる。また、排水弁を覆うカバーによ
り、排水弁の開度を規制することができ、これにより排
水弁の開度を小さくして発生する音を小さくすることが
できる。
【0036】また、本発明において、前記カバーは、前
記排水ブロックが前記開口部から抜けるのを防止する構
造を備えている。
【0037】このように、カバーが排水ブロックの抜け
止めを兼ねているので、合理的である。
【0038】また、本発明において、前記カバーは、前
記排水ブロックの前記排水弁を覆う大きさに形成されて
いるサッシの排水装置である。
【0039】このように、カバーが排水弁を覆う大きさ
に形成されているので、外部から排水弁が遮蔽されて見
栄えが良くなる。
【0040】以上のように、本発明によれば、強い風雨
の時でも、排水口からの雨水の浸入を防止するととも
に、排水弁の開閉動作時に発生する音を小さくする排水
装置を得ることができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の具体例に係り、サッシの排水装置を
示す縦断面図である。
【図2】 本発明の具体例に係り、サッシの排水装置を
示す縦断面図である。
【図3】 本発明の具体例に係り、排水ブロック及びカ
バーを示す斜視図である。
【図4】 本発明の具体例に係り、カバーを装着した排
水ブロックを示す斜視図である。
【図5】 本発明の具体例に係り、サッシの排水装置を
示す縦断面図である。
【図6】 本発明の具体例に係り、サッシの排水装置を
示す縦断面図である。
【符号の説明】
1 下枠 2 内障子用の下レール 3 外障子用の下レール 4 網戸用の下レール 5 開口部 6 排水ブロック 61 排水弁ケース 611 前掛止片 612 後掛止片 613 集水口 614 排水口 615 係合溝 62 排水弁 7 カバー 71 突条 711 爪 72 リブ 8 隙間 9 水 A 室内側 B 室外側

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内障子と外障子を備えた引き違いサッシ
    において、 下枠の外レールと内レールの間に開口部を設けるととも
    に、前記開口部に、排水弁を有する排水ブロックを嵌着
    し、更に前記排水ブロックには、前記排水弁を覆うカバ
    ーを装着したことを特徴とするサッシの排水装置。
  2. 【請求項2】 前記カバーは、前記排水ブロックが前記
    開口部から抜けるのを防止することを特徴とする請求項
    1記載のサッシの排水装置。
  3. 【請求項3】 前記カバーは、前記排水ブロックの前記
    排水弁を覆う大きさに形成されていることを特徴とする
    請求項1又は2記載のサッシの排水装置。
JP2001324430A 2001-10-23 2001-10-23 サッシの排水装置 Withdrawn JP2003129764A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2502050A (en) * 2012-05-08 2013-11-20 Kelmar Ltd Frame for flood door with non-return drainage valve
JP2016142107A (ja) * 2015-02-05 2016-08-08 不二サッシ株式会社 窓枠用排水装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2502050A (en) * 2012-05-08 2013-11-20 Kelmar Ltd Frame for flood door with non-return drainage valve
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