JP2003128008A - エンボスキャリヤテープの成形方法及び成形装置並びにその成形のための成形金型 - Google Patents

エンボスキャリヤテープの成形方法及び成形装置並びにその成形のための成形金型

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JP2003128008A
JP2003128008A JP2001321919A JP2001321919A JP2003128008A JP 2003128008 A JP2003128008 A JP 2003128008A JP 2001321919 A JP2001321919 A JP 2001321919A JP 2001321919 A JP2001321919 A JP 2001321919A JP 2003128008 A JP2003128008 A JP 2003128008A
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molding
tape
embossing
carrier tape
continuous tape
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JP2001321919A
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Akira Yamagata
明 山形
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Meiyu Giken Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】高速で均一な成形寸法を得るべくエンボステー
プを加熱する時間の短縮と、環境温度変化の影響を受け
ずに、安定した成形温度が維持できるようにしたエンボ
スキャリヤテープ成形方法及び成形装置並びに成形金型
を供すること。 【解決手段】連続テープCTの長さ方向に沿って所定の
間隔をおいてパーツ収容凹部4を形成してなるエンボス
キャリヤテープ1の成形方法であって、加熱手段によっ
て加熱制御が可能な上型14および下型15を含むエン
ボス成形手段13を準備し、前記上型14と下型15と
により前記連続テープCTを両面から加熱しながら、前
記連続テープCTの長さ方向に沿って所定の間隔をおい
て前記パーツ収容凹部4を連続的に成形するようにした
ことを特徴とするエンボスキャリヤテープの成形方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、表面実装用の電
子部品等(以下、パーツという)を、同一方向に向けて
所定の間隔をおいて収容しておくためのエンボスキャリ
ヤテープに関するものであり、特に、各種エンプラ材質
のテープ材に電子部品等を挿入、且つ、保持できる凹状
のパーツ収容部を連続テープに等ピッチで連続的に成形
するための成形方法およびそのための成形装置、さらに
は、その成形のための成形金型に関するものである。こ
の発明の適用分野は、上記する電子部品に限らず、食品
あるいは薬品等の比較的小物の収容物に対しても適用可
能である。
【0002】
【従来の技術】周知のように、トランジスタ、IC等の
パーツをプリント基板上に取り付ける作業は、装着機と
いう機械により自動的に行われている。パーツを装着機
によってプリント基板上に取り付けるには、装着機に対
し、パーツを同一方向に向けて所定の間隔をおいて供給
しなければならない。この目的のためにエンボスキャリ
ヤテープが使用されている。このエンボスキャリヤテー
プは、長尺のテープであって、パーツを同一方向に向け
て所定の間隔をおいて配列収容するパーツ収容凹部が長
さ方向に沿って設けたものであり、該パーツ収容凹部に
パーツを装填した後、パーツが脱落しないように、パー
ツ収容凹部をカバーテープによって封閉するようになっ
ており、パーツが装填されたキャリヤテープは、リール
に巻き取られて出荷される。そして、プリント基板の組
み立て現場において、リールを装着機に取り付け、リー
ルをステップモータによって回転させてキャリヤテープ
をリールから巻き出し、装着機に対してパーツを供給す
るようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記する用
途に適用される従来のキャリヤテープの製造手順につい
て、図7および図8に基づいて説明する。図7は、従来
のキャリヤテープ装置例の具体的な実施例を示すもので
あり、図7Aは、装置全体の概要を示す概略的な側面図
であり、図7Bは、そのタイミングチャート図であり、
図7Cは、仕上げられたキャリヤテープの一例を示す概
略的な斜視図である。 1.送り穴の穴明け工程:テープ材供給リール61から
巻き戻された連続テープCTに、4mmピッチで連続的
に送り穴52を明ける(テープ送りピッチp分を一括し
て)。この穴明け加工は、JIS-C0806 に規定されている
ものであって、直径1.5φの穴を、4mmピッチで明
けられているものであり、通常、一回のテープ送り分だ
け一括して明ける。このための穴明け装置62は、複数
のパンチ63aを備えたパンチ手段63と、これに対応
するダイ孔64aを備えたダイ手段64とによって構成
されている。 2.プリヒート工程:送り穴を明けた連続テープのエン
ボス成形部を予熱金型手段65により、その上型66と
下型67で挟んでプリヒート処理する。このプリヒート
工程では、約60〜70℃設定されている上型66およ
び下型67とによりエンボスすべきパーツ収容凹部54
の開口形状部分を予熱処理する。 3.エンボス成形工程:プリヒートされた連続テープの
エンボス成形部を、成形温度(約100〜180℃)に
ヒートアップされた成形金型手段68により、その凸上
型69と凹下型70の間に挟み、凹下型70に対して凸
上型69を突き出すことにより、パーツ収容凹部54を
エンボス成形する。 4.テープ送り並びにリール巻取り工程:パーツ収容凹
部54がエンボス成形されたエンボスキャリヤテープ
を、テープ送り手段71により送り出し、巻取りリール
72に巻き取る。
【0004】図8は、従来のエンボスキャリヤテープの
成形方法に関して、プリヒート手段65と、エンボス成
形手段68についての作動手順を経時的に示すものであ
る。この図において、図8Aは、前段階におけるエンボ
ス成形が完了している状態を示す概略的な側断面図であ
り、図8Bは、プリヒート手段およびエンボス成形手段
における各上下金型が型開きしている状態を示す概略的
な側断面図であり、図8Cは、図8Bに示す状態から連
続テープを一回の送りピッチp分だけ送り込んだテープ
送り完了の状態を示す概略的な側断面図であり、図8D
は、プリヒート手段およびエンボス成形手段における各
上下金型によって、連続テープを挟んだ状態、すなわ
ち、エンボス成形直前の状態を示す概略的な側断面図で
ある。
【0005】上記する従来のエンボスキャリヤテープの
成形方法並びにその成形装置によれば、以下に示すよう
な問題点を有していた。 1.第1に、上記する従来のエンボスキャリヤテープの
成形方法では、生産性を上げる目的において、エンボス
凹部の形状と寸法により、1加工サイクル当りの成形凹
部の数を2〜4個程度としており、図7Bに示すタイミ
ングチャートのように、エンボス成形中は、テープ送り
を停止し、エンボス成形後に次の成形部までテープ送り
をするための時間が必要となり、テープ送りの間、穴明
け工程、予加熱工程、並びにエンボス成形工程の各工程
における待機時間が発生する。 2.エンボス成形のための成形金型は、凸型でなる上型
と凹型でなる下型とによって構成されており、凸上型
は、テープ材質のガラス転移温度近傍に設定され、凹下
型は、それよりやや低い温度に設定されている。エンボ
ス成形時間の短縮には、テープ材料を痛めずに、いかに
早く凸上型を凹下型に突き出せるかにかかっている。そ
のためには、テープ材料と接して滑る金型表面の摩擦係
数を小さくする工夫と、最適な成形温度を維持して成形
することが重要である。従来の成形金型は、エンボス成
形の前段でエンボス成形部を予熱する手段を採っている
が、この方法では、テープ送り中に放熱してしまう点、
並びに、成形絞り中には、凸上型の接触によるテープへ
の片面加熱であるのに対し、その反対面が凹下型の輻射
熱での加熱となっている点、テープの温度上昇時間に制
限が生じる。
【0006】そこで、この発明は、表面実装用の電子部
品等(以下、パーツという)を、同一方向に向けて所定
の間隔をおいて収容しておくためのエンボスキャリヤテ
ープの成形処理に関して、高速で均一な成形寸法を得る
べく、エンボステープを加熱する時間の短縮と、環境温
度変化の影響を受けずに、安定した成形温度が維持でき
るようにすることで、成形寸法の均一化を図るエンボス
キャリヤテープの成形方法、およびこの成形方法を適用
して、より高速性を考慮したエンボスキャリヤテープ成
形装置、並びに、加工コストの低減と、段替え時間の短
縮化に適合する上記成形のための成形金型を提供しよう
とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記する目
的を達成するにあたって、具体的には、連続テープの長
さ方向に沿って所定の間隔をおいてパーツ収容凹部を形
成してなるエンボスキャリヤテープの成形方法であっ
て、加熱手段によって加熱制御が可能な上型および下型
を含むエンボス成形手段を準備し、前記上型と下型とに
より前記連続テープを両面から加熱しながら、前記連続
テープの長さ方向に沿って所定の間隔をおいて前記パー
ツ収容凹部を連続的に成形するようにしたエンボスキャ
リヤテープの成形方法を構成するものである。
【0008】さらに、この発明は、連続テープの長さ方
向に沿って所定の間隔をおいてパーツ収容凹部と、前記
連続テープの長さ方向に沿った少なくとも一方の側縁部
分に送りのための送り用孔列とを備えてなるエンボスキ
ャリヤテープの成形装置であって、前記送り用孔列を加
工するための穴明け手段と、前記パーツ収容凹部を成形
するためのエンボス成形手段とを備え、前記穴明け手段
およびエンボス成形手段は、それぞれ前記連続テープを
クランプするテープクランプ機構を備え、前記穴明け手
段およびエンボス成形手段を前記連続テープの送り方向
に相対的に往復移動できるようにして、前記連続テープ
の長さ方向に沿って所定の間隔をおいて前記パーツ収容
凹部を連続的に成形するようにしたエンボスキャリヤテ
ープの成形装置を構成するものである。
【0009】さらに、この発明は、連続テープの長さ方
向に沿って所定の間隔をおいてパーツ収容凹部と、前記
連続テープの長さ方向に沿った少なくとも一方の側縁部
分に送りのための送り用孔列とを備えてなるエンボスキ
ャリヤテープの成形装置であって、前記送り用孔列を加
工するための穴明け手段と、前記パーツ収容凹部を成形
するためのエンボス成形手段とを備え、前記穴明け手段
を固定配備しておき、それぞれ前記連続テープをクラン
プするテープクランプ機構を備えた二基のエンボス成形
手段を前記連続テープの送り方向に相対的に往復移動で
きるようにして、前記連続テープの長さ方向に沿って前
記送り用孔列の加工およびパーツ収容凹部の成形を前記
連続テープの送り期間中に連続的に行うようにしたエン
ボスキャリヤテープの成形装置を構成するものである。
【0010】さらにまた、この発明は、連続テープの長
さ方向に沿って所定の間隔をおいてパーツ収容凹部を成
形するためのエンボスキャリヤテープの成形装置におけ
る成形金型であって、前記成形金型が、上型および下型
を含むものからなり、前記上型および下型が、それぞれ
共用コマと交換補充コマとの組み合わせでなるエンボス
キャリヤテープ成形のための成形金型を構成するもので
もある。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、この発明になるエンボスキ
ャリヤテープの成形方法及び成形装置並びにその成形の
ための成形金型について、図面に示す具体的な実施例に
もとづいて詳細に説明する。図1は、この発明の適用に
より製造されるエンボスキャリヤテープの二つの典型的
な構成例を示す概略的な斜視図であり、図1Aは、テー
プの一方の側縁に沿って送り穴列を設けた第1の実施例
になるエンボスキャリヤテープの概略的な斜視図であ
り、図1Bは、テープの両方の側縁に沿って送り穴列を
設けた第2の実施例になるエンボスキャリヤテープの概
略的な斜視図である。この発明の適用により製造される
エンボスキャリヤテープ1は、JIS規格によって規格
化されているものであり、例えば、テープの幅寸法W
が、8、16および24mmの細幅でなるものについて
は、図1Aに示すような片側送り穴タイプに設計され、
テープの幅寸法Wが、32、44および56mmの太幅
でなるものについては、図1Bに示すような両側送り穴
タイプに設計される。
【0012】上記する各実施例になるエンボスキャリヤ
テープ1における送り穴2は、直径1.5φのものであ
り、4mmピッチで明けられており、それらによって送
り穴列3を構成する。一方、この発明の適用により製造
されるエンボスキャリヤテープ1は、エンボス成形加工
により、収容すべきパーツのためのパーツ収容凹部4を
備えたものからなっている。前記パーツ収容凹部4は、
収容すべきパーツの形態に応じてその形状(開口形状に
同じ)に設計される。
【0013】前記パーツ収容凹部4は、図1各図に示す
ように、連続テープの長さ方向に沿って所定の間隔Dを
おいて形成される。前記パーツ収容凹部4の基本的な形
態としては、図1Aに示す第1の実施例のものによれ
ば、幅寸法W1、長さ寸法L1を有するものからなって
おり、図1Bに示す第2の実施例のものによれば、幅寸
法W1、長さ寸法L2を有するものからなっている。こ
のパーツ収容凹部4の形態は、その一例を示すものであ
って、実際は、収容すべきパーツの形態に応じて変更さ
れる。尚、前記パーツ収容凹部4の平面視形状におい
て、その長さ方向の寸法のみL1あるいはL2に変化し
て、その他の構成(幅寸法W1並びに長さ方向両端部分
の形状)が、同形態のものが多く、その場合に、後述す
るこの発明になる金型システムが有効に機能する。
【0014】以下、この発明になるエンボスキャリヤテ
ープの成形方法及び成形装置並びにその成形のための成
形金型について、図2〜図6に基づいて詳細に説明す
る。まず、図面において、図2は、この発明になるエン
ボスキャリヤテープ成形装置の第1の実施例を示すもの
であって、送り穴用穴明け手段としての穴明けユニット
と、エンボス成形手段としてのエンボス成形ユニットと
を相対的に動作して、連続テープCTの送り中に、穴明
けとエンボス成形とを行うようにした装置構成例であ
る。図3は、この発明になるエンボスキャリヤテープ成
形装置の第2の実施例を示すものであって、エンボス成
形手段としてのエンボス成形ユニットを2基搭載し、該
2基のエンボス成形ユニットを相対的に動作して、連続
テープCTの送り中に、エンボス成形を行うようにした
装置構成例である。図4は、上記各実施例装置のタイミ
ングチャートであって、図4Aは、図2に示す第1の実
施例装置のタイミングチャート図であり、図4Bは、図
3に示す第2の実施例装置のタイミングチャート図であ
る。
【0015】一方、図5は、この発明になるエンボスキ
ャリヤテープ成形装置に関して、図8に示す従来の装置
による作動手順と比較するための、エンボス成形手段に
ついての作動手順を経時的に示すものであり、図5A
は、No.2についてのエンボス成形直前の状態を示す
概略的な側断面図であり、図5Bは、図5Aに示す状態
からエンボス成形しながら連続テープとエンボス成形ユ
ニットとを移動して、No.2のエンボス成形の完了し
た状態を示す概略的な側断面図であり、図5Cは、該エ
ンボス成形ユニットの型開きの状態を示す概略的な側断
面図であり、図5Dは、連続テープを順方向(図中、右
方向)に移動し、エンボス成形ユニットを型開きの状態
で逆方向(図中、左方向)に移動した状態を示す概略的
な側断面図である。
【0016】さらに、図6は、この発明になるエンボス
キャリヤテープ成形方法並びに成形装置に対して極めて
効果的に適用される成形金型の具体的な構成例を示すも
のであって、図6Aは、当該金型組立体の概略的な平面
図であり、図6Bは、当該金型組立体の概略的な正面図
であり、図6Cは、当該金型組立体の概略的な側面図で
あり、図6Dは、仕上げられるパーツ収容凹部に関し
て、その長さ寸法Lの異なる態様を実線並びに仮想線で
併記した概略的な平面図であり、図6Eは、図6Cにお
いて仮想線で円形に囲った部分の拡大図である。
【0017】上記する各図面にもとづいて、まず、この
発明になるエンボスキャリヤテープの成形方法について
説明する。この発明では、連続テープCTの長さ方向に
沿って所定の間隔Dをおいてエンボス成形によるパーツ
収容凹部4が形成される。このように連続テープCTに
対してエンボス成形によるパーツ収容凹部4を備えたテ
ープをエンボスキャリヤテープ1という。この発明は、
これを成形する方法として、加熱手段(図示せず)によ
って加熱制御が可能な上型14および下型15を含むエ
ンボス成形手段13を準備し、前記上型14と下型15
とにより前記連続テープCTを両面側から挟み込んで加
熱しながら、前記連続テープCTの長さ方向に沿って所
定の間隔Dをおいて前記パーツ収容凹部4を連続的に成
形するようにしたものである。
【0018】上記するエンボスキャリヤテープの成形方
法のための具体的な成形装置例であって、その第1の実
施例になる成形装置M1を図2に示し、その第2の実施
例になる成形装置M2を図3に示す。まず、図2および
図4Aにもとづいて第1の実施例になる成形装置M1に
ついて説明する。この第1の実施例になる成形装置M1
は、基本的には、連続テープCTの長さ方向に沿って所
定の間隔Dをおいてパーツ収容凹部4と、前記連続テー
プCTの長さ方向に沿った少なくとも一方の側縁部分に
送りのための送り用孔列3とを備えてなるエンボスキャ
リヤテープを成形するものである。
【0019】この第1の実施例になる成形装置M1は、
送り用孔列3を加工するための穴明け手段5と、パーツ
収容凹部4を成形するためのエンボス成形手段13とを
備え、エンボス成形手段13は、連続テープCTをクラ
ンプするテープクランプ機構26を備え、前記穴明け手
段5およびエンボス成形手段13を、前記連続テープC
Tの送り方向に相対的に往復移動できるようにして、連
続テープCTの長さ方向に沿って所定の間隔Dをおいて
パーツ収容凹部4を連続的に成形するようにしたもので
ある。
【0020】より具体的には、前記第1の実施例になる
成形装置M1は、前記穴明け手段5のための穴明けユニ
ット8および前記エンボス成形手段13のためのエンボ
ス成形ユニット16とを含むものからなっている。前記
穴明けユニット8は、ユニット機体9を含み、前記エン
ボス成形手段13は、ユニット機体17を含むものから
なっていて、前記各ユニット機体9および17は、一体
的に組み合わされている。前記穴明けユニット機体9に
は、パンチ手段6およびダイ手段7とからなる穴明け手
段5が取り付けられている。前記パンチ手段6は、パン
チ上下動駆動源10に接続されていて、前記ダイ手段7
に向けて上下動(図2中、矢印1および矢印3の方向
に)可能になっている。前記穴明けユニット機体9に
は、前記穴明け手段5を図2中、矢印2および矢印4の
方向に向けて往復移動させるための送り動作用サーボモ
ータ11が搭載されており、ボールネジ部材12を介し
て前記穴明け手段5に連結してある。
【0021】一方、前記エンボス成形ユニット機体17
には、凸上型手段14および凹下型手段15とからなる
エンボス成形手段13が取り付けられている。前記凸上
型手段14は、凸上型上下動駆動源18にボールネジ部
材19を介して接続されており、前記凹下型手段15
は、凹下型上下動駆動源20にボールネジ部材21を介
して接続されていて、それぞれ、図2中、矢印1および
矢印3の方向に向けて上下動可能になっている。前記凸
上型手段14側には、基準プレート22が設けてあり、
前記凹下型手段15側には、スプリングSpによって支
持されているクランププレート23が組み合わされてい
て、基準プレート22とクランププレート23とによっ
てテープクランプ機構26を構成する。前記エンボス成
形ユニット機体17には、前記エンボス成形ユニット1
6を、図2中、矢印2および矢印4の方向に向けて往復
移動させるための成形ユニット送り動作用サーボモータ
24が搭載されており、ボールネジ部材25を介して前
記エンボス成形ユニット16に連結してある。
【0022】上記する第1の実施例になる成形装置M1
についての作動タイミングチャート図を図4Aに示す。
この図から明らかなように、前記穴明け手段5における
パンチ手段6が、図2中、矢印1の方向に向けて上昇す
る際(この段階において送り穴加工は終えている)、前
記エンボス成形手段13における凸上型手段14が下降
(a)し、凹下型手段15が上昇してテープCTをクラ
ンプし、適度の時間テープをプリヒート状態(b)に保
つ。その後、前記エンボス成形手段13における凸上型
手段14がさらに下降し、凹下型手段15が上昇してテ
ープCTをエンボス成形(c)する。その後、適度の冷
却時間(d)を設ける。
【0023】前記エンボス成形手段13における凸上型
手段14および凹下型手段15によるプリヒート状態
(b)から冷却状態(d)の間、前記穴明け送り動作用
サーボモータ11は、逆回転(CCW)の状態にあり、
前記成形ユニット送り動作用サーボモータ24は、順回
転(CW)の状態にあって、連続テープCTの送り速度
に同期させ、連続テープCTの送り期間中に、前記エン
ボス成形手段13によるプリヒート(b)から冷却
(d)を完了する。
【0024】続いて、前記穴明け手段5におけるパンチ
手段6が、図2中、矢印3の方向に向けて下降する際、
前記エンボス成形手段13における凸上型手段14が最
上段に上昇(e)し、凹下型手段15が最下段に下降
し、前記穴明け送り動作用サーボモータ11が順回転
(CW)となり、前記成形ユニット送り動作用サーボモ
ータ24が逆回転(CCW)となって、穴明け送り動作
用サーボモータ11と連続テープCTの送り速度に同期
させ、連続テープCTの送り期間中に、前記穴明け手段
5による穴明けを完了する。以下、上記工程を繰り返し
て、連続テープCTからエンボスキャリヤテープ1を成
形加工し、巻取りリール(図示せず)に巻き取る。
【0025】次いで、図3および図4Bにもとづいて第
2の実施例になる成形装置M2について説明する。この
第2の実施例になる成形装置M2は、基本的には、第1
の実施例になる成形装置M1と同様に、連続テープCT
の長さ方向に沿って所定の間隔Dをおいてパーツ収容凹
部4と、前記連続テープCTの長さ方向に沿った少なく
とも一方の側縁部分に送りのための送り用孔列3とを備
えてなるエンボスキャリヤテープを成形するものであ
る。
【0026】この第2の実施例になる成形装置M2は、
送り用孔列3を加工するための穴明け手段5およびパー
ツ収容凹部4を成形するための二基のエンボス成形手段
13A、13Bとを備え、前記穴明け手段5を固定配備
しておき、それぞれ前記連続テープCTをクランプする
テープクランプ機構26A、26Bを備えた二基のエン
ボス成形手段13A、13Bを、前記連続テープCTの
送り方向に相対的に往復移動できるようにして、前記連
続テープの長さ方向に沿って前記送り用孔列3の加工お
よびパーツ収容凹部4の成形を前記連続テープの送り期
間中に連続的に行うようにしたものである。
【0027】より具体的には、前記第2の実施例になる
成形装置M2は、固定配備部した穴明け手段5と、前記
二基のエンボス成形手段13A、13Bのための二基の
エンボス成形ユニット16A、16Bとを含むものから
なっている。前記穴明け手段5は、パンチ手段6および
ダイ手段7とを含むものからなっていて、前記パンチ手
段6は、パンチ上下動駆動源10に接続されていて、前
記ダイ手段7に向けて上下動可能になっている。
【0028】前記エンボス成形手段13A、13Bは、
ユニット機体17A、17Bを含むものからなってい
て、前記各ユニット機体17A、17Bは、共通の機体
CMに対して組み合わされている。この第2の実施例に
おいて、前記二基のエンボス成形手段13A、13B
は、左右対称に配備されている点を除いて全く同一構成
のものであり、以下、両構成部分について併記する。
【0029】前記エンボス成形ユニット機体17A、1
7Bには、凸上型手段14A、14Bおよび凹下型手段
15A、15Bとからなるエンボス成形手段13A、1
3Bが取り付けられている。前記凸上型手段14A、1
4Bは、凸上型上下動駆動源18A、18Bにボールネ
ジ部材19A、19Bを介して接続されており、前記凹
下型手段15A、15Bは、凹下型上下動駆動源20
A、20Bにボールネジ部材21A、21Bを介して接
続されていて、それぞれ、図3中、矢印1および矢印3
の方向に向けて上下動可能になっている。前記凸上型手
段14A、14B側には、基準プレート22A、22B
が設けてあり、前記凹下型手段15A、15B側には、
スプリングSpによって支持されているクランププレー
ト23A、23Bが組み合わされていて、基準プレート
とクランププレートとによってテープクランプ機構26
A、26Bを構成する。前記エンボス成形ユニット機体
17A、17Bには、前記エンボス成形ユニット16
A、16Bを、図2中、矢印2および矢印4の方向に向
けて往復移動させるための成形ユニット送り動作用サー
ボモータ24A、24Bが搭載されており、ボールネジ
部材25A、25Bを介して前記エンボス成形ユニット
16A、16Bに連結してある。
【0030】上記する第2の実施例になる成形装置M2
についての作動タイミングチャート図を図4Bに示す。
この図から明らかなように、前記穴明け手段5における
パンチ手段6が、上昇する際(この段階において送り穴
加工は終えている)、第1のエンボス成形手段13Aに
おける凸上型手段14Aが下降(a)し、凹下型手段1
5Aが上昇してテープCTをクランプし、適度の時間テ
ープをプリヒート状態(b)に保つ。その後、前記第1
のエンボス成形手段13Aにおける凸上型手段14Aが
さらに下降し、凹下型手段15Aが上昇してテープCT
をエンボス成形(c)する。その後、適度の冷却時間
(d)を設ける。
【0031】前記第1のエンボス成形手段13Aにおけ
る凸上型手段14Aおよび凹下型手段15Aによるプリ
ヒート状態(b)から冷却状態(d)の間、前記第1の
エンボス成形手段13Aの成形ユニット送り動作用サー
ボモータ24Aは、順回転(CW)の状態にあり、第2
のエンボス成形手段13Bの成形ユニット送り動作用サ
ーボモータ24Bは、逆回転(CCW)の状態にあっ
て、連続テープCTの送り速度に同期させ、連続テープ
CTの送り期間中に、前記第1のエンボス成形手段13
Aによるプリヒート(b)から冷却(d)を完了する。
【0032】続いて、前記穴明け手段5におけるパンチ
手段6が、下降して穴明け中に、前記第1のエンボス成
形手段13Aにおける凸上型手段14Aが最上段に上昇
(e)し、凹下型手段15Aが最下段に下降する。この
実施例では、この段階で、第2のエンボス成形手段13
Bが作動する。第2のエンボス成形手段13Bにおける
凸上型手段14Bが下降(a)し、凹下型手段15Bが
上昇してテープCTをクランプし、適度の時間テープを
プリヒート状態(b)に保つ。その後、前記第2のエン
ボス成形手段13Bにおける凸上型手段14Bがさらに
下降し、凹下型手段15Bが上昇してテープCTをエン
ボス成形(c)する。その後、適度の冷却時間(d)を
設ける。
【0033】前記第2のエンボス成形手段13Bにおけ
る凸上型手段14Bおよび凹下型手段15Bによるプリ
ヒート状態(b)から冷却状態(d)の間、前記第2の
エンボス成形手段13Bの成形ユニット送り動作用サー
ボモータ24Bは、順回転(CW)の状態にあり、第1
のエンボス成形手段13Aの成形ユニット送り動作用サ
ーボモータ24Aは、逆回転(CCW)の状態にあっ
て、連続テープCTの送り速度に同期させ、連続テープ
CTの送り期間中に、前記第2のエンボス成形手段13
Bによるプリヒート(b)から冷却(d)を完了する。
以下、上記工程を繰り返して、連続テープCTからエン
ボスキャリヤテープ1を成形加工し、巻取りリール(図
示せず)に巻き取る。
【0034】次いで、この発明になるエンボスキャリヤ
テープ成形のための成形金型30の具体的な実施例につ
いて、図6に基づいて詳細に説明する。この発明になる
成形金型30は、基本的には、連続テープCTの長さ方
向に沿って所定の間隔Dをおいてパーツ収容凹部4を成
形するためのエンボスキャリヤテープの成形装置に適用
されるものであって、分割可能な上型組立体31によっ
て構成されるものであり、上型組立体31が、一対の共
用コマ32、32と、交換補充コマ33との組み合わせ
によって構成されるものである。
【0035】より具体的には、前記成形金型30は、ワ
ンタッチ交換が可能な構造体であって、カートリッジヒ
ータ34を備えたヒートブロック35と、クランプブロ
ック36と、一対のサイドブロック37、37とによっ
て、前記一対の共用コマ32、32と交換補充コマ33
とからなる上型組立体31を固定支持する。前記一対の
共用コマ32、32は、エンボス成形されるパーツ収容
凹部4の長さ方向両端部分の形態に対応する形状の金型
であり、前記交換補充コマ33は、エンボス成形される
パーツ収容凹部4の長さ寸法に応じて補充する金型であ
る。前記上型組立体31のサイズに応じて、ダミーブロ
ック38が組み合わされ、クランプネジ39によって固
着される。要するに、この発明になるエンボスキャリヤ
テープ成形のための成形金型30は、前記交換補充コマ
33の長さ寸法Laと、前記ダミーブロック38の長さ
寸法Lbとを変更することによって、長さ寸法的に多品
種のパーツに対して対応するものである。
【0036】一方、前記上型組立体31は、前記クラン
プブロック36側から複数のクランプネジ40によって
クランプされている。前記複数のクランプネジ40に対
しては、それぞれスチールボール41が配置されてお
り、板バネ42を介して前記一対の共用コマ32、32
と、前記交換補充コマ33と、ダミーブロック38とを
確実にクランプする。この場合、前記一対の共用コマ3
2、32と、前記交換補充コマ33と、ダミーブロック
38の頂面には、R溝43が設けてあり、該R溝43
と、スチールボール41を含むクランプネジ40の軸心
とを距離D1だけオフセットしておくことにより、前記
クランプネジ40の締め付け時に、前記クランプネジ4
0の軸心に対して角度θの方向に分力が働き、より確実
な締め付けが可能になる。
【0037】
【発明の効果】以上の構成になるこの発明のエンボスキ
ャリヤテープの成形方法及び成形装置並びにその成形の
ための成形金型によれば、連続テープの送り速度に対し
て、エンボス成形用の上型と下型とを同期移動させ、当
該エンボス成形用の上型と下型とにより連続テープを両
面から挟み込んだ状態で加熱しながら、そのままエンボ
ス成形するように構成したことにより、成形寸法の安定
したエンボス成形を高速で行うことができる点において
極めて有効に作用するものといえる。
【0038】さらに、この発明によれば、エンボス成形
用の金型で成形しながら連続テープをピッチ送りするよ
うに構成したことにより、従来の方法にみられるテープ
送り部(図7中、参照符号71)が不要であり、テープ
送り中の成形工程の待機時間の発生もなく、生産性向上
の点において極めて有効に作用するものといえる。
【0039】さらにまた、この発明になる成形金型によ
れば、コネクターのような電子部品にあって、同一品種
で多数の極数対応が必要となるような場合(例えば、端
子数が10極〜50極の場合、従来は41種類の金型が
必要であった)、成形金型を共用コマと交換補充コマに
分割したことにより、それらの組み合わせによって、多
様な範囲での適用が可能であり、その点において極めて
有効に作用するものといえる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、この発明の適用により製造されるエン
ボスキャリヤテープの二つの典型的な構成例を示す概略
的な斜視図であり、図1Aは、テープの一方の側縁に沿
って送り穴列を設けた第1の実施例になるエンボスキャ
リヤテープの概略的な斜視図であり、図1Bは、テープ
の両方の側縁に沿って送り穴列を設けた第2の実施例に
なるエンボスキャリヤテープの概略的な斜視図である。
【図2】図2は、この発明になるエンボスキャリヤテー
プ成形装置の第1の実施例を示すものであって、送り穴
用穴明け手段としての穴明けユニットと、エンボス成形
手段としてのエンボス成形ユニットとを相対的に動作し
て、連続テープCTの送り中に、穴明けとエンボス成形
とを行うようにした装置構成例である。
【図3】図3は、この発明になるエンボスキャリヤテー
プ成形装置の第2の実施例を示すものであって、エンボ
ス成形手段としてのエンボス成形ユニットを2基搭載
し、該2基のエンボス成形ユニットを相対的に動作し
て、連続テープCTの送り中に、エンボス成形を行うよ
うにした装置構成例である。
【図4】図4は、上記各実施例装置のタイミングチャー
トであって、図4Aは、図2に示す第1の実施例装置の
タイミングチャート図であり、図4Bは、図3に示す第
2の実施例装置のタイミングチャート図である。
【図5】図5は、この発明になるエンボスキャリヤテー
プ成形装置に関して、図8に示す従来の装置による作動
手順と比較するための、エンボス成形手段についての作
動手順を経時的に示すものであり、図5Aは、No.2
についてのエンボス成形直前の状態を示す概略的な側断
面図、図5Bは、図5Aに示す状態からエンボス成形し
ながら連続テープとエンボス成形ユニットとを移動し
て、No.2のエンボス成形の完了した状態を示す概略
的な側断面図、図5Cは、該エンボス成形ユニットの型
開きの状態を示す概略的な側断面図、図5Dは、連続テ
ープを順方向(図中、右方向)に移動し、エンボス成形
ユニットを型開きの状態で逆方向(図中、左方向)に移
動した状態を示す概略的な側断面図である。
【図6】図6は、この発明になるエンボスキャリヤテー
プ成形方法並びに成形装置に対して極めて効果的に適用
される成形金型の具体的な構成例を示すものであって、
図6Aは、当該金型組立体の概略的な平面図であり、図
6Bは、当該金型組立体の概略的な正面図であり、図6
Cは、当該金型組立体の概略的な側面図であり、図6D
は、仕上げられるパーツ収容凹部に関して、その長さ寸
法Lの異なる態様を実線並びに仮想線で併記した概略的
な平面図であり、図6Eは、図6Cにおいて仮想線で円
形に囲った部分の拡大図である。
【図7】図7は、従来のキャリヤテープ装置例の具体的
な実施例を示すものであり、図7Aは、装置全体の概要
を示す概略的な側面図であり、図7Bは、そのタイミン
グチャート図であり、図7Cは、仕上げられたキャリヤ
テープの一例を示す概略的な斜視図である。
【図8】図8は、従来のエンボスキャリヤテープの成形
方法に関して、プリヒート手段65と、エンボス成形手
段68についての作動手順を経時的に示すものである。
この図において、図8Aは、前段階におけるエンボス成
形が完了している状態を示す概略的な側断面図であり、
図8Bは、プリヒート手段およびエンボス成形手段にお
ける各上下金型が型開きしている状態を示す概略的な側
断面図であり、図8Cは、図8Bに示す状態から連続テ
ープを一回の送りピッチp分だけ送り込んだテープ送り
完了の状態を示す概略的な側断面図であり、図8Dは、
プリヒート手段およびエンボス成形手段における各上下
金型によって、連続テープを挟んだ状態、すなわち、エ
ンボス成形直前の状態を示す概略的な側断面図である。
【符号の説明】
1 エンボスキャリヤテープ 2 送り穴 3 送り穴列 4 パーツ収容凹部 CT 連続テープ M1 第1の実施例になる成形装置 M2 第2の実施例になる成形装置 5 穴明け手段 6 パンチ手段 7 ダイ手段 8 穴明け手段のための穴明けユニット 9 ユニット機体 10 パンチ上下動駆動源 11 送り動作用サーボモータ 13 エンボス成形手段 14 凸上型手段 15 凹下型手段 16 エンボス成形手段のためのエンボス成形ユニット 17 ユニット機体 18 凸上型上下動駆動源 20 凹下型上下動駆動源 22 基準プレート 23 クランププレート 24 成形ユニット送り動作用サーボモータ 26 テープクランプ機構 30 成形金型 31 上型組立体 32 一対の共用コマ 33 交換補充コマ 38 ダミーブロック 40 複数のクランプネジ 41 スチールボール 42 板バネ 43 R溝
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // B29L 7:00 B29L 22:00 22:00 B65D 1/00 C

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 連続テープの長さ方向に沿って所定の間
    隔をおいてパーツ収容凹部を形成してなるエンボスキャ
    リヤテープの成形方法であって、加熱手段によって加熱
    制御が可能な上型および下型を含むエンボス成形手段を
    準備し、前記上型と下型とにより前記連続テープを両面
    から加熱しながら、前記連続テープの長さ方向に沿って
    所定の間隔をおいて前記パーツ収容凹部を連続的に成形
    するようにしたことを特徴とするエンボスキャリヤテー
    プの成形方法。
  2. 【請求項2】 連続テープの長さ方向に沿って所定の間
    隔をおいてパーツ収容凹部と、前記連続テープの長さ方
    向に沿った少なくとも一方の側縁部分に送りのための送
    り用孔列とを備えてなるエンボスキャリヤテープの成形
    装置であって、前記送り用孔列を加工するための穴明け
    手段と、前記パーツ収容凹部を成形するためのエンボス
    成形手段とを備え、前記穴明け手段およびエンボス成形
    手段は、それぞれ前記連続テープをクランプするテープ
    クランプ機構を備え、前記穴明け手段およびエンボス成
    形手段を前記連続テープの送り方向に相対的に往復移動
    できるようにして、前記連続テープの長さ方向に沿って
    所定の間隔をおいて前記パーツ収容凹部を連続的に成形
    するようにしたことを特徴とするエンボスキャリヤテー
    プの成形装置。
  3. 【請求項3】 連続テープの長さ方向に沿って所定の間
    隔をおいてパーツ収容凹部と、前記連続テープの長さ方
    向に沿った少なくとも一方の側縁部分に送りのための送
    り用孔列とを備えてなるエンボスキャリヤテープの成形
    装置であって、前記送り用孔列を加工するための穴明け
    手段と、前記パーツ収容凹部を成形するためのエンボス
    成形手段とを備え、前記穴明け手段を固定配備してお
    き、それぞれ前記連続テープをクランプするテープクラ
    ンプ機構を備えた二基のエンボス成形手段を前記連続テ
    ープの送り方向に相対的に往復移動できるようにして、
    前記連続テープの長さ方向に沿って前記送り用孔列の加
    工およびパーツ収容凹部の成形を前記連続テープの送り
    期間中に連続的に行うようにしたことを特徴とするエン
    ボスキャリヤテープの成形装置。
  4. 【請求項4】 連続テープの長さ方向に沿って所定の間
    隔をおいてパーツ収容凹部を成形するためのエンボスキ
    ャリヤテープの成形装置における成形金型であって、前
    記成形金型が、上型および下型を含むものからなり、前
    記上型および下型が、それぞれ共用コマと交換補充コマ
    との組み合わせでなることを特徴とするエンボスキャリ
    ヤテープ成形のための成形金型。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009039875A (ja) * 2007-08-06 2009-02-26 Nissei Plastics Ind Co 型締装置における金型の落下防止構造
JP2012143892A (ja) * 2011-01-07 2012-08-02 Ckd Corp ポケット部形成装置及びptp包装機
KR101544693B1 (ko) * 2013-05-21 2015-08-19 고순학 캐리어 테이프 제조장치
JP6072333B1 (ja) * 2016-06-08 2017-02-01 旭工芸株式会社 エンボスキャリアテープの製造方法
KR102284465B1 (ko) * 2020-09-24 2021-08-02 양영수 스텐레스 용기의 제조방법

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