JP2003127327A - スクリーン印刷装置のスキージヘッド機構 - Google Patents

スクリーン印刷装置のスキージヘッド機構

Info

Publication number
JP2003127327A
JP2003127327A JP2001323448A JP2001323448A JP2003127327A JP 2003127327 A JP2003127327 A JP 2003127327A JP 2001323448 A JP2001323448 A JP 2001323448A JP 2001323448 A JP2001323448 A JP 2001323448A JP 2003127327 A JP2003127327 A JP 2003127327A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
squeegee
holder
pipe
vertical movement
gear
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001323448A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuichi Hiraoka
岡 裕 一 平
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Newlong Seimitsu Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Newlong Seimitsu Kogyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Newlong Seimitsu Kogyo Co Ltd filed Critical Newlong Seimitsu Kogyo Co Ltd
Priority to JP2001323448A priority Critical patent/JP2003127327A/ja
Publication of JP2003127327A publication Critical patent/JP2003127327A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Screen Printers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 スキージ機構部だけを回動させる。スキージ
を工具等を使わず簡易迅速に着脱する。スキージ及びス
クレッパに付着したインク等の清掃作業を容易に行う。
スキージの変形を防止し、スキージのクランプ力を小さ
くし、発塵を防止することを課題とする。 【解決手段】 スキージヘッド31に上下動機構61及
び噛み合い機構71により両端が支持されたパイプ60
を設ける。パイプ60の略中央にスキージホルダー33
を固定する。上下動機構61を上下動本体63と、上下
動本体63をガイドする支柱65及び上下動本体63を
上方に付勢する付勢部材67とから形成する。噛み合い
機構71をパイプ60と同一軸線上に設けられた平歯車
73と、平歯車73と噛合する内歯歯車75とから形成
する。平歯車73と内歯歯車75との噛合が解除される
ことによりスキージホルダー33の角度が調整される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はスクリーン印刷装置
のスキージヘッド機構に関し、更に詳細に説明すると、
被印刷物を印刷テーブルの所定位置に載置し、印刷用ス
クリーン版表面にインクを供給し、スキージヘッドに取
付けられたホルダークランプにスキージが組み付けられ
たスキージホルダーを、スクレッパホルダーにスクレッ
パを夫々取付け、前記スキージとスクレッパにて版表面
を摺動させることにより被印刷物にスクリーン印刷を行
なうようにしたスクリーン印刷装置のスキージヘッド機
構に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、スクリーン印刷装置は被印刷
物を印刷テーブルの所定位置に載置し、印刷用スクリー
ン版表面にインクを供給してスキージヘッドに取付けら
れたスキージにて版表面を摺動させることにより被印刷
物にスクリーン印刷が行なえるように構成されている。
図7に示す如く、このスクリーン印刷装置1のスキージ
ヘッド3にはスキージホルダー5及びスクレッパホルダ
ー7が近接して取付けられ、スキージホルダー5及びス
クレッパホルダー7に夫々スキージ8,スクレッパ9が
固定されている。前記スキージ8,スクレッパ9共に上
下動、着脱、平行、押し込み調整ができ、その他スキー
ジ8にはスクリーンとの接触角が調整できるように構成
されている。
【0003】従来のスクリーン印刷装置1のスキージヘ
ッド3に取付けられるスキージホルダー5及びスクレッ
パホルダー7が近接して設けられているので、スキージ
8及びスクレッパ9間には操作スペースを設けることが
できず、スキージ8及びスクレッパ9の調整は全て作業
者の前方である外側またはスキージヘッド上部及び後部
側から行うようになされ、スキージ8及びスクレッパ9
の取扱いは下から上に行う構造となっている。
【0004】また、図8に示す如く、スキージ8の取付
けは作業者の前方である外側からねじ機構またはシリン
ダー機構により固定している。スキージ8は、スクリー
ン印刷を行う場合に印刷用スクリーン版面上をストロー
クすることにより、摺動抵抗(印刷抵抗)を受ける。作
業者の前方である外側から、ホルダークランプ11によ
り固定され、例えば、ホルダークランプ11の略逆U字
状のクランプ本体13に対して、ねじ機構15によりス
キージ8のスキージホルダー5を固定した場合に、固定
側である外側からストロークが始まり、スキージ8は摺
動抵抗をねじ機構15のねじ15a、または、シリンダ
ー機構17の固定部17aで受けることとなる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】然し乍ら、従来のスキ
ージヘッド機構のホルダークランプ11のねじ機構15
のねじ15a、またはシリンダー機構17のシリンダー
の固定部17aはスポット的で、スキージ8の全接触面
で生じる摺動抵抗に対してねじ15aまたは固定部17
a以外はホルダークランプ11の剛性で摺動抵抗を支え
るため、スキージ8は摺動抵抗に応じた変形を生じ、良
好なスクリーン印刷を阻害する要因となっていた。また
従来のホルダークランプ11の取付け方法では摺動抵抗
によるずれを防ぐため、スキージホルダ5を強固に固定
する必要があり、そのためホルダークランプ11に反り
や歪みが、更にスキージホルダ5の固定面では塵埃の発
生する虞れを有していた。
【0006】更にスキージホルダー5及びスクレッパホ
ルダー7が近接して設けられているので、スキージ8及
びスクレッパ9間には操作スペースを設けることができ
ず、スキージ8及びスクレッパ9の装着に際し、何れか
一方を正面からの操作とすると、他方は裏側に手を回す
か、もしくは正面の部品を取付ける前に装着することと
なる。また下から上に取付けるため、片手でスキージ8
またはスクレッパ9を支えながらの作業となり、特に大
型のスキージ8となると作業者の負担が増大する欠点を
有していた。また下向きのスキージ8及びスクレッパ9
に付着したインクの清掃作業が煩雑となる欠点を有して
いた。
【0007】更にスキージ角度を調整する際、両側の角
度固定部を工具等にて緩め、スキージの角度を調整後再
び工具等にて角度固定を行うため、調整作業が煩雑であ
り、また、その固定部からの発塵の虞れを有していた。
【0008】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たもので、スキージ機構部だけを工具等の使用を不要と
し、発塵を防止し、簡易に回動させることができ、スキ
ージを簡易迅速に角度設定でき、上部からのスキージ着
脱を可能とし、スキージを簡易迅速に固定、固定解除で
き、スクレッパを正面(作業者側)から装着でき、スキ
ージ及びスクレッパに付着したインク等の清掃作業を簡
易迅速に行うことができ、スクリーン印刷時における版
面からの摺動抵抗によるスキージの変形を防止すること
ができ、スキージのクランプ力を小さくすることがで
き、ホルダークランプの変形及びスキージホルダ固定面
の発塵を防止することができるスクリーン印刷装置のス
キージヘッド機構を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項1記載のスクリーン印刷装置のスキ
ージヘッド機構は、被印刷物を印刷テーブルの所定位置
に載置し、印刷用スクリーン版表面にインクを供給し、
スキージヘッドに取付けられたホルダークランプにスキ
ージが組み付けられたスキージホルダーを、スクレッパ
ホルダーにスクレッパを夫々取付け、前記スキージとス
クレッパにて版表面を摺動させることにより被印刷物に
スクリーン印刷を行なうようにしたスクリーン印刷装置
のスキージヘッド機構において、前記スキージヘッド機
構のスキージヘッドに上下動機構及び噛み合い機構によ
り両端が支持されたパイプが設けられ、該パイプの略中
央にスキージホルダーが固定され、前記上下動機構と併
設して噛み合い機構が設けられ、該噛み合い機構は前記
パイプと同一軸線上に設けられた歯車と、該歯車と噛合
する内歯歯車とを備え、前記上下動機構により支持され
たパイプが下方に移動し、パイプと同一軸線上に設けら
れた歯車の内歯歯車との噛合が解除されることを特徴と
する。
【0010】また、本発明の請求項2記載のスクリーン
印刷装置のスキージヘッド機構は、前記上下動機構が上
下動本体と、該上下動本体をガイドする支柱及び前記上
下動本体を上方に付勢する付勢部材とを備え、前記上下
動本体を付勢部材の付勢に抗して下方に押圧することに
より上下動機構により支持されたパイプが下方に移動
し、パイプと同一軸線上に設けられた歯車の内歯歯車と
の噛合が解除されてパイプの略中央のスキージホルダー
が角度調整されることを特徴とする。
【0011】また、本発明の請求項3記載のスクリーン
印刷装置のスキージヘッド機構は、前記スキージホルダ
の固定、固定解除が、付勢部材とラッチ機構により一操
作で行えることを特徴とする。
【0012】従って、請求項1記載の発明によれば、ス
キージヘッド機構のスキージヘッドに上下動機構及び噛
み合い機構により両端が支持されたパイプが設けられ、
該パイプの略中央にスキージホルダーが固定され、前記
上下動機構と併設して噛み合い機構が設けられ、該噛み
合い機構は前記パイプと同一軸線上に設けられた歯車
と、該歯車と噛合する内歯歯車とを備え、前記上下動機
構により支持されたパイプが下方に移動し、パイプと同
一軸線上に設けられた歯車の内歯歯車との噛合が解除さ
れるので、スキージホルダーは回動可能な範囲で歯車の
噛合い角度毎に任意に角度調整することができる。
【0013】また、請求項2記載の発明によれば、前記
上下動機構が上下動本体と、該上下動本体をガイドする
支柱及び前記上下動本体を上方に付勢する付勢部材とを
備え、前記上下動本体を付勢部材の付勢に抗して下方に
押圧することにより上下動機構により支持されたパイプ
が下方に移動し、パイプと同一軸線上に設けられた歯車
の内歯歯車との噛合が解除されてパイプの略中央のスキ
ージホルダーが回動自由となるので、任意の角度に回動
した後、下方への押圧の解除により再び歯車と内歯歯車
が噛み合いその角度を保持するため、前記上下動機構及
び噛み合い機構によりスキージホルダーの角度調整を簡
易迅速に行うことができる。
【0014】また、請求項3記載の発明によれば、スク
リーン印刷装置のスキージヘッド機構は、従来の作業者
前方からの固定と異なり、後方からの固定で、断面略逆
L字型クランプ本体構造にてスキージホルダの外側を支
持されると共に、スキージホルダの内側に押圧部が形成
されることにより、印刷時にスキージが受ける負荷はス
キージホルダを介して該クランプ本体が支え、該押圧部
には印刷時の負荷がほとんど加わらず、スキージホルダ
重量を保持するだけの押圧力ですみ、また、該押圧部は
クランプ本体に枢支された基板の枢支部より下方の基板
下部に設けられ、該基板の枢支部より上方の基板上部に
付勢部材とラッチ機構を装着し、操作位置を基板最上部
とし、枢支部及び押圧部間距離に対し数倍の距離を設け
ることにより、小さい力での操作を可能とし、一操作で
スキージホルダの固定及び固定解除を交互に行うことが
できる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るスクリーン印
刷装置のスキージヘッド機構を図面を参照して詳細に説
明する。図1(a),(b)乃至図6(a),(b),
(c)は本発明に係るスクリーン印刷装置のスキージヘ
ッド機構を夫々示すもので、図1(a),(b)はスク
リーン印刷装置のスキージヘッド機構の平面図及び正面
図、図2はスキージヘッド機構の概要を示す側面図、図
3はスキージ固定機構の概要を示す側面図、図4
(a),(b)は上下動機構の作動の前後を夫々示す側
面図、図5(a),(b)は噛み合い機構のロック状態
及びロック解除状態を夫々示す側面図、図6(a),
(b),(c)はスキージホルダーを角度調整した状態
の側面図である。
【0016】図1(a),(b)及び図2に示す如く、
スクリーン印刷装置21は、基台上に載置されたスキー
ジヘッド31及びフレーム26からなる開閉可能な印刷
機本体23を有している。印刷用スクリーン版面27上
にインクを供給し、印刷用スキージ35及びインク掻用
スクレッパ37にて版表面を摺動させることにより被印
刷物にスクリーン印刷を行なうように構成されている。
【0017】図2に示す如く、前記印刷機本体23上部
には図示しない駆動機構により駆動されるスキージヘッ
ド機構としてのスキージヘッド31が設けられ、スキー
ジヘッド31にスキージホルダー33及びスクレッパホ
ルダー34が取付けられ、このスキージホルダー33に
スキージ35が、スクレッパホルダー34にインク掻用
スクレッパ37が取付けられている。スキージ35とス
クレッパ37とは、従来の図7に示すと同様に近接して
配設されている。前記スキージヘッド31には平行調整
ねじ、押し込み調整機構及び角度調整機構等が設けられ
ている。
【0018】図3に示す如く、前記スキージヘッド31
にスキージ固定機構41が設けられ、このスキージ固定
機構41はスキージホルダー33を取付けるホルダーク
ランプ43を有し、ホルダークランプ43によりスキー
ジホルダー33が前記スクレッパ37側である内側(ス
キージホルダー33の後部)から固定されている。
【0019】前記スキージヘッド機構41のホルダーク
ランプ43は、断面略逆L字状のクランプ本体45を有
し、この断面略逆L字状のクランプ本体45によりスキ
ージホルダー33の外側が支持されると共に、スキージ
ホルダー33の内側が押圧部47により押圧される。
【0020】前記押圧部47はクランプ本体45に枢支
ピン49により枢支された基板51の枢支ピン49より
下方の基板下部51aに設けられ、この基板51の枢支
ピン49より上方の基板上部51bを操作部とし、操作
部51bから操作機構55が操作されるようになされて
いる。前記押圧部47は金属の他、硬質ゴムから形成す
ることができる。
【0021】図3に示す実施の形態では、前記操作機構
55は付勢部材58とラッチ機構57とから構成され、
操作部51bを押圧することにより基板51は枢支ピン
49を中心に回動し、ラッチ機構57の施錠状態とラッ
チ機構57の解除状態が交互に得られる。ラッチ機構5
7の施錠時は押圧部47は開状態となり、スキージホル
ダ33の固定を解除する。ラッチ機構が施錠状態で操作
部51bを押圧するとラッチ機構57が解除され、付勢
部材58の付勢力により基板51は枢支ピン49を中心
に逆方向に回動し、押圧部47は閉状態となり、スキー
ジホルダ33を固定する。すなわち、操作部51bの押
圧の繰り返しによりスキージホルダ33の解除、固定が
交互に行われ、スキージホルダ33が着脱される。
【0022】尚、前記操作機構55はラッチ機構57及
び付勢部材58の組み合わせに限定されるものではな
く、シリンダー機構,またはカム機構等から形成するこ
とができる。
【0023】前記スクレッパ37側である内側からスキ
ージホルダー33を固定し、スキージホルダー33の内
側を押圧する固定方式の場合には、スキージホルダー3
3が版面から受ける印刷抵抗とスキージホルダー33の
固定方向とが一致し、スキージホルダー33が版面から
受ける印刷抵抗はスキージ35の所定の傾斜角度までは
断面略逆L字状のクランプ本体45の上面と側面とに集
中し、押圧部47側のクランプ部には印刷抵抗はほとん
ど加わらない。このため、押圧部47によるスキージホ
ルダー33の内側を押圧する押圧力はスキージホルダー
33が脱落しない力だけでこと足りることとなる。
【0024】図1(a),(b)に示す如く、前記スキ
ージヘッド31に左右一対の上下動機構61及び噛み合
い機構71により両端が支持されたパイプ60が設けら
れ、このパイプ60の略中央に前記スキージホルダー3
3が固定され、左右一対の上下動機構61と併設して、
図5(a),(b)に示す如く、噛み合い機構71が設
けられている。
【0025】図4(a),(b)に示す如く、前記上下
動機構61は上下動本体63と、この上下動本体63を
ガイドする支柱65、及び前記上下動本体63を上方に
付勢するスプリング,ゴム等からなる付勢部材67とを
備え、前記上下動本体63を付勢部材67の付勢に抗し
て下方に押圧することにより上下動機構61により支持
されたパイプ60が下方に移動することができ、押圧を
解除することにより元に戻るように構成されている。
【0026】図5(a),(b)に示す如く、前記噛み
合い機構71は前記パイプ60と同一軸線上に設けられ
た平歯車73と、この平歯車73と噛合する内歯歯車7
5とを備え、前記上下動機構61により支持されたパイ
プ60が下方に移動し、図5(b)に示す如く、パイプ
60と同一軸線上に設けられた平歯車73も下方に移動
する。尚、本実施の形態では平歯車73を用いたが、他
の歯車でもよい。
【0027】前記平歯車73が下方に移動すると内歯歯
車75との噛合が解除されるので、図6(a),
(b),(c)に示す如く、スキージホルダー33が垂
直状態から角度調整され、または角度調整されている状
態から更に角度調整される。スキージ機構部だけを回動
させてスキージ35を上部から設置可能とし、付勢部材
58とラッチ機構57にて簡易迅速に着脱することがで
き、スキージ35を前方に回動させてスクレッパ37の
脱着も作業者正面から容易に行え、スキージ35及びス
クレッパ37に付着したインク等の清掃作業を簡易迅速
に行うことができる。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
に係わるスクリーン印刷装置のスキージヘッド機構によ
れば、スキージヘッドに上下動機構及び噛み合い機構に
より両端が支持されたパイプが設けられ、該パイプの略
中央にスキージホルダーが固定され、前記上下動機構と
併設して噛み合い機構が設けられ、該噛み合い機構は前
記パイプと同一軸線上に設けられた歯車と、該歯車と噛
合する内歯歯車とを備え、前記上下動機構により支持さ
れたパイプが下方に移動し、パイプと同一軸線上に設け
られた歯車の内歯歯車との噛合が解除されるので、スキ
ージホルダーが垂直状態から角度調整され、または角度
調整されている状態から更に角度調整することができ
る。
【0029】また、請求項2に係わる発明によれば、前
記上下動機構が上下動本体と、該上下動本体をガイドす
る支柱及び前記上下動本体を上方に付勢する付勢部材と
を備え、前記上下動本体を付勢部材の付勢に抗して下方
に押圧することにより上下動機構により支持されたパイ
プが下方に移動し、パイプと同一軸線上に設けられた歯
車の内歯歯車との噛合が解除されてパイプの略中央のス
キージホルダーが角度調整されるので、前記上下動機構
及び噛み合い機構によりスキージホルダーの角度調整を
簡易迅速に行うことができる。
【0030】また、請求項3に係わる発明によれば、前
記スキージホルダの固定、固定解除が、付勢部材とラッ
チ機構により一操作で行える。このため従来の作業者前
方からの固定と異なり、後方からの固定で、断面略逆L
字型クランプ本体構造にてスキージホルダの外側が支持
されると共に、スキージホルダの内側に押圧部が形成さ
れることにより、印刷時にスキージが受ける負荷はスキ
ージホルダを介して該クランプ本体が支え、押圧部には
印刷時の負荷がほとんど加わらず、スキージホルダ重量
を保持するだけの押圧力ですみ、また、押圧部はクラン
プ本体に枢支された基板の枢支部より下方の基板下部に
設けられ、基板の枢支部より上方の基板上部に付勢部材
とラッチ機構を装着し、操作位置を基板最上部とし、枢
支部及び押圧部間距離に対し数倍の距離を設けることに
より、小さい力での操作を可能とし、一操作でスキージ
ホルダの固定及び固定解除を交互に行うことができる。
【0031】本発明によれば、スキージ機構部だけを工
具等の使用を不要とし、発塵を防止し、簡易に回動させ
ることができ、スキージを簡易迅速に角度設定でき、上
部からのスキージ着脱を可能とし、スキージを一工程に
て固定、固定解除でき、スクレッパを正面(作業者側)
から装着でき、スキージ及びスクレッパに付着したイン
ク等の清掃作業を簡易迅速に行うことができ、スクリー
ン印刷時における版面からの摺動抵抗によるスキージの
変形を防止することができ、スキージのクランプ力を小
さくすることができ、ホルダークランプの変形及びスキ
ージホルダ固定面の発塵を防止することができるスクリ
ーン印刷装置のスキージヘッド機構を得ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るスクリーン印刷装置のスキージヘ
ッド機構の概要を示すもので、(a)はスキージヘッド
機構の平面図、(b)はスキージヘッド機構の正面図。
【図2】本発明に係るスクリーン印刷装置のスキージヘ
ッド機構の概要を示す側面図。
【図3】本発明に係るスクリーン印刷装置のスキージ固
定機構の概要を示す側面図。
【図4】本発明に係るスクリーン印刷装置のスキージヘ
ッド機構の上下動機構を夫々示すもので、(a)は上下
動機構の作動前の側面図,(b)は上下動機構の作動後
の側面図。
【図5】本発明に係るスクリーン印刷装置のスキージヘ
ッド機構の噛み合い機構を夫々示すもので、(a)はロ
ック状態の側面図、(b)はロック解除状態の側面図。
【図6】本発明に係るスクリーン印刷装置のスキージヘ
ッド機構のスキージホルダーを角度調整した状態を夫々
示すもので、(a)は印刷時の側面図、(b)はインク
清掃時の側面図、(c)はスキージ及びスクレッパ着脱
時の側面図。
【図7】従来のスクリーン印刷装置のスキージヘッド機
構の概要を示す側面図。
【図8】従来のスクリーン印刷装置のスキージヘッド機
構のスキージホルダーの概要を示す側面図。
【符号の説明】
21 スクリーン印刷装置 23 印刷機本体 26 フレーム 27 印刷用スクリーン版面 31 スキージヘッド 33 スキージホルダー 34 スクレッパホルダー 35 印刷用スキージ 37 インク掻用スクレッパ 41 スキージヘッド機構 43 ホルダークランプ 45 クランプ本体 47 押圧部 49 枢支ピン 51 基板 51a 基板下部 51b 基板上部(操作部) 55 操作機構 57 ラッチ機構 58 付勢部材 60 パイプ 61 上下動機構 63 上下動本体 65 支柱 67 付勢部材 71 噛み合い機構 73 平歯車 75 内歯歯車

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被印刷物を印刷テーブルの所定位置に載
    置し、印刷用スクリーン版表面にインクを供給し、スキ
    ージヘッドに取付けられたホルダークランプにスキージ
    が組み付けられたスキージホルダーを、スクレッパホル
    ダーにスクレッパを夫々取付け、前記スキージとスクレ
    ッパにて版表面を摺動させることにより被印刷物にスク
    リーン印刷を行なうようにしたスクリーン印刷装置のス
    キージヘッド機構において、 前記スキージヘッド機構のスキージヘッドに上下動機構
    及び噛み合い機構により両端が支持されたパイプが設け
    られ、該パイプの略中央にスキージホルダーが固定さ
    れ、前記上下動機構と併設して噛み合い機構が設けら
    れ、該噛み合い機構は前記パイプと同一軸線上に設けら
    れた歯車と、該歯車と噛合する内歯歯車とを備え、前記
    上下動機構により支持されたパイプが下方に移動し、パ
    イプと同一軸線上に設けられた歯車の内歯歯車との噛合
    が解除されることを特徴とするスクリーン印刷装置のス
    キージヘッド機構。
  2. 【請求項2】 前記上下動機構は上下動本体と、該上下
    動本体をガイドする支柱及び前記上下動本体を上方に付
    勢する付勢部材とを備え、前記上下動本体を付勢部材の
    付勢に抗して下方に押圧することにより上下動機構によ
    り支持されたパイプが下方に移動し、パイプと同一軸線
    上に設けられた歯車の内歯歯車との噛合が解除されてパ
    イプの略中央のスキージホルダーが角度調整されること
    を特徴とする請求項1に記載のスクリーン印刷装置のス
    キージヘッド機構。
  3. 【請求項3】 前記スキージホルダの固定、固定解除
    が、付勢部材とラッチ機構により一操作で行えることを
    特徴とする請求項1または請求項2に記載のスクリーン
    印刷装置のスキージヘッド機構。
JP2001323448A 2001-10-22 2001-10-22 スクリーン印刷装置のスキージヘッド機構 Pending JP2003127327A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001323448A JP2003127327A (ja) 2001-10-22 2001-10-22 スクリーン印刷装置のスキージヘッド機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001323448A JP2003127327A (ja) 2001-10-22 2001-10-22 スクリーン印刷装置のスキージヘッド機構

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003127327A true JP2003127327A (ja) 2003-05-08

Family

ID=19140336

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001323448A Pending JP2003127327A (ja) 2001-10-22 2001-10-22 スクリーン印刷装置のスキージヘッド機構

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003127327A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107187180A (zh) * 2017-07-13 2017-09-22 宁波天弘电力器具有限公司 一种高精度跑台印花机的印刷部件
CN110103576A (zh) * 2018-02-01 2019-08-09 镇江大全太阳能有限公司 一种用于丝网印刷的可变角度刮刀架
CN110978749A (zh) * 2019-12-23 2020-04-10 兰州石化职业技术学院 一种标签印刷机的间歇式丝网印刷装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107187180A (zh) * 2017-07-13 2017-09-22 宁波天弘电力器具有限公司 一种高精度跑台印花机的印刷部件
CN110103576A (zh) * 2018-02-01 2019-08-09 镇江大全太阳能有限公司 一种用于丝网印刷的可变角度刮刀架
CN110978749A (zh) * 2019-12-23 2020-04-10 兰州石化职业技术学院 一种标签印刷机的间歇式丝网印刷装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4699183B2 (ja) 横漏れ防止板の取付け構造、およびスクリーン印刷装置
HK1138542A1 (en) Screen printing machine and method
JP2001310440A (ja) タワー型オフセット輪転機
JPH1134411A (ja) プリンタ
JP2003127327A (ja) スクリーン印刷装置のスキージヘッド機構
JP7482455B2 (ja) 半田ペースト回収装置およびスクリーン印刷装置
JP5089903B2 (ja) スクリーン印刷装置
JP6674541B2 (ja) スクリーン印刷装置
JP2004209591A (ja) シート切断装置の切断刃装着構造
JP2006076000A (ja) スクリーン印刷装置
JP2007216511A (ja) スクリーン印刷装置
WO2006038331A1 (ja) ドクタブレード取付装置及びドクタブレード取付方法
JPH08224854A (ja) 印刷装置
JP2003089191A (ja) スクリ−ン印刷装置のスキージ固定機構
JP3224790B2 (ja) 印刷機のインキ供給装置および該装置に装着されるインキトレー
JPH06262750A (ja) クリーム半田のスクリーン印刷装置
JP4461543B2 (ja) 玉磨き揚送装置
JP2006027030A (ja) スクリ−ン縦型印刷機。
JP5106820B2 (ja) スクリーン印刷装置
JP4647379B2 (ja) スクリーン印刷装置
JP4066752B2 (ja) スクリーン印刷装置
JP6318368B2 (ja) スクリーン印刷装置及びスクリーン印刷方法
JP3929350B2 (ja) ペースト除去装置及びスクリーン印刷機
JPH06191010A (ja) スクリーン印刷機におけるスキージやドクターの付着インキ掻落し装置
JP2023162496A (ja) スクリーン印刷装置