JP2003123376A - 光ディスク装置およびそのスピンドルモータ制御方法 - Google Patents

光ディスク装置およびそのスピンドルモータ制御方法

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JP2003123376A
JP2003123376A JP2002230675A JP2002230675A JP2003123376A JP 2003123376 A JP2003123376 A JP 2003123376A JP 2002230675 A JP2002230675 A JP 2002230675A JP 2002230675 A JP2002230675 A JP 2002230675A JP 2003123376 A JP2003123376 A JP 2003123376A
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brake
optical disc
rotation
optical disk
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Takeshi Oda
剛 織田
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 構造が簡単で安価に、また短時間で確実に、
スピンドルモータの回転を停止させることができる光デ
ィスク装置およびそのスピンドルモータ制御方法を提供
する。 【解決手段】 従来ではハードウエアで逆起電力を検出
して行っていたブレーキ終了の判定を、従来から装置に
内蔵されているハードウエア資源を利用して、ソフトウ
エア手段S1によるソフトウエア処理で実行可能とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録媒体である光
ディスクを回転駆動するためのスピンドルモータとして
ブラシ付直流モータを用いる光ディスク装置およびその
スピンドルモータ制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、記録媒体である光ディスクを
スピンドルモータによって回転駆動して、その光ディス
クに対して情報を記録あるいは再生する光ディスク装置
として、光ディスクの回転制御に対して、構造が簡単で
安価な装置とするため、スピンドルモータに回転角速度
検出手段を有さないブラシ付き直流(DC)モータを使
用した光ディスク装置が広く市場に出回っている。
【0003】このような回転角速度検出手段を有さない
ブラシ付きDCモータをスピンドルモータとして使用し
た光ディスク装置において、スピンドルモータの回転を
停止させる方法の一例が、特開2000−125588
号公報に開示されている。
【0004】上記のような従来の光ディスク装置の直流
モータ制御方法について、図1を用いて以下に説明す
る。図1は従来の光ディスク装置の構成を示すブロック
図である。図1に示す光ディスク装置は、光ディスク1
を回転するためのモータ2と、モータを駆動するための
制御回路及び駆動回路3と、信号変換器としての光ピッ
クアップ4と、光ディスク1に対して情報を再生あるい
は記録するための光ビームが、光ディスク1と光ビーム
間の距離が一定になるようにフォーカス制御するフォー
カス制御手段5と、光ビームが光ディスク1に反射して
戻ってきた信号を加算する反射光量加算信号生成回路9
と、反射光量加算信号生成回路9からの反射光量加算信
号を用いてフォーカス制御不能になったことを検出する
フォーカス外れ検出手段11と、フォーカス制御をかけ
た状態で光ディスク1上にデータを記録してあるトラッ
クを光ビームが横断したことを示すトラッククロス信号
を生成するトラッククロス信号生成回路7と、光ディス
ク1からの情報を再生するための光ビームが光ディスク
1上にデータが記録してあるトラック上にあるか、ある
いは前記トラック上に無いかを判別するオフトラック信
号を生成するオフトラック信号生成回路8と、光ディス
ク1上の任意の目標トラックへ光ビームを移動するトラ
ック検索で移動速度を一定に保つ際にトラッククロス信
号またはオフトラック信号の周期を検出する周期検出回
路10と、逆起電力検出手段としてのローパスフィルタ
(LPF)12および任意の閾値を用いて比較を行うコ
ンパレータ13と、制御回路及び駆動回路3とフォーカ
ス制御手段5に指令を与えるコントローラ6とを有して
いる。
【0005】上記のように構成された光ディスク装置に
おいては、スピンドルモータ2の回転を停止させる際、
回転を制動する方向にブレーキ駆動電圧(以後、制動電
圧と称す)を印加して回転の停止を行なう逆転ブレーキ
を用いるが、現在の回転角速度を検出する手段を有さな
いために、スピンドルモータ2に対して適切なブレーキ
駆動を与えることができない。
【0006】例えばスピンドルモータ2の回転を停止さ
せるため、逆転ブレーキとして現在の回転角速度とは無
関係に一定時間幅の制動電圧をモータ2に印加すると、
その逆転ブレーキを行う時間が短い時は、光ディスク1
の回転停止が遅くなり、長い時は反対方向に回転を始め
たりする場合が生じる。
【0007】このような問題を解決するため従来の方法
では、図2に示すように、スピンドルモータ2を停止さ
せるために、回転を継続するための駆動電圧の印加を止
めた後に、スピンドルモータ2に逆転ブレーキをかける
極性の逆転ブレーキ信号15を制動電圧として間欠的に
供給する。
【0008】この逆転ブレーキ信号15による制動電圧
を供給していない期間に、モータ自身の回転によってモ
ータ2の端子両端に発生する逆起電力(モータ電圧1
4)を検出し、逆起電力14の極性及び電圧値をコンパ
レータ13で判定し、モータ2の回転方向あるいはおお
まかな回転角速度を判定検出する。
【0009】このようにして、モータの回転角速度が一
定値以下に下がった時に、逆転ブレーキ信号15による
逆転ブレーキ駆動を終了させ、モータ2の両端を短絡
し、この短絡でモータ2自身の回転によって発生する逆
起電力により発生するショートブレーキ信号16により
制動を行うショートブレーキ駆動に切り換えるように構
成されている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな従来の光ディスク装置では、そのスピンドルモータ
として、回転角速度検出手段を有さないブラシ付きDC
モータを使用しているため、スピンドルモータを停止さ
せる際に、スピンドルモータの逆起電力を検出して制動
電圧を制御する必要があり、そのためスピンドルモータ
の逆起電力を検出する回路も必要となり、装置全体の回
路規模が大きくなってコスト高となるという問題点を有
していた。
【0011】また、逆起電力の検出では、逆起電圧信号
に不要なノイズが多いために回転角速度が誤検出され、
逆方向への回転へ移行したり、モータを制動する時に間
欠駆動を行うために制動力が小さくなりモータの停止所
要時間が長くなってしまうという問題点も有していた。
【0012】本発明は、上記従来の問題点を解決するも
ので、構造が簡単で安価に、また短時間で確実に、スピ
ンドルモータの回転を停止させることができる光ディス
ク装置およびそのスピンドルモータ制御方法を提供す
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに本発明の光ディスク装置は、記録媒体である光ディ
スクを回転駆動するためのスピンドルモータとしてブラ
シ付直流モータを用いる光ディスク装置において、前記
光ディスクに対して情報を再生あるいは記録するための
光ビームが、前記光ディスクに対するフォーカス制御を
かけた状態で、前記光ディスクの情報記録用のトラック
を横断したことを示すトラッククロス信号を生成するト
ラッククロス信号生成手段と、前記トラッククロス信号
生成手段からのトラッククロス信号の周期を検出する周
期検出手段と、前記周期検出手段により検出した前記ト
ラッククロス信号の周期に基づいて、ソフトウエア処理
により、前記スピンドルモータをその回転を制動する方
向に駆動する逆転ブレーキから、前記スピンドルモータ
をその両端を短絡してモータ自身が回転することによっ
て発生する逆起電力により制動するショートブレーキに
切り換えるタイミングとなる前記光ディスクの回転角速
度を決定するソフトウエア手段と、前記ソフトウエア手
段により決定した回転角速度のタイミングで前記逆転ブ
レーキから前記ショートブレーキに切り換えて、前記ス
ピンドルモータの回転を停止させる停止手段とを備えた
構成としたことを特徴とする。
【0014】また、本発明の光ディスク装置のスピンド
ルモータ制御方法は、記録媒体である光ディスクを回転
駆動するためのスピンドルモータとしてブラシ付直流モ
ータを用いる光ディスク装置のスピンドルモータ制御方
法であって、前記光ディスクに対して情報を再生あるい
は記録するための光ビームが、前記光ディスクに対する
フォーカス制御をかけた状態で、前記光ディスクの情報
記録用のトラックを横断したことを示すトラッククロス
信号を生成し、前記トラッククロス信号の周期を検出
し、その周期に基づいて、前記スピンドルモータをその
回転を制動する方向に駆動する逆転ブレーキから、前記
スピンドルモータをその両端を短絡してモータ自身が回
転することによって発生する逆起電力により制動するシ
ョートブレーキに切り換えるタイミングとなる前記光デ
ィスクの回転角速度を決定し、その回転角速度のタイミ
ングで前記逆転ブレーキから前記ショートブレーキに切
り換えて、前記スピンドルモータの回転を停止する方法
としたことを特徴とする。
【0015】以上により、従来ではハードウエアで逆起
電力を検出して行っていたブレーキ終了の判定を、従来
から装置に内蔵されているハードウエア資源を利用し
て、ソフトウエア処理で実行することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の光ディ
スク装置は、記録媒体である光ディスクを回転駆動する
ためのスピンドルモータとしてブラシ付直流モータを用
いる光ディスク装置において、前記光ディスクに対して
情報を再生あるいは記録するための光ビームが、前記光
ディスクに対するフォーカス制御をかけた状態で、前記
光ディスクの情報記録用のトラックを横断したことを示
すトラッククロス信号を生成するトラッククロス信号生
成手段と、前記トラッククロス信号生成手段からのトラ
ッククロス信号の周期を検出する周期検出手段と、前記
周期検出手段により検出した前記トラッククロス信号の
周期に基づいて、ソフトウエア処理により、前記スピン
ドルモータをその回転を制動する方向に駆動する逆転ブ
レーキから、前記スピンドルモータをその両端を短絡し
てモータ自身が回転することによって発生する逆起電力
により制動するショートブレーキに切り換えるタイミン
グとなる前記光ディスクの回転角速度を決定するソフト
ウエア手段と、前記ソフトウエア手段により決定した回
転角速度のタイミングで前記逆転ブレーキから前記ショ
ートブレーキに切り換えて、前記スピンドルモータの回
転を停止させる停止手段とを備えた構成とする。
【0017】請求項2に記載の光ディスク装置は、記録
媒体である光ディスクを回転駆動するためのスピンドル
モータとしてブラシ付直流モータを用いる光ディスク装
置において、前記光ディスクに対して情報を再生あるい
は記録するための光ビームが、前記光ディスクに対する
フォーカス制御をかけた状態で、前記光ディスクの情報
記録用のトラック上にあるか、あるいは前記トラック上
に無いかを示すオフトラック信号を生成するオフトラッ
ク信号生成手段と、前記オフトラック信号生成手段から
のオフトラック信号の周期を検出する周期検出手段と、
前記周期検出手段により検出した前記オフトラック信号
の周期に基づいて、ソフトウエア処理により、前記スピ
ンドルモータをその回転を制動する方向に駆動する逆転
ブレーキから、前記スピンドルモータをその両端を短絡
してモータ自身が回転することによって発生する逆起電
力により制動するショートブレーキに切り換えるタイミ
ングとなる前記光ディスクの回転角速度を決定するソフ
トウエア手段と、前記ソフトウエア手段により決定した
回転角速度のタイミングで前記逆転ブレーキから前記シ
ョートブレーキに切り換えて、前記スピンドルモータの
回転を停止させる停止手段とを備えた構成とする。
【0018】請求項3に記載の光ディスク装置は、請求
項1または請求項2に記載の逆転ブレーキからショート
ブレーキに切り換えるタイミングとなる光ディスクの回
転角速度を、あらかじめ測定した光ディスクの偏芯量に
応じて変更する手段を設けた構成とする。
【0019】請求項4に記載の光ディスク装置は、請求
項1から請求項3のいずれかに記載のスピンドルモータ
の回転制動を開始してから逆転ブレーキによる制動を行
っている最中にフォーカス制御が不能になった時に、前
記逆転ブレーキによる制動を止めてショートブレーキに
よる制動に切り換える手段を設けた構成とする。
【0020】請求項5に記載の光ディスク装置は、記録
媒体である光ディスクを回転駆動するためのスピンドル
モータとしてブラシ付直流モータを用いる光ディスク装
置において、前記光ディスクに対して情報を再生あるい
は記録するための光ビームにより、前記光ディスクから
そのピット情報を示すRF信号の交流振幅信号であるR
Fエンベロープ信号を生成するRFエンベロープ信号生
成手段と、前記スピンドルモータをその回転を制動する
方向に駆動する逆転ブレーキから、前記スピンドルモー
タをその両端を短絡してモータ自身が回転することによ
って発生する逆起電力により制動するショートブレーキ
に切り換えるタイミングとなる前記RFエンベロープ信
号の振幅レベルを設定するブレーキ方式切換え振幅レベ
ル設定手段と、前記RFエンベロープ信号生成手段から
のRFエンベロープ信号の振幅レベルを、前記ブレーキ
方式切換え振幅レベル設定手段に設定したRFエンベロ
ープ信号の振幅レベルと比較する振幅比較手段と、前記
振幅比較手段の比較結果に基づいて、前記ブレーキ方式
切換え振幅レベル設定手段により設定した前記RFエン
ベロープ信号の振幅レベルのタイミングで、前記逆転ブ
レーキから前記ショートブレーキに切り換えて、前記ス
ピンドルモータの回転を停止させる停止手段とを備えた
構成とする。
【0021】請求項6に記載の光ディスク装置は、請求
項5に記載の逆転ブレーキからショートブレーキに切り
換えるタイミングとなるRFエンベロープ信号の振幅レ
ベルを、あらかじめ測定したRFエンベロープ信号の振
幅レベルに応じて変更する手段を設けた構成とする。
【0022】請求項7に記載の光ディスク装置のスピン
ドルモータ制御方法は、記録媒体である光ディスクを回
転駆動するためのスピンドルモータとしてブラシ付直流
モータを用いる光ディスク装置のスピンドルモータ制御
方法であって、前記光ディスクに対して情報を再生ある
いは記録するための光ビームが、前記光ディスクに対す
るフォーカス制御をかけた状態で、前記光ディスクの情
報記録用のトラックを横断したことを示すトラッククロ
ス信号を生成し、前記トラッククロス信号の周期を検出
し、その周期に基づいて、前記スピンドルモータをその
回転を制動する方向に駆動する逆転ブレーキから、前記
スピンドルモータをその両端を短絡してモータ自身が回
転することによって発生する逆起電力により制動するシ
ョートブレーキに切り換えるタイミングとなる前記光デ
ィスクの回転角速度を決定し、その回転角速度のタイミ
ングで前記逆転ブレーキから前記ショートブレーキに切
り換えて、前記スピンドルモータの回転を停止する方法
とする。
【0023】請求項8に記載の光ディスク装置のスピン
ドルモータ制御方法は、記録媒体である光ディスクを回
転駆動するためのスピンドルモータとしてブラシ付直流
モータを用いる光ディスク装置のスピンドルモータ制御
方法であって、前記光ディスクに対して情報を再生ある
いは記録するための光ビームが、前記光ディスクに対す
るフォーカス制御をかけた状態で、前記光ディスクの情
報記録用のトラック上にあるか、あるいは前記トラック
上に無いかを示すオフトラック信号を生成し、前記オフ
トラック信号の周期を検出し、その周期に基づいて、前
記スピンドルモータをその回転を制動する方向に駆動す
る逆転ブレーキから、前記スピンドルモータをその両端
を短絡してモータ自身が回転することによって発生する
逆起電力により制動するショートブレーキに切り換える
タイミングとなる前記光ディスクの回転角速度を決定
し、その回転角速度のタイミングで前記逆転ブレーキか
ら前記ショートブレーキに切り換えて、前記スピンドル
モータの回転を停止する方法とする。
【0024】請求項9に記載の光ディスク装置のスピン
ドルモータ制御方法は、請求項7または請求項8に記載
のスピンドルモータ制御方法であって、逆転ブレーキか
らショートブレーキに切り換えるタイミングとなる光デ
ィスクの回転角速度を、あらかじめ測定した光ディスク
の偏芯量に応じて変更する方法とする。
【0025】請求項10に記載の光ディスク装置のスピ
ンドルモータ制御方法は、請求項7から請求項9のいず
れかに記載のスピンドルモータ制御方法であって、スピ
ンドルモータの回転制動を開始してから逆転ブレーキに
よる制動を行っている最中にフォーカス制御が不能にな
った時に、前記逆転ブレーキによる制動を止めてショー
トブレーキによる制動に切り換える方法とする。
【0026】請求項11に記載の光ディスク装置のスピ
ンドルモータ制御方法は、記録媒体である光ディスクを
回転駆動するためのスピンドルモータとしてブラシ付直
流モータを用いる光ディスク装置のスピンドルモータ制
御方法であって、前記スピンドルモータの回転を制動す
る方向に駆動する逆転ブレーキから、前記スピンドルモ
ータの両端を短絡しモータ自身が回転することによって
発生する逆起電力を制動力とするショートブレーキに、
ブレーキ方式を切換える前記RFエンベロープ信号の振
幅レベルを設定しておき、前記光ディスクに対して情報
を再生あるいは記録するための光ビームにより、前記光
ディスクからそのピット情報を示すRF信号の交流振幅
信号であるRFエンベロープ信号を生成し、前記生成し
たRFエンベロープ信号の振幅レベルと前記設定したR
Fエンベロープ信号の振幅レベルとを比較して、その比
較結果により、前記生成したRFエンベロープ信号の振
幅レベルのタイミングで、前記ブレーキ方式を前記逆転
ブレーキから前記ショートブレーキに切り換えて、前記
スピンドルモータの回転を停止させる方法とする。
【0027】請求項12に記載の光ディスク装置のスピ
ンドルモータ制御方法は、請求項11に記載の光ディス
ク装置のスピンドルモータ制御方法であって、逆転ブレ
ーキからショートブレーキへ切り換えるRFエンベロー
プ信号の振幅レベルを、あらかじめ測定したRFエンベ
ロープ信号の振幅レベルに応じて変更する方法とする。
【0028】これらの構成および方法によると、従来で
はハードウエアで逆起電力を検出して行っていたブレー
キ終了の判定を、従来から装置に内蔵されているハード
ウエア資源を利用して、ソフトウエア処理で実行可能と
する。
【0029】以下、本発明の実施の形態を示す光ディス
ク装置およびそのスピンドルモータ制御方法について、
図面を参照しながら具体的に説明する。 (実施の形態1)本発明の実施の形態1の光ディスク装
置およびそのスピンドルモータ制御方法を説明する。
【0030】図3は本実施の形態1の光ディスク装置の
構成を示すブロック図である。図3に示す光ディスク装
置では、光ディスク17を回転駆動するためのスピンド
ルモータ(以下、単にモータと表現する)18と、モー
タ18を駆動制御するための制御回路及び駆動回路19
と、光ディスク17に対して情報を再生あるいは記録す
るための光ビームを発射するとともに、その光ビームに
よる光ディスク17からの反射光を検出して電気信号に
変換する信号変換器としての光ピックアップ20と、光
ピックアップ20に対して、その光ビームのフォーカス
が常に光ディスク17の記録面にくるように、光ディス
ク17との距離が一定になるよう制御するフォーカス制
御手段22と、光ディスク17からの反射光の光量に応
じて光ピックアップ20から出力された電気信号を加算
する反射光量加算信号生成回路25と、反射光量加算信
号生成回路25からの反射光量加算信号を用いてフォー
カス外れを検出するフォーカス外れ検出手段30と、フ
ォーカス制御手段22によるフォーカス制御をかけた状
態で、光ピックアップ20から出力された電気信号に基
づいて、光ビームが、光ディスク17上にデータを記録
するために記録面に形成されたトラックを横断したこと
を示すトラッククロス信号を生成するトラッククロス信
号生成回路23と、フォーカス制御手段22によるフォ
ーカス制御をかけた状態で、光ピックアップ20から出
力された電気信号に基づいて、光ビームが、光ディスク
17のトラック上にあるか、あるいはトラック上に無い
かを判別するためのオフトラック信号を生成するオフト
ラック信号生成回路24と、光ディスク17上の任意の
目標トラックへ光ビームを移動するトラック検索で移動
速度を一定に保つ際に、上記のトラッククロス信号また
はオフトラック信号の周期を、測定して検出する周期検
出回路29と、上記のトラッククロス信号またはオフト
ラック信号のパルス数を計測して、光ディスク17にお
ける中心とトラックの中心との偏芯量を検出する偏芯検
出手段26、及びブレーキ方式切換え回転角速度設定手
段27、及びブレーキ方式切換え回転角速度と周期検出
回路29で検出した周期とを比較する周期比較手段28
からなり、それら各手段がその各機能をソフトウエアで
実行するソフトウエア手段S1と、モータ制御回路及び
駆動回路19、およびフォーカス制御手段22に対し
て、それらを機能させるための指令を与えるコントロー
ラ21と、RF信号の交流(AC)信号振幅信号である
RFエンベロープ信号を生成するRFエンベロープ信号
生成回路と、モータ18の回転を制動する方向に駆動す
る逆転ブレーキから、モータ18の両端を短絡しモータ
18自身が回転することによって発生する逆起電力を制
動力とするショートブレーキに、ブレーキ方式を切換え
るタイミングを与える振幅レベルを設定するとともに、
そのブレーキ方式切換え振幅レベルと検出したRFエン
ベロープ信号の振幅レベルとを比較する振幅比較手段と
を有している。
【0031】なお、本実施の形態1の構成では、図1に
おける従来あったモータの逆起電力検出手段(LPF1
2、コンパレータ13)は削除されている。以上のよう
に構成された本実施の形態1の光ディスク装置におい
て、光ディスクの通常再生状態からスピンドルモータ停
止状態への処理フローを図4に示す。
【0032】図4に示すように、光ディスク17上のト
ラックに光ビームを追従させるトラッキング制御を停止
させ(ステップ31)、光ディスク17に対するフォー
カス制御をかけた状態で、逆転ブレーキ駆動を出力し
て、スピンドルモータ18の回転を制動する方向に駆動
する逆転ブレーキ処理を開始する(ステップ32)。
【0033】その後、フォーカス制御に対してフォーカ
スサーボ外れ状態の検出判定(ステップ33)で、上記
のようにフォーカス制御がかかった状態(NO)である
ので、現在のトラッククロス信号の周期(あるいは任意
に決めた一定時間当たりの周期数(パルス数))を測定
して取得し(ステップ34)、その測定周期(あるいは
任意に決めた一定時間当たりの周期数(パルス数))か
ら得られたスピンドルモータ18の回転角速度と任意に
設定したブレーキ方式切換え回転角速度との比較判定
(ステップ35)で、測定周期(あるいは任意に決めた
一定時間当たりの周期数(パルス数))によるスピンド
ルモータ18の回転角速度が、ブレーキ方式切換え回転
角速度の設定値を通過したとき(YES)には、逆転ブ
レーキ駆動出力停止(ステップ36)を行ない、代わり
に、スピンドルモータ18の両端を短絡し、その状態で
モータ自身が回転することによって発生する逆起電力を
制動力とするショートブレーキの開始(ステップ37)
に切り換えることにより、スピンドルモータ18の回転
停止を行なう。
【0034】次に、スピンドルモータ18の回転角速度
におけるブレーキ方式切換え回転角速度の検出方法につ
いて、図7を用いて説明する。図7は本実施の形態1の
光ディスク装置において、スピンドルモータの回転角速
度におけるブレーキ方式切換え回転角速度の検出方法を
示すタイムチャートである。
【0035】光ディスク装置においては、通常、スピン
ドルモータの回転の中心と、例えば光ディスク上の同心
円状のトラックの中心との位置がずれる偏芯成分が存在
するため、フォーカス制御をかけた状態で、光ビーム
が、光ディスク17上にデータを記録するために記録面
に形成されたトラック上を横断することにより、光ピッ
クアップ20から出力された電気信号に基づいてトラッ
ククロス信号50が得られる。このトラッククロス信号
50は、光ビームが、光ディスク17上の記録面に形成
されたトラックを横断したことを示す。
【0036】通常、光ディスク自体の偏芯が無くても、
光ディスクを乗せてスピンドルモータの駆動力で回転す
るターンテーブル上にあって光ディスクの位置を決定す
る位置決め手段の中心自体が回転の中心からずれたり、
スピンドルモータの軸ブレ等により、偏芯成分が存在
し、偏芯成分が全く無いということは有りえない。ここ
では、上記の光ディスク単体以外の偏芯成分も含め、そ
れらの偏芯成分をまとめて光ディスクの偏芯成分と称
す。
【0037】仮に上記の偏芯量を一定として、光ディス
クの回転角速度が時間経過により遅く(単位時間当たり
の回転角度が小さく)なれば、トラッククロス信号50
の周期が遅く(長く)なり、単位時間当たりの周期数が
小さく(少なく)なることを利用し、逆転ブレーキ信号
51による逆転ブレーキ駆動にて制動中に、トラックク
ロス信号50の周期数を例えば光ディスク回転時の一定
時間計測し、その周期数から得られたモータの回転角速
度が、予め設定したブレーキ方式切換え回転角速度53
より以下になれば、その通過時点でショートブレーキ信
号52によるショートブレーキ駆動に切り換えてモータ
の回転を止める。この時、トラッククロス信号50の周
期数を検出する時間間隔は、光ディスク回転時で任意に
決めた一定時間間隔であれば、どのような値でも同様の
効果が得られることは言うまでもない。 (実施の形態2)本発明の実施の形態2の光ディスク装
置およびそのスピンドルモータ制御方法を説明する。
【0038】本実施の形態2における光ディスク装置の
構成は、図3に示した実施の形態1の場合の構成と同一
である。なお、本実施の形態2の構成では、実施の形態
1の場合と同様に、図1における従来あったモータの逆
起電力検出手段(LPF12、コンパレータ13)は削
除されている。
【0039】以上のような本実施の形態2の光ディスク
装置において、光ディスクの通常再生状態からスピンド
ルモータ停止状態への処理フローを図4に示す。図4に
示すように、光ディスク17上のトラックに光ビームを
追従させるトラッキング制御を停止させ(ステップ3
1)、光ディスク17に対するフォーカス制御をかけた
状態で、逆転ブレーキ駆動を出力して、スピンドルモー
タ18の回転を制動する方向に駆動する逆転ブレーキ処
理を開始する(ステップ32)。
【0040】その後、フォーカス制御に対してフォーカ
スサーボ外れ状態の検出判定(ステップ33)で、上記
のようにフォーカス制御がかかった状態(NO)である
ので、現在のオフトラック信号の周期(あるいは任意に
決めた一定時間当たりの周期数(パルス数))を測定し
て取得し(ステップ34)、その測定周期(あるいは任
意に決めた一定時間当たりの周期数(パルス数))から
得られたスピンドルモータ18の回転角速度と任意に設
定したブレーキ方式切換え回転角速度との比較判定(ス
テップ35)で、測定周期(あるいは任意に決めた一定
時間当たりの周期数(パルス数))によるスピンドルモ
ータ18の回転角速度が、ブレーキ方式切換え回転角速
度の設定値を通過したとき(YES)には、逆転ブレー
キ駆動出力停止(ステップ36)を行ない、代わりに、
スピンドルモータ18の両端を短絡し、その状態でモー
タ自身が回転することによって発生する逆起電力を制動
力とするショートブレーキの開始(ステップ37)に切
り換えることにより、スピンドルモータ18の回転停止
を行なう。
【0041】このように、本実施の形態2の場合では、
ブレーキ方式切換え回転角速度35の検出の際にオフト
ラック信号を用いる点が、実施の形態1の場合と異なる
点である。
【0042】次に、スピンドルモータ18の回転角速度
におけるブレーキ方式切換え回転角速度の検出方法につ
いて、図7を用いて説明する。図7は本実施の形態2の
光ディスク装置において、スピンドルモータの回転角速
度におけるブレーキ方式切換え回転角速度の検出方法を
示すタイムチャートでもある。
【0043】光ディスク装置においては、通常、スピン
ドルモータの回転の中心と、例えば光ディスク上の同心
円状のトラックの中心との位置がずれる偏芯成分が存在
するため、フォーカス制御をかけた状態で、光ピックア
ップ20から出力された電気信号に基づいて、光ビーム
が、光ディスク17のトラック上にあるか、あるいはト
ラック上に無いかを判別するためのオフトラック信号4
9が得られる。このオフトラック信号49は、光ビーム
が、光ディスク17のトラック上にあるか、あるいはト
ラック上に無いかを示す。
【0044】通常、光ディスク自体の偏芯が無くても、
光ディスクを乗せてスピンドルモータの駆動力で回転す
るターンテーブル上にあって光ディスクの位置を決定す
る位置決め手段の中心自体が回転の中心からずれたり、
スピンドルモータの軸ブレ等により、偏芯成分が存在
し、偏芯成分が全く無いということは有りえない。ここ
では、上記の光ディスク単体以外の偏芯成分も含め、そ
れらの偏芯成分をまとめて光ディスクの偏芯成分と称
す。
【0045】仮に上記の偏芯量を一定として、光ディス
クの回転角速度が時間経過により遅く(単位時間当たり
の回転角度が小さく)なれば、オフトラック信号49の
周期が遅く(長く)なり、単位時間当たりの周期数が小
さく(少なく)なることを利用し、逆転ブレーキ信号5
1による逆転ブレーキ駆動にて制動中に、オフトラック
信号49の周期数を例えば光ディスク回転時の一定時間
計測し、その周期数から得られたモータの回転角速度
が、予め設定したブレーキ方式切換え回転角速度53よ
り以下になれば、その通過時点でショートブレーキ信号
52によるショートブレーキ駆動に切り換えてモータの
回転を止める。この時、オフトラック信号49の周期数
を検出する時間間隔は、光ディスク回転時で任意に決め
た一定時間間隔であれば、どのような値でも同様の効果
が得られることは言うまでもない。(実施の形態3)本
発明の実施の形態3の光ディスク装置およびそのスピン
ドルモータ制御方法を説明する。
【0046】本実施の形態3における光ディスク装置の
構成は、図3に示した実施の形態1および実施の形態2
の場合の構成と同一である。なお、本実施の形態3の構
成では、実施の形態1および実施の形態2の場合と同様
に、図1における従来あったモータの逆起電力検出手段
(LPF12、コンパレータ13)は削除されている。
【0047】以上のような光ディスク装置において、光
ディスクの偏芯成分によるモータ制動時間への影響につ
いて、図6および図7を用いて以下に説明する。図6は
光ディスクの偏芯成分による光ピックアップからの出力
波形への影響を示す波形図であり、図6(a)は偏芯量
が大きい場合、つまり、光ディスクの1回転分の時間に
光ビームが横切るトラックの本数が多い場合を示し、図
6(b)は図6(a)の場合に比べて偏芯量が小さい場
合、つまり、光ディスクの1回転分の時間に光ビームが
横切るトラックの本数が、図6(a)の場合に比べて少
ない場合を示す。
【0048】図6に示すように、フォーカス制御をかけ
た状態において、光ディスクの偏芯量の影響を受け、任
意の位置の光ビームが光ディスクの一回転分の時間中に
トラックを跨ぐ本数が異なり、トラッククロス信号4
4、47、オフトラック信号45、48の周期は、それ
ぞれ変化する。図6(b)では、図6(a)の場合に比
べて偏芯量が小さいため、トラッククロス信号47、オ
フトラック信号48の周期は、それぞれトラッククロス
信号44、オフトラック信号45の周期より長くなって
おり、光ディスクの一回転分の時間中における周期数に
ついては、少なくなっている。
【0049】図7は光ディスクの偏芯成分によるモータ
制動時間への影響を示すタイムチャートである。図7に
示すように、モータの回転角速度(単位時間当たりの回
転角度であり、単位時間当たりの回転数でもある)にお
いて、偏芯量が小さい場合は、オフトラック信号49、
およびトラッククロス信号50ともに周期が長くなり
(図6(b)にも示す)、ブレーキ方式切換え回転角速
度53の検出が早く制動時間が長くなり、偏芯量が大き
い場合は、オフトラック信号49、およびトラッククロ
ス信号50ともに周期が短くなり(図6(a)にも示
す)、ブレーキ方式切換え回転角速度53の検出が遅く
なり制動時間は短くなる。
【0050】以上のように、ブレーキ方式切換え回転角
速度53に対する検出タイミングが、偏芯の影響を受け
るため、図5のブレーキ方式切換え回転角速度設定フロ
ーに示すように、光ビーム点灯処理(ステップ38)、
スピンドルモータ回転処理(ステップ39)、フォーカ
ス制御開始処理(ステップ40)によりフォーカス制御
状態とし、このフォーカス制御状態で予めディスク半回
転あるいは半回転の整数倍回転する間に、光ビームがト
ラックを横切った本数に基づいて、偏芯量測定処理(ス
テップ41)において光ディスクの偏芯量を測定し、ブ
レーキ方式切換え角速度設定処理(ステップ42)にお
いて、ブレーキ方式切換え回転角速度53を変更する。
【0051】本実施の形態3では、光ディスクの偏芯量
を検出し、検出した偏芯量を用いてブレーキ方式切換え
回転角速度を変更する点が、実施の形態1及び実施の形
態2、実施の形態4と異なる。
【0052】このブレーキ方式切換え回転角速度の変更
については、偏芯量が大きい場合には、回転角速度が速
くなるためブレーキ方式切換え回転角速度を高く設定
し、偏芯量が小さい場合には、回転角速度が遅くなるた
めブレーキ方式切換え回転角速度を低く設定する。この
際の具体的な対応式については、偏芯量とブレーキ方式
切換え回転角速度との関係を示す特性データより算出す
る。 (実施の形態4)本発明の実施の形態4の光ディスク装
置およびそのスピンドルモータ制御方法を説明する。
【0053】本実施の形態4における光ディスク装置の
構成は、図3に示した実施の形態1および実施の形態2
および実施の形態3の場合の構成と同一である。なお、
本実施の形態4の構成では、実施の形態1および実施の
形態2および実施の形態3の場合と同様に、図1におけ
る従来あったモータの逆起電力検出手段(LPF12、
コンパレータ13)は削除されている。
【0054】以上のような光ディスク装置において、光
ピックからの反射光量が任意の閾値以下になった場合に
ついて、図8を用いて以下に説明する。スピンドルモー
タの回転制動を開始してから、逆転ブレーキ信号55を
用いて逆転ブレーキ駆動による制動を行っている最中
に、図8に示すように、光ピックアップ20からの反射
光量(反射光量信号54)が任意の閾値(フォーカス外
れ検出閾値59)以下になった場合、フォーカス制御不
能と判断する。
【0055】このような状態に移行した場合、オフトラ
ック信号57、トラッククロス信号58ともに生成不可
能で、本来のオフトラック信号57、トラッククロス信
号58と異なる信号が出ているため、制動方式を強制的
に、逆転ブレーキ信号55による逆転ブレーキ駆動から
ショートブレーキ信号56によるショートブレーキ駆動
に切り換えて、スピンドルモータの回転停止を行なう。
【0056】本実施の形態4では、フォーカス制御不能
の判断結果により、ブレーキ方式を切り換る点で、実施
の形態1及び実施の形態2、実施の形態3と異なる。な
お、上記の各実施の形態においては、トラッククロス信
号あるいはオフトラック信号の周期によりモータ回転角
速度を検出するような構成および方法としたが、RFエ
ンベロープ信号によりモータ回転角速度を検出するよう
な構成および方法とすることも可能である。
【0057】以下、RFエンベロープ信号によりモータ
回転角速度を検出するような構成および方法について、
図面を参照しながら説明する。なお、構成については、
上記の各実施の形態と同じであるので、ここでの説明は
省略する。
【0058】まず、本実施の形態の光ディスク装置にお
いて、光ディスクの通常再生状態からスピンドルモータ
停止状態への処理フローを図9に示す。図9に示すよう
に、光ディスク17上のトラックに光ビームを追従させ
るトラッキング制御を停止させ(ステップ31)、光デ
ィスク17に対するフォーカス制御をかけた状態で、逆
転ブレーキ駆動を出力して、スピンドルモータ18の回
転を制動する方向に駆動する逆転ブレーキ処理を開始す
る(ステップ32)。
【0059】その後、フォーカス制御に対してフォーカ
スサーボ外れ状態の検出判定(ステップ33)で、上記
のようにフォーカス制御がかかった状態(NO)である
ので、現在のRFエンベロープ信号の振幅を測定して取
得し(ステップ91)、測定信号の振幅がブレーキ方式
切換え振幅レベルになったとき(YES)には(ステッ
プ92)、逆転ブレーキ駆動出力停止(ステップ36)
を行ない、代わりに、スピンドルモータ18の両端を短
絡し、その状態でモータ自身が回転することによって発
生する逆起電力を制動力とするショートブレーキの開始
(ステップ37)に切り換えることにより、スピンドル
モータ18の回転停止を行なう。
【0060】次に、スピンドルモータ18の回転角速度
におけるブレーキ方式切換え回転角速度の設定方法につ
いて、図面を用いて説明する。図10は本実施の形態の
光ディスク装置において、スピンドルモータの回転角速
度におけるブレーキ方式切換え回転角速度の設定方法を
示すフローチャートである。
【0061】図11および図12に示すように、フォー
カス制御をかけた状態で光ディスク17からの反射光よ
り生成したRFエンベロープ信号121は、光ディスク
17が回転しておりピットの有り無しに応じて光ビーム
の反射光量信号54に示すような明暗が発生することに
より生成される。
【0062】このRFエンベロープ信号121は、光デ
ィスク17の回転角速度122が遅くなれば、それに比
例して振幅が減少することを利用して、光ディスク17
の周期数から得られたモータ18の回転角速度122
が、予め設定したブレーキ方式切換え回転角速度123
より以下になれば、その通過時点で逆転ブレーキ信号5
5からショートブレーキ信号56によるショートブレー
キ駆動に切り換えて、モータ18の回転停止を行ってい
る。
【0063】この際に、図10に示すように、まず、光
ビームを点灯し(ステップ38)、モータを回転(ステ
ップ39)した状態で、フォーカス制御によりフォーカ
スUP/DN(アップ/ダウン)(ステップ101)し
て予め測定したRFエンベロープ信号121(ステップ
102)の振幅レベルに応じて、ブレーキ方式切換え振
幅レベルを演算し、その演算値にブレーキ方式切換え振
幅レベルの設定値を変更する(ステップ103)。
【0064】このブレーキ方式切換え振幅レベルの設定
値の変更については、予め測定しておいたRFエンベロ
ープ信号の振幅レベルが大きい場合には、ブレーキ方式
切換え振幅レベルを高く設定し、予め測定しておいたR
Fエンベロープ信号の振幅レベルが小さい場合には、ブ
レーキ方式切換え振幅レベルを低く設定する。この際の
具体的な演算式については、ピックアップ等の物理的お
よび電気的特性により変わるので、実際のRFエンベロ
ープ信号の振幅レベルとブレーキ方式切換え振幅レベル
との関係を示す特性データより演算式を生成する。
【0065】以上の方法により、光ディスク17の反射
率、感度差、測定誤差等によりブレーキ方式切換え振幅
レベルの検出精度の低下を防ぐことができる。
【0066】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、従来では
ハードウエアで逆起電力を検出して行っていたブレーキ
終了の判定を、従来から装置に内蔵されているハードウ
エア資源を利用して、ソフトウエア処理で実行すること
ができる。
【0067】そのため、スピンドルモータの回転を停止
させる際、逆回転状態に移行することなく、短時間で確
実にスピンドルモータを停止させることができる。ま
た、従来方式のような逆起電力を検出してモータに対す
る制動電圧を制御する必要がなく、既存回路を用いて実
現できるため、モータの逆起電力を検出する回路を削減
することができ、より安価な装置を実現することができ
る。
【0068】また、スピンドルモータの回転を停止させ
る際、光ディスクの偏芯の影響を受けずに、より短時間
で確実にスピンドルモータを停止させることができる。
また、光ディスクの通常再生状態からスピンドルモータ
を停止させる時に、例えば外的に与えられた振動等によ
りフォーカス制御が不能になったときにでも、逆回転状
態に移行することなく短時間で確実にスピンドルモータ
を停止させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の光ディスク装置の構成を示すブロック図
【図2】同従来例の光ディスク装置のスピンドルモータ
制御方法を示すタイムチャート
【図3】本発明の各実施の形態の光ディスク装置の構成
を示すブロック図
【図4】本発明の実施の形態1、2の光ディスク装置に
おけるスピンドルモータ停止処理を示すフローチャート
【図5】本発明の実施の形態3の光ディスク装置におけ
るスピンドルモータのブレーキ方式切換え回転角速度設
定処理を示すフローチャート
【図6】同実施の形態3の光ディスク装置におけるディ
スク偏芯成分のトラッククロス信号およびオフトラック
信号への影響を示す波形図
【図7】本発明の実施の形態1、2、3の光ディスク装
置においてスピンドルモータの回転角速度におけるブレ
ーキ方式切換え回転角速度の検出方法およびディスク偏
芯成分のモータ制動時間への影響を示す波形図
【図8】本発明の実施の形態4の光ディスク装置のスピ
ンドルモータ制御方法を示すタイムチャート
【図9】本発明の他の実施の形態の光ディスク装置にお
けるスピンドルモータ停止処理を示すフローチャート
【図10】同他の実施の形態の光ディスク装置における
スピンドルモータのブレーキ方式切換え回転角速度設定
処理を示すフローチャート
【図11】同他の実施の形態の光ディスク装置における
RFエンベロープ信号の説明図
【図12】同他の実施の形態の光ディスク装置のスピン
ドルモータ制御方法を示すタイムチャート
【符号の説明】
1 光ディスク 2 モータ 3 制御回路及び駆動回路 4 光ピックアップ 5 フォーカス制御手段 6 コントローラ 7 トラッククロス信号生成回路 8 オフトラック信号生成回路 9 反射光量加算信号生成回路 10 周期検出回路 11 フォーカス外れ検出手段 12 LPF 13 コンパレータ 14 モータ電圧 15 逆転ブレーキ信号 16 ショートブレーキ信号 17 光ディスク 18 モータ 19 制御回路及び駆動回路 20 光ピックアップ 21 コントローラ 22 フォーカス制御手段 23 トラッククロス信号生成回路 24 オフトラック信号生成回路 25 反射光量加算信号生成回路 26 偏芯検出手段 27 ブレーキ方式切換え回転角速度設定手段 28 周期比較手段 29 周期検出回路 30 フォーカス外れ検出手段 31 トラッキング制御停止ステップ 32 逆転ブレーキ駆動出力開始ステップ 33 フォーカスサーボ外れ検出判定ステップ 34 現在周期取得ステップ 35 測定周期>ブレーキ方式切換え回転角速度判定
ステップ 36 逆転ブレーキ駆動出力停止ステップ 37 ショートブレーキ開始ステップ 38 光ビーム点灯ステップ 39 スピンドルモータ回転ステップ 40 フォーカス制御開始ステップ 41 偏芯量測定ステップ 42 ブレーキ方式切換え回転角速度設定ステップ 43 トラッキングエラー信号 44 トラッククロス信号 45 オフトラック信号 46 トラッキングエラー信号 47 トラッククロス信号 48 オフトラック信号 49 オフトラック信号 50 トラッククロス信号 51 逆転ブレーキ信号 52 ショートブレーキ信号 53 ブレーキ方式切換え回転角速度 54 反射光量信号 55 逆転ブレーキ信号 56 ショートブレーキ信号 57 オフトラック信号 58 トラッククロス信号 59 フォーカス外れ検出閾値 91 現在RFエンベロープ振幅取得ステップ 92 RF測定振幅>ブレーキ方式切換え振幅レベル
検出ステップ 101 フォーカスUPDNステップ 102 RFエンベロープ信号振幅測定ステップ 103 ブレーキ方式切換え信号振幅レベル設定ステ
ップ 121 RFエンベロープ信号 122 モータ回転角速度 123 ブレーキ方式切換え閾値 301 RFエンベロープ信号生成回路 302 ブレーキ方式切換え振幅レベル設定手段 303 振幅比較手段

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体である光ディスクを回転駆動す
    るためのスピンドルモータとしてブラシ付直流モータを
    用いる光ディスク装置において、前記光ディスクに対し
    て情報を再生あるいは記録するための光ビームが、前記
    光ディスクに対するフォーカス制御をかけた状態で、前
    記光ディスクの情報記録用のトラックを横断したことを
    示すトラッククロス信号を生成するトラッククロス信号
    生成手段と、前記トラッククロス信号生成手段からのト
    ラッククロス信号の周期を検出する周期検出手段と、前
    記周期検出手段により検出した前記トラッククロス信号
    の周期に基づいて、ソフトウエア処理により、前記スピ
    ンドルモータをその回転を制動する方向に駆動する逆転
    ブレーキから、前記スピンドルモータをその両端を短絡
    してモータ自身が回転することによって発生する逆起電
    力により制動するショートブレーキに切り換えるタイミ
    ングとなる前記光ディスクの回転角速度を決定するソフ
    トウエア手段と、前記ソフトウエア手段により決定した
    回転角速度のタイミングで前記逆転ブレーキから前記シ
    ョートブレーキに切り換えて、前記スピンドルモータの
    回転を停止させる停止手段とを備えたことを特徴とする
    光ディスク装置。
  2. 【請求項2】 記録媒体である光ディスクを回転駆動す
    るためのスピンドルモータとしてブラシ付直流モータを
    用いる光ディスク装置において、前記光ディスクに対し
    て情報を再生あるいは記録するための光ビームが、前記
    光ディスクに対するフォーカス制御をかけた状態で、前
    記光ディスクの情報記録用のトラック上にあるか、ある
    いは前記トラック上に無いかを示すオフトラック信号を
    生成するオフトラック信号生成手段と、前記オフトラッ
    ク信号生成手段からのオフトラック信号の周期を検出す
    る周期検出手段と、前記周期検出手段により検出した前
    記オフトラック信号の周期に基づいて、ソフトウエア処
    理により、前記スピンドルモータをその回転を制動する
    方向に駆動する逆転ブレーキから、前記スピンドルモー
    タをその両端を短絡してモータ自身が回転することによ
    って発生する逆起電力により制動するショートブレーキ
    に切り換えるタイミングとなる前記光ディスクの回転角
    速度を決定するソフトウエア手段と、前記ソフトウエア
    手段により決定した回転角速度のタイミングで前記逆転
    ブレーキから前記ショートブレーキに切り換えて、前記
    スピンドルモータの回転を停止させる停止手段とを備え
    たことを特徴とする光ディスク装置。
  3. 【請求項3】 逆転ブレーキからショートブレーキに切
    り換えるタイミングとなる光ディスクの回転角速度を、
    あらかじめ測定した光ディスクの偏芯量に応じて変更す
    る手段を設けたことを特徴とする請求項1または請求項
    2に記載の光ディスク装置。
  4. 【請求項4】 スピンドルモータの回転制動を開始して
    から逆転ブレーキによる制動を行っている最中にフォー
    カス制御が不能になった時に、前記逆転ブレーキによる
    制動を止めてショートブレーキによる制動に切り換える
    手段を設けたことを特徴とする請求項1から請求項3の
    いずれかに記載の光ディスク装置。
  5. 【請求項5】 記録媒体である光ディスクを回転駆動す
    るためのスピンドルモータとしてブラシ付直流モータを
    用いる光ディスク装置において、前記光ディスクに対し
    て情報を再生あるいは記録するための光ビームにより、
    前記光ディスクからそのピット情報を示すRF信号の交
    流振幅信号であるRFエンベロープ信号を生成するRF
    エンベロープ信号生成手段と、前記スピンドルモータを
    その回転を制動する方向に駆動する逆転ブレーキから、
    前記スピンドルモータをその両端を短絡してモータ自身
    が回転することによって発生する逆起電力により制動す
    るショートブレーキに切り換えるタイミングとなる前記
    RFエンベロープ信号の振幅レベルを設定するブレーキ
    方式切換え振幅レベル設定手段と、前記RFエンベロー
    プ信号生成手段からのRFエンベロープ信号の振幅レベ
    ルを、前記ブレーキ方式切換え振幅レベル設定手段に設
    定したRFエンベロープ信号の振幅レベルと比較する振
    幅比較手段と、前記振幅比較手段の比較結果に基づい
    て、前記ブレーキ方式切換え振幅レベル設定手段により
    設定した前記RFエンベロープ信号の振幅レベルのタイ
    ミングで、前記逆転ブレーキから前記ショートブレーキ
    に切り換えて、前記スピンドルモータの回転を停止させ
    る停止手段とを備えたことを特徴とする光ディスク装
    置。
  6. 【請求項6】 逆転ブレーキからショートブレーキに切
    り換えるタイミングとなるRFエンベロープ信号の振幅
    レベルを、あらかじめ測定したRFエンベロープ信号の
    振幅レベルに応じて変更する手段を設けたことを特徴と
    する請求項5に記載の光ディスク装置。
  7. 【請求項7】 記録媒体である光ディスクを回転駆動す
    るためのスピンドルモータとしてブラシ付直流モータを
    用いる光ディスク装置のスピンドルモータ制御方法であ
    って、前記光ディスクに対して情報を再生あるいは記録
    するための光ビームが、前記光ディスクに対するフォー
    カス制御をかけた状態で、前記光ディスクの情報記録用
    のトラックを横断したことを示すトラッククロス信号を
    生成し、前記トラッククロス信号の周期を検出し、その
    周期に基づいて、前記スピンドルモータをその回転を制
    動する方向に駆動する逆転ブレーキから、前記スピンド
    ルモータをその両端を短絡してモータ自身が回転するこ
    とによって発生する逆起電力により制動するショートブ
    レーキに切り換えるタイミングとなる前記光ディスクの
    回転角速度を決定し、その回転角速度のタイミングで前
    記逆転ブレーキから前記ショートブレーキに切り換え
    て、前記スピンドルモータの回転を停止することを特徴
    とする光ディスク装置のスピンドルモータ制御方法。
  8. 【請求項8】 記録媒体である光ディスクを回転駆動す
    るためのスピンドルモータとしてブラシ付直流モータを
    用いる光ディスク装置のスピンドルモータ制御方法であ
    って、前記光ディスクに対して情報を再生あるいは記録
    するための光ビームが、前記光ディスクに対するフォー
    カス制御をかけた状態で、前記光ディスクの情報記録用
    のトラック上にあるか、あるいは前記トラック上に無い
    かを示すオフトラック信号を生成し、前記オフトラック
    信号の周期を検出し、その周期に基づいて、前記スピン
    ドルモータをその回転を制動する方向に駆動する逆転ブ
    レーキから、前記スピンドルモータをその両端を短絡し
    てモータ自身が回転することによって発生する逆起電力
    により制動するショートブレーキに切り換えるタイミン
    グとなる前記光ディスクの回転角速度を決定し、その回
    転角速度のタイミングで前記逆転ブレーキから前記ショ
    ートブレーキに切り換えて、前記スピンドルモータの回
    転を停止することを特徴とする光ディスク装置のスピン
    ドルモータ制御方法。
  9. 【請求項9】 逆転ブレーキからショートブレーキに切
    り換えるタイミングとなる光ディスクの回転角速度を、
    あらかじめ測定した光ディスクの偏芯量に応じて変更す
    ることを特徴とする請求項7または請求項8に記載の光
    ディスク装置のスピンドルモータ制御方法。
  10. 【請求項10】 スピンドルモータの回転制動を開始し
    てから逆転ブレーキによる制動を行っている最中にフォ
    ーカス制御が不能になった時に、前記逆転ブレーキによ
    る制動を止めてショートブレーキによる制動に切り換え
    ることを特徴とする請求項7から請求項9のいずれかに
    記載の光ディスク装置のスピンドルモータ制御方法。
  11. 【請求項11】 記録媒体である光ディスクを回転駆動
    するためのスピンドルモータとしてブラシ付直流モータ
    を用いる光ディスク装置のスピンドルモータ制御方法で
    あって、前記スピンドルモータの回転を制動する方向に
    駆動する逆転ブレーキから、前記スピンドルモータの両
    端を短絡しモータ自身が回転することによって発生する
    逆起電力を制動力とするショートブレーキに、ブレーキ
    方式を切換える前記RFエンベロープ信号の振幅レベル
    を設定しておき、前記光ディスクに対して情報を再生あ
    るいは記録するための光ビームにより、前記光ディスク
    からそのピット情報を示すRF信号の交流振幅信号であ
    るRFエンベロープ信号を生成し、前記生成したRFエ
    ンベロープ信号の振幅レベルと前記設定したRFエンベ
    ロープ信号の振幅レベルとを比較して、その比較結果に
    より、前記生成したRFエンベロープ信号の振幅レベル
    のタイミングで、前記ブレーキ方式を前記逆転ブレーキ
    から前記ショートブレーキに切り換えて、前記スピンド
    ルモータの回転を停止させることを特徴とする光ディス
    ク装置のスピンドルモータ制御方法。
  12. 【請求項12】 逆転ブレーキからショートブレーキへ
    切り換えるRFエンベロープ信号の振幅レベルを、あら
    かじめ測定したRFエンベロープ信号の振幅レベルに応
    じて変更することを特徴とする請求項11に記載の光デ
    ィスク装置のスピンドルモータ制御方法。
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