JP2003123069A - 画像処理方法 - Google Patents

画像処理方法

Info

Publication number
JP2003123069A
JP2003123069A JP2001317631A JP2001317631A JP2003123069A JP 2003123069 A JP2003123069 A JP 2003123069A JP 2001317631 A JP2001317631 A JP 2001317631A JP 2001317631 A JP2001317631 A JP 2001317631A JP 2003123069 A JP2003123069 A JP 2003123069A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
input
image
image data
flip
flop
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2001317631A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuhiro Kitakado
克浩 北門
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Noritsu Koki Co Ltd
Original Assignee
Noritsu Koki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Noritsu Koki Co Ltd filed Critical Noritsu Koki Co Ltd
Priority to JP2001317631A priority Critical patent/JP2003123069A/ja
Publication of JP2003123069A publication Critical patent/JP2003123069A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Image Processing (AREA)
  • Facsimile Image Signal Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 コントラスト補正の画像処理速度を向上する
ことを目的とする。 【解決手段】 入力画像の画像データを設定データ変換
条件より変換して前記入力画像のコントラスト補正を行
う画像処理方法において、入力画像の画像データを夫々
複数画素を有する複数のブロックに分割し、各ブロック
を代表する画像データに基づいて前記設定データ変換条
件を求める。従って、処理対象となる画素数が減じられ
て、処理速度を向上させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、入力画像の画像デ
ータを設定データ変換条件より変換して前記入力画像の
コントラスト補正を行う画像処理方法に関する。 【0002】 【従来の技術】従来、入力画像のコントラスト補正は、
入力画像の全ての画素の画像データに基づいて、例えば
ヒストグラム平坦化等の手法によってコントラスト補正
をするための設定データ変換条件を求めていた。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来構成では、種々の画像入力デバイスの高品質化に伴っ
て処理すべき画素数が増大し、画像処理の処理速度が著
しく低下してしまうようになった。本発明は、かかる実
情に鑑みてなされたものであって、その目的は、コント
ラスト補正の画像処理速度を向上することを目的とす
る。 【0004】 【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、入力画像の画像データを設定データ変換条件より変
換して前記入力画像のコントラスト補正を行う画像処理
方法において、入力画像の画像データを夫々複数画素を
有する複数のブロックに分割し、各ブロックを代表する
画像データに基づいて前記設定データ変換条件を求め
る。従って、処理対象となる画素数が減じられて、処理
速度を向上させることができる。 【0005】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。本実施の形態の写真プリントシス
テムDPは、いわゆるデジタルミニラボ機として知られ
ているものであり、図4に外観を示すように、現像処理
済みの写真フィルム1(以下、単に「フィルム1」と略
称する)やメモリーカード,MOあるいはCD−R等か
ら写真プリントを作製するための画像データを入力する
画像入力装置IRと、画像入力装置IRにて入力した画
像データを印画紙2に露光処理する露光・現像装置EP
とから構成されている。 【0006】〔画像入力装置IRの概略構成〕画像入力
装置IRには、図3に概略的に示すように、フィルム1
の駒画像を読み取るフィルムスキャナ3と、メモリーリ
ーダ,MOドライブ及びCD−Rドライブ等を備えた外
部入出力装置4と、汎用小型コンピュータシステムにて
構成されてフィルムスキャナ3や外部入出力装置4の制
御のほか写真プリントシステムDP全体の管理を実行す
る主制御装置6とが備えられ、更に、主制御装置6に
は、仕上がりプリント画像をシミュレートしたシミュレ
ート画像や各種の制御用の情報を表示するモニタ6a
と、露光条件の手動設定等や制御情報の入力操作をする
ための操作卓6bとが接続されている。 【0007】フィルムスキャナ3は、ハロゲンランプ1
0と、ハロゲンランプ10から出射した光の色バランス
を調整するための調光フィルタ11と、調光フィルタ1
1を通過した光を均等に混色するミラートンネル12
と、搬送機構13aや図示を省略するフィルムマスク等
が備えられてフィルム1を所定の読取り位置に位置させ
るフィルムマスクユニット13と、フィルム1の駒画像
を光電変換するためのCCDラインセンサユニット14
と、フィルム1の画像をCCDラインセンサユニット1
4上に結像させるためのレンズ15と、光路を90度屈
曲させるためのミラー16と、CCDラインセンサユニ
ット14の出力信号を増幅及びA/D変換等する処理回
路17と、フィルムスキャナ3全体の制御を行う読取制
御装置18とが設けられている。 【0008】CCDラインセンサユニット14は、約5
000個のCCD素子をフィルム1の幅方向に配列した
CCDラインセンサを3列に並べて備えており、各CC
Dラインセンサの受光面には夫々赤色、緑色、青色のカ
ラーフィルタが形成されて、フィルム1の駒画像を色分
解して検出する。読取制御装置18は、主制御装置6か
らの読取指令に基づいて、フィルムマスクユニット13
にセットされたフィルム1の搬送移動を開始させると共
に、処理回路17から出力されるそのフィルム1の駒画
像の画像データを主制御装置6へ出力する。 【0009】図1に示すように、主制御装置6には、フ
ィルムスキャナ3から入力された画像データをモザイク
処理するモザイク処理部40と、モザイク処理部40を
制御するモザイク処理制御部44と、各種の画像処理を
行う画像処理部42と、画像処理部42にて処理された
画像データを記憶する出力画像メモリ43とが備えら
れ、フィルムスキャナ3から入力された画像データを写
真プリントの作製に適した画像に画像処理して出力画像
メモリ43に記憶する。出力画像メモリ43に記憶され
た画像データは、必要に応じて操作者の指示入力により
濃度補正等を行った後に露光・現像装置EPで露光処理
するための露光用画像データに変換して出力される。 【0010】画像処理部42では、濃度補正,シャープ
ネス補正及びコントラスト補正等の補正処理が行われ、
そのために、濃度補正部50,シャープネス補正部51
及びコントラスト補正部52等が後述のようにソフトウ
ェアで構成されている。これらのうち、コントラスト補
正部52は、いわゆるヒストグラム平坦化によってコン
トラストの補正処理を実行するのであるが、全ての画素
の画像データによってヒストグラムを作製するのではな
く、処理するデータ数を減じてヒストグラムを作製す
る。すなわち、モザイク処理部40にて、フィルムスキ
ャナ3から入力された画像を縦横に複数のブロックに分
割し、各ブロック毎に、そのブロックに属する画素を代
表する画像データ(具体的には、平均データ)を求める
モザイク処理を行い、モザイク処理後の画像データによ
ってヒストグラムを作製することで、演算処理の高速化
を図っている。 【0011】モザイク処理部40には、図1に示すよう
に、各ブロックを代表する画像データを求めるモザイク
処理の主要部を実行するモザイク生成部60と、モザイ
ク生成部60の処理過程において画像データを一時的に
保存する中間バッファ61及びモザイクバッファ62
と、フィルムスキャナ3から入力された画像データを一
時的に保持するFIFOメモリ63と、フィルムスキャ
ナ3から入力されたオリジナルの画像データとモザイク
生成部60にてモザイク処理された画像データとの両方
を記憶する入力画像メモリ64とが主要部として備えら
れている。このうち、モザイク生成部60は論理回路
(より具体的にはPLD)にて構成されてハードウェア
にてモザイク処理が実行され、画像処理部42はDSP
にて構成されてソフトウェアにて上記各種の画像処理が
実行される。 【0012】モザイク処理部40の動作と、モザイク処
理部40での処理結果を利用したコントラスト補正との
概略を説明すると、フィルムスキャナ3から受け取って
FIFOメモリ63に記憶されている画像データは、入
力画像メモリ64へ送られると共にモザイク生成部60
へ順次送られ、モザイク生成部60にてモザイク処理が
なされた画像データはモザイクバッファ62に順次記憶
され、更に、モザイクバッファ62の画像データが入力
画像メモリ64へ送られて記憶される。画像処理部42
は、入力画像メモリ64に記憶されている画像データの
うちのモザイク処理された画像データを順次読取って濃
度ヒストグラムを作製し、その濃度ヒストグラムの分布
の偏りを修正する画像データ変換用データを作製してデ
ータ変換テーブル41へ書込む。その後、コントラスト
補正部52の処理として、入力画像メモリ64に記憶さ
れているモザイク処理のなされていないオリジナルの画
像データに対して、データ変換テーブル41の情報に基
づいてコントラスト変換処理を実行する。 【0013】モザイク生成部60の内部構成は、モザイ
ク処理がパイプライン化されており、図2に示すよう
に、1つのブロック内の行要素の画像データの平均を求
める第1処理部70と、第1処理部70での処理結果に
対して列要素の画像データの平均を求める第2処理部7
1とが備えられている。第1処理部70には、各画素の
画像データを順次受け取る第1フリップフロップF1
と、入力画像データの加算値を一時的に保持する第2フ
リップフロップF2と、第1フリップフロップF1の出
力と第2フリップフロップF2の出力とを加算する第1
加算器AD1と、第1加算器AD1の出力を一時的に保
持する第3フリップフロップF3と、第3フリップフロ
ップF3の出力をそのブロックの画素列数で除算する第
1除算器DV1とが備えられている。 【0014】第2処理部71には、第1処理部70の出
力を受け取る第4フリップフロップF4と、各ブロック
の加算値を一時的に保持する第5フリップフロップF5
と、第4フリップフロップF4の出力と第5フリップフ
ロップF5の出力とを加算する第2加算器AD2と、第
2加算器AD2の出力を一時的に保持する第6フリップ
フロップF6と、第6フリップフロップF6の出力をそ
のブロックの画素行数で除算する第2除算器DV2と、
第2除算器DV2の出力を一時的に保持する第7フリッ
プフロップF7とが備えられている。尚、図2では図示
を省略しているが、第1〜第7フリップフロップには同
一のクロック信号が入力されており、各フリップフロッ
プは同期動作する。又、各フリップフロップは、画像デ
ータのビット数に相当する個数が並列して備えられ並列
レジスタを構成している。 【0015】上記第1処理部70及び第2処理部71で
パイプライン処理させるためにモザイク処理制御部44
が備えられており、モザイク処理制御部44はモザイク
生成部60に対して制御信号を出力する。この制御信号
は、処理対象の画素のブロック内での位置情報を示すフ
ラグであり、「FstPx」,「LstPx」,「Fs
tLn」及び「LstLn」の4種類が存在する。各フ
ラグの値は画素毎に割り当てられており、その内容を、
画像の画素並びを12画素×9画素に簡略化して示す図
5〜図8によって説明する。以下の説明では、3行3列
の画素によって1つのブロックを構成してモザイク化す
る場合を例にとって説明する。 【0016】先ず、図5の「FstPx」は、各ブロッ
クの左端の列の画素のみを「H」レベルとし、他の画素
を「L」レベルとしている。図6の「LstPx」は、
各ブロックの右端の列の画素のみを「H」レベルとし、
他の画素を「L」レベルとしている。図7の「FstL
n」は、各ブロックの上端の行の画素のみを「H」レベ
ルとし、他の画素を「L」レベルとしている。図8の
「LstLn」は、各ブロックの下端の行の画素のみを
「H」レベルとし、他の画素を「L」レベルとしてい
る。一方、モザイク生成部60には、これら各フラグの
信号を受け取って論理回路の作動を制御する第1〜第5
制御論理回路72,73,74,75,76が備えられ
ており、モザイク処理制御部44は、各画素の「Fst
Px」,「LstPx」,「FstLn」及び「Lst
Ln」のフラグを、その画素の画像データが第1フリッ
プフロップF1に入力されるのと同じタイミングで第1
制御論理回路72へ出力する。更に、モザイク処理制御
部44から第1制御論理回路72へは、第1フリップフ
ロップF1に入力される画像データの有効期間に「H」
レベルとなる「Valid」信号が出力される。 【0017】以下、モザイク生成部60の概略動作を説
明する。尚、以下においては正論理で説明する。画像デ
ータは、ラスタ走査と同様の順序で第1フリップフロッ
プF1に順次送り込まれ、左上隅の画素の画像データか
ら順次第1フリップフロップF1に入力される。画像デ
ータが入力されたときは、同時に、その画素の上記各フ
ラグの信号及び「Valid」信号も第1制御論理回路
72へ入力される。第1制御論理回路72では、「Fs
tPx」と「Valid」とをANDゲートに入力し、
それの出力を第2フリップフロップF2のクリア入力へ
出力しているので、各ブロックの各行において最初の画
素の画像データが第1フリップフロップF1へ入力され
たときのみ第2フリップフロップF2の出力がリセット
される。 【0018】第1フリップフロップF1の出力と第2フ
リップフロップF2の出力とを加算した第1加算器AD
1の出力は、第2フリップフロップF2へ入力されてい
るので、第1フリップフロップF1に順次画像データが
入力されるに伴って、それらのデータを加算して行くこ
とになる。第1加算器AD1の出力は、第3フリップフ
ロップF3へ入力されるのであるが、第3フリップフロ
ップF3は、第1加算器AD1が各ブロックの1行分の
画素の画像データの加算を完了してその完了結果を出力
するまで第1加算器AD1の出力を保持しないようにし
てある。 【0019】すなわち、第1制御論理回路72は、入力
された上記各フラグの信号及び「Valid」信号を、
第1フリップフロップF1にデータが入力されてから第
1加算器AD1の出力にそれの影響が現れるまでの遅延
時間に相当する時間だけ遅延回路にて遅延させた後に第
2制御論理回路73へ出力しており、更に、第2制御論
理回路73は、第1制御論理回路72から入力した「L
stPx」と「Valid」とをANDゲートに入力
し、それの出力を第3フリップフロップF3のラッチ・
イネーブル端子へ出力しているので、各ブロックの各行
において最後の画素の画像データが第1加算器AD1に
て加算されて、その出力が確定したときのみ、クロック
端子に入力されたクロック信号によって第1加算器AD
1の出力が第3フリップフロップF3に保持される。第
3フリップフロップF3の出力は第1除算器DV1に入
力され、各ブロックの画素の列数にて除算されて、各ブ
ロックの各行における画像データの平均値が求められ
る。このために、第1除算器DV1には各ブロックの画
素の列数データが入力されている。第1除算器DV1の
出力は、第4フリップフロップF4にて保持される。 【0020】第2制御論理回路73は、第1制御論理回
路72から入力された上記各フラグの信号及び「Val
id」信号を、第3フリップフロップF3にデータが入
力されてから第1除算器DV1の出力にそれの影響が現
れるまでの遅延時間に相当する時間だけ遅延回路にて遅
延させた後に第3制御論理回路74へ出力しており、第
3制御論理回路74は、入力された「LstPx」と
「Valid」との論理積から、何れかのブロックの何
れかの行の画素の画像データの平均値が第4フリップフ
ロップF4に保持されたことを識別し、それに伴って、
その第4フリップフロップF4に保持されるデータが各
ブロックの上端の行の平均値であれば、第5フリップフ
ロップF5の出力をリセットする。すなわち、第3制御
論理回路74では、「FstLn」と「Valid」と
をANDゲートに入力し、それの出力を第5フリップフ
ロップF5のクリア入力へ出力しているので、各ブロッ
クの上端の行の画素の画像データの平均値が第4フリッ
プフロップF4へ入力されたときのみ第5フリップフロ
ップF5の出力がリセットされる。 【0021】一方、第4フリップフロップF4に保持さ
れるデータが各ブロックの上端の行以外の行の平均値で
あるときは、中間バッファ61から画像データを読取っ
て第5フリップフロップF5へ入力させる。中間バッフ
ァ61は、画像データがラスタ走査と同様の順序で入力
される関係上、第2加算器AD2においてあるブロック
のある行の平均値を加算すると、そのブロックの次の行
の平均値を加算する前に、他のブロックについて加算処
理を行うことになることから、各ブロックの各行の平均
値を加算して行く途中のデータを一時的に記憶保持させ
ておくためのものである。 【0022】第3制御論理回路74には、行方向の各ブ
ロック毎のデータを記憶する記憶アドレスを指定するた
めのカウンタを備えており、入力された「LstPx」
と「Valid」との論理積のパルスをカウントするこ
とによりアドレスを順次インクリメントすると共に、行
方向のブロック数に相当するカウント値をカウントする
に伴ってカウント値をリセットしている。これによっ
て、第4フリップフロップF4が第1処理部70から新
たなデータを受け取るのと同期して中間バッファ61の
アドレスを変更し、且つ、次に同じブロックのデータを
受け取るときには前回と同じアドレスが指定されるよう
になっている。従って、あるブロックのある行の画像デ
ータの平均値が入力されたときは、第2加算器AD2に
よって、それまでのそのブロックについての積算値と加
算されて、第6フリップフロップF6へ出力される。 【0023】第6フリップフロップF6は、第2加算器
AD2がブロックの1行の画像データの平均値の加算を
完了してその完了結果を出力すると、第2加算器AD2
の出力を保持する。すなわち、第3制御論理回路74
は、入力された上記各フラグの信号及び「Valid」
信号を、第4フリップフロップF4にデータが入力され
てから第2加算器AD2の出力にそれの影響が現れるま
での遅延時間に相当する時間だけ遅延回路にて遅延させ
た後に第4制御論理回路75へ出力しており、更に、第
4制御論理回路75は、第3制御論理回路74から入力
した「LstPx」と「Valid」とをANDゲート
に入力し、それの出力を第6フリップフロップF6のラ
ッチ・イネーブル端子へ出力しているので、第1除算器
DV1から入力された画像データの行要素の平均値につ
いての加算が完了すると、その値を第6フリップフロッ
プF6に保持する。第4制御論理回路75は、更に、第
3制御論理回路74から受け取った信号が、「Vali
d」及び「LstPx」が「H」レベルで且つ「Lst
Ln」が「L」レベルの状態であるときのみ、中間バッ
ファ61に入力データの書込みを指示し、あるブロック
の計算途中の加算値である第6フリップフロップF6の
出力が中間バッファ61に記憶される。 【0024】第6フリップフロップF6の出力は第2除
算器DV2に入力され、各ブロックの画素の行数にて除
算されて、各ブロックの下端の行の画像データの平均値
が第7フリップフロップF7に入力されたときは、その
ブロックの全ての画素の画像データの平均値が出力され
る。このために、第2除算器DV2には各ブロックの画
素の行数データが入力されている。第7フリップフロッ
プF7は、第2除算器DV2が各ブロックの全ての画素
の画像データの平均値を出力しているときに、その出力
値を保持する。 【0025】すなわち、第4制御論理回路75は、入力
された上記各フラグの信号及び「Valid」信号を、
第6フリップフロップF6にデータが入力されてから第
2除算器DV2の出力にそれの影響が現れるまでの遅延
時間に相当する時間だけ遅延回路にて遅延させた後に第
5制御論理回路76へ出力しており、更に、第5制御論
理回路76は、第4制御論理回路75から入力した「L
stPx」と「LstLn」と「Valid」とをAN
Dゲートに入力し、それの出力を第7フリップフロップ
F7のラッチ・イネーブル端子へ出力しているので、第
2除算器DV2が各ブロックの全ての画素の画像データ
の平均値を出力しているときに、第7フリップフロップ
F7がその出力値を保持する。第5制御論理回路76
は、更に、上記の第7フリップフロップF7のデータ保
持と同期してモザイクバッファ62に入力データの書込
みを指示して、第7フリップフロップF7の出力データ
を記憶させる。 【0026】〔露光・現像装置EPの概略構成〕露光・
現像装置EPは、筐体内部に、PLZTプリントヘッド
20aを備えた露光ユニット20と、露光ユニット20
を制御する露光制御装置21と、露光ユニット20にて
露光された印画紙2を現像処理する現像処理部22と、
現像処理部22内の印画紙搬送系の制御や現像処理液の
管理を行う現像制御装置23と、露光・現像装置EP全
体を制御するプリンタ制御装置24と、筐体上面に配置
された印画紙マガジン8から引き出された印画紙2を多
数の搬送ローラ25等にて現像処理部22へ搬送する印
画紙搬送系PTとが設けられている。 【0027】露光・現像装置EPの筐体外部には、現像
処理部22にて現像処理及び乾燥処理された印画紙2を
オーダ毎に分類するためのソータ26と、排出口22a
から排出された印画紙2をソータ26へ搬送するコンベ
ア27とが設けられているほか、各種の制御情報を指示
入力するための操作卓29や各種の制御情報を表示する
ためのモニタ30も備えられている。更に、印画紙搬送
系PTの搬送経路の途中には、印画紙マガジン8から引
き出された長尺の印画紙2を設定プリントサイズに切断
するカッタ28が備えられている。 【0028】〔写真プリントの作製動作〕次に、上記構
成の写真プリントシステムDPによる写真プリントの作
製動作を概略的に説明する。操作者がフィルム1の駒画
像について写真プリントの作製を指示入力したときは、
主制御装置6は、フィルムスキャナ3に対してフィルム
1の読み取りを指令し、読取制御装置18からそのフィ
ルム1の画像データを順次受取って、上述のような画像
処理を施した後に出力画像メモリ43に記録する。一
方、操作者がメモリーカード,MOあるいはCD−R等
の記録媒体に記録された画像データについて写真プリン
トの作製を指示入力したときは、主制御装置6は、外部
入出力装置4の該当するドライブに画像データの読み取
りを指令し、そのドライブから画像データを順次受取っ
て、メモリに記録する。 【0029】主制御装置6は、上記のようにして入力さ
れた画像データに基づいて、その画像データによってプ
リントを作製した場合に得られるであろうシミュレート
画像を図示を省略する画像処理回路にて演算して求め、
それをモニタ6aに表示する。操作者は、このモニタ6
a上のシミュレート画像を観察して、適正な画像が得ら
れていなければ、操作卓6bから露光条件の修正入力操
作を行う。主制御装置6の画像処理回路は、入力された
画像データとその修正入力とに従って予め設定された演
算条件で赤色、緑色、青色毎の露光用画像データを生成
する。 【0030】この露光用画像データは、露光・現像装置
EPのプリンタ制御装置24に送られ、プリンタ制御装
置24に備えられているメモリに記憶される。プリンタ
制御装置24は、印画紙搬送系PTから得られる印画紙
2の搬送情報に基づいて、印画紙2の前端が所定の露光
開始位置まで搬送されて来たことを検知すると、露光制
御装置21に対して露光作動の開始を指令すると共に、
露光ユニット20の露光処理スピードに対応した速度で
露光用画像データを露光制御装置21へ順次送信する。
露光制御装置21は、受け取った露光用画像データに基
づいてPLZTプリントヘッド20aの各光シャッタを
作動させて印画紙2にプリント画像の潜像を形成する。
露光ユニット20にて露光処理された印画紙2は、印画
紙搬送系PTにて現像処理部22へ搬送されて、各現像
処理タンクを順次通過することにより現像され、現像処
理された印画紙2は、更に乾燥処理された後に排出口2
2aからコンベア27上に排出され、ソータ26にてオ
ーダー毎にまとめられる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の実施の形態にかかる要部ブロック構成
図 【図2】本発明の実施の形態にかかるモザイク生成部の
ブロック構成図 【図3】本発明の実施の形態にかかる写真プリントシス
テムのブロック構成図 【図4】本発明の実施の形態にかかる写真プリントシス
テムの外観斜視図 【図5】本発明の実施の形態にかかるフラグの説明図 【図6】本発明の実施の形態にかかるフラグの説明図 【図7】本発明の実施の形態にかかるフラグの説明図 【図8】本発明の実施の形態にかかるフラグの説明図 【符号の説明】 52 コントラスト補正部 60 モザイク生成部

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 入力画像の画像データを設定データ変換
    条件より変換して前記入力画像のコントラスト補正を行
    う画像処理方法であって、 入力画像の画像データを夫々複数画素を有する複数のブ
    ロックに分割し、各ブロックを代表する画像データに基
    づいて前記設定データ変換条件を求める画像処理方法。
JP2001317631A 2001-10-16 2001-10-16 画像処理方法 Withdrawn JP2003123069A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001317631A JP2003123069A (ja) 2001-10-16 2001-10-16 画像処理方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001317631A JP2003123069A (ja) 2001-10-16 2001-10-16 画像処理方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003123069A true JP2003123069A (ja) 2003-04-25

Family

ID=19135467

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001317631A Withdrawn JP2003123069A (ja) 2001-10-16 2001-10-16 画像処理方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003123069A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007510840A (ja) * 2003-11-07 2007-04-26 プジョー・シトロエン・オトモビル・ソシエテ・アノニム 車両のディーゼルエンジンの排気ラインに組み込まれた汚染除去手段の再生支援を提供するシステム
JP2007510841A (ja) * 2003-11-07 2007-04-26 プジョー・シトロエン・オトモビル・ソシエテ・アノニム 車両のディーゼル・エンジンの排気ラインに組み込まれた汚染除去手段の再生を支援するシステム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007510840A (ja) * 2003-11-07 2007-04-26 プジョー・シトロエン・オトモビル・ソシエテ・アノニム 車両のディーゼルエンジンの排気ラインに組み込まれた汚染除去手段の再生支援を提供するシステム
JP2007510841A (ja) * 2003-11-07 2007-04-26 プジョー・シトロエン・オトモビル・ソシエテ・アノニム 車両のディーゼル・エンジンの排気ラインに組み込まれた汚染除去手段の再生を支援するシステム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6748109B1 (en) Digital laboratory system for processing photographic images
US7013052B1 (en) Image processing apparatus
US4958237A (en) Method of making enlarged prints by subdividing an original image and interpolating the subdivided image
US7602523B2 (en) Image processing method for resizing image and image processing apparatus for implementing the method
JP2003123069A (ja) 画像処理方法
JP3750751B2 (ja) デジタル写真プリンタ
JP3896589B2 (ja) 画像処理装置
JPH06311425A (ja) 画像補正装置
CN1309241C (zh) 照片图象处理装置
JP3769748B2 (ja) 写真プリント装置
JP2000004352A (ja) 画像処理方法及び画像処理装置
JP2007034471A (ja) コントラスト補正に用いられる補正特性の生成方法と生成プログラムと生成モジュール
JP3793989B2 (ja) 画像プリント装置
CN1330167C (zh) 照片图象处理方法及处理装置
JP3806930B2 (ja) 画像処理装置
JP4264070B2 (ja) 画像形成方法および画像形成装置
JP3702692B2 (ja) プリント作成方法、プリント作成装置
JP2001157070A (ja) 画像処理装置
JP3382247B2 (ja) 画像処理システム
JP2002209090A (ja) テストプリント作成方法およびこれを用いた写真画像プリント方法
JP2000023086A (ja) 写真システム
JP2002044442A (ja) シェーディング補正方法およびこれを用いる画像処理装置
JP2002333678A (ja) 画像プリント装置及び画像プリント装置制御ブログラム
JP2001194238A (ja) 色変換テーブル作成方法および作成装置
JP2001312015A (ja) インデックスプリント及びその作成方法

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20050104