JP2003122707A - I2cバスを備えた電子機器及びバス制御方法 - Google Patents

I2cバスを備えた電子機器及びバス制御方法

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JP2003122707A
JP2003122707A JP2001312267A JP2001312267A JP2003122707A JP 2003122707 A JP2003122707 A JP 2003122707A JP 2001312267 A JP2001312267 A JP 2001312267A JP 2001312267 A JP2001312267 A JP 2001312267A JP 2003122707 A JP2003122707 A JP 2003122707A
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nack
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bus
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Takashi Sakuma
崇 佐久間
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 上位制御部によるデバイスのNACK監視を
不要にし、システムの稼働速度に及ぼす影響を低減する
と共にデバイスへのデータ再送信が素早く行われるよう
にする。 【解決手段】 上位制御部2からI2C制御部3を介し
てスレーブデバイス5-1〜5-nの何れかにI2Cデータ
を送信した際、送信先のスレーブデバイスからNACK
の返答があったとき、これをNACK監視部7で検知
し、これを基にストップコンディション生成回路6によ
りストップコンディション信号を生成し、送信先とのデ
ータ伝送通信を強制終了する。また、NACK通知回路
8により上位制御部2へNACKを通知し、上位制御部
2にI2Cデータの再送信を開始させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、I2Cバスを備え
た電子機器及びバス制御方法に関し、特に、スレーブデ
バイス(slave device) からNACK(negative ackno
wledgement:否定応答)の監視を上位制御部が行わずに
済むようにした電子機器及びバス制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、携帯電話機においては多機能化
が進み、本来の電話機能に加え、パケット(packet)通
信機能、メール(mail)通信機能、インターネット(in
ternet)機能などを備えた機種が登場している。さらに
は、本体に小型のカメラが取り付けられ、このカメラで
撮影した周囲の風景、自分の顔画像等を通信相手に送れ
るようにした機種もある。このような携帯電話機におい
ては、その全体の制御をCPU(中央演算処理装置: C
entral Processing Unit)を備える制御部によって行
い、通信用I/Oデバイス( Input/Output device
)、タイマ(timer )部、カメラ部(例えば、CCD
イメージセンサ:charge coupled device imagesenso
r)等の周辺デバイスを制御している。
【0003】上記した様な周辺デバイスと制御部を接続
するバス(bus)の1つとして、携帯電話機等に最適
なものに「I2C(I square C)バス」がある。このI
2Cバスはフィリップス(Philips )社の開発によるも
ので、バスを構成するライン(line)数が2本で済むと
いう特徴があり、携帯電話機等のような高密度実装及び
省スペース化が求められている機器に適している。I2
Cバスには複数のスレーブデバイスが接続され、さらに
I2Cバスと上位制御部の間には複数の周辺デバイス
(以下、スレーブデバイス(slave device)という)を
管理する下位制御部が接続されている。
【0004】上位制御部とスレーブデバイスとの間には
I2C制御部が設けられており、上位制御部からのデー
タ(I2Cデータ)はI2C制御部を通して指定のスレ
ーブデバイスに送られる。この送信に際しては、同一内
容のデータが4回連続的に送られ、確実にI2Cデータ
が送信されるようにしている。4回のデータ送信が終わ
ると、スレーブデバイスからはACK( acknowledgeme
nt:肯定応答又は確認通知)又はNACK(negative a
cknowledgement:否定応答)が返送され、I2C制御部
を介して上位制御部に通知される。ACKであった場
合、データは無事にスレーブデバイスにおいて受信され
たものとして通信は終了する。
【0005】一方、NACKであった場合、上位制御部
からI2Cバス規格の1つに規定されているストップコ
ンディション(stop condition:送信データの完了を知
らせる信号)と呼ばれる信号が上位制御部からNACK
を出したスレーブデバイスへ送られ、上位制御部とスレ
ーブデバイスの間の通信を一旦終了する。そして、送信
に失敗したときと同じデータを4回連続的に再送信す
る。この送信に対して、ACKが出れば通信は終了する
が、再度NACKが返答された場合、ストップコンディ
ションの発生→再送信が、ACKの出るまで繰り返し実
施される。
【0006】バス制御に関しては種々の提案がある。例
えば、特開平56−23056号公報では、共通バスに
応答監視回路を接続し、要求指示回路からデータ転送を
要求する要求信号が共通バスに出力した後、データ転送
の再試行を繰り返し、予め設定した時間内に再試行要求
応答が解除されないときに応答監視回路から異常報知信
号を発生する。この異常報知信号に基づいて時間監視回
路の初期化等を行うことにより、システムダウンを防止
できるようにしている。
【0007】また、特開平8−84205号公報では、
通話料金管理装置に生じた異常を迅速に報知し、復旧を
早めることができるようにするため、交換機への通話料
金管理装置の接続が検出されながら、通話料金管理装置
から応答が無いとき、その応答無しが或る回数に達した
とき、異常フラグ(flag)を立て、これを基に警報ラン
プを交換機や通話料金管理装置において点灯させるよう
にしている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の電子機
器及びバス制御方法によると、スレーブデバイスのNA
CKの監視は上位制御部によって行われており、システ
ムビジー( system busy)等のためにNACKを監視で
きなくなると、いつまでも通信不能状態が続き、データ
を正常に送信できなくなる場合がある。また、スレーブ
デバイスの監視(ACKかNACKかの検知)は上位制
御部によって行われており、NACKになると上位制御
部によってストップコンディションを生成し、一旦通信
を終えた後にデータの再送信を行うため、システムの動
作速度を低下させることがある。更に、I2Cデータの
送信は、常に同一内容のデータを4回送信しているた
め、通信環境が良好で1回の送信で済む場合であって
も、通信の終了に4回分の時間を要している。
【0009】また、特開平56−23056号公報で
は、データ転送の再試行を繰り返した後、予め設定した
時間内に再試行要求応答が解除されないことが検出され
るまでデータ転送されない状態が継続されるため、シス
テムの回復に相当の時間がとられることになる。さら
に、特開平8−84205号公報においても、通話料金
管理装置からの応答無しの回数が或る値になるまで異常
フラグが発生しないため、同様にシステムの回復に相当
の時間を要することになる。
【0010】したがって、本発明の目的は、上位制御部
によるデバイスのNACK監視を不要にし、システムの
稼働速度に及ぼす影響を低減すると共にデバイスへのデ
ータ再送信が素早く行われるようにした電子機器及びバ
ス制御方法を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成するため、第1の特徴として、全体を管理するほか
データの送出源となる上位制御部と、前記上位制御部か
らの前記データを受信する1又は複数のデバイスと、前
記1又は複数のデバイスのそれぞれに接続されたI2C
バスと、前記I2Cバスに接続され、前記上位制御部の
管理のもとに前記1又は複数のデバイスを制御する下位
制御部と、前記データを受信した前記デバイスがNAC
Kを返送したとき、このNACKに基づいて前記データ
の送信処理を強制終了させるためのストップコンディシ
ョン信号を生成するストップコンディション生成回路
と、前記NACKの発生を監視し、前記NACKを検知
したときに前記上位制御部に前記デバイスがNACK状
態にあることを通知して前記データの再送信を促すNA
CK監視手段を備えることを特徴とする電子機器を提供
する。
【0012】この構成によれば、上位制御部からデバイ
スへデータが送られた際、デバイスからNACKの返答
があったことをNACK監視手段が検知すると、これに
基づいてストップコンディション生成回路によりストッ
プコンディション信号が生成され、データ送信の処理を
強制的に終了させると共に、上位制御部にNACK状態
にあることを通知し、データ送信を再実行させる。NA
CK監視が下位制御部側で行われるため、デバイスの状
態を上位制御部で監視する必要が無くなり、上位制御部
の負担が軽減され、システムの稼働速度に及ぼす影響が
低減される。そして、ストップコンディション信号の生
成によりNACK状態が解除され、再送信の準備が開始
されるので、データの再送信が迅速に行われるようにな
る。
【0013】本発明は、上記の目的を達成するため、第
2の特徴として、上位制御部からI2Cバスを介して指
定のデバイスへデータを送信し、前記データを受信した
前記デバイスから受信状態に応じてACK又はNACK
を前記上位制御部へ返送し、前記NACKに対応して前
記上位制御部から前記デバイスへ前記データの再送信を
行うバス制御方法において、前記NACKの発生に応じ
て前記データの送信処理を強制終了させるためのストッ
プコンディション信号を生成して前記デバイスへ送信
し、前記NACKの発生に基づいて前記デバイスへ再度
前記データを送信することを特徴とするバス制御方法を
提供する。
【0014】この方法によれば、データの送信先のデバ
イスがNACKを返送したとき、ストップコンディショ
ン信号を生成して通信を終了させ、改めて上位制御部か
らデータを再送信する。したがって、NACK監視が下
位制御部側で行われるため、デバイス側の状態を上位制
御部で監視する必要が無くなり、上位制御部の負担が軽
減されることにより、システムの稼働速度に及ぼす影響
が低減される。更に、ストップコンディション信号の生
成により再送信の準備が開始されるので、データの再送
信が迅速に行われるようになる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は、本発明による電子機器の
構成を示す。本発明の電子機器1は、マスターデバイス
としての上位制御部2、この上位制御部2に接続された
下位制御部としてのI2C制御部3、このI2C制御部
3に接続されたI2Cバス4、このI2Cバス4に接続
されたn個のスレーブデバイス5-1〜5-n、I2C制御
部3に接続されたストップコンディション生成回路6、
このストップコンディション生成回路6に接続されたN
ACK監視部7、及びNACK監視部7と上位制御部2
の間に接続されたNACK通知回路8を備えて構成され
ている。ここでは、I2Cバスを使用する構成部分のみ
が示され、電子機器を構成する上で必要であってもデー
タ伝送に関与しない部分については、図示を省略してい
る。
【0016】図1の様な構成の電子機器1は、例えば携
帯電話機に適用される。上位制御部2はCPUやROM
(Read Only Memory)を用いて構成され、携帯電話機の
全体を制御する。I2C制御部3は、I2Cバス4及び
スレーブデバイス5-1〜5-nを制御する。スレーブデバ
イス5-1〜5-nは、例えば、5-1が携帯電話機に搭載さ
れたカメラのイメージセンサ部であり、5-nが或るデバ
イスを制御するために用いられるタイマである。ストッ
プコンディション生成回路6は、段落番号〔0005〕
で説明したストップコンディション信号をスレーブデバ
イスからNACKが出されたときに生成し、I2C制御
部3を介してI2Cバス4へ送信する。NACK監視部
7は、スレーブデバイス(5-1〜5-nのいずれか)がN
ACK状態か否かを監視する。NACK通知回路8は、
NACK監視部7がNACK状態を検知したとき、これ
を上位制御部2へ通知する。この通知を受けた上位制御
部2は、スレーブデバイス(スレーブデバイス5-1〜5
-nの内の送信先となる1つ)の再設定(再選択)を実行
する。
【0017】図2は、図1の電子機器におけるバス制御
処理を示す。図中、“S”はステップを表している。以
下においては、上位制御部2からデータ(I2Cデー
タ)を送る先は、スレーブデバイス5-1であるとする。
I2Cバスの制御が開始されると(S101)、まず、
上位制御部2から指定のスレーブデバイス5-1へI2C
制御部3を介してI2Cデータの送信が実施される(S
102)。この送信は、従来のようにデータを4回繰り
返すのではなく、従来の1回分のデータが送信される。
このI2Cデータの送信が問題なく終了し、スレーブデ
バイス5-1からI2C制御部3にACKが返送されて来
れば(S103)、I2Cデータは正常に送信されたも
のと判断し(S104)、正常終了する(S105)。
【0018】一方、S103において、NACK監視部
7によりスレーブデバイス5-1のNACKが検知された
場合、この情報に基づいて、ストップコンディション生
成回路6はストップコンディション信号を自動生成し
(S106)、このストップコンディション信号をI2
C制御部3及びスレーブデバイス5-1へ送信する。この
ストップコンディション信号により、I2C制御部3は
送信処理を強制的に終了し、また、スレーブデバイス5
-1では受信処理を強制的に終了する。
【0019】また、NACK監視部7がNACKを検知
すると、NACK通知回路8は、スレーブデバイス5-1
がNACKであることを上位制御部2に通知する(S1
07)。上位制御部2は、NACK通知回路8からのN
ACKの通知を受けとると、I2C制御部3に指示を出
し、スレーブデバイス5-1へI2Cデータを再送するた
めの処理を実行させる(S108)。I2C制御部3と
スレーブデバイス5-1の間の通信手順が完了すると、処
理はS102に戻され、上位制御部2からスレーブデバ
イス5-1へのI2Cデータの再送信が開始される。以
下、上記した処理が正常に送信されるまで繰り返し実行
される。
【0020】以上のように、1回のデータ送信に対して
NACK監視部7によりACK状態かNACK状態かを
判定し、NACK状態であれば直ちにストップコンディ
ション信号を生成して通信を終了すると共に上位制御部
2にNACK通知を行い、上位制御部2からの次回の送
信開始の準備をするようにしたため、上位制御部2が従
来行っていたスレーブデバイス(5-1〜5-n)のNAC
K状態の監視が不要になり、上位制御部2の負担及びシ
ステムへの影響が軽減される。また、スレーブデバイス
5-1〜5-nへのデータ送信或いは再送信が素早く行える
ようになる。更に、ACK時のデータ伝送も従来の4回
から1回にできるため、データの送信時間を短縮するこ
とが可能になる。
【0021】図3は、本発明の電子機器の第2の実施の
形態の構成を示す。また、図4は図3の電子機器におけ
るバス制御方法を示す。図3の構成が図1の構成と異な
るところは、NACK監視部7に警告表示部9が接続さ
れていることにある。この警告表示部9は、電子機器1
を適用する装置又は機器が移動通信装置(携帯電話機、
PHS(Personal Handyphone System)電話機等)やPD
A(Personal DigitalAssistant)等であれば、液晶表
示器を代用したり、着信用LED(発光ダイオード)を
代用することができる。もちろん、専用の表示器やLE
Dを設けることもできる。
【0022】図4において、S101〜S108までの
処理は、図2と同じである。したがって、ここでは説明
を省略する。S108によりI2C制御部3からスレー
ブデバイス5-1へのI2Cデータの送信準備が整った時
点で、警告表示部9が動作する(S201)。警告表示
部9は、NACK監視部7がNACK状態にあることを
検知したとき、その情報を基に警告表示部9に警告の表
示を行う。警告表示部9に液晶表示器等が用いられてい
る場合には、文字メッセージやマーク(イラスト)を表
示して警告を行い、警告表示部9がLED等であれば、
これを点灯、或いは点滅させることにより警告を行うこ
とができる。
【0023】警告表示部9による警告を見たユーザー
は、使用している装置又は機器の動作状況を把握するこ
とができる。また、警告表示部9が何度も動作し、或い
は警告表示部9が動作し続ける状態が発生していれば、
電子機器に異常が発生し、或いはスレーブデバイスの故
障又は破損(例えば、カメラ部の損傷)等が生じたこと
を警告できるので、サービスステーションに持ち込む必
要性の有無等を判断することができる。
【0024】図5は、本発明の電子機器の第2の実施の
形態の構成を示す。図5の構成が図1の構成と異なると
ころは、上位制御部2とI2C制御部3の間に記憶部1
0が設けられていることにある。この記憶部10には、
小型の機器では半導体メモリが用いられるが、規模の大
きいシステムにおいてはハードディスク(hard disc )
等を用いることができる。記憶部10には、上位制御部
2によってI2C制御部3に対する処理要求情報及びI
2Cデータが格納される。
【0025】最初の送信時、上位制御部2からスレーブ
デバイス5-1に向けての処理要求情報及びI2Cデータ
が、記憶部10に格納される。この処理要求情報に従っ
てI2C制御部3は、送信先のスレーブデバイス5-1に
I2Cデータを送信する。以後は、図2又は図4のS1
02〜S106に示した処理が実行される。S103で
スレーブデバイス5-1のNACK状態が判定されたと
き、NACK通知回路8からのNACK通知は、上位制
御部2ではなく記憶部10に対して行われる。このNA
CK通知に基づいて、記憶部10からI2C制御部3へ
処理要求情報の読み出しが行われる。この処理要求情報
に基づいて、I2C制御部3は記憶部10から送信対象
のI2Cデータを読み出し、I2C制御部3は、スレー
ブデバイス5-1へI2Cデータを再送する。この様に、
従来、上位制御部2の役割であった仕事の一部をI2C
制御部3と記憶部10が代行することにより、上位制御
部2に負担をかけることなく、スレーブデバイスへI2
Cデータを再送信することができる。また、システムの
動作速度の低下を防止することができる。
【0026】
【発明の効果】以上より明らかなように、本発明の電子
機器及びバス制御方法によれば、上位制御部からデバイ
スへデータを送信した際、デバイスからのNACKに対
し、ストップコンディション信号を自動生成して通信を
終了させ、改めて上位制御部からデータを再送信するよ
うにしたので、デバイスの状態を上位制御部が監視する
必要がなくなり、上位制御部の負担軽減によってシステ
ムの稼働速度に及ぼす影響が低減されるほか、ストップ
コンディション信号の生成によりNACK状態が解除さ
れるので、データの再送信が迅速に行われるようにな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電子機器の第1の実施の形態の構成を
示すブロック図である。
【図2】図1の電子機器のバス制御処理を示すフローチ
ャートである。
【図3】本発明の電子機器の第2の実施の形態の構成を
示すブロック図である。
【図4】図3の電子機器のバス制御処理を示すフローチ
ャートである。
【図5】本発明の電子機器の第3の実施の形態の構成を
示すブロック図である。
【符号の説明】
1 電子機器 2 上位制御部 3 I2C制御部 4 I2Cバス 5-1〜5-n スレーブデバイス 6 ストップコンディション生成回路 7 NACK監視部 8 NACK通知回路 9 警告表示部 10 記憶部

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 全体を管理するほかデータの送出源とな
    る上位制御部と、 前記上位制御部からの前記データを受信する1又は複数
    のデバイスと、 前記1又は複数のデバイスのそれぞれに接続されたI2
    Cバスと、 前記I2Cバスに接続され、前記上位制御部の管理のも
    とに前記1又は複数のデバイスを制御する下位制御部
    と、 前記データを受信した前記デバイスがNACKを返送し
    たとき、このNACKに基づいて前記データの送信処理
    を強制終了させるためのストップコンディション信号を
    生成するストップコンディション生成回路と、 前記NACKの発生を監視し、前記NACKを検知した
    ときに前記上位制御部に前記デバイスがNACK状態に
    あることを通知して前記データの再送信を促すNACK
    監視手段を備えることを特徴とする電子機器。
  2. 【請求項2】 前記NACK監視手段は、前記NACK
    状態にあることを文字メッセージ又はマークの表示、点
    滅、点灯のいずれかにより警告する警告表示部が接続さ
    れていることを特徴とする請求項1記載の電子機器。
  3. 【請求項3】 前記上位制御部は、前記下位制御部に提
    供する処理要求情報及び前記データを格納する記憶部が
    接続されていることを特徴とする請求項1記載の電子機
    器。
  4. 【請求項4】 前記記憶部は、前記NACK監視手段か
    らNACK状態にあることが通知されたとき、格納して
    いる前記処理要求情報及び前記データを前記下位制御部
    へ送出することを特徴とする請求項3記載の電子機器。
  5. 【請求項5】 前記上位制御部は、1回の送信におい
    て、同一内容のデータを繰り返し送信しないことを特徴
    とする請求項1記載の電子機器。
  6. 【請求項6】 前記上位制御部は、マスターデバイスと
    して機能し、 前記デバイスは、前記上位制御部に従属し、スレーブデ
    バイスとして機能する周辺回路部品であることを特徴と
    する請求項1記載の電子機器。
  7. 【請求項7】 前記上位制御部、前記下位制御部、前記
    I2Cバス、及び前記1又は複数のデバイスは、携帯電
    話機、その他の移動通信装置、又は携帯端末装置に用い
    られることを特徴とする請求項1記載の電子機器。
  8. 【請求項8】 上位制御部からI2Cバスを介して指定
    のデバイスへデータを送信し、前記データを受信した前
    記デバイスから受信状態に応じてACK又はNACKを
    前記上位制御部へ返送し、前記NACKに対応して前記
    上位制御部から前記デバイスへ前記データの再送信を行
    うバス制御方法において、 前記NACKの発生に応じて前記データの送信処理を強
    制終了させるためのストップコンディション信号を生成
    して前記デバイスへ送信し、 前記NACKの発生に基づいて前記データを前記上位制
    御部から前記デバイスへ再度送信することを特徴とする
    バス制御方法。
  9. 【請求項9】 前記データを再送信するステップは、前
    記NACKの発生を警告するステップを含むことを特徴
    とする請求項8記載のバス制御方法。
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