JP2003121676A - 光ファイバアレイ、光ファイバ位置決め方法及び光ファイバ位置決め板 - Google Patents

光ファイバアレイ、光ファイバ位置決め方法及び光ファイバ位置決め板

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JP2003121676A
JP2003121676A JP2002230203A JP2002230203A JP2003121676A JP 2003121676 A JP2003121676 A JP 2003121676A JP 2002230203 A JP2002230203 A JP 2002230203A JP 2002230203 A JP2002230203 A JP 2002230203A JP 2003121676 A JP2003121676 A JP 2003121676A
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  • Optical Fibers, Optical Fiber Cores, And Optical Fiber Bundles (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光ファイバホルダの一端において高精度且つ
簡単に光ファイバの位置を決定する。 【解決手段】 光ファイバ位置決め板12Aは、光ファ
イバホルダ10の保持孔J11〜J81に対応する位置
決め孔H11〜H81を有するように薄膜プロセス等に
より形成され、同様にして位置決め板12Bも形成され
る。各位置決め孔は、その一端から他端に進むにつれて
サイズが増大するように形成される。位置決め板12A
及び12Bをホルダ10の一端及び他端にそれぞれ装着
する。光ファイバF11〜F81を位置決め孔K11
81を介して保持孔J11〜J 81及び位置決め孔H
11〜H81に挿通して接着層16で固定する。光ファ
イバF11〜F81の固定は、接着層16の代りに位置
決め板12A側に設けた接着層又は固定層を用いても達
成できる。固定層は、メッキ処理により形成した後、研
磨処理により平坦化する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、光ファイバを用
いた光伝送路形成技術に関し、特に光ファイバアレイ
と、この光ファイバアレイの製造に使用する光ファイバ
位置決め方法と、この方法の実施に使用する光ファイバ
位置決め板とに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、2次元光ファイバアレイとして
は、図26に示すものが知られている(例えば、特開平
10−268145号公報参照)。
【0003】図26に示す2次元光ファイバアレイで
は、セラミクス板1aにレーザ加工等の精密加工により
孔H,H,H…を行列状に形成すると共に、同様
にして孔を形成したセラミクス板1b,1c…を用意す
る。H等の複数の孔にガイド線を通すことによりセラ
ミクス板1a,1b,1c…を孔位置を合わせて積層
し、固定する。孔からガイド線を抜き取った後、孔
,H,H…に光ファイバ2a,2b,2c…を
挿通し、固定する。セラミクス板積層体の端面を研磨し
て光ファイバ2a,2b,2c…の端部を揃える。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来技術によ
ると、複数の光ファイバを2次元的に高精度に配置可能
である。しかしながら、多数のセラミクス板間で多数の
孔の位置を合わせるのは精密加工を用いるにしても容易
でなく、しかもセラミクス板積層体の多数の孔に光ファ
イバを挿通するのは容易でない。従って、製作に困難を
伴うという問題点がある。
【0005】この発明の目的は、光ファイバホルダの一
端において高精度且つ簡単に光ファイバの位置を決定す
ることができる新規な光ファイバアレイ、光ファイバ位
置決め方法及び光ファイバ位置決め板を提供することに
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係る第1の光
ファイバアレイは、位置決め対象としての1又は複数の
光ファイバと、前記位置決め対象としての各光ファイバ
に対応する光ファイバ保持孔を有する光ファイバホルダ
であってその一端から他端に貫通するように各光ファイ
バ保持孔が形成されているものと、前記光ファイバホル
ダの各光ファイバ保持孔に対応した光ファイバ位置決め
孔が一方の主面から他方の主面に貫通し且つ該他方の主
面に近づくにつれてサイズを増大するように形成された
位置決め板であって該他方の主面にて各光ファイバ位置
決め孔を前記光ファイバホルダの対応する光ファイバ保
持孔に連通させるようにして前記光ファイバホルダの一
端に装着されたものと、前記光ファイバホルダの一端に
前記位置決め板を装着し且つ各光ファイバを前記光ファ
イバホルダの対応する光ファイバ保持孔と前記位置決め
板の対応する光ファイバ位置決め孔とに挿通した状態に
おいて前記光ファイバを前記位置決め板に固定する固定
手段とを備えたものである。ここで、孔のサイズとは、
孔の直径、孔の一辺の寸法等をいう。
【0007】第1の光ファイバアレイは、後述する第1
の光ファイバ位置決め方法を用いて簡単且つ高精度に製
作可能である。
【0008】この発明に係る第1の光ファイバ位置決め
方法は、位置決め対象としての1又は複数の光ファイバ
と、前記位置決め対象としての各光ファイバに対応する
光ファイバ保持孔を有する光ファイバホルダであってそ
の一端から他端に貫通するように各光ファイバ保持孔が
形成されているものと、前記光ファイバホルダの各光フ
ァイバ保持孔に対応した光ファイバ位置決め孔を有する
位置決め板であってその一方の主面から他方の主面に貫
通し且つ該他方の主面に近づくにつれてサイズを増大す
るように各光ファイバ位置決め孔が形成されているもの
とを用意するステップと、前記位置決め板の他方の主面
にて前記位置決め板の各光ファイバ位置決め孔が前記光
ファイバホルダの対応する光ファイバ保持孔に連通する
ように前記位置決め板を前記光ファイバホルダの一端に
装着するステップと、前記光ファイバホルダの一端に前
記位置決め板を装着した状態において各光ファイバを前
記光ファイバホルダの対応する光ファイバ保持孔を介し
て前記位置決め板の対応する光ファイバ位置決め孔に挿
通するステップとを含むものである。
【0009】第1の光ファイバ位置決め方法によれば、
光ファイバホルダの一端に位置決め板が装着され、各光
ファイバは、対応する光ファイバ保持孔を介して対応す
る光ファイバ位置決め孔に挿通される。位置決め板は、
薄膜プロセス等により高精度且つ簡単に作成可能であ
り、特に各光ファイバ位置決め孔の位置やサイズ及び光
ファイバ位置決め孔間ピッチは、サブミクロンの精度で
設定することができる。従って、光ファイバホルダの一
端において位置決め板により各光ファイバの先端位置を
高精度に決定することができる。
【0010】また、位置決め板は、各光ファイバ位置決
め孔のサイズが大きい他方の主面側で光ファイバホルダ
の一端に装着される。このため、各光ファイバは、対応
する光ファイバ位置決め孔にサイズが大きい開口端側か
ら挿通されるようになり、光ファイバの挿通作業が簡単
且つスムーズとなる。その上、位置決め対象としての光
ファイバを別にすれば、部品点数は、光ファイバホルダ
と光ファイバ位置決め板との2つであり、組立作業が簡
単となる。
【0011】この発明に係る第2の光ファイバアレイ
は、位置決め対象としての1又は複数の光ファイバと、
前記位置決め対象としての各光ファイバに対応する光フ
ァイバ保持孔を有する光ファイバホルダであってその一
端から他端に貫通するように各光ファイバ保持孔が形成
されているものと、前記光ファイバホルダの各光ファイ
バ保持孔に対応した第1の光ファイバ位置決め孔が一方
の主面から他方の主面に貫通し且つ該他方の主面に近づ
くにつれてサイズを増大するように形成された第1の位
置決め板であって該他方の主面にて各第1の光ファイバ
位置決め孔を前記光ファイバホルダの対応する光ファイ
バ保持孔に連通させるようにして前記光ファイバホルダ
の一端に装着されたものと、前記光ファイバホルダの各
光ファイバ保持孔に対応した第2の光ファイバ位置決め
孔が一方の主面から他方の主面に貫通し且つ該他方の主
面に近づくにつれてサイズを増大するように形成された
第2の位置決め板であって該一方の主面にて各第2の光
ファイバ位置決め孔を前記光ファイバホルダの対応する
光ファイバ保持孔に連通させるようにして前記光ファイ
バホルダの他端に装着されたものと、前記光ファイバホ
ルダの一端及び他端にそれぞれ前記第1及び第2の位置
決め板を装着し且つ各光ファイバを前記第2の位置決め
板の対応する第2の光ファイバ位置決め孔と前記光ファ
イバホルダの対応する光ファイバ保持孔と前記第1の位
置決め板の対応する第1の光ファイバ位置決め孔とに挿
通した状態において前記光ファイバを前記第1及び第2
の位置決め板のうち少なくとも一方のものに固定する固
定手段とを備えたものである。
【0012】第2の光ファイバアレイは、後述する第2
の光ファイバ位置決め方法を用いて簡単且つ高精度に製
作可能である。
【0013】この発明に係る第2の光ファイバ位置決め
方法は、位置決め対象としての1又は複数の光ファイバ
と、前記位置決め対象としての各光ファイバに対応する
光ファイバ保持孔を有する光ファイバホルダであってそ
の一端から他端に貫通するように各光ファイバ保持孔が
形成されているものと、前記光ファイバホルダの各光フ
ァイバ保持孔に対応した第1の光ファイバ位置決め孔を
有する第1の位置決め板であってその一方の主面から他
方の主面に貫通し且つ該他方の主面に近づくにつれてサ
イズを増大するように各第1の光ファイバ位置決め孔が
形成されているものと、前記光ファイバホルダの各光フ
ァイバ保持孔に対応した第2の光ファイバ位置決め孔を
有する第2の位置決め板であってその一方の主面から他
方の主面に貫通し且つ該他方の主面に近づくにつれてサ
イズを増大するように各第2の光ファイバ位置決め孔が
形成されているものとを用意するステップと、前記第1
の位置決め板の他方の主面にて前記第1の位置決め板の
各第1の光ファイバ位置決め孔が前記光ファイバホルダ
の対応する光ファイバ保持孔に連通するように前記第1
の位置決め板を前記光ファイバホルダの一端に装着する
と共に前記第2の位置決め板の一方の主面にて前記第2
の位置決め板の各第2の光ファイバ位置決め孔が前記光
ファイバホルダの対応する光ファイバ保持孔に連通する
ように前記第2の光ファイバ位置決め板を前記光ファイ
バホルダの他端に装着するステップと、前記光ファイバ
ホルダの一端及び他端にそれぞれ前記第1及び第2の位
置決め板を装着した状態において各光ファイバを前記第
2の位置決め板の対応する第2の光ファイバ位置決め孔
から前記光ファイバホルダの対応する光ファイバ保持孔
を介して前記第1の位置決め板の対応する第1の光ファ
イバ位置決め孔に挿通するステップとを含むものであ
る。
【0014】第2の光ファイバ位置決め方法によれば、
光ファイバホルダの一端及び他端にそれぞれ第1及び第
2の位置決め板が装着され、各光ファイバは、対応する
第2の光ファイバ位置決め孔から対応する光ファイバ保
持孔を介して対応する第1の光ファイバ位置決め孔に挿
通される。第1及び第2の位置決め板は、薄膜プロセス
等により高精度且つ簡単に作成可能であり、特に各光フ
ァイバ位置決め孔の位置やサイズ及び光ファイバ位置決
め孔間ピッチは、サブミクロンの精度で設定することが
できる。また、光ファイバホルダは、第1及び第2の位
置決め板間において光ファイバの直線性又は光ファイバ
間の平行度を確保するのに役立つ。従って、光ファイバ
ホルダの一端において第1の位置決め板により各光ファ
イバの先端位置を高精度に決定することができる。
【0015】その上、第1の位置決め板は、各第1の光
ファイバ位置決め孔のサイズが大きい他方の主面側で光
ファイバホルダの一端に装着されると共に、第2の位置
決め板は、各第2の光ファイバ位置決め孔のサイズが小
さい一方の主面側で光ファイバホルダの他端に装着され
る。このため、各光ファイバは、対応する第2の光ファ
イバ位置決め孔にサイズが大きい開口端側から挿通され
ると共に対応する第1の光ファイバ位置決め孔にサイズ
が大きい開口端側から挿通されるようになり、光ファイ
バの挿通作業が簡単且つスムーズとなる。さらに、位置
決め対象としての光ファイバを別にすれば、部品点数
は、光ファイバホルダと第1及び第2の光ファイバ位置
決め板との3つであり、組立作業が簡単となる。
【0016】第2の光ファイバ位置決め方法において、
前記用意するステップでは、前記第2の位置決め板の各
第2の光ファイバ位置決め孔に対応した光ファイバ案内
孔を有する案内板であってその一方の主面から他方の主
面に貫通するように各光ファイバ案内孔が前記第2の位
置決め板の対応する第2の光ファイバ位置決め孔より大
きなサイズで形成されているものを用意し、前記装着す
るステップでは、前記第2の位置決め板の他方の主面に
て前記案内板の各光ファイバ案内孔が前記第2の位置決
め板の対応する第2の光ファイバ位置決め孔に連通する
ように前記案内板を前記第2の位置決め板に装着し、前
記挿通するステップでは、前記案内板を前記第2の位置
決め板に装着した状態において各光ファイバを前記案内
板の対応する光ファイバ案内孔を介して前記第2の位置
決め板の対応する第2の光ファイバ位置決め孔に挿通す
るようにしてもよい。このようにすると、各光ファイバ
は、対応する光ファイバ案内孔により対応する第2の光
ファイバ位置決め孔に案内されるので、光ファイバの挿
通作業が一層容易となる。
【0017】
【発明の実施の形態】図1は、この発明の一実施形態に
係る2次元光ファイバアレイを示すもので、図1のA−
A’線に沿う断面は、図2に示されている。
【0018】光ファイバホルダ10は、一例として四角
柱状のもので、ステンレススチール又はインバー等の金
属からなっている。光ファイバホルダ10には、各々正
方形状の8×8個の光ファイバ保持孔J11〜J
88(図2ではJ11〜J81のみ示し、他は図示を省
略)が実質的に平行な状態でホルダ10の一端から他端
に貫通するように行列状に形成されている。光ファイバ
ホルダ10を形成する方法としては、機械加工による切
削方法を用いることができ、光ファイバ間の平行度を1
0秒以下(ホルダ長さを12mmとし、光ファイバ間ピ
ッチの精度を0.5μmとして計算)にするように高精
度にホルダ10を形成可能である。ホルダ10の構成材
料としては、ステンレススチール等の金属に限らず、ジ
ルコニア等のセラミック、ガラス、石英等を用いてもよ
い。
【0019】光ファイバ位置決め板12Aは、一例とし
て図3に示すように正方形状のもので、Ni−Fe合金
等の金属板からなっている。位置決め板12Aには、光
ファイバホルダ10の光ファイバ保持孔J11〜J88
にそれぞれ対応して8×8個の正方形状の光ファイバ位
置決め孔H11〜H88が位置決め板12Aの一方の主
面から他方の主面に貫通するように行列状に形成されて
いる。
【0020】図4は、図3のB−B’線断面を示すもの
である。図4で位置決め孔H11〜H18に関して示す
ように、位置決め孔H11〜H88は、いずれも位置決
め板12Aの一方の主面から他方の主面に進むにつれて
サイズが大きくなるように形成されている。位置決め板
12Aにおいては、一例として、一辺の長さWを5.8
mmとし、一方の主面におけるH11等の位置決め孔の
一辺の長さLを125.5μmとし、位置決め孔間ピッ
チPを250μmとし、厚さtを10〜80μmとする
ことができる。
【0021】光ファイバ位置決め板12Bは、位置決め
板12Aと同様の構成を有するもので、光ファイバホル
ダ10の光ファイバ保持孔J11〜J88にそれぞれ対
応して8×8個の正方形状の光ファイバ位置決め孔K
11〜K88が位置決め板12Bの一方の主面から他方
の主面に貫通するように行列状に形成されている。位置
決め孔K11〜K88は、いずれも位置決め板12Bの
一方の主面から他方の主面に進むにつれてサイズが大き
くなるように形成されている。
【0022】位置決め板12A,12Bは、いずれも図
5〜8に関して後述するような薄膜プロセスにより高精
度且つ簡単に形成可能であり、特に各位置決め孔の位置
やサイズ及び位置決め孔間ピッチは、0.5μm等のサ
ブミクロンの精度で設定することができる。
【0023】2次元光ファイバアレイを製作するに際し
ては、上記したような光ファイバホルダ10、位置決め
板12A,12Bを用意すると共に、直径125μmの
光ファイバ(シングルモードファイバ)を64本用意す
る。そして、光ファイバホルダ10の一端及び他端に位
置決め板12A、12Bを接着等の方法によりそれぞれ
装着する。すなわち、位置決め板12Aの他方の主面
(位置決め孔のサイズが大きい方の主面)において位置
決め孔H11〜H88が光ファイバホルダ10の光ファ
イバ保持孔J11〜J88にそれぞれ連通するように位
置決め板12Aを光ファイバホルダ10の一端に装着す
ると共に、位置決め板12Bの一方の主面(位置決め孔
のサイズが小さい方の主面)において位置決め孔K11
〜K88が光ファイバ保持孔J11〜J88にそれぞれ
連通するように位置決め板12Bを光ファイバホルダ1
0の他端に装着する。この結果、図2に示すように例え
ば位置決め孔H11は、サイズが大きい方の開口端で保
持孔J11に連通すると共に、位置決め孔K11は、サ
イズが小さい方の開口端で保持孔J11に連通するよう
になる。なお、位置決め板12A,12Bの装着は、い
ずれか一方を先に行なうようにしてもよく、あるいは同
時に行なうようにしてもよい。
【0024】次に、各光ファイバを位置決め板12Bの
対応する位置決め孔から光ファイバホルダ10の対応す
る光ファイバ保持孔を介して位置決め板12Aの対応す
る位置決め孔に挿通する。例えば、図2に示すように光
ファイバF11を位置決め孔K11から保持孔J11
介して位置決め孔H11に挿通する。このとき、位置決
め孔K11,H11のいずれについても、サイズが大き
い方の開口端から光ファイバF11が挿通されるので、
光ファイバF11を簡単且つスムーズに挿通することが
できる。他の光ファイバF12〜F88についても、光
ファイバF11と同様に挿通作業を行なうことができ
る。
【0025】この後、接着層16により光ファイバF
11〜F88を位置決め板12Bに固定する。そして、
位置決め板12Aから突出した光ファイバの先端に研磨
処理を施して先端位置を位置決め板12Aの平面に揃え
る。なお、位置決め板12Aは、研磨仕上げ後残しても
よいし、あるいは光ファイバを保持孔にてホルダ10に
接着剤で固定すれば位置決め板12Aを削り取ってもよ
い。
【0026】上記した実施形態によれば、光ファイバホ
ルダ10により位置決め板12A,12B間で光ファイ
バF11〜F88の直線性又は平行度を高精度に確保し
た状態でホルダ10の一端において位置決め板12Aに
より各光ファイバ先端位置を高精度に決定することがで
きる。また、位置決め板12A,12Bのいずれについ
ても、各位置決め孔にはサイズが大きい方の開口端から
光ファイバを挿通するので、挿通作業を簡単且つスムー
ズに行なえる。
【0027】上記した実施形態において、位置決め板1
2Bの他方の主面(位置決め孔のサイズが大きい方の主
面)には、図1,2に示すように光ファイバ案内板14
を設けてもよい。案内板14は、一例として正方形状の
もので、ステンレススチール等の金属板からなってい
る。案内板14には、位置決め板12Bの位置決め孔K
11〜K88にそれぞれ対応して8×8個の正方形状の
光ファイバ案内孔G11〜G88(図2ではG11〜G
81のみ示し、他は図示を省略)が案内板14の一方の
主面から他方の主面に貫通するように行列状に形成され
ている。案内板14の各案内孔は、位置決め板12Bの
対応する位置決め孔より大きなサイズを有するように形
成されている。これは、光ファイバの挿通を容易にする
ためである。
【0028】光ファイバ案内板14の使用に際しては、
光ファイバホルダ10の他端に位置決め板12Bを装着
した後(装着する前でも、装着すると同時でも可)、位
置決め板12Bの各位置決め孔に案内板14の対応する
案内孔が連通するように位置決め板12Bに案内板14
を装着する。そして、各光ファイバを案内板14の対応
する案内孔を介して位置決め孔12Bの対応する位置決
め孔に挿通する。この結果、図2に示すように例えば光
ファイバF11は、位置決め孔K11よりサイズが大き
い案内孔G11から位置決め孔K11のサイズの大きい
開口端を介して位置決め孔K11に挿通されるようにな
り、光ファイバF11を簡単且つスムーズに挿通するこ
とができる。他の光ファイバF12〜F88について
も、光ファイバF11と同様に挿通作業を行なうことが
できる。この後の光ファイバホルダ10及び位置決め板
12Aへの光ファイバ挿通作業は、前述したと同様であ
る。光ファイバF11〜F88の挿通作業が完了したと
きは、接着層16により光ファイバF11〜F88を案
内板14に固定する。
【0029】次に、図5〜8を参照して上記した位置決
め板12A,12Bのような光ファイバ位置決め板の製
法の一例を説明する。
【0030】図5の工程では、例えばガラス、石英又は
シリコン等からなる基板20の一方の主面にメッキ下地
層としてCu/Cr積層(Cr層にCu層を重ねた積
層)22をスパッタ法により形成する。Cr層は、基板
20に対するCu層の密着性を向上させるためのもの
で、Cr層及びCu層の厚さは、それぞれ30nm及び
300nm程度とすることができる。
【0031】次に、ホトリソグラフィ処理によりCu/
Cr積層22の上にレジスト層24,R〜Rを形成
する。レジスト層24は、所望の光ファイバ位置決め板
の平面パターンに対応した孔24aを有するように形成
し、レジスト層R〜Rは、いずれも孔24a内にお
いて所望の光ファイバ位置決め孔に対応したパターンを
有し且つ上部から下部に進むにつれてサイズが増大する
ように形成する。ここで、層R〜Rのような順テー
パー状のレジスト形状を得るためには、ステッパ(縮小
投影露光装置)を用いた場合、(1)フォーカス位置を
レジスト内に設定する方法、(2)レジスト下部にて露
光量を小さく設定する方法(ポジレジスト用の方法)、
(3)露光マスクにおいて、マスク部の透過率を徐々に
変化させる(レジストの裾にいくに従って透過率を高く
する)方法のうちいずれかの方法を用いることができ
る。
【0032】図6の工程では、レジスト層24,R
をマスクとするNi−Fe合金の選択メッキ処理に
よりNi−Fe合金層からなる光ファイバ位置決め板1
2を形成する。位置決め板12の厚さは、10〜80μ
m程度にすることができる。
【0033】図7の工程では、薬液処理等によりレジス
ト層24、R〜Rを除去する。レジスト層R〜R
を除去したため、位置決め板12には、光ファイバ位
置決め孔S〜Sが付与される。各位置決め孔は、対
応するレジスト層が上部から下部に進むにつれてサイズ
が増大するようになっていたため、位置決め板12の上
面から下面に進むにつれてサイズが増大するように形成
される。
【0034】図8の工程では、エッチング処理によりC
u/Cr積層22のうちのCu層を除去して基板20か
ら位置決め板12を分離する。基板20の上面には、C
r層22aが残される。基板20は、Cr層22aの上
にCu層をスパッタ法で形成することにより反復使用す
ることができる。
【0035】図9〜13は、光ファイバ位置決め板の製
法の他の例を示すもので、図5〜8と同様の部分には同
様の符号を付して詳細な説明を省略する。
【0036】図9の工程では、図5に関して前述したと
同様に基板20の一方の主面にCu/Cr積層22を形
成する。そして、ホトリソグラフィ処理により所望の接
着孔パターンにそれぞれ対応するレジスト層R11〜R
16をCu/Cr積層22の上に形成する。
【0037】次に、図10の工程では、ホトリソグラフ
ィ処理により所望の位置決め孔パターンにそれぞれ対応
するレジスト層R21〜R26をレジスト層R11〜R
16の上にそれぞれ形成する。
【0038】図11の工程では、レジスト層R11〜R
16,R21〜R26をマスクとするNi−Fe合金の
選択メッキ処理によりNi−Fe合金層からなる光ファ
イバ位置決め板12を形成する。このとき、位置決め板
12は、R21等の各レジスト層の周囲で上方に進むほ
ど各レジスト層から離れるように(上方に進むに従って
サイズが増大する位置決め孔を有するように)形成され
る。
【0039】図14は、このときのメッキ層12の成長
状況をレジスト層R11,R21に関して例示するもの
である。Cu/Cr積層22上においてレジスト層R
11の近傍の点Pから見たとき、メッキ層12の表面に
おける図示の点Q,Rは等距離にある。メッキ層12は
等方的に成長するので、直下にレジスト層R11があっ
てメッキ下地が露呈していない点Rでは、メッキ層12
がP点からレジスト層R 11を乗り越えて成長する。こ
のため、メッキ層(位置決め板)12は、各レジスト層
の周囲で上方に進むほど各レジスト層から離れるように
形成される。
【0040】図12の工程では、薬液処理等によりレジ
スト層R11〜R16,R21〜R 26を除去して位置
決め板12に光ファイバ位置決め孔S11〜S16及び
接着孔M11〜M16を付与する。この結果、位置決め
板12においては、一方の主面から他方の主面に貫通し
且つ他方の主面に近づくにつれてサイズを増大するよう
に位置決め孔S11〜S16が形成されると共に、位置
決め孔S11〜S16の小サイズ端にそれぞれ連続して
該小サイズ端よりサイズが大きい接着孔M11〜M16
が形成される。
【0041】図13の工程では、図8に関して前述した
と同様にCu/Cr積層22のうちのCu層をエッチン
グで除去して基板20から位置決め板12を分離する。
【0042】図15は、図9〜13の製法で得られた位
置決め板12を図1,2に示したような光ファイバホル
ダ10の一端に装着して光ファイバの位置決めを行なっ
た場合において、光ファイバ端部の固定状況を示すもの
である。
【0043】光ファイバF11,F12は、位置決め板
12の他方の主面(位置決め孔のサイズが大きい方の主
面)側から位置決め孔S11,S12にそれぞれ挿通さ
れ、更に接着孔M11,M12を介して先端が位置決め
板12の一方の主面から突出するように配置される。こ
のような状態において、接着孔M11,M12内で光フ
ァイバF11,M12の周囲に接着剤を塗布し、硬化さ
せることにより接着層A11,A12により光ファイバ
11,F12を位置決め板12に固定する。この後、
位置決め板12の一方の主面に研磨処理を施して光ファ
イバF11,F 12の突出部(破線で示す部分)や接着
層A11,A12の突出部(図示せず)を除去すること
により位置決め板12の一方の主面を平坦化する。
【0044】図15に示した光ファイバ端部の固定構造
を採用した場合は、図1,2に関して前述した接着層1
6による光ファイバ固定構造を省略してもよく、あるい
は接着層16による光ファイバ固定構造を併用してもよ
い。
【0045】図16〜22は、光ファイバ位置決め板の
製法の更に他の例を示すもので、図5〜8と同様の部分
には同様の符号を付して詳細な説明を省略する。
【0046】図16の工程では、基板20の一方の主面
にリフトオフ用のレジスト層R31,R32をホトリソ
グラフィ処理により形成する。レジスト層R31,R
32は、いずれも光ファイバ位置決め孔に対応するもの
で、対応する位置決め孔より若干大きいサイズで形成す
る。
【0047】図17の工程では、レジスト層R31,R
32を覆って基板20の一方の主面にCu/Cr積層2
2をスパッタ法で形成する。このとき、Cr層及びCu
層の厚さは、それぞれ15nm及び200nmとするこ
とができる。この後、レジスト層R31,R32をその
上のCu/Cr積層部分と共にリフトオフして基板表面
部分をそれぞれ露呈する孔Q31,Q32をCu/Cr
積層22に形成する。
【0048】図18の工程では、孔Q31,Q32内の
基板表面部分にレジスト層R41,R42をホトリソグ
ラフィ処理により形成する。レジスト層R41,R42
は、いずれも光ファイバ位置決め孔に対応するもので、
対応する位置決め孔に相当するサイズで形成する。
【0049】図19には、レジスト層R41,R42
形成したときの基板20の上面を示す。図18,19に
よれば、レジスト層R41の周囲では孔Q31により、
レジスト層R42の周囲では孔Q32によりそれぞれ基
板表面部分が円環状に露呈されているのがわかる。
【0050】図20の工程では、レジスト層R41,R
42をマスクとするNi−Fe合金の選択メッキ処理に
よりNi−Fe合金層からなる光ファイバ位置決め板1
2を形成する。このとき、メッキ下地膜としてのCu/
Cr積層22が円環状に欠如しているレジスト層
41,R42の周辺部では、Cu/Cr積層22の真
上に位置する部分に比べてメッキの成長が遅れるため、
位置決め板12は、R41等の各レジスト層の周囲で上
方に進むほど各レジスト層から離れるように(上方に進
むに従ってサイズが増大する位置決め孔を有するよう
に)形成される。
【0051】図21の工程では、薬液処理によりレジス
ト層R41,R42を除去して位置決め板12に光ファ
イバ位置決め孔S31,S32を付与する。この結果、
位置決め板12においては、一方の主面から他方の主面
に貫通し且つ他方の主面に近づくにつれてサイズを増大
するように位置決め孔S31,S32が形成される。
【0052】図22の工程では、Cu/Cr積層22の
うちのCu層をエッチングで除去して基板20から位置
決め板12を分離する。Cr層22aが基板20上に残
される。
【0053】上記した光ファイバ位置決め板の製法によ
れば、光ファイバ位置決め孔S〜S,S11〜S
16,S31,S32の位置やサイズ及び光ファイバ位
置決め孔間ピッチを0.5μm等のサブミクロンの精度
で設定することができる。
【0054】図16〜22に関して上記した光ファイバ
イ位置決め板の製法によれば、次の(イ)及び(ロ)の
ような付加的効果が得られる。
【0055】(イ)図9の工程では、レジスト層R11
〜R16の厚さが2μm以上あるため、基板上の凹凸が
大きい。このため、図10の工程では、レジスト塗布の
平坦性が損なわれやすく、レジスト層R21〜R26
寸法変動を招きやすい。これに対し、図17の工程で
は、レジスト層R31,R32を除去すると共にCu/
Cr積層22の厚さが200nm程度と薄いので,基板
上の凹凸が小さい。このため、図18の工程では、レジ
スト塗布の均一性が向上し、レジスト層R41,R42
の寸法変動が低減される。従って、位置決め板12の製
造歩留りが向上する。
【0056】(ロ)図11の工程では、レジスト層R
21〜R26の下にレジスト層R11〜R16が存在す
る状態でメッキ処理を行なうので、図12の工程でレジ
スト除去を行ない且つ図13の工程でCuエッチングを
行なっても、位置決め板12の接着孔M11〜M16
位置決め孔S11〜S16にレジストが残り、汚染を招
きやすい。汚染は、光ファイバアレイの組立て時に位置
決め精度の低下を招く。これに対し、図20の工程で
は、レジスト層R41,R42の下にレジスト層が存在
しない状態でメッキ処理を行なうので、位置決め板12
に付着して残存するレジスト量が少なくなり、汚染を低
減できる。従って光ファイバアレイの組立て時の位置決
め精度が向上する。
【0057】上記した光ファイバ位置決め板の製法にお
いて、位置決め板12としては、位置決め孔S
,S11〜S16,S31,S32が1次元配列を
なすものを例示したが、位置決め孔が2次元配列をなす
ものも上記したと同様にして作成可能である。なお、位
置決め板12は、いわゆるテーパーエッチングが可能な
選択エッチング処理を用いても作成することができる。
【0058】図23は、この発明の他の実施形態に係る
2次元光ファイバアレイの前面構成を示すもので、図2
3のX−X’線に沿う断面を図24に示す。図23,2
4において、図1〜4と同様の部分の部分には同様の符
号を付して詳細な説明を省略する。
【0059】図23,24に示す光ファイバアレイは、
4×4本の光ファイバF11〜F を備えたものであ
る。光ファイバホルダ10は、一例として8mm角の四
角柱状のもので、15mmの長さを有する。ホルダ10
には、光ファイバF11〜F 44をそれぞれ保持するた
めの16個の保持孔が設けられており、これらの保持孔
のうち4個の保持孔J21〜J24を図24に示す。J
21等の各保持孔は、延長方向に直交する断面の形状が
円形状である。
【0060】ホルダ10には、ガイドピンP〜P
それぞれ挿通するためのピン挿通孔B〜Bがホルダ
10の一端から他端に実質的に平行な状態で貫通するよ
うに設けられている。B等の各ピン挿通孔は、延長方
向に直交する断面の形状が円形状である。P等の各ガ
イドピンは、ジルコニア、アルミナ等のセラミックから
なるもので、直径が1mm程度である。ガイドピンP
〜Pは、位置決め板12Aをホルダ10に位置合せし
て保持するために用いられる。ガイドピンは、図23に
おいて左右1本ずつとしてもよい。
【0061】ホルダ10において、B等の各ピン挿通
孔は、対応するガイドピンの挿通を容易にするため、ホ
ルダ10の他端側で外方に進むにつれてサイズ(直径)
が増大するようになっている。また、J21等の各保持
孔は、対応する光ファイバの挿通を容易にするため、ホ
ルダ10の他端側で外方に進むにつれてサイズ(直径)
が増大するようになっている。なお、ホルダ10の他端
側には、各保持孔のサイズを増大させる代りに図1,2
に示したように位置決め板12Bを設けてもよく、必要
に応じて案内板14を設けてもよい。この場合、位置決
め板12Bや案内板14には、B等の各ピン挿通孔に
対応するピン挿通孔を設ける。
【0062】ホルダ10の一端には、光ファイバ位置決
め板12Aが配置されている。位置決め板12Aには、
ホルダ10の16個の保持孔にそれぞれ対応する16個
の光ファイバ位置決め孔が行列状に設けられており、こ
れらの位置決め孔のうち4個の位置決め孔H21〜H
24を図24に示す。H21等の各位置決め孔は、位置
決め板12Aの一方の主面から他方の主面に貫通し且つ
他方の主面に近づくにつれてサイズ(直径)が増大する
ように形成されている。位置決め板12Aには、ホルダ
10の4個のピン挿通孔B〜Bにそれぞれ対応する
4個のピン挿通孔C〜Cが設けられている。C
の各ピン挿通孔は、位置決め板12Aの一方の主面から
他方の主面に貫通し且つ他方の主面に近づくにつれてサ
イズ(直径)が増大するように形成されている。
【0063】位置決め板12Aは、前述したような薄膜
プロセスにより簡単に且つ精度よく製作可能であり、一
例として、8mm角の正方形状を有し且つ50〜100
μmの厚さを有するものとすることができる。
【0064】図23,24の光ファイバアレイを組立て
る際には、位置決め板12Aの他方の主面(孔C〜C
の大サイズ端側の主面)をホルダ10の一方の端面
(孔B 〜Bの小サイズ端側の端面)に対向させるよ
うにして位置決め板12Aをホルダ10の一端に配置し
た状態において、ピン挿通孔B〜Bをそれぞれ介し
てピン挿通孔C〜CにガイドピンP〜Pを挿通
する。このとき、各ピン挿通孔には、大サイズ端側から
ガイドピンが挿通されるので、挿通作業が簡単且つスム
ーズとなる。このようにガイドピンP〜Pをピン挿
通孔B〜Bをそれぞれ介してピン挿通孔C〜C
に挿通した状態では、H21等の各位置決め孔がJ21
等の対応する保持孔に位置合せされた状態となる。この
ような位置合せ状態において位置決め板12A及びガイ
ドピンP〜Pをホルダ10に接着等により装着す
る。一例としてピン挿通孔C〜Cの大サイズ端に接
着剤を予め塗布しておき、上記のような位置合せの後、
接着剤を硬化させることで装着を達成することができ
る。P等の各ガイドピンは、図25に示すように位置
決め板12Aから例えば1mm程度の所定長だけ突出さ
せるようにする。
【0065】次に、上記のように位置決め板12A及び
ガイドピンP〜Pをホルダ10に装着した状態にお
いて、J21等の各保持孔を介してH21等の対応する
位置決め孔にF21等の対応する光ファイバを挿通す
る。このとき、各保持孔及び各位置決め孔には、いずれ
も大サイズ端側から光ファイバが挿通されるので、挿通
作業が簡単且つスムーズとなる。F21等の各光ファイ
バは、図25に示すようにP等のガイドピンと同様に
位置決め板12Aから所定長だけ突出させるようにす
る。
【0066】次に、上記のように光ファイバF11〜F
44を挿通した状態のホルダ10に対して図25に示す
ように処理規制枠を嵌合により装着する。処理規制枠3
2は、ホルダ10の一端及びその近傍領域においてメッ
キ処理を規制するためのもので、ホルダ10の一端部及
び位置決め板12Aを取囲み且つ位置決め板12Aから
例えば200μm程度突出するように装着される。処理
規制枠32としては、テフロン(登録商標)又は樹脂等
の非金属材料からなり、14mm角の四角筒状で長さ1
0mmのものを用いることができる。
【0067】一方、ホルダ10に処理規制枠32を装着
する前又はした後、ガイドピンP〜P及び光ファイ
バF11〜F44(図25ではF21〜F24のみ示
す)の突出部には、図25に示すように光ファイバ位置
決め板34を嵌合により装着する。位置決め板34は、
位置決め板12Aと同様の構成を有し、同様にして製作
されるもので、ピン挿通孔M〜Mは、ピン挿通孔C
〜Cにそれぞれ対応し、位置決め孔N21〜N24
は、位置決め孔H21〜H24にそれぞれ対応する。M
等の各ピン挿通孔には、大サイズ端側からガイドピン
を挿通すると共に、N21等の各位置決め孔には、大サ
イズ端側から光ファイバを挿通するので、挿通作業を簡
単且つスムーズに行なえる。
【0068】処理規制枠32と位置決め板34との間の
間隔Dは、0.5mmとすることができる。ガイドピン
〜P及び光ファイバF11〜F44の突出部に位
置決め板34を装着した状態では、光ファイバF11
44は、位置決め板12A,34間にて高精度に位置
決めされている。
【0069】次に、ホルダ10に処理規制枠32を装着
すると共にガイドピンP〜P及び光ファイバF11
〜F44の突出部に位置決め板34を装着した状態にお
いて、金属製ホルダ10に通電してメッキ処理を行な
い、位置決め板12Aの一方の主面にメッキ金属(例え
ばNi−Fe合金)からなる固定層30を形成する。固
定層30の厚さKは、100μm以上で処理規制枠32
の突出長を越えない厚さとすることができる。
【0070】メッキ処理の後、処理規制枠32をホルダ
10から取外す。そして、必要に応じて位置決め板34
とガイドピンP〜P及び光ファイバF11〜F44
の突出部とを切断等により除去してから固定層30に研
磨処理を施すことにより図24に示すように固定層30
の表面(図23に示す光ファイバアレイの前面)を平坦
化する。このとき、光ファイバF11〜F44は、高精
度に位置決めされた状態で固定層30により位置決め板
12Aに固定されているので、研磨量kを気にすること
なく、研磨面をどこで止めても、各光ファイバの先端位
置が高精度に維持される。なお、固定層30は、メッキ
処理の代りに接着剤の硬化処理等によっても作成可能で
ある。
【0071】図23,24に示した光ファイバアレイに
よれば、ホルダ10の一端部において各光ファイバの先
端位置精度を高く維持した状態で各光ファイバを固定層
30により位置決め板12Aに強固に固定することがで
きる。
【0072】この発明は、上記した実施形態に限定され
るものではなく、種々の改変形態で実施可能なものであ
る。例えば、次のような変更が可能である。
【0073】(1)光ファイバホルダ10の形状は、四
角柱状に限らず、円柱状、多角柱(例えば三角柱、六角
柱)状等であってもよい。
【0074】(2)光ファイバホルダ10の保持孔やピ
ン挿通孔、位置決め板12A,12B,12,34の位
置決め孔やピン挿通孔及び案内板14の案内孔やピン挿
通孔の形状は、正方形状や円形状に限らず、多角形(例
えば三角形、平行四辺形、六角形)状等であってもよ
い。
【0075】(3)この発明は、2次元光ファイバアレ
イに限らず、1次元光ファイバアレイや単芯の光ファイ
バホルダ(光ファイバ1本の位置決め)にも適用可能で
ある。
【0076】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、光フ
ァイバホルダの一端側にて光ファイバ位置決め板により
各光ファイバの先端位置を高精度に決定するようにした
ので、光ファイバ配置の精度が向上する効果が得られ
る。
【0077】また、光ファイバホルダの一端側で光ファ
イバ位置決め板の各位置決め孔のサイズを光ファイバの
受入れが容易になるように設定したので、各光ファイバ
を光ファイバホルダの対応する保持孔を介して光ファイ
バ位置決め板の対応する位置決め孔に挿通する作業が簡
単且つスムーズとなり、部品点数が少ないことと相俟っ
て光ファイバアレイの製作が容易となる効果が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施形態に係る2次元光ファイ
バアレイを示す斜視図である。
【図2】 図1のA−A’線に沿う断面図である。
【図3】 光ファイバ位置決め板を示す前面図である。
【図4】 図3のB−B’線に沿う断面図である。
【図5】 この発明に係る光ファイバ位置決め板の製法
の一例におけるレジスト層形成工程を示す断面図であ
る。
【図6】 図5の工程に続く選択メッキ工程を示す断面
図である。
【図7】 図6の工程に続くレジスト除去工程を示す断
面図である。
【図8】 図7の工程に続く分離工程を示す断面図であ
る。
【図9】 この発明に係る光ファイバ位置決め板の製法
の他の例におけるレジスト層形成工程を示す断面図であ
る。
【図10】 図9の工程に続くレジスト層形成工程を示
す断面図である。
【図11】 図10の工程に続く選択メッキ工程を示す
断面図である。
【図12】 図11の工程に続くレジスト除去工程を示
す断面図である。
【図13】 図12の工程に続く分離工程を示す断面図
である。
【図14】 選択メッキ処理におけるメッキ層の成長状
況を示す断面図である。
【図15】 図9〜13の製法で得られた位置決め板を
用いて光ファイバの位置決めを行なった場合において光
ファイバ端部の固定状況を示す断面図である。
【図16】 この発明に係る光ファイバ位置決め板の更
に他の例におけるレジスト層形成工程を示す断面図であ
る。
【図17】 図16の工程に続くスパッタ工程及びリフ
トオフ工程を示す断面図である。
【図18】 図17の工程に続くレジスト層形成工程を
示す断面図である。
【図19】 図18の基板の上面図である。
【図20】 図18の工程に続く選択メッキ工程を示す
断面図である。
【図21】 図20の工程に続くレジスト除去工程を示
す断面図である。
【図22】 図21の工程に続く分離工程を示す断面図
である。
【図23】 この発明の他の実施形態に係る2次元光フ
ァイバアレイを示す前面図である。
【図24】 図23のX−X’線に沿う断面図である。
【図25】 図24の光ファイバアレイにおける固定層
のメッキ状況を示す断面図である。
【図26】 従来の2次元光ファイバアレイの一例を示
す斜視図である。
【符号の説明】
10:光ファイバホルダ、12,12A,12B,3
4:光ファイバ位置決め板、14:光ファイバ案内板、
16,A11,A12:接着層、20:基板、22:C
u/Cr積層、22a:Cr層、24,R〜R,R
11〜R16,R 21〜R26,R31,R32,R
41,R42:レジスト層、30:光ファイバ固定層、
32:処理規制枠、J11〜J81:保持孔、H11
88,K 〜K88,S〜S,S11
16,S31,S32:位置決め孔、G
81:案内孔、F11〜F88:光ファイバ、M11
〜M16:接着孔、P〜P:ガイドピン。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】位置決め対象としての1又は複数の光ファ
    イバと、 前記位置決め対象としての各光ファイバに対応する光フ
    ァイバ保持孔を有する光ファイバホルダであってその一
    端から他端に貫通するように各光ファイバ保持孔が形成
    されているものと、 前記光ファイバホルダの各光ファイバ保持孔に対応した
    光ファイバ位置決め孔が一方の主面から他方の主面に貫
    通し且つ該他方の主面に近づくにつれてサイズを増大す
    るように形成された位置決め板であって該他方の主面に
    て各光ファイバ位置決め孔を前記光ファイバホルダの対
    応する光ファイバ保持孔に連通させるようにして前記光
    ファイバホルダの一端に装着されたものと、 前記光ファイバホルダの一端に前記位置決め板を装着し
    且つ各光ファイバを前記光ファイバホルダの対応する光
    ファイバ保持孔と前記位置決め板の対応する光ファイバ
    位置決め孔とに挿通した状態において前記光ファイバを
    前記位置決め板に固定する固定手段とを備えた光ファイ
    バアレイ。
  2. 【請求項2】位置決め対象としての1又は複数の光ファ
    イバと、前記位置決め対象としての各光ファイバに対応
    する光ファイバ保持孔を有する光ファイバホルダであっ
    てその一端から他端に貫通するように各光ファイバ保持
    孔が形成されているものと、前記光ファイバホルダの各
    光ファイバ保持孔に対応した光ファイバ位置決め孔を有
    する位置決め板であってその一方の主面から他方の主面
    に貫通し且つ該他方の主面に近づくにつれてサイズを増
    大するように各光ファイバ位置決め孔が形成されている
    ものとを用意するステップと、 前記位置決め板の他方の主面にて前記位置決め板の各光
    ファイバ位置決め孔が前記光ファイバホルダの対応する
    光ファイバ保持孔に連通するように前記位置決め板を前
    記光ファイバホルダの一端に装着するステップと、 前記光ファイバホルダの一端に前記位置決め板を装着し
    た状態において各光ファイバを前記光ファイバホルダの
    対応する光ファイバ保持孔を介して前記位置決め板の対
    応する光ファイバ位置決め孔に挿通するステップとを含
    む光ファイバ位置決め方法。
  3. 【請求項3】位置決め対象としての1又は複数の光ファ
    イバと、 前記位置決め対象としての各光ファイバに対応する光フ
    ァイバ保持孔を有する光ファイバホルダであってその一
    端から他端に貫通するように各光ファイバ保持孔が形成
    されているものと、 前記光ファイバホルダの各光ファイバ保持孔に対応した
    第1の光ファイバ位置決め孔が一方の主面から他方の主
    面に貫通し且つ該他方の主面に近づくにつれてサイズを
    増大するように形成された第1の位置決め板であって該
    他方の主面にて各第1の光ファイバ位置決め孔を前記光
    ファイバホルダの対応する光ファイバ保持孔に連通させ
    るようにして前記光ファイバホルダの一端に装着された
    ものと、 前記光ファイバホルダの各光ファイバ保持孔に対応した
    第2の光ファイバ位置決め孔が一方の主面から他方の主
    面に貫通し且つ該他方の主面に近づくにつれてサイズを
    増大するように形成された第2の位置決め板であって該
    一方の主面にて各第2の光ファイバ位置決め孔を前記光
    ファイバホルダの対応する光ファイバ保持孔に連通させ
    るようにして前記光ファイバホルダの他端に装着された
    ものと、 前記光ファイバホルダの一端及び他端にそれぞれ前記第
    1及び第2の位置決め板を装着し且つ各光ファイバを前
    記第2の位置決め板の対応する第2の光ファイバ位置決
    め孔と前記光ファイバホルダの対応する光ファイバ保持
    孔と前記第1の位置決め板の対応する第1の光ファイバ
    位置決め孔とに挿通した状態において前記光ファイバを
    前記第1及び第2の位置決め板のうち少なくとも一方の
    ものに固定する固定手段とを備えた光ファイバアレイ。
  4. 【請求項4】位置決め対象としての1又は複数の光ファ
    イバと、前記位置決め対象としての各光ファイバに対応
    する光ファイバ保持孔を有する光ファイバホルダであっ
    てその一端から他端に貫通するように各光ファイバ保持
    孔が形成されているものと、前記光ファイバホルダの各
    光ファイバ保持孔に対応した第1の光ファイバ位置決め
    孔を有する第1の位置決め板であってその一方の主面か
    ら他方の主面に貫通し且つ該他方の主面に近づくにつれ
    てサイズを増大するように各第1の光ファイバ位置決め
    孔が形成されているものと、前記光ファイバホルダの各
    光ファイバ保持孔に対応した第2の光ファイバ位置決め
    孔を有する第2の位置決め板であってその一方の主面か
    ら他方の主面に貫通し且つ該他方の主面に近づくにつれ
    てサイズを増大するように各第2の光ファイバ位置決め
    孔が形成されているものとを用意するステップと、 前記第1の位置決め板の他方の主面にて前記第1の位置
    決め板の各第1の光ファイバ位置決め孔が前記光ファイ
    バホルダの対応する光ファイバ保持孔に連通するように
    前記第1の位置決め板を前記光ファイバホルダの一端に
    装着すると共に前記第2の位置決め板の一方の主面にて
    前記第2の位置決め板の各第2の光ファイバ位置決め孔
    が前記光ファイバホルダの対応する光ファイバ保持孔に
    連通するように前記第2の光ファイバ位置決め板を前記
    光ファイバホルダの他端に装着するステップと、 前記光ファイバホルダの一端及び他端にそれぞれ前記第
    1及び第2の位置決め板を装着した状態において各光フ
    ァイバを前記第2の位置決め板の対応する第2の光ファ
    イバ位置決め孔から前記光ファイバホルダの対応する光
    ファイバ保持孔を介して前記第1の位置決め板の対応す
    る第1の光ファイバ位置決め孔に挿通するステップとを
    含む光ファイバ位置決め方法。
  5. 【請求項5】 前記用意するステップでは、前記第2の
    位置決め板の各第2の光ファイバ位置決め孔に対応した
    光ファイバ案内孔を有する案内板であってその一方の主
    面から他方の主面に貫通するように各光ファイバ案内孔
    が前記第2の位置決め板の対応する第2の光ファイバ位
    置決め孔より大きなサイズで形成されているものを用意
    し、前記装着するステップでは、前記第2の位置決め板
    の他方の主面にて前記案内板の各光ファイバ案内孔が前
    記第2の位置決め板の対応する第2の光ファイバ位置決
    め孔に連通するように前記案内板を前記第2の位置決め
    板に装着し、前記挿通するステップでは、前記案内板を
    前記第2の位置決め板に装着した状態において各光ファ
    イバを前記案内板の対応する光ファイバ案内孔を介して
    前記第2の位置決め板の対応する第2の光ファイバ位置
    決め孔に挿通する請求項4記載の光ファイバ位置決め方
    法。
  6. 【請求項6】 1又は複数の光ファイバ保持孔を有する
    光ファイバホルダの一端に装着して使用される光ファイ
    バ位置決め板であって、 前記光ファイバホルダの各光ファイバ保持孔に対応した
    光ファイバ位置決め孔を有し、各光ファイバ位置決め孔
    は、前記光ファイバ位置決め板の一方の主面から他方の
    主面に貫通し且つ該他方の主面に近づくにつれてサイズ
    を増大するように形成されていることを特徴とする光フ
    ァイバ位置決め板。
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