JP2003120149A - 建築用の防音機能付シャッター装置 - Google Patents

建築用の防音機能付シャッター装置

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JP2003120149A
JP2003120149A JP2001312544A JP2001312544A JP2003120149A JP 2003120149 A JP2003120149 A JP 2003120149A JP 2001312544 A JP2001312544 A JP 2001312544A JP 2001312544 A JP2001312544 A JP 2001312544A JP 2003120149 A JP2003120149 A JP 2003120149A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 建築用シャッター装置の防音機能を向上させ
るように構成する。 【解決手段】 防音機能付のシャッター装置1におい
て、ガイドレール7の溝開口部に位置して取付け具9を
固定し、ガイドレール7のシャッターカーテン2を案内
する折返し片部7dに続いて取付け具9に案内面9aを
形成し、該案内面9aに形成した凹溝部9bと、取付け
具9のガイドレール7溝奥側に形成した取付け凹部9b
とに、モヘア10と遮音ゴム11とをシャッターカーテ
ン2の幅方向に並列して嵌合させ、モヘア部10bの先
端部と遮音ゴム突片11bの先端部とをシャッターカー
テン2のカーテン面に当接させるように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、工場やビル等の建
築物の開口部に建付けられる建築用の防音機能付シャッ
ター装置の技術分野に属するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、建築物の建物内の音を外部に出し
たくない場合や、これとは逆に外部の騒音を建物内に入
れないようにするため、開口部に防音機能付のシャッタ
ー装置を設けることが提唱されている。このようなシャ
ッター装置としては、複数のスラットを開閉方向に連装
したシャッターカーテンを、開口部上方に設けた巻取り
ドラムに巻装し、開口部の開閉は、シャッターカーテン
を巻取りドラムに対して巻出し、巻取りすることで行う
が、このとき、シャッターカーテンの左右両側縁部は、
開口部の両側部に設けられたガイドレールに移動案内さ
れるように構成されている。ところで、シャッターカー
テンを閉鎖した状態において、ガイドレールとシャッタ
ーカーテンとのあいだには隙間が形成されているため、
該隙間からの音漏れが防音性能を低下させてしまう。そ
こで、防音機能付のシャッター装置では、ガイドレール
のシャッターカーテン案内面に遮音ゴムを設け、該遮音
ゴムのシャッターカーテン案内面よりも突出する先端が
シャッターカーテンのカーテン面に押し付けられるよう
にすることで隙間をなくすようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、前記従来の
遮音ゴムは上下方向に長い形状となっている。これに対
し、閉鎖したシャッターカーテンの隣接するスラット間
の隙間は、上下方向に複数点在するうえ、隙間は屋内外
方向に深く形成されるため、遮音ゴム先端が隙間の屋内
外方向奥深いところまで至ることができず、どうしても
奥側に隙間が残ってしまう。このため、仮令、スラット
に内装する遮音材の性能を高めてスラット自体の遮音性
を高めたとしても、前記連結部に形成される隙間の溝奥
側から音漏れが発生してしまうことになって、このまま
では遮音性の向上が難しいという問題がある。一方、近
年、遮音、防音のさらなる要求がなされる傾向にあり、
JIS(日本工業規格)のA4702、A4706で規
格される鋼製及びアルミニウム合金製のドアやサッシの
防音、遮音性能において、30デシベル(dB)以上の
音圧低下がなされるT2レベルの装置が要求されること
があり、このため、より高い遮音性能を備えたシャッタ
ー装置を提供する必要があり、ここに本発明が解決しよ
うとする課題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の如き実
情に鑑み、これらの課題を解決することを目的として創
作されたものであって、シャッターカーテンの幅方向両
側縁部をガイドするガイドレールであって、該ガイドレ
ールの案内面に、シャッターカーテンの開閉方向に長く
形成され、先端が案内面より突出するモヘアと遮音ゴム
とを、シャッタカーテンの幅方向に並列して配設したも
のである。そして、このようにすることによって、シャ
ッターカーテンのスラット連結部に形成される隙間の溝
奥までもが覆蓋されて、遮音性能の向上を計ることがで
きる。このものにおいて、本発明のモヘアと遮音ゴムと
は、ガイドレールのシャッターカーテン案内面に設けた
取付け具に組込み配設されているものとすることができ
る。さらにこのものにおいて、本発明のガイドレールの
案内面は、屋内外方向に対向してシャッターカーテンの
屋内外面をそれぞれ案内するものとし、モヘアと遮音ゴ
ムとは、前記各案内面にそれぞれ配設されているものと
することができる。また、このものにおいて、本発明の
シャッターカーテンは、幅方向に長いスラットを開閉方
向に複数連結したものとし、これらスラットの連結部に
モヘアの先端が沿うように構成されているものとするこ
とができる。
【0005】
【発明の実施の形態】次に、本発明の第一の実施の形態
を図1〜図9の図面に基づいて説明する。図面におい
て、1は工場やビル等の大開口に建付けられるの防音機
能付きのシャッター装置(重量シャッター装置)であ
り、該シャッター装置1を構成するシャッターカーテン
2は、左右方向(幅方向)に長い複数3のスラットを開
閉方向である上下方向に連装することで構成されたもの
になっている。4は、開口部上方屋内側に設けられたシ
ャッターケースであって、該シャッターケース4を構成
する左右側板の屋外側部位には、前記シャッターカーテ
ン2の上端部が連結された巻取りドラム5の左右端部が
回動自在に支架されている。一方、前記シャッターケー
ス4の屋内側部位には、巻取りドラム5と並列する状態
で開閉機6が固定支持されており、該開閉機6の駆動ス
プロケット6aと、巻取りドラム5の一端部に連結され
る従動スプロケット5aとが連動連結されている。そし
て、開閉機6の正逆回転駆動に伴い巻取りドラム5が回
転することにより、シャッターカーテン2は巻取りドラ
ム5に巻取られて開口部を開放する開放姿勢と、巻取り
ドラム5から巻出されて開口部を閉鎖する閉鎖姿勢とに
変姿するように設定され、このとき、シャッターカーテ
ン2は、左右両側縁部が開口部の左右両側に建て付けら
れた一対のガイドレール7に案内される状態で上下方向
に移動変姿するように設定されており、これらの構成は
何れも従来通りとなっている。図1において、8は開閉
操作用スイッチ、8aは制御盤、8bは手動操作具であ
る。
【0006】さて、前記シャッターカーテン2を構成す
る各スラット3は、例えばスチール製の屋内外一対の長
板材3a、3bを用いて所謂ホロー型に形成されてい
る。そして、屋外側の長板材3aは、上下縁部にインタ
ーロック部3c、3dが折曲形成され、屋内側の長板材
3bは、前記上下のインターロック部3c、3dのあい
だに収容される大きさの矩形となるように折曲形成さ
れ、これら屋内外の長板材3a、3b対向間に、例えば
ロックウール等の遮音材3eが収容され、防音性能を有
したスラット3に形成されている。このように形成され
た各スラット3は、図4に示すように、隣接するスラッ
ト3の上下のインターロック部3c、3d同志をそれぞ
れインターロック結合することで連結されてシャッター
カーテン2を構成しており、該シャッターカーテン2
を、屋外側のスラット面(屋外側スラット3aのスラッ
ト面)が面一状になるよう連結したとき、前記上下のイ
ンターロック部3c、3dの連結部に、該屋外側スラッ
ト面から屋内側に退避する凹溝状の小さな隙間Sが形成
されている。尚、各スラット3の左右両側部は、図3
(C)に示すように、内側長板材3bの方を僅かに短く
形成し、ここに、屋外側長板材3aに沿う側辺が形成さ
れた略L字形の端部材3fが一体化されている。そし
て、ガイドレール7は、後述するように、各スラット3
の遮音材3e収容部に至る部位まで嵌合するように形成
されている。
【0007】そして、前記シャッターカーテン1の左右
両側縁部を移動案内する左右一対のガイドレール7にそ
れぞれ本発明が実施されている。前記ガイドレール7は
躯体に埋め込み状に配されているものであるが、スチー
ル材を折曲形成することで構成され、屋内外方向を向く
溝底片7aと、該溝底片7aの両端部から左右方向開口
部側に向けて延出される一対の溝側片部7bと、これら
溝側片部7bの延出先端部からそれぞれ屋内外方向に向
けて延出された一対の先端片部7cと、これら先端片部
7cの先端部からそれぞれ左右方向に折返し状に折曲さ
れた一対の折返し片部7dとを備えて形成されている。
そして、一対の溝側辺部7bの対向間に、シャッターカ
ーテン2の両側縁部を遊嵌状に外嵌したとき、一対の折
返し片部7dがシャッターカーテン2の屋内外のカーテ
ン面に近接対向して、シャッターカーテン2を移動案内
する案内面となるように設定されている。
【0008】さらに、ガイドレール7の溝開口側には、
溝側片部7bと先端片部7cと折返し片部7dとに囲ま
れたスペースに収容されるようにして取付け具9が螺子
止め固定されている。前記取付け具9は、アルミ型材で
一体型形成されたものになっており、各折返し片部7d
に続いてガイドレール7の溝奥側でシャッターカーテン
2を移動案内する案内面9aが形成されている。さら
に、前記案内面9aには、折返し片部7dに隣接する部
位に蟻溝状の凹溝部9bが形成されており、該上下方向
に長い取付け凹溝部9bに、モヘア10を構成する樹脂
製の基端部10aが抜止め状に嵌合され、変形自在なモ
ヘア部10bの先端部がガイドレール7の案内面となる
折返し片部7dよりもカーテン面側に突出するように配
されている。さらに、取付け具9のガイドレール7溝奥
側に位置する部位には、溝奥側が開口する取付け凹部9
cが形成されており、該上下方向に長い取付け凹部9c
に、遮音ゴム11が嵌合するように構成されている。こ
こで、前記遮音ゴム11は、断面矩形状に形成された基
端部11aと、該基端部11aから外方に突出する突片
11bとを備えて構成されており、基端部11aを取付
け凹部9cに嵌合させたとき、突片11bの先端部がガ
イドレール7の案内面となる折返し片部7dよりもカー
テン面側に突出するように設定されている。このように
して、ガイドレール7の案内面に、モヘア10と遮音ゴ
ム11とがシャッターカーテン2の左右幅方向に並列し
て設けられている。因みに、前記突片11bはモヘア部
10bの先端部よりもカーテン面側に突出するように設
定されている。また、躯体に取付けられた状態のガイド
レール7からモヘア10と遮音ゴム11とを取換える場
合では、モヘア10についてはガイドレール7の上端部
から抜き差しすることで着脱でき、また、遮音ゴム11
についてはガイドレール7の横方向から抜き差しするこ
とで着脱できるように構成されている。
【0009】そして、シャッターカーテン2の側縁部
は、図6の仮想線で示すような位置関係でガイドレール
7に嵌合されるように設定されており、このとき、遮音
ゴム突片11bとモヘア部10bの先端部とはそれぞれ
カーテン面に当接して弾性変形するが、モヘア部10b
の先端部は、シャッターカーテン2のカーテン面に沿っ
て自由に変形し、各スラット3同志の連結部に形成され
る屋外側カーテン面の隙間Sの溝奥にまで入り込むよう
に設定されている。これによって、シャッターカーテン
2を全閉した状態において、遮音ゴム突片11bはシャ
ッターカーテン2を屋内外から押し付けるような状態で
カーテン面を封止し、かつ、モヘア部10は先端部がス
ラット3連結部の隙間Sに入り込むような状態で隙間S
を封止し、もって、シャッターカーテン2とガイドレー
ル7とのあいだの隙間が塞がれて音漏れ防止(遮音性
能、防音性能)の向上が計れるように設定されている。
尚、前記モヘア10は、モヘア部10bの幅方向(長さ
方向に直交する方向)中央部に樹脂製のフィン10cが
設けられ、モヘア部10bに形成される隙間を塞いで壁
のように作用する構成となっている。また、12は各ガ
イドレール7の上端部に設けられるのみ込みガイド体で
あって、該のみ込みガイド体12は、巻取りドラム5に
巻装されたシャッターカーテン2をガイドレール7に、
あるいはガイドレール7から巻取りドラム5へとシャッ
ターカーテン2をガイドするように設定されている。
【0010】13は最下端に位置するスラット3に連結
された座板であって、該座板13にも防音の向上を計る
ための配慮がなされている。つまり、座板13は、上側
に位置するスラット3との連結部となるインターロック
部14aおよび屋外側面14bが形成された第一半部1
4と、上片部15a、屋内側面15bおよび下端部に位
置し床面とのあいだを遮音する遮音用ゴム材16を嵌合
するための取付け部15cが形成された第二半部15と
を螺子止めして一体化することで構成されている。ここ
で、前記遮音用ゴム材16は断面半円形状に形成され、
外周面から屋内外方向に傾斜状に突出する突起16aが
形成されたものとなっており、シャッターカーテン2が
全閉姿勢となったときに突起16aが弾性変形を伴う状
態で床面に当接することで、床面との封止性を高めて遮
音効果を発揮するように構成されている。
【0011】そして、これら第一、第二半部14、15
はそれぞれアルミ型材で形成され、第一半部14のイン
ターロック部14aと屋外側面14bとのあいだの曲げ
角度ができるだけ小さくなるように配慮されている。こ
れによって、第一半部インターロック部14aが最下端
スラット3の下側インターロック部3dと連結したと
き、スラット3の屋外側スラット面の下端部と第一半部
屋外側面14bの上端部とのあいだに形成される隙間が
小さくなり、防音性能が高められるように設定されてい
る。因みに、従来、重量のシャッター装置における座板
は、スチール材を曲げ加工して形成されている。しか
も、スラットとの連結部であるインターロック部は、ス
ラット同志の連結とは異なりスラット下側インターロッ
ク部を外嵌するように形成されている。このため、これ
らを連結したときに、スラットと座板との屋外側面に形
成される隙間は、スラット同志の連結部に形成される隙
間よりも大きくなって防音性能を損なうという問題があ
ったが、本実施の形態のようにアルミ型材で形成するこ
とにより、前記隙間の大きさを可及的に小さくなし得
て、防音性能の向上が計れるようになっている。尚、1
7は第二半部15に螺子止め固定され座板13の左右両
側面を塞ぐように配される端板材である。また、18は
躯体開口部上縁部に配され、シャッターカーテン2の屋
外側カーテン面と躯体上縁部とのあいだの隙間を塞ぐた
めの塞ぎ材であって、該塞ぎ材18はゴム質弾性材で形
成され、弾性変形した状態でシャッターカーテン2に当
接することにより封止性が高められるように構成されて
いる。
【0012】叙述の如く構成された本発明の実施の形態
において、シャッターカーテン2は左右両側縁部をガイ
ドレール7に移動案内される状態で上下に開閉移動し
て、開口部の開閉が行われることになるが、この場合
に、シャッターカーテン2の閉鎖状態において、シャッ
ターカーテン2を構成する各スラット3同志の屋外側ス
ラット面の連結部に形成される隙間Sには、該隙間Sの
溝奥(屋内側方)に至るまでガイドレール7に設けたモ
ヘア部10bの先端部が届くため、該隙間Sが塞がれ
て、該隙間Sからの音漏れを防止でき、防音(遮音)性
能が向上する。しかもこの場合に、ガイドレール7内に
おいて、シャッターカーテン2の屋内外のスラット面に
対し、遮音ゴム突片11bがスラット面に弾圧状に当接
することで封止がなされ、そのうえで、当接部の形状に
沿って自由に変形するモヘア部10bにより屋外側スラ
ット面に形成された隙間Sの溝奥側を塞ぐことができる
ため、これらの組合せで一層の防音効果を期待でき、こ
の結果、今日社会のニーズにあった防音機能を有したシ
ャッター装置1を提供できる。因みに、前記シャッター
装置1をJIS(日本工業規格)のA4702、A47
06で規格される鋼製及びアルミニウム合金製のドアや
サッシの防音、遮音性能に準じて測定したところ、30
デシベル(dB)以上の音圧低下がなされるT2レベル
の装置となっていることが確認された。
【0013】さらにこのものでは、座板13をアルミ型
材で型成形することで曲げ角度を自由に設定できるの
で、最下端に位置するスラット3の下側インターロック
部3dとの連結部に形成される隙間をできるだけ小さく
することができ、かつ、該部位にも前記ガイドレール7
のモヘア部10b先端部が入り込むようにして当接する
ため、防音性能のさらなる向上を果すことができる。
【0014】尚、本発明は前記実施の形態に限定されな
いことは勿論であって、防音機能の優れたガイドレール
としては、図10に示す第二の実施の形態のように構成
することもできる。前記ガイドレール19は第一、第二
板材20、21を用いて構成され、各板材20、21に
より溝底片20a、21aと屋内外一方の溝側片20
b、21bとがそれぞれ折曲形成されている。そして、
溝底片20a、21a同志を重ねるようにしてガイドレ
ール19が形成され、このものにおいても、ガイドレー
ル19の溝開口部にモヘア10と遮音ゴム11を着脱自
在に嵌合するための取付け具9が設けられ、前記第一の
実施の形態と同様に、モヘア10と遮音ゴム11とが左
右方向に並列した状態で配されており、防音性の優れた
ガイドレール19となっている。
【0015】さらに、防音性能の優れた座板としては、
図11に示す第三の実施の形態のように構成することが
できる。この座板22は、最下端スラット3との連結を
する連結部材22a、該連結部材22aに固定される固
定座板22bおよび該固定座板22bに対して上下方向
移動自在に配され下端部に遮音用ゴム材16が配された
可動座板22cと、固定座板22bに対する可動座板2
2cとが設けられたものになっており、該可動座板22
cの上動に基づいて図示しない障害物検知スイッチが切
換えられて障害物検知を行う構成となっている。そして
このものでも、連結部材22aをアルミ型材で型成形す
ることにより、最下端スラット3とのインターロック結
合部に形成される隙間をできるだけ小さくなるようにし
ている。因みに、連結部材22aは、前記第一の実施の
形態の座板13を構成する第一半部14をそのまま用い
ており、部材の兼用化が計られている。
【図面の簡単な説明】
【図1】シャッター装置の概略を示す正面図である。
【図2】シャッター装置の側面図である。
【図3】図3(A)、(B)、(C)はそれぞれスラッ
トの正面図、図3(A)のX−X断面図、図3(A)の
Y−Y断面図である。
【図4】シャッターカーテンの一部側面断面図である。
【図5】図5(A)、(B)はそれぞれガイドレールの
側面図、一部正面図である。
【図6】図5(B)のX−X断面図である。
【図7】図7(A)、(B)はそれぞれモヘアの側面
図、平面図である。
【図8】図8(A)、(B)はそれぞれ座板の背面図、
平面図である。
【図9】図9(A)、(B)はそれぞれシャッターカー
テン下端部の側面図、図8(A)のX−X断面図であ
る。
【図10】第二の実施の形態を示すガイドレールの平面
断面図である。
【図11】第三の実施の形態を示すシャッターカーテン
下端部の側面断面図である。
【符号の説明】
1 シャッター装置 2 シャッターカーテン 3 スラット 3a 屋外側長板材 3c 上側インターロック部 5 巻取りドラム 6 開閉機 7 ガイドレール7 7a 溝底片 7c 先端片部 7d 折返し片部 9 取付け具 10 モヘア 11 遮音ゴム 12 のみ込みガイド体 13 座板 14 第一半部 14a インターロック部 16 遮音用ゴム材

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シャッターカーテンの幅方向両側縁部を
    ガイドするガイドレールであって、該ガイドレールの案
    内面に、シャッターカーテンの開閉方向に長く形成さ
    れ、先端が案内面より突出するモヘアと遮音ゴムとを、
    シャッタカーテンの幅方向に並列して配設した建築用の
    防音機能付シャッター装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、モヘアと遮音ゴムと
    は、ガイドレールのシャッターカーテン案内面に設けた
    取付け具に組込み配設されている建築用の防音機能付シ
    ャッター装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において、ガイドレー
    ルの案内面は、屋内外方向に対向してシャッターカーテ
    ンの屋内外面をそれぞれ案内するものとし、モヘアと遮
    音ゴムとは、前記各案内面にそれぞれ配設されている建
    築用の防音機能付シャッター装置。
  4. 【請求項4】 請求項1、2または3において、シャッ
    ターカーテンは、幅方向に長いスラットを開閉方向に複
    数連結したものとし、これらスラットの連結部にモヘア
    の先端が沿うように構成されている建築用の防音機能付
    シャッター装置。
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