JP2003118819A - 制振ラック及びラックの制振方法 - Google Patents

制振ラック及びラックの制振方法

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修 福田
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 ラック2の合掌梁14を分断し、制振ジョイ
ント20で接続する。またラチス8やブレスを制振ジョ
イントを介して柱6に取り付け、上下の柱6を制振ジョ
イント40を介して接続し、下部の柱を基礎に制振ジョ
イント50を介して取り付ける。さらにラックユニット
4,4間の背合わせ材を制振ジョイント60で構成す
る。各制振ジョイントでは一方側と他方側の取り付け用
の金属板の間に粘弾性体を介在させる。 【効果】 ラックに加わる振動エネルギーを吸収し、制
振性を高めることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の利用分野】この発明は、自動倉庫などに用いる
ラックの制振に関する。
【0002】
【従来技術】自動倉庫などのラックでは、制振は重要な
要素である。制振が充分にできれば、耐震性を向上させ
ることができ、また柱などの構造部材を細くするなどに
より、構造の簡素化や軽量化ができ、ラックのコストを
低下させることができる。また、保管している荷物がず
れたり、落下するのを防止することができる。しかしな
がらラックの制振は余り研究されていない。
【0003】
【発明の課題】この発明の基本的課題は、ラックの振動
を粘弾性体で吸収して、ラックを制振することにある
(請求項1〜9)。 請求項2,3の発明での追加の課題は、特にラックの短
辺方向の揺れを吸収することにある。請求項4の発明で
の追加の課題は、ラチス材やブレスを用いて、ラックの
揺れを吸収することにある。請求項5の発明での追加の
課題は、ラックの柱を利用して揺れを吸収することにあ
る。請求項6〜8の発明での追加の課題は、制振ジョイ
ントの具体的な構造を提供することにある。
【0004】
【発明の構成】この発明は、ラックの構造要素間を、粘
弾性体を用いた制振ジョイントにより接続した制振ラッ
クにある(請求項1)。
【0005】好ましくは、ラックユニット間を接続する
部材に粘弾性体を用いた制振ジョイントを設ける(請求
項2)。 特に好ましくは、前記部材が、ラックユニットの頂部を
接続する合掌梁、もしくはラックユニットの背面間を接
続する背合わせ材である(請求項3)。 また好ましくは、ラックのラチス材またはブレス材に粘
弾性体を用いた制振ジョイントを設ける(請求項4)。 またの好ましくは、ラックの上下の柱間または柱と基礎
との間に、粘弾性体を用いた制振ジョイントを設ける
(請求項5)。
【0006】好ましくは、前記制振ジョイントが、ジョ
イントの一方の端部から延在する第1の金属板と、他方
の端部から延在する第2の金属板との間に、粘弾性体を
介在させたものである(請求項6)。 特に好ましくは、第1と第2の金属板の相対変位を制限
するための手段を設ける(請求項7)。 また好ましくは、第1の金属板をn枚、第2の金属板を
n+1枚設けて、(nは1以上の自然数)、これらの金属
板の間に粘弾性体を介在させる(請求項8)。
【0007】この発明では、ラックの構造要素に粘弾性
体を用いた制振ジョイントを設け、ラックの振動により
該粘弾性体を変形させて振動エネルギーを吸収させて、
ラックを制振する(請求項9)。
【0008】
【発明の作用と効果】この発明では、ラックの構造要素
間を粘弾性体を用いた制振ジョイントにより接続するの
で、ラックの振動エネルギーを吸収して、耐震性を向上
させ、あるいはラックの構造部材を細径化や薄肉化等に
より簡素化し、ラックのコストを低下させ、また収容効
率を向上させることができる。また、保管している荷物
がずれたり、落下するのを防止することができる(請求
項1〜8)。制振ジョイントとしては、粘弾性体を用い
たものの他に、複合合金や磁気ダンパー、電磁流体、液
晶等を用いたものも考えられるが、粘弾性体を用いたも
のが最も効率的である。
【0009】制振ジョイントを設ける位置としては、例
えばラックユニット間を接続する部材があり、これは例
えばラックユニットの頂部を互いに接続する合掌梁や、
ラックユニットとラックユニットの背面間を接続する背
合わせ材等である。ラックは一般に背が高く、水平面で
見て長辺方向と短辺方向との比が大きな構造体であり、
短辺方向の揺れが長辺方向の揺れよりも著しいので、ラ
ックの短辺方向の振動を吸収散逸させることが重要であ
る。そこで例えば、ラックユニットとラックユニットと
の接続に制振ジョイントを用いることにより、この部分
で振動エネルギーを吸収して、制振することができる
(請求項2,3)。
【0010】またこれ以外にラックのラチス材やブレス
材に制振ジョイントを設けることが好ましい。ラチス材
に制振ジョイントを設けると、ラックの短辺方向の振動
エネルギーを吸収でき、ブレス材に設けると、ラックの
長辺方向の振動エネルギーを吸収できる(請求項4)。 さらにラックの上下の柱と柱の間、あるいは柱と基礎と
の間に制振ジョイントを設けると、柱の振動を制振ジョ
イントで吸収し、ラックの耐震性を向上できる(請求項
5)。 これ以外に制振ジョイントはラックの水平梁などにも設
けても良い。
【0011】制振ジョイントは基本的に、粘弾性体によ
る振動エネルギーの吸収を利用したものであり、その構
造としては、ジョイントの一方の端部から第1の金属板
を延在させ、他方の端部から第2の金属板を延在させ、
これらの間に粘弾性体を介在させると簡単に制振ジョイ
ントを構成できる(請求項6)。 粘弾性体だけではジョイントとしての取り付け強度が乏
しい場合、第1の金属板と第2の金属板の相対変位を制
限するための手段を設け、許容範囲以上に変形すること
を禁止する(請求項7)。 粘弾性体で振動エネルギーを吸収するには、厚い粘弾性
体を一枚用いるよりも、薄い粘弾性体を複数枚用いる方
が有利である。そこで例えば、第1の金属板をn枚、第
2の金属板をn+1枚設けて、これらの金属板の間に粘
弾性体を例えば2n枚介在させると、効率的に振動エネ
ルギーを吸収できる(請求項8)。
【0012】この発明のラックの制振方法によれば、ラ
ックの振動を制振ジョイントの粘弾性体で吸収するの
で、ラックの耐震性を高めると共に、ラックの軽量化や
細径化あるいは薄肉化等をはかることができる。また、
保管している荷物がずれたり、落下するのを防止するこ
とができる(請求項9)。
【0013】
【実施例】図1〜図12に、実施例の制振ラックとその
変形とを示す。これらの図において、2は制振ラック、
4はラックユニットで、ここではラックユニット4を複
数並設しているが、1つのラックユニット4のみからな
るものでもよい。6は鋼の角パイプ等を用いた柱、8は
ラチス材で短辺方向に柱6,6間を接続し、10はスタ
ッカークレーン等の走行スペースである。図2の12は
ブレスで、制振ラック2の長辺方向に沿って柱6,6間
を斜めに接続し、14は合掌梁で、ラックユニット4,
4間の頂部を接続する。柱6やラチス材8、ブレス1
2、合掌梁14等が構造部材に該当し、これらは例えば
鋼製とする。
【0014】粘弾性体を用いた制振ジョイント20〜7
0の取り付け位置の例を、図1,図2に示す。合掌梁間
の制振ジョイント20は、ラックユニット4,4の間で
合掌梁14を適宜の位置で分断し、分断した位置を接続
する様に取り付ける。ラチス用の制振ジョイント30
は、ラチス材8と柱6との間に取り付け、あるいはラチ
ス材8を分断して分断したラチス材を互いに接続するよ
うに取り付ける。柱用の制振ジョイント40は、上下の
柱間に設け、柱を上下方向に沿って複数本設ける場合、
高層部での柱の接続部に設けることが好ましい。基礎へ
の取り付け用の制振ジョイント50は、柱と基礎との間
に取り付ける。また背合わせ材としての制振ジョイント
60は、ラックユニット4,4を背中合わせに背面で接
続する位置に取り付ける。ブレス用の制振ジョイント7
0は、ブレス12を柱6に取り付ける位置に設け、ある
いはブレス12を分断して、分断したブレスを互いに接
続するように設ける。図1,図2では多種類の制振ジョ
イント20〜70を多数箇所に設置するように示した
が、これらのうちの1種類の制振ジョイントのみを用い
てもよく、また取り付け位置をより少数に制限しても良
い。
【0015】図3に合掌梁間の制振ジョイント20を示
すと、21,22は金属板で、2枚の金属板21で粘弾
性体23を介して金属板22を挟み込んでいる。24は
ピンで、金属板21,22間の相対変位を制限し、中央
の金属板22に例えばピン24の外径よりも大きな孔を
設け、この孔の範囲でピン24が遊動して、金属板2
1,22が相対変位し得るようにしてある。そして金属
板21が第1の金属板に該当し、金属板22が第2の金
属板に該当する。
【0016】粘弾性体23は例えば層状に設け、例えば
損失係数の大きな弾性体であるゴムに、カーボンブラッ
クや適宜のセラミック粉末、金属粉等を混入して、損失
係数を増大させたものを用いる。このような粘弾性体2
3では、弾性係数をk,粘性係数をηとして、変位を
x,速度をvとすると、粘弾性体を変形させるのに必要
な力はkx+ηvとなり、ηの項が粘性項で、振動によ
るエネルギーの吸収を表している。粘弾性体として好ま
しい材質は一般に、ゴムや液晶ポリマーなど高分子に、
カーボンブラックやセラミック、金属粉などのフィラー
を添加したものである。
【0017】合掌梁間の制振ジョイント20の場合、ラ
ックユニット4,4の短辺方向の振動により、制振ジョ
イント20ではピン24を中心として金属板21,22
が相対的に揺動し、この揺動により粘弾性体23を変形
させて、振動エネルギーを熱エネルギーに変化させる。
なおピン24は設けなくても良く、制振ジョイント20
は合掌梁でラックユニット4,4間を接続する位置以外
に設けても良い。例えば、1つのラックユニット4での
短辺方向の一方の柱と他方の柱との間で合掌梁を分断
し、この分断箇所を接続するように設けても良い。
【0018】図4にラチス用の制振ジョイント30を示
すと、21,22は前記の金属板で、これらの間に粘弾
性体23を介在させて、ピン24で相対変位の範囲を制
限しながら互いに接続する。なお、ピン24は設けなく
ても良い。金属板22は、柱6に取り付けた金属板31
にボルトナット等の締結具32で接続し、他の点では図
3の制振ジョイント20と同様に構成すればよい。図4
では、制振ジョイント30を柱6とラチス材8の間に設
けたが、ラチス材8を2つに分断して、分断位置に制振
ジョイント30を設けても良い。制振ジョイント30
は、地震時などにラチス材8を伸縮させる振動のエネル
ギーを吸収散逸させる。
【0019】図5に柱用の制振ジョイント40を示す
と、制振ジョイント40は上下の柱6,6間に設けら
れ、制振ジョイント40の底面に、下側の柱の上端に溶
接などで固着されているジョイント40bが取り付けら
れ、上側の柱6は制振ジョイント40に設けたコの字状
あるいは升状などの窪み部に戴置され、上側の柱と制振
ジョイント40は圧縮された粘弾性体23を介して接触
している。なお制振ジョイント40は、水平面内での長
辺方向がラックユニットの短辺方向となるように配置し
て、ラックの間口を狭くしないようにしてある。そして
地震等により、ラックユニットの短辺方向に力が加わる
と、上側の柱が制振ジョイント40に対して上方に移動
し、この振動エネルギーを粘弾性体23で吸収する。
【0020】図6に、変形例の柱用の制振ジョイント4
5を示すと、41,42は上下の金属板で、下側の柱は
金属板42に溶接等で固着され、上側の柱は金属板41
に同様に固着してある。また34は、上下の柱6,6が
上下方向に移動することを許容しながら取り付けるため
の締結部で、金属板41,42間に上下方向の隙間が生
じることを許容しながら、これらが水平方向に外れるこ
とを禁止する。46は他の金属板、47は角パイプ等の
部材で、角パイプ47と金属板46との間に粘弾性体2
3があり、上側の柱が上方に移動すると、粘弾性体23
で振動エネルギーを吸収することができる。角パイプ4
7を用いたのは、金属板41,42のフランジ部分の厚
さを得るためである。
【0021】図7に、基礎への取り付け用の制振ジョイ
ント50を示す。51は受け部で、平面視で例えば桝状
の開口55を設け、柱6と受け部51との間に粘弾性体
23を設ける。52はねじ等を用いた高さ調整部材で、
53は基礎への取り付け部、54はアンカーボルトであ
る。
【0022】図8,図9に、背合わせ材としての制振ジ
ョイント60を示す。制振ジョイント60では、金属部
材61,62間に例えば2層に粘弾性体23を設け、金
属部材61,62間の相対変位をピン24で制限する。
なおピン24は設けなくても良い。
【0023】粘弾性体は多数枚用いる方が効率的であ
り、このような変形例を図10の制振ジョイント65と
して示す。金属部材66には例えば2枚の金属板が設け
られ、金属部材67には例えば3枚の金属板が設けら
れ、この間に合計4枚の粘弾性体23が設けてある。他
の点では図9の制振ジョイント60と同様である。
【0024】図11に、ブレス12を柱6に取り付ける
ための制振ジョイント70を示す。71,73は金属部
材で、この間に粘弾性体23が介在し、ブレス12は袋
ナット72により、制振ジョイント70に取り付けてあ
る。
【0025】図12は、柱用の制振ジョイントの更に他
の変形例を示し、80は角筒状の制振ジョイントで、ボ
ルトなどの締結具で下側の柱と固着し、上側の柱を角筒
80の内側に受けて、壁面に設けた粘弾性体83で制振
する。
【0026】制振ジョイントでの粘弾性体と金属板との
関係では、両者を接着剤などで固着しても良く、あるい
は金属板で粘弾性体を圧縮するように加圧して、地震時
などにはこの圧縮力による摩擦で粘弾性体が変形するよ
うにしても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例の制振ラックの構成を模式的に示す
正面図
【図2】 実施例の制振ラックの側面を模式的に示す
【図3】 実施例の制振ラックでの、合掌梁の分断と
制振ジョイントによる接続を示す斜視図
【図4】 実施例の制振ラックでの、制振ジョイント
によるラチスの柱への取付を示す切り欠き部付き平面図
【図5】 実施例の制振ラックでの、上下の柱の制振
ジョイントによる接続を示す斜視図
【図6】 変形例の制振ジョイントによる上下の柱間
の接続を示す正面図
【図7】 実施例の制振ラックでの、制振ジョイント
による柱の基礎への取り付けを示す図
【図8】 実施例の制振ラックでの、背合わせ材とし
ての制振ジョイントによる、ラックユニット間の接続を
示す図
【図9】 図8の制振ジョイントの水平方向断面図
【図10】 図8の制振ジョイントの変形例を示す水平
方向断面図
【図11】 実施例の制振ラックでの、制振ジョイント
によるブレスの柱への取付を示す一部切り欠き部付き平
面図
【図12】 他の変形例の制振ジョイントによる上下の
柱間の接続を示す正面図
【符号の説明】
2 制振ラック 4 ラックユニット 6 柱 8 ラチス材 10 走行スペース 12 ブレス 14 合掌梁 20 合掌梁間の制振ジョイント 30 ラチス用の制振ジョイント 40,45 柱用の制振ジョイント 50 基礎への取り付け用の制振ジョイント 60,65 背合わせ材としての制振ジョイント 70 ブレス用の制振ジョイント 21,22 金属板 23 粘弾性体 24 ピン 31 金属板 32,34 締結具 41,42 金属板 46 金属板 47 角パイプ 51 受け部 52 高さ調整部材 53 基礎への取り付け部 61,62 金属部材 66,67 金属部材 71,73 金属部材 72 袋ナット 80 制振ジョイント 82 締結具 83 粘弾性体

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ラックの構造要素間を、粘弾性体を用い
    た制振ジョイントにより接続した制振ラック。
  2. 【請求項2】 ラックユニット間を接続する部材に粘弾
    性体を用いた制振ジョイントを設けたことを特徴とす
    る、請求項1の制振ラック。
  3. 【請求項3】 前記部材が、ラックユニットの頂部を接
    続する合掌梁、もしくはラックユニットの背面間を接続
    する背合わせ材であることを特徴とする、請求項2の制
    振ラック。
  4. 【請求項4】 ラックのラチス材またはブレス材に粘弾
    性体を用いた制振ジョイントを設けたことを特徴とす
    る、請求項1の制振ラック。
  5. 【請求項5】 ラックの上下の柱間または柱と基礎との
    間に、粘弾性体を用いた制振ジョイントを設けたことを
    特徴とする、請求項1の制振ラック。
  6. 【請求項6】 前記制振ジョイントが、ジョイントの一
    方の端部から延在する第1の金属板と、他方の端部から
    延在する第2の金属板との間に、粘弾性体を介在させた
    ものであることを特徴とする、請求項1〜5のいずれか
    の制振ラック。
  7. 【請求項7】 第1と第2の金属板の相対変位を制限す
    るための手段を設けたことを特徴とする、請求項6の制
    振ラック。
  8. 【請求項8】 第1の金属板をn枚、第2の金属板をn
    +1枚設けて、(nは1以上の自然数)、これらの金属板
    の間に粘弾性体を介在させたことを特徴とする、請求項
    6または7の制振ラック。
  9. 【請求項9】 ラックの構造要素に粘弾性体を用いた制
    振ジョイントを設け、ラックの振動により該粘弾性体を
    変形させて振動エネルギーを吸収するようにしたことを
    特徴とする、ラックの制振方法。
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