JP2003118364A - 車両ドア内蔵用吸音材 - Google Patents

車両ドア内蔵用吸音材

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JP2003118364A
JP2003118364A JP2001312291A JP2001312291A JP2003118364A JP 2003118364 A JP2003118364 A JP 2003118364A JP 2001312291 A JP2001312291 A JP 2001312291A JP 2001312291 A JP2001312291 A JP 2001312291A JP 2003118364 A JP2003118364 A JP 2003118364A
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Yoshihiro Obara
義弘 小原
Masami Isobe
政美 磯部
Shiyuuji Kurusu
修司 来須
Yoshihiro Ikuma
佳裕 生馬
Shinichirou Emori
真一郎 江盛
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Nishikawa Rubber Co Ltd
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Nishikawa Rubber Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車外側から車内側、あるいはその逆に伝わる
騒音を効果的に抑制することのできる車両ドア内蔵用吸
音材を提供する。 【解決手段】 自動車のドア構造Dに内蔵され、比重が
略0.05〜0.4の発泡体1からなり、騒音を抑制す
る。また、比重が略0.05〜0.4の発泡体1からな
る吸音層と比重が0.4以上の材料からなる遮音層2と
からなるものや、その長手方向に中空部3が設けられ、
その中空部3に微粒子粉体4または繊維質材料5が充填
されたもの等で騒音を抑制する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車のドア構造
に内蔵される吸音材に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ドアパネルとドアトリムとで構成
されるドア構造の内部に、自動車内へ車外の騒音が侵入
するのを阻止するため、あるいは車内の音が車外に漏れ
るのを防止するために、繊維質状のグラスウールを主原
料としたフェルト等で形成した吸音材を装着したものが
ある。これは、ドアパネルを通過する騒音をドア構造の
内部で吸音し、車内へ至るのを抑制するものである。
【0003】また、同様に、ドア構造の内部に、発泡樹
脂の回りにソリッド層を設けて構成した衝撃吸収パッド
を設け、自動車の側面衝突時の衝突エネルギーを吸収す
るようにしたものもある(実開平6−78033号公
報)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、フェル
ト等で構成した吸音材は、吸音効果が十分ではなく、車
外の騒音が依然として車内へ侵入してしまう。同様に、
車内の音が車外へ漏れるのを効果的に抑制することもで
きない。また、発泡樹脂とソリッド層で構成した衝撃吸
収パッドは、衝突エネルギーを効果的に吸収することは
できるものの、その材質から騒音を抑制する効果は少な
い。
【0005】そこで、本発明の目的は、車外側から車内
側、あるいはその逆に伝わる騒音を効果的に抑制するこ
とのできる車両ドア内蔵用吸音材を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1に係る発明は、自動車のドア構造(D)
に内蔵されるものであって、比重が略0.05〜0.4
の発泡体(1)からなり騒音を抑制することを特徴とす
る。なお、ドア構造(D)は、車外側のドアパネル
(P)と、その車内側に組付けられるドアトリム(T)
とで構成されている。
【0007】また、請求項2に係る発明は、自動車のド
ア構造(D)に内蔵されるものであって、比重が略0.
05〜0.4の発泡体(1)からなる吸音層と比重が
0.4以上の材料からなる遮音層(2)とからなり騒音
を抑制することを特徴とする。
【0008】さらに、請求項3に係る発明は、自動車の
ドア構造(D)に内蔵されるものであって、発泡体
(1)からなり、その長手方向には中空部(3)が設け
られ、その中空部(3)には微粒子粉体(4)または繊
維質材料(5)が充填されて騒音を抑制することを特徴
とする。
【0009】また、請求項4にかかる発明は、自動車の
ドア構造(D)に内蔵されるものであって、発泡体
(1)からなる吸音層と比重が0.4以上の材料からな
る遮音層(2)とからなり、その長手方向には中空部
(3)が設けられ、その中空部(3)には微粒子粉体
(4)または繊維質材料(5)が充填されて騒音を抑制
することを特徴とする。
【0010】また、請求項5に係る発明は、前記請求項
1または2に記載の車両ドア内蔵用吸音材は、長手方向
に中空部(3)が設けられていることを特徴とする。
【0011】さらに、請求項6に係る発明は、前記請求
項1乃至5に記載の車両ドア内蔵用吸音材は、表面に複
数の突部(6)又は/および複数の凹部が長さ方向に形
成されていることを特徴とする。
【0012】またさらに、請求項7にかかる発明は、前
記請求項5に記載の車両ドア内蔵用吸音材は、長手方向
に中空部が設けられ、しかも少なくともその一部が閉じ
られていることを特徴とする。
【0013】なお、上記の括弧内の記号は図面及び後述
する発明の実施の形態に記載された記号に対応するもの
である。
【0014】本発明の請求項1に記載の車両ロア部用吸
音材は、自動車のドア構造に内蔵されるものであって、
比重が略0.05〜0.4の発泡体からなるので、ドア
構造内に侵入した騒音は吸収され、車内への侵入が抑制
される。また、この吸音材は、比重が略0.05〜0.
4の発泡体からなるので吸音性に優れ、従って、騒音は
効果的に吸収される。
【0015】また請求項2に記載の車両ドア内蔵用吸音
材は、吸音層に加え、比重が0.4以上の材料からなる
遮音層が設けられているので、吸音作用と遮音作用の双
方によって、騒音を一層効果的に抑制することができ
る。
【0016】さらに、請求項3に記載の車両ドア内蔵用
吸音材は、発泡体からなり、その長手方向には中空部が
設けられ、さらに、その中空部には微粒子粉体または繊
維質材料が充填されているので、発泡体と微粒子粉体ま
たは繊維質材料とによって騒音の車内への侵入をさらに
効果的に抑制することができる。
【0017】また、請求項4に記載の車両ドア内蔵用吸
音材は、発泡体からなる吸音層と遮音層とからなり、そ
の長手方向には中空部が設けられ、さらに当該中空部に
は微粒子粉体または繊維質材料が充填されているので、
吸音層と遮音層と微粒子粉体または繊維質材料とで、騒
音の侵入をより効果的に抑制することができる。
【0018】さらに、請求項5に記載の車両ドア内蔵用
吸音材は、発泡体のみ、あるいは発泡体と遮音層からな
り、その長手方向に中空部が設けられているので、外表
面の他に内表面が形成されて全体としての表面積が拡く
なる。従って、吸音面積が拡くなって、吸音効果が向上
する。
【0019】また、請求項6に記載の車両ドア内蔵用吸
音材は、表面に複数の突部又は/および複数の凹部が長
さ方向に形成されているので、吸音面積が拡くなり、吸
音効果が向上する。
【0020】またさらに、請求項7に記載の車両ドア内
蔵用吸音材は、長手方向に中空部が設けられ、少なくと
もその一部が閉じられているので、騒音が中空部内を通
過するのを阻止することができ、騒音効果が向上する。
【0021】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について図面
を参照して説明する。図1は、本発明の実施形態に係る
車両ドア内蔵用吸音材が取付けられた自動車の外観側面
図であり、図2はそのドア構造Dを示す正面図である。
【0022】図1および図2に示すように、本発明の実
施形態に係る車両ドア内蔵用吸音材は、ドアパネルPと
ドアトリムTとからなるドア構造Dに内蔵されるもので
あり、本実施形態ではドアトリムTの内面に三つ装着さ
れている。なお、装着する吸音材の数は限定されない。
【0023】この吸音材は、図3に示すように、中実
で、比重が略0.05〜0.4の発泡体1からなる。な
お、その装着方法は、図3(a)に示すように、発泡体
1の底面に取付けられた粘着材7を介して装着してもよ
いし、図3(b)に示すように、ドアパネルPに形成し
たフランジ8に嵌合させることにより装着してもよい。
【0024】また、吸音材は、図4(a)、(b)、
(c)、(d)に示すように、比重が略0.05〜0.
4の発泡体1からなる吸音層と、比重が0.4以上の材
料からなる遮音層2とからなるものであっても良い。こ
のように多層化することによって吸音効果及び遮音効果
の両方の点から騒音を抑制することができる。
【0025】また、この吸音材は、図5に示すように、
発泡体1として、例えば比重が略0.05〜0.6の発
泡体1を使用し、この長手方向に設けられた中空部3
に、微粒子粉体4または繊維質材料5が充填されたもの
とすることができる。微粒子粉体4としてはカーボン等
が適当であり、繊維質材料5としてはグラスウール等を
使用することができる。これら微粒子粉体4等を充填す
ることによって、騒音をさらに効果的に抑制することが
できる。なお、図5(a)、(b)には、微粒子粉体4
を充填し、(c)、(d)には繊維質材料5を充填した
例を示した。
【0026】本発明者は、発泡体1の中空部3に微粒子
粉体4を充填した吸音材と、中空部3をそのままにした
吸音材との吸音効果を比較するために実験を行った。こ
の実験は、図12に示すように、高さ20mmの発泡体
1(比重0.50)に形成した中空部3に微粒子粉体
(例えばカーボンブラック)4を充填したものと、そう
でないものとを使用して、高さ14mmの隙間にそれぞ
れを密に圧入し、音源室Rに設けた音圧発生器Gから騒
音を発生させ、その透過音を音圧測定器Mで測定するこ
とによって行なった。なお、本実験の測定条件は次の通
りである。測定周波数:100Hz〜10000Hz
(1/3オクターブ幅)、音源室音圧:残響室内90d
B均一、音圧サンプリング条件:F特性(30秒間平均
音圧)。
【0027】実験の結果、中空部3に微粒子粉体4を充
填した吸音材は、1〜4kHzの値では、中空部3を有
するものと比較して、6.3dBの遮音性の向上が確認
された。また、周波数帯域では1〜4kHz付近で特に
差が見られ、10dB以上の向上が確認された。これ
は、微粒子粉体(例えばカーボンブラック)4を充填す
ることによって、カーボン内の微細な粒子径間の空気が
膨張と圧縮を繰り返し、この膨張・圧縮過程により熱の
移動が起こり、音のエネルギーが損失されて吸音が起こ
るからであると考えられる。
【0028】なお、微粒子粉体4または繊維質材料5
は、図6(a)、(b)、(c)、(d)に示すよう
に、発泡体1からなる吸音層と遮音層2とからなるもの
において、その長手方向に設けられた中空部3に充填す
ることもできる。この構成では、発泡体1と遮音層2と
微粒子粉体4または繊維質材料5の三者で騒音を効果的
に抑制することができる。
【0029】さらに、この吸音材は、図7に示すよう
に、その長手方向に中空部3が設けられているものでも
良い。このように、中空部3を設けることにより、表面
積が中実なものと比較して拡がるので吸音効果が向上す
る。特に、中空部3に入り込んだ音のエネルギーは内部
の空気層によって減衰させられるので、騒音はより抑制
される。なお、中空部3の形状は、図4(a),
(b),(c)のように様々であり、図4(d)のよう
に複数の中空部3を設けるようにしてもよい。
【0030】また、発泡体1の形状は、図8(a)、
(c)、(d)や図9等に示すように、表面に複数の突
部6を形成したものであってもよい。また、これにかえ
て、複数の凹部を形成したものでもよく、複数の突部と
複数の凹部とを併せもつものでもよい。このように、複
数の突部6を設けることにより、表面積が滑らかなもの
と比較して拡がるので吸音効果が向上する。なお、突部
6はその高さや隣接間隔を変化させることにより様々な
態様なものにすることができる。
【0031】また、発泡体1は、図10に示すように、
その長手方向の少なくとも一部(この例ではほぼ中間
部)が絞り込まれるようにして閉じられたものであって
も良い。絞り込み方法は様々な態様なものにすることが
できる。図10(a)は紐9で絞り込んだものであり、
(b)は綴込器(ホチキス)の綴じ金具10で絞り込ん
だものである。このように絞り込むことによって音の通
過を防止し、より効果的に騒音を抑制することができ
る。
【0032】なお、図11に示すように、中空部3に微
粒子粉体4や繊維質材料5が充填されたものにおいて
は、その端部を焼付などによって潰し部11を形成し、
蓋を設けたような形態とすることができる。これによっ
て、音の通過をより確実に阻止することができる。潰し
方は、図11(a)のように全体形状を維持して行なう
場合と、(b)のように端部を狭めて行なう場合があ
る。
【0033】なお本発明の実施の形態例では、ドアトリ
ムTの内面に吸音材を取付けた例を示したが、ドアパネ
ルPの内面に取付けても同様な吸音効果が得られる。
【0034】
【発明の効果】以上のとおり、本発明の請求項1に記載
の車両ロア部用吸音材は、自動車のドア構造に内蔵され
るものであって、比重が略0.05〜0.4の発泡体か
らなるので、ドア構造内に侵入した騒音は吸収され、車
内への侵入が抑制される。
【0035】また請求項2に記載の車両ドア内蔵用吸音
材は、吸音層に加え、比重が0.4以上の材料からなる
遮音層が設けられているので、騒音を一層効果的に抑制
することができる。
【0036】さらに、請求項3に記載の車両ドア内蔵用
吸音材は、発泡体からなり、その長手方向には中空部が
設けられ、さらに、その中空部には微粒子粉体または繊
維質材料が充填されているので、発泡体と微粒子粉体ま
たは繊維質材料とによって騒音の車内への侵入をさらに
効果的に抑制することができる。
【0037】また、請求項4に記載の車両ドア内蔵用吸
音材は、発泡体からなる吸音層と遮音層とからなり、そ
の長手方向には中空部が設けられ、さらに当該中空部に
は微粒子粉体または繊維質材料が充填されているので、
吸音層と遮音層と微粒子粉体または繊維質材料とで、騒
音がさらに効果的に抑制される。
【0038】さらに、請求項5に記載の車両ドア内蔵用
吸音材は、発泡体のみ、あるいは発泡体と遮音層からな
り、その長手方向に中空部が設けられているので、吸音
効果が向上し、騒音をさらに抑制することができる。
【0039】また、請求項6に記載の車両ドア内蔵用吸
音材は、表面に複数の突部又は/および複数の凹部が長
手方向に形成されているので、同様に吸音効果が向上
し、騒音をより抑制することができる。
【0040】またさらに、請求項7に記載の車両ドア内
蔵用吸音材は、長手方向に中空部が設けられ、少なくと
もその一部が閉じられているので、騒音が中空部を通過
するのを阻止することができ、騒音の抑制効果を高める
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る車両ドア内蔵用吸音材
が取付けられる自動車を示す外観側面図である。
【図2】図1における自動車のドア構造を示す正面図で
ある。
【図3】本発明の実施形態に係る車両ドア内蔵用吸音材
を示す斜視図である。
【図4】本発明の実施形態に係る車両ドア内部用吸音材
の別形状を示す断面図である。
【図5】本発明の実施形態に係る車両ドア内部用吸音材
の別形状を示す断面図である。
【図6】本発明の実施形態に係る車両ドア内部用吸音材
の別形状を示す断面図である。
【図7】本発明の実施形態に係る車両ドア内部用吸音材
の別形状を示す断面図である。
【図8】本発明の実施形態に係る車両ドア内部用吸音材
の別形状を示す断面図である。
【図9】本発明の実施形態に係る車両ドア内部用吸音材
の別形状を示す斜視図である。
【図10】本発明の実施形態に係る車両ドア内部用吸音
材の別形状を示す斜視図である。
【図11】本発明の実施形態に係る車両ドア内部用吸音
材の別形状を示す斜視図である。
【図12】本発明の実施形態に係る車両ドア内部用吸音
材の性能実験を示すための説明図である。
【符号の説明】
1 発泡体 2 遮音層 3 中空部 4 微粒子粉体 5 繊維質材料 6 突部 7 粘着材 8 フランジ 9 紐 10 綴じ金具 11 潰し部 D ドア構造 G 音圧発生器 M 音圧測定器 P ドアパネル R 音源室 T ドアトリム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 来須 修司 広島県広島市西区三篠町2丁目2番8号 西川ゴム工業株式会社内 (72)発明者 生馬 佳裕 広島県広島市西区三篠町2丁目2番8号 西川ゴム工業株式会社内 (72)発明者 江盛 真一郎 広島県広島市西区三篠町2丁目2番8号 西川ゴム工業株式会社内 Fターム(参考) 3D023 BA03 BB22 BC01 BD03 BE02 BE03 BE04 BE06

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】自動車のドア構造に内蔵されるものであっ
    て、比重が略0.05〜0.4の発泡体からなり騒音を
    抑制することを特徴とする車両ドア内蔵用吸音材。
  2. 【請求項2】自動車のドア構造に内蔵されるものであっ
    て、比重が略0.05〜0.4の発泡体からなる吸音層
    と比重が0.4以上の材料からなる遮音層とからなり騒
    音を抑制することを特徴とする車両ドア内蔵用吸音材。
  3. 【請求項3】自動車のドア構造に内蔵されるものであっ
    て、発泡体からなり、その長手方向には中空部が設けら
    れ、該中空部には微粒子粉体または繊維質材料が充填さ
    れて騒音を抑制することを特徴とする車両ドア内蔵用吸
    音材。
  4. 【請求項4】自動車のドア構造に内蔵されるものであっ
    て、発泡体からなる吸音層と比重が0.4以上の材料か
    らなる遮音層とからなり、その長手方向には中空部が設
    けられ、該中空部には微粒子粉体または繊維質材料が充
    填されて騒音を抑制することを特徴とする車両ドア内蔵
    用吸音材。
  5. 【請求項5】前記車両ドア内蔵用吸音材は、長手方向に
    中空部が設けられていることを特徴とする請求項1また
    は2に記載の車両ドア内蔵用吸音材。
  6. 【請求項6】前記車両ドア内蔵用吸音材は、表面に複数
    の突部又は/および複数の凹部が長さ方向に形成されて
    いることを特徴とする請求項1乃至5のうちいずれか一
    つに記載の車両ドア内蔵用吸音材。
  7. 【請求項7】前記車両ドア内蔵用吸音材は、長手方向に
    中空部が設けられ、しかも少なくとも一部が閉じられて
    いることを特徴とする請求項5に記載の車両ドア内蔵用
    吸音材。
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