JP2003118202A - プリンタ - Google Patents

プリンタ

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JP2003118202A
JP2003118202A JP2001318600A JP2001318600A JP2003118202A JP 2003118202 A JP2003118202 A JP 2003118202A JP 2001318600 A JP2001318600 A JP 2001318600A JP 2001318600 A JP2001318600 A JP 2001318600A JP 2003118202 A JP2003118202 A JP 2003118202A
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JP2001318600A
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Hiroo Kato
啓夫 加藤
Toru Takami
徹 高見
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Seiko Epson Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】蓋体を閉位置にロックする蓋体ロック機構を備
えるプリンタにおいて、蓋体ロック機構のロック解除操
作と蓋体の開き操作を、片手の一連動作で行うことを可
能にし、蓋体を開く際の操作性を向上させる。 【解決手段】プリンタ10は、その内部にレシート用ロ
ール紙を収納する筐体11と、前記レシート用ロール紙
に印字を行うレシート印字ヘッド15と、前記レシート
用ロール紙の出し入れを可能にする開口部13と、前記
筐体11に回動自在に設けられ、その回動操作に応じて
前記開口部13を開閉する蓋体12と、前記蓋体12の
先端部と前記筐体11との間に形成され、印字後の前記
レシート用ロール紙を排出する排紙口14と、前記蓋体
12を閉位置にロックする蓋体ロック機構22と、前記
蓋体12の先端部に設けられ、前記蓋体ロック機構22
をロック解除操作するロック解除ボタン30とを備えて
構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ロール紙等の連続
紙に印字を行うプリンタに関し、詳しくは、蓋体を閉位
置にロックする蓋体ロック機構を備えたプリンタに関す
る。
【0002】
【従来の技術】筐体の内部にロール紙等の連続紙を収納
し、該連続紙に印字を行って排出するプリンタが普及し
ている。この種のプリンタは、蓋体によって開閉される
開口部を備えており、該開口部を介して連続紙の交換や
プリンタ内部のメンテナンスが行われる。
【0003】また、上記プリンタでは、連続紙を交換し
た際に、連続紙を手動で引き出すと共に、引き出した連
続紙を紙経路に沿わせる必要があるため、紙経路の一側
を形成するプラテンや送りローラを蓋体側に設け、該蓋
体の開操作に伴って紙経路が開かれるように構成するこ
とが望ましい。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記プリン
タにおいて、連続紙の搬送方向が一方向である場合は、
その搬送反力を蓋体の閉じ方向に作用させることによ
り、比較的簡単な保持機構(支点越えバネなど)を用い
て蓋体を閉位置に保持できるものの、連続紙の搬送方向
が正逆両方向である場合は、その搬送反力が蓋体の開き
方向に作用することを避けられないため、蓋体を閉位置
にロックする蓋体ロック機構を設けることが要求され
る。
【0005】しかしながら、上記従来のプリンタでは、
蓋体ロック機構のロック解除ボタンが筐体側に設けられ
ているため、蓋体を開く場合に、一方の手でロック解除
ボタンを操作しながら、他方の手で蓋体を開いたり、或
いは、ロック解除ボタンを操作した後、その手を持ち替
えて蓋体を開くなど、少なくとも2つのアクションが要
求される許りでなく、ロック解除ボタンの配置によって
筐体が大型化する可能性がある。
【0006】本発明の目的は、蓋体を閉位置にロックす
る蓋体ロック機構を備えるものでありながら、蓋体ロッ
ク機構のロック解除操作と蓋体の開き操作を、従来のよ
うに別々に行うことなく、片手の一連動作で行うことを
可能にし、しかも、ロック解除ボタンの配置による筐体
の大型化を回避することができるプリンタを提供するこ
とにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明のプリンタは、その内部に連続紙を収納する筐体
と、前記筐体の内部に設けられ、前記連続紙に印字を行
う印字ヘッドと、前記筐体に形成され、前記連続紙の出
し入れを可能にする開口部と、前記筐体に回動自在に設
けられ、その回動操作に応じて前記開口部を開閉する蓋
体と、前記蓋体の先端部と前記筐体との間に形成され、
印字後の前記連続紙を排出する排紙口と、前記蓋体を閉
位置にロックする蓋体ロック機構と、前記蓋体ロック機
構をロック解除操作するためのロック解除ボタンであっ
て、前記蓋体の先端部に設けられるものとを備えて構成
される。
【0008】また、前記ロック解除ボタンは、前記蓋体
の幅方向中央部に設けられることが好ましい。この場合
においては、左右何れの手でも同様の操作性で蓋体を開
くことができるため、蓋体の開操作における操作性を更
に向上させることができる。
【0009】また、前記ロック解除ボタンは、前記蓋体
の先端部に押し操作自在に設けられ、その押し操作に応
じて前記蓋体ロック機構をロック解除動作させることが
好ましい。この場合においては、引き操作や回し操作す
るもののように2本の指を使うことなく、1本の指で蓋
体ロック機構をロック解除操作することができ、その結
果、蓋体ロック機構のロック解除操作と蓋体の開き操作
を、片手の一連動作で行うことを容易にし、蓋体の開操
作における操作性を更に向上させることができる。
【0010】また、前記ロック解除ボタンは、その押し
操作面に指先形状に沿う凹部を有することが好ましい。
この場合においては、ロック解除ボタンの押し操作が容
易になる許りでなく、ロック解除ボタンを、蓋体を開く
際の指掛け部として機能させることができ、その結果、
蓋体ロック機構のロック解除操作と蓋体の開き操作を、
片手の一連動作で行うことを容易にし、蓋体の開操作に
おける操作性を更に向上させることができる。
【0011】また、前記ロック解除ボタンは、前記蓋体
の開き方向に対し、略直交する方向に押し操作されるこ
とが好ましい。この場合においては、ロック解除ボタン
を押しつつ、その指で蓋体を開くことができるため、蓋
体の開操作における操作性を更に向上させることができ
る。
【0012】また、前記蓋体ロック機構は、前記蓋体側
にスライド自在に設けられ、前記蓋体の閉操作に伴って
前記筐体側の係合部に係合して前記蓋体を閉位置にロッ
クするロックプレートと、前記蓋体側に回動自在に設け
られ、前記ロック解除ボタンの操作に応じて前記ロック
プレートを係合解除方向にスライドさせるロックレバー
とを備えて構成されることが好ましい。この場合におい
ては、ロック解除ボタンとロックプレートとの間に、回
動式のロックレバーを介在させることにより、ロック解
除ボタンにおける配置(取り付け誤差を含む)の自由度
を高めることができる許りでなく、梃子の原理を利用し
てロック解除ボタンの操作荷重を軽減することができ
る。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
に沿って説明する。図1は、プリンタの全体斜視図であ
る。この図に示されるプリンタ10は、小売店等の店舗
において使用されるもので、筐体11の内部に、レシー
トの印字を行うレシート印字部と、レシートの発行記録
を印字するジャーナル印字部とを備えて構成される。
【0014】レシート印字部は、プリンタ10の前側に
構成されており、その内部にレシート用ロール紙(連続
紙)を収納するロール紙収納部(図示せず)を備える。
ロール紙収納部の前方には、後述する蓋体12によって
開閉される開口部13が形成され、該開口部13を介し
てレシート用ロール紙の交換やレシート印字部のメンテ
ナンスが行われる。レシート用ロール紙は、ロール紙収
納部内で回転自在に保持され、その一端側がレシート経
路(図示せず)を通って排紙口14から引き出される。
レシート経路上には、サーマル式のレシート印字ヘッド
15と、該レシート印字ヘッド15に弾圧状に接当する
プラテンローラ16と、その下流側に配置されるカッタ
ー機構(図示せず)とが設けられる。ホストコンピュー
タからレシート印字命令を受けると、プラテンローラ1
6による紙送りと、レシート印字ヘッド15によるレシ
ート印字とが行われ、印字されたレシートは、排紙口1
4から排出された後、カッター機構によって切断され
る。また、本実施形態のプラテンローラ16は、正逆両
方向にレシート用ロール紙を搬送可能であり、カッター
機構がレシートを切断した後、レシート用ロール紙の先
端を印字ヘッド位置まで逆送りするように駆動制御され
る。これにより、レシートの上余白を小さくしてロール
紙が節約される。
【0015】ジャーナル印字部は、プリンタ10の後側
に構成されており、その内部にジャーナル用ロール紙を
収納する第2のロール紙収納部(図示せず)と、印字し
たジャーナルを巻取り収納するジャーナル収納部(図示
せず)とを備える。第2ロール紙収納部およびジャーナ
ル収納部の上方には、第2の蓋体17によって開閉され
る第2の開口部18が形成され、該開口部18を介して
ジャーナル用ロール紙の交換、ジャーナルの取り出し、
ジャーナル印字部のメンテナンス等が行われる。ジャー
ナル用ロール紙は、第2ロール紙収納部内で回転自在に
保持され、その一端側がジャーナル経路(図示せず)を
通ってジャーナル収納部内の巻取リール(図示せず)に
巻取られる。ジャーナル経路上には、サーマル式のジャ
ーナル印字ヘッド(図示せず)と、該ジャーナル印字ヘ
ッドに弾圧状に接当するプラテンローラ(図示せず)と
が設けられる。ホストコンピュータからレシート印字命
令を受けると、プラテンローラによる紙送りと、ジャー
ナル印字ヘッドによるジャーナル印字とが行われ、印字
されたジャーナルは、ジャーナル収納部の巻取リールに
巻き取られ、ここに保存される。尚、蓋体17には、確
認窓17aが形成されており、該確認窓17aを介して
ジャーナル印字の確認が行われる。
【0016】図2は、蓋体が閉じた状態を示す排紙口近
傍の斜視図、図3は、蓋体が開いた状態を示す排紙口近
傍の斜視図、図4は、蓋体の分解斜視図である。これら
の図に示されるように、レシート印字部の蓋体12は、
その下端部を支点とし、筐体11に前後回動自在に設け
られる。排紙口14は、蓋体12の先端部(上端部)と
筐体11との間に形成されており、印字されたレシート
が、筐体11側に形成される排紙ガイド凹部11aに沿
って排出され、ここに保持される。蓋体12の先端側内
面部には、後述するボタン収容フレーム19を介してプ
ラテン支持フレーム20が一体的に設けられる。プラテ
ン支持フレーム20は、平面視凵字状に形成され、その
左右両腕間にプラテンローラ16が軸支される。蓋体1
2が開いた状態では、プラテンローラ16がレシート印
字ヘッド15から退避し、レシート経路が開かれる。こ
れにより、レシート用ロール紙の交換に際し、ロール紙
収納部から引き出したレシート用ロール紙を、レシート
経路に容易に沿わせることができる。また、レシート用
ロール紙をレシート経路に沿わせた後、蓋体12を閉じ
ると、プラテンローラ16がレシート用ロール紙を挟ん
だ状態でレシート印字ヘッド15に接当すると共に、プ
ラテンローラ16側の歯車16aがプリンタ内部側の駆
動歯車21に噛合し、プラテンローラ16の駆動及びそ
れに伴うレシート用ロール紙の紙送りが可能になる。
【0017】本実施形態においては、レシート印字ヘッ
ド15がプラテンローラ16に向けてバネ(図示せず)
で付勢されており、この付勢力に抗して蓋体12の閉じ
操作が行われるが、所定の思案点を越えると、上記付勢
力が蓋体12を閉じる方向に作用し、蓋体12が閉位置
に保持される。また、紙送り時には、プラテンローラ1
6の搬送反力が蓋体12に作用する。レシート用ロール
紙の搬送方向が一方向である場合は、上記搬送反力を蓋
体12の閉じ方向に作用させることにより、上記バネの
付勢力のみで蓋体12を閉位置に保持することが可能で
あるが、レシート用ロール紙を正逆両方向に搬送する場
合には、蓋体12を閉位置にロックする蓋体ロック機構
22を設けることが要求される。
【0018】図5は、ロック状態を示す蓋体先端部の縦
断面図、図6は、ロック解除状態を示す蓋体先端部の縦
断面図である。これらの図に示されるように、蓋体12
の先端側内面部には、蓋体ロック機構22が設けられ
る。蓋体ロック機構22は、プラテン支持フレーム20
の一側面部に上下スライド自在に設けられるロックプレ
ート23と、プラテン支持フレーム20の一側面部に上
下回動自在に設けられるロックレバー24と、ロックプ
レート23もしくはロックレバー24を上方に付勢する
バネ(図示せず)とを備えて構成される。ロックプレー
ト23は、上下方向を向く長孔23aを有し、該長孔2
3aを貫通する複数のピン25、26に沿って上下にス
ライドされる。ロックプレート23の上端部には、ロッ
ク片23bが突設され、該ロック片23bが本体フレー
ム27の係合片(係合部)27aに後方から係合するこ
とにより、蓋体12が閉位置でロックされる。また、ロ
ック片23bは、その後側に傾斜部を有し、該傾斜部が
係合片27aとの当りによってロックプレート23を押
し下げることにより、閉位置での自動的なロック動作が
行われる。ロックレバー24は、前後方向を向いてお
り、その前端部は、回動支軸28を介してプラテン支持
フレーム20に支持される一方、後端部は、ボタン収容
フレーム19に形成されるスリット孔19aを介してボ
タン収容フレーム19内に突出する。ロックレバー24
の内側面には、長孔状の係合穴24aが形成され、該係
合穴24aに対し、ロックプレート23側から突出する
係合ピン23cが係合することにより、ロックプレート
23がロックレバー24に連動連結される。つまり、ロ
ックレバー24が下方に回動すると、それに伴ってロッ
クプレート23が下方にスライドし、蓋体12のロック
が解除される。
【0019】蓋体12の上端側内面部には、ボタン収容
部29を形成する平面視冂字状のボタン収容フレーム1
9が設けられる。ボタン収容部29には、ロック解除ボ
タン30が上下スライド自在に収容され、その上端部が
バネ(図示せず)の付勢力を受けて蓋体先端の開口部1
2aから露出する。ロック解除ボタン30は、左右何れ
の手でも同様に操作できるように、蓋体12の先端部に
おける左右中央位置に設けられており、例えば親指で下
方に押し操作される。ロック解除ボタン30が押し操作
されると、ロック解除ボタン30の一側部に突出形成さ
れる凸部30aがロックレバー24の前端部を下方に押
し下げ、それに伴うロックプレート23のスライドによ
って蓋体12のロックが解除される。ロック解除ボタン
30の押し操作方向は、蓋体12の開閉方向に対して略
直交する方向であって、ロック解除ボタン30を押しな
がら、その指で蓋体12を開くことが可能になる。ま
た、ロック解除ボタン30の押し操作面には、指先形状
に沿う円弧状の凹部30bが形成されており、該凹部3
0bによってロック解除ボタン30の押し操作が容易に
なると共に、ロック解除ボタン30を指掛け部として蓋
体12を開く際に、その操作性を向上させることが可能
になる。
【0020】以上の如く本実施形態によれば、プリンタ
10は、その内部にレシート用ロール紙を収納する筐体
11と、前記筐体11の内部に設けられ、前記レシート
用ロール紙に印字を行うレシート印字ヘッド15と、前
記筐体11に形成され、前記レシート用ロール紙の出し
入れを可能にする開口部13と、前記筐体11に回動自
在に設けられ、その回動操作に応じて前記開口部13を
開閉する蓋体12と、前記蓋体12の先端部と前記筐体
11との間に形成され、印字後の前記レシート用ロール
紙を排出する排紙口14と、前記蓋体12を閉位置にロ
ックする蓋体ロック機構22と、前記蓋体12の先端部
に設けられ、前記蓋体ロック機構22をロック解除操作
するロック解除ボタン30とを備えて構成される。つま
り、蓋体12を閉位置にロックする蓋体ロック機構22
を備えるものでありながら、蓋体ロック機構22をロッ
ク解除操作するロック解除ボタン30が蓋体12の先端
部に設けられるため、蓋体ロック機構22のロック解除
操作と蓋体12の開き操作を、従来のように別々に行う
ことなく、片手の一連動作で行うことが可能になり、し
かも、ロック解除ボタン30を筐体11側に設ける場合
に比べ、筐体11の小型化を図ることができる。
【0021】また、前記ロック解除ボタン30は、前記
蓋体12の幅方向中央部に設けられるため、左右何れの
手でも同様の操作性で蓋体12を開くことができ、その
結果、蓋体12の開操作における操作性を更に向上させ
ることができる。
【0022】また、前記ロック解除ボタン30は、前記
蓋体12の先端部に押し操作自在に設けられ、その押し
操作に応じて前記蓋体ロック機構22をロック解除動作
させるため、引き操作や回し操作するもののように2本
の指を使うことなく、1本の指で蓋体ロック機構22を
ロック解除操作することができ、その結果、蓋体ロック
機構22のロック解除操作と蓋体12の開き操作を、片
手の一連動作で行うことを容易にし、蓋体12の開操作
における操作性を更に向上させることができる。
【0023】また、前記ロック解除ボタン30は、その
押し操作面に指先形状に沿う凹部30bを有するため、
ロック解除ボタン30の押し操作が容易になる許りでな
く、ロック解除ボタン30を、蓋体12を開く際の指掛
け部として機能させることができ、その結果、蓋体ロッ
ク機構22のロック解除操作と蓋体12の開き操作を、
片手の一連動作で行うことを容易にし、蓋体12の開操
作における操作性を更に向上させることができる。
【0024】また、前記ロック解除ボタン30は、前記
蓋体12の開き方向に対し、略直交する方向に押し操作
されるため、ロック解除ボタン30を押しつつ、その指
で蓋体12を容易に開くことができる。
【0025】また、前記蓋体ロック機構22は、前記蓋
体12側にスライド自在に設けられ、前記蓋体12の閉
操作に伴って前記筐体12側の係合片27aに係合して
前記蓋体12を閉位置にロックするロックプレート23
と、前記蓋体12側に回動自在に設けられ、前記ロック
解除ボタン30の操作に応じて前記ロックプレート23
を係合解除方向にスライドさせるロックレバー24とを
備えて構成されるため、ロック解除ボタン30とロック
プレート23との間に、回動式のロックレバー24を介
在させることにより、ロック解除ボタン30の配置が容
易になる許りでなく、蓋体ロック機構22やロック解除
ボタン30における取り付け誤差を許容することがで
き、また、梃子の原理を利用してロック解除ボタン30
の操作荷重を軽減できる利点がある。
【0026】以上、本発明の一実施形態を図面に沿って
説明したが、本発明は前記実施形態において示された事
項に限定されず、特許請求の範囲及び発明の詳細な説明
の記載、並びに周知の技術に基づいて、当業者がその変
更・応用を行うことができる範囲が含まれる。
【0027】
【発明の効果】以上の如く本発明によれば、蓋体を閉位
置にロックする蓋体ロック機構を備えるものでありなが
ら、蓋体ロック機構のロック解除操作と蓋体の開き操作
を、従来のように別々に行うことなく、片手の一連動作
で行うことを可能にし、しかも、ロック解除ボタンの配
置による筐体の大型化を回避することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】プリンタの全体斜視図である。
【図2】蓋体が閉じた状態を示す排紙口近傍の斜視図で
ある。
【図3】蓋体が開いた状態を示す排紙口近傍の斜視図で
ある。
【図4】蓋体の分解斜視図である。
【図5】ロック状態を示す蓋体先端部の縦断面図であ
る。
【図6】ロック解除状態を示す蓋体先端部の縦断面図で
ある。
【符号の説明】
10 プリンタ 11 筐体 12 蓋体 13 開口部 14 排紙口 15 レシート印字ヘッド 16 プラテンローラ 19 ボタン収容フレーム 20 プラテン支持フレーム 22 蓋体ロック機構 23 ロックプレート 24 ロックレバー 27 本体フレーム 27a 係合片 30 ロック解除ボタン 30a 凸部 30b 凹部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C060 AA04 2C061 AS06 AS08 BB10 BB12 BB30 CD07 CD11 CD12 CD13

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 その内部に連続紙を収納する筐体と、 前記筐体の内部に設けられ、前記連続紙に印字を行う印
    字ヘッドと、 前記筐体に形成され、前記連続紙の出し入れを可能にす
    る開口部と、 前記筐体に回動自在に設けられ、その回動操作に応じて
    前記開口部を開閉する蓋体と、 前記蓋体の先端部と前記筐体との間に形成され、印字後
    の前記連続紙を排出する排紙口と、 前記蓋体を閉位置にロックする蓋体ロック機構と、 前記蓋体ロック機構をロック解除操作するためのロック
    解除ボタンであって、前記蓋体の先端部に設けられるも
    のと、を備えることを特徴とするプリンタ。
  2. 【請求項2】 前記ロック解除ボタンは、前記蓋体の幅
    方向中央部に設けられることを特徴とする請求項1に記
    載のプリンタ。
  3. 【請求項3】 前記ロック解除ボタンは、前記蓋体の先
    端部に押し操作自在に設けられ、その押し操作に応じて
    前記蓋体ロック機構をロック解除動作させることを特徴
    とする請求項1又は2に記載のプリンタ。
  4. 【請求項4】 前記ロック解除ボタンは、その押し操作
    面に指先形状に沿う凹部を有することを特徴とする請求
    項3に記載のプリンタ。
  5. 【請求項5】 前記ロック解除ボタンは、前記蓋体の開
    き方向に対し、略直交する方向に押し操作されることを
    特徴とする請求項3又は4に記載のプリンタ。
  6. 【請求項6】 前記蓋体ロック機構は、 前記蓋体側にスライド自在に設けられ、前記蓋体の閉操
    作に伴って前記筐体側の係合部に係合して前記蓋体を閉
    位置にロックするロックプレートと、 前記蓋体側に回動自在に設けられ、前記ロック解除ボタ
    ンの操作に応じて前記ロックプレートを係合解除方向に
    スライドさせるロックレバーと、 を備えて構成されることを特徴とする請求項1〜5の何
    れかに記載のプリンタ。
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