JP2003117716A - 加工装置および加工方法 - Google Patents

加工装置および加工方法

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JP2003117716A
JP2003117716A JP2001253196A JP2001253196A JP2003117716A JP 2003117716 A JP2003117716 A JP 2003117716A JP 2001253196 A JP2001253196 A JP 2001253196A JP 2001253196 A JP2001253196 A JP 2001253196A JP 2003117716 A JP2003117716 A JP 2003117716A
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Tatsuomi Nakayama
達臣 中山
Masahiro Komata
正博 小又
Minoru Ota
稔 太田
Kazuhiko Tanaka
一彦 田中
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 加工能率が高く、加工部位に送りマークを残
さず、工具の激しい磨耗を防止することができる加工装
置を提供する。 【解決手段】 本発明の加工装置1は、工具21を保持
し、工具回転軸25を中心として回転させ、さらに、ワ
ーク10に接近離反させる工具保持部22と、工具21
の外周面に設けられ、工具回転軸25に対して傾斜する
らせん形状を有する切れ刃23と、ワーク10を保持
し、ワーク回転軸32を中心として回転させるワーク保
持部3とを有する。切れ刃23は、切れ刃の一端231
から工具回転軸25に下ろした垂線と他端232から工
具回転軸25に下ろした垂線とがなす切れ刃形成角度が
360度以下に形成され、工具保持部22は、切れ刃形
成角度以下の角度で工具を回転させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、加工装置および加
工方法に関し、特に、機械要素部品であるベアリングの
溝部などを加工するのに適する加工装置および加工方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、たとえば、溝などの加工部位
を加工する方法としては、要求される溝形状に合致する
ように成形された研削加工用砥石を、被加工物に形成さ
れた溝部に一方向から接触させ、切込みを与える方法が
ある。この方法では、切込みを与える際に、被加工物を
所定の回転軸を中心として回転させ、さらに、砥石も被
加工物の回転軸に直交する回転軸を中心として回転させ
ることによって、砥石の表面各部で何度も溝部に切込み
を与え、所望の形状を得ていた。
【0003】しかしながら、上記のような加工方法で
は、砥石の全体を溝部に徐々に接触させていたため、加
工能率が低くなり、生産性向上が図り難いといった問題
や、砥石の磨耗がはげしく、磨耗のたびに砥石の再成形
のために時間とコストがかかるといった問題があった。
【0004】また、溝部を加工する他の方法としては、
ホルダに固定されたCBN(立方晶窒化ホウ素)などの
仕上げ切削用チップを、要求される溝形状にならって移
動させることによって、溝部を所望の形状に仕上げる方
法がある。この方法においても、溝部を切削する際に、
被加工物を所定の回転軸を中心として回転させ、この回
転軸と平行な方向で切削用チップを被加工物に接触させ
ることによって、切削用チップで溝部に切込みを与え、
所望の形状を得ていた。
【0005】しかしながら、上記のような加工方法で
は、被加工物が回転しており、その回転している被加工
物の溝部の形状に沿って切削用チップを送っているの
で、切削用チップを動かしたときの送りマークが溝部に
残り、溝部に所望の面粗さを得ることが難しい。さらに
は、被加工物が焼き入れ鋼などである場合、常に一箇所
で被加工物を切削する切削用チップの磨耗が激しく、量
産加工に適さないといった問題があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記問題に
鑑みてなされたものであり、加工能率が高く、加工部位
に送りマークを残さず、工具の激しい磨耗を防止するこ
とができる加工装置および加工方法の提供を目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、下
記の手段によって達成される。
【0008】(1)本発明の加工装置は、略円筒形状の
外周面を有する工具を、第1回転軸を中心として回転可
能に保持する工具保持手段と、前記工具の外周面に設け
られ、前記第1回転軸に対して傾斜するらせん形状を有
する切れ刃と、前記第1回転軸を中心として前記工具を
回転させる工具回転駆動手段と、前記第1回転軸に対し
て直交する第2回転軸を中心として回転可能に前記被加
工物を保持する被加工物保持手段と、前記第2回転軸を
中心として前記被加工物を回転させる被加工物回転駆動
手段と、前記工具と前記被加工物とを相対的に接近離反
移動する移動手段と、を有し、前記切れ刃は、当該切れ
刃の一端から前記第1回転軸に下ろした垂線と他端から
前記第1回転軸に下ろした垂線とがなす切れ刃形成角度
が360度以下に形成され、前記工具回転駆動手段は、
前記切れ刃形成角度以下の角度で前記工具を回転させて
なる。
【0009】(2)前記切れ刃は、前記被加工物の加工
面に対して、常に一定の角度を保って接触するように形
成されている。
【0010】(3)本発明の加工方法は、(1)または
(2)に記載の加工装置を用いた加工方法であって、前
記被加工物回転駆動手段によって回転させられている前
記被加工物に前記移動手段によって前記工具を相対的に
接近および接触させ、前記切れ刃の同一部位が一度だけ
前記加工面に接触するように、前記工具回転駆動手段に
よって、前記工具を前記切れ刃形成角度以下の角度で、
かつ前記被加工物の回転速度より遅い回転速度で回転さ
せる。
【0011】
【発明の効果】請求項1に記載の発明は、切れ刃が第1
回転軸に対して傾斜するらせん形状を有するので、切れ
刃上のほぼ一点で被加工物と接触することになり、面で
接触して加工を行う研削加工と比べて取りしろが大きく
できるため、加工能率が高い。また、切れ刃がらせん形
状に連続して伸びており、らせん形状の一端から他端ま
でが順次連続して被加工物の加工面に接触し加工するこ
とができるので、加工面から切れ刃への衝撃力を小さく
することができ、結果として、工具の寿命を長くするこ
とができる。
【0012】さらに、工具が切れ刃形成角度以下しか回
転しないので、らせん形状の一端から他端までが被加工
物に一度しか接触せず、これによっても工具の寿命を長
くすることができる。さらに、切れ刃が断続せず連続し
て接触する部位を変えながら加工面に接触するので、被
加工物の加工面にねじ状の送りマークが表れず、所望の
面粗さを達成することができる。
【0013】請求項2に記載の発明は、切れ刃が加工面
に対して常に一定の角度を保って接触するので、加工面
全域にわたって、切れ刃による切削時の抵抗を均一に
し、安定した面粗さを得ることができる。
【0014】請求項3に記載の発明は、切れ刃の同一部
位が一度だけ連続して加工面に接触するように、工具が
切れ刃形成角度以下の角度で回転させられるので、切れ
刃の各部に一度しか加工面から衝撃力が与えられず、工
具の寿命を長くすることができる。また、切れ刃がらせ
ん形状に連続して伸びており、順次被加工物との接触点
がずれるため、切れ刃の温度が上がらず、これによって
も工具の寿命を長くすることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施の形態を説明する。
【0016】(第1の実施の形態)第1の実施の形態で
は、本発明を適用した加工装置1が、ベアリングのため
の溝部を加工する場合について説明する。
【0017】図1は本発明の加工装置1を示す図、図2
は工具に形成された切れ刃を示す概念図である。
【0018】加工装置1は、被加工物であるワーク10
を加工するための加工部2と、ワーク10を保持するワ
ーク保持部3とを有する。
【0019】加工部2は、ワーク10の溝部11にほぼ
合致する太鼓形状の外周面を有する工具21と、工具2
1の中心を通る工具回転軸25を中心として工具21を
回転可能に保持すると共に工具21をワーク10に近接
離反移動させる工具保持部22とを含んでなる。工具2
1の外周面には、その一部を切り欠いて、工具回転軸2
5に対して傾斜するらせん形状の切れ刃23が形成され
ている。
【0020】この切れ刃23は、図2の概念図に示すよ
うに、工具21の外周面において、切れ刃23のらせん
形状の一端231から工具回転軸25に下ろした垂線2
33と、他端232から工具回転軸25に下ろした垂線
234とがなす角度(以下、切れ刃形成角度235とい
う)が360度以下となるように形成されている。たと
えば、図1では切れ刃23は、切れ刃形成角度が30度
に形成されている。
【0021】切れ刃形成角度235が30度となる切れ
刃23の場合、工具保持部22は、工具21を工具回転
軸25を中心として30度だけ回転させることができ
る。工具21がワーク10の溝部11に切込みを与える
ときには、切れ刃23が30度回転することによって、
切れ刃23がその一端231から他端232まで順次連
続して溝部11の表面と接触して切削していく。したが
って、切れ刃23の各部は、一度しかワーク10と接触
しない。
【0022】ワーク保持部3は、たとえば、ワーク10
に形成された凹部12に、突部31を挿入することによ
ってワーク10を保持する。また、ワーク保持部3は、
工具回転軸25に直交すると共に円筒形状のワーク10
の中心を通るワーク回転軸32を中心として、ワーク1
0を回転可能に保持する。そして、切れ刃23によって
切削される間、すなわち、工具21が切れ刃形成角度2
35だけ回転する間、ワーク保持部3は、ワーク10を
複数回回転させて、溝部11全体の切削を可能とする。
【0023】次に、加工装置1の動作を説明する。
【0024】図3は、加工装置1の動作を示すフローチ
ャートである。
【0025】ワーク10の溝部11を加工する場合、加
工装置1は、最初に、ワーク保持部3によってワーク1
0を回転させる(ステップS301)。そして、加工装
置1は、工具保持部22によって、工具21をワーク1
0に接近させ(ステップS302)、工具21がワーク
10の溝部11まで移動すると、工具21によって溝部
11に切込みをかけながら、工具21を回転させる(ス
テップS303)。ここで、工具21の回転速度は、ワ
ーク10の回転速度に比べて格段に遅く、たとえば、ワ
ーク10の回転速度が1000rpmである場合、工具
21の回転速度は5rpm程度である。
【0026】そして、加工装置1は、工具21が切れ刃
形成角度235の角度だけ回転したかどうかを判断し
(ステップS304)、切れ刃形成角度235の角度だ
け回転しない場合(ステップS304:NO)は、切れ
刃形成角度235の角度だけ回転するまで工具を回転さ
せ、切れ刃形成角度235の角度だけ回転した場合(ス
テップS304:YES)は、工具21を溝部11から
離反させ(ステップS305)、溝部11の加工を終了
する。
【0027】以上のように、本発明の加工装置1では、
切れ刃23が工具回転軸25に対して傾斜するらせん形
状を有するので、切れ刃23がほぼ一点でワーク10の
溝部11と接触することになる。したがって、溝部11
に対して面で接触して切削を行う場合に比べて、溝部1
1と接触する部分に加えることができる力が大きく、切
削の取りしろが大きくなるので、加工効率を高めること
ができる。
【0028】また、本発明の加工装置1では、切れ刃2
3がらせん形状に連続して伸びており、らせん形状の一
端231から他端232までが順次連続してワーク10
の溝部11に接触し加工するので、切れ刃23自身を送
って動かす必要がなく、溝部11の加工面から切れ刃2
3に与えられる衝撃力を小さくすることができ、結果と
して、切れ刃23の寿命、すなわち工具21の寿命を長
くすることができる。
【0029】さらに、本発明の加工装置1では、工具2
1が切れ刃形成角度235しか回転しないので、らせん
形状の一端231から他端232までがワーク10に一
度しか接触せず、各部の磨耗が少なくなるので、これに
よっても工具21の寿命を長くすることができる。
【0030】加えて、本発明の加工装置1では、切れ刃
23が断続せず連続して溝部11の加工面に接触して切
削するので、加工面上で切れ刃を送ったときに生じる送
りマークが溝部11の加工面に表れず、所望の面粗さを
達成することができる。
【0031】さらに、本発明の加工装置1では、工具2
1の回転速度がワーク10の回転速度に比べて格段に遅
く、切れ刃23が連続した刃であるので、切れ刃23の
温度が上がらず、切れ刃23の寿命が長い。
【0032】次に、本発明の加工装置1に使用される工
具の他の形態を示す。
【0033】図4は、工具の他の形態を示す図、図5
は、工具のさらに他の形態を示す図である。
【0034】図4に示す工具41は、太鼓状の外周面に
らせん形状の溝部42が形成されており、その溝部42
の縁を切れ刃43として、工具41と切れ刃43とが一
体となって形成されている。したがって、工具41は、
自身がワークを切削加工するための強度を有する必要が
あり、たとえば、超硬やこれにTiNなどのコーティン
グを施したもの、またはCBN、窒化けい素、アルミナ
などの材質から形成される。
【0035】工具41が工具回転軸45を中心として回
転することにより、切れ刃43の一部が連続して順次ワ
ークに接触し切削する。図4では、工具41は、その外
周面に一周する切れ刃43、すなわち、切れ刃形成角度
が360度の切れ刃43が形成されているが、これに限
らず、切れ刃形成角度が360度以下であればよい。切
れ刃を360度以下とすることで、切れ刃が二度ワーク
に接触することがなく、切れ刃の磨耗を遅らせることが
できる。
【0036】また、図5に示す他の工具51は、太鼓状
の外周面に、CBNなどで形成されたらせん形状の切れ
刃52が接合されており、切れ刃52が工具51から突
出している。工具51が回転することにより、この突出
した切れ刃52の一部が連続して順次ワークに接触し切
削する。
【0037】(第2の実施の形態)第2の実施の形態で
は、本発明の加工装置60が、平面を加工する場合につ
いて説明する。
【0038】図6は、本発明の加工装置60を示す図で
ある。
【0039】加工装置60は、第1の実施の形態とほぼ
同様の構成を有しており、ワーク100を加工するため
の加工部61と、ワーク100を保持するワーク保持部
62とを有する。
【0040】加工部61は、ワーク100の端面101
を平面に仕上げ加工するための円筒形状の工具63と、
工具63の中心を通る工具回転軸65を中心として工具
63を回転可能に保持すると共に工具63をワーク10
0に近接離反移動させる工具保持部64とを含んでな
る。工具63の外周面には、工具回転軸65に対して傾
斜するらせん形状の切れ刃66が形成されている。
【0041】また、ワーク保持部62は、工具回転軸6
5位直交すると共にワーク100の中心を通るワーク回
転軸67を中心として、回転可能にワーク100を保持
する。
【0042】加工装置60は、ワーク100をワーク回
転軸67を中心として高速回転させ、この高速回転して
いるワーク100の端面101に工具63を接近させ、
工具63を工具回転軸65を中心としてワーク100の
回転速度より遅い回転速度で360度回転させる。
【0043】このように、加工装置60では、工具63
が回転することによって、切れ刃66が端面101と接
触する部位を連続的に変えながら端面101全体を切削
加工するので、切れ刃66の切削による送りマークが生
じず、端面101を所望の面粗さに加工することができ
る。
【0044】(第3の実施の形態)第3の実施の形態で
は、第1の実施の形態で説明した本発明の加工装置1
に、図4で説明した工具41を適用して、自動車の無段
変速機構に使用されるトロイダルCVT用パワーローラ
を加工する場合について説明する。
【0045】図7は、工具41とワークとなるトロイダ
ルCVT用パワーローラとを示す図、図8は、工具41
がパワーローラの溝部に切込みを与える様子を示す図で
ある。
【0046】第1の実施の形態において説明したよう
に、加工装置1は、パワーローラ110を回転可能に保
持し、回転軸32を中心として回転させる。そして、パ
ワーローラ110に形成された溝部111を加工するた
めに、工具41を溝部111に接触させ工具回転軸45
を中心として回転させる。ここで、切れ刃43は、図8
に示すように、溝部111と接触する部位を連続的に変
えながら、溝部111を切削する。なお、図8(A)に
示すように、切れ刃43が溝部111の最も内側から切
削を始められるように、工具41を移動させることが好
ましい。こうすることによって、溝部111の途中から
切削が始まることによる、切れ刃43への衝撃力を防止
できる。
【0047】図8(A)では、まず、切れ刃43が溝部
111の内側に接触し切削する。そして、図8(B)に
示すように、切れ刃43がらせん形状に形成されている
ので、工具41の回転により少しずつ溝部111の外側
を切削していく。さらに、工具41が回転すると図8
(C)に示すように、切れ刃43が溝部111の外側を
切削し、最終的には、図8(D)に示すように、溝部1
11の最も外側まで切削する。
【0048】また、切れ刃43は、図8(A)〜図8
(D)に示すように、溝部111の加工面に対して常に
同一の角度で接触するように形成されている。したがっ
て、切れ刃43が加工面に対して常に同じ角度を保って
接触するので、加工面の全域にわたって、切れ刃43に
よる切削時の抵抗を均一にし、安定した面粗さを得るこ
とができる。
【0049】以上のように第1の実施の形態〜第3の実
施の形態では、ワークに対して工具を接近および接触さ
せていたが、これに限らず、ワークが工具に対して接近
および接触してもよく、また、双方が互いに接近しても
よい。
【0050】また、上記実施の形態では、切れ刃形成角
度235分工具を回転させていたが、これに限らず、ワ
ークの所定部位を加工できるのであれば、切れ刃形成角
度235以下の角度分だけ工具を回転させてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の加工装置1を示す図である。
【図2】 工具に形成された切れ刃を示す概念図であ
る。
【図3】 加工装置の動作を示すフローチャートであ
る。
【図4】 工具の他の形態を示す図である。
【図5】 工具のさらに他の形態を示す図である。
【図6】 本発明の加工装置を示す図である。
【図7】 工具とトロイダルCVT用パワーローラとを
示す図である。
【図8】 工具がパワーローラの溝部に切込みを与える
様子を示す図である。
【符号の説明】
1、60…加工装置 2…加工部 3、62…ワーク保持部 10、100…ワーク 21、41、51、63…工具 22、64…工具保持部 23、43、52、66…切れ刃 25、65…工具回転軸 32、67…ワーク回転軸 235…刃形成角度
フロントページの続き (72)発明者 太田 稔 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日産 自動車株式会社内 (72)発明者 田中 一彦 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日産 自動車株式会社内 Fターム(参考) 3C022 EE07 EE17

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 略円筒形状の外周面を有する工具を、第
    1回転軸を中心として回転可能に保持する工具保持手段
    と、 前記工具の外周面に設けられ、前記第1回転軸に対して
    傾斜するらせん形状を有する切れ刃と、 前記第1回転軸を中心として前記工具を回転させる工具
    回転駆動手段と、 前記第1回転軸に対して直交する第2回転軸を中心とし
    て回転可能に前記被加工物を保持する被加工物保持手段
    と、 前記第2回転軸を中心として前記被加工物を回転させる
    被加工物回転駆動手段と、 前記工具と前記被加工物とを相対的に接近離反移動する
    移動手段と、 を有し、 前記切れ刃は、当該切れ刃の一端から前記第1回転軸に
    下ろした垂線と他端から前記第1回転軸に下ろした垂線
    とがなす切れ刃形成角度が360度以下に形成され、 前記工具回転駆動手段は、前記切れ刃形成角度以下の角
    度で前記工具を回転させてなる加工装置。
  2. 【請求項2】 前記切れ刃は、前記被加工物の加工面に
    対して、常に一定の角度を保って接触するように形成さ
    れていることを特徴とする加工装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の加工装
    置を用いた加工方法であって、 前記被加工物回転駆動手段によって回転させられている
    前記被加工物に前記移動手段によって前記工具を相対的
    に接近および接触させ、 前記切れ刃の同一部位が一度だけ前記加工面に接触する
    ように、前記工具回転駆動手段によって、前記工具を前
    記切れ刃形成角度以下の角度で、かつ前記被加工物の回
    転速度より遅い回転速度で回転させる加工方法。
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