JP2003112501A - キャスター - Google Patents
キャスターInfo
- Publication number
- JP2003112501A JP2003112501A JP2001343882A JP2001343882A JP2003112501A JP 2003112501 A JP2003112501 A JP 2003112501A JP 2001343882 A JP2001343882 A JP 2001343882A JP 2001343882 A JP2001343882 A JP 2001343882A JP 2003112501 A JP2003112501 A JP 2003112501A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- caster
- bearing frame
- frame
- bearing
- body frame
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【課題】 椅子、ソファー，家具等下端に取り付け
て、目立たず隠すことが容易にでき、デザイン意匠の美
観を損ねずに、安全性及び安定性を向上させ、スムーズ
に位置及び方向を変えることのできるキャスターを提供
する。 【解決手段】 円形の開口部（ハ）を有し、内側面から
切り欠いた受け溝（イ）（ロ）を内周に有する本体フレ
ーム１と、前記受け溝（イ）にベアリング機構３を介し
て取り付けられた軸受けフレーム２と、本体フレーム１
に軸受けフレーム２を可動可能に取り付け、軸受けフレ
ーム２の脱落防止機構４と、軸受けフレーム２に軸受け
フレーム２の中心を通らないように取り付けられたキャ
スターボール軸５に位置固定機構７を介して特定位置で
回転できるように設けられたキャスターボール６よりな
り、前記キャスターボール６は少なくとも本体フレーム
１下面よりも下に露出しているものであることを特徴と
する。
て、目立たず隠すことが容易にでき、デザイン意匠の美
観を損ねずに、安全性及び安定性を向上させ、スムーズ
に位置及び方向を変えることのできるキャスターを提供
する。 【解決手段】 円形の開口部（ハ）を有し、内側面から
切り欠いた受け溝（イ）（ロ）を内周に有する本体フレ
ーム１と、前記受け溝（イ）にベアリング機構３を介し
て取り付けられた軸受けフレーム２と、本体フレーム１
に軸受けフレーム２を可動可能に取り付け、軸受けフレ
ーム２の脱落防止機構４と、軸受けフレーム２に軸受け
フレーム２の中心を通らないように取り付けられたキャ
スターボール軸５に位置固定機構７を介して特定位置で
回転できるように設けられたキャスターボール６よりな
り、前記キャスターボール６は少なくとも本体フレーム
１下面よりも下に露出しているものであることを特徴と
する。
Description
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、椅子、ソファー
他 家具全般の下端に取り付けることにより用いられて
いる自由に位置及び方向を変えることのできる、キャス
ターに関するものである。 【０００２】 【従来の技術】従来キャスターは、キャスター本体が取
り付ける物の本体及び足部外形・外周より外側に露出し
ている物であった。それに合わせて、従来のキャスター
は床面から取り付け位置まで高さがあり、取り付ける椅
子、ソファー他、家具全般の本体デザインを損ねること
があった。また、基本的な形状が同じであり奇抜なデザ
インニーズに対応できるものではなかった。 【０００３】 【発明が解決しようとする課題】これは次のような欠点
があった。 （イ） 椅子、ソファー他 家具全般の足部下端及び本
体下端に取り付けた際、キャスター本体に高さがあるた
め目立ち取り付ける物本体のデザイン意匠やその周辺空
間の美観を損ねることがあった。 （ロ） キャスター車輪による挟み込み、物損事故や取
り付ける物の本体及び足部外形・外周より外側に露出し
ているため足をぶつけるなどでケガをする事が有った。 （ハ） 車輪を使用しているため取り付ける物本体の重
量及び収納物等の荷重がキャスター本体にかかるとスム
ーズに動かなかった。 （ニ） 車輪の中心から離れた位置に垂直に設けられた
軸にて重量を支持するため、あまり重い物に取り付けら
れなかった。 （ホ） キャスター自体に高さがあるため取り付ける物
本体の重心が高くなり移動や方向を変える際不安定にな
り転倒するなどの恐れがあった。 本発明は、以上の欠点を解決するためになされたもので
ある。 【０００４】 【課題を解決する為の手段】円形の開口部（ハ）を有
し、内側面から切り欠いた受け溝（イ）（ロ）を内周に
有する本体フレームと、前記受け溝（イ）にベアリン
グ機構を介して取り付けられた軸受けフレームと、
前記本体フレームに前記軸受けフレームを可動可能
に取り付けた状態で、前記軸受けフレームの脱落を防
止する脱落防止機構と、前記軸受けフレームに前記
軸受けフレームの中心を通らないように取り付けられ
たキャスターボール軸と前記キャスターボール軸に
位置固定機構を介して特定位置で回転できるように設
けられたキャスターボールよりなり、前記キャスター
ボールは少なくとも本体フレーム下面よりも下に露
出しているものであることを特徴とする。本発明は、以
上のような構成よりなるキャスターである。 【０００５】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。 １．円形の開口部（ハ）を有する本体フレームの内側
面から内周に切り欠いた受け溝（イ）（ロ）を設ける。 ２．前記本体フレームに設けた受け溝（イ）にベアリ
ング機構を介し軸受けフレームを取り付ける。前記
軸受けフレームは前記軸受けフレームの外周より貫
通せず。また、前記軸受けフレームの中心を通らない
ようにキャスターボール軸を取り付ける。 ３．前記軸受けフレームに取り付けるキャスターボー
ル軸には位置固定機構を介して前記キャスターボー
ル軸の特定位置で回転できるようにキャスターボール
を取り付ける。 ４．前記本体フレームに前項目３で構成された前記軸
受けフレームを取り付ける際、前記軸受けフレーム
の下に脱落防止機構を入れ、前記本体フレームに設
けられた受け溝（ロ）に脱落防止機構−２を取り付け
ることにより前記本体フレームから前記軸受けフレー
ムが脱落することを防止する。 ５．また前記本体フレームに前記軸受けフレームを
取り付けた際、キャスターボール軸に取り付けたキャ
スターボールは本体フレーム下面よりも下に露出し
ていなくてはならない。 本発明は以上のような構造よりなっている。本発明を使
用する時は、本体フレームを使用する物本体に取り付
ける。本発明品は形状がシンプルな円形状なため、前記
本体フレーム外側面にネジ加工（ニ）し、前記ネジ加
工（ニ）と合致するネジ加工を使用する物本体の足部下
端や本体部下端に設けることにより、本発明品を前記足
部下端や本体下端に内蔵することも可能である。したが
って、デザイン的見地からキャスターを隠す必要のある
高級家具やその他の物に対し、既存のキャスターと同等
の機能を備えながらも目立たせずに取り付けが可能であ
る。 【図４】の使用例において 本体フレーム下面から前記本体フレーム上面もしく
は前記本体フレーム下面からキャスターボール上点
までの寸法が確保されている厚みがあれば、板状の物に
本体フレームのはまりうる寸法の穴あけ加工をするこ
とにより既存のキャスターと比べて床面からの高さを低
く抑えながら取り付けが可能である。また、キャスター
機構が必要な物本体の下端の材質を 【図４】の使用例において示されている開口部（ハ）受
け溝（イ）（ロ）それぞれの加工が可能な物を選択する
ことにより、本体フレームを有することなく本発明の
キャスター機構をもたすことができるのが最大の特徴で
ある。 【０００６】 【発明の効果】本体フレームより大なる外形・外周面積
を有する椅子、ソファー他家具全般の足部下端及び本体
下端に本発明品本体が内臓されうる構造から、取り付け
る物のデザイン意匠や空間全体の美観に影響を及ぼす事
が少なく、車輪が取り付けた物の足部下端及び本体下端
外形・外周より外側に露出しないため、物の挟み込み等
の物損事故やケガの防止等安全性に優れている。また、
本発明は既存のキャスターよりも高さが低いため取り付
ける物の重心を低く抑えられ、安定して本発明品を取り
付けた物の方向及び位置を変えることができる。
他 家具全般の下端に取り付けることにより用いられて
いる自由に位置及び方向を変えることのできる、キャス
ターに関するものである。 【０００２】 【従来の技術】従来キャスターは、キャスター本体が取
り付ける物の本体及び足部外形・外周より外側に露出し
ている物であった。それに合わせて、従来のキャスター
は床面から取り付け位置まで高さがあり、取り付ける椅
子、ソファー他、家具全般の本体デザインを損ねること
があった。また、基本的な形状が同じであり奇抜なデザ
インニーズに対応できるものではなかった。 【０００３】 【発明が解決しようとする課題】これは次のような欠点
があった。 （イ） 椅子、ソファー他 家具全般の足部下端及び本
体下端に取り付けた際、キャスター本体に高さがあるた
め目立ち取り付ける物本体のデザイン意匠やその周辺空
間の美観を損ねることがあった。 （ロ） キャスター車輪による挟み込み、物損事故や取
り付ける物の本体及び足部外形・外周より外側に露出し
ているため足をぶつけるなどでケガをする事が有った。 （ハ） 車輪を使用しているため取り付ける物本体の重
量及び収納物等の荷重がキャスター本体にかかるとスム
ーズに動かなかった。 （ニ） 車輪の中心から離れた位置に垂直に設けられた
軸にて重量を支持するため、あまり重い物に取り付けら
れなかった。 （ホ） キャスター自体に高さがあるため取り付ける物
本体の重心が高くなり移動や方向を変える際不安定にな
り転倒するなどの恐れがあった。 本発明は、以上の欠点を解決するためになされたもので
ある。 【０００４】 【課題を解決する為の手段】円形の開口部（ハ）を有
し、内側面から切り欠いた受け溝（イ）（ロ）を内周に
有する本体フレームと、前記受け溝（イ）にベアリン
グ機構を介して取り付けられた軸受けフレームと、
前記本体フレームに前記軸受けフレームを可動可能
に取り付けた状態で、前記軸受けフレームの脱落を防
止する脱落防止機構と、前記軸受けフレームに前記
軸受けフレームの中心を通らないように取り付けられ
たキャスターボール軸と前記キャスターボール軸に
位置固定機構を介して特定位置で回転できるように設
けられたキャスターボールよりなり、前記キャスター
ボールは少なくとも本体フレーム下面よりも下に露
出しているものであることを特徴とする。本発明は、以
上のような構成よりなるキャスターである。 【０００５】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。 １．円形の開口部（ハ）を有する本体フレームの内側
面から内周に切り欠いた受け溝（イ）（ロ）を設ける。 ２．前記本体フレームに設けた受け溝（イ）にベアリ
ング機構を介し軸受けフレームを取り付ける。前記
軸受けフレームは前記軸受けフレームの外周より貫
通せず。また、前記軸受けフレームの中心を通らない
ようにキャスターボール軸を取り付ける。 ３．前記軸受けフレームに取り付けるキャスターボー
ル軸には位置固定機構を介して前記キャスターボー
ル軸の特定位置で回転できるようにキャスターボール
を取り付ける。 ４．前記本体フレームに前項目３で構成された前記軸
受けフレームを取り付ける際、前記軸受けフレーム
の下に脱落防止機構を入れ、前記本体フレームに設
けられた受け溝（ロ）に脱落防止機構−２を取り付け
ることにより前記本体フレームから前記軸受けフレー
ムが脱落することを防止する。 ５．また前記本体フレームに前記軸受けフレームを
取り付けた際、キャスターボール軸に取り付けたキャ
スターボールは本体フレーム下面よりも下に露出し
ていなくてはならない。 本発明は以上のような構造よりなっている。本発明を使
用する時は、本体フレームを使用する物本体に取り付
ける。本発明品は形状がシンプルな円形状なため、前記
本体フレーム外側面にネジ加工（ニ）し、前記ネジ加
工（ニ）と合致するネジ加工を使用する物本体の足部下
端や本体部下端に設けることにより、本発明品を前記足
部下端や本体下端に内蔵することも可能である。したが
って、デザイン的見地からキャスターを隠す必要のある
高級家具やその他の物に対し、既存のキャスターと同等
の機能を備えながらも目立たせずに取り付けが可能であ
る。 【図４】の使用例において 本体フレーム下面から前記本体フレーム上面もしく
は前記本体フレーム下面からキャスターボール上点
までの寸法が確保されている厚みがあれば、板状の物に
本体フレームのはまりうる寸法の穴あけ加工をするこ
とにより既存のキャスターと比べて床面からの高さを低
く抑えながら取り付けが可能である。また、キャスター
機構が必要な物本体の下端の材質を 【図４】の使用例において示されている開口部（ハ）受
け溝（イ）（ロ）それぞれの加工が可能な物を選択する
ことにより、本体フレームを有することなく本発明の
キャスター機構をもたすことができるのが最大の特徴で
ある。 【０００６】 【発明の効果】本体フレームより大なる外形・外周面積
を有する椅子、ソファー他家具全般の足部下端及び本体
下端に本発明品本体が内臓されうる構造から、取り付け
る物のデザイン意匠や空間全体の美観に影響を及ぼす事
が少なく、車輪が取り付けた物の足部下端及び本体下端
外形・外周より外側に露出しないため、物の挟み込み等
の物損事故やケガの防止等安全性に優れている。また、
本発明は既存のキャスターよりも高さが低いため取り付
ける物の重心を低く抑えられ、安定して本発明品を取り
付けた物の方向及び位置を変えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の斜視図である。
【図２】本発明の一部を切り欠いた構成図である。
【図３】本発明の実施例を示す斜視図である。
【図４】本発明の使用例を示す側面図である。
【図５】本発明の図１におけるＡ−Ａ断面図である。
【符号の説明】
本体フレーム
軸受けフレーム
ベアリング機構
脱落防止機構
−２ 脱落防止機構
キャスターボール軸
キャスターボール
位置固定機構
（イ） 受け溝
（ロ） 受け溝
（ハ） 開口部
（ニ） ネジ加工
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項１】 円形の開口部（ハ）を有し、内側面から
切り欠いた受け溝（イ）（ロ）を内周に有する本体フレ
ームと、前記受け溝（イ）にベアリング機構を介し
て取り付けられた軸受けフレームと、前記本体フレー
ムに前記軸受けフレームを可動可能に取り付けた状
態で、前記軸受けフレームの脱落を防止する脱落防止
機構と、前記軸受けフレームに前記軸受けフレーム
の中心を通らないように取り付けられたキャスターボ
ール軸と前記キャスターボール軸に位置固定機構
を介して特定位置で回転できるように設けられたキャス
ターボールよりなり、前記キャスターボールは少な
くとも本体フレーム下面よりも下に露出しているもの
であることを特徴とするキャスター。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001343882A JP2003112501A (ja) | 2001-10-05 | 2001-10-05 | キャスター |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001343882A JP2003112501A (ja) | 2001-10-05 | 2001-10-05 | キャスター |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003112501A true JP2003112501A (ja) | 2003-04-15 |
Family
ID=19157489
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001343882A Pending JP2003112501A (ja) | 2001-10-05 | 2001-10-05 | キャスター |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003112501A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN106232376A (zh) * | 2014-04-24 | 2016-12-14 | 精巧设计有限责任公司 | 脚轮组件 |
| WO2023037987A1 (ja) * | 2021-09-09 | 2023-03-16 | 株式会社ナカムラ | キャスター |
| KR102638035B1 (ko) * | 2023-05-08 | 2024-02-19 | 주식회사 그래 | 감성 캠핑난로 |
| KR102638032B1 (ko) * | 2023-05-08 | 2024-02-20 | 주식회사 그래 | 일산화탄소 경보기능을 포함한 캠핑난로 |
-
2001
- 2001-10-05 JP JP2001343882A patent/JP2003112501A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN106232376A (zh) * | 2014-04-24 | 2016-12-14 | 精巧设计有限责任公司 | 脚轮组件 |
| JP2017513770A (ja) * | 2014-04-24 | 2017-06-01 | インジニアス デザインズ リミテッド ライアビリティ カンパニー | キャスターホイールアセンブリ |
| WO2023037987A1 (ja) * | 2021-09-09 | 2023-03-16 | 株式会社ナカムラ | キャスター |
| JP2023039733A (ja) * | 2021-09-09 | 2023-03-22 | 株式会社ナカムラ | キャスター |
| JP7283796B2 (ja) | 2021-09-09 | 2023-05-30 | 株式会社ナカムラ | キャスター |
| KR102638035B1 (ko) * | 2023-05-08 | 2024-02-19 | 주식회사 그래 | 감성 캠핑난로 |
| KR102638032B1 (ko) * | 2023-05-08 | 2024-02-20 | 주식회사 그래 | 일산화탄소 경보기능을 포함한 캠핑난로 |
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