JP2003109702A - 端子防油水構造 - Google Patents

端子防油水構造

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 端子金具を圧着した部分の剥き出し状態の電
線導体から油水が浸透して外部漏れを起こす不具合を解
消でき、製造コストの低減が可能となる端子防油水構造
を提供する。 【解決手段】 機器の外板ケース10の外側から電線2
0を伝って雨水などが浸入した場合、端子金具23の端
子シール装着部25上に装着したシール部材である筒状
のパッキン28に阻止され、電気コネクタのハウジング
12と端子金具23との間の防水性を確保する。また、
外板ケース10の内部で生じた潤滑油などの油類が端子
金具23を伝ってケース外部に漏出しようとする場合、
その端子金具23上のパッキン28に阻止され、電気コ
ネクタのハウジング12と端子金具23との間の防油性
を確保する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特に電気自動車搭
載のモータの入出力端子、あるいは一般電子電気機器の
入出力端子に電線・ケーブルやワイヤハーネス(以下、
電線と総称する)を接続する部分の端子防油水構造に関
する。
【0002】
【従来の技術】機器の外板ケースに電気コネクタを介し
て電線を引き込み、電線の端末に圧着した端子金具を機
器側の入出力端子に接続して電気的導通を図る構造で
は、電線を引き込む部分の外板ケースの引き込み口から
雨水などが浸入しないよう防水性を確保して機器を保護
する必要がある。
【0003】図6は、機器へのそうした電線引き込み部
分における従来の端子防水構造を示す側面断面図であ
る。機器筐体である外板ケース1に設けた電線引き込み
口(孔)2に、端子防油水構造を備えた樹脂製のハウジ
ング3が嵌合して固定される。筒状のハウジング本体3
aの前部を電線引き込み口2に嵌合させ、そのハウジン
グ本体3aにフランジ形に設けた固定座3bを外板ケー
ス1の外面に押し当てるように密着させて固定する。ま
た、ハウジング本体3aの内部に隔壁3cが設けてあ
り、この隔壁3cの中央部に電線5を挿通させて外板ケ
ース1の内部に引き込む。電線5は、端末の絶縁体5b
など絶縁被覆材を皮剥ぎ処理して露出させ、その露出状
態の導体5aに端子金具6がかしめ部6aでかしめ加工
して圧着されている。端子金具6の先端接続部に設けた
接続孔6bにボルトなどを通し、機器側の入出力端子と
締結して電気的導通を図る構造である。
【0004】その場合、電線引き込み口2から外板ケー
ス1内に雨水などの浸入を防ぐため、外板ケース1の外
面に押し当ててハウジング本体3a側の固定座3bとの
間の両部材間の防水性をシール部材であるO−リング4
で確保し、ハウジング本体3a内の隔壁3cとここを挿
通する電線5との間の防水性はシール部材であるゴム製
で筒状のパッキン6で確保している。
【0005】一方、図7もまた端子防水構造の他の従来
例を示す側面断面図である。図6の構造と同様に、機器
の外板ケース1に設けた電線引き込み口2に、電気コネ
クタの本体を構成する樹脂製ハウジング8を筒状の本体
8aの前部を嵌合させ、固定座8bを外板ケース1の外
面に押し当てて固定する。筒状のハウジング本体8aの
後端は塞がっていて、この後端壁の中央部に電線5を挿
通させて外板ケース1の内部に引き込む。電線5の端末
の導体5aには端子金具6が圧着されているが、その圧
着部で露出状態の導体5aと端子金具6を埋め込むよう
にして、ハウジング本体8aの内部空洞にエポキシ系、
ウレタン系、あるいはシリコン系のいずれかの樹脂をシ
ール材9bとして充填することにより封止(ポッティン
グ)している。接続孔6bを有する端子金具6の先端部
は、そうしたハウジング本体8a側の樹脂ポッティング
部から外板ケース1の内側に突出した形で機器側入出力
端子に臨んでいる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記図6お
よび図7に示す端子防油水構造の従来例のいずれにあっ
ても次の点に問題がある。まず、図6の構造の場合、端
子金具6を圧着した電線5の導体5aが剥き出しのまま
で機器の外板ケース1の内側に臨んでいる点である。機
器がモータなどの場合、潤滑油などの油類とか水滴が剥
き出し状態の導体5aを伝い、外板ケース1の外部に漏
洩して他機材に対して諸々の不都合を与える。それを防
ぐ対策に高コストを要してしまう。加えて、機器側から
の油類がATF油の場合、それに対応する電線5の絶縁
体5bの材質としては高価なフッ素系のものが要求さ
れ、電線5の使用が制限されてしまう不都合がある。
【0007】一方、図7の構造の場合は、ハウジング本
体8a内にシール材9bを充填する樹脂ポッティング封
止作業は、シール材9bが硬化し終えるまでに長く時間
がかかり、封止終了までにおよそ1日を要することがあ
る。そのため、その間半製品としてストックするスペー
スの確保を必要とするなど不都合がある。加えて、この
例で示す電線5,ケーブルおよびワイヤハーネスなどの
製造を終えた工程で樹脂ポッティング工程が加わるので
作業工程を複雑にする。また、重要な問題点であるが、
厳しい使用環境下において振動や外力が加わるとシール
材9bが剥離したり、劣化などするために長期にわたっ
て防水性を確保しがたい。
【0008】以上から、本発明の目的は、端子金具を圧
着した部分の剥き出し状態の電線導体から油水が浸透し
て外部漏れを起こす不具合を解消でき、製造コストの低
減が可能となる端子防油水構造を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明にかかる請求項1に記載の端子防油水構造
は、機器の外板ケース10に設けた電線引き込み口11
から電線20を引き込み、その電線20端末の導体21
にかしめ部24で圧着した端子金具23を機器側入出力
端子に接続する場合に、前記電線引き込み口11に防油
水を確保して取り付けられる電気コネクタにおいて、前
記端子金具23のかしめ部24から前方へ平坦に延びる
接続部26の一部に密着させて弾性材料による筒状のシ
ール部材28を装着し、このシール部材装着部から前方
の接続部26だけを前記電気コネクタの本体のハウジン
グ12から突出させて、このハウジング12と端子金具
23との間の防油水性を前記シール部材28で確保して
なっていることを特徴とする。
【0010】以上の構成から、機器の外板ケース10の
外側から電線20を伝って雨水などが浸入した場合でも
端子金具23の端子シール装着部25上に装着したシー
ル部材28に阻止され、電気コネクタのハウジング12
と端子金具23との間の防水性が確保される。また、外
板ケース10の内部で生じた潤滑油などの油類が端子金
具23を伝ってケース外部に漏出しようとする場合、そ
の端子金具23上のシール部材28で阻止することによ
って防油性を確保する。特に、特殊な油類がケース外部
に漏出して電線20の絶縁体22などに付着して劣化な
どさせる不都合も回避できる。また、従来構造のよう
に、複雑な樹脂ポッティング工程など一切不要であり、
半製品状態でストックする必要もなくなるので、組立コ
ストや設備コストなどからなる製造コストを全般に低減
できる。
【0011】また、請求項2に記載の端子防油水構造
は、前記端子金具23の接続部26の一部にその平坦な
断面よりも一回り小さく段付き成形した断面形状の端子
シール装着部25を設けて、この端子シール装着部25
上に前記シール部材28を装着してなっていることを特
徴とする。
【0012】以上の構成から、端子金具23の接続部一
部に設けた端子シール装着部25を段差成形しておけ
ば、そこに装着されたシール部材28の抜脱防止に有効
である。
【0013】また、請求項3に記載の端子防油水構造
は、前記端子金具23の端子シール装着部25の角部を
円滑にR加工を施してなっていることを特徴とする。
【0014】以上の構成から、かかる端子シール装着部
25の角部などを円滑にR加工することにより、装着さ
れたシール部材28を傷めてそこから劣化が進むなどと
いった不具合が解消される。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明にかかる端子防油水
構造の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明
する。図1は、本実施の形態の端子防油水構造を備えた
電気コネクタを示す組立側面断面図である。機器筐体を
構成する外板ケース10に電線20を挿通させて引き込
み、図示しない機器側の入出力端子に電線20の端末を
端子金具23によって接続して電気的導通を図る。外板
ケース10の電線引き込み部分に電線引き込み口11が
貫通して設けられ、この電線引き込み口11に電気コネ
クタ本体を形成する樹脂製などのハウジング12が嵌合
して取り付けられ、このハウジング12を介して電線2
0を挿通させて外板ケース10内に引き込む。
【0016】図2(a),(b)に示すように、電線2
0は、銅線などの導体21上に絶縁体22などで被覆を
施してなっている。その端末の絶縁体22を皮剥ぎ処理
して導体21を露出させ、露出した導体21に端子金具
23をかしめ部24をかしめて圧着している。かかる端
子金具23の詳しくは、かしめ部24の前方部は平坦な
接続部26となっており、そこに貫通した接続孔27が
設けられている。この接続孔27にいずれも図示しない
ボルトを通して機器側の入出力端子に締結して接続する
ようになっている。また、かしめ部24と接続部26と
の間の平坦な中間位置に端子シール装着部25が設けら
れ、そこにゴム製の筒状パッキン28が被着されるよう
になっている。端子シール装着部25は、平坦な接続部
26の長手方向の一部をプレス絞り加工などして一回り
小さい矩形断面に段付きプレス加工して設けられてい
る。図3は、端子シール装着部25上にパッキン28を
密着させて被着させた状態の端子金具23を示してい
る。
【0017】ここで、図4(a)〜(c)は、かかる端
子金具23において平坦な接続部26の一部に上記端子
シール装着部25を設ける成形工程を示している。図4
(a)は、接続部26の一部を一回り小さい断面にプレ
ス打ち抜き加工などした段階の端子シール装着部25を
示している。図4(b)は、打ち抜き状態の端子シール
装着部25を、上下一対の整形用金型30,32のキャ
ビティ31,33で両端部の角部を滑らかにするR加工
する状態を示している。R加工後の端子シール装着部2
5の両端部にはバリ34,35が生じているので、この
ままではパッキン28装着時に傷めるおそれがある。し
たがって、次工程の図4(c)に示すトリミング工程に
おいて、バリ34,35を適当な切除手段で除去する。
バリ34,35除去後の端子シール装着部25を含む端
子金具23を酸洗い工程において洗浄し、バリ面などを
円滑表面に仕上げてパッキン28の被着に備える。
【0018】再び図1において、ハウジング12は筒形
状の樹脂成形品であり、本体筒部13の外周から鍔状に
張り出した固定座を機器筐体である外板ケース10の外
面に押し当て、本体筒部13の前部を外板ケース10の
電線引き込み口11に嵌合して固定するようになってい
る。固定座の内面にはシール部材としてO−リング15
が装着され、外板ケース10の外面との間の防水性を確
保している。また、本体筒部13の前端部16は塞がれ
てその中心に設けた貫通孔に上記端子金具23の平坦な
接続部26が挿通して外板ケース10の内側へ突出し、
機器側入出力端子に接続可能となる位置に臨むように設
定されている。かかる本体筒部13前部内に端子金具2
3の端子シール装着部25上に被着させた本発明でいう
シール部材としてのパッキン28が密着して収まり、端
子金具23との間の防水性を確保している。
【0019】さらに、ハウジング12の本体筒部13の
後部では係止孔17が設けられ、次に述べるリテーナ3
0をその係止孔17で固定するようになっている。この
リテーナ30もまた筒状の樹脂成形品であり、筒前端か
ら端子金具23の平坦な端子シール装着部25と接続部
26を突出させた形で、後部のかしめ部24とこのかし
め部24に圧着された電線20の導体21を含む導体圧
着部を含む電線端末部を位置決めして保持している。
【0020】その場合にリテーナ30は、筒体31の前
端に内部から端子金具23に圧着された露出導体21の
先端面を突き当てるようになっており、筒体31の後端
を塞いで設けたフランジ部32の中心上を電線22が貫
通して挿通できるよう形成されている。
【0021】以上の構成により、本実施の形態による端
子防油水構造は次のように組み立てられて作用する。な
お、組立手順は一例を示すものでそれに限定されない。
機器筐体である外板ケース10の電線引き込み口11か
らの組み込みに備えて、電線20の端末では露出処理し
た導体21に端子金具23がかしめ部24でかしめて圧
着されている。また、かしめ作業の前後で端子シール装
着部25にはシール部材としてパッキン28も被着され
ている。
【0022】端子シール装着部25は一回り小さい断面
形状で他部とは段差があるので、そこに被着させたパッ
キン28は抜脱を防ぐのに有効に作用する。また、パッ
キン28はコルゲートチューブ形状のものが示されてい
る。図4(a)〜(c)のR加工トリミング工程におい
て端子シール装着部25の表面は円滑仕上げがなされて
いるが、仮にマクロ的にみて表面粗さに凹凸があるよう
な場合でも、山部と谷部からなる上記パッキン28がそ
うした表面の端子シール装着部25に馴染んで密着でき
るように工夫されている。
【0023】次いで、リテーナ30の内部に端子金具2
3の平坦な端子シール装着部25と接続部26がリテー
ナ前方を突出した形となるよう、リテーナ30の内部に
端子金具23のかしめ部24とその後方の電線22の端
末部を収容して保持させる。
【0024】そのように端子金具23のかしめ部24と
電線22を保持した状態のリテーナ30をハウジング1
2に後方から挿入して押し込む。このリテーナ押し込み
によって、端子金具23の接続部26をハウジング12
の前部端16から突出させ、端子シール装着部25上に
被着させたパッキン28をハウジング12の前部内に押
し込んで密着させる。この押し込み動作でリテーナ30
は係止爪33がハウジング12側の係止孔17に節度感
(クリック感)を伴ってワンタッチで係合し、リテーナ
30がハウジング12から抜脱しないようにリテーナ3
0を介して電線20および端子金具23を保持した形に
する。
【0025】ここまでの一式の端子防油水構造を電気コ
ネクタとして機器側の外板ケース10の組み付けてセッ
トする場合、電線引き込み口11にハウジング12の前
部を嵌合させ、固定座14を機器筐体10の外面に押し
当ててO−リング15を密着させることにより、外板ケ
ース10と電気コネクタ側ハウジング12との間の防水
性を確保する。
【0026】本実施の形態にかかる端子金具23として
は、上記のような目的で段付き加工した端子シール装着
部25を設けてなっている。それに対して、図5に示す
ように、先端部の接続部と区別のないフラットバー形に
して特別な端子シール装着部を設けることなく、長手方
向の適所にパッキン28を装着する形態も初期の目的を
達成できる意味で可能である。ただし、この場合もその
ようにストレートなフラットバー形にして成形された接
続部26の両端部に滑らかなR加工を施しておくことは
必須条件である。しかし、パッキン28の抜脱防止など
の面からは図2(a)の段付き成形が好ましいことは明
らかである。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明にかかる請
求項1に記載の端子防油水構造は、機器の外板ケースの
外側から電線を伝って雨水などが浸入した場合でも端子
金具の端子シール装着部上に装着したシール部材に阻止
され、電気コネクタのハウジングと端子金具との間の防
水性が確保される。また、外板ケースの内部で生じた潤
滑油などの油類が端子金具を伝ってケース外部に漏出し
ようとする場合、端子金具上のシール部材で阻止して防
油性を確保する。特に、特殊な油類がケース外部に漏出
して電線の絶縁体などに付着して劣化などさせる不都合
も回避できる。また、従来構造のように、複雑な樹脂ポ
ッティング工程など一切不要であり、半製品状態でスト
ックする必要もなくなるので、組立コストや設備コスト
などからなる製造コストを全般に低減できる。
【0028】また、請求項2に記載の端子防油水構造
は、端子金具の接続部一部に設けた端子シール装着部を
段差成形してあるので、そこに装着されたシール部材の
抜脱防止に有効である。
【0029】また、請求項3に記載の端子防油水構造
は、端子シール装着部の角部などを円滑にR加工するこ
とにより、装着されたシール部材を傷めてそこから劣化
が進むなどといった不具合が回避できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる実施の形態の端子防油水構造を
備えた電気コネクタを機器側外板ケースに取り付けた状
態を示す組立側面断面図である。
【図2】同図(a),(b)は、本構造要旨部材である
端子金具を示す斜視図と、矢印A−Aからの断面による
端子金具要部の端子シール装着部を示す縦断面図であ
る。
【図3】同端子シール装着部上にパッキン装着状態を示
す組立斜視図である。
【図4】同図(a)〜(c)は同端子シール装着部をR
加工トリミング工程を順に示す断面図である。
【図5】端子シール装着部の別の形態例を示す斜視図で
ある。
【図6】端子防水構造の従来例を示す組立側面断面図で
ある。
【図7】別の端子防水構造を示す組立側面断面図であ
る。
【符号の説明】
10: 機器側外板ケース 11: 電線引き込み口 12: 電気コネクタのハウジング 13: 本体筒部 15: O−リング 17: リテーナ用係止孔 20: 電線 21: 導体 22: 絶縁体 23: 端子金具 24: かしめ部 25: 端子シール装着部 26: 接続部 27: ボルト孔 28: パッキン(シール部材)
フロントページの続き Fターム(参考) 5E087 EE06 FF02 FF13 LL02 LL03 LL12 MM05 QQ04 RR12 RR25 5H605 AA02 BB01 BB05 BB17 CC06 EC01 EC04 EC05 EC08 EC18 GG03 GG04 GG06 GG12 GG18 GG20

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機器の外板ケースに設けた電線引き込み
    口から電線を引き込み、その電線端末の導体にかしめ部
    で圧着した端子金具を機器側入出力端子に接続する場合
    に、前記電線引き込み口に防油水を確保して取り付けら
    れる電気コネクタの端子防油水構造であって、 前記端子金具のかしめ部から前方へ平坦に延びる接続部
    の一部に密着させて弾性材料による筒状のシール部材を
    装着し、このシール部材装着部から前方の接続部だけを
    前記電気コネクタの本体のハウジングから突出させて、
    このハウジングと端子金具との間の防油水性を前記シー
    ル部材で確保してなっていることを特徴とする端子防油
    水構造。
  2. 【請求項2】 前記端子金具の接続部の一部にその平坦
    な断面よりも一回り小さく段付き成形した断面形状の端
    子シール装着部を設けて、この端子シール装着部上に前
    記シール部材を装着してなっていることを特徴とする請
    求項1に記載の端子防油水構造。
  3. 【請求項3】 前記端子金具の端子シール装着部の角部
    を円滑にR加工を施してなっていることを特徴とする請
    求項2に記載の端子防油水構造。
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