JP2003109032A - 画像作成装置及びコンピュータプログラム - Google Patents

画像作成装置及びコンピュータプログラム

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JP2003109032A
JP2003109032A JP2001295167A JP2001295167A JP2003109032A JP 2003109032 A JP2003109032 A JP 2003109032A JP 2001295167 A JP2001295167 A JP 2001295167A JP 2001295167 A JP2001295167 A JP 2001295167A JP 2003109032 A JP2003109032 A JP 2003109032A
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Reiji Matsumoto
令司 松本
Hajime Adachi
肇 安達
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    • G06T15/10Geometric effects
    • G06T15/40Hidden part removal
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T2200/00Indexing scheme for image data processing or generation, in general
    • G06T2200/28Indexing scheme for image data processing or generation, in general involving image processing hardware

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 グラフィックスメモリとして必要なメモリ容
量の低減を図りつつ、多層3D画像を表示する。 【解決手段】 画像作成装置1は、グラフィックスメモ
リ16及び描画デバイス13を備える。グラフィックス
メモリ16は、3D画像を含む複数層の画像を別々に格
納するための複数個のフレームバッファ16a及び16
b、並びにこれらのフレームバッファに対して共通に設
けられた一個のZバッファ16cを具備する。描画デバ
イス13は、複数層の画像を、時分割でZバッファ16
cを用いて陰面消去を実行しつつ順次生成すると共に複
数個のフレームバッファ16a及び16bに順次格納
し、これらのフレームバッファに格納され且つ陰面消去
が実行された後における複数層の画像を重ね合わせ部1
7で重ね合わせることにより、多層3D画像を作成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、3次元座標情報に
基づいて3D画像を作成する画像作成装置及び方法、そ
のような画像作成装置を備えたナビゲーションシステム
等の電子機器、並びにコンピュータプログラムの技術分
野に属する。特に、例えば車載用ナビゲーション装置等
に好適に用いられ、3D画像を含む複数層の画像を重ね
合わせてなる多層3D画像を表示可能な画像作成装置及
び方法、そのような装置を備えた電子機器、並びにコン
ピュータプログラムの技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】近時、自動車の走行を制御する電子制御
の研究開発や、運転を支援するナビゲーションシステム
の普及が著しい。このナビゲーションシステムには種々
のデータベースを有していて、表示装置に地図情報、現
在位置情報、各種案内情報等を表示する基本的な構成が
あり、さらに入力した条件に基づいてドライブルートを
探索するものが一般的である。そして、探索されたドラ
イブルートや、GPS(Global Positioning System)
測位或いは自立測位に基づく現在位置を、地図上に表示
して、目的地までの誘導案内(ナビゲーション)を行う
ように構成されている。目的地までの誘導案内のために
車両に搭載されたナビゲーションシステムの表示装置に
ドライブルートに加えて、現に走行している地点から前
方の風景が表示され、加えて走行路線の指示、交差点で
曲がる方向、その交差点までの距離、目的地までの距
離、到着予想時刻等が表示される。このとき前方の風景
は、ドライバーの視線に基づき、平面上に立体的な視覚
表現を与える技法、即ち遠近法を用いた画像(本願明細
書では、所謂、「3D画像」と記す)で表示されるもの
がある。
【0003】このような3D画像等を表示するために、
Zバッファ法による陰面消去機能を持つ描画エンジンを
用いる場合がある。Zバッファ法によれば、一フレーム
の3D画像を構成する複数の部分フレーム画像(例え
ば、一つの風景を示す一フレームの画像を構成する、道
路の画像、一の建物の画像、他の建物の画像、上空の画
像など)のうち同一描画位置において最も手前にある画
像部分を描画位置毎に記憶しておき、最終的に全描画位
置において最も手前にある画像部分のみからなる一フレ
ームの3D画像を描画することができる。また、Zバッ
ファ法による陰面消去機能を用いれば、風景画像のみな
らず、複数のテキスト、マーク、模様、デザイン、デッ
サン、背景等が立体的に重ねられた3D画像等も描画可
能となる。
【0004】他方で従来から、同一画面内に、種類の相
異なる複数層の画像を重ね合わせた画像(本願明細書で
は「多層画像」という)を表示する技術もある。例え
ば、車載用ナビゲーション装置では、基本地図情報上
に、地図以外の各種画像情報、関連するテキスト情報、
各種アイコンやマーク、縮尺の異なる地図情報等を重ね
合わせた多層画像を表示する技術が実用化されている。
この技術は、より具体的には、フレームバッファを多層
画像の合計層数に対応して複数備えておき、これら複数
のフレームバッファに格納された複数層の画像を重ね合
わせることにより、多層画像を表示するものである。
【0005】従って、上述の如く陰面消去により3D画
像を作成するZバッファ法と上述の如く多層画像を表示
する技術とを組み合わせれば、3D画像を含む複数層の
画像を重ね合わせてなる複雑高度な多層画像(本願明細
書では「多層3D画像」という)を表示することも可能
であると考察される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】移動体ナビゲーション
装置等を含めて各種電子機器においては、ハードウエア
資源の倹約或いはコスト削減等の観点から、同一処理を
行う際におけるメモリ容量の削減という一般的要請があ
る。
【0007】しかしながら、前述の如く各々の層にZバ
ッファ法による陰面消去を行った後に重ね合わせて多層
3D画像等の多層画像を表示するためには、多層画像の
層毎に一対のフレームバッファ及びZバッファが必要と
なる。即ち、多層画像の合計層数に等しい数のフレーム
バッファ及び多層画像の合計層数に等しい数のZバッフ
ァが必要となり、全体として必要なメモリ容量は膨大な
ものとなってしまうという問題点がある。
【0008】例えば、Zバッファを用いる3D画像用の
グラフィックスライブラリとして、マイクロソフト社の
Direct3Dによれば、Zバッファに関連付けられるフレー
ムバッファは唯一であるので、複数層に対して3D画像
の描画を行うには、層の総数と同じ数だけZバッファを
確保する必要がある。他方、Zバッファを用いる3D画
像用のグラフィックスライブラリの他の例として、シリ
コングラフィック社のAPI(Application Programming
Interface)であるOpenGLによれば、単一層の概念で構成
されており、多層3D画像を作成することは出来ない。
【0009】本発明は上述した問題点に鑑みなされたも
のであり、全体として必要なメモリ容量の相対的低減を
図りつつ、多層3D画像等の多層画像を表示可能な画像
作成装置及び方法、そのような装置を備えた電子機器、
並びにコンピュータプログラムを提供することを課題と
する。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の画像作成装置は
上記課題を解決するために、3D画像を含む複数層の画
像を別々に格納するための複数個のフレームバッファ及
び該複数個のフレームバッファに対して共通に設けられ
た一個のZバッファを具備するグラフィックスメモリ
と、前記複数層の画像を、時分割で前記一個のZバッフ
ァを用いて陰面消去を実行しつつ順次生成すると共に前
記複数個のフレームバッファに順次格納し、前記複数個
のフレームバッファに格納され且つ前記陰面消去が実行
された後における前記複数層の画像を重ね合わせること
により、多層3D画像を作成する描画デバイスとを備え
る。
【0011】本発明の画像作成装置によれば、描画デバ
イスは、3D画像を含む複数層の画像を、時分割で一個
のZバッファを用いて陰面消去を実行しつつ順次生成す
ると共に複数個のフレームバッファに順次格納する。そ
の後、複数のフレームバッファの各々は、Zバッファ法
により陰面消去が実行された3D画像等が格納された状
態とされる。すると、描画デバイスは、これら複数個の
フレームバッファに格納され且つ陰面消去が実行された
後における、3D画像を含む複数層の画像を重ね合わせ
ることにより、多層3D画像を作成する。従って、Zバ
ッファ法を用いて夫々作成した複数層の画像を、同一画
面内に重ね合わせて表示することができる。ここで特
に、グラフィックスメモリは、複数層の画像を別々に格
納するための複数個のフレームバッファを具備している
が、複数個のフレームバッファに対して共通に設けられ
た一個のZバッファを具備する。従って、複数層の画像
に対して別々に、Zバッファを備える場合と比較して、
格段にメモリ容量を低減できる。
【0012】この結果、例えばカーナビゲーションシス
テム等の、グラフィックス用のメモリ容量を抑えること
が実用上大変重要とされる用途に対し、本発明の画像作
成装置は好適である。
【0013】本発明の画像作成装置の一態様では、前記
Zバッファは、前記描画デバイスによる前記複数層の画
像各々の生成が完了する都度に、クリアされる。
【0014】この態様によれば、複数層の画像各々の生
成が完了する都度にZバッファはクリアされるので、一
個のZバッファを時分割で用いて複数層の画像に係る陰
面消去を問題なく実行できる。
【0015】本発明の画像作成装置の他の態様では、前
記描画デバイスは、前記複数層の画像の少なくとも一層
については遠近法に則った画像を描画する。
【0016】この態様によれば、多層3D画像のうち少
なくとも一層については、例えば操縦者が運転席から見
るような風景が、遠近法の描画手法による3D画像とし
て表示され、操縦者は実際の風景と合致させて画像を認
識することが容易となる。
【0017】本発明の画像作成装置の他の態様では、前
記複数層の画像のうち少なくとも一層について、前記3
D画像に含まれる物体の3次元座標情報に基づいて、物
体別に画像を描画するための描画物体情報を所定情報単
位毎に単一座標系で生成する描画物体情報生成手段と、
前記3D画像を描画する際の少なくとも視点及び視界を
規定する座標変換情報を生成する座標変換情報生成手段
とを具備する描画アプリケーション処理部と、前記生成
された描画物体情報を蓄積する描画物体情報蓄積手段
と、前記生成された座標変換情報を蓄積する座標変換情
報蓄積手段とを具備するグラフィックスライブラリとを
更に備えており、前記描画デバイスは、前記蓄積された
座標変換情報を前記所定情報単位毎に前記蓄積された描
画物体情報に作用させることにより、前記複数層の画像
を順次生成する。
【0018】この態様によれば、描画アプリケーション
処理部及びグラフィックスライブラリによって、複数層
の画像のうち少なくとも一つについて或いは好ましくは
複数層の画像の各々について、画像を描画するためデー
タを座標変換情報と描画物体情報とに分離して、それぞ
れを独自の情報生成手段により生成し、蓄積、管理す
る。これら蓄積、管理されたデータに基づき描画デバイ
スにより表示用画像として3D画像を生成し、表示装置
に出力する。この際、座標変換情報と描画物体情報とを
分離独立して扱い、これらに基づく描画処理を一括実行
することで、描画デバイスによる描画速度は向上する。
【0019】特に、この態様のように描画物体情報及び
座標変換情報を用いれば、一層の3D画像をバースト的
に生成できるので、一層の3D画像を描画する際のZバ
ッファを用いた陰面消去を行う時間も極めて短時間で済
む。このため、一個のZバッファを時分割で用いて、各
層の画像に係る陰面消去を問題なく実行できる。
【0020】尚、この態様では、描画物体情報生成手段
について「描画物体情報を所定情報単位毎に単一座標系
で生成する」とあるが、ここにいう、所定情報単位と
は、例えばディスプレイリストの単位であり、描画デバ
イスが3D画像を描画する際に座標変換情報を描画物体
情報に作用させる単位に一致させている。そして、同一
ディスプレイリスト等の同一所定情報単位内において
は、座標系を統一するが、相異なる所定情報単位間にお
いては座標系を統一する必要はない。
【0021】上述した描画アプリケーション処理部及び
グラフィックスライブラリを備えた態様では、前記描画
アプリケーション処理部は、前記複数層の画像のうち少
なくとも一層については、時間の経過に伴い連続的に変
化する相前後する二枚の3D画像の両者に含まれる物体
に対し、前記描画物体情報を固定したまま、前記座標変
換情報生成手段により前記座標変換情報を再生成するよ
うに構成してもよい。
【0022】このように構成すれば、複数層の画像のう
ち少なくとも一層については、時間の経過に伴い連続的
に変化する3D画像を描画する際には、描画物体情報を
固定したまま座標変換情報を変化させるので、描画のた
めの処理負担を軽減でき、連続的に変化する3D画像の
作成を迅速に行える。例えば、同一描画物体情報に基づ
いて、視点を連続的に変化させることで移動体の運行に
従って順次変化する描画像のみならず、光源を連続的に
変化させることで時間経過による物体の陰影の変化等が
連続する画像として得ることができる。
【0023】上述した描画アプリケーション処理部及び
グラフィックスライブラリを備えた態様では、前記描画
アプリケーション処理部及び前記グラフィックスライブ
ラリは、前記複数層の画像についての前記描画物体情報
及び前記座標変換情報を、マルチタスクにより生成し蓄
積するように構成してもよい。
【0024】このように構成すれば、座標変換情報と描
画物体情報とを分離独立してマルチタスクにより生成し
蓄積するので、全体として一層迅速に3D画像を作成す
ることも可能となる。
【0025】上述した描画アプリケーション処理部及び
グラフィックスライブラリを備えた態様では、前記複数
層の画像のうち少なくとも一層について、前記座標変換
情報生成手段により生成された複数の座標変換情報が前
記座標変換情報蓄積手段に蓄積され、前記描画物体情報
生成手段により生成された複数の描画物体情報が前記描
画物体情報蓄積手段に蓄積され、前記座標変換情報と前
記描画物体情報との任意の組み合わせで前記描画デバイ
スにより描画するように構成してもよい。
【0026】このように構成すれば、3D画像を含む複
数層の画像のうち少なくとも一層については、蓄積され
ている幾つかの座標変換情報と幾つかの描画物体情報と
を任意の組み合わせで、描画デバイスにおいて描画する
ことができ、表示画像を速やかに、また多種の画像とし
てユーザの要求に沿って表示することが可能となる。
【0027】上述した描画アプリケーション処理部及び
グラフィックスライブラリを備えた態様では、前記描画
アプリケーション処理部は、前記描画物体情報のリスト
を作成するリスト作成プログラムと、前記Zバッファを
クリアするクリア用プログラムと、前記描画デバイスに
おける描画実行を指令する実行指令プログラムとを実行
する。
【0028】このように構成すれば、所謂ディスプレイ
リストを作成するリスト作成プログラムと、Zバッファ
をクリアするクリア用プログラムとを有することによっ
て、複数のフレームバッファで1個のZバッファを時分
割で共用しながら、描画デバイスにより多層3D画像を
比較的容易に描画できる。
【0029】上述した描画アプリケーション処理部及び
グラフィックスライブラリを備えた態様では、前記グラ
フィックスライブラリは、前記描画物体情報を管理する
機能と、前記グラフィックスメモリを制御する機能と、
前記描画デバイスを制御する機能とを有するように構成
してもよい。
【0030】このように構成すれば、グラフィックスラ
イブラリが有する前記描画物体情報を管理する機能とグ
ラフィックスメモリを制御する機能と描画デバイスを制
御する機能とにより、描画デバイスが実際に描画する多
層3D画像の制御が行われる。
【0031】上述した描画アプリケーション処理部及び
グラフィックスライブラリを備えた態様では、前記描画
アプリケーション処理部は、前記複数層の画像のうち少
なくとも一層については、ナビゲーションシステムが有
する地図データベースから前記3次元座標情報を含む地
図情報が供給される機能を有するように構成してもよ
い。
【0032】このように構成すれば、複数層の画像のう
ち少なくとも一層については、前記地図データベースか
らの地図情報に基づき、更にナビゲーションシステムが
有するGPS測位装置等からの移動体の位置情報や、操
縦者によって入力されるルート情報に基づいて、ディス
プレイに所定の座標変換が行われた、3次元座標情報を
含む地図情報に基づく画像が、多層3D画像を構成する
一層として表示される。さらに、座標変換が伴わない案
内情報を、多層3D画像を構成する他の層として、地図
情報上に重ね合わせて表示し、操縦者の便に供すること
も可能である。
【0033】上述した描画アプリケーション処理部及び
グラフィックスライブラリを備えた態様では、前記座標
変換情報は、前記複数層の画像のうち少なくとも一層に
ついては、前記視点及び前記視界を規定する情報に加え
て、光源を規定する情報を含んでなるように構成しても
よい。
【0034】このように構成すれば、描画物体情報は、
複数層の画像のうち少なくとも一層については、座標変
換情報として、視点情報及び視界情報に加えて、光源情
報に基づいて変換され、よりリアルな画像として表示す
ることが可能となる。また、描画デバイスが置き換えら
れても視点情報、視界情報、光源情報等の座標変換情報
はそのまま適用でき、移植性が確保されたまま同様にリ
アルな画像を確保できる。
【0035】上述した描画アプリケーション処理部及び
グラフィックスライブラリを備えた態様では、前記視点
は、前記複数層の画像のうち少なくとも一層について
は、移動体操縦者の視点に基づいて設定されるように構
成してもよい。
【0036】このように構成すれば、複数層の画像のう
ち少なくとも一層については、操縦者の視線で見るよう
な風景が、3D画像として表示され、操縦者は実際の風
景と合致させた立体の画像として認識することが容易と
なる。視点は手動により設定できるものであってもよ
い。
【0037】上述した描画アプリケーション処理部及び
グラフィックスライブラリを備えた態様では、前記視界
は、前記複数層の画像のうち少なくとも一層について
は、移動体操縦者の視界に基づいて設定される。
【0038】このように構成すれば、前記複数層の画像
のうち少なくとも一層については、操縦者の視界に入る
風景が、3D画像として表示される。視界は手動により
設定できるものであってもよい。
【0039】本発明の電子機器は上記課題を解決するた
めに、上述した本発明の画像作成装置(但し、その各種
態様も含む)と、前記描画デバイスにより描画された多
層3D画像を画像出力する表示装置とを備える。
【0040】本発明の電子機器によれば、上述した本発
明の画像作成装置を備えるので、多層3D画像を表示可
能な車載用ナビゲーションシステム等のナビゲーション
システム、アーケードゲーム或いはテレビゲーム等のゲ
ーム装置、多層3D画像を表示可能なパソコン等のコン
ピュータなどの各種電子機器を実現できる。
【0041】本発明のコンピュータプログラムは上記課
題を解決するために、コンピュータを上述した本発明の
画像作成装置(但し、その各種態様も含む)として機能
させる。より具体的には、コンピュータを、上述した本
発明のグラフィックスメモリ、描画デバイス、描画アプ
リケーション処理部、グラフィックスライブラリ等とし
て機能させ、より詳細には更に、上述した本発明の描画
物体情報生成手段、座標変換情報生成手段、描画物体情
報蓄積手段、座標変換情報蓄積手段等として機能させ
る。
【0042】本発明のコンピュータプログラムによれ
ば、当該コンピュータプログラムを格納するCD−RO
M(Compact Disc Read Only Memory)、DVD−RO
M(DVD Read Only Memory)、ハードディスク等の記
録媒体から、当該コンピュータプログラムをコンピュー
タに読み込んで実行させれば、或いは、当該コンピュータ
プログラムを、通信手段を介してコンピュータにダウン
ロードさせた後に実行させれば、上述した本発明に係る
画像作成装置の統合した制御を比較的簡単に実現でき
る。
【0043】本発明の画像作成方法は上記課題を解決す
るために、3D画像を含む複数層の画像を別々に格納す
るための複数個のフレームバッファ及び該複数個のフレ
ームバッファに対して共通に設けられた一個のZバッフ
ァを具備するグラフィックスメモリと前記複数層の画像
を重ね合わせてなる多層3D画像を作成する描画デバイ
スとを備えた画像作成装置における画像作成方法であっ
て、前記複数層の画像を、時分割で前記一個のZバッフ
ァを用いて陰面消去を実行しつつ順次生成すると共に前
記複数個のフレームバッファに順次格納する工程と、前
記複数個のフレームバッファに格納され且つ前記陰面消
去が実行された後における前記複数層の画像を重ね合わ
せる工程とを含む。
【0044】本発明の画像形成方法によれば、上述した
本発明の画像作成装置の場合と同様に、Zバッファ法を
用いて夫々作成した3D画像を含む複数層の画像を、同
一画面内に重ね合わせて表示することができる。ここで
特にグラフィックスメモリは、複数個のフレームバッフ
ァに対して共通に設けられた一個のZバッファを具備す
るので、複数層の画像に対して別々に、Zバッファを備
える場合と比較して、格段にメモリ容量を低減できる。
【0045】本発明の画像作成方法の一態様では、前記
Zバッファは、前記描画デバイスによる前記複数層の画
像各々の生成が完了する都度に、クリアされる。
【0046】この態様によれば、複数層の画像各々の生
成が完了する都度にZバッファはクリアされるので、一
個のZバッファを時分割で用いて複数層の画像に係る陰
面消去を問題なく実行できる。
【0047】本発明の画像作成方法の他の態様では、前
記複数層の画像のうち少なくとも一層について、前記3
D画像に含まれる物体の3次元座標情報に基づいて、物
体別に画像を描画するための描画物体情報を所定情報単
位毎に単一座標系で生成する描画物体情報生成工程と、
前記3D画像を描画する際の少なくとも視点及び視界を
規定する座標変換情報を生成する座標変換情報生成工程
と、前記生成された描画物体情報を蓄積する描画物体情
報蓄積工程と、前記生成された座標変換情報を蓄積する
座標変換情報蓄積工程とを更に備えており、前記蓄積さ
れた座標変換情報を前記所定情報単位毎に前記蓄積され
た描画物体情報に作用させることにより、前記複数層の
画像を順次生成する。
【0048】この態様によれば、複数層の画像のうち少
なくとも一つについて或いは好ましくは複数層の画像の
各々について、画像を描画するためデータを座標変換情
報と描画物体情報とに分離して、それぞれを独自の情報
生成手段により生成し、蓄積、管理する。これら蓄積、
管理されたデータに基づき描画デバイスにより表示用画
像として3D画像を生成し、表示装置に出力する。この
際、座標変換情報と描画物体情報とを分離独立して扱
い、これらに基づく描画処理を一括実行することで、描
画デバイスによる描画速度は向上する。
【0049】特に、この態様のように描画物体情報及び
座標変換情報を用いれば、一層の3D画像をバースト的
に生成できるので、一層の3D画像を描画する際のZバ
ッファを用いた陰面消去を行う時間も極めて短時間で済
む。このため、一個のZバッファを時分割で用いて、各
層の画像に係る陰面消去を問題なく実行できる。
【0050】本発明のこのような作用、及び他の利得は
次に説明する実施の形態から明らかにされる。
【0051】
【発明の実施の形態】以下、本発明における画像作成装
置及び方法、並びにコンピュータプログラムに係る実施
形態を図面に基づいて説明する。尚、以下に説明する各
実施形態は、本発明の画像作成装置を、車載用のナビゲ
ーションシステムに利用するものとして構築したもので
あるが、この形態にかかわることなく、本発明はパソコ
ンによる画像作成、テレビゲーム用の画像作成等に用い
ても好適なものである。
【0052】(第1実施形態)第1実施形態の画像作成
装置について図1〜図8を参照して説明する。ここで図
1は第1実施形態である画像作成装置の基本構成を示す
ブロック構成図であり、図2は画像作成装置を構成する
グラフィックスライブラリの内部構成について説明する
ための図である。また、図3は描画に関するシーンオブ
ジェクトの管理について説明するための図であり、図4
は画像作成装置を構成するグラフィックスライブラリの
動作の流れを示すフローチャートであり、図5は画像作
成装置を構成する描画デバイスの動作の流れを示すフロ
ーチャートであり、図6は、描画アプリケーション処理
部における動作の流れを示すフローチャートである。さ
らに、図7は本実施形態の画像作成装置の動作について
示すシーケンスチャートであり、図8は描画の例を示す
図である。
【0053】まず、本実施形態の画像作成装置の基本構
成について図1を参照して説明する。
【0054】図1において、画像作成装置1は、描画ア
プリケーション処理部11と、グラフィックスライブラ
リ12と、描画デバイス13と、グラフィックスメモリ
16と、重ね合わせ部17とを備えて構成されている。
描画アプリケーション処理部11には、視点、視界、光
源等の座標変換情報14と、道路、建物、地図情報等の
描画物体情報15とが入力される。グラフィックスライ
ブラリ12と描画デバイス13とは、一体としてシステ
ムを形成し、描画アプリケーション処理部11に対して
任意に置き換えが可能である。
【0055】本実施形態では特に、画像作成装置1は、
多層3D画像を作成可能に構成されており、描画デバイ
ス13により第1層の3D画像を描画するために、グラ
フィックスメモリ16内に第1フレームバッファ16a
が設けられており、第2層の3D画像を描画するため
に、グラフィックスメモリ16内に第2フレームバッフ
ァ16bが設けられている。そして、これらの2個のバ
ッファに対して共用のZバッファ16cが1個設けられ
ている。Zバッファ16cは、後述のように第1フレー
ムバッファ16a及び第2フレームバッファ16bに対
して、時分割で用いられる。そして、第1フレームバッ
ファ16a内に描画された第1層の3D画像と、第2フ
レームバッファ16b内に描画された第2層の3D画像
とは、重ね合わせ部17により重ね合わされた後、液晶
ディスプレイ、CRTディスプレイ等の表示装置によ
り、一つの多層3D画像として表示出力されるように構
成されている。
【0056】尚、本実施形態では、説明の便宜上、二層
の3D画像からなる多層3D画像を描画する場合につい
て説明するが、グラフィックスメモリ16内に3個以上
のフレームバッファを設けて、三層以上の3D画像から
なる多層3D画像を描画するように構成することも可能
である。この際、Zバッファ16cを、時分割で用いる
ことにより全てのフレームバッファにより共用するよう
に構成してもよい。但し、3個以上のフレームバファの
うち少なくとも2個のフレームバッファで1個のZバッ
ファを共用するように構成すれば、グラフィックスメモ
リ16におけるメモリ容量の増加を抑制しながら、多層
3D画像を描画するという本実施形態における顕著なる
作用効果は発揮されるものである。
【0057】図2に示すように、描画アプリケーション
処理部11には、座標変換パラメータ作成ルーチン11
1とディスプレイリスト作成ルーチン112とが具備さ
れている。座標変換パラメータ作成ルーチン111は、
複数層の3D画像の各々について、座標変換情報14と
して入力される視点、視界、光源等の座標変換情報に基
づき座標変換のデータを作成する。このデータはグラフ
ィックスライブラリ12でシーンオブジェクトとして管
理される。シーンオブジェクトに対するパラメータの設
定や、設定値に基づく描画への適用の動作はシーンオブ
ジェクトの識別子に対して行うことで実行される。
【0058】また、ディスプレイリスト作成ルーチン1
12は、複数層の3D画像の各々について、道路、建
物、地図情報等から描画物体情報を作成し、グラフィッ
クスライブラリ12に入力する。この描画物体情報には
座標変換の情報は含まれない。座標変換の情報は前述し
たシーンオブジェクトとして別個に設定されている。こ
のように、複数層の3D画像の各々について、座標変換
情報と描画物体情報を個別に作成し、描画時において描
画物体情報に座標変換情報を作用させて描画する構造を
とるものであり、前述したシステムの置き換えと、描画
速度の高速化を実現する。
【0059】次に、グラフィックスライブラリ12は、
シーンオブジェクト設定部121とディスプレイリスト
作成部122とディスプレイリスト実行部123とを備
える。
【0060】シーンオブジェクト設定部121は、複数
層の3D画像の各々について、描画アプリケーション処
理部11の座標変換パラメータ作成ルーチン111で作
成された座標変換の情報を、描画アプリケーションから
指定された識別子に対応するシーンオブジェクト内に保
存し管理する。
【0061】ディスプレイリスト作成部122は、複数
層の3D画像の各々について、描画アプリケーション処
理部11のディスプレイリスト作成ルーチン112で作
成されたディスプレイリストを、描画デバイス13が高
速で描画できるように直接にしかも一括実行できるよう
に構成し、管理する。
【0062】また、ディスプレイリスト実行部123
は、複数層の3D画像の各々について、描画デバイス1
3を制御すると共に、シーンオブジェクト設定部121
とディスプレイリスト作成部122とに作用して、描画
デバイス13に座標変換情報と描画物体情報の一括実行
が可能となるように処理されたディスプレイリスト及び
座標変換パラメータを送り、描画動作を実行させる。
【0063】このグラフィックスライブラリ12におい
ても、複数層の3D画像の各々について、座標変換情報
と描画物体情報とは、分離して格納されていて、描画時
に描画デバイス13において描画物体情報に座標変換情
報を作用させて、シーンオブジェクトとして設定されて
いる視点、視界、光源等の条件を加えて座標変換し、各
層の3D画像を描画させる。従って、複数層の3D画像
の各々について、単一のディスプレイリストに格納され
ている描画物体情報は視点や視界に依存しない単一の座
標系でディスプレイリスト化されているものである。
【0064】描画デバイス13で作成された第1層の3
D画像は、対応する第1フレームバッファ16aに保持
され、Zバッファ16cを用いた陰面消去が行われる。
この際、描画デバイス13では描画物体情報に座標変換
情報を作用させて、第1層の3D画像を描画するので、
当該第1層の3D画像の描画は、バースト的に行われ
る。第1層の3D画像の描画が完了した後に、描画デバ
イス13で作成された第2層の3D画像は、対応する第
2フレームバッファ16bに保持され、Zバッファ16
cを用いた陰面消去が行われる。この際、当該第2層の
3D画像の描画も、バースト的に行われる。第2層の3
D画像の描画が完了した後に、第1フレームバッファ1
6a及び第2フレームバッファ16bに格納されたニ層
の3D画像は、重ね合わせ部17により重ね合わされる
ことで多層3D画像され、表示装置19に入力されて表
示されることになる。特に、各層の3D画像の描画は、
バースト的に行われるため、このようにZバッファ16
cを時分割で用いることが可能となり、1個のZバッフ
ァ16cを用いて陰面消去を実行しつつ3層以上の3D
画像を重ね合わせることも十分に可能である。
【0065】次に、図3を参照し、各層の3D画像の描
画手順について説明する。まず、描画アプリケーション
処理部11において、第1層の3D画像について、手順
(1)としてディスプレイリストを作成する。作成され
たディスプレイリストはグラフィックスライブラリ12
の物体ディスプレイリスト(1)として格納される。次
に手順(2)として座標変換情報を設定する。座標変換
情報はシーンオブジェクト(1)に格納される。次に手
順(3)として描画の実行を指示する。グラフィックス
ライブラリ12で物体ディスプレイリスト(1)とシー
ンオブジェクト(1)に働きかけて、そのデータを描画
デバイス13に入力し、Zバッファ16cを用いて陰面
消去を実行しつつフレームバッファ16aへ第1層の3
D画像を描画する。その後、同様の描画手順を、第2層
の3D画像についても行い、更に第3層以上の3D画像
があれば同様に行う。
【0066】描画デバイス13が3D座標変換機能を有
しており、識別子により特定された座標変換パラメータ
に基づき、例えば車両走行中であればドライバーの視
点、視界、光源等に基づいて、描画物体情報、例えばド
ライバーから見える、現に走行中の風景を3Dで描画
し、表示することとなる。この際、前述のように物体の
ディスプレイリスト或いはシーンオブジェクトは予め多
数作成して格納しておき、適宜、各々を組み合わせて描
画させるようにすることも可能である。
【0067】次に、図4を参照し、グラフィックスライ
ブラリ12の動作の流れを説明する。
【0068】まず、描画アプリケーション処理部11か
らの操作入力を待っている状態から(ステップS10
1)操作入力があった場合、その操作の種別を判定する
(ステップS102)。操作の種別としてグラフィック
スライブラリ12が有する操作は上述したように、ディ
スプレイリストの作成、シーンオブジェクトの設定、Z
バッファのクリア及びディスプレイリストの実行があ
る。
【0069】ディスプレイリストの作成指示があると、
道路、建物等の描画物体情報に基づいてディスプレイリ
ストを作成する(ステップS103)。ディスプレイリ
ストを作成するとステップS101に戻り、次の操作入
力を待つ。
【0070】ステップS102の判定の結果、操作入力
がシーンオブジェクトの設定であれば、視点、視界、光
源等に基づく座標変換情報の識別子で指定されたシーン
オブジェクトに設定する(ステップS104)。シーン
オブジェクトの設定が完了すると再度ステップS101
に戻り、次の操作入力を待つ。
【0071】ステップS102の判定の結果、操作入力
がディスプレイリストの実行であれば識別子で指定され
たシーンオブジェクトを描画デバイス13に設定し(ス
テップS105)、ディスプレイリストを実行するよう
に描画デバイス13に依頼をする(ステップS10
6)。
【0072】ステップS102の判定の結果、操作入力
がZバッファのクリアであれば、グラフィックスメモリ
16内にあるZバッファ16cをクリアする(ステップ
S111)。このZバッファをクリアする旨の操作入力
は、一層の3D画像に係る描画動作が、ステップS10
6の実行後に完了した際に行われるものである。
【0073】その後、ステップS101に戻り、次の操
作入力を待つ。描画デバイス13はディスプレイリスト
を一括実行して描画する。これら実行手順は図3を参照
して説明した実行手順に沿うものである。
【0074】次に、図5を参照し、描画デバイス13の
動作の流れを説明する。
【0075】まず、グラフィックスライブラリ12から
の操作入力を待っている状態から(ステップS201)
操作入力があった場合、その操作の種別を判定する(ス
テップS202)。操作の種別としてシーンオブジェク
トの設定及びディスプレイリストの実行がある。
【0076】シーンオブジェクトの設定の指示の場合、
描画デバイス13は識別子に基づく座標変換パラメータ
を設定する(ステップS203)。座標変換パラメータ
の設定が完了すると再度ステップS201に戻り、次の
操作入力を待つ。
【0077】ステップS202の判定の結果、操作入力
がディスプレイリストの実行であれば、座標変換パラメ
ータ及びディスプレイリストに基づき描画を実行する。
描画デバイス13からは描画された画像が出力され、対
応するフレームバッファ16a又は16bに格納され
る。この際、Zバッファ16cを用いた陰面消去が行わ
れる。
【0078】そして、以上の動作を繰り返すことによ
り、複数層の3D画像が第1フレームバッファ16a及
び第2フレームバッファ16b内に夫々描画され、最終
的に、重ね合わせ部17により重ね合わされて、一つの
多層3D画像とされる。
【0079】次に、図6を参照し、描画アプリケーショ
ン処理部11における動作の流れを説明する。
【0080】まず、ディスプレイリスト作成ルーチン1
12により、第1層の3D画像及び第2層の3D画像の
各々についてのディスプレイリストを作成する。そし
て、対応する座標変換パラメータを、座標変換パラメー
タ作成ルーチン111により作成する(ステップS50
1)一つの多層3D画像を描画するために必要なディス
プレイリスト及び座標変換パラメータの作成が終了する
と、次に、Zバッファ16cをクリアするコマンドをグ
ラフィックスライブラリ12を介して発行する。これに
より、Zバッファ16cは、クリアされる(ステップS
502)。
【0081】続いて、ステップS501で作成したディ
スプレイリストのうち第1層の3D画像に係るものに、
同じくステップS501で作成した、対応する座標変換
パラメータを作用させることにより、第1層の3D画像
を描画する。この際、ステップS502でクリアされた
Zバッファ16cを用いて、陰面消去を実行する(ステ
ップS503)。この陰面消去は、より具体的には、例
えば、一風景に係る一フレームの画像を構成する、道路
の画像、一の建物の画像、他の建物の画像、上空の画像
など、一フレームの3D画像を構成する複数の部分フレ
ーム画像を、各描画位置において順次比較して、同一描
画位置において最も手前にある画像部分を、描画位置毎
に記憶しておく。そして、最終的に全描画位置におい
て、最も手前にある画像部分からなる一フレームの3D
画像を描画する。
【0082】このようにして、Zバッファによる陰面消
去が実行されてなる第1層の3D画像の描画が完了した
後に、再び、Zバッファ16cをクリアする(ステップ
S504)。
【0083】続いて、ステップS501で作成したディ
スプレイリストのうち第2層の3D画像に係るものに、
同じくステップS501で作成した、対応する座標変換
パラメータを作用させることにより、第2層の3D画像
を描画する。この際、ステップS504でクリアされた
Zバッファ16cを用いて、陰面消去を実行する(ステ
ップS505)。
【0084】以上により、各層の3D画像が第1フレー
ムバッファ16a及び第2フレームバッファ16b内に
夫々描画され、最終的に、重ね合わせ部17により重ね
合わされて、一つの多層3D画像とされる。このよう
に、1個のZバッファ16cは、各層の3D画像を描画
する際に、時分割で用いられ、複数のフレームバッファ
について共用可能となる。
【0085】次に、図7のシーケンスチャートを参照
し、画像作成装置の動作を時間の流れ追って説明する。
このシーケンスチャートは描画アプリケーション処理部
11とグラフィックスライブラリ12と描画デバイス1
3とグラフィックスメモリ16との相互関係を経時的に
示すものであって、横のラインは相互の関係を示し、縦
のラインは上から下に向かって時間の経過を示してい
る。
【0086】まず、描画アプリケーション処理部11に
おいて第1層の3D画像に係るディスプレイリストを
作成し、グラフィックスライブラリ12に入力する(ス
テップS601)。これと相前後して、描画アプリケー
ション処理部11において座標変換パラメータ、即ち識
別子を設定し、これを加えたシーンオブジェクトの設定
をグラフィックスライブラリ12に指示する。
【0087】次に、描画アプリケーション処理部11に
おいて第2層の3D画像に係るディスプレイリストを
作成し、グラフィックスライブラリ12に入力する(ス
テップS602)。これと相前後して、描画アプリケー
ション処理部11において座標変換パラメータ、即ち識
別子を設定し、これを加えたシーンオブジェクトの設定
をグラフィックスライブラリ12に指示する。
【0088】次に、描画アプリケーション処理部11に
よって、グラフィックスライブラリ12を介して、Zバ
ッファ16cをクリアする(ステップS603)。
【0089】その後、描画アプリケーション処理部11
は、グラフィックスライブラリ12に対して、作成した
第1層の3D画像に係るディスプレイリストに設定し
たシーンオブジェクトを作用させて描画することを指示
する(ステップS604)。
【0090】グラフィックスライブラリ12は、これら
の指示があった場合、描画デバイス13に対して第1層
の3D画像に係るディスプレイリストを、対応するシ
ーンオブジェクトと共に供給し、ディスプレイリスト
の実行を指示する(ステップS606)。
【0091】描画デバイス13では、この指示を受け
て、ディスプレイリストを、対応するシーンオブジェ
クトの座標変換パラメータに基づき描画を実行して、Z
バッファ16cを用いて陰面消去を実行しつつ、第1フ
レームバッファ16aに第1層の3D画像を描画する
(ステップS607)。第1フレームバッファ16aに
おける描画実行が終了すると、描画終了をグラフィック
スライブラリ12及び描画アプリケーション処理部11
に伝える(ステップS608)。
【0092】これを受けた描画アプリケーション処理部
11によって、グラフィックスライブラリ12を介し
て、Zバッファ16cを再びクリアする(ステップS6
09)。
【0093】その後、描画アプリケーション処理部11
は、グラフィックスライブラリ12に対して、作成した
第2層の3D画像に係るディスプレイリストに設定し
たシーンオブジェクトを作用させて描画することを指示
する(ステップS610)。
【0094】グラフィックスライブラリ12は、これら
の指示があった場合、描画デバイス13に対して第2層
の3D画像に係るディスプレイリストを、対応するシ
ーンオブジェクトと共に供給し、ディスプレイリスト
の実行を指示する(ステップS611)。
【0095】描画デバイス13ではこの指示を受けて、
ディスプレイリストを、対応するシーンオブジェクト
の座標変換パラメータに基づき描画を実行して、Zバッ
ファ16cを用いて陰面消去を実行しつつ、第2フレー
ムバッファ16bに第2層の3D画像を描画する(ステ
ップS612)。第2フレームバッファ16baにおけ
る描画実行が終了すると、描画終了をグラフィックスラ
イブラリ12及び描画アプリケーション処理部11に伝
え(ステップS613)、描画終了の処理をすると共
に、重ね合わせ部17により第1フレームバッファ16
a及び第2フレームバッファ16bに夫々格納された第
1及び第2層の3D画像を重ね合わせて、表示装置19
に多層3D画像を出力し、表示させる。
【0096】尚、描画アプリケーション処理部11は、
いずれかの3D画像について、現在のディスプレイリス
ト又はによって次の視界をカバーできるか否かを判
定してもよい。そして、カバーできる場合は、同じディ
スプレイリストを利用して、次の3D画像の描画を行う
ことが可能となる。
【0097】以上説明したように、図7において、1個
のZバッファ16cは、期間T1では、第1層の3D画
像を描画するために用いられ、期間T2では、第2層の
3D画像を描画するために用いられる。
【0098】図8は上述したようにして作成された多層
3D画像の表示の一例であって、第1層の3D画像たる
主画像として、車両により街中の道路を走行していると
きのドライバーの視線で見られる光景を現している。図
中、光源21、視点22、視界23等がシーンオブジェ
クトに組み込まれる識別子で表される座標変換情報であ
り、建物24a、24b、24c、…、道路25等は描
画物体情報に対応する。光源21は、例えば日中であれ
ば太陽、夜間であれば街灯であり、それらの位置、照明
方向がパラメータとなる。また、視点はドライバーの視
線に対応した点を用いることができ、あたかも現に走行
している環境の風景と同様の感覚で見ることができる。
視界23は所定の画像範囲を定めるものであり、ドライ
バーに供されて好適な範囲が設定される。
【0099】また、建物24a、24b、24c、…、
道路25等は描画物体情報に対応しており、これらに係
るディスプレイリストが、描画デバイスが直接実行可能
な形態で作成される。これら描画物体情報はナビゲーシ
ョンシステムが有する地図情報データベース等から供給
されるものが利用できる。また、描画物体情報としての
形態は、座標変換情報を備えていない単一の座標系で表
現されているものである。
【0100】図8においてシーンオブジェクトの情報に
基づき光源21、この場合、太陽が前方にあり、建物2
4a、24b、24c、…の手前側が暗く陰影が施され
る。また、視点22は道路25上方にあり、遠近法に基
づく手法で、この視点22に、視界23で設定される範
囲の建物24a、24b、24c、…、道路25等の描
画物体が収斂するように座標変換される。
【0101】本実施形態では特に、主画像は、前述の如
くZバッファを用いて陰面消去を行った第1の3D画像
であるが、この主画像中の図中右上部分に、第2の3D
画像たる副画像28が描画されている。副画像28は、
料金所の様子を3D画像で描画したものであり、副画像
28も、前述の如くZバッファを用いて陰面消去を行っ
た3D画像に他ならない。
【0102】尚、本実施形態では、主画像中の図中右下
部分に、文字情報を表示用の副画像29が描画されてい
るが、この副画像29についても、Zバッファを用いて
陰面消去を行った3D画像(例えば、立体文字)として
描画してもよい。
【0103】以上説明したように、1個のZバッファを
時分割で用いることにより、必要となるメモリ容量の増
加を抑制しながら、多層3D画像を表示可能となり、例
えばカーナビゲーションシステム等の、グラフィックス
用のメモリ容量を抑えることが重要とされる用途に対
し、本実施形態の画像作成装置は好適である。更に、描
画物体情報と座標変換情報とを分離して扱うことによ
り、高速で画像の座標変換をして描画することができ、
座標変換情報に変更を加えることで同一の描画物体に対
し容易に異なった座標での描画ができる。また、描画物
体情報と座標変換情報とを分離することによって描画デ
バイスの選定或いは置き換えが可能となるものである。
【0104】(第2実施形態)次に、上述した画像作成
装置について、この装置を移動体用のナビゲーションシ
ステムに適用した形態について説明する。ナビゲーショ
ンシステムの各種機能が画像作成装置に密接にかかわっ
て一体として構成されるものであり、この点について詳
しく説明する。尚、画像作成装置そのものの構成、動作
は前述したものと同様であり、ここでの再度の説明は省
略し、必要に応じて適宜前述した説明を参照するものと
する。
【0105】まず、図9を参照し、本実施形態に適用さ
れるナビゲーションシステムについて、概略説明する。
【0106】ナビゲーションシステムは、自立測位装置
30、GPS受信機38、システムコントローラ40、
入出力(I/O)回路41、CD−ROMドライブ5
1、DVD−ROMドライブ52、ハードディスク装置
(HDD)56、無線通信装置58、表示部60、音声
出力部70、入力装置80、及び外部インタフェース
(I/F)部81を備えて構成されており、各部が、制
御データ及び処理データ転送用のバスライン50に接続
されている。
【0107】自立測位装置30は、加速度センサ31、
角速度センサ32及び速度センサ33から構成されてい
る。加速度センサ31は、例えば、圧電素子で構成さ
れ、車両の加速度を検出した加速度データを出力する。
角速度センサ32は、例えば、振動ジャイロで構成さ
れ、車両の方向変換時における車両の角速度を検出し
た、その角速度データ及び相対方位データを出力する。
速度センサ33は、機械的、磁気的又は光学的に車両の
車軸の回転を検出し、車軸における所定角度の回転ごと
に車速に対応したパルス数の信号を出力する。
【0108】GPS受信機38は、平面偏波無指向性受
信アンテナや、高周波受信処理部とともに、デジタルシ
グナルプロセッサ(DSP)又はマイクロプロセッサ
(MPU)、V−RAM、メモリなどを備えた既知の構
成である。GPS受信機38は、天空を飛翔する少なく
とも三つのGPS衛星からの電波を受信し、スペクトル
逆拡散、距離測定、ドップラ測定、軌道データ処理を行
い、位置計算及び移動速度方位計算を行って受信地点
(車両走行地点)の絶対位置情報を連続的にI/O回路
41からバスライン50に出力し、システムコントロー
ラ40が取り込んで、その地図道路上への画面表示を行
うように構成されている。
【0109】システムコントローラ40は、CPU4
2、不揮発性固体記憶素子であるROM43及びワーキ
ング用RAM44から構成され、バスライン50に接続
された各部とデータをやり取りしている。このデータの
やり取りによる処理制御はROM43に格納されている
ブートプログラム及び制御プログラムによって実行され
る。RAM44は、特に、入力装置80からユーザ操作
で地図表示を変更(全体又は地区地図表示に変更)する
設定情報などを一時的に格納する。
【0110】CD−ROMドライブ51及びDVD−R
OMドライブ52は、CD−ROM53及びDVD−R
OM54から、それぞれに格納された地図データベース
情報(例えば、地図情報(図葉)における車線数、道幅
などの各種道路データ)を読み出して出力する。
【0111】ハードディスク装置56は、CD−ROM
ドライブ51又はDVD−ROMドライブ52で読み込
まれた地図(画像)データを格納し、この格納後に任意
の時点で読み出すことが出来る。ハードディスクユニッ
ト56は更に、CD−ROMドライブ51或いはDVD
−ROMドライブ52から読み込まれた、音声データや
映像データを格納することも可能である。これにより例
えば、CD−ROM53やDVD−ROM54上の地図
データを読み出してナビゲーション動作を行いながら、
ハードディスクユニット56に格納された音声データや
映像データを読み出して音声出力や映像出力が可能とな
る。或いは、CD−ROM53やDVD−ROM54上
の音声データや映像データを読み出して音声出力や映像
出力を行いながら、ハードディスクユニット56に格納
された地図データを読み出してナビゲーション動作が可
能となる。
【0112】表示部60は、システムコントローラ40
の制御で各種処理データを画面表示する。表示部60
は、内部のグラフィックコントローラ61が、バスライ
ン50を通じてCPU42から転送される制御データに
基づいて表示部60の各部の制御を行う。また、V−R
AMなどを用いたバッファメモリ62が、即時表示可能
な画像情報を一時的に記憶する。さらに、表示制御部6
3が表示制御を行い、グラフィックコントローラ61か
ら出力される画像データをディスプレイ64に表示す
る。このディスプレイ44は、例えば、車内のフロント
パネル近傍に配置される。
【0113】音声出力部70は、D/Aコンバータ71
が、システムコントローラ40の制御でバスライン50
を通じて転送されてきた音声信号をデジタル信号に変換
するとともに、D/Aコンバータ71から出力される音
声アナログ信号を可変増幅器(AMP)72で可変増幅
してスピーカ73に出力し、ここから音声出力される。
【0114】入力装置80は、各種コマンドやデータを
入力するためのキー、スイッチ、ボタン、リモートコン
トローラ、音声入力装置等から構成される。入力装置8
0は、車内に搭載された当該車載用電子システムの本体
のフロントパネルやディスプレイ64の周囲に配置され
る。
【0115】ここで、本発明に係わる画像作成装置をナ
ビゲーションシステムに導入する場合、ドライブルート
に合致した画像を適宜表示することが要求される。即
ち、現に走行中の道路でドライバーの視線から見た画像
を3Dで表示されることが望まれ、また、前方の交差点
で曲がった時の画像や見通しの悪い場所でのその先の風
景が3Dで表示され、ドライバーに知らせることが安全
上も有用である。さらにそれらの画像上に各種メッセー
ジがスーパーインポーズされて表示されることも必要で
ある。
【0116】従って、本発明に係わる画像作成装置はナ
ビゲーションシステムの各種デバイス、機能を利用し、
一体としたシステムを構築することで極めて効果的なナ
ビゲーションシステムを構成することが可能となる。
【0117】次に、ナビゲーションシステムの各種デバ
イス、機能と画像作成装置との一体化について、構成要
素に基づいて説明する。
【0118】画像作成装置は、描画アプリケーション処
理部11において、視点、視界、光源等の座標変換情報
と、道路、建物等の描画物体情報とを分離して取り込
み、それぞれを描画データとして、グラフィックライブ
ラリ12でデータ作成、蓄積、管理され、描画デバイス
13でこれら個別の情報から画像を形成することは上述
したとおりである。
【0119】まず、描画物体情報は道路、建物を含む地
図情報であって、ナビゲーションシステムが有する地図
データベースを利用する。地図情報はCD−ROM53
及びDVD−ROM54に格納されていて、CD−RO
Mドライブ51及びDVD−ROMドライブ52により
読み出される。また、通信装置58を介して、所定のサ
イトから地図情報を入手し、ハードディスク装置56に
格納して利用できる。また、CD−ROMドライブ51
又はDVD−ROMドライブ52で読み出されたドライ
ブルートの地図情報を格納し、この格納後に任意の時点
で読み出すことも出来る。ドライブプラン作成時にこの
作業が行われてもよい。
【0120】上記地図情報は多数の領域に分割されてお
り、領域毎の座標系で表されたものであり、画像作成装
置の描画アプリケーション処理部11のディスプレイリ
スト作成ルーチン112により視界や視点の位置に依存
しない単一の座標系に変換され、グラフィックスライブ
ラリ12のディスプレイリスト作成部122に指示が出
され、ここでディスプレイリスト化され、蓄積管理され
る。
【0121】次に、画像作成装置で必要となる座標変換
情報となる視点、視界、光源等の情報については、ドラ
イブ中であれば車両の現在地を知ることが必要であり、
これはナビゲーションシステムのGPS受信機38、或
いは自立測位装置30で測定される。測定された現在地
に基づき、地図情報と対照することで、車両の進行方
向、適する視点及び視界を決定する。視点及び視界は所
定の位置或いは範囲に定めておいてもよく、また、手動
で設定できるようにしてもよい。
【0122】また、車両の進行方向と現時刻が分かれ
ば、季節要因を考慮して太陽の方向が特定でき、太陽の
方向を光源としてその位置が決定されるものである。ま
た、所定時間後に到着する地点の風景を見ようとする場
合も同様に、その位置、到着時刻を設定することで太陽
の方向が特定でき、したがって、到着した時刻での光源
の位置の効果を反映した画像を見ることが可能である。
【0123】また、座標変換情報を刻々と変化する時刻
を条件として描画物体情報に作用させることで日の出か
ら日の入りまでの風景の陰影の変化を確認することがで
きる。さらに他の座標変換情報を順次変えて3D画像を
順次変化させていくことも可能である。特に、同一道路
上を連続走行している際の風景に対応する3D画像を表
示する場合には、前述のように描画物体情報を固定しつ
つ座標変換情報を走行に伴って変化させることで、効率
良く3D画像を連続的に表示可能である。
【0124】上述したように、ナビゲーションシステム
の機能を利用して座標変換情報となるシーンオブジェク
トを定めることができ、地図情報を利用して描画物体情
報を定めることができる。従って、これら独立した座標
変換情報と描画物体情報とから3D画像を描画すること
でき、その画像はナビゲーションシステムの表示部60
に導入され、グラフィックコントローラ61によって、
V−RAMなどを用いたバッファメモリ62に蓄積され
ると共に、そこから読み出され、表示制御部63を介し
てディスプレイ64に表示される。
【0125】以上、本発明の画像作成装置について、ナ
ビゲーションシステムに適用する場合について説明した
が、この形態に限ることなく、パソコン、ワークステー
ション、モバイル、携帯電話機等における画像作成、テ
レビゲーム、アーケードゲーム、携帯ゲーム等における
画像作成、自動車、オートバイ、飛行機、ヘリコプタ
ー、ロケット、船などの各種移動体用の操縦シミュレー
ション装置或いは訓練装置における画像形成に用いても
好適なものである。
【0126】また、本発明は、上述した実施形態に限ら
れるものではなく、請求の範囲及び明細書全体から読み
取れる発明の要旨或いは思想に反しない範囲で適宜変更
可能であり、そのような変更を伴う画像作成装置及び方
法、電子機器並びにコンピュータプログラムもまた本発
明の技術思想に含まれるものである。
【0127】
【発明の効果】以上詳細に説明したように本発明によれ
ば、複数層の3D画像を別々に格納するための複数個の
フレームバッファに対して共通に設けられた一個のZバ
ッファを時分割で用いて陰面消去を実行するので、多層
3D画像を表示可能としつつ、このためにグラフィック
スメモリに必要なメモリ容量を低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態である画像作成装置の基
本構成を示すブロック構成図である。
【図2】画像作成装置のグラフィックスライブラリの内
部構成について説明するための図である。
【図3】画像作成装置のシーンオブジェクトの管理につ
いて説明するための図である。
【図4】グラフィックスライブラリの動作の流れを示す
フローチャートである。
【図5】画像作成装置の描画デバイスの動作の流れを示
すフローチャートである。
【図6】描画アプリケーション処理部の動作の流れを示
すフローチャートである。
【図7】画像作成装置の動作について示すシーケンスチ
ャートである。
【図8】描画の例を示す図である。
【図9】第2実施形態として本発明の画像作成装置に適
用されるナビゲーションシステムの構成について示す図
である。
【符号の説明】
1…画像作成装置 11…描画アプリケーション処理部 12…グラフィックスライブラリ 13…描画デバイス 14…座標変換情報 15…描画物体情報 16…グラフィックスメモリ 16a…第1フレームバッファ 16b…第2フレームバッファ 16c…Zバッファ 17…重ね合わせ部 19…表示装置 21…光源 22…視点 23…視界 24…建物 25…道路 28、29…副画像 30…自立測位装置 38…GPS測位装置 40…システムコントローラ 50…バス 58…無線通信装置 60…表示部 70…音声出力部 80…入力装置
フロントページの続き Fターム(参考) 2F029 AA02 AB01 AB07 AB09 AC01 AC02 AC04 AC12 AC18 AD07 5B080 BA02 BA05 BA08 CA01 CA08 FA08 GA02

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 3D画像を含む複数層の画像を別々に格
    納するための複数個のフレームバッファ及び該複数個の
    フレームバッファに対して共通に設けられた一個のZバ
    ッファを具備するグラフィックスメモリと、 前記複数層の画像を、時分割で前記一個のZバッファを
    用いて陰面消去を実行しつつ順次生成すると共に前記複
    数個のフレームバッファに順次格納し、前記複数個のフ
    レームバッファに格納され且つ前記陰面消去が実行され
    た後における前記複数層の画像を重ね合わせることによ
    り、多層3D画像を作成する描画デバイスとを備えたこ
    とを特徴とする画像作成装置。
  2. 【請求項2】 前記Zバッファは、前記描画デバイスに
    よる前記複数層の画像各々の生成が完了する都度に、ク
    リアされることを特徴とする請求項1に記載の画像作成
    装置。
  3. 【請求項3】 前記描画デバイスは、前記複数層の画像
    の少なくとも一層については遠近法に則った画像を描画
    することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像作成
    装置。
  4. 【請求項4】 前記複数層の画像のうち少なくとも一層
    について、前記3D画像に含まれる物体の3次元座標情
    報に基づいて、物体別に画像を描画するための描画物体
    情報を所定情報単位毎に単一座標系で生成する描画物体
    情報生成手段と、前記3D画像を描画する際の少なくと
    も視点及び視界を規定する座標変換情報を生成する座標
    変換情報生成手段とを具備する描画アプリケーション処
    理部と、 前記生成された描画物体情報を蓄積する描画物体情報蓄
    積手段と、前記生成された座標変換情報を蓄積する座標
    変換情報蓄積手段とを具備するグラフィックスライブラ
    リとを更に備えており、 前記描画デバイスは、前記蓄積された座標変換情報を前
    記所定情報単位毎に前記蓄積された描画物体情報に作用
    させることにより、前記複数層の画像を順次生成するこ
    とを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の
    画像作成装置。
  5. 【請求項5】 前記描画アプリケーション処理部は、前
    記複数層の画像のうち少なくとも一層については、時間
    の経過に伴い連続的に変化する相前後する二枚の3D画
    像の両者に含まれる物体に対し、前記描画物体情報を固
    定したまま、前記座標変換情報を再生成することを特徴
    とする請求項4に記載の画像作成装置。
  6. 【請求項6】 前記描画アプリケーション処理部及び前
    記グラフィックスライブラリは、前記複数層の画像につ
    いての前記描画物体情報及び前記座標変換情報を、マル
    チタスクにより生成し蓄積することを特徴とする請求項
    4又は5に記載の画像作成装置。
  7. 【請求項7】 前記複数層の画像のうち少なくとも一層
    について、 前記座標変換情報生成手段により生成された複数の座標
    変換情報が前記座標変換情報蓄積手段に蓄積され、 前記描画物体情報生成手段により生成された複数の描画
    物体情報が前記描画物体情報蓄積手段に蓄積され、 前記座標変換情報と前記描画物体情報との任意の組み合
    わせで前記描画デバイスにより描画することを特徴とす
    る請求項4から6のいずれか一項に記載の画像作成装
    置。
  8. 【請求項8】 前記描画アプリケーション処理部は、 前記描画物体情報のリストを作成するリスト作成プログ
    ラムと、 前記Zバッファをクリアするクリア用プログラムと、 前記描画デバイスにおける描画実行を指令する実行指令
    プログラムとを実行することを特徴とする請求項4から
    7のいずれか一項に記載の画像作成装置。
  9. 【請求項9】 前記グラフィックスライブラリは、 前記描画物体情報を管理する機能と、 前記グラフィックスメモリを制御する機能と、 前記描画デバイスを制御する機能とを有することを特徴
    とする請求項4から8のいずれか一項に記載の画像作成
    装置。
  10. 【請求項10】 前記描画アプリケーション処理部は、
    前記複数層の画像のうち少なくとも一層については、ナ
    ビゲーションシステムが有する地図データベースから、
    前記3次元座標情報を含む地図情報が供給される機能を
    有することを特徴とする請求項4から9のいずれか一項
    に記載の画像作成装置。
  11. 【請求項11】 前記座標変換情報は、前記複数層の画
    像のうち少なくとも一層については、前記視点及び前記
    視界を規定する情報に加えて、光源を規定する情報を含
    んでなることを特徴とする請求項4から10のいずれか
    一項に記載の画像作成装置。
  12. 【請求項12】 前記視点は、前記複数層の画像のうち
    少なくとも一層については、移動体操縦者の視点に基づ
    いて設定されることを特徴とする請求項4から11のい
    ずれか一項に記載の画像作成装置。
  13. 【請求項13】 前記視界は、前記複数層の画像のうち
    少なくとも一層については、移動体操縦者の視界に基づ
    いて設定されることを特徴とする請求項4から12のい
    ずれか一項に記載の画像作成装置。
  14. 【請求項14】 請求項1から13のいずれか一項に記
    載の画像作成装置と、 前記描画デバイスにより描画された多層3D画像を画像
    出力する表示装置とを備えたことを特徴とする電子機
    器。
  15. 【請求項15】 コンピュータを、請求項1から請求項
    13のいずれか一項に記載の画像作成装置として機能さ
    せることを特徴とするコンピュータプログラム。
  16. 【請求項16】 3D画像を含む複数層の画像を別々に
    格納するための複数個のフレームバッファ及び該複数個
    のフレームバッファに対して共通に設けられた一個のZ
    バッファを具備するグラフィックスメモリと前記複数層
    の画像を重ね合わせてなる多層3D画像を作成する描画
    デバイスとを備えた画像作成装置における画像作成方法
    であって、 前記複数層の画像を、時分割で前記一個のZバッファを
    用いて陰面消去を実行しつつ順次生成すると共に前記複
    数個のフレームバッファに順次格納する工程と、 前記複数個のフレームバッファに格納され且つ前記陰面
    消去が実行された後における前記複数層の画像を重ね合
    わせる工程とを含むことを特徴とする画像作成方法。
  17. 【請求項17】 前記Zバッファは、前記描画デバイス
    による前記複数層の画像各々の生成が完了する都度に、
    クリアされることを特徴とする請求項16に記載の画像
    作成方法。
  18. 【請求項18】 前記複数層の画像のうち少なくとも一
    層について、前記3D画像に含まれる物体の3次元座標
    情報に基づいて、物体別に画像を描画するための描画物
    体情報を所定情報単位毎に単一座標系で生成する描画物
    体情報生成工程と、 前記3D画像を描画する際の少なくとも視点及び視界を
    規定する座標変換情報を生成する座標変換情報生成工程
    と、 前記生成された描画物体情報を蓄積する描画物体情報蓄
    積工程と、 前記生成された座標変換情報を蓄積する座標変換情報蓄
    積工程とを更に備えており、 前記蓄積された座標変換情報を前記所定情報単位毎に前
    記蓄積された描画物体情報に作用させることにより、前
    記複数層の画像を順次生成することを特徴とする請求項
    16又は17に記載の画像作成方法。
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