JP2003104271A - 鞍乗り型車両用ステアリングダンパ装置 - Google Patents

鞍乗り型車両用ステアリングダンパ装置

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JP2003104271A
JP2003104271A JP2001305564A JP2001305564A JP2003104271A JP 2003104271 A JP2003104271 A JP 2003104271A JP 2001305564 A JP2001305564 A JP 2001305564A JP 2001305564 A JP2001305564 A JP 2001305564A JP 2003104271 A JP2003104271 A JP 2003104271A
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steering
shaft
steering damper
damper
saddle
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Yosuke Hasegawa
洋介 長谷川
Takeyasu Itabashi
健康 板橋
Kanji Hayashi
寛二 林
Takeshi Wakabayashi
威 若林
Osamu Fumitani
修 文谷
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Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】操舵慣性を小さくできかつ取付位置を低くでき
るステアリングダンパ装置の提供を目的とする。 【解決手段】ステアリング軸14の上部を嵌合部14a
としてトップブリッジ11の後部中央へ嵌合するととも
に、嵌合部14aへシャフト23の下ネジ部を締結して
一体化する。シャフト23はステアリング軸14の軸線
方向へ延出する小径のシャフト主部23bを備え、これ
をステアリングダンパ10内の回動軸部30aへ貫通さ
せ、その上端の上ネジ部23aへステアリングナット2
4を取付けて締め付けると、ステアリングダンパ10と
トップブリッジ11をステアリング軸14の上部へ共締
めで固定する。これによりステアリングダンパ10の下
方に従来設けられていたステアリングナットを省略し、
その分だけステアリングダンパ10の取付位置を低くで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、走行時における
ハンドルの振れを抑制するために用いられる自動2輪車
用等の鞍乗り車両に好適な液圧式ステアリングダンパ装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】外乱時のキックバック等によるハンドル
の振れを防止するため、振れに対して減衰力を発生する
液圧式ステアリングダンパ装置が公知である(一例とし
て特許2593461号)。また、必要なときのみ減衰
力を発生し、その他の場合は余計な減衰力を発生しない
ように減衰力を可変とするものも公知であり、例えば、
ステアリング角と走行速度に基づいて制御するもの(特
開昭63−64888号)、前輪荷重の変化に基づいて
制御するもの(特公平7−74023号)等がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、比較的重量
のある液圧式ステアリングダンパをステアリング軸のよ
うな操舵系部品へ支持させると操舵慣性が大きくなって
しまうが、このような操舵慣性はできるだけ小さくする
ことが好ましい。また、ステアリング軸の上端部近傍
は、メインスイッチや各種の計器等が配置されるので、
これらに対する操作性やライダーの前方視認性等を損な
わないようにステアリングダンパを配置することが望ま
れる。本願発明はこのような要請の実現を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
請求項1の発明に係る鞍乗り型車両用ステアリングダン
パ装置は、車体フレーム前方にヘッドパイプを設け、こ
のヘッドパイプに支持されたステアリング軸の上端部に
液圧式ステアリングダンパを連結した鞍乗り型車両にお
いて、前記ステアリング軸の上端部を前記ステアリング
ダンパの内部へ嵌合し、減衰力発生用の回動部材と連動
させるとともに、ステアリングダンパを車体フレーム側
へ固定したことを特徴とする。
【0005】請求項2の発明は上記請求項1において、
前記ステアリング軸の上部に大径部と小径部を設け、こ
の小径部を前記ステアリングダンパ内部へ嵌合させたこ
とを特徴とする。
【0006】請求項3の発明は上記請求項2において、
前記ステアリング軸の小径部を前記ステアリングダンパ
から上方へ突出させ、この突出する上端部に取付けられ
る固定部材により、前記ステアリングダンパとその下方
に配置されるトップブリッジを前記ステアリング軸の上
部へ共締め固定することを特徴とする。ここでトップブ
リッジとは、操舵系を構成する部品であって、ステアリ
ング軸及び左右のフロントフォークの各上部を連結する
ための部材であり、トップブリッジの前方にはメインス
イッチが支持されている。
【0007】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、ステアリング
軸の上端部を前記ステアリングダンパの内部へ嵌合し、
減衰力発生用の回動部材と連動させるとともに、比較的
重量のあるステアリングダンパを車体フレーム側へ固定
したので、ステアリング軸はステアリングダンパのうち
比較的軽量な部分である減衰力発生用の回動部材と連結
するだけで済むので、ステアリング軸の上方へステアリ
ングダンパを設けたにもかかわらず操舵慣性を小さくで
きる。
【0008】請求項2の発明によれば、ステアリング軸
の上部に大径部と小径部を設け、この小径部をステアリ
ングダンパ内部へ嵌合して減衰力発生用の回動部材と連
動させたので、ステアリングダンパと連結するためにス
テアリング軸へ設けるべき部分は小径部だけで足りるこ
とになる。このためステアリング軸を比較的軽量にでき
る。
【0009】請求項3の発明によれば、ステアリングダ
ンパを貫通して上方へ突出した小径部上端に取付けられ
る固定部材により、ステアリングダンパとその下方に配
置されるトップブリッジをステアリング軸へ共締め固定
するので、従来必要であったステアリングダンパ下方の
ステアリングナットを省略できる。すなわち従来はステ
アリングダンパ下方にてトップブリッジをステアリング
軸の上部へステアリングナットで締結していたところ、
ステアリングダンパによりトップブリッジを固定できる
ようになった。このため、ステアリングダンパの取付位
置を低くすることができ、メインスイッチの操作性、ラ
イダーのライデイングポジション及び前方視認性のそれ
ぞれに影響を与えないようにすることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて第1実施例
を説明する。図1は本実施例の適用される自動2輪車を
示す斜視図、図2はステアリングダンパが設けられた車
体前部構造側面図、図3は同部分の平面図、図4はステ
アリングダンパの概略構造を示す図である。
【0011】図1において、前輪1を下端に支持するフ
ロントフォーク2の上部は車体フレーム3の前部へ連結
され、ハンドル4にて回動自在になっている。車体フレ
ーム3上には燃料タンク5が支持されている。符号6は
シート、7はリヤカウル、8はリヤスイングアーム、9
は後輪である。
【0012】次に、ステアリングダンパについて説明す
る。図2、3に示すように、ステアリングダンパ10は
ハンドル4(図1)が取付けられているトップブリッジ
11の上方に配置されている。トップブリッジ11は車
体フレーム3の前端部であるヘッド部3aへ軸支されて
いる。トップブリッジ11は下方の図示しないボトムブ
リッジと対をなして、ヘッドパイプ13に支持されてい
るステアリング軸14を上下に挟んで一体化され、これ
らトップブリッジ11、ボトムブリッジ及びステアリン
グ軸14は一体に回動する。
【0013】本実施例におけるヘッドパイプ13はヘッ
ド部3aの前部中央に上下方向へ一体形成された筒状部
である。但しヘッドパイプ13は予め車体フレームと別
体のパイプ部材で形成し、これを溶接等で車体フレーム
の前端部へ一体化した公知のものであってもよい。なお
車体フレーム3はヘッド部3aとその後端部左右から対
をなして左右後方へ延出するメインフレーム部3bを備
える(図3)。
【0014】トップブリッジ11とボトムブリッジには
左右一対のフロントフォーク2の各上部が支持される。
トップブリッジ11の前部中央には前方へ一体に突出す
るステー11aが設けられ、ここにハンドルロックと一
体のメインスイッチ15が支持され、キー16によりO
N/OFF及び解錠等操作される。
【0015】ステアリングダンパ10はヘッド部3aの
上方に車体中心C(図3)に沿って、ヘッドパイプ13
の上方からその後方へかけて、前後方向へ長く配置され
ている。本実施例のステアリングダンパ10はキックバ
ックを防止するための液圧式減衰器であり、本体部17
とフタ18を備え(図2)、その後部側はボルト20に
より、ヘッドパイプ13近傍における車体フレーム3の
ヘッド部3a上面に上方へ突出して一体に形成されたボ
ス21へ締結され、このとき、本体部17とフタ18が
共締めで一体化される。ボス21には予めナット部が形
成されている。
【0016】ボス21の左右でヘッド部3aの後部上面
には一段高くなった段部3cが形成され、ここに燃料タ
ンク5の前端部左右に形成されたステー5aが、ラバー
22aを介してボルト22bにより防振取付されてい
る。図3に示すように、ステー5aは燃料タンク5の前
部中央に前方及び上方へ向かって開放されて設けられた
凹部5bの前端部両側から車体中央側へ突出して形成さ
れ、メインフレーム部3bの前端部が接続する部分近傍
にて段部3cへ重なるようになっている。
【0017】図2において、ステアリングダンパ10の
前部にはシャフト23が軸線を図の上下方向に向けて貫
通し、ステアリングダンパ10に対して回動自在に支持
されている。シャフト23は、上端の上ネジ部23a、
中間部のシャフト主部23b、下部のフランジ23c及
び下ネジ部23dを一体に備え、上ネジ部23aはフタ
18を貫通して上方へ突出し、ここへ本願発明における
固定部材の一例であるステアリングナット24が取付け
られている。
【0018】フランジ23c及び下ネジ部23dは本体
部17の下方に位置し、下ネジ部23dがステアリング
軸14の上部でトップブリッジ11の後部中央の取付穴
11bへ嵌合している嵌合部14aの軸心方向に形成さ
れたネジ穴14bへ結合し、シャフト23とステアリン
グ軸14が一体に回動するようになっている。
【0019】フランジ23cは本体部17の底面に沿っ
て嵌合部14aの上端面に当接し、その外径はステアリ
ング軸14の嵌合部14aとほぼ同径である。シャフト
23はステアリング軸14の軸線方向へ延長してその一
部をなし、フランジ23cは嵌合部14aと共に本願発
明におけるステアリング軸上部に形成された大径部を構
成する。一方、シャフト主部23bは嵌合部14aより
も小径であり、本願発明におけるステアリング軸上部に
形成された小径部をなしている。
【0020】図3のステアリングダンパ10はフタ18
を除いて本体部17側の構造を示しており、符号26は
本体部17に設けられた凹部によって形成される略扇形
の液室、27は右液室、28は左液室、30はこれら左
右の液室を区画する翼状の隔壁であり、一端の回動軸部
30aがシャフト主部23bと一体化し、シャフト主部
23bと一体に回動する。隔壁30は本願発明における
減衰力発生用の回動部材である。31は制御バルブ、3
2は上記制御装置である。これら制御バルブ31及び制
御装置32はステアリングダンパ10の後端部に後方へ
突出して設けられ、ステアリングダンパ10の後端部と
共に燃料タンク5の凹部5b内へ収容されている。
【0021】なお、ステアリングロック15とステアリ
ング軸14及びシャフト23は車体中心線Cに対して略
同一直線上に位置し、ステアリングロック15と制御バ
ルブ31及び制御装置32はステアリングダンパ10を
挟んで前後方向反対側に位置し、制御バルブ31と制御
装置32は車体中心線Cを挟んで左右に配置され、これ
ら制御バルブ31と制御装置32は本体部17の後部へ
取付けられている。
【0022】図4はステアリングダンパ10の構造を概
略的に示し、ステアリングダンパ10の内部は後方へ向
かって広がる扇状の液室26が設けられ、その扇の要に
相当する位置にシャフト主部23bが位置し、シャフト
主部23から一体に後方へ翼状をなして延出する隔壁3
0により液室26の内部は右液室27と左液室28に2
分される。すなわち、このステアリングダンパ10は減
衰力発生用の回動部材を有する液圧ロータリー式のもの
である。
【0023】隔壁30の先端30bは摺動面をなし、液
室26の弧状壁29の内面に摺接する。右液室27及び
左液室28にはオイル等の非圧縮性の作動液が封入さ
れ、バイパス通路33により連結されている。したがっ
て、前輪が左右方向へ首振り振動すると、ステアリング
軸14及びシャフト23を介して前輪と連動する隔壁3
0の回動により(図3中の仮想線)、容積が狭くなった
方の液室から作動液がバイパス通路33を通って反対側
の拡大した液室へ移動して、液室の容積変化に対応す
る。
【0024】バイパス通路33の中間部には制御バルブ
31が設けられる。制御バルブ31は減衰力を生ずるた
めの可変絞り通路を有する。このため絞り通路の通路断
面積を変化させることにより、上記左右の液室間におけ
る容積変化に伴う作動液の液体移動を制限して可変減衰
力を発生させることができる。本実施例では駆動部を直
線的に移動させるリニヤソレノイドで構成されている。
【0025】制御バルブ31の絞りは制御装置32によ
り制御される。制御装置32はECU等で構成され、シ
ャフト23の上端部へ取付けられた回転角度センサー2
5(図2)の検出信号に基づく回転角度を時間で微分し
て回転角速度を計算し、その回転角速度の大きさに応じ
て制御バルブ31の絞りを変化させて減衰力を適正な値
に調整する。また補正用のセンサー信号として、電子燃
料噴射システムのセンサー群を構成する、例えば、吸気
温度センサー34、スロットル開度センサー35及びエ
ンジン回転数センサー36及びの各検出信号も必要によ
り入力され、減衰力の補正が行われる。
【0026】なお、図2中の符号37、38は、本体部
17及びフタ18にそれぞれ形成された貫通穴内面と回
動軸部30aの外周面との間に設けられるシールであ
り、回動軸部30aの下端は本体部17の底面から下方
へ突出してフランジ23cへ当接する。39はフタ18
に形成された貫通穴内面とシャフト主部23bとの間に
設けられるボールベアリング、40はフランジカラー、
41はステアリング軸14の上部をヘッドパイプ13の
上部に対して位置決めするためのナット、42はボール
ベアリングである。
【0027】次に、本実施例の作用を説明する。図2に
示すように、ステアリング軸14の嵌合部14をトップ
ブリッジ11の取付穴11bへ嵌合し、そのネジ穴14
bへシャフト23の下ネジ部23dを締結すると、嵌合
部14aへシャフト23が取付けられて一体化し、フラ
ンジ23cが嵌合部14aの端面へ当接するとともにシ
ャフト主部23bが嵌合部14aからステアリング軸1
4の軸線上を上方へ延出する。
【0028】そこでこのシャフト主部23bをステアリ
ングダンパ10の回動軸部30aに対して下方から上方
へ貫通させて、シャフト主部23bと回動軸部30aを
一体回動自在に結合させるとともに、上ネジ部23aを
フタ18からさらに上方へ突出させ、フランジカラー4
0を介してステアリングナット24で締め付ける。する
とステアリングナット24の締め付け力が、フランジカ
ラー40、ボールベアリング39、フタ18、回動軸部
30aと伝達されて回動軸部30aをフランジ23cへ
押しつける。
【0029】これによりステアリング軸14の一部であ
るシャフト23とステアリングダンパ10における減衰
力発生用の回動部材である隔壁30及びその回動軸部3
0aを介して一体化するとともに、トップブリッジ11
もステアリング軸14の嵌合部14aへ固定される。そ
の後、ステアリングダンパ10の後部側をボルト20で
ヘッド部3a上のボス21へ取付ければ、ステアリング
ダンパ10の取付が完了する。
【0030】このように、比較的重量のあるステアリン
グダンパ10を車体フレーム3側へボルト20で固定
し、ステアリング軸14にはステアリングダンパ10の
うち比較的軽量な部分である減衰力発生用の回動部材で
ある隔壁30と連結させるだけで済むので、ステアリン
グ軸14の上方へステアリングダンパ10を設けたにも
かかわらず操舵慣性を小さくできる。
【0031】また、ステアリング軸14の上部にシャフ
ト23を連結し、大径部である嵌合部14a及びフラン
ジ23cと、小径部であるシャフト主部23bを設け、
このシャフト主部23bをステアリングダンパ10の内
部へ嵌合して回動軸部30aと一体回動自在に結合させ
たので、ステアリングダンパ10と連結するためにステ
アリング軸14へ設けるべき部分は全体として小径のシ
ャフト23だけで足りることになる。このためステアリ
ング軸14を比較的軽量にできる。
【0032】さらに、ステアリングダンパ10を貫通し
て上方へ突出した上ネジ部23aへステアリングナット
24を取付けることにより、ステアリングダンパ10と
その下方に配置されるトップブリッジ11をステアリン
グ軸14へ共締め固定するので、従来必要であったステ
アリングダンパ下方のステアリングナットを省略でき
る。
【0033】すなわち、従来はステアリングダンパ10
の下方にてトップブリッジ11をステアリング軸14の
上部へステアリングナットで締結していたところ、本実
施例ではステアリングナット24によりステアリングダ
ンパ10とトップブリッジ11をステアリング軸14へ
共締めで固定できるようになった。このため、ステアリ
ングダンパ10の取付位置を低くすることができ、メイ
ンスイッチ15の操作性、ライダー(図示省略)のライ
デイングポジション(運転姿勢)及び前方視認性のそれ
ぞれに影響を与えないようにすることができる。
【0034】なお、本願発明は上記の各実施例に限定さ
れるものではなく、発明の原理内において種々に変形や
応用が可能である。例えば、本願発明の適用する対象
は、自動2輪車に限らず、バギー車のような、ヘッドパ
イプ、ステアリング軸、トップブリッジ等からなる操舵
系を備えた形式の鞍乗り型車両であればよい。また、上
記実施例ではステアリング軸14とシャフト23を別体
に構成したが、これを一体に形成してもよい。さらに、
ステアリングダンパは液圧ロータリー式の公知の種々な
形式のものを適用可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例の適用される自動2輪車の斜視図
【図2】 ステアリングダンパ装置部分を示す車体前部
の側面図
【図3】 同上部分の平面図
【図4】 ステアリングダンパの概略構造を示す図
【符号の説明】
1:前輪、2:フロントフォーク、10:ステアリング
ダンパ、11:トップブリッジ、13:ヘッドパイプ、
14:ステアリング軸、23:シャフト、23b:シャ
フト主部、24:ステアリングナット、26:液室、3
0:隔壁、30a:回動軸部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 林 寛二 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 (72)発明者 若林 威 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 (72)発明者 文谷 修 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 Fターム(参考) 3J069 AA42 CC34 EE63

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体フレーム前方にヘッドパイプを設
    け、このヘッドパイプに支持されたステアリング軸の上
    端部に液圧式ステアリングダンパを連結した鞍乗り型車
    両において、前記ステアリング軸の上端部を前記ステア
    リングダンパの内部へ嵌合し、減衰力発生用の回動部材
    と連動させるとともに、ステアリングダンパを車体フレ
    ーム側へ固定したことを特徴とする鞍乗り型車両用ステ
    アリングダンパ装置。
  2. 【請求項2】 前記ステアリング軸の上部に大径部と小
    径部を設け、この小径部が前記ステアリングダンパ内部
    へ嵌合していることを特徴とする請求項1に記載した鞍
    乗り型車両用ステアリングダンパ装置。
  3. 【請求項3】 前記ステアリング軸の小径部を前記ステ
    アリングダンパから上方へ突出させ、この突出する上端
    部に取付けられる固定部材により、前記ステアリングダ
    ンパとその下方に配置されるトップブリッジを前記ステ
    アリング軸の上部へ共締め固定することを特徴とする請
    求項2に記載した鞍乗り型車両用ステアリングダンパ装
    置。
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