JP2003104113A - アシストグリップの取付構造 - Google Patents

アシストグリップの取付構造

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アシストグリップの取付作業性を向上させる
と共に、見栄えの悪化を防ぐことの可能なアシストグリ
ップの取付構造を提供する。 【解決手段】 ガーニッシュパネル60には、その端縁
からアシストグリップ40の脚部43を挿通するための
挿通孔63までに切欠部64が形成されている。アシス
トグリップ40の脚部43をセンターピラー20へ取り
付けた後に、その脚部43をガーニッシュパネル60の
切欠部64を通して挿通孔63へと進入させる。アシス
トグリップ40をガーニッシュパネル60よりも先に取
り付けるため、従来のように、ガーニッシュパネル60
がアシストグリップ40の取付作業の妨げにならず、作
業性を向上することができる。また、アシストグリップ
40には、切欠部64を覆うヒレ状のカバー部47が設
けられているため、見栄えの悪化を防ぐことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車のピラー部
に設けられたアシストグリップの取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車の乗員の乗降車を補助する
ためのアシストグリップをピラー部の車内側に取り付け
たものがある。図8及び図9は、そのようなアシストグ
リップ1の取付構造の一例を示したもので、ピラー部2
のインナパネル3には、ガーニッシュパネル4が覆いつ
けられており、このガーニッシュパネル4に設けられた
挿通孔5にアシストグリップ1の一対の脚部6が挿通さ
れ、インナパネル3の取付部3Aに各脚部6の端部がボ
ルト8止めされている。ガーニッシュパネル4には、取
付部3Aの正面にボルト8を締める工具を挿入するため
の一対の工具挿入孔9が設けられており、これらの工具
挿入孔9は、通常はガーニッシュパネル4と同色のキャ
ップ10によって塞がれている。また、インナパネル3
には、シートベルト(図示せず)の吊り位置を調整する
ためのショルダアジャスタ11が取り付けられており、
このショルダアジャスタ11の有する上下動可能なスラ
イドプレート12がガーニッシュパネル4に設けられた
縦長のアンカスライド用開口部13内に配されている。
なお、ショルダアジャスタ11のスライドプレート12
は、前記の取付部3A及びその正面の工具挿入孔9に対
し、横方向にずれた位置に設けられている。また、ピラ
ー部2の幅方向の両端縁部には、ドア部(図示せず)に
密着して車内外をシールするためのウェザストリップ1
4が取り付けられ、このウェザストリップ14から延び
た被覆部14Aがガーニッシュパネル4の端縁部分を覆
っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の構成では、イン
ナパネル3にガーニッシュパネル4を取り付けた後に、
アシストグリップ1の脚部6をガーニッシュパネル4の
内部に差し込んでボルト8止めするようにしているが、
そのため、ボルト締めは工具をガーニッシュパネル4の
小さな工具挿入孔9に通して行う必要があり作業性が悪
い。また、工具挿入孔9をキャップ10で塞いでいると
はいえ、室内から穴の形状が見えるため、見栄えが悪く
なるという問題もあった。本発明は、上記事情に鑑みて
なされたもので、その目的は、アシストグリップの取付
作業性を向上させると共に、見栄えの悪化を防ぐことの
可能なアシストグリップの取付構造を提供するところに
ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めの請求項1の発明に係るアシストグリップの取付構造
は、車体側部に設けられたピラー部と、手持ち用の把持
部と、前記ピラー部の取付部に固定される脚部とを備え
たアシストグリップと、前記ピラー部に対して車内側か
ら覆い付けられて、かつ前記脚部が挿通される挿通孔を
備えたガーニッシュパネルとを備えたものにおいて、前
記ガーニッシュパネルには、その端縁から前記挿通孔ま
で切り欠かれて、前記ピラー部への取付動作に伴って前
記脚部を前記挿通孔へ進入させるための切欠部が設けら
れているところに特徴を有する。
【0005】請求項2の発明は、請求項1に記載のもの
において、前記アシストグリップには、前記ガーニッシ
ュパネルの外面に沿うようにして前記切欠部を覆うヒレ
状のカバー部が設けられているところに特徴を有する。
【0006】請求項3の発明は、請求項1又は請求項2
に記載のものにおいて、前記脚部には、前記ガーニッシ
ュパネルにおける前記挿通孔の孔縁部分に設けられた差
込部を受入れ可能な受入凹部が設けられ、前記脚部と前
記ガーニッシュパネルとの間には、前記差込部を前記受
入凹部の内壁に押し付ける位置決め手段が設けられてい
るところに特徴を有する。
【0007】請求項4の発明は、請求項1から請求項3
のいずれかに記載のものにおいて、前記ピラー部に取り
付けられてシートベルトの吊り位置を調節するためのシ
ョルダアジャスタと、前記アシストグリップの前記脚部
に対する前記取付部とが厚さ方向に一部重なるように設
けられているところに特徴を有する。
【0008】
【発明の作用および効果】請求項1の発明によれば、ア
シストグリップの脚部をピラー部へ取り付けた後に、そ
の脚部をガーニッシュパネルの切欠部を通して挿通孔へ
と進入させる。アシストグリップをガーニッシュパネル
よりも先に取り付けるため、従来のように、ガーニッシ
ュパネルがアシストグリップの取付作業の妨げになら
ず、作業性を向上することができる。また、従来のよう
に、ガーニッシュパネルに工具挿入孔を設けずに済むた
め、見栄えの悪化を防ぐことができる。
【0009】請求項2の発明によれば、アシストグリッ
プに設けられたカバー部によって切欠部が覆われるた
め、ガーニッシュパネルに切欠部を設けたことによる見
栄えの悪化を防ぐことができる。
【0010】請求項3の発明によれば、位置決め手段に
よって差込部が受入凹部の内壁に押し付けられて、ガー
ニッシュパネルが位置決めされる。これにより、ガーニ
ッシュパネルの位置精度を向上させることができる。
【0011】請求項4の発明によれば、取付部とショル
ダアジャスタとをピラー部の厚さ方向に一部重なるよう
に設けたため、従来のように、両者を横方向にずらして
設けた場合に比べ、ピラー部全体の幅寸法を小さくでき
る。
【0012】
【発明の実施の形態】次に本発明の一実施形態について
図1から図7を参照して説明する。図1は、本発明が適
用された車両の全体を示しており、この車両の右側部に
立設されたセンターピラー20(本発明の「ピラー部」
に相当)の上部に後部座席の乗員の乗降車を補助するた
めのアシストグリップ40が取り付けられている。
【0013】センターピラー20は、図3に示すよう
に、車体外側(図3の上側)のアウタパネル21と、車
内側のインナパネル22との2枚の金属板から中空の柱
状に形成され、両パネル21,22の両端縁部23F,
23Rはそれぞれ重ね合わされた状態で互いに接合され
ている。両端縁部23F,23Rには、それぞれシール
用のウェザストリップ30F,30Rが取り付けられて
いる。
【0014】ウェザストリップ30F,30Rは、弾力
性を有する部材よりなり、断面略コの字状をなすクリッ
プ部31を備えており、このクリップ部31が端縁部2
3F,23Rと後述するガーニッシュパネル60の端部
とを厚さ方向の両側から挟むようにして取り付けられて
いる。クリップ部31の車体外側の面にはチューブ状の
変形部32が突出して形成され、ドア部(図示せず)が
閉じられたときにこの変形部32がドア部に密着するこ
とで車内外のシールが図られるようになっている。ま
た、クリップ部31からは、帯状の被覆部33が延設さ
れ、後述のガーニッシュパネル60の端部を覆ってい
る。
【0015】アシストグリップ40は、図2,図3等に
示すように、合成樹脂材に断面コの字形の金属製のフレ
ーム41を一体成型してなり、手持ち用の把持部42
と、その両端から延びる一対の脚部43とを備えて全体
としてコの字形状に形成されている。脚部43の端部に
おいてはフレーム41が樹脂部分から露出しており、こ
こに設けられたボルト孔41A(図7も併せて参照)に
ボルト25を通しナット26によって締め付けること
で、脚部43がインナパネル22の車体後側寄りに設け
られた取付部24に固定されている。インナパネル22
には、取付部24よりも車体前側寄りの位置に上下方向
に延びる溝部27が形成されており、この溝部27の内
側にシートベルトの吊り位置を調節するためのショルダ
アジャスタ50が設けられている。
【0016】ショルダアジャスタ50は、図3に示すよ
うに、インナパネル22側に固定されて上下方向に延び
る板状をなすガイドレール51を備えており、このガイ
ドレール51には、やはり上下方向に延びる略板状のス
ライドレール52がガイドレール51の幅方向の両端部
を挟むようにして取り付けられ、スライドレール52は
ガイドレール51に対して上下にスライド移動可能とさ
れ、かつ任意の高さ位置にロック可能とされている。ス
ライドレール52からは接続部53が車内側に向けて延
びており、その端部に全体として板状をなすベルト引掛
けプレート54が取り付けられ、さらにその先に上下方
向に細長い板状をなすスライドプレート55が取り付け
られてベルト引掛けプレート54を覆っている。スライ
ドプレート55には、ベルト挿通孔56が設けられ、こ
こにシートベルト(図示せず)を通してベルト引掛けプ
レート54に引っ掛けるようになっている。なお、ベル
ト引掛けプレート54及びスライドプレート55の一端
部は、前記したボルト25の取り付けられたインナパネ
ル22の取付部24の正面に位置しており、言い換えれ
ば、取付部24とショルダアジャスタ50とはセンター
ピラー20の厚さ方向に一部重なるように設けられてい
る。
【0017】ガーニッシュパネル60は、合成樹脂材等
から形成され、センターピラー20のインナパネル22
全体を車内側から覆っている。ガーニッシュパネル60
の前面(図3の下側の面)には、縦長のアンカスライド
用開口部61が設けられており、その内側に前記のスラ
イドプレート55が配されている。ガーニッシュパネル
60の幅方向の両端部には、ウェザストリップ30F,
30Rのクリップ部31の一端側を収容する収容溝62
が形成され、その収容溝62の先端側の壁面がインナパ
ネル22の端縁部23F,23Rに重ね合わされた状態
で図示しないクリップ部材により固定されている。ま
た、前記したウェザストリップ30F,30Rの被覆部
33がインナパネル22のうち収容溝62を含めた端部
を覆っている。
【0018】ガーニッシュパネル60には、図4,図5
及び図7に示すように、アシストグリップ40の脚部4
3の一部である挿通部43Aを挿通可能な一対の挿通孔
63が設けられている。また、ガーニッシュパネル60
の端縁から挿通孔63にかけて切り欠かれて切欠部64
が形成されている。挿通孔63は、挿通部43Aの幅寸
法より僅かに大きな幅寸法を有する略四角形状をなして
おり、切欠部64は、この挿通孔63から開口側(端縁
側)へ行くにつれて幅寸法が広がるように設けられ、脚
部43を切欠部64を通して挿通孔63内へ進入させる
ことができるようになっている。
【0019】一方、アシストグリップ40の脚部43に
は、挿通部43Aよりも車内側(図4の下側)に受入凹
部44が設けられており、この受入凹部44はガーニッ
シュパネル60における挿通孔63の孔縁部分に設けら
れた差込部65を受け入れ可能とされている。差込部6
5からは挿通孔63内へ突き当て突起66が突設されて
おり、その先端を挿通部43Aに突き当て可能とされて
いる。また、挿通孔63の切欠部64側の孔縁部からは
一対の抜止突起67が突設され、これらが挿通部43A
に抜止状態で係止可能となっている。
【0020】さらに差込部65には、位置決めリブ68
がガーニッシュパネル60の裏面側(車内から見えない
側)に突出して形成され、この位置決めリブ68のガー
ニッシュパネル60における幅方向中央側の面に傾斜面
68Aが形成されている。一方、受入凹部44の内壁に
は傾斜面68Aに対応する傾斜面44Aが形成されてお
り、差込部65を受入凹部44に進入させるに従い、こ
れらの傾斜面44A,68A同士が摺接して、差込部6
5が受入凹部44における傾斜面44Aとは反対側の内
壁44Bに押し付けられるようになっている(両傾斜面
44A,68Aは本発明の「位置決め手段」に相当)。
また、その内壁44B面のうち、受入凹部44の開口縁
部分には、受入凹部44側へ僅かに突出した隙間詰め突
起44Cが形成され、この隙間詰め突起44Cの先端が
差込部65に密着することで、外部から受入凹部44と
ガーニッシュパネル60との間に隙間が見えないように
なっている。
【0021】さて、脚部43には、挿通部43Aからか
ら切欠部64内に向かって支持部46が突設されてい
る。さらに、この支持部46及び挿通部43Aの周囲に
は、薄肉ヒレ状のカバー部47が延出して形成されてい
る。このカバー部47は、図5及び図6等に示すよう
に、ガーニッシュパネル60の外面に沿うようにして切
欠部64と、挿通孔63と挿通部43Aとの間の隙間部
分を覆い隠している。また、前記したウェザストリップ
30Rの被覆部33がカバー部47の一部に覆い被さっ
ている。
【0022】本実施形態は以上の構成であり、次にその
組付け手順を説明する。まず、センターピラー20のイ
ンナパネル22にショルダアジャスタ50のうちスライ
ドプレート55を除いた部分を取り付ける。続いて、ア
シストグリップ40の一対の脚部43のボルト孔41A
にボルト25を通し、工具を用いてナット26と締め付
けることにより、脚部43をインナパネル22の取付部
24に固定する。そして、ショルダアジャスタ50の前
面にスライドプレート55を覆いつける。
【0023】次に、ガーニッシュパネル60をインナパ
ネル22に対して正面から接近させ、切欠部64にアシ
ストグリップ40の脚部43を通し、挿通孔63側へと
嵌め入れてゆく。このとき、切欠部64は、開口側(端
縁側)へ行くにつれて幅寸法が広がる形状であるため、
脚部43が挿通孔63へと円滑に案内される。挿通部4
3Aが一対の抜止突起67に突き当たると、両抜止突起
67が互いに離間方向に押圧されて、ガーニッシュパネ
ル60の切欠部64及び挿通孔63の孔縁部分が若干撓
み変形し、挿通部43Aの挿通孔63への進入が許容さ
れる。一方、差込部65が受入凹部44内に進入すると
共に、位置決めリブ68の傾斜面68Aと受入凹部44
の傾斜面68Aとが摺接して、ガーニッシュパネル60
が受入凹部44の内壁44B側へ押し付けられ、隙間詰
め突起44Cの先端が若干押し潰されて差込部65の外
面に密着する。これにより、ガーニッシュパネル60が
幅方向について位置決めされた状態となる。
【0024】挿通部43A全体が挿通孔63内に進入す
ると、突き当て突起66が挿通部43Aに突き当たると
共に、切欠部64及び挿通孔63の孔縁部分が復帰変形
して、抜止突起67が挿通部43Aに抜止状態で係止す
る。そして、ガーニッシュパネル60の端部をクリップ
部材を用いてセンターピラー20の両端縁部23F,2
3Rに固定する。このとき、カバー部47は、ガーニッ
シュパネル60の外面に沿うようにして切欠部64と、
挿通孔63と挿通部43Aとの間の隙間部分を覆った状
態となっている。
【0025】最後に、ウェザストリップ30F,30R
をセンターピラー20の両端縁部23F,23Rに取付
け、被覆部33をガーニッシュパネル60の端部に沿わ
せる。切欠部64付近では、図5及び図6に示すよう
に、被覆部33をカバー部47の外面に覆い被せる。こ
れにより、切欠部64は、ウェザストリップ30Rの被
覆部33と、アシストグリップ40のカバー部47とで
完全に覆われる。
【0026】以上のように、本実施形態によれば、アシ
ストグリップ40の脚部43をセンターピラー20へ取
り付けた後に、その脚部43をガーニッシュパネル60
の切欠部64を通して挿通孔63へと進入させる。アシ
ストグリップ40をガーニッシュパネル60よりも先に
取り付けるため、従来のように、ガーニッシュパネル6
0がアシストグリップ40の取付作業の妨げにならず、
作業性を向上することができる。また、従来のように、
ガーニッシュパネル60に工具挿入孔を設けずに済むた
め、見栄えの悪化を防ぐことができる。
【0027】また、アシストグリップ40に設けられた
カバー部47によって切欠部64が覆われるため、ガー
ニッシュパネル60に切欠部64を設けたことによる見
栄えの悪化を防ぐことができる。
【0028】さらに、位置決め手段である傾斜面44
A,68Aによって差込部65が受入凹部44の内壁4
4Bに押し付けられて、ガーニッシュパネル60が位置
決めされる。これにより、ガーニッシュパネル60の位
置精度を向上させることができる。
【0029】また、取付部24とショルダアジャスタ5
0とをセンターピラー20の厚さ方向に一部重なるよう
に設けたため、従来のように、両者を横方向にずらして
設けた場合に比べ、センターピラー20全体の幅寸法を
小さくできる。
【0030】本発明の技術的範囲は、上記した実施形態
によって限定されるものではなく、要旨を逸脱しない範
囲内で種々変更して実施することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態における車両を示す側面図
【図2】センターピラーの部分拡大図
【図3】図2のA−A線断面図
【図4】図3の部分拡大図
【図5】図4のB−B線断面図
【図6】図4のC−C線断面図
【図7】ガーニッシュパネルとアシストグリップの部分
拡大斜視図
【図8】従来のピラー部を示す部分拡大図
【図9】図8のD−D線断面図
【符号の説明】
20…センターピラー(ピラー部) 40…アシストグリップ 43…脚部 44…受入凹部 44A,68A…傾斜面(位置決め手段) 44B…内壁 47…カバー部 50…ショルダアジャスタ 60…ガーニッシュパネル 63…挿通孔 64…切欠部 65…差込部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 長谷川 博 愛知県名古屋市中区上前津1丁目4番5号 林テレンプ株式会社内 Fターム(参考) 3B088 DA06 DB01 3D003 AA18 BB02 CA34 3D018 CA06 CB02 3D023 BA01 BB10 BD08 BE02

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体側部に設けられたピラー部と、 手持ち用の把持部と、前記ピラー部の取付部に固定され
    る脚部とを備えたアシストグリップと、 前記ピラー部に対して車内側から覆い付けられて、かつ
    前記脚部が挿通される挿通孔を備えたガーニッシュパネ
    ルとを備えたものにおいて、 前記ガーニッシュパネルには、その端縁から前記挿通孔
    まで切り欠かれて、前記ピラー部への取付動作に伴って
    前記脚部を前記挿通孔へ進入させるための切欠部が設け
    られていることを特徴とするアシストグリップの取付構
    造。
  2. 【請求項2】 前記アシストグリップには、前記ガーニ
    ッシュパネルの外面に沿うようにして前記切欠部を覆う
    ヒレ状のカバー部が設けられていることを特徴とする請
    求項1に記載のアシストグリップの取付構造。
  3. 【請求項3】 前記脚部には、前記ガーニッシュパネル
    における前記挿通孔の孔縁部分に設けられた差込部を受
    入れ可能な受入凹部が設けられ、前記脚部と前記ガーニ
    ッシュパネルとの間には、前記差込部を前記受入凹部の
    内壁に押し付ける位置決め手段が設けられていることを
    特徴とする請求項1又は請求項2に記載のアシストグリ
    ップの取付構造。
  4. 【請求項4】 前記ピラー部に取り付けられてシートベ
    ルトの吊り位置を調節するためのショルダアジャスタ
    と、前記アシストグリップの前記脚部に対する前記取付
    部とが厚さ方向に一部重なるように設けられていること
    を特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の
    アシストグリップの取付構造。
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