JP2003102156A - Dcモータ - Google Patents

Dcモータ

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JP2003102156A JP2001291614A JP2001291614A JP2003102156A JP 2003102156 A JP2003102156 A JP 2003102156A JP 2001291614 A JP2001291614 A JP 2001291614A JP 2001291614 A JP2001291614 A JP 2001291614A JP 2003102156 A JP2003102156 A JP 2003102156A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、モータの起動性を確保しながら、
コイルエンド長を変えずに薄型化を図り、誘起電圧をア
ップしてモータ性能を向上でき、振動・騒音を低減でき
るDCモータを提供することを目的とする。 【解決手段】 本発明のDCモータは、突極2には、マ
グネットロータ5に面した端部にマグネットロータ5の
周方向長さ以下の長さの肉厚部7が形成され、突極2と
マグネットロータ5とのギャップが均一に形成されると
ともに、肉厚部7の高さがマグネットロータ5の回転方
向に徐々に高くなっていることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、起動性に優れ、薄
型で、騒音.振動が少ないDCモータに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来から、ホール素子等の磁極位置セン
サを使用して磁極位置を検出し、この位置信号に基づき
電流方向を切り換えるようにドライバICで制御するD
Cブラシレスモータは、電機子はモータ用コア(固定鉄
芯)の周りに巻線を巻いて構成され、コイルや磁極位置
センサを配置する必要からコイルエンド長を短くするの
は難しいとされてきた。しかし、最近は小型化・薄型化
に対する要求が高まりつつある。
【0003】以下、従来のDCモータ用コアについて説
明する。図6(a)、(b),図7(a)、(b),図
8(a)、(b)を用いて従来のDCモータ用コアの特
徴を説明する。図6(a)は従来の第1のDCモータの
構成図、図6(b)は(a)のDCモータの断面図、図
7(a)は従来の第2のDCモータの構成図、図7
(b)は(a)のDCモータの断面図、図8(a)は従
来の第3のDCモータの構成図、図8(b)は(a)の
DCモータの断面図である。
【0004】まず、図6に示す従来の第1のDCモータ
は、コア101とマグネットロータ105とのギャップ
が均一な4極4スロットのDCモータであって、マグネ
ットロータ105が静止している状態を表している。コ
ア101としては、鉄損を低減し、モータ効率を向上す
るために透磁率が大きく、厚さがt=0.2〜0.5m
m程度の珪素鋼鈑が一般的に用いられる。この鋼鈑を複
数枚積層したものがコア101であって、コア101の
中心の開口円板から放射状にのびる4本の腕の部分、テ
ィース103を備えている。このティース103には巻
線104が巻回される。巻線104としては銅線に薄い
絶縁皮膜を施したものが一般に使用される。ティース1
03の先端側に設けられた突極102は、均一なギャッ
プを介してマグネットロータ105と対向してマグネッ
トロータ105内に配設されるが、できるだけマグネッ
トの磁束をコア101内に取りこみ、巻線104の巻線
可能な部分をできるだけ大きく確保するため、ティース
103に対し幅広の形状となっている。また、マグネッ
トロータ105を構成するマグネットとしては、永久磁
石となりうるフェライトや金属系磁性体(SmCo等)
が用いられる。このマグネットロータ105のマグネッ
トには、巻線104に電流を流して形成される電磁石と
の間で磁力が作用し吸引・反発によって回転方向にトル
クが発生し、マグネットロータ105を回転させる。
【0005】ここで、従来の第1のDCモータは、コア
101とマグネットロータ105とのギャップが均一で
あるため、静止状態では磁力の関係からマグネットロー
タ105の磁極の切れ目である106が隣接する突極1
02の中間に位置してしまう。従ってこの状態では、マ
グネットロータ105はコア101の中心に対し、回転
する方向の力のベクトルは発生せず、回転力に寄与しな
いコア101の中心に向かう方向か、離れる方向かどち
らかの力のベクトルしか発生しない。
【0006】次に、図7に示す従来の第2のDCモータ
は、図6の第1のDCモータと比較すると、突極102
の形状が少し変更されている。これにより第1のDCモ
ータには起動時回転する方向の力のベクトルが発生しな
かったが、これが改善される。すなわち、従来の第2の
DCモータは、突極102でマグネットロータ105の
回転方向(図では右回り)に対し、回転方向とは逆の側
の部分を削り取ったテーパ形状部107となっている。
従って、図6ではコア101とマグネットロータ105
とのギャップを均一にしていたのに対し、図7ではマグ
ネットロータ105の回転方向(図では右回り)に対し
逆方向に、1つの突極102の範囲内で、このギャップ
が徐々に大きく広がるように構成される。ギャップが拡
大すると磁束密度が下がるため、マグネットロータ10
5の静止状態で、磁極の切れ目106が隣同士の突極1
02の中間よりマグネットロータ105の回転方向にず
れて停止することになる。これによりコア101に施さ
れた巻線104に電流を流すことで発生する電磁石との
吸引・反発でマグネットロータ105は、静止状態から
回転方向に力のベクトルが発生する。この力のベクトル
で静止状態からマグネットロータ104は起動すること
ができる。
【0007】また、図8に示す第3のDCモータは、シ
ールレスポンプ用のモータコアとして、上述した第2の
DCモータのコア101を組込んだものである。111
は分離板でリング状の凹部形状を有し、この凹部空間内
にコア101を収容してシールする。これはシールレス
ポンプにおいては軸シールが設けられず、コア101を
含めて電機部全体をシールするために設けられる。第3
のDCモータでは、突極102の外周は、分離板111
の凹部壁に一部で接触させられながら突極102面を利
用し圧入固定されている。またマグネットロータ105
は、分離板111から突設された固定軸112に設けら
れたすべり軸受け113で回動自在に支持され、この周
りを摺動しながら回転する。すなわちマグネットロータ
105と固定軸112、すべり軸受け113は、すべて
ポンプの取扱い液体(通常は水)に浸かっている状態
で、すべり軸受け113の潤滑材はその取扱い液体が利
用される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たように従来の第1のDCモータはモータの起動性が非
常に悪く、この起動性を向上させる必要から、第2のD
Cモータのように突極とマグネットロータの間のギャッ
プを一部広げると、ギャップが必要以上に大きくなって
しまう。これにより、第2のDCモータの回転時に逆に
誘起電圧が低下し、基本のモータ性能であるトルク及び
効率の低下が発生した。性能低下の原因はギャップを広
げることにある。そこで、これを補うためコアの積層枚
数を増やすと、モータの薄型化が図れないし、巻線が長
くなるため巻線抵抗が上昇して、巻線の損失が逆に上昇
し、反ってモータ効率が低下するというジレンマを有し
ていた。
【0009】また、マグネットロータの着磁パターンが
矩形波もしくは台形波の場合、正弦波の場合よりモータ
の振動・騒音が大きくなる課題を有していた。
【0010】次に、従来の第3のDCモータはシールレ
スポンプに用いられるため、図8のようにコアの突極面
を利用し圧入固定されるが、突極面が同心円状になって
いないと、接触が各突極の面で均等に生じるのではなく
偏り易く、圧入時に水平に圧入できなくなり、マグネッ
トロータが中心軸に対し傾いて回転し、振動・騒音の原
因となる課題を有していた。このとき第3のDCモータ
は、テーパ形状部107を形成されているため、水平に
圧入するのは更に困難になる。
【0011】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、モータの起動性を確保しながら、コイルエンド長を
変えずに薄型化を図り、誘起電圧をアップしてモータ性
能を向上でき、振動・騒音を低減できるDCモータを提
供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明のDCモータは、突極には、マグネットに面し
た端部にマグネットの周方向長さ以下の長さの肉厚部が
形成され、突極とマグネットとのギャップが均一に形成
されるとともに、肉厚部の高さがマグネットロータの回
転方向に徐々に高くなっていることを特徴とする。
【0013】これにより、モータの起動性を確保しなが
ら、コイルエンド長を変えずに薄型化を図り、誘起電圧
をアップしてモータ性能を向上でき、振動・騒音を低減
できる。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、複数のマグネットを備えたマグネットロータと、マ
グネットの内周側に設けられ、該マグネットに対向する
複数の突極を有するとともにティースが巻線されたコア
を備えたDCモータであって、突極には、マグネットに
面した端部にマグネットの周方向長さ以下の長さの肉厚
部が形成され、突極とマグネットとのギャップが均一に
形成されるとともに、肉厚部の高さがマグネットロータ
の回転方向に徐々に高くなっていることを特徴とするD
Cモータであるから、コアとマグネットとのギャップが
均一であり、肉厚部の高さが各突極の範囲で、マグネッ
トロータの回転方向に徐々に高くなって静止時のマグネ
ットロータの磁極の切れ目を隣同士の突極の中間より回
転方向にずらすことができ、コアとマグネットのギャッ
プを最小にすることができる。突極の形状を同心円状に
することができるため、起動性、トルク、効率等のモー
タ性能を確保しながら薄型化が図れ、さらにシールレス
ポンプの駆動源として適用した場合にはコアが偏りなく
圧入固定でき、振動・騒音を低減も図れるという作用を
有する。
【0015】請求項2に記載の発明は、肉厚部が、突極
の中心位置より回転方向に進んだ位置まで高さが高くな
り、該位置を最大高さとしてそれ以降高さが低くなる輪
郭を備えたことを特徴とする請求項1記載のDCモータ
であるから、DCモータのコギングトルク及び回転トル
クのむらを低減し、モータの振動・騒音を改善が図れる
という作用を有する。
【0016】請求項3に記載の発明は、肉厚部の輪郭が
正弦波状の形状を備えたことを特徴とする請求項2記載
のDCモータであるから、DCモータのコギングトルク
及び回転トルクのむらを低減し、モータの振動・騒音を
改善が図れるとともに、等方性マグネットとして簡単に
製造することができる。
【0017】(実施の形態1)以下、本発明の実施の形
態1のDCモータについて図1〜5を用いて説明する。
図1(a)は本発明の実施の形態1におけるDCモータ
の構成図、図1(b)は(a)のDCモータの断面図、
図2(a)は図1の1スロット部分を拡大したDCモー
タの断面図、図2(b)は(a)の突極の肉厚部の側面
図、図3は本発明の実施の形態1のDCモータの誘起電
圧の回転数依存性比較図である。
【0018】図1(a)、(b)において、1はコア、
2は突極、3はティース、4は巻線、5はマグネットロ
ータ、6は磁極の切れ目である。コア1、突極2、ティ
ース3、巻線4、マグネットロータ5、磁極の切れ目6
は、従来の技術のコア101、突極102、ティース1
03、巻線104、マグネットロータ105、磁極の切
れ目106に対応したもので、説明は従来の技術に譲り
省略する。7は突極2の端部に形成されたコア1自身の
厚みより厚くした肉厚部である。肉厚部7は、肉厚を出
すため板材から削り出して構成しても良いし、コア1の
ティース3を端部で折り曲げて構成するのでもよい。肉
厚部7は、各突極2の外周縁でL字状に立ち上がるとと
もに、各突極2の周方向幅内でマグネットロータ5の回
転方向に徐々に高くなるように形成されている。図2
(b)において、8は肉厚部7の高さが直線的に増加す
る側面形状である。
【0019】ところで、従来の第2のDCモータは、各
突極102の外周にテーパ形状部107を設けること
で、マグネットロータ105が静止したとき磁極の切れ
目106を隣接する突極102の中間位置より回転方向
にずらし、起動性を上げていた。しかし、本実施の形態
1のDCモータは各突極2の端部に肉厚部7を設け、肉
厚部7の高さを側面形状8のようにマグネットロータ5
の回転方向に直線的に徐々に高くするため、周方向の磁
束密度に差が生じ、マグネットロータ5が静止したとき
磁極の切れ目6を隣接する突極1の中間位置より回転方
向にずれさせることができ、これによって起動性を確保
できる。
【0020】静止位置が突極1の中間位置よりずれて停
止する状態を拡大して示したのが図2の拡大図である。
そして、DCモータの厚さ方向の幅を従来と同等にし、
同じ巻線仕様(φ0.12mm−150ターン/スロッ
ト)にした状態での誘起電圧を比較したものが図3であ
る。図3において、9は従来のコア101での誘起電圧
を示し、10は本実施の形態1のコア1での誘起電圧を
示す。図3から分かるように、実施の形態1のコア1が
示す誘起電圧10は、従来のコア101の誘起電圧より
約20%大きくなることがわかる。これは、肉厚部7に
よるコア1の突極2の面積が大きくなった分だけ性能が
上がり、さらに、従来のコア101のようにテーパ形状
部107の大きなギャップによって磁束密度を下げて停
止位置をずらすのではなく、側面形状8の高さを周方向
に増して磁束数を増して停止位置をずらすことに起因す
る。この誘起電圧の上昇により、同じ巻線仕様で従来の
DCモータより本実施の形態1のDCモータによりモー
タの効率が、10%から12%に改善される。
【0021】次に、実施の形態1のDCモータをシール
レスポンプに適用した場合の説明を行う。図4は本発明
の実施の形態1におけるDCモータをシールレスポンプ
の駆動源とした場合の構成図である。11は分離板、1
2は固定軸、13はすべり軸受けである。分離板11、
固定軸12、すべり軸受け13は、従来のDCポンプの
分離板111、固定軸112、すべり軸受け113に対
応したもので、ここでは説明を省略する。
【0022】実施の形態1のDCモータをシールレスポ
ンプに適用する場合、コア1を含めた電動部をポンプの
取り扱い液体から隔離する分離板11に、コア1の突極
2の周囲と接触しながら圧入固定させる。突極2面がマ
グネットロータ5と同心円状になっているため、接触が
各突極の面で均等に行われ、圧入時水平に挿入され、偏
って圧入されることがない。従って、マグネットロータ
5が中心軸に対し傾いて回転することはなく、固定軸1
2に対して垂直に回転し、マグネットロータ5の圧入が
振動・騒音の原因になることはない。騒音値の実測を行
うと、図8に示した従来の第3のDCモータを運転した
時、第3のDCモータから50cmの距離において、2
9dBAであったのに対し、本実施の形態1のDCモー
タでは27dBAまで低減することができた。
【0023】(実施の形態2)次に、本発明の実施の形
態2について図5に基づいて説明する。実施の形態2の
DCモータは実施の形態1のDCモータと圧肉部の形状
が異なるだけで、その余の構成は実施の形態1と同様で
あるから、実施の形態1で使用した符号及びその説明を
流用し、特徴である圧肉部の形状以外の詳細な説明は省
略する。図5は本発明の実施の形態2におけるDCモー
タのマグネットロータと対向する側からみた時のモータ
用コアの展開図である。図1(a)、(b),図3,図
4(a)、(b)も以上の理由から参照する。
【0024】図1(a)、(b),図5において、14
は実施の形態2のDCモータのコア1の肉厚部、15は
肉厚部14の回転方向側の端部に形成された縮小部、1
6は突極2の中心位置、17は肉厚部14の正弦波状の
輪郭線である。実施の形態2の肉厚部14は、実施の形
態1のDCモータのように側面形状8がマグネットロー
タ5の回転方向に対し、高さを増し徐々に肉厚になるだ
けではなく、輪郭線に縮小部15を設け、回転方向側の
端部が削れていることを特徴とする。すなわち、各突極
1の中心位置16に対し、回転方向側に肉厚部14の最
も肉厚な位置を設けるとともに、端部に縮小部15を設
けるものである。図5に示すように、肉厚部14の輪郭
を正弦波状の輪郭線17にするのがもっともが、完全な
正弦波でなくとも、起動性を損なわないことを限度にし
て正弦波に近似した輪郭線を採用するのでもかまわな
い。
【0025】マグネットロータ5のマグネットの部分を
等方性マグネットで製造すると、製造が簡単になるが、
着磁パターンが矩形波もしくは台形波になる。しかし、
矩形波や台形波のような着磁パターンの場合、トルクに
大きなリップルが生じ、騒音・振動の原因となる。しか
し、実施の形態2においては肉厚部14を正弦波状の輪
郭線17にしたため、誘起電圧がほぼ正弦波に近似した
波形となり、リップルが小さくなる。これによって、D
Cモータのコギングトルク及び回転トルクのむらを低減
することができる。
【0026】本実施の形態2のDCモータをシールレス
ポンプに適用して騒音値を実測すると、上述した実施の
形態1のシールレスポンプが27dBAにまで低減した
のに加え、さらに1dBA低減し、26dBAまで騒音
値を低減することができた。また、等方性マグネットで
簡単に製造でき、トルク、効率等のモータ性能に優れた
安価なDCモータを提供できる。
【0027】
【発明の効果】以上のように本発明のDCモータによれ
ば、起動性やトルク、効率等のモータ性能を確保すると
ともに、薄型化を図ることができる。また、シールレス
ポンプの駆動源として本発明のDCモータを適用した場
合、コアが水平に圧入固定され、振動・騒音を低減する
ことができる。また、DCモータのコギングトルク及び
回転トルクのむらを低減し、DCモータの振動・騒音を
改善することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)本発明の実施の形態1におけるDCモー
タの構成図 (b)(a)のDCモータの断面図
【図2】(a)図1の1スロット部分を拡大したDCモ
ータの断面図 (b)(a)の突極の肉厚部の側面図
【図3】本発明の実施の形態1のDCモータの誘起電圧
の回転数依存性比較図
【図4】本発明の実施の形態1におけるDCモータをシ
ールレスポンプの駆動源とした場合の構成図
【図5】本発明の実施の形態2におけるDCモータのマ
グネットロータと対向する側からみた時のモータ用コア
の展開図
【図6】(a)従来の第1のDCモータの構成図 (b)(a)のDCモータの断面図
【図7】(a)従来の第2のDCモータの構成図 (b)(a)のDCモータの断面図
【図8】(a)従来の第3のDCモータの構成図 (b)(a)のDCモータの断面図
【符号の説明】
1,101 コア 2,102 突極 3,103 ティース 4,104 巻線 5,105 マグネットロータ 6,106 磁極の切れ目 7 肉厚部 8 側面形状 9,10 誘起電圧 11,111 分離板 12,112 固定軸 13,113 すべり軸受け 14 肉厚部 15 縮小部 16 中心位置 17 正弦波状の輪郭線 107 テーパ形状部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 相園 譲光 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 5H002 AA01 AA04 AB01 AE07 5H019 AA01 AA03 AA06 AA08 CC04 DD01 EE01 EE14 5H621 AA01 GA01 GA04 GA12 HH01 JK04

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のマグネットを備えたマグネットロー
    タと、 前記マグネットの内周側に設けられ、該マグネットに対
    向する複数の突極を有するとともにティースが巻線され
    たコアを備えたDCモータであって、 前記突極には、前記マグネットに面した端部に前記マグ
    ネットの周方向長さ以下の長さの肉厚部が形成され、 前記突極と前記マグネットとのギャップが均一に形成さ
    れるとともに、前記肉厚部の高さがマグネットロータの
    回転方向に徐々に高くなっていることを特徴とするDC
    モータ。
  2. 【請求項2】前記肉厚部が、前記突極の中心位置より前
    記回転方向に進んだ位置まで高さが高くなり、該位置を
    最大高さとしてそれ以降高さが低くなる輪郭を備えたこ
    とを特徴とする請求項1記載のDCモータ。
  3. 【請求項3】前記肉厚部の輪郭が正弦波状の形状を備え
    たことを特徴とする請求項2記載のDCモータ。
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