JP2003102097A - 音処理装置 - Google Patents
音処理装置Info
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- JP2003102097A JP2003102097A JP2001291824A JP2001291824A JP2003102097A JP 2003102097 A JP2003102097 A JP 2003102097A JP 2001291824 A JP2001291824 A JP 2001291824A JP 2001291824 A JP2001291824 A JP 2001291824A JP 2003102097 A JP2003102097 A JP 2003102097A
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Abstract
ける小型化・軽量化や量産性の向上などを図るととも
に、音処理装置の低廉化や特性の均一化と同時に信頼性
の向上を図ることを目的とする。 【解決手段】 取得した音声などの音情報を記録部25
に録音する記録処理を行う音声記録装置に、音圧により
振動する振動板12と、該振動板12に対面する背面板
14と、振動板12と背面板14を接着して振動板12
の振動空間Sを確保する粉体酸化ケイ素が主成分の接着
支持部13とを半導体製造技術により積層構造に作製さ
れたチップマイクロホン10を搭載する。
Description
し、詳しくは、音情報の入力部を小型化などすることが
できるものに関する。
の音処理装置も他の電子機器と同様に小型化・軽量化が
進められている。このような小型の音処理装置に用いら
れているマイクロホンは、コンデンサ型が主流であり、
振動板と背面板の2枚の極板で形成されている。
どの性能に優れて、小型化に適しており、例えば、振動
板と背面板との間にスペーサー(支持部)を介装すると
ともに、ケースに内装することによりモジュール化する
などして回路基板に実装し音処理装置に搭載されてい
る。
うな従来のマイクロホンにあっては、複数種の部品を組
み立てて作製するため、次のような問題があった。
化するのにも限界があることから、携帯電話機等の小型
の電子機器に搭載されている半導体部品などの他のモジ
ュールに比べて、厚さや占有面積も大きくなってしま
い、回路基板の実装密度を高めることの妨げになってい
る。
脂材料からなる部品を採用した場合には、実装工程にお
ける半田付けなどの複数回の熱処理(200℃以上)に
よる熱衝撃で変形が生じてしまう恐れがあり、バンプ/
リフローなどのように高温処理を伴う実装工程により一
括処理することができず、効率化を図ることができな
い。さらに、無鉛半田を用いた実装工程ではさらに高温
の240〜260℃の熱処理に対する耐性が必要にな
る。
ために、音入力部における小型化・軽量化や量産性の向
上などを図るとともに、音処理装置の低廉化や特性の均
一化と同時に信頼性の向上を図ることを目的とする。
には、半導体製造技術などのマイクロマシン加工技術を
利用して作製可能な構造のマイクロホンを採用すること
により、音入力部の小型・軽量化を図るとともに、半導
体製造プロセスによるLSIなどのように、組立工程が
不要で、量産が可能な音入力部を実現して、音処理装置
の小型化と併せて、組み立ての効率化や特性の均一化を
実現し、信頼性を向上させる。
む音波の音情報(可聴領域および該領域外の音情報)な
どを処理するものを意味し、例えば、携帯電話機などの
ように音情報の伝送処理をする装置、カセットテープや
メモリチップなどの媒体に音情報の記録処理をする装
置、パーソナルコンピュータなどのように音声などの認
識処理をする装置、補聴器や拡声器などのように音声な
どの音情報の増幅処理をする装置、マイクロホンなどを
備えて自身で生成する音響効果や音場効果にフィードバ
ックを掛けるための処理をする装置、あるいは、マイク
ロホンなどを備えて特定範囲内での音響効果や音場効果
の測定処理をする装置などが挙げられる。
は、マイクロホンにより音情報を取得して、該音情報を
処理する音処理装置であって、前記マイクロホンは、音
圧により振動する振動板と、該振動板に対面する背面板
と、振動板と背面板を接着して間隙を確保する接着層と
を備えるチップマイクロホンにより構成し、前記接着層
は、粉体酸化ケイ素を主成分として、振動板と背面板を
積層構造に接着することを特徴とするものである。
よび背面板を接着層で接着する積層構造に形成されてチ
ップ化されるので、マイクロマシン加工技術を利用して
小型のマイクロホンを高精度に作製することができる。
また、このチップマイクロホンは、接着層を粉体酸化ケ
イ素を主成分として形成しているので、振動板とする基
板または背面板とする基板の接着面にこの接着層を堆積
するなどして、2枚の基板を合わせて熱処理することに
より、基板を面内一様に容易に接着させることができ、
また、これら基板間には所望の厚さの絶縁層の形成を同
時に実現することができる。このとき、接着層は粉体で
あるため、酸化物の充填を完全にして酸化膜の欠陥を
なくすことができ、接着面の平坦性、清浄度の高度な
工程管理を必要とせずに接着させることが可能となり、
さらに、基板の厚さ、絶縁層の厚さ等の設計の自由度
を直接接合または従来のSOI(シリコン オン インシ
ュレータ)技術に比べてはるかに大きくすることができ
る、という利点を持つ。
着する積層構造に形成するだけであるので、振動板や背
面板として直接機能する部位以外で対向する電極間に
は、互いの間隔を離隔させる段差を持つ構造とすること
ができ、このような構造を採用することにより、その電
極間により生じる寄生容量を低減して感度を向上させる
ことができる。
1の発明の特定事項に加え、前記チップマイクロホンを
半導体製造技術で作製したことを特徴とするものであ
る。
クロマシン加工技術の半導体製造技術を利用して作製す
るので、チップマイクロホンをより小型に、かつ高精度
に作製することができ、例えば、振動板や背面板とする
基板にシリコン系材料を用いる場合には、このチップマ
イクロホンにはシリコン系材料による高耐熱性を利用し
て高温熱処理を施すことができ、後述するマイクロホン
モジュール作製時や回路基板実装時のリフロー等の複数
回に及ぶ熱衝撃に対する耐性を向上させることができ
る。したがって、複数の部品を組み立てる工程によらず
に、LSIチップのように厚さ1mm以下に薄く、か
つ、実装面積も小さなチップマイクロホンを作製するこ
とができるとともに、バンプ/リフローなどを使って回
路基板に−括実装するなど高温処理を伴う実装工程を採
用して効率化を図ることができる。また、音情報の入力
部により使用可能な温度範囲が狭められてしまうことを
なくすことができる。なお、チップマイクロホンの耐熱
性は、一般に使われているアルミニウムを電極に用いた
場合でも300℃以上であり、この程度の耐熱性を有す
ることにより無鉛半田を用いた高温の実装工程も適用す
ることができる。また、この電極材料はシリコンなどの
基板材料と良好なオーミック接触を持つ材料であればよ
いことはいうまでもない。
1または2の発明の特定事項に加え、前記接着層を1μ
m〜20μmの厚さに形成したことを特徴とするもので
ある。
着層により接着することができ、小型のチップマイクロ
ホンにすることができる。この接着層の厚さは、2μm
〜5μmにするのがより好ましく、この厚さにすること
により、例えば、シリコン系材料を用いた半導体製造技
術により小型のチップマイクロホンを高精度に作製して
均一な特性にすることができる。
1から3のいずれかの発明の特定事項に加え、前記接着
層は、ホウ素、インジウムなどの元素の周期表における
IIIB族の元素、または、リン、ヒ素、アンチモンな
どの元素の周期表におけるVB族の元素のいずれか一つ
あるいは二つ以上を高濃度に含むことを特徴とするもの
である。
する接着層にホウ素などのIIIB族の元素やリンなど
のVB族の元素を含ませることにより、接着時の絶縁層
の流動性を増すことができ、振動板とする基板と、背面
板とする基板との接着の一様性を向上させることができ
る。
1から4のいずれかの発明の特定事項に加え、前記チッ
プマイクロホンをそのまま、あるいは該チップマイクロ
ホンをパッケージングしたモジュールとして、回路基板
に実装したことを特徴とするものである。
まま、あるいはモジュール化して、回路基板に実装する
ので、高密度な回路構成とすることができる。
1から5のいずれかの発明の特定事項に加え、前記チッ
プマイクロホンをコンデンサとするLC回路と、該チッ
プマイクロホンのコンデンサ容量の変化をLC回路の発
信周波数の変化として読み出す出力手段とを備えたこと
を特徴とするものである。
板の振動を、通常のマイクロホンのようにバイアス電圧
を印加することなく、LC回路における微弱電圧を印加
するだけでコンデンサの容量変化として読み取ることが
でき、また、このチップマイクロホンを含むLC回路は
同一基板に形成することができる。したがって、接着層
を1μm〜20μmの厚さなどに薄く形成しても印加電
圧により振動板と背面板が貼り付いてしまうことをなく
すことができ、チップマイクロホンや装置全体をも、よ
り小型にすることができる。
容量の変化に応答する搬送波をFM変調して送信する機
能を備えることにより、音入力部との接続をワイヤレス
化することができる。
1から6のいずれかの発明の特定事項に加え、前記チッ
プマイクロホンをアレイ配置したアレイマイクと、該ア
レイマイク内の複数のチップマイクロホンの出力を同期
加算する同期加算回路とを備えたことを特徴とするもの
である。また、上記課題を解決する第8の発明として、
前記アレイマイクは、チップマイクロホンを一方向にア
レイ配置するとともに、該アレイ配置が並列するように
さらにアレイ配列してもよい。
イクロホンの出力を同相とみなして同期加算回路により
雑音を低減することができる。したがって、小型で雑音
の少ない音入力部を構成することができ、また、半導体
製造技術により一体形成することにより、チップマイク
ロホン毎や装置毎の特性が均一な音声入力部を高精度か
つ小型に作製することができる。
7または8の発明の特定事項に加え、前記アレイマイク
および同期加算回路を複数備えるとともに、該アレイマ
イク毎の該同期加算回路からの出力を処理して当該複数
のアレイマイクに指向性を持たせる指向性制御回路を設
けたことを特徴とするものである。
指向性を持たせて音情報を取得することができる。した
がって、例えば、撮像機能を有する携帯電話機などで
は、離隔する位置からの音声入力を実現することができ
る。また、半導体製造技術により一体形成することによ
り、チップマイクロホン毎や装置毎の特性が均一な音声
入力部を高精度かつ小型に作成することができる。
明する。図1〜図3は本発明に係る音処理装置の第1実
施形態を適用した音声記録装置の一例を示す図である。
置)は、チップマイクロホン10で取得した人の音声な
どの音情報を増幅器21により増幅した後に、その音情
報を録音する記録処理を記録部25により行うようにな
っており、このチップマイクロホン10および増幅器2
1がICチップ20として後述する半導体製造技術(マ
イクロマシン加工技術)で一体形成(製作)されること
により小型化されているとともに、そのICチップ20
を記録部25に直接接続して装置全体としてもコンパク
トになるように構築されている。
うに、基台11の中央部に音圧により振動する振動板1
2を形成するとともに、その振動空間(空隙層)Sを確
保するように振動板12の周囲で接着支持部(接着絶縁
層)13が背面板14を支持して振動板12に対面さ
せ、これら振動板12と背面板14とに対向電極を形成
することにより、コンデンサ型マイクロホンとして機能
するように構築されており、このチップマイクロホン1
0は、振動板12と背面板14との間に接着支持部13
を介装した積層構造に構成することにより、増幅器21
と共に半導体製造技術によって作製することができるよ
うに設計されている。なお、図中の14aは、振動板1
2の振動を妨げないようにするために背面板14の表裏
を連通させるように形成された複数の貫通孔である。
マイクロホン10に入力された音情報に応じて振動板1
2が振動することにより背面板14との間の対向電極間
に生じる容量の変化をアナログ信号のまま電極端子1
5、16で取り出して増幅器21により増幅した後に出
力するようになっている。
14を覆うようにキャップを取り付けて、そのキャップ
中央に気体の流通孔を形成することにより、キャップの
容積にマイクロホンの音響特性を調整する役割を持たせ
ることができ、そのキャップは、電磁波のシールドに用
いることもでき、また、キャップ中央の気体流通孔によ
りマイクロホンの指向特性を制御するようにすることも
できる。
造技術による作製手順(方法)を図3を用いて説明す
る。なお、増幅器21は、一般的な半導体プロセスによ
り作製すればよいので、ここでの説明は割愛する。
一般的な半導体用基板であるシリコン基板を振動板基板
112および背面板基板114として準備して、その振
動板基板112の背面板基板114に接合(接着)する
面にはCVD技術等により粉体酸化ケイ素を主成分とし
てホウ素またはリンなどを高濃度に含む接着層113を
所望の厚さ、例えば、10μmに堆積する。なお、マイ
クロホンの小型化のために、接着層113は製作面とバ
イアス電圧の点で1μm〜20μmが適している。さら
に、感度と周波数特性の点から接着層113は2μm〜
5μmがより好適であり、振動板12と背面板14が貼
り付かないように印加電圧に応じて設定できる。また、
この接着層113は、背面板基板114側に形成するよ
うにしてもよいことは言うまでもない。
基板112と背面板基板114を合わせて熱処理を行う
ことにより、堆積させた接着層113を介して基板11
2、114間の接着を行った後に、背面板基板114を
研磨して背面板としたときの所望の厚さに形成し、この
後には、これら基板112、114の両面に酸化膜を熱
処理等で成長させて、その酸化膜をホトリソグラフィー
技術で加工することによりエッチングマスク117を形
成する。
ッチングマスク117を用いて基板112、114をア
ルカリエッチング液を用いたウェットエッチング、また
は、例えば、XeF2ガスを用いたドライエッチングな
どで処理することにより、振動板12を形成された基台
11と背面板14を形成する。このとき、背面板14
は、振動板12の振動によって振動空間Sに生じる空気
の圧力を逃がすための貫通孔14aを接着支持部13に
対応する部位以外に複数形成して網目構造にしている。
14をエッチングマスクにして、この背面板14の網目
構造から接着層113をフッ化水素酸でエッチングする
ことにより、振動板12および背面板14の周辺部の接
着支持部13に相当する部分を残して接着層113を除
去して振動空間Sを形成し、この後に背面板14側から
例えば、アルミニウムの金属膜を蒸着して電極端子1
5、16を形成し、一体構造のチップマイクロホン10
を作製する。
素を主成分としているので、酸化物の充填を完全にして
酸化膜に欠陥が生じることをなくすことができ、このた
め、この基板112、114の平坦性を厳密に管理しな
くても面内一様の接着を短時間で行うことができ、さら
に接着面の極端に高度な清浄度の管理も必要とせずに厚
い基板112、114間の接着を同時に、かつ容易に行
うことができる。したがって、基板112、114を直
接接合する場合よりも、基板112、114の厚さ、不
純物の濃度分布、接着層113自体の層厚さ等を自由に
設定することができる。また、この接着層113は、ホ
ウ素またはリンなどを高濃度に含むので、接着時の流動
性を増すことができ、基板112、114の接着時の一
様性を向上させることができる。
ロホン10の電極端子15、16と増幅器21の入力端
子とをワイヤボンディングなどの方法により接続して、
その増幅器21の出力端子と記録部25とを接続するこ
とにより、音声記録装置の音声入力部として機能する。
マイクロホン10は、振動板12および背面板14との
間に介装して積層構造にする接着支持部13を、粉体酸
化ケイ素を主成分にするとともにホウ素またはリンなど
を高濃度に含ませて1μm〜20μmという薄さにする
ように、組立工程を必要としない半導体製造技術により
作製することによって、安価かつ容易に高精度なチップ
部品とすることができ、均一な特性を有する小型のマイ
クロホンを安価に量産することができる。
増幅器21と共にICチップ20として一体形成するの
で、品質の安定性が高く、小型・軽量化をより効果的に
実現することができる。
リコン系材料を用いて作製していることから高耐熱性を
有して、使用温度により利用範囲を限定されてしまうこ
とを少なくすることができる。
支持部13、背面板14などを同じシリコン系材料を用
いて作製しているが、シリコン系材料に限るものではな
いことは言うまでもない。
は、例えば、図4に示すようにチップマイクロホンを構
築してもよい。本実施形態のチップマイクロホン10
は、平坦な基板112、114同士を接着して作製して
いるので、振動板12と背面板14として機能する部位
の周囲にも形成される対向電極により生じる寄生容量
が、有効容量と同程度となってしまい、音圧による容量
変化を検出する際の感度低下の原因となる。このことか
ら、単に該当する部位の面積を小さくして感度を低下さ
せてしまう(マイクロホンの感度は、該当する部位の面
積に比例するため)のではなく、図4に示すように、振
動板12として直接機能する部位を上昇させる段差11
aを基台11に形成して、接着支持部13の周囲にも厚
めの接着支持部17を形成することにより、対向する電
極間の間隔を離隔させて寄生容量を低減し感度を向上さ
せることができる。
ては、図5に示すように、基台11側の段差11aに加
えて、背面板14側にも振動板12に対面する部位の周
囲を上昇させる段差14bを形成するとともに、接着支
持部13の周囲にも厚めの接着支持部19を形成するこ
とにより、対向する電極間の間隔をより離隔させて寄生
容量をさらに低減し感度を向上させることができる。
2実施形態を適用した音声記録再生装置の一例を示す図
である。なお、本実施形態では、上述実施形態と略同様
に構成されているので、同様な構成には同一の符号を付
して特徴部分を説明する(以下で説明する他の実施形態
においても同様)。
装置)は、ICチップ20のチップマイクロホン10で
取得して増幅器21により増幅した音情報をデジタル録
音して再生する記録再生処理を行うようになっており、
このICチップ20は、増幅器21から出力されるアナ
ログ信号をデジタル信号に変換するA/D変換器31
と、A/D変換器31でA/D変換されたデジタル信号
を符号化することにより音情報を圧縮する符号器32
と、例えば、メモリスティックやMOなどの光磁気ディ
スク等の記録媒体に符号器32で符号化された音情報を
記録(録音)する記録部33と、記録部33に記録され
た圧縮音情報を読み出して復号化する復号器34と、復
号器34で復号化されたデジタル信号の音情報をアナロ
グ信号に変換するD/A変換器35と、D/A変換器3
5でD/A変換されたアナログ信号を増幅する増幅器3
6と、増幅器36を介して送られてきた音情報を音声出
力して再生するスピーカー37と共に、一枚の回路基板
30上に実装(オンチップ)されている。なお、このI
Cチップ20は、上記キャップを取り付けるなどしてパ
ッケージングしたモジュールとして回路基板30上に実
装してもよいことは言うまでもない。
るのではなく、一枚の回路基板30上に実装することが
でき、ケースに収めるだけで音声記録再生装置を組み立
てることができる。この回路基板30への実装工程で
は、ICチップ20は、シリコン系材料により作製され
ているので、高耐熱性を利用して高温熱処理を施すこと
ができ、高温処理を伴うバンプ/リフローなどを採用し
て回路基板30に−括実装することができる。なお、I
Cチップ20は、チップマイクロホン10にアルミニウ
ムの電極を形成しているので、無鉛半田を用いた高温の
実装工程にも適用することができる。
施形態による作用効果に加えて、ICチップ20を他の
部品31〜37と共に回路基板30に実装するので、例
えば、CSP(チップサイズパッケージング)等として
高密度実装を行うことができ、バンプ/リフローなどを
使って−括実装するなど回路基板30の組立工程の効率
化を実現することができる。したがって、音声記録再生
装置の小型化、低コスト化、高信頼性化に貢献すること
ができる。
7に示すように、上述第1実施形態のように、部品31
〜37を実装する回路基板30aにICチップ20を信
号線により個別に接続するようにしてもよいことは言う
までもなく、図8に示すように、ICチップ20とA/
D変換器31を回路基板30bに実装して音情報の出力
のS/N比が低下しないようにしたり、図9に示すよう
に、ICチップ20、A/D変換器31および符号器3
2を回路基板30cに実装して記録部33の前段をユニ
ット化して組み立てを容易化するようにすることもでき
る。これらの形態は、装置の外形・機能や各種工程など
の事情に応じて設計すればよい。
音処理装置の第3実施形態を適用した音声取得装置の一
例を示す図である。
置(音処理装置)は、基台11に形成された振動板12
と、貫通孔14aを複数形成された背面板14との間に
接着支持部13を介装することにより、コンデンサ型マ
イクロホンとして機能するように構築されたチップマイ
クロホン40を備えている。
平坦な振動板12と背面板14により構成されるコンデ
ンサであることから、音波による音圧変化で生じる振動
板12の変位をコンデンサの容量変化として感度よく検
出するには、バイアス電圧を大きくする、振動板1
2と背面板14との間の間隔を小さくする、振動板1
2と背面板14の電極面積を大きくする、振動板12
の材質を柔らかいものにする(振動板12のスチフネス
を小さくする)などの方策があるが、このチップマイク
ロホン40においては、振動板12と背面板14とが静
電引力で貼り付かないようにする必要がある。この振動
板12と背面板14の両極を貼り付かずに機能させるた
めの指標としては、「指向性コンデンサ・マイクロホン
の小型化の設計」(溝口章夫 日本音響学会誌 31巻
10号、p593〜601(1975))に、次式
(1)により求められる安定度μが定義されており、通
常μ=7程度になるように設計される。
感度を向上させるための方策〜は安定度の向上と相
反するものであり、このチップマイクロホン40におい
ては、振動板12と背面板14との間隔が数μmと極め
て小さいために高感度化には限界がある。
発信回路の発信/変調回路41のコンデンサ容量の一部
または全部として、直接信号線を介して(上述第1実施
形態のように増幅器を介することなく)、チップマイク
ロホン40を接続することにより、振動板12と背面板
14との間の対向電極間によるコンデンサ容量が音声な
どの音情報に応じて変化するのを、LC回路の発信周波
数の変化として取得し、その発信/変調回路41の出力
端子に接続した外部装置に出力することができるように
なっている。
ンデンサによって発振周波数が決定される発振回路であ
り、コンデンサ容量の変化を発振周波数の変化として検
出することができ、この方式によれば、チップマイクロ
ホン40のコンデンサ部にバイアス電圧を印加する必要
がないため、高感度化の方策を選ぶ自由度を増すことが
できる。この場合、チップマイクロホン40のコンデン
サ部には、発信/変調回路41の発信回路が動作するの
に必要な微弱な電圧だけが印加されることになり、通常
のマイクロホンのバイアス電圧に比べて非常に低い電圧
で済むため、上記の式(1)の安定度μを大きく取るこ
とが可能になり、振動板12と背面板14とが貼り付く
という問題を生じ難くすることできる。
周波数fは、次式(2)で定まる。
式(3)のように示されることから、感度を向上させる
ために周波数変位Δfを大きくする方法としては、前述
の方策〜が有効であることが判る。
用的な感度を得るために数Vのバイアス電圧Vbを必要
とするのに対して、チップマイクロホン40では、1〜
2Vで動作する発振回路にすることができ、上記の式
(1)から、従来のマイクロホンと比べて安定度μを数
倍から数百倍にすることができ、これにより、高感度化
の方策を選ぶ自由度も大きく増すことができる。
イクロホン40の振動板12が音圧の変化に応答して背
面板14に対して振動しそのコンデンサ容量が変化する
ことによって、LC発振回路としての発振周波数fが変
化する。この発振周波数fは上記の式(2)によって決
定される。
/変調回路(LC回路)41は、別個の部品として接続
組み立てしてもよく、また、同一の回路基板に搭載して
もよく、さらに、半導体製造技術により同一の半導体基
板上に作製してもよい。
施形態による作用効果に加えて、チップマイクロホン4
0の振動板12の振動を、通常のマイクロホンのように
バイアス電圧Vbを印加するのではなく、発信/変調回
路41がLC回路における微弱電圧を印加するだけで、
チップマイクロホン40のコンデンサ容量の変化によ
り、音圧変化である音情報を読み取ることができる。
着支持部13を、例えば、2μm〜5μmなどと薄く形
成しても、印加する電圧により振動板12と背面板14
が貼り付いてしまう恐れをなくすことができ、チップマ
イクロホン40を備える音声入力部や装置全体をより小
型化することができる。
第4実施形態を適用した音声伝送装置の一例を示す図で
ある。
置)は、チップマイクロホン40が発信/変調回路41
に接続されていると共に、その発信/変調回路(LC回
路)41には、外部装置が無線受信可能に電波を空中に
送出するアンテナ52が出力端子に代えて取り付けられ
ている。
ロホン40のコンデンサ容量の変化を発振周波数の変化
として検出するので、その発信周波数の変化を搬送周波
数のFM変調とみなして、アンテナ52を介して電波と
して送出することにより無線送信することができ、それ
を受信する外部装置側で復調して音情報とすることがで
きる。したがって、この音声伝送装置は、ワイヤレスマ
イクとして使用することができる。
ホン40および発信/変調回路41と別個の部品として
接続組み立てしたり、同一の回路基板に搭載してもよい
が、コイルアンテナとして、チップマイクロホン40お
よび発信/変調回路41と共に半導体製造技術により同
一の半導体基板上に作製するのがコンパクトに構成する
ことができて好適である。
施形態による作用効果に加えて、チップマイクロホン4
0から入力された音情報を外部装置で無線受信可能に空
中に送信することができ、コンパクトなワイヤレスマイ
クとして使用することができる。
理装置の第5実施形態を適用した音声伝送装置の一例を
示す図である。
(音処理装置)は、複数のICチップ20をマトリック
ス状にアレイ配置したアレイマイク61を、さらに並列
したアレイマイクユニット60を備えており、個々のI
Cチップ20のチップマイクロホン10で取得して増幅
器21により増幅した音情報を処理して外部装置に無線
送信するように、例えば、携帯電話機100に搭載され
ている。
の映像を撮影するカメラ71と、このアレイマイクユニ
ット60により取得した音情報と共にカメラ71により
取得した画情報を不図示のアンテナを介して相手先携帯
電話機に無線送信する送信部72と、相手先携帯電話機
から送られてきた音情報や画情報を受信する受信部73
と、受信した音情報を再生して音声出力するスピーカ7
4と、受信した画情報を再生して表示出力する液晶表示
器75と共に、携帯電話機100のケース内に収められ
ている。なお、図13の各部品のレイアウトは、説明す
るために便宜的に図示するだけのものであり、装置の形
態に応じて設計されるものであることはいうまでもな
い。
マイク61毎に、n個のICチップ20のチップマイク
ロホン10で取得して増幅器21から出力する個々の音
情報を、同期加算することにより低雑音のマイクロホン
を構成するように、同期加算回路62を接続されてい
る。
が独立に取得(入力)されてしまうが、それぞれの雑音
の振幅特性が均一であるとすると、「2次元ディジタル
フィルタを用いた超指向性マイクロホン」(金森 他
日本音響学会 電気音響研究会資料 EA91−84
(1991))で説明されているように、n個のチップ
マイクロホン10について同一の重み付けで同期加算す
ることにより、次式(4)で算出される雑音低減効果N
rを得ることができる。 Nr=10・log(n)[dB] ・・・(4)
プマイクロホン10を備えている場合に、その16個の
チップマイクロホン10の音情報を同期加算することに
より、図16に示す上記式(4)の数値Nrの計算結果
からすると、約12dBという大きな雑音低減効果を得
られることが判る。
加算を行うには、それぞれのチップマイクロホン10か
らの出力が同相と見なせることが必要であり、そのため
には、収音する波長と比べて、アレイマイク61の大き
さが十分小さくなければならない。すなわち、このアレ
イマイク61は、一辺のサイズLが概ね波長の1/10
以下の場合に、それぞれのチップマイクロホン10が音
波により同相で駆動されていると見なすことができるこ
とから、同期加算により雑音を低減可能な帯域の上限周
波数fhと音速cを用いて、アレイマイク61のサイズ
Lには次式(5)の制約が課せられることになる。
10をマトリックス状にアレイ配置するには、上記の式
(5)において、音速cを340m/secとすると、
図17に示すように、サイズLとして許容される範囲
は、図中に斜線で示す曲線の下側の領域であり、雑音を
低減可能な帯域の上限周波数fhを8kHzとすると、
サイズLの上限は4mm角程度となり、チップマイクロ
ホン10の個々のサイズは大きくとも1mm程度とな
る。なお、このチップマイクロホン10は半導体製造技
術により作製するので、作製可能なサイズである。
は、複数のアレイマイク61を並列してさらにアレイ化
しているので、そのアレイマイク61を指向性制御回路
63に接続して、同期加算することにより雑音を低減し
た個々のアレイマイク61からの各出力(音情報)を入
力し、公知技術である指向性処理を行うことによって、
超指向性マイクロホンを構成するようになっている。な
お、この指向性処理(公知技術)は、上記でも引用する
「2次元ディジタルフィルタを用いた超指向性マイクロ
ホン」に詳しい。
トリックス状にチップマイクロホン10を配置したアレ
イマイク61の6組をさらにアレイ配置するとともに、
そのアレイマイク61のそれぞれには同期加算回路62
を隣接配置して接続し、その同期加算回路62からの出
力を指向性制御回路63に集約する接続回路構成を、半
導体制御技術を駆使したマイクロマシン加工技術を利用
して、一枚の基板64上に高精度に製作することがで
き、チップマイクロホン10などの特性を均一にして処
理することができる。なお、図14中の64はアレイマ
イクユニット60のカバーケースである。
60を搭載することにより、携帯電話機100は、図1
8に示すように、例えば、相手先携帯電話機のカメラ7
1で撮影する相手の顔を表示器75に画面表示して確認
しながら、アレイマイクユニット60から離隔する口よ
り発声される音声を、そのアレイマイクユニット60の
超指向性により取得入力して、相手先の携帯電話機に送
信することができ、特別なマイクロホンを装着する必要
のない、快適な会話を実現することができる。
手の顔でなくてもよく、放送やインターネットなどの手
段を通して取得した文字、図形、映像でもよく、また、
何も表示しない状態で用いることもできるので、カメラ
を備えていない相手との会話も行うことができることは
言うまでもない。
施形態による作用効果に加えて、アレイマイクユニット
60は、複数のチップマイクロホン10や増幅器21と
共に同期加算回路62および指向性制御回路63を、半
導体製造技術により高精度かつ小型に一体形成すること
ができ、個々の特性が均一なチップマイクロホン10に
より、また、同期加算回路62および指向性制御回路6
3を備えることにより優れた指向性マイクロホンを構成
することができる。また、このアレイマイクユニット6
0は、半導体製造技術により低コストに量産することも
できる。
ホンについて説明したが、このマイクロホンは指向性制
御回路63の処理特性を変えることで、超指向性から全
指向性まで指向性を自由自在に変えることができること
は言うまでもない。
を、振動板および背面板を接着層で接着する積層構造に
形成してチップ化するので、小型・軽量の音声入力部と
することができ、接着層は粉体酸化ケイ素を主成分とし
ているので、振動板と背面板とを欠陥のない所望の厚さ
の接着層により面内一様に接着させることができる。ま
た、半導体製造技術等のマイクロマシン加工技術を利用
することにより、使用温度範囲が広く、高精度で特性が
均一な、より小型・軽量のマイクロホンを効率よく作製
することができ、さらに、粉体酸化ケイ素を主成分とす
る接着層にIII族のホウ素やV族のリンなどの元素を
含ませることにより、振動板と背面板とをさらに一様に
接着することができる。そして、このようなチップマイ
クロホンをそのまま、あるいはモジュール化して回路基
板に実装することにより、マイクロホンを高密度に実装
した回路基板を音処理装置に搭載することができる。し
たがって、特性が優れて信頼性の高い小型の音処理装置
を安価に提供することができる。
とするLC回路を搭載することにより、微弱な電圧を印
加するだけで、チップマイクロホンの振動板の振動をそ
のコンデンサ容量の変化によるLC回路の発信周波数の
変化として出力することができ、薄い接着層とした小型
のチップマイクロホンとしたために、バイアス電圧の印
加により振動板と背面板が貼り付いてしまうことなく、
音情報を取得することができる。
の出力を同期加算して雑音を低減する、または、複数の
アレイマイク毎にアレイ配置したチップマイクロホンの
出力を同期加算して雑音を低減した後に、音情報の入力
に指向性を持たせる処理を行うようにすることにより、
小型で指向性を有する音入力部を構成することができ、
マイクロホンを口元近くまで持っていく必要のない音処
理装置を実現することができる。
図であり、その概略構成を示す概念ブロック図である。
その平面図、(b)はその一部断面側面図である。
図であり、その概略構成を示すブロック図である。
す図であり、その概略構成を示すブロック図である。
ある。
す図であり、その概略構成を示すブロック図である。
す図であり、その概略構成を示すブロック図である。
る。
る。
る。
Claims (9)
- 【請求項1】マイクロホンにより音情報を取得して、該
音情報を処理する音処理装置であって、 前記マイクロホンは、音圧により振動する振動板と、該
振動板に対面する背面板と、振動板と背面板を接着して
間隙を確保する接着層とを備えるチップマイクロホンに
より構成し、 前記接着層は、粉体酸化ケイ素を主成分として、振動板
と背面板を積層構造に接着することを特徴とする音処理
装置。 - 【請求項2】前記チップマイクロホンを半導体製造技術
で作製したことを特徴とする請求項1に記載の音処理装
置。 - 【請求項3】前記接着層を1μm〜20μmの厚さに形
成したことを特徴とする請求項1または2に記載の音処
理装置。 - 【請求項4】前記接着層は、ホウ素、インジウム、リ
ン、ヒ素、またはアンチモンのいずれか一つあるいは二
つ以上の元素を高濃度に含むことを特徴とする請求項1
から3のいずれかに記載の音処理装置。 - 【請求項5】前記チップマイクロホンをそのまま、ある
いは該チップマイクロホンをパッケージングしたモジュ
ールとして、回路基板に実装したことを特徴とする請求
項1から4のいずれかに記載の音処理装置。 - 【請求項6】前記チップマイクロホンをコンデンサとす
るLC回路と、該チップマイクロホンのコンデンサ容量
の変化をLC回路の発信周波数の変化として読み出す出
力手段とを備えたことを特徴とする請求項1から5のい
ずれかに記載の音処理装置。 - 【請求項7】前記チップマイクロホンをアレイ配置した
アレイマイクと、該アレイマイク内の複数のチップマイ
クロホンの出力を同期加算する同期加算回路とを備えた
ことを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の音
処理装置。 - 【請求項8】前記アレイマイクは、チップマイクロホン
を一方向にアレイ配置するとともに、該アレイ配置が並
列するようにさらにアレイ配列したことを特徴とする請
求項7に記載の音処理装置。 - 【請求項9】前記アレイマイクおよび同期加算回路を複
数備えるとともに、該アレイマイク毎の該同期加算回路
からの出力を処理して当該複数のアレイマイクに指向性
を持たせる指向性制御回路を設けたことを特徴とする請
求項7または8に記載の音処理装置。
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