JP2003101905A - 映像表示装置 - Google Patents

映像表示装置

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JP2003101905A
JP2003101905A JP2001292233A JP2001292233A JP2003101905A JP 2003101905 A JP2003101905 A JP 2003101905A JP 2001292233 A JP2001292233 A JP 2001292233A JP 2001292233 A JP2001292233 A JP 2001292233A JP 2003101905 A JP2003101905 A JP 2003101905A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】偏芯自由曲面プリズムの組付けを容易化し、部
品点数の削減及び製品の小型化を実現する。 【解決手段】偏芯自由曲面プリズム6の、映像表示素子
4に対峙する第1の光学面6aの両側に形成される外形
稜線L3を略直線状に形成し、外形稜線Lの両端に形成
されている頂点P1,P2を、筐体3の前ケース3bに
形成されている前側頂点保持部材12aと、後ケース3
aに形成されている後側頂点保持部材15aとで挟持し
て位置決め、或いは保持する。偏芯自由曲面プリズム6
の外形稜線L3及びその頂点P1,P2を利用して、偏
芯自由曲面プリズム6を筐体3に固定するようにしてた
ので、位置決め部を設ける必要が無くなり、形状の簡素
化を実現できると共に、多様な組付けが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、偏芯自由曲面プリ
ズムをその稜線或いは頂点を基準に位置決め或いは保持
するようにした映像表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般にプリズム等の光学素子を用いた光
学機器として良好な光学性能を得るには光学素子を筐体
内や他の光学素子等に、高精度で正確に位置決めした状
態で固定する必要がある。
【0003】この光学素子の代表として偏芯自由曲面プ
リズムがある。この偏芯自由曲面ブリズムは、映像表示
装置に表示された画像を拡大して観察者の眼球へ導くも
ので、ヘッドマウントディスプレイ(HMD)等に多く採
用されている。この偏芯自由曲面プリズムは基準となる
平面が少ないため、その固定方法に関しては従来から種
々のものが提案されている。
【0004】例えば特開平9−73005号公報には、
光学的に影響のない両側面に位置決め部を突設し、この
位置決め部を基準として、偏芯自由曲面部リズムを他の
部材或いは筐体内に固定する技術が開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、偏芯自由曲面
プリズムに位置決め部を突設すると、偏芯自由曲面プリ
ズム本来の光学性能以外に、この偏芯自由曲面プリズム
を取り付けるための位置決め精度が要求されるため、1
つの製品で多くの寸法精度が要求されてしまい、製造が
煩雑化するばかりでなく、製品コストの高騰を招いてし
まう。
【0006】又、最近では、装置自体の軽量化や低廉化
を実現するために、プラスチック製の偏芯自由曲面プリ
ズムが多く採用されているが、このような偏芯自由曲面
プリズムに一体形成されている位置決め部を他の部材に
対し、ねじ等を介して固定する場合、締付け過ぎると、
偏芯自由曲面プリズムに必要以上の応力が加えられてし
まい、光学特性が著しく損なわれてしまう不都合があ
り、組付けに際しても細心の注意が必要となり、製造組
み立てが煩雑化し、生産性を向上させる上での障害とな
る。
【0007】更に、偏芯自由曲面プリズムに位置決め部
を形成すると、この位置決め部を支持する受け部を他の
部材、或いは筐体に形成する必要があり、製品全体が大
型化してしまい、小型化を実現する上で支障を来してし
まう不具合がある。
【0008】本発明は、上記事情に鑑み、偏芯自由曲面
プリズムに対して寸法精度の要求する部位を減少させ
て、製品の低コスト化を実現すると共に、光学的特性に
影響を及ぼすことなく比較的容易に組み立てることが出
来て生産性の向上を図ることができるばかりでなく、製
品の小型化を実現することの可能な映像表示装置を提供
することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明による映像表示装置は、映像を表示するための映
像表示素子と、映像を拡大して観察者に映像を導くため
の少なくとも1つの偏芯自由曲面プリズムと、上記映像
表示素子と上記偏芯自由曲面プリズムとを保持する保持
部材と、上記映像表示素子と上記偏芯自由曲面プリズム
とを囲む外装部材とを有し、上記偏芯自由曲面プリズム
は、該偏芯自由曲面プリズムの少なくとも1つの稜線或
いは頂点を用いて、他の偏芯自由曲面プリズムと上記保
持部材と上記外装部材との少なくとも1つに位置決め或
いは保持されることを特徴とする。
【0010】この場合、好ましくは、1)上記位置決め
は上記映像表示素子の映像表示面に対峙する面の周囲に
設けられている稜線或いは頂点で行なわれることを特徴
とする。
【0011】2)上記自由曲面ブリズムの位置決めは、
該偏芯自由曲面プリズムを形成する際の金型の型割り方
向と略平行或いは略直角に形成される稜線を用いて行な
われることを特徴とする。
【0012】3)上記偏芯自由曲面プリズムは、射出面
の周囲の稜線で上記外装部材と位置決め或いは保持され
ることを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の一
実施の形態を説明する。図1〜図6に本発明の第1実施
の形態を示す。ここで、図1は映像表示装置の断面正面
図、図2は図1のII-II断面図、図3は図1のIII-III断
面図、図4は偏芯自由曲面プリズムの平面図、側面図、
背面図、図5は偏芯自由曲面プリズムを用いた拡大画像
を観察する際の説明図、図6は他の態様による偏芯自由
曲面プリズムを用いた拡大画像を観察する際の説明図で
ある。
【0014】図1〜図3の符号1は映像表示装置であ
り、本実施の形態では携帯端末機2に併設されている。
尚、この携帯端末機2としては携帯電話機、モバイル機
器等があるが、本実施の形態では携帯端末機2の一例と
して携帯電話機を示しているため、以下においては、携
帯端末機2を携帯電話機2と読み替えて説明する。
【0015】携帯電話機2の底面に固設されている映像
表示装置1の外装部材としての筐体3内には、画像を表
示する映像表示素子4、映像表示素子4に表示された画
像を拡大する偏芯自由曲面プリズムとしての偏芯自由曲
面プリズム6等が内装されている。尚、映像表示素子4
は、液晶表示素子以外に、EL(Electronic Luminescen
t)素子、プラズマディスプレイ、LED(Light Emitti
ng Diode)アレイなどであっても良いが、本実施の形態
では、液晶表示素子を採用しているため、その背面に液
晶表示素子に表示された画像を十分な明るさで観察させ
るための照明素子5が配設されている。更に、筐体3の
前面に、映像表示素子4に表示され、偏芯自由曲面プリ
ズム6で拡大された画像を出射する観察窓7が設けられ
ている。
【0016】図4に示すように、偏芯自由曲面プリズム
6はプラスチック成型品であり、平面又は球面若しくは
非球面等の曲面より成る光入射面としての第1の光学面
6a、球面又はトーリック面より成る一部に全反射を利
用した反射及び屈折面として作用する第2の光学面6
b、半透過又は鏡面反射のアジマス角度によって曲率の
異なる回転非対称な非球面等、即ち1つの対称面に対し
てのみ面対称な面形状より成る第3の光学面6cの全体
として光学的作用をする3つの光学面6a〜6cと、光
学的作用(反射及び屈折作用)に寄与しない互いに対向
する平行な一対の側面6dとを有している。更に、各光
学面6a〜6c、及び側面6dとで外形稜線L1,L
1’,L2〜L4が形成されている。
【0017】そして、図5に示すように、偏芯自由曲面
プリズム6の第1の光学面6aから、映像表示素子4に
表示された画像に基づく光線が素子内部に導入される
と、第2の光学面6bで全反射された後、第3の光学面
6cで反射集光して、第2の光学面6bを透過して、観
察者の眼球Ueyに導光される。このとき、第2の光学
面6bと第3の光学面6cとの曲率により、映像表示素
子4に表示された画像を途中で結像させることなく、観
察者の前方に拡大された虚像を表示させる。
【0018】この場合、他の態様として、図6に示す偏
芯自由曲面プリズム6’のように、第1の光学面6aか
ら素子内部に導入された光線を第3の光学面6cへ導
き、この第3の光学面6cで一旦全反射させた後、第2
の光学面6bで全反射させ、更に、第3の光学面6cで
反射集光させた後、第2の光学面6bから観察者の眼球
Ueyに導光させるよう、すなわち、第3の光学面6c
で光線を2度全反射させるようにしても良い。
【0019】ところで、偏芯自由曲面プリズム6は基準
面となる平面が少なく、この偏芯自由曲面プリズム6
を、筐体3に所定に位置決めした状態で固定することが
困難であるが、本実施の形態では、偏芯自由曲面プリズ
ム6の外形稜線或いは頂点を基準として位置決め、或い
は保持することで、従来のような、偏芯自由曲面プリズ
ム6に突設する位置決め部を廃止し、高精度な位置決め
を可能にしている。
【0020】この場合、筐体3に対して偏芯自由曲面プ
リズム6の何れの外形稜線或いは頂点を位置決めするか
は、この偏芯自由曲面プリズム6を成形する金型の構造
に基づいて設定する。
【0021】すなわち、図4(b)に示すように、本実
施の形態で採用する偏芯自由曲面プリズム6は、矢印
A,B,Cの3つの方向に型割りされる金型を用いて形
成されている。この中で、矢印A,Bの型割り方向は、
第1の光学面6aと側面6dとで形成される外形稜線L
3に沿った方向に設定されており、又、第1の光学面6
aは、矢印A,Bに示す型割り方向に対して対称となる
ように設定されている。
【0022】第1の光学面6aの両側に形成される外形
稜線L3は略直線で且つ対称であるため、この両外形稜
線L3は互いに略平行で、又、頂点P1,P2は各々高
さ方向がほぼ一致している。従って、この外形稜線L
3、或いはその頂点P1.P2を筐体3に対する位置決
め部位として設定することで、筐体3に形成する保持部
材の精度が出し易くなり、偏芯自由曲面プリズム6を高
精度に位置決めすることが可能となる。
【0023】そのため、本実施の形態では、第1の光学
面6aの両側に形成されている外形稜線L3、及び、こ
の両外形稜線L3の各頂点P1,P2を基準として、偏
芯自由曲面プリズム6を筐体3に固設するようにしてい
る。
【0024】具体的には、図1〜図3に示すように、筐
体3が後ケース3aと前ケース3bとに分割されてお
り、後ケース3aには、偏芯自由曲面プリズム6の外形
稜線L3の頂点P1を位置決め、或いは保持する後側頂
点保持部材11が一体形成されている。一方、前ケース
3bには、偏芯自由曲面プリズム6の外形稜線L3の頂
点P2を位置決め、或いは保持する前側頂点保持部材1
2aが一体形成されている。
【0025】更に、この前ケース3bには、偏芯自由曲
面プリズム6の第2の光学面6bの両側で、この第2の
光学面6bと側面6dとが交差する外形稜線L2(図4
参照)を保持する前側稜線保持部材12bが前側頂点保
持部材12aに連続して形成されていると共に、偏芯自
由曲面プリズム6の第2の光学面6bと第3の光学面6
cとの収束する先端部を嵌合する凹部を有する先端側保
持部材13が一体形成されている。
【0026】このような構成では、筐体3の前ケース3
bに形成されている前側稜線保持部材12bと前側頂点
保持部材12aとに偏芯自由曲面プリズム6の第2の光
学面6bの両側に形成された外形稜線L2と、第1の光
学面6aの両側に形成された外形稜線L3の両端部に形
成されている頂点P2を装着すると共に、先端側保持部
材13に形成されている凹部に、第2の光学面6bと第
3の光学面6cとの収束する先端部を係合させる。尚、
このとき接着剤などを用いて偏芯自由曲面プリズム6を
各保持部材12a,12b.13に仮止めするようにし
ても良い。
【0027】その後、前ケース3bとケース3aとを嵌
着させると、偏芯自由曲面プリズム6の外形稜線L3の
他端に形成されている頂点P1が、後ケース3aに一体
形成されている後側頂点保持部材11に嵌着されて位置
決め、或いは保持される。
【0028】その結果、後側頂点保持部材11と前側頂
点保持部材12aとで、偏芯自由曲面プリズム6の第1
の光学面6aが位置決めされ、更に、外形稜線L2が前
側頂点保持部材12bに押し付けられて固定される。
【0029】このように、本実施の形態によれば、偏芯
自由曲面プリズム6の高精度に加工された第1の光学面
6aの外形稜線L3を筐体3に対する位置決め部とし、
しかも、この外形稜線L3を金型の型割り方向へ沿って
略直線状に形成すると共に左右対称形状としたので、こ
の両外形稜線L3の各頂点P1,P2の高さ方向が一致
されるため、この両頂点P1,P2を位置決め、或いは
保持する後側頂点保持部材11と前側頂点保持部材12
aとを高い寸法精度で形成することが可能となり、従っ
て、偏芯自由曲面プリズム6を筐体3に対し高精度に位
置決めさせることができる。
【0030】又、偏芯自由曲面プリズム6の第1の光学
面6aの両側に形成されている外形稜線L3の頂点P
1,P2を、筐体3の各頂点保持部材11,12aで位
置決め、或いは保持すると共に、先端を先端側保持部材
13で保持するようにしたので、前ケース3bを後ケー
ス3aに装着することで、偏芯自由曲面プリズム6が筐
体3内で位置決めされるようになるため、組み立てが容
易となり、組立て工数を削減することが出来る。
【0031】更に、偏芯自由曲面プリズム6に従来のよ
うな位置決め部を突設する必要が無いため、偏芯自由曲
面プリズム6の製造を簡略化することができると共に軽
量化が実現できる。
【0032】更に、組立てにおいては、ねじ等を用いて
偏芯自由曲面プリズム6を固設する必要がないため、こ
の偏芯自由曲面プリズム6に必要以上の応力が加えられ
てしまうことが無く、光学特性が損なわれることがな
く、組立て品質が向上し、製品の信頼性が向上するばか
りか、ねじ等が不要となり、部品点数の削減が図れ、更
に装置全体の小型化、軽量化を実現することができる。
【0033】又、図7〜図9に本発明の第2実施の形態
を示す。ここで、図7は観察装置の前ケースを外した状
態の正面図、図8は図7のVIII−VIII断面図、図9は図
7のIX-IX断面図である。
【0034】本実施の形態では、後ケース3aの内面
に、第1実施の形態で示した偏芯自由曲面プリズム6
(図4参照)の第1の光学面6aの両側に形成した外形
稜線L3の頂点P1を受ける後側頂点保持部材11を一
体形成し、一方、前ケース3bの内面に、外形稜線L3
の他方の頂点P2を受ける前側保持部材14を一体形成
すると共に、両保持部材11,14を、後ケース3aと
前ケース3bとの接合面まで延出させたものである。
【0035】すなわち、組立てに際しては、後ケース3
aに形成されている後側頂点保持部材11と、前ケース
3bに形成されている前側保持部材14との一方に、偏
芯自由曲面プリズム6の頂点P1或いはP2を取付ける
と共に、両頂点P1,P2間を結ぶ外形稜線L3を当接
させ、接着剤などを用いて位置決め、或いは保持する。
【0036】次いで、両ケース3a,3bを閉じると、
両ケース3a,3bの内面に形成されている保持部材1
1,14間に、偏芯自由曲面プリズム6に設けられてい
る第1の光学面6aの4カ所の頂点P1.P2が挟持さ
れ、更に、外形稜線L3にて位置決め、或いは保持され
る。
【0037】このように、本実施の形態によれば、後ケ
ース3aと前ケース3bとを閉じるだけで、偏芯自由曲
面プリズム6の第1の光学面6aの4カ所の頂点P1.
P2が後ケース3aと前ケース3bとの内面に突設した
保持部材11,14に挟まれて固定されると共に、この
頂点P1.P2間を結ぶ外形稜線L3が保持部材11,
14の内面に当接して位置決め、或いは保持されるた
め、第1実施の形態に比し構造がより簡素化されると共
に、製造組み立てがより一層容易になる。
【0038】更に、偏芯自由曲面プリズム6の外形稜線
L3は、略直線状で且つ対称に形成されているため、筐
体3に形成された保持部材11,14に対して高精度に
位置決めさせることができる。
【0039】又、図10〜図12に本発明の第3実施の
形態を示す。ここで、図10は観察装置の図12のXIII
-XIII断面に相当する正面図、図11は図10のXI-XI断
面図、図12は図10のX-X断面図である。
【0040】本実施の形態では、偏芯自由曲面プリズム
6の外形稜線L2と頂点P2とを、前ケース3bに形成
した前側稜線保持部材12b、及びこの前側稜線保持部
材12bに連続する前側頂点保持部材12aで位置決
め、或いは保持した状態で、前ケース3bに固着するよ
うにしたものである。
【0041】すなわち、前ケース3bの内面に、偏芯自
由曲面プリズム6の外形稜線L2を位置決め、或いは保
持すると共に頂点P2を位置決め、或いは保持する前側
稜線保持部材12b及び前側頂点保持部材12aを一体
形成する。
【0042】そして、組立てに際しては、偏芯自由曲面
プリズム6の外形稜線L2を前ケース3bの内面に形成
した前側稜線保持部材12bに装着すると共に、頂点P
1を前側頂点保持部材12aに当接させて、図10の紙
面上下及び左右方向を位置決め、或いは保持し、接着剤
などを用いて固定する。
【0043】このように、本実施の形態では、前ケース
3bに形成した前側稜線保持部材12b及び前側頂点保
持部材12aに偏芯自由曲面プリズム6を接着させて位
置決め、或いは保持するようにしたので、製造が容易と
なり、組立て性がより一層向上する。
【0044】又、図13〜図15に本発明の第4実施の
形態を示す。ここで、図13は観察装置の図15のXIII
-XIII断面に相当する正面図、図14は図13のXIV-XIV
断面図、図15は図13のXV-XV断面図である。
【0045】本実施の形態では、後ケース3aと前ケー
ス3bの内面に、偏芯自由曲面プリズム6の側面6dに
当接して、この偏芯自由曲面プリズム6の側面6dを位
置決め、或いは保持する保持部材15,16を各々突設
させ、更に、この各保持部材15,16の対向面に、外
形稜線L3の両端に形成された頂点P1,P2を保持す
る後側頂点保持部材15aと前側頂点保持部材16aと
を突設すると共に、各保持部材15,16から内方へ、
偏芯自由曲面プリズム6の第3の光学面6cと側面6d
とが交差して形成されて外形稜線L4に当接するフラン
ジ部15bと、第2の光学面6bと側面6dとが交差し
て形成されて外形稜線L2に当接するフランジ部16b
とを突設したものである。
【0046】後ケース3aと前ケース3bとを閉じる
と、この両ケース3a,3bに形成されている保持部材
15,16、各頂点保持部材15a,16a、及びフラ
ンジ部15b,16bにより、偏芯自由曲面プリズム6
の側面6dと外形稜線L3の両端に形成された頂点P
1,P2と、各外形稜線L2,L4が位置決め、或いは
保持され、更に、第2の光学面6bと第3の光学面6c
との収束する先端が先端側保持部材13に当接して位置
決め、或いは保持される。
【0047】その結果、本実施の形態では、接着剤など
を用いることなく、後ケース3aと前ケース3bとを閉
じるだけで、偏芯自由曲面プリズム6を位置決め、或い
は保持することができるため、組立て性が著しく向上す
る。勿論、組立てに際しては接着剤を用いて偏芯自由曲
面プリズム6を一方のケース3a或いは3bに仮固定す
るようにしても良い。
【0048】又、図16〜図18に本発明の第5実施の
形態を示す。ここで、図16は映像表示装置の図17の
XVI-XVI断面に相当する正面図、図17は図16のXVII-
XVII断面図、図18は図16のXVIII-XVIII断面図であ
る。
【0049】本実施の形態では、筐体3を袋状に一体形
成し、内部に、偏芯自由曲面プリズム6の第1の光学面
6aの4カ所の頂点P1,P2、及び外形稜線L1を受
ける壁面部17aと、偏芯自由曲面プリズム6の側面6
dに当接して、この側面6dを位置決め、或いは保持す
る側壁17bとを有する保持部材17を一体形成するこ
とで、筐体3にプリズム収容室3cを形成し、更に、こ
のプリズム収容室3cの側面を筐体3に開口し、この開
口部を蓋体17cで閉塞したものである。
【0050】組立てに際しては、プリズム収容室3cに
対して、筐体3の側面に開口されている開口部から偏芯
自由曲面プリズム6を装着する。すると、この偏芯自由
曲面プリズム6の側面6dが側壁17bに位置規制され
た状態でガイドされ、最深部まで挿入すると、第1の光
学面6aに形成されている4カ所の頂点P1,P2、及
び外形稜線L1が、後方の壁面17aに当接されて位置
決め、或いは保持される。従って、この4カ所の頂点P
1,P2、及び外形稜線L1を壁面17aに接着するこ
とで、偏芯自由曲面プリズム6を位置決め、或いは保持
することができる。
【0051】そして、プリズム収容室3cに偏芯自由曲
面プリズム6を所定に位置決め、或いは保持した後、筐
体3の側面に開口されている開口部を蓋体17cにて閉
塞すると共に、接着剤等を用いて固着する。
【0052】このように、本実施の形態によれば、筐体
3が袋状に一体形成されており、外部からの取り付けが
困難な場合であっても、偏芯自由曲面プリズム6を外部
から簡単で、しかも高精度に取付けることができる。そ
のため、例えば防水構造を要求される製品に対しても簡
単に取付けることが可能となり、製品の適用範囲を拡大
させることができる。
【0053】又、図19〜図21に本発明の第6実施の
形態を示す。ここで、図19は映像表示装置の前ケース
を取り外した状態の正面図、図20は図19のXX-XX断
面図、図21は図19のXXI-XXI断面図である。
【0054】本実施の形態では、保持部材19を枠状に
形成し、枠状に形成した保持部材(以下「枠体」と称す
る)19に偏芯自由曲面プリズム6を収納し、この枠体
19を筐体3に収容するものである。枠体19は、偏芯
自由曲面プリズム6の第1の光学面6aに対向する面が
開口されており、又、側壁19aの内面が偏芯自由曲面
プリズム6の側面6dを位置決め、或いは保持すると共
に、この側壁19aから内方へ、第3の光学面6cと側
面6dとが交差して形成される外形稜線L4と、第2の
光学面6bと側面6dとが交差して形成される外形稜線
L2とを位置決め、或いは保持するフランジ部19b,
19cが各々形成されている。
【0055】偏芯自由曲面プリズム6を枠体19に形成
されている開口部から挿入すると、外形稜線L4,L2
がフランジ部19b,19cに挟持されて位置決め、或
いは保持されると共に、側壁19aにより側面6dが位
置決め、或いは保持され、更に先端部が枠体19の内面
に当接して位置決め、或いは保持される。
【0056】その結果、偏芯自由曲面プリズム6を枠体
19に装着するだけで、自動的に位置が固定される。
【0057】そして、偏芯自由曲面プリズム6を枠体1
9に所定に装着した後、この枠体19の開口部を蓋体1
7cで閉塞し、接着剤などを用いて固着すると、偏芯自
由曲面プリズム6の第1の光学面6aの4カ所の頂点P
1,P2、及び外形稜線L1が位置決め、或いは保持さ
れる。
【0058】この枠体19の側壁19aの前ケース3b
と後ケース3aとの内面に各々当接する端縁には、外方
へ突出する取付け部19eが対向一対形成されており、
この各取付け部19eに取付け孔19fが穿設されてい
る。
【0059】この枠体19を筐体3に組み付けるに際し
ては、先ず、後ケース3aと前ケース3bとの一方の内
面に突設されている突起部3dに、枠体19の一方の取
付け部19eに穿設されている取付け孔19fを嵌入さ
せて位置決め、或いは保持する。次いで、後ケース3a
と前ケース3bとを閉じると、他方のケース3a或いは
3bの内面に突設されている突起部3dが、他方の取付
け部19eに穿設されている取付け孔19fに嵌入され
て位置決め、或いは保持される。
【0060】このように、本実施の形態では、偏芯自由
曲面プリズム6を枠体19を介して筐体3に固定するよ
うにしたので、偏芯自由曲面プリズム6を直接触れるこ
となく組立てることができる。又、偏芯自由曲面プリズ
ム6を予め枠体19に収納させておくことで、部品搬送
等の際に偏芯自由曲面プリズム6を傷、欠損等から有効
に保護することができ、取扱性が良くなる。特に、第3
の光学面6cは全反射させるために反射コーティング処
理が施されているため、この反射面を傷等から有効に保
護することができ、製品の不良率を低減させることがで
きる。
【0061】又、図22〜図24に本発明の第7実施の
形態を示す。ここで、図22は映像表示装置の前ケース
を取り外した状態の正面図、図23は図22のXXIII-XX
III断面図、図24は図22のXXIV-XXIV断面図である。
【0062】本実施の形態では、偏芯自由曲面プリズム
6を両面から三点支持するようにしたものである。
【0063】すなわち、後ケース3aと前ケース3bと
の内面に、偏芯自由曲面プリズム6の第1の光学面6a
に平行で、且つ偏芯自由曲面プリズム6の中心に対して
線対称な位置に一対の突部20a,20bが突設され、
又、偏芯自由曲面プリズム6の先端部の中央に他の突部
20bが突設されている。
【0064】後ケース3aと前ケース3bとを閉じる
と、両ケース3a,3bに突設されている突部20a,
20bが偏芯自由曲面プリズム6の第3の光学面6cと
第2の光学面6bとに点接触し、この両光学面6c,6
bを三点支持する。この場合、この両光学面6c,6b
の突部20a,20bに対応する位置に凹部を形成する
ことで、より高精度な位置決めを行なうことができる。
【0065】以上、各実施の形態において説明したよう
に、本実施の形態においては、偏芯自由曲面プリズム6
の外形稜線、及びその頂点を利用して筐体に位置決め、
或いは保持するようにしたので、取付け方法を多様化さ
せることができ、あらゆる筐体に対して最適な取付け方
を選択することが可能となり、設計の自由度が増すばか
りでなく、筐体内のスペースを有効利用することができ
る。
【0066】又、図25に本発明の第8実施の形態によ
る頭部装着型映像表示装置(HMD)の要部斜視図を示
す。
【0067】頭部装着型映像表示装置に内蔵されている
光学系保持部材21は、光学系保持部21aが左右一対
設けられており、この両光学系保持部21aが連結部2
1bを介して連結されている。
【0068】この光学系保持部21aに装着される偏芯
自由曲面プリズム6の第1の光学面6aの側面6d側に
は、段部6eが形成されている。この段部6eは、金型
の型型割り方向に沿って略直線状に形成されており、各
光学系保持部21aには、この段部6e間を嵌着すると
共に位置決め、或いは保持する凹部22が形成されてい
る。更に、この凹部22の下端に、外方へ突出するフラ
ンジ部21cが曲げ形成されている。
【0069】偏芯自由曲面プリズム6は、第1の光学面
6aを各光学系保持部21aに形成された凹部22に嵌
着し、略直線状に形成されている段部6eをフランジ部
21cに当接させることで位置決め、或いは保持され、
この状態で接着剤等を用いて固着する。
【0070】このように、本実施の形態では、偏芯自由
曲面プリズム6を光学系保持部21aに対し、ねじ等を
用いることなく固着するようにしたので、ねじを取付け
るためのスペースが不要となり、相対的に、光学系保持
部材21の幅Wを縮小することができる。
【0071】因みに、図26に従来の取付け方法を採用
する頭部装着型映像表示装置(HMD)の要部斜視図を示
す。同図に示すように、偏芯自由曲面プリズム6には、
ねじ23を挿通する孔部6gを確保するために段部6e
から外方へフランジ部が突設されており、一方、光学系
保持部材21のフランジ部21cは、段部6eから突出
されたフランジ部を受けるために外方へ長く突出させな
ければならず、その分、光学系保持部材21の幅W’が
大きくなり、形状の大型化が助長される。
【0072】更に、このフランジ部21cには、ねじを
螺入させるための受け部21cを突設したり、一方偏芯
自由曲面プリズム6の段部6eには位置決め用の突起6
fを形成するなど、形状、構造が複雑で、製造組み立て
が煩雑化するばかりでなく、装置全体の重量が増加する
不都合があった。
【0073】尚、本発明は、上述した各実施の形態に限
るものではなく、例えば偏芯自由曲面プリズム6の第3
の光学面6cの表面にゴム塗装処理を施して、この第3
の光学面6cの反射コーティング層を保護するようにし
ても良く、或いは反射コート面の周辺をゴム塗装するこ
とで保護するようにしても良い。
【0074】更に、偏芯自由曲面プリズム6の外形稜線
と、この外形稜線を保持する保持部材との間に傷防止部
材を介装するようにしても良い。この場合、この傷防止
部材として、保持部材に貼付する緩衝材、或いは保持部
材に塗布する塗料を用いるようにしても良い。
【0075】
【発明の効果】以上、説明したように本発明によれば、
偏芯自由曲面プリズムに対し寸法精度の要求される部位
を減少させて、製品の低コスト化を実現することができ
ると共に、光学的特性に影響を及ぼすことなく比較的容
易に組み立てることが可能となり、生産性の向上を図る
ことができるばかりでなく、製品の小型化、軽量化を実
現するができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施の形態による映像表示装置の断面正面
【図2】同、図1のII-II断面図
【図3】同、図1のIII-III断面図
【図4】同、偏芯自由曲面プリズムの(a)平面図、(b)
側面図、(c)背面図
【図5】同、偏芯自由曲面プリズムを用いた拡大画像を
観察する際の説明図
【図6】同、他の態様による偏芯自由曲面プリズムを用
いた拡大画像を観察する際の説明図
【図7】第2実施の形態による観察装置の前ケースを外
した状態の正面図
【図8】同、図7のVIII−VIII断面図
【図9】同、図7のIX-IX断面図
【図10】第3実施の形態による観察装置の図12のXI
II-XIII断面に相当する正面図
【図11】同、図10のXI-XI断面図
【図12】同、図10のX-X断面図
【図13】第4実施の形態による観察装置の図15のXI
II-XIII断面に相当する正面図
【図14】同、図13のXIV-XIV断面図
【図15】同、図15は図13のXV-XV断面図
【図16】第5実施の形態による映像表示装置の図17
のXVI-XVI断面に相当する正面図
【図17】同、図16のXVII-XVII断面図
【図18】同、図16のXVIII-XVIII断面図
【図19】第6実施の形態による映像表示装置の前ケー
スを取り外した状態の正面図
【図20】同、図19のXX-XX断面図
【図21】同、図19のXXI-XXI断面図
【図22】第7実施の形態による映像表示装置の前ケー
スを取り外した状態の正面図
【図23】同、図22のXXIII-XXIII断面図
【図24】同、図22のXXIV-XXIV断面図
【図25】第8実施の形態による頭部装着型映像表示装
置の要部斜視図
【図26】従来の頭部装着型映像表示装置の要部斜視図
【符号の説明】
3 筐体(外装部材) 4 映像表示素子 6,6’ 偏芯自由曲面プリズム 6a 第1の光学面 6b 第2の光学面 6c 第3の光学面 11,12a,12b,13,14,15,16,1
7,19,21 保持部材 L1,L1’,L2,L3,L4 外形稜線 P1,P2 頂点 Uey 眼球

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】映像を表示するための映像表示素子と、 映像を拡大して観察者に映像を導くための少なくとも1
    つの偏芯自由曲面プリズムと、 上記映像表示素子と上記偏芯自由曲面プリズムとを保持
    する保持部材と、 上記映像表示素子と上記偏芯自由曲面プリズムとを囲む
    外装部材と、を有し、 上記偏芯自由曲面プリズムは、該偏芯自由曲面プリズム
    の少なくとも1つの稜線或いは頂点を用いて、他の光学
    素子と上記保持部材と上記外装部材との少なくとも1つ
    に位置決め或いは保持されることを特徴とする映像表示
    装置。
  2. 【請求項2】上記位置決めは上記映像表示素子の映像表
    示面に対峙する面の周囲に設けられている稜線或いは頂
    点で行なわれることを特徴とする請求項1記載の映像表
    示装置。
  3. 【請求項3】上記自由曲面ブリズムの位置決めは、該偏
    芯自由曲面プリズムを形成する際の金型の型割り方向と
    略平行或いは略直角に形成される稜線を用いて行なわれ
    ることを特徴とする請求項1或いは2記載の映像表示装
    置。
  4. 【請求項4】上記偏芯自由曲面プリズムは、射出面の周
    囲の稜線で上記外装部材と位置決め或いは保持されるこ
    とを特徴とする請求項1記載の映像表示装置。
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