JP2003101299A - 電気回路製造装置、電気回路製造方法および電気回路製造用プログラム - Google Patents

電気回路製造装置、電気回路製造方法および電気回路製造用プログラム

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電気回路の製造を正確かつ簡便に行う。 【解決手段】 電気部品装着作業等の対回路基板作業を
行う電気回路製造装置において、回路基板52を基板固
定装置で固定した後、回路基板52に付された基板位置
基準マーク262を撮像するための撮像装置で、基板I
Dマーク264を撮像する。製造ラインにおいて、回路
基板の脱落、入れ替わり等が発生する場合であっても、
確実な対回路基板作業が行える。また、基板ID識別の
ための識別装置を別途設ける必要もなく、簡便な製造装
置が実現できる。さらに、基板IDマーク264を基板
位置基準マーク262の近傍に付し、両者を撮像装置の
一視野内に収めて撮像を行えば、迅速に電気回路の製造
を行える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回路基板に対して
電気部品(電子部品を含む、以下本明細書において同
様)の装着等の予定された作業を行って電気回路を製造
するための装置、かかる作業を行って電気回路を製造す
る方法、および、かかる作業を行って電気回路を製造す
るためにコンピュータにより実施されるプログラムに関
する。
【0002】
【従来の技術】電気部品装着装置、クリームはんだ塗布
装置、接着剤塗布装置等の対回路基板作業を行う電気回
路製造装置においては、作業対象となる回路基板を識別
して対回路基板作業がなされることがある。例えば、上
記各電気回路製造装置等を実装一貫ラインとして構成さ
れた製造システム中で稼動させるような場合には、多種
多様の電気回路の製造が行われるため、作業対象となる
回路基板の識別は、特に重要になってくる。従来、回路
基板の基板IDの識別は、基板に付されたバーコード等
の識別表示子である基板IDマークを認識することによ
り行われ、この認識は、作業を行う電気回路製造装置の
上流側製造装置あるいは当該製造装置に回路基板を搬入
するための基板搬送装置等で行われていた。つまり、回
路基板に対して作業を行う作業位置とは別の位置(別の
場所)にて行われていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題,課題解決手段および効
果】上述したように作業位置とは別の位置で基板IDを
識別する場合、その識別位置と作業位置との間が離れて
いることから、この間で電気基板が何らか理由で欠落す
ることも予想され、作業する回路基板の順序が入れ替わ
ること等も予想される。したがって、作業対象となる回
路基板とその基板に対する作業内容との一致という点
で、何某かの不確実性が残るものとなる。また、基板I
Dの識別位置に、専用の識別装置を配設しなければなら
ないが、基板ID表示子は回路基板の任意の位置に付さ
れるため、作業する回路基板の種類が変更される場合、
その都度識別装置の配設位置を変更しなければならず、
煩雑な段取り作業を強いられることになる。
【0004】そこで、本発明は、電気回路の製造を正確
かつ簡便に行うことを課題としてなされたものであり、
本発明によって、下記各態様の電気回路製造装置、電気
回路製造方法および電気回路製造用プログラム等が得ら
れる。各態様は請求項と同様に、項に区分し、各項に番
号を付し、必要に応じて他の項の番号を引用する形式で
記載する。これは、あくまでも本発明の理解を容易にす
るためであり、本明細書に記載の技術的特徴およびそれ
らの組合わせが以下の各項に記載のものに限定されると
解釈されるべきではない。また、一つの項に複数の事項
が記載されている場合、それら複数の事項を常に一緒に
採用しなければならないわけではない。一部の事項のみ
を選択して採用することも可能である。
【0005】なお、以下の各項において、(1)項が請
求項1に相当し、(3)項が請求項2に、(4)項が請
求項3に、(5)項が請求項4に、(11)項が請求項
5に、(21)項が請求項6に、それぞれ相当する。
【0006】(1)回路基板に対して予定された作業を
行って電気回路を製造する装置であって、作業対象とな
る回路基板を略予定された位置に固定する基板固定装置
と、その回路基板の表面を撮像可能な撮像装置と、その
回路基板の表面に付された1以上の基板位置基準マーク
を前記撮像装置に撮像させ、その回路基板の固定位置に
関する情報である基板固定位置情報を取得する撮像制御
装置と、前記基板個定位置情報に基づいて前記予定され
た作業を行う対基板作業装置とを含み、前記撮像制御装
置が、前記固定された回路基板の表面に付された基板I
Dマークを前記撮像装置に撮像させ、その回路基板の基
板IDを識別する基板ID識別部を含むことを特徴とす
る電気回路製造装置。
【0007】回路基板に対して所定の作業を行う製造装
置は、回路基板を固定してその作業を行うのが一般的で
ある。回路基板を固定する基板固定装置は、正確な位置
に回路基板を固定することが難しく、若干の固定位置の
ずれを生じることがある。そこで回路基板には、基板位
置基準マークを付して、回路基板が固定された後、その
マークを撮像し、得られた画像データを処理することに
より、固定された基板の固定位置に関する情報を取得
し、この情報に基づいて予定された作業を行う。したが
って、電気回路製造装置では、そのような目的の撮像装
置を有するものが多い。本項に記載の電気回路製造装置
は、基板IDを表示する表示子としての基板IDマーク
を、上記撮像装置で可能であるため、回路基板を固定し
た後、つまり、作業対象となる回路基板が確定された後
に、その回路基板の基板IDを識別できることから、前
述の回路基板の脱落、入れ替わり等が発生し得る場合で
あっても、確実な対回路基板作業が行える。また、本製
造装置の前段階において識別しなくてもよいことから、
基板ID識別のための識別装置を別途設ける必要もな
く、本装置を含めた製造システムが単純なものとなる。
さらに、基板IDマークの位置に応じて、上記撮像装置
を移動させるようにプログラム制御等することで、前述
した識別装置の位置変え等の煩雑な段取り作業をも省略
できる。
【0008】撮像装置は、特に限定されるものではない
が、例えば、撮像デバイスとしてCCDカメラ、ライン
センサー等を含むものであることが望ましい。また、例
えば、製造装置が撮像装置を回路基板表面に沿って移動
させるような、詳しく言えば、撮像装置と回路基板とを
相対的に移動させることが可能な撮像装置移動装置を含
む場合、撮像制御装置は、その撮像装置移動装置を制御
する撮像装置移動制御部を含むことができる。また、撮
像制御装置は、コンピュータを主体とするものであれば
よく、例えば、撮像装置によって得られた画像データを
処理するための画像処理装置を含むことができる。製造
装置はその製造装置全体の制御を行う制御装置を有する
場合が多く、その場合、その制御装置の一部が撮像制御
装置となるものであってもよい。撮像制御装置が、製造
装置の制御装置の撮像制御部となる態様である。
【0009】(2)前記対基板作業装置が、識別された
基板IDに関連付けられた固有情報に基づいて前記予定
された作業を行うものである(1)項に記載の電気回路製
造装置。本明細書でいう「基板ID」とは、その回路基
板がその回路基板であること(「個」であること)の情
報、つまり、その回路基板が他のすべての回路基板から
識別されたものであることの情報を意味する。回路基板
に対する作業において、その回路基板に固有の情報に基
づいて作業が行われることがある。この場合、基板ID
とその回路基板の固有情報を関連付けしておけば、基板
IDを識別した後、その基板IDに関連付けられた固有
情報を利用して、正確な対回路基板作業が行える。
【0010】上記固有情報は、特に限定されるものでは
ない。例えば、回路基板に付された表示子を認識するこ
とによって得られるものであっもよい。かかる固有情報
には、例えば、その回路基板が子基板が集合してなるい
わゆるマルチ基板であるような場合、それぞれの子基板
の回路基板に対する位置情報、それぞれの子基板に対す
る作業の可否を判定するための情報等が該当する。ま
た、固有情報は、製造装置がその回路基板に行う対回路
基板作業のプログラム等であってもよい。予めこれらの
固有情報を作業を行う製造装置の制御装置等に設けられ
た記憶手段に基板IDに関連付けて記憶しておき、識別
された基板IDに関する固有情報を選択してロードし、
その固有情報に基づいて作業を行えばよい。複数の製造
装置がライン配置されるような場合、上流側の製造装置
で取得された固有情報を基板IDに関連付けて下流側の
製造装置に転送する等すれば、効率のよい電気回路製造
システムを構築することができる。
【0011】(3)前記回路基板として、前記基板ID
マークが前記1以上の基板位置基準マークのいずれかの
近傍に付されたものを作業の対象とする(1)項または(2)
項に記載の電気回路製造装置。基板IDマークは、例え
ば、1つの回路基板に対して1つ付されていればよく、
また、その付される位置は回路基板の任意に設定された
一定位置とすることができる。その場合、基板位置基準
マークと基板IDマークとが互いに近傍にある場合に
は、それらを撮像する撮像装置の移動距離が短くてす
み、効率的である。例えば、基板位置基準マークは、回
路基板の対角位置のそれぞれに2つ付されることが多
い。したがって、撮像装置が1つである場合、長い移動
距離を移動させなければならない。そのことに鑑みれ
ば、基板IDマークはいずれか1つの基板位置基準マー
クのできるだけ近傍であることが望ましく、具体的に
は、回路基板対角長の1/10以下の距離を隔てて両者
が付されていることが望ましい。より望ましくは、1/
15以下、さらに望ましくは1/20以下の距離を隔て
て付されるのがよい。
【0012】(4)前記撮像装置が、前記基板IDマー
クとそれが近傍に付された前記1以上の基板位置基準マ
ークのいずれかのものとを一視野内に収めることが可能
なものであり、前記撮像制御装置が、それらのマークを
同時に撮像するように前記撮像装置を制御する同時撮像
制御部を含む(3)項に記載の電気回路製造装置。基板I
Dマークが基板位置基準マークの近傍に付されている場
合、例えば、CCDカメラ等を撮像デバイスとする撮像
装置では、それら両者のマークを一視野に収めることが
できれば、基板IDマークを撮像するためだけに撮像装
置を回路基板に対して相対移動させる必要がなくなり、
効率的である。さらに、本項に記載の態様のように、同
時に2つのマークの画像データを取得すれば、より迅速
な電気回路製造が実現できる。
【0013】(5)前記回路基板として、前記基板ID
マークが二次元バーコードであるものを作業の対象とす
る(1)項ないし(4)項のいずれかに記載の電気回路製造装
置。二次元バーコードは、情報量が大きいというメリッ
トがある。したがって、基板IDを表示する表示子を小
さいものとすることができ、また、上述した基板IDマ
ークと基板位置基準マークとを撮像装置の一視野内に収
める態様が容易に実現できる。
【0014】(6)当該製造装置が行う前記予定された
作業が、前記回路基板の表面にクリームはんだを塗布す
るはんだ塗布作業、前記回路基板の表面に電気部品固定
するための接着剤をスポット的に塗布する接着剤塗布作
業、前記回路基板の表面に電気部品を装着する電気部品
装着作業、それらの作業の結果の少なくともいずれかを
検査する検査作業から選ばれるものである(1)項ないし
(5)項のいずれかに記載の電気回路製造装置。本発明の
電気回路製造装置は、上記各対回路基板作業を行う装置
であればよい。各種の電気回路製造装置に幅広く適用で
き、基板IDマークを基板撮像装置で撮像する技術は、
汎用性の高い技術である。
【0015】(11)回路基板に対して予定された作業
を行って電気回路を製造する方法であって、作業対象と
なる回路基板を略予定された位置に固定する基板固定工
程と、その回路基板の表面に付された1以上の基板位置
基準マークを撮像装置に撮像させ、その回路基板の固定
位置に関する情報である基板固定位置情報を取得する基
板固定位置情報取得工程と、その回路基板の表面に付さ
れた基板IDマークを前記撮像装置に撮像させ、その回
路基板の基板IDを識別する基板ID識別工程と、前記
基板個定位置情報に基づいて前記予定された作業を行う
対基板作業工程とを含むことを特徴とする電気回路製造
方法。本項に記載の電気回路製造方法は、例えば、上記
本発明の電気回路製造装置を使用することによって行う
電気回路製造方法である。上記(2)項から(6)項に記載の
技術的特徴を、本項記載の電気回路製造方法に適用する
ことが可能である。
【0016】(21)回路基板に対して予定された作業
を行って電気回路を製造するために、コンピュータによ
り実施されるプログラムであって、作業対象となる回路
基板を略予定された位置に固定する基板固定ステップ
と、その回路基板の表面に付された1以上の基板位置基
準マークを撮像装置に撮像させ、その回路基板の固定位
置に関する情報である基板固定位置情報を取得する基板
固定位置情報取得ステップと、その回路基板の表面に付
された基板IDマークを前記撮像装置に撮像させ、その
回路基板の基板IDを識別する基板ID識別ステップ
と、前記基板個定位置情報に基づいて前記予定された作
業を行う対基板作業ステップとを含むことを特徴とする
電気回路製造用プログラム。 (31)(21)項に記載の電気回路製造用プログラムがコ
ンピュータにより読み取り可能な状態で記録された記録
媒体。上記2つの項の各々に記載の電気回路製造用プロ
グラムおよびそれが記録された記録媒体は、上記本発明
の電気回路製造装置を制御するためのプログラム等に関
し、また、上記本発明の電気回路製造方法を実現するた
めのプログラムおよびそれが記録された記録媒体(フロ
ッピディスク、CD−ROM、RAM、ROM等)に関
する。上記(2)項から(6)項に記載の技術的特徴を、2つ
の項のそれぞれに記載の電気回路製造方法プログラムお
よびそれが記録された記録媒体に適用することが可能で
ある。
【0017】(41)表面に付された1以上の基板位置
基準マークと、それら基板位置基準マークのいずれかの
近傍に付された二次元バーコードである基板IDマーク
とを有する回路基板。本項に記載の回路基板に対して対
回路基板作業を行えば、前述したように、迅速な電気回
路の製造が可能となる。上記(1)項から(6)項に記載の技
術的特徴を本項に適用することが可能である。
【0018】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の一実施形態およ
びその変形態様を、図を参照しつつ詳細に説明する。た
だし、本発明は、以下の実施形態等に限定されるもので
はなく、以下の実施形態等の他、前記〔発明が解決しよ
うとする課題,課題解決手段および効果〕の項に記載さ
れた態様を始めとして、当業者の知識に基づいて種々の
変更、改良を施した形態で実施することができる。
【0019】<電気回路製造システムの全体構成>図1
に、実装一貫ラインである電気回路製造システムを模式
的に示す。本電気回路製造システムは、上流側(図1に
おいて左側)より下流側に向かって、クリームはんだを
回路基板に塗布するはんだ塗布装置10、回路基板に電
気部品を装着する2つの電気部品装着装置12,14
と、回路基板に装着された電気部品をはんだ付けするリ
フロー炉装置16が配設されている。これらはいずれも
そして、上記各装置間には、それらの各々を繋ぐ基板搬
送装置18が、はんだ塗布装置10の上流には、本シス
テムに回路基板を搬入する基板搬入装置(ローダ)20
が、リフロー炉16の下流には、本システムから回路基
板を搬出する基板搬出装置(アンローダ)22が配設さ
れ、さらに、ライン外にそれらの装置を集中管理するコ
ンピュータを主体としたシステム制御装置24が配設さ
れている。上流側の電気部品装着装置12(以下、「第
1装着装置12」という)は、複数の装着ヘッドが間欠
回転させられる装着ユニットを有するロータリーヘッド
型の装着装置であり、下流側の電気部品装着装置14
(以下、「第2装着装置14」という)は装着ユニット
がXYロボット型の装着装置であり、例えば、第1装着
装置12が比較的小型の電子部品を装着し、第2装着装
置14が比較的大型あるいは異形の電気部品を装着する
といった作業分担をして、1つの回路基板に対する電気
部品装着作業を行う。本実施形態においては、これら2
つの装着装置12,14の間で基板IDに関連付けられ
た固有情報が利用され、第1装着装置12が第1製造装
置となり、第2装着装置14が第2製造装置となる。つ
まり、第1の作業および第2の作業ともに電気部品装着
作業であり、第1装着装置12により第1製造工程が行
われ、第2装着装置14により第2製造工程が行われ
る。
【0020】<第1装着装置の構成>図2に、第1装着
装置12の平面図を模式的に示し、図3に、第1装着装
置12の有する装着ユニットを中心とした側面一部断面
図を示す。第1装着装置12は、主に、装置本体50
と、装置本体50に配設され回路基板52を固定する基
板固定装置54と、装置本体10に配設され基板固定装
置54をX軸方向およびY軸方向に移動させるXYテー
ブル装置56と、装置本体10のXYテーブル装置56
の奥(図1における上方)に配設された部品供給装置5
8と、装置本体10の基板固定装置54および部品供給
装置58の上方に配設され電気部品を装着する装着ユニ
ット60と、装着ユニット50の前方に回路基板52の
表面(装着面)を撮像可能に配設されたCCDカメラを
撮像デバイスとする基板撮像装置62と、これらの装置
を制御する第1装着装置制御装置64(図4参照)とか
ら構成されている。なお、本装着装置は、本出願人によ
る未公開の特願2001−172915号に記載されて
いるものと略同様に構成されており、また、装着ユニッ
ト60については、特開平6−342998号公報およ
び本出願人による特願2000−164958に係る出
願明細書等に記載のものと、部品供給装置58について
は、特公平8−21791号公報に記載されているもの
と略同様に構成されており、ここでは簡単な説明にとど
める。
【0021】基板固定装置54は、装着作業において略
予定された位置に回路基板52を保持固定するものであ
り、上流側および下流側のそれぞれの基板搬送装置18
に繋がるそれぞれの基板コンベア(図示は省略)に繋が
っている。XYテーブル装置56は、基板固定装置54
を支持して基板固定装置54をY軸方向に移動させるY
テーブル装置72と、Yテーブル装置72を支持してY
テーブル装置72をX軸方向に移動させるXテーブル装
置74とから構成されている。Yテーブル装置72およ
びXテーブル装置74は、駆動源となるサーボモータ、
ボールねじ機構等を含んで構成されている。また、部品
供給装置58は、主に、2つの部品供給テーブル78
と、それら部品供給テーブル78を互いに独立してX軸
方向に移動させる部品供給テーブル移動装置80と、部
品供給テーブル78上に並設されテープに保持された電
気部品を順次送り出し可能な複数のテープフィーダ82
(一方の部品供給テーブル78に並設されるテープフィ
ーダは省略されている)とからなり、部品供給装置58
は、所定の部品供給位置において、装着順序にしたがっ
て所定の電気部品を取り出し可能に制御される。
【0022】装着ユニット60は、主に、装着ユニット
本体86と、装着ユニット本体86の周囲に回路基板5
2に直角に保持された複数の装着ヘッド88とからな
る。装着ヘッド88のそれぞれは、先端部に電気部品9
0を保持する吸着ノズル92を有し、吸着ノズル92は
図示しない負圧源に連結され、負圧により電気部品90
を吸着する。装着ヘッド88は、装着ユニット本体86
の等配位置(等角度位置)に保持され、装着ユニット本
体86は、装着ヘッド回転移動装置94を有し、装着ヘ
ッド88を保持する部分が装着ユニット本体86の軸線
を中心にして間欠回転させられることにより、それぞれ
の装着ヘッド88は、図2に示す部品供給ステーション
Cおよび部品装着ステーションDとを含む移動経路を間
欠回転移動させられる。また、装着ユニット本体86
は、図示を省略する装着ヘッド昇降装置96および装着
ヘッド回転装置98(図4参照)を有し、それぞれの装
着ヘッド88は、部品供給ステーションCおよび部品装
着ステーションDにおいて昇降させられ、また、必要に
応じて、自身の軸線を中心としてその軸線周りに回転さ
せられる。
【0023】なお、装着ヘッド88の移動経路には、部
品撮像ステーションSが存在し、吸着ノズル92の下方
から吸着保持した電気部品90を撮像するための部品撮
像装置102(撮像デバイスはCCDカメラである)が
配設されており、撮像によって得られた画像データは画
像処置装置である部品画像処理ユニット104(図4参
照、第1装着装置制御装置64に含まれる)によって処
理され、電気部品90の保持姿勢情報が取得されるよう
になっている。基板撮像装置62は、その位置が固定さ
れており、上記XYテーブル装置56による回路基板5
2の移動によって、回路基板52の表面の任意の位置の
撮像が可能となっている。基板撮像装置62によって得
られた画像データは、画像処理装置である基板画像処理
ユニット106(図4参照、第1装着装置制御装置64
に含まれる)によって処理され、回路基板52の基板個
定位置情報、回路基板固有の固有情報が取得される。
【0024】図4に第1装着装置12を制御する第1装
着装置制御装置64のブロック図を、本発明に関係の深
い部分を中心に示す。第1装着装置制御装置64は、P
U120,ROM122,RAM124,入出力インタ
ーフェース126およびそれらを接続するバス128を
有するコンピュータ130を主体とするものである。入
出力インターフェース126には、第1装着装置制御装
置64内にあるそれぞれの駆動回路132を介して、基
板固定装置54,XYテーブル装置56,部品供給装置
58,装着ヘッド回転移動装置94,装着ヘッド昇降装
置96,装着ヘッド回転装置98等が接続されている。
また、入出力インターフェース126には、部品撮像装
置102が部品画像処理ユニット104を介して、基板
撮像装置62が基板画像処理ユニット106を介してそ
れぞれ接続されており、上述したように、電気部品の保
持姿勢情報が、基板個定位置情報および固有情報がそれ
ぞれ取得される。さらに、第1装着装置12を操作する
ためのキーボード等を主体とした入力装置134が接続
され、また、システム全体を制御するシステム制御装置
24と互いに接続されている。ROM122には、第1
装着装置12の基本動作プログラム等が記憶されてお
り、また、RAM124には、作業対象となる回路基板
に応じた電気部品装着作業のプログラムを始め、上記保
持姿勢情報、基板個定位置情報、固有情報等が記憶され
る。なお、装着作業における本装着装置の動作は、前記
特公平8−21791号公報に記載されているものと略
同様であり、ここでは説明を省略する。
【0025】<第2装着装置の構成>図5に第2装着装
置14の平面図を模式的に示し、図6に全体側面図を模
式的に、図7に装着ユニットおよびその周辺を示す。第
2装着装置14は、主に、装置本体150と、装置本体
150に配設され回路基板52を固定する基板固定装置
152と、基板固定装置152の手前側(図5における
下方)に配設されたフィーダ型部品供給装置154と、
基板固定装置152の奥側(図5における上方)に配設
されたトレイ型部品供給装置156と、2つの部品供給
装置154,156および基板固定装置152の上方空
間を回路基板52に平行な平面に沿って移動して電気部
品を装着する装着ユニット158と、装置本体150に
設けられて装着ユニット158をそのように移動させる
XYロボット装置160と、装着ユニット158ととも
XYロボット装置160によって移動させられて回路基
板52の表面(装着面)を撮像可能なCCDカメラを撮
像デバイスとする基板撮像装置162と、これらの装置
を制御する第2装着装置制御装置164とから構成され
ている。なお、本装着装置は、特許第2824378号
公報に記載のものと略同様に構成されており、また、ト
レイ型部品供給装置156については特公平2−577
19号公報に記載のものと略同様に、装着ユニット15
8については特許第3093339号公報に記載のもの
と略同様に構成されており、ここでは、簡単な説明にと
どめる。
【0026】基板固定装置152は、基板コンベア17
0によって搬送させられてきた回路基板52を、装着作
業のために、略予定された位置で固定する装置である。
フィーダ型部品供給装置154は、部品供給テーブル上
に、複数のテープフィーダ172がX軸方向(図5にお
ける左右方向)に並んで整列させられたものであり、そ
れぞれのテープフィーダ172は、テープに保持された
電気部品を順次送り出して供給する。トレイ型部品供給
装置156には、電気部品を複数収納する複数のトレイ
174がスタックされており、それぞれのトレイ174
から装着ユニット158が電気部品を取得可能な状態
に、これらのトレイ174を順次移動させることによっ
て電気部品の供給を行う。
【0027】装着ユニット158は、主に、装着ユニッ
ト本体180と、先端部に電気部品90を吸着保持可能
な吸着ノズル182を有して装着ユニット本体180に
回転可能にかつ昇降可能に保持された装着ヘッド184
と、電動モータ186を駆動源として装着ヘッド184
を昇降させる装着ヘッド昇降装置188と、図示しない
電動モータを駆動源とし、装着ヘッド184をその軸線
周りに回転させる装着ヘッド回転装置190とから構成
されている。装着ヘッド184は、部品供給位置および
部品装着位置において装着ヘッド昇降装置188によっ
て昇降させられ、電気部品90を吸着保持あるいは回路
基板52の表面に装着する。また、保持された部品の保
持姿勢に応じて、装着ヘッド184は、その姿勢を補正
するためにヘッド回転装置190によって自らの軸線を
中心としてその軸線周りに回転させられる。吸着ノズル
182は図示しない負圧源に連結され、負圧により電気
部品90を吸着する。
【0028】XYロボット装置160は、Xロボット装
置200とYロボット装置202とから構成され、Xロ
ボット装置200は、装置本体150に設けられてお
り、Xスライド204とそれをX軸方向に移動させるX
スライド移動装置206とから構成され、Yロボット装
置202は、Xスライド204に設けられおり、Yスラ
イド208とそれをY軸方向に移動させるYスライド移
動装置210とから構成されている。また、Xロボット
装置200およびYロボット装置202は、いずれも駆
動源がサーボモータであり、ボールねじ機構を有してい
る。上記装着ユニット158は、Yスライド208に設
けられている。
【0029】なお、Xスライド204には、CCDカメ
ラを撮像デバイスとする部品撮像装置220(図8参
照、図5にはその導光装置を構成する反射鏡222のみ
が図示されている)が配設されており、部品撮像装置2
20は、装着ヘッド184が反射鏡222の上方を通過
する時点で、装着ヘッド184に保持された電気部品9
0を撮像する。得られた画像データは画像処置装置であ
る部品画像処理ユニット224(図8参照、第2装着装
置制御装置164に含まれる)によって処理され、電気
部品90の保持姿勢情報が取得されるようになってい
る。基板撮像装置162は、Yスライド208に設けら
れ、上記XYロボット装置160によって移動させら
れ、回路基板52の表面の任意の位置の撮像が可能とな
っている。基板撮像装置162によって得られた画像デ
ータは、画像処理装置である基板画像処理ユニット22
6(図8参照、第2装着装置制御装置164に含まれ
る)によって処理され、回路基板52の基板個定位置情
報、回路基板固有の固有情報が取得される。
【0030】図8に、第2装着装置14を制御する第2
装着装置制御装置164のブロック図を、本発明に関係
の深い部分を中心に示す。第2装着装置制御装置164
は、PU230,ROM232,RAM234,入出力
インターフェース236およびそれらを接続するバス2
38を有するコンピュータ240を主体とするものであ
る。入出力インターフェース236には、第2装着装置
制御装置164内にあるそれぞれの駆動回路242を介
して、基板固定装置152,XYロボット装置160,
フィーダ型部品供給装置154,トレイ型部品供給装置
156,装着ヘッド昇降装置188,装着ヘッド回転装
置190が接続されている。また、入出力インターフェ
ース236には、部品撮像装置220が部品画像処理ユ
ニット224を介して、基板撮像装置162が基板画像
処理ユニット226を介してそれぞれ接続されており、
上述したように、電気部品の保持姿勢情報が、基板個定
位置情報および固有情報がそれぞれ取得される。さら
に、第2装着装置を操作するためのキーボード等を主体
とした入力装置244が接続され、また、システム全体
を制御するシステム制御装置24と互いに接続されてい
る。ROM232には、第2装着装置14の基本動作プ
ログラム等が記憶されており、また、RAM234に
は、作業対象となる回路基板に応じた電気部品装着作業
のプログラムを始め、上記保持姿勢情報、基板個定位置
情報、固有情報等が記憶される。なお、装着作業におけ
る本装着装置の動作は、前記特許2824378号公報
および本出願人による特願2000−343641に係
る出願明細書等に記載されているものと略同様であり、
ここでは説明を省略する。
【0031】<回路基板>本実施形態において、作業の
対象となる回路基板について説明する。図9に、その回
路基板を模式的に示す。回路基板52は、4つの子基板
が並んで設けられたいわゆるマルチ基板であり、多面取
り基板とも称される回路基板である。本製造システムに
よる電気回路製造が終了した後、4つの子基板に分離さ
れる。したがって、回路基板52は、図に示すように、
4つの子基板部260が形成されている。ちなみに4つ
の子基板部260は、図では省略しているが、その回路
パターン(配線パターン)が同一であり、第1製造工程
における装着作業および第2製造工程における装着作業
とも、1つの子基板部260の装着プログラムによっ
て、4つの子基板部の電気部品の装着が可能である。本
回路基板52では、4つの子基板部260のそれぞれが
特定作業領域となる。
【0032】回路基板52は、対角に位置する2つのコ
ーナ部のそれぞれに、基板位置基準マーク262が付さ
れており、回路基板52における基板位置基準マーク2
62が付された部分が基板基準表示部となる。基板位置
基準マーク262は、第1製造工程および第2製造工程
で基板固定装置54,152によって回路基板52が固
定された場合において、その固定位置に関する情報であ
る基板固定位置情報を取得するために利用される。詳し
くは、回路基板52の基準位置を表わす表示子としての
機能を果たし、2つの基板位置基準マーク262を前記
基板撮像装置62,162で撮像し、得られた画像デー
タを画像処理装置である基板画像処理ユニット106,
226で処理することにより、固定された回路基板52
の回路基板の表面に平行な平面内における互いに直交す
る2方向(X軸方向,Y軸方向)およびその平面内にお
ける回転方向(以下「θ軸方向」と称する)の位置ずれ
量を検出することができる。装着作業においては、この
位置ずれ量に基づいて、その位置ずれを補正して個々の
電気部品の装着が行われる。
【0033】また、2つの基板位置基準マーク262の
うちの1つのものの近傍には、基板IDを表わす基板I
D表示子としての基板IDマーク264が付されてい
る。回路基板52において、基板IDマーク264が付
された部分が、基板ID表示部となる。基板IDマーク
は、回路基板52が基板固定装置54,152によって
固定された後、基板撮像装置62,162によって撮像
され、その画像データは基板画像処理ユニット106,
226で処理され、その結果、基板IDの識別が行われ
る。基板IDマーク264は、二次元バーコードであ
り、比較的小さい面積のマークであり、その近傍の基板
位置基準マーク262を撮像する際、前記基板撮像装置
62,162(厳密には、それらの撮像デバイスである
CCDカメラ)の一視野の中に収まるようになってい
る。したがって、両者は同時に撮像できることで、撮像
装置62,162の回路基板52に対する相対移動の時
間をなくすることが可能となる。
【0034】さらに、回路基板52は、特定作業領域で
ある各子基板部260の対角に位置する2つのコーナ部
のそれぞれには、領域位置基準マークである子基板位置
基準マーク266が付されている。各子基板位置基準マ
ーク266は、それが付された子基板部260の回路パ
ターンに対する相対位置が正確なものとなっており、回
路基板52の固有情報である特定作業領域の回路基板に
対する相対位置を規定する領域位置規定情報を表わす表
示子として機能し、子基板位置基準マーク266が付さ
れている部分は回路基板52における固有情報表示部と
なる。基板位置基準マーク266と子基板位置基準マー
ク266との位置関係を正確に把握することにより、基
板位置基準マーク262を基準とした回路基板52に対
する各子基板部260の相対位置が正確に規定されるこ
とになる。つまり、上記2種のマークの位置関係情報で
ある子基板位置規定情報は、子基板部260の位置を基
板位置基準マーク262の位置に関連付けるものである
といえる。基板位置基準マーク262と同様に、子基板
位置基準マーク266は、前記基板撮像装置62,16
2で撮像され、得られた画像データが画像処理装置であ
る基板画像処理ユニット106,226で処理されるこ
とにより、X軸方向,Y軸方向およびθ軸方向の各子基
板部260の領域位置規定情報、つまり子基板位置規定
情報が取得される。
【0035】さらにまた、回路基板には、特定作業領域
である各子基板部260に、選択的に装着不可マーク2
68が付される。図に示す回路基板52では、右から2
番目の子基板部260に装着不可マーク268が付され
ている。この装着不可マーク268は、領域作業可否指
示マークの1種であり、回路基板52に形成された回路
パターンに不具合が生じた子基板部260に対して付さ
れ、本実施形態では、その子基板部260に電気部品の
装着作業を実施しないことを指示するマークである。つ
まり、本実施形態では、装着不可マーク268は、第1
製造工程および第2製造工程における電気部品の装着の
可否を判定する領域作業可否判定情報を取得するための
表示子として機能する。この領域作業可否判定情報も固
有情報であり、装着不可マーク268も固有情報を表示
する表示子となる。装着不可マーク268は、各子基板
部260における同じ位置、厳密に言えば、対象となる
子基板部260における子基板位置基準マーク266に
対する相対位置が一定となる位置に付される。装着作業
が許容される場合は、装着不可マーク268は付されな
い(図では、破線で示してある)。したがって、装着不
可マーク268が付されたあるいは付される可能性のあ
る回路基板の部分が、固有情報表示部となる。基板位置
基準マーク262、子基板位置基準マーク264と同様
に、装着不可マーク268は、前記基板撮像装置62,
162で撮像され、得られた画像データが画像処理装置
である基板画像処理ユニット106,226で処理され
ることにより、上記領域作業可否判定情報、子基板作業
可否判定情報が取得される。
【0036】<第1製造工程および第2製造工程におけ
るの装着装置の動作>第1製造工程は、第1装着装置1
2により、また、第2製造工程は、第2装着装置14に
より行われる。それぞれの装着装置12,14は、それ
ぞれの制御装置64,164により作動させられ、それ
ぞれのROM122,232に記憶されている基本動作
プログラムと、それぞれのRAM124,234に記憶
された作業対象となる回路基板についてのプログラムに
したがって動作する。回路基板についてのプログラムに
は、どの電気部品をどの位置にどの順序で装着するかと
いった電気部品の装着に関するプログラムが含まれる。
また、RAM124,234には、その回路基板の基板
IDマーク、基板位置基準マーク、子基板位置基準マー
ク、装着不可マーク等が付された位置情報等が記憶され
ており、上記回路基板についてのプログラムには、それ
らのマークの撮像のためにその位置情報に基づいて基板
撮像装置と回路基板とを相対移動させるプログラム等も
含まれる。
【0037】第1装着装置12による第1製造工程のフ
ローチャートを、図10に示す。第1製造工程において
は、まず、ステップ1(以下「S1」と略す。他のステ
ップも同様)で、上流側の搬送装置18から搬入された
回路基板52を、基板固定装置54によって、略予定さ
れた位置に固定する。つまり、S1は、基板固定工程で
ある。次いで、S2で、基板固定位置情報および基板I
D識別を行う。つまり、S2は、第1基板ID識別工程
と基板固定位置情報取得工程とが組合わされた工程とな
る。
【0038】図11に、基板固定位置情報取得および基
板ID識別ルーチンのフローチャートを示す。S2は、
このフローに従って行われる。まず、S21において、
基板撮像装置62は、基板固定装置54に固定された回
路基板52が基板固定装置54とともにXYテーブル装
置56によって移動させられることにより、2つの基板
位置基準マーク262の一方が付されている上方に位置
させられる。詳しくは、図9における左上隅の基板位置
基準マークの上方である(以下の説明においてこの基板
基準位置マークを第1基板位置基準マーク280と称す
る。また、他方を第2基板基準位置マーク282と称す
る。)。第1基板位置基準マーク280の近傍には基板
IDマーク264が付されており、厳密には、基板撮像
装置62は、両者が一視野に納まる位置に相対移動させ
られる。そしてこの位置で2つのマーク280,264
およびその周囲の基板表面が撮像される(第1撮像)。
次いで、S22において、撮像よって得られた画像デー
タに基づいて画像処理が行われる(第1画像処理)。こ
の第1画像処理では、第1装着装置12の機械座標に対
する第1基板位置基準マーク280の位置データが取得
される。また、この画像処理では、基板IDマークの画
像データも処理され、基板IDに関する画像データも処
理され、保持された回路基板の基板IDも識別される。
【0039】次いで、S23では、回路基板52が移動
させられることにより、基板撮像装置62が第2基板位
置基準マーク282の上方に位置させられる。この位置
において第2基板位置基準マーク282およびその周囲
の基板表面部分が撮像される(第2撮像)。そして、S
24において、撮像によって得られた画像データが画像
処理される(第2画像処理)。この第2画像処理では、
第2基板位置基準マーク282の上記機械座標に対する
位置データが取得される。次いで、S25おいて、上記
取得された2つの基板位置基準マーク280,282の
位置データに基づいて、固定された回路基板52の基板
固定位置が演算処理され、基板固定位置情報が取得され
る。この情報は、予定された基板固定位置に対して実際
の基板固定位置がどのくらいずれているかについての情
報であり、例えば、X軸方向のずれΔXa1,Y軸方向
のずれΔYa1,θ軸方向のずれΔθa1(回転角度つま
り回路基板表面に平行な平面内の回路基板の傾斜)とい
った形式のデータとしてRAM124に記憶される。ま
た、第1装着装置制御装置64は、これら位置データに
基づいて、機械座標とは別の仮想座標である作業座標を
作成し、以下の回路基板52のに関わる動作指示、作業
指示は、その作業座標における位置を指定して行うこと
になる。なお、本工程は、基板位置基準マークの撮像と
基板IDマークの撮像とが同時に行われるため、迅速に
行うことが可能である。
【0040】基板固定位置情報取得および基板ID識別
の後に、S3において、領域位置規定情報である子基板
位置規定情報が取得される。この子基板位置規定情報取
得の工程は、固有情報取得工程の一部をなす。図12
に、子基板位置規定情報取得ルーチンのフローチャート
を示す。子基板位置規定情報取得工程はこのフローに従
って行われる。各子基板部260の情報は、図9におけ
る左側に存在する子基板部260から順に取得される。
以下の説明において、左方に位置する子基板部から順
に、第1個基板部、第2子基板部、第3子基板部、第4
子基板部という名称を使用する。
【0041】まず、第1子基板部の情報を取得する。S
31において、回路基板52がXYテーブル装置56に
よって移動させられることにより、基板撮像装置62が
第1子基板部260の一方の子基板位置基準マーク26
6(図における左上隅)の上方に相対移動させられる。
そして、この位置おいて、その子基板位置基準マーク2
66およびその周囲の部分が撮像される(第1撮像)次
いで、S32において、撮像よって得られた画像データ
に基づいて画像処理が行われる(第1画像処理)。この
第1画像処理では、上記作業座標でのその子基板位置基
準マーク266の位置データが取得される。次に、S3
3において、基板撮像装置62が第1子基板部260の
他方の子基板位置基準マーク266(図における右下
隅)の上方に相対移動させられる。そして、この位置お
いて、その子基板位置基準マーク266およびその周囲
の部分が撮像される(第2撮像)。次に、S34におい
て、撮像よって得られた画像データに基づいて画像処理
が行われる(第2画像処理)。この第2画像処理では、
上記作業座標でのその子基板位置基準マーク266の位
置データが取得される。
【0042】次いで、S35において、得られた2つの
子基板位置基準マーク266の位置データに基づいて、
演算処理が行われ、上記作業座標におけるその子基板部
260の位置規定情報が取得される。子基板位置規定情
報は、回路基板52に対するその子基板部260の位置
に関する情報、詳しくは、設計上の位置に対する製造上
の位置のずれ量に関する位置情報等であり、例えば、作
業座標の原点位置からその子基板部の原点までのX軸方
向距離ΔXb1,Y軸方向距離ΔYb1,θ軸方向の回転
角度Δθb1(子基板部の傾斜角度)といった形式のデ
ータ(いわゆるオフセット値、添え字はどの子基板部で
あるかを示す)としてRAM124に記憶される。第1
子基板部の子基板位置規定情報が取得された後、S36
を経由して、順次、第2子基板部、第3子基板部、第4
子基板部の子基板位置規定情報が取得される。すべての
子基板部260の子基板位置規定情報が取得されたこと
がS36によって判定され、子基板位置規定取得工程は
終了する。
【0043】子基板位置規定情報が取得された後、S4
の子基板作業可否判定情報取得工程に移行する。本実施
形態における子基板作業可否判定情報は、対象となる子
基板部260に電気部品の装着を行うか行わないかを決
定するための情報である。また、この子基板作業可否判
定情報取得工程も固有情報取得工程の一部をなす。図1
3に、子基板作業可否判定情報取得ルーチンのフローチ
ャートを示す。本工程における可否判定情報の取得も、
上記工程同様、第1子基板部、第2子基板部、第3子基
板部、第4子基板部の順に行われる。
【0044】まず、S41において、回路基板52をX
Yテーブル装置56によって移動させることにより、第
1子基板部における装着不可マーク268の付される位
置(必要があれば付されるであろう位置)の上方に、基
板撮像装置62を位置させる。この位置において、回路
基板52の目的とする表面部分を撮像する。次いで、S
42において、撮像によって得られた画像データを画像
処理し、装着不可マーク268が付されているが否かを
認識する。子基板作業可否判定情報として、例えば、付
されている場合にはフラグとして1の値を、付されてい
ない場合にはフラグとして0の値を、RAM124に記
憶する。すべての子基板部260の子基板作業可否判定
情報が取得されたことがS36によって判定され、子基
板作業可否判定情報取得工程は終了する。
【0045】各固有情報の取得がなされた後、S5の第
1装着作業工程を行う。この第1装着作業工程は、取得
された固有情報に基づいて第1の作業を行う第1作業工
程に該当する。図14に、第1装着作業ルーチンのフロ
ーチャートを示す。第1装着作業工程は、このフローに
従って行われる。各子基板部への装着作業は、1つのプ
ログラムによって行われ、第1子基板部、第2子基板
部、第3子基板部、第4子基板部の順に行われる。
【0046】最初に、S51において、記憶された上記
子基板作業可否判定情報に基づいて、第1子基板部が装
着作業可能な子基板部260であるかどうかが判定され
る。具体的には、フラグとして0の値であればその子基
板部に装着作業が行われる。まず、S52において、部
品供給ステーションCにて装着ユニット60の装着ヘッ
ド88が所定の電気部品90を吸着保持する。次いで、
装着ヘッド88は間欠回転移動させられる。次に、S5
3において、その装着ヘッド88が間欠回転移動させら
れて部品撮像ステーションSに位置するときに、部品撮
像装置102によって、保持された電気部品90が撮像
される。そしてS54いおいて、その撮像により得られ
た画像データを画像処理することにより、保持された電
気部品90の保持姿勢情報が取得を取得する。この保持
姿勢情報は、例えば、その電気部品の装着ヘッド88の
中心軸からのX軸方向の位置ずれ量ΔXcおよびY軸方
向の位置ずれ量ΔYcと、基板に平行な平面内における
回転方位(θ軸方向)のずれ量Δθcという形式のデー
タとして、RAM124に記憶される。
【0047】次いで、S55において装着位置決定がな
される。まず、RAM124に記憶されている前記第1
子基板部の子基板位置規定情報ΔXb1,ΔYb1,Δθ
1と、上記取得されたその電気部品についての保持姿
勢情報ΔXc,ΔYc,Δθcとに基づいて、前記子基
板部についての1つのプログラムで指示される部品装着
位置X0,Y0,θ0を補正すべく、前記作業座標におけ
る指示値X,Y,θが演算される。そして、電気部品の
回転角度位置(θ軸方向位置)の決定は、対象となる装
着ヘッド88が部品撮像ステーションSと部品装着ステ
ーションDとの間のステーションにおいて、装着ヘッド
回転装置98によって、指示値θに基づく回転角度位置
にその装着ヘッド88を回転させることで行われる。ま
た、X軸方向位置およびY軸方向位置の決定は、当該装
着ヘッド88が装着ステーションDへ回転移動させられ
る直前に、XYテーブル装置56によって、回路基板5
2を指示値XおよびYに基づく位置へ移動させることで
行われる。次いで、S57において、決定された位置に
その装着ヘッド88が保持する電気部品90を装着す
る。
【0048】1つの電気部品の装着が完了した場合、次
の装着ヘッド88が次の電気部品の装着作業を開始す
る。本第1装着装置12は、ロータリーヘッド型の装着
装置であるため、実際は、それぞれの装着ヘッド88に
おけるS52からS56の工程は、他の装着ヘッド88
のそれらの工程と重なりあっており、同時期に行われ
る。第1子基板部における予定したすべての電気部品を
装着した場合、S57において、その判定がなされ、S
52に戻って次の子基板部260の作業が開始される。
また、例えば、図9に示す回路基板52では、第3子基
板部に装着不可マーク268が付されており、その子基
板部のフラグ値が1となっており、第3子基板部につい
ては、S51による判定の結果、S52からS57の工
程を行わない。すべての子基板部260の装着作業が終
了したことがS58により判定され、その作業対象とな
っている回路基板の第1装着作業は終了する。
【0049】第1装着作業が終了した後、S6におい
て、RAM124に記憶されている固有情報である子基
板位置規定情報および子基板作業可否判定情報は、シス
テム制御装置24に転送される。この固有情報のデータ
形式は、例えば、図15に示すようなものであり、装着
作業が行われていた回路基板52の基板IDに関連付け
られた形式となっている。転送された固有情報は、シス
テム制御装置24に記憶される。したがって、S58の
固有情報転送工程は、固有情報記憶工程を構成するもの
となる。そして、S7において、装着作業に供されてい
た回路基板52の基板固定装置54による固定を解除し
て、第1製造工程は終了する。
【0050】次に、第2製造工程について説明する。第
2装着装置14による第2製造工程のフローチャート
を、図16に示す。第2製造工程においては、まず、S
101で、上流側の搬送装置18から搬入された回路基
板52を、基板固定装置152によって、略固定された
位置に固定する。つまりS101は、基板固定工程であ
る。次いで、S102で、基板固定位置情報および基板
ID識別を行う。つまり、S102は、第2基板ID識
別工程と基板固定位置情報取得工程とが組合わされた工
程となる。本工程は、先に説明した第1製造工程におけ
るものと同様のものであり、そのフローチャートも、図
11示すものと同様のものである。ただし、第2装着装
置14は、XYロボット型のものであり、基板固定装置
152が固定されており、基板撮像装置162がXYロ
ボット装置160によって移動させられる。第1基板位
置基準マーク280および基板IDマーク264の撮像
を同時に行い、それに対する画像処理、第2基板位置基
準マーク282の撮像、それに対する画像処理を順次行
って、基板固定位置情報の取得し、基板IDが識別され
る。なお、第1製造工程における場合と同様に、基板位
固定位置情報は、例えば、ΔXa2,ΔYa2,Δθa2
といった形式のデータとして第2装着装置制御装置16
4のRAM234に記憶され、それらに基づいて作成さ
れた作業座標を作成し、以下の回路基板52のに関わる
動作指示、作業指示は、その作業座標における位置を指
定して行う。
【0051】次いで、S103において、第1製造工程
で取得してシステム制御装置に転送され記憶された固有
情報を第2装着装置14の制御装置164が受け取る。
固有情報は、前述のように基板IDと関連付けられてお
り、第2装着装置制御装置164からシステム制御装置
24に基板IDに関する情報を送ることで、システム制
御装置24が第2装着装置制御装置164にその基板I
Dと関連付けられた固有情報を転送する。転送された固
有情報、詳しくは、子基板位置規定情報および子基板作
業可否判定情報は、RAM234に記憶される。
【0052】固有情報を受け取った後、S104の第1
装着作業工程を行う。この第2装着作業工程は、その固
有情報に基づいて第2の作業を行う前記第2作業工程に
該当し、図14に示す第1装着作業ルーチンと同様のフ
ローに従って行う。作業内容は、第1装着作業と同様で
あるため、詳細な説明は省略する。第1子基板部、第2
子基板部、第3子基板部、第4子基板部の順に作業を進
行するが、第3子基板部については、作業不可の旨の情
報が取得されているため、装着作業はスキップされる。
なお、第2装着装置14がXYロボット型の装着装置で
あるため、X軸方向位置およびY軸方向位置の決定は、
XYロボット装置160によって、装着ヘッド184を
指示値に基づく位置に移動させることにより行う。装着
を許可されたすべての子基板部260の装着作業が終了
した後、S105において、基板固定装置152により
固定されていた回路基板52の固定を解除して、第2製
造工程を終了する。
【0053】第1装着装置および第2装着装置は、上述
の動作を行う。このことからすれば、第1装着装置にお
いて、第1の作業を行う第1作業装置は、対基板作業装
置の1種であって、XYテーブル装置56、部品供給装
置58、装着ユニット60、第1装着装置制御装置64
の装着作業に関わる部分等を含んで構成されものである
る。また、基板固定位置情報を取得する装置は、基板撮
像装置62を始め、撮像装置移動装置として機能するX
Yテーブル装置56、それらの制御を行う撮像制御装置
等を含んで構成され、その撮像制御装置は、基板画像処
理ユニット106を含む第1装着装置制御装置64の撮
像制御に関わる部分が該当する。そして、基板固定位置
情報を取得する装置は、固有情報取得装置として、ま
た、第1基板ID識別装置として機能する。見方を変え
れば、基板撮像装置62等を制御する上記撮像制御装置
は、基板固定位置情報を取得する機能を果たす基板固定
位置情報取得制御部と、基板ID識別する機能を果たす
基板ID識別制御部と、固有情報を取得する機能を果た
す固有情報取得制御部とを含んで構成されるものであ
り、さらに、その撮像制御装置は、基板位置基準マーク
と基板IDマークとを一視野に収めて同時に撮像するた
めの同時撮像制御部を含むものである。
【0054】同様に、第2装着装置において、第2の作
業を行う第2作業装置は、対基板作業装置の1種であっ
て、フィーダ型部品供給装置154、トレイ型部品供給
装置156、装着ユニット158、XYロボット装置1
60、第2装着装置制御装置164の装着作業に関わる
部分等を含んで構成される。また、基板固定位置情報を
取得する装置は、基板撮像装置162を始め、撮像装置
移動装置として機能するXYロボット装置160、それ
らの制御を行う撮像制御装置等を含んで構成され、その
撮像制御装置は、基板画像処理ユニット226を含む第
2装着装置制御装置164の撮像制御に関わる部分が該
当する。そして、基板固定位置情報を取得する装置は、
第2基板ID識別装置として機能する。第1装着装置の
場合と同様に、見方を変えれば、基板撮像装置62等を
制御する上記撮像制御装置は、基板固定位置情報を取得
する機能を果たす基板固定位置情報取得制御部と、基板
ID識別する機能を果たす基板ID識別制御部とを含ん
で構成されるものであり、さらに、その撮像制御装置
は、基板位置基準マークと基板IDマークとを一視野に
収めて同時に撮像するための同時撮像制御部を含むもの
である。
【0055】上述したように、第2製造工程では、第1
製造工程で行われていた子基板位置規定情報取得工程お
よび子基板作業可否判定情報取得工程が省略されている
ため、これらの工程のための時間が短縮される。例え
ば、上記回路基板52では、撮像すべき表示部として、
2つの基板位置基準マーク、8つの子基板位置基準マー
ク、4つの装着不可マークのそれぞれが表示される部分
が存在する。1つの表示部の撮像時間が約0.5秒必要
であると考えることができることから、第1製造工程に
おいては、すべて表示部の撮像に約7秒の時間を必要と
するのに対して、第2製造工程においては、約1秒しか
必要としないことになる。また、例えば、高速装着が可
能な電気部品装着装置においては、1つの電気部品の装
着に約0.1秒が必要であり、1枚の回路基板に300
点の電気部品が装着されると仮定した場合、固有情報取
得を含めれば総作業に約37秒が必要であるのに対し
て、固有情報取得を省略すれば約31秒の時間しか必要
としない。この例によれば、上流側の製造装置で取得し
た固有情報を下流側の製造装置で利用することにより、
約20%の生産性の向上が見込まれることになる。
【0056】<変形態様>上記実施形態は、電気部品装
着装置において、基板IDに関連付けた固有情報の利
用、基板IDマークの基板撮像装置での撮像等を行うも
のであるが、電気部品装着装置に限られるものではな
く、はんだ塗布装置(クリームはんだ印刷機等が該
当)、接着剤塗布装置(ディスペンサ等が該当)、電位
部品装着検査装置等それらの作業の検査装置等において
も固有情報の利用、基板IDマークの撮像等を行うこと
ができる。つまり、これらの作業装置においても、上記
特定作業領域に関する領域位置規定情報、領域作業可否
判定情報等を共有することができ、また、基板位置基準
マークを撮像する撮像装置を有していることに鑑みれ
ば、この撮像装置によって基板IDマークを撮像するこ
とも可能である。各種の対回路基板作業装置において上
記技術を利用した場合、その対回路基板作業装置におけ
る作業の効率が向上する。
【0057】また、上記実施形態では、製造システム
は、全体を管理するシステム制御装置を有している。こ
れに代え、システム制御装置を用いず、第1製造装置が
第2製造装置に、直接的に基板ID情報、固有情報等を
転送するものであってもよい。上記実施形態の技術は、
いわゆる分散型の制御を行う電気回路システムにおいて
も充分に適用できる。
【0058】また、上記実施形態においては、回路基板
に表示されたものから取得される固有情報のみを基板I
Dに関連付けて利用しているが、他の固有情報を基板I
Dに関連付けして利用することを排除するものではな
い。例えば、基板IDに、各回路基板固有の装着プログ
ラム等の対回路基板作業装置の動作プログラムを関連付
けておくこともでき、その作業装置において識別された
基板IDに基づいてシステム制御装置等からそのプログ
ラムをロードし、対回路基板作業を実施することも可能
である。
【0059】上記実施形態では、基板IDマークと基板
位置基準マークとを基板撮像装置の一視野内に収めるよ
うにして撮像している。基板IDマークを基板基準マー
クと離間して付した回路基板に対して作業を行う場合に
は、基板ID識別工程と基板固定位置情報とが別工程と
なる。その場合、両者のマークのそれぞれを基板撮像装
置で撮像可能なように、順次、基板撮像装置と回路基板
とを相対移動させて行えばよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】実装一貫ラインである電気回路製造システムを
示す。
【図2】第1装着装置(ロータリーヘッド型部品装着装
置)の平面図を模式的に示す。
【図3】第1装着装置の装着ユニットを中心とした側面
一部断面図を示す。
【図4】第1装着装置を制御する第1装着装置制御装置
のブロック図を、本発明に関係の深い部分を中心に示
す。
【図5】第2装着装置(XYロボット型部品装着装置)
の平面図を模式的に示す。
【図6】第2装着装置の全体側面図を模式的に示す。
【図7】第2装着装置の装着ユニットおよびその周辺を
示す。
【図8】第1装着装置を制御する第1装着装置制御装置
のブロック図を、本発明に関係の深い部分を中心に示
す。
【図9】作業対象となる回路基板を模式的に示す。
【図10】第1装着装置による第1製造工程のフローチ
ャートを示す。
【図11】第1製造工程における基板固定位置情報取得
および基板ID識別ルーチンのフローチャートを示す。
【図12】第1製造工程における子基板位置規定情報取
得ルーチンのフローチャートを示す。
【図13】第1製造工程における子基板作業可否判定情
報取得ルーチンのフローチャートを示す。
【図14】第1製造工程における第1装着作業ルーチン
のフローチャートを示す。
【図15】第1製造工程においてシステム制御装置に記
憶するために転送される固有情報のデータ形式を示す。
【図16】第2装着装置による第2製造工程のフローチ
ャートを示す。
【符号の説明】
10:はんだ塗布装置 12:電気部品装着装置(第1
装着装置) 14:電気部品装着装置(第2装着装置)
16:リフロー炉装置 24:システム制御装置 5
2:回路基板 50:装置本体 54:基板固定装置
56:XYテーブル装置 58:部品供給装置 60:
装着ユニット 62:基板撮像装置 64:第1装着装
置制御装置 88:装着ヘッド 90:電気部品 10
6:基板画像処理ユニット 150:装置本体 15
2:基板固定装置 154:フィーダ型部品供給装置
156:トレイ型部品供給装置 158:装着ユニット
160:XYロボット装置 162:基板撮像装置
164:第2装着装置制御装置 184:装着ヘッド
226:基板画像処理ユニット 260:子基板部 262:基板位置基準マーク 264:基板IDマーク
266:子基板位置基準マーク 268:装着不可マ
ーク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 三井 一夫 愛知県知立市山町茶碓山19番地 富士機械 製造株式会社内 Fターム(参考) 5E313 AA02 AA11 CC04 DD02 DD03 DD05 DD12 EE02 EE03 EE05 EE24 EE25 FF24 FF26 FF29 FF32 FG01 FG05 FG06 FG10

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回路基板に対して予定された作業を行っ
    て電気回路を製造する装置であって、 作業対象となる回路基板を略予定された位置に固定する
    基板固定装置と、 その回路基板の表面を撮像可能な撮像装置と、 その回路基板の表面に付された1以上の基板位置基準マ
    ークを前記撮像装置に撮像させ、その回路基板の固定位
    置に関する情報である基板固定位置情報を取得する撮像
    制御装置と、 前記基板個定位置情報に基づいて前記予定された作業を
    行う対基板作業装置とを含み、 前記撮像制御装置が、前記固定された回路基板の表面に
    付された基板IDマークを前記撮像装置に撮像させ、そ
    の回路基板の基板IDを識別する基板ID識別部を含む
    ことを特徴とする電気回路製造装置。
  2. 【請求項2】 前記回路基板として、前記基板IDマー
    クが前記1以上の基板位置基準マークのいずれかの近傍
    に付されたものを作業の対象とする請求項1に記載の電
    気回路製造装置。
  3. 【請求項3】 前記撮像装置が、前記基板IDマークと
    それが近傍に付された前記1以上の基板位置基準マーク
    のいずれかのものとを一視野内に収めることが可能なも
    のであり、前記撮像制御装置が、それらのマークを同時
    に撮像するように前記撮像装置を制御する同時撮像制御
    部を含む請求項2に記載の電気回路製造装置。
  4. 【請求項4】 前記回路基板として、前記基板IDマー
    クが二次元バーコードであるものを作業の対象とする請
    求項1ないし請求項3のいずれかに記載の電気回路製造
    装置。
  5. 【請求項5】 回路基板に対して予定された作業を行っ
    て電気回路を製造する方法であって、 作業対象となる回路基板を略予定された位置に固定する
    基板固定工程と、 その回路基板の表面に付された1以上の基板位置基準マ
    ークを撮像装置に撮像させ、その回路基板の固定位置に
    関する情報である基板固定位置情報を取得する基板固定
    位置情報取得工程と、 その回路基板の表面に付された基板IDマークを前記撮
    像装置に撮像させ、その回路基板の基板IDを識別する
    基板ID識別工程と、 前記基板個定位置情報に基づいて前記予定された作業を
    行う対基板作業工程とを含むことを特徴とする電気回路
    製造方法。
  6. 【請求項6】 回路基板に対して予定された作業を行っ
    て電気回路を製造するために、コンピュータにより実施
    されるプログラムであって、 作業対象となる回路基板を略予定された位置に固定する
    基板固定ステップと、 その回路基板の表面に付された1以上の基板位置基準マ
    ークを撮像装置に撮像させ、その回路基板の固定位置に
    関する情報である基板固定位置情報を取得する基板固定
    位置情報取得ステップと、 その回路基板の表面に付された基板IDマークを前記撮
    像装置に撮像させ、その回路基板の基板IDを識別する
    基板ID識別ステップと、 前記基板個定位置情報に基づいて前記予定された作業を
    行う対基板作業ステップとを含むことを特徴とする電気
    回路製造用プログラム。
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