JP2003100225A - マグネトロン - Google Patents

マグネトロン

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JP2003100225A
JP2003100225A JP2001290399A JP2001290399A JP2003100225A JP 2003100225 A JP2003100225 A JP 2003100225A JP 2001290399 A JP2001290399 A JP 2001290399A JP 2001290399 A JP2001290399 A JP 2001290399A JP 2003100225 A JP2003100225 A JP 2003100225A
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annular
annular metal
magnetron
convex portion
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Noriyuki Murao
則行 村尾
Kazuki Miki
一樹 三木
Setsuo Hasegawa
節雄 長谷川
Satoshi Nakai
聡 中井
Noriyuki Okada
則幸 岡田
Kiyota Taniguchi
喜代太 谷口
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J23/00Details of transit-time tubes of the types covered by group H01J25/00
    • H01J23/02Electrodes; Magnetic control means; Screens
    • H01J23/10Magnet systems for directing or deflecting the discharge along a desired path, e.g. a spiral path
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J23/00Details of transit-time tubes of the types covered by group H01J25/00
    • H01J23/16Circuit elements, having distributed capacitance and inductance, structurally associated with the tube and interacting with the discharge
    • H01J23/18Resonators
    • H01J23/20Cavity resonators; Adjustment or tuning thereof
    • HELECTRICITY
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    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J25/00Transit-time tubes, e.g. klystrons, travelling-wave tubes, magnetrons
    • H01J25/50Magnetrons, i.e. tubes with a magnet system producing an H-field crossing the E-field
    • H01J25/52Magnetrons, i.e. tubes with a magnet system producing an H-field crossing the E-field with an electron space having a shape that does not prevent any electron from moving completely around the cathode or guide electrode
    • H01J25/58Magnetrons, i.e. tubes with a magnet system producing an H-field crossing the E-field with an electron space having a shape that does not prevent any electron from moving completely around the cathode or guide electrode having a number of resonators; having a composite resonator, e.g. a helix
    • H01J25/587Multi-cavity magnetrons

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  • Microwave Tubes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】組立中に振動や衝撃が加わっても、カソード付
近に磁束を導くための環状金属板が所定位置からずれ難
く、磁気効率がよく、作業性が向上するマグネトロンを
提供することを課題とする。 【解決手段】アノード10の両端に真空容器の一部を構
成する筒状金属容器20を気密接合し、該筒状金属容器
20の上方と下方とに配置される一対の永久磁石21
と、該永久磁石21と前記筒状金属容器20との間に配
置される環状金属板23と、前記アノード10の中心軸
部にフィラメント19が配置されたカソード15とを備
え、前記筒状金属容器20の平面部20aに凸部20b
を、前記前記環状金属板23には貫通孔23a形成し、
前記凸部20bと前記貫通孔23aを係合させて、前記
環状金属板23を前記筒状金属容器20に固定した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子レンジ等に搭
載されマイクロ波を発生させるマグネトロンに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の電子レンジ用マグネトロンは、図
7に一部を破断した断面図で示されているように、アノ
ード100の両端に筒状金属容器101が気密接合さ
れ、この筒状金属容器101の上方と下方には、一対の
環状の永久磁石102がそれぞれ配置されている。そし
て、筒状金属容器101と永久磁石102との間には、
アノード100の中央部に配置されたカソード103付
近に多くの磁束が導びかれるように、環状の金属板10
4が配置されており、永久磁石102の磁力や容量を増
やすことなく磁気回路の効率化が図られている。
【0003】このようなマグネトロンの組立順序は、下
側磁気ヨーク105の底面に永久磁石102が置かれ、
筒状金属容器101に形成された凸部106が環状金属
板104の内周縁の内側にくるようにマグネトロン本体
が配置される。そして、上側の筒状金属容器101にも
環状金属板104が同様な方法で配置され、更に、永久
磁石102、上側磁気ヨーク107を順次重ねた後、ネ
ジ108で上側ヨーク107と下側ヨーク105を固定
するようになっている。
【0004】しかしながら、上述する構成では、上側ヨ
ーク107と下側ヨーク105をネジ108で固定した
後は、筒状金属容器101に形成された凸部106が環
状金属板104の内周縁に当接しているので、環状金属
板104が位置ずれを起こすことはないが、組立の途中
は、振動、衝撃が加わると環状金属板104の内周縁が
凸部106を乗り上げ、環状金属板104が所定の位置
からずれてしまい、そのまま上側ヨーク107と下側ヨ
ーク105をネジ108で固定しまうと磁気回路の効率
が悪化するという問題があった。また、環状金属板10
4の位置がずれてしまうと、所定の位置に戻さなくては
ならず、作業の効率が悪くなるという問題があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、組立中に振
動や衝撃が加わっても、カソード付近に磁束を導くため
の環状金属板が所定位置からずれ難く、磁気効率がよ
く、作業性が向上するマグネトロンを提供することを課
題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、アノードの両
端に気密接合され真空容器の一部を構成する筒状金属容
器と、該筒状金属容器の上方と下方とに配置される一対
の環状磁極片と、該環状磁極片と前記筒状金属容器との
間に配置される環状金属板と、前記アノードの中心軸部
にフィラメントが配置されたカソードとを具備するマグ
ネトロンであって、前記環状金属板を少なくとも前記環
状磁極片と前記筒状金属容器のどちらか一方に固定する
固定手段を設けたことを特徴とする。
【0007】上記構成によって、前記フィラメントに電
流を流し、更に、前記カソードに負の電圧、例えば4k
Vの高電圧を印加すると、前記環状金属板が前記環状磁
極片の磁束を前記カソード軸に集束しているので、前記
フィラメントから放出される電子が旋回し、この旋回す
る電子が前記アノードの高周波電界と同期して発振しマ
イクロ波が放出される。
【0008】そして、前記環状金属板は、前記固定手段
によって、前記環状磁極片もしくは前記筒状金属容器の
どちらか一方に固定されているので、マグネトロンが完
成するまでの組立工程中に振動や衝撃が加わっても、前
記環状金属板が所定の位置からずれにくくなり、前記環
状磁極片の磁束を確実に前記カソード付近に集束させ、
磁気回路の効率が低下することを防止できる。
【0009】また、前記固定手段は、200℃以下で蒸
発する接着材を前記環状金属板に塗布したことを特徴と
するので、前記接着材を用いることにより、簡単な方法
で前記環状金属板を前記環状磁極片もしくは前記筒状金
属容器のどちらか一方に固定され、マグネトロンが完成
するまでの組立工程中に振動や衝撃が加わっても、前記
環状金属板が所定の位置からずれることがなくなる。ま
た、マグネトロンの組立が完成した後で行われる検査工
程、例えば、発振動作確認を行う検査工程等では、マグ
ネトロン自身の発熱によって、前記環状金属板の近傍は
200℃以上に達するため、前記接着材は蒸発し、電子
レンジに組み込まれる時には前記接着材が残存しておら
ず、前記接着物の蒸発物が電子レンジの庫内に侵入して
食品に付着することがない。
【0010】また、前記固定手段は、前記筒状金属容器
に凸部を、前記環状金属板には貫通孔を形成し、前記凸
部と前記貫通孔とを係合させたことを特徴とするので、
前記貫通孔が位置決めとなり、簡単に前記環状金属板を
所定の位置に配置することができるとともに、前記凸部
と前記貫通孔との係合によって前記環状金属板が固定さ
れるので、マグネトロンが完成するまでの組立工程中に
振動や衝撃が加わっても、前記環状金属板が所定の位置
からずれることを防止できる。
【0011】更に、前記固定手段は、前記環状磁極片に
凸部を、前記環状金属板には貫通孔を形成し、前記凸部
と前記貫通孔とを係合させたことを特徴とするので、前
記貫通孔が位置決めとなり、前記筒状金属容器と前記環
状磁極片との間で前記環状金属板を所定の位置に配置す
ることができるとともに、前記凸部と前記貫通孔との係
合によって前記環状金属板が固定されるので、マグネト
ロンが完成するまでの組立工程中に振動や衝撃が加わっ
ても、前記環状金属板が所定の位置からずれることを防
止できる。
【0012】また、前記接着材は、前記貫通孔から注入
されることを特徴とするので、前記凸部と前記貫通孔を
係合させた後、前記接着材によって前記環状金属板は強
固に固定されるので、マグネトロンが完成するまでの組
立工程中に振動や衝撃が加わっても、前記環状金属板が
所定の位置からずれることを確実に防止できる。また、
位置決めとして形成された前記貫通孔を、前記接着材の
注入口としても利用でき、前記接着材の塗布作業を向上
させることができる。
【0013】また、前記凸部の高さを、前記環状金属板
の厚みよりも高くしたことを特徴とするので、前記凸部
と前記貫通孔が係合しても、前記凸部の先端が前記貫通
孔から突出しており、前記環状金属片が前記筒状金属容
器に固定された時は、前記環状磁極片と前記環状金属板
との間に隙間が形成され、前記環状金属片が前記環状磁
極片に固定された時は、前記筒状金属容器と前記環状金
属板との間に隙間が形成されるため、マグネトロン本体
からの熱が前記環状磁極片に伝わりにくくなり、温度上
昇による前記環状磁極片の磁束密度の低下を抑制するこ
とができる。
【0014】また、前記固定手段は、前記筒状金属容器
に凸部を、前記環状金属板には凹部を形成し、前記凸部
と前記凹部とを係合させたことを特徴とするので、前記
凹部が位置決めとなり、簡単に前記環状金属板を所定の
位置に配置することができるとともに、前記凸部と前記
凹部との係合によって前記環状金属板が固定されるの
で、マグネトロンが完成するまでの組立工程中に振動や
衝撃が加わっても、前記環状金属板が所定の位置からず
れることを防止できる。
【0015】更に、前記固定手段は、前記環状磁極片に
凸部を、前記環状金属板には凹部を形成し、前記凸部と
前記凹部とを係合させたことを特徴とするので、前記凸
部が位置決めとなり、前記筒状金属容器と前記環状磁極
片との間で前記環状金属板を所定の位置に配置すること
ができるとともに、前記凸部と前記凹部との係合によっ
て前記環状金属板が固定されるので、マグネトロンが完
成するまでの組立工程中に振動や衝撃が加わっても、前
記環状金属板が所定の位置からずれることを防止でき
る。
【0016】また、前記接着材は、前記凹部から注入さ
れることを特徴とするので、前記凹部に前記接着材を注
入した後、前記凸部と前記凹部を係合させることによっ
て前記環状金属板は強固に固定されるので、マグネトロ
ンが完成するまでの組立工程中に振動や衝撃が加わって
も、前記環状金属板が所定の位置からずれることを確実
に防止できる。また、位置決めとして形成された前記凹
部を、前記接着材の注入口としても利用でき、前記接着
材の塗布作業を向上させることができる。
【0017】また、前記凸部と前記貫通孔及び前記凹部
の数は、少なくとも2個以上であることを特徴とするの
で、前記環状金属板の位置決めが簡単にでき、前記環状
金属板を所定の位置に配置させる作業を著しく向上させ
ることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明の第1実施例について、図
面に基づき詳述する。
【0019】図1は、本発明の第1実施例を示すマグネ
トロンの縦断面図、図2は、同要部縦断面図、図3は、
同マグネトロンの組立順序を示す図、図4は、同カソー
ドの断面図である。
【0020】1は、コの字状に形成された下側ヨーク2
と上側ヨーク3とで包囲された2極真空管、即ち、マグ
ネトロンの本体部で、前記下側ヨーク2と上側ヨーク3
とはネジ4によって固定されている。
【0021】5は、前記本体部1に圧入された冷却フィ
ンで、該冷却フィン5の端部は、前記本体部1の熱が放
熱されるように前記下側ヨーク2の内面に密着してい
る。
【0022】6は、雑音を抑制するためのコンデンサ7
とチョークコイル8が内蔵されたケースで、該ケース6
の開口部は雑音が外部に漏れないように蓋9が密着して
取り付けられている。
【0023】10は、マグネトロンのアノードで、該ア
ノード10は、無酸素銅で形成され前記本体部1の真空
壁の一部を構成するアノード円筒11と、該アノード円
筒11の内周に放射状に設けられた偶数枚のベイン12
と、該ベイン12を1枚おきに小径(内側)の内ストラ
ップリング13と大径(外側)の外ストラップリング1
4とで接続し、安定したπモードで発振するように構成
されている。
【0024】15は、一対のカソードリード16の両端
間にトップハット17及びエンドハット18を介して挟
持されたフィラメント19で構成されるカソードで、前
記カソードリード16からの給電によって前記フィラメ
ント19から熱電子が放射される。この時の前記フィラ
メント19の温度は、約1800℃と高温となっている
ため、前記トップハット17、前記エンドハット18、
前記カソードリード16の材質には、高融点、高硬度の
モリブデンが使用されている。
【0025】20は、前記アノード10の両端に気密接
合され真空容器の一部を構成する筒状金属容器で、該筒
状金属容器20の平面部20aには、後述する環状金属
板23の貫通孔23aに係合して環状金属板23を固定
するための固定手段、即ち、凸部20bが形成され、該
凸部20bの高さは、0.7mmで、4個形成されてい
る。
【0026】21は、前記筒状金属容器20の平面部2
0aの上下に配置され、材料がフェライトから成る環状
の永久磁石で、該永久磁石21の磁束を前記ベイン12
の先端と前記アノード円筒11の中心部に設けられる前
記カソード15との間の作用空間に集中させるためのポ
ールピース22がそれぞれ設けられている。
【0027】23は、前記永久磁石21と前記筒状金属
容器20の平面部20aとの間に配置される環状金属板
で、該環状金属板23には、前記凸部20bに係合させ
て前記環状金属板23を前記筒状金属容器20の所定位
置に固定するための固定手段、即ち、貫通孔23aが4
個形成され、前記ポールピース22と同様、前記永久磁
石21の磁束を作用空間に集中できるようになってい
る。また、前記環状金属板23の厚さは、前記凸部20
bの高さ(本実施例では、0.7mm。)よりも低い
0.4mmとし、前記凸部20bの先端が前記貫通孔2
3aから突出して前記永久磁石21に当接するように構
成しているので、前記本体部1が配置された時に、前記
永久磁石21と前記環状金属板23との間には0.3m
mの隙間Sが形成される。従って、前記隙間Sにより本
体部1からの熱が前記永久磁石21に伝わりにくくな
り、温度上昇による前記永久磁石21の磁束密度の低下
が抑制されている。
【0028】24は、数秒で硬化し200℃に達すると
蒸発する接着材で、該接着材24は、前記凸部20bに
前記貫通孔23aが係合された後、前記貫通孔23aか
ら注入され、前記環状金属板23を前記筒状金属容器2
0の平面部20aに強固に固着している。この構成によ
り、マグネトロンの組立工程中に、振動や衝撃が加わっ
ても前記環状金属板23が所定の位置からずれることが
ない。
【0029】25は、アルミナセラミック等から成る高
耐熱性のステム絶縁体で、該ステム絶縁体25には、一
対の貫通孔25aが形成され、後述する外部端子26が
挿通している。
【0030】26は、表面がニッケルメッキで施された
金属鋼板によって円筒体に形成された外部端子で、該外
部端子26の一端開口部26aは、前記カソードリード
16に挿入してろう付けによって接合され、他端開口部
26bから形成された折曲部26cに前記チョークコイ
ル8の端部が溶接によって接合されている。そして、該
外部端子26の一端開口部26aと前記カソードリード
16の接続は、後述する封止金属板27よりも上方、即
ち、前記カソード15側の位置で接続されているので、
高価な前記カソードリード16を極力短くすることがで
き、材料費を低減できる構成となっている。
【0031】27は、前記外部端子26を固定する封止
金属板で、該封止金属板27は、中央溝28で電気的に
分離され、前記貫通孔25aの周縁に形成された接合面
にろう付けによって気密接合されている。
【0032】本実施例では、凸部と貫通孔の数をそれぞ
れ4個づつ形成させたが、位置決めするためには、少な
くとも2個以上であれば所望の目的は達成できる。
【0033】また、凸部と係合させるために貫通孔を形
成させたが、凹部を形成しても構わない。
【0034】次に、上述する構成の組立順序について説
明する。
【0035】前記下側ヨーク2に前記ケース6を取り付
け、前記下側ヨーク2の底面に前記永久磁石21を置
く。
【0036】次に、前記筒状金属容器20の凸部20b
を前記環状金属板23の貫通孔23aに係合して、前記
環状金属板23を前記筒状金属容器20に固定した後、
前記接着材24を前記貫通孔23aから注入する。前記
接着材24は数秒で硬化し、前記環状金属板23は、前
記筒状金属容器20に強固に固定される。
【0037】次に、前記本体部1に前記冷却フィン5を
圧入した後、前記外部端子26を下側にして、前記本体
部1を前記永久磁石21の上に置き、更に、上側の前記
筒状金属容器20の平面部20aの上方に前記永久磁石
21を置く。
【0038】そして、前記上側ヨーク3と前記下側ヨー
ク2とを前記ネジ4にて取り付けた後、前記ケース6
に、前記コンデンサ7、前記チョークコイル8、前記蓋
9を取り付けてマグネトロンの組立は終了する。
【0039】上述する構成により、前記カソード15に
負の電圧、例えば4kVの高電圧を印加し、更に前記外
部端子26から前記フィラメント19に約10Aの電流
が流れるように給電してやると、前記永久磁石21の磁
束が前記環状金属板23や前記ポールピース22等によ
って作用空間に集束され、前記フィラメント19から放
出される電子が旋回し、この旋回する電子が、前記アノ
ード10の高周波電界と同期して発振し、マイクロ波が
放出される。この時、マグネトロンのマイクロ波出力効
率は、入力に対して約70%前後であり、残り約25%
が前記本体部1で熱損失するので、前記環状金属板23
の近傍は瞬時に200℃以上になる。従って、前記接着
材24は、200℃以下で蒸発することから、前記接着
材24が残存することがない。
【0040】そして、前記環状金属板23は、前記凸部
20bと前記貫通孔23aとを係合させて、前記筒状金
属容器20に固定されるので、マグネトロンが完成する
までの組立工程中に振動や衝撃が加わっても、前記環状
金属板23aが所定の位置からずれることがなくなり、
前記永久磁石21の磁束を確実に前記カソード15付近
に集束させ、磁気回路の効率が低下することを防止でき
るという効果がある。
【0041】また、前記接着材24を前記環状金属板2
3に塗布したので、前記環状金属板23が前記筒状金属
容器20に強固に固定され、マグネトロンが完成するま
での組立工程中に振動や衝撃が加わっても、前記環状金
属板23が所定の位置からずれることがなくなる。ま
た、マグネトロンの組立が完成した後で行われる検査工
程、例えば、発振動作確認を行う検査工程等では、前記
環状金属板23の近傍は200℃以上に達するので、前
記接着材24は蒸発し、電子レンジに組み込まれる時に
は前記接着材24が残存しておらず、前記接着材24の
蒸発物が電子レンジの庫内に侵入して食品に付着しない
ため、衛生上の問題がないという効果がある。
【0042】また、前記凸部20bと前記貫通孔23a
の数は、少なくとも2個以上(本実施例では4個。)で
あるので、前記環状金属板23の位置決めが簡単にで
き、前記環状金属板23を所定の位置に配置させる作業
を著しく向上させるという効果がある。
【0043】また、前記凸部20bの高さ(本実施例で
は、0.7mm。)を、前記環状金属板23の厚み(本
実施例では、0.4mm)よりも高くし、前記凸部20
bの先端が前記貫通孔23aから突出(本実施例では、
0.3mm)するように構成しているので、前記本体部
1が配置された時に、前記永久磁石21と前記環状金属
板20の平面部20aとの間には前記隙間Sが形成され
るため、前記本体部1からの熱が前記永久磁石21に伝
わりにくくなる。従って、温度上昇による前記永久磁石
21の磁束密度の低下を抑制できるという効果がある。
【0044】また、前記接着材24は、前記貫通孔23
aから注入されるので、位置決めとして形成された前記
貫通孔23aを、前記接着材24の注入口としても利用
でき、前記接着材24の塗布作業を向上させるという効
果がある。
【0045】本実施例では、前記凸部20bと係合させ
るために前記貫通孔23aを形成させたが、凹部を形成
しても構わない。そして、凹部に前記接着材24を注入
した後、前記凸部20bと凹部を係合させることによっ
て前記環状金属板23は強固に固定される。従って、マ
グネトロンが完成するまでの組立工程中に振動や衝撃が
加わっても、前記環状金属板23が所定の位置からずれ
ることを確実に防止できるとともに、位置決めとして形
成された凹部を、前記接着材24の注入口としても利用
でき、前記接着材24の塗布作業を向上させることがで
きるという効果がある。
【0046】次に本発明の第2実施例について、図5、
及び図6に基づき説明をする。図5は、本発明の第2実
施例を示すマグネトロンの要部縦断面図、図6は同マグ
ネトロンの組立順序を示す図である。尚、第1実施例と
同一の構成については同一の図番を付し、異なる部分に
ついてのみ説明をする。
【0047】29は、前記アノード10の両端に気密接
合され真空容器の一部を構成する筒状金属容器である。
【0048】30は、前記筒状金属容器29の平面部2
9aの上下に配置され、材料がフェライトから成る環状
の永久磁石で、該永久磁石30の平面部30aには、前
記貫通孔23aに係合して前記環状金属板23を固定す
るための固定手段、即ち、4個の凸部30bが形成さ
れ、該凸部30bの高さは、本実施例では、前記環状金
属板23の厚さ(本実施例では、0.4mm。)よりも
高い0.7mmとしている。そして、前記環状金属板2
3は、前記凸部30bと前記貫通孔23aとを係合して
前記永久磁石30の所定位置に固定され、前記ポールピ
ース22と同様、前記永久磁石30の磁束を作用空間に
集中させるように、前記永久磁石30と前記筒状金属容
器29の平面部29aとの間に配置されている。この構
成によって、前記凸部30bと前記貫通孔23aが係合
しても、前記凸部30bの先端が前記貫通孔3aから突
出して前記筒状金属容器29に当接しており、前記本体
部1が配置された時に、前記筒状金属容器29と前記環
状金属板23との間には0.3mmの隙間Sが形成され
るため、前記本体部1からの熱が前記永久磁石30に伝
わりにくくなり、温度上昇による前記永久磁石30の磁
束密度の低下が抑制されている。
【0049】また、前記接着材24が、前記凸部30b
に前記貫通孔23aが係合された後、前記貫通孔23a
から注入され、前記環状金属板23が前記永久磁石30
の平面部30aに強固に固着されているので、マグネト
ロンの組立工程中に、振動や衝撃が加わっても前記環状
金属板23が所定の位置からずれることがない。
【0050】本実施例では、凸部と貫通孔の数をそれぞ
れ4個づつ形成させたが、位置決めするためには、少な
くとも2個以上であれば所望の目的は達成できる。
【0051】また、凸部と係合させるために貫通孔を形
成させたが、凹部を形成しても構わない。
【0052】次に、上述する構成の組立順序について説
明する。
【0053】前記下側ヨーク2に前記ケース6を取り付
け、前記下側ヨーク2の底面に前記永久磁石30を置
く。
【0054】次に、前記永久磁石30の凸部30bに前
記環状金属板23の貫通孔23aを係合して、前記環状
金属板23を前記永久磁石30に固定した後、前記接着
材24を前記貫通孔23aから注入する。前記接着材2
4は数秒で硬化し、前記環状金属板23は、前記永久磁
石30に強固に固定される。また、上側に配置される前
記永久磁石30にも、同様の方法で前記環状金属板23
を固定しておく。
【0055】次に、前記本体部1に前記冷却フィン5を
圧入した後、前記外部端子26を下側にして、前記本体
部1を前記永久磁石21の上に置き、更に、上側の前記
筒状金属容器29の平面部29aの上方に、予め前記環
状金属板23を固定しておいた前記永久磁石30を置
く。
【0056】そして、前記上側ヨーク3と前記下側ヨー
ク2とを前記ネジ4にて取り付けた後、前記ケース6
に、前記コンデンサ7、前記チョークコイル8、前記蓋
9を取り付けてマグネトロンの組立は終了する。
【0057】上述する構成により、前記環状金属板23
は、前記凸部30bと前記貫通孔23aとを係合させ
て、前記永久磁石30に固定されるので、マグネトロン
が完成するまでの組立工程中に振動や衝撃が加わって
も、前記環状金属板23が所定の位置からずれることが
なくなり、前記永久磁石30の磁束を確実に前記カソー
ド15付近に集束させ、磁気回路の効率が低下すること
を防止できるという効果がある。
【0058】また、前記接着材24を前記環状金属板2
3に塗布したので、前記環状金属板23が前記永久磁石
30に強固に固定され、マグネトロンが完成するまでの
組立工程中に振動や衝撃が加わっても、前記環状金属板
23が所定の位置からずれることがなくなる。また、マ
グネトロンの組立が完成した後で行われる検査工程、例
えば、発振動作確認を行う検査工程等では、前記環状金
属板23の近傍は約200℃以上に達するので、前記接
着材24は蒸発し、電子レンジに組み込まれる時には前
記接着材24が残存しておらず、前記接着材24の蒸発
物が電子レンジの庫内に侵入して食品に付着しないた
め、衛生上の問題がないという効果がある。
【0059】また、前記凸部30bと前記貫通孔23a
の数は、少なくとも2個以上(本実施例では4個。)で
あるので、前記環状金属板23の位置決めが簡単にで
き、前記環状金属板23を所定の位置に配置させる作業
を著しく向上させるという効果がある。
【0060】また、前記凸部30bの高さ(本実施例で
は、0.7mm。)を、前記環状金属板23の厚み(本
実施例では、0.4mm)よりも高くし、前記凸部30
bの先端が前記貫通孔23aから突出(本実施例では、
0.3mm)する構成により、前記本体部1が配置され
た時に、前記筒状金属容器29の平面部29aと前記環
状金属板23との間には関隙間Sが形成されるため、本
体部1からの熱が前記永久磁石30に伝わりにくくな
る。従って、温度上昇による前記永久磁石30の磁束密
度の低下を抑制できるという効果がある。
【0061】また、前記接着材24は、前記貫通孔23
aから注入されるので、位置決めとして形成された前記
貫通孔23aを、前記接着材24の注入口としても利用
でき、前記接着材24の塗布作業を向上させるという効
果がある。
【0062】本実施例では、前記凸部30bと係合させ
るために前記貫通孔23aを形成させたが、凹部を形成
しても構わない。そして、凹部に前記接着材24を注入
した後、前記凸部30bと凹部を係合させることによっ
て前記環状金属板23は強固に固定される。従って、マ
グネトロンが完成するまでの組立工程中に振動や衝撃が
加わっても、前記環状金属板23が所定の位置からずれ
ることを確実に防止できるとともに、位置決めとして形
成された凹部を、前記接着材24の注入口としても利用
でき、前記接着材24の塗布作業を向上させることがで
きるという効果がある。
【0063】
【発明の効果】本発明の請求項1によると、筒状金属容
器の上方と下方とに配置される一対の環状磁極片と、該
環状磁極片と前記筒状金属との間に配置される環状金属
板と、前記アノードの中心軸部にフィラメントが配置さ
れたカソードとを備え、前記環状金属板を少なくとも前
記磁極片と前記筒状金属容器のどちらか一方に固定する
固定手段を設けたので、マグネトロンが完成するまでの
組立工程中に振動や衝撃が加わっても、前記環状金属板
が所定の位置からずれることがなくなり、前記環状磁極
片の磁束を確実に前記カソード付近に集束させ、磁気回
路の効率が低下することを防止できる等の効果を奏す
る。
【0064】本発明の請求項2によると、前記固定手段
は、200℃以下で蒸発する接着材を前記環状金属板に
塗布したので、簡単な方法で前記環状金属板を前記環状
磁極片もしくは前記筒状金属容器のどちらか一方に固定
することができ、マグネトロンが完成するまでの組立工
程中に振動や衝撃が加わっても、前記環状金属板が所定
の位置からずれることがなくなるとともに、マグネトロ
ンの組立が完成した後で行われる検査工程、例えば、発
振動作確認を行う検査工程等で前記接着材は蒸発するの
で、電子レンジに組み込まれる時には前記接着材が残存
しておらず、前記接着物の蒸発物が電子レンジの庫内に
侵入して食品に付着し、衛生上の問題が発生しないとい
う効果がある。
【0065】本発明の請求項3によると、前記固定手段
は、前記筒状金属容器に凸部を、前記環状金属板には貫
通孔を形成し、前記凸部と前記貫通孔とを係合させたの
で、前記貫通孔が位置決めとなり、前記環状金属板を所
定の位置に固定することができ、マグネトロンが完成す
るまでの組立工程中に振動や衝撃が加わった時に、前記
環状金属板の位置ずれを防止できるという効果を奏す
る。
【0066】本発明の請求4によると、前記固定手段
は、前記環状磁極片に凸部を、前記環状金属板には貫通
孔を形成し、前記凸部と前記貫通孔とを係合させたの
で、前記貫通孔が位置決めとなり、前記筒状金属容器と
前記環状磁極片との間で前記環状金属板を所定の位置に
固定することができ、マグネトロンが完成するまでの組
立工程中に振動や衝撃が加わった時に、前記環状金属板
の位置ずれを防止できるという効果を奏する。
【0067】本発明の請求項5によると、前記接着材
は、前記貫通孔から注入されるので、前記接着材によっ
て前記環状金属板が強固に固定され、マグネトロンが完
成するまでの組立工程中に振動や衝撃が加わっても、前
記環状金属板が所定の位置からずれることを確実に防止
できるとともに、位置決めとして形成された前記貫通孔
を、前記接着材の注入口として利用することで、前記接
着材の塗布作業を向上させることができる等の効果を奏
する。
【0068】本発明の請求項6によると、前記凸部の高
さを、前記環状金属板の厚みよりも高くしたので、前記
凸部と前記貫通孔が係合しても、前記凸部の先端が前記
貫通孔から突出しており、前記環状磁極片と前記環状金
属板との間、もしくは、前記筒状金属容器と前記環状金
属板との間に隙間が形成されるため、マグネトロン本体
からの熱が前記環状磁極片に伝わりにくくなり、温度上
昇による前記環状磁極片の磁束密度の低下を抑制するこ
とができる等の効果を奏する。
【0069】本発明の請求項7によると、前記固定手段
は、前記筒状金属容器に凸部を、前記環状金属板には凹
部を形成し、前記凸部と前記凹部とを係合させたので、
前記凹部が位置決めとなり、前記環状金属板を所定の位
置に固定することができ、マグネトロンが完成するまで
の組立工程中に振動や衝撃が加わった時に、前記環状金
属板の位置ずれを防止できるという効果を奏する。
【0070】本発明の請求項8によると、前記固定手段
は、前記環状磁極片に凸部を、前記環状金属板には凹部
を形成し、前記凸部と前記凹部とを係合させたので、前
記凹部が位置決めとなり、前記筒状金属容器と前記環状
磁極片との間で前記環状金属板を所定の位置に固定する
ことができ、マグネトロンが完成するまでの組立工程中
に振動や衝撃が加わった時に、前記環状金属板の位置ず
れを防止できるという効果を奏する。
【0071】本発明の請求項9によると、前記接着材
は、前記凹部から注入されるので、前記接着材によって
前記環状金属板が強固に固定され、マグネトロンが完成
するまでの組立工程中に振動や衝撃が加わっても、前記
環状金属板が所定の位置からずれることを確実に防止で
きるとともに、位置決めとして形成された前記凹部を、
前記接着材の注入口として利用することで、前記接着材
の塗布作業を向上させることができる等の効果を奏す
る。
【0072】本発明の請求項10によると、前記凸部と
前記貫通孔及び前記凹部の数は、少なくとも2個以上で
あるので、前記環状金属板の位置決めが簡単にでき、前
記環状金属板を所定の位置に配置させる作業を著しく向
上させることができる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示すマグネトロンの縦断
面図である。
【図2】同要部縦断面図である。
【図3】同マグネトロンの組立順序を示す図である。
【図4】同カソードの縦断面図である。
【図5】本発明の第1実施例を示すマグネトロンの要部
縦断面図である。
【図6】同マグネトロンの組立順序を示す図である。
【図7】従来のマグネトロンの一部を破断した断面図で
ある。
【符号の説明】
10 アノード 20、29 筒状金属容器 21、30 永久磁石(環状磁極片) 23 環状金属板 19 フィラメント 24 接着材(固定手段) 20b、30b 凸部(固定手段) 23a 貫通孔(固定手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 長谷川 節雄 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 中井 聡 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 岡田 則幸 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 谷口 喜代太 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 Fターム(参考) 5C029 FF10 FF11 FF13

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アノードの両端に気密接合され真空容器
    の一部を構成する筒状金属容器と、該筒状金属容器の上
    方と下方とに配置される一対の環状磁極片と、該環状磁
    極片と前記筒状金属容器との間に配置される環状金属板
    と、前記アノードの中心軸部にフィラメントが配置され
    たカソードとを具備するマグネトロンであって、前記環
    状金属板を少なくとも前記環状磁極片と前記筒状金属容
    器のどちらか一方に固定する固定手段を設けたことを特
    徴とするマグネトロン。
  2. 【請求項2】 前記固定手段は、200℃以下で蒸発す
    る接着材を前記環状金属板に塗布したことを特徴とする
    請求項1記載のマグネトロン。
  3. 【請求項3】 前記固定手段は、前記筒状金属容器に凸
    部を、前記環状金属板には貫通孔を形成し、前記凸部と
    前記貫通孔とを係合させたことを特徴とする請求項1記
    載のマグネトロン。
  4. 【請求項4】 前記固定手段は、前記環状磁極片に凸部
    を、前記環状金属板には貫通孔を形成し、前記凸部と前
    記貫通孔とを係合させたことを特徴とする請求項1記載
    のマグネトロン。
  5. 【請求項5】 前記接着材は、前記貫通孔から注入され
    ることを特徴とする請求項3または請求項4記載のマグ
    ネトロン。
  6. 【請求項6】 前記凸部の高さを、前記環状金属板の厚
    みよりも高くしたことを特徴とする請求項3乃至5記載
    のマグネトロン。
  7. 【請求項7】 前記固定手段は、前記筒状金属容器に凸
    部を、前記環状金属板には凹部を形成し、前記凸部と前
    記凹部とを係合させたことを特徴とする請求項1記載の
    マグネトロン。
  8. 【請求項8】 前記固定手段は、前記環状磁極片に凸部
    を、前記環状金属板には凹部を形成し、前記凸部と前記
    凹部とを係合させたことを特徴とする請求項1記載のマ
    グネトロン。
  9. 【請求項9】 前記接着材は、前記凹部から注入される
    ことを特徴とする請求項7または請求項8記載のマグネ
    トロン。
  10. 【請求項10】 前記凸部と前記貫通孔及び前記凹部の
    数は、少なくとも2個以上であることを特徴とする請求
    項3乃至9記載のマグネトロン。
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