JP2003098774A - 画像形成装置及び画像形成装置の後処理装置並びに画像形成システム - Google Patents
画像形成装置及び画像形成装置の後処理装置並びに画像形成システムInfo
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- JP2003098774A JP2003098774A JP2001291198A JP2001291198A JP2003098774A JP 2003098774 A JP2003098774 A JP 2003098774A JP 2001291198 A JP2001291198 A JP 2001291198A JP 2001291198 A JP2001291198 A JP 2001291198A JP 2003098774 A JP2003098774 A JP 2003098774A
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- Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)
- Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
- Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
- Registering Or Overturning Sheets (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】後処理装置のカバーシートのトレイ段にどんな
種類の用紙がセットされているかその都度チェックする
必要がなく、利用者は操作パネルの画面上でカバーシー
トの紙種類状況を確認することができる画像形成装置及
び画像形成装置の後処理装置を提供する。 【解決手段】カバーシート機能を有する後処理装置２を
備え、操作部パネル１００を有する画像形成装置におい
て、該操作部パネル１００上からカバシートの紙種類を
選択して入力する手段と、該入力された紙種類を記憶さ
せる手段と、該操作部パネル１００上に紙種類の設定内
容を表示させる表示手段を有することを特徴とする画像
形成装置、及び、カバーシートの紙種類を設定する操作
パネルと、操作パネル上に紙種類の設定内容を表示させ
る表示手段を有する画像形成装置の後処理装置。
種類の用紙がセットされているかその都度チェックする
必要がなく、利用者は操作パネルの画面上でカバーシー
トの紙種類状況を確認することができる画像形成装置及
び画像形成装置の後処理装置を提供する。 【解決手段】カバーシート機能を有する後処理装置２を
備え、操作部パネル１００を有する画像形成装置におい
て、該操作部パネル１００上からカバシートの紙種類を
選択して入力する手段と、該入力された紙種類を記憶さ
せる手段と、該操作部パネル１００上に紙種類の設定内
容を表示させる表示手段を有することを特徴とする画像
形成装置、及び、カバーシートの紙種類を設定する操作
パネルと、操作パネル上に紙種類の設定内容を表示させ
る表示手段を有する画像形成装置の後処理装置。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真複写機、
プリンタ及びファクシミリ等の画像形成装置から排出さ
れた記録シートを、カバーシート（表紙）と共にステー
プラや二つ折り等の後処理する機能を備えた画像形成装
置及び画像形成装置の後処理装置並びにそのシステムに
関する。
プリンタ及びファクシミリ等の画像形成装置から排出さ
れた記録シートを、カバーシート（表紙）と共にステー
プラや二つ折り等の後処理する機能を備えた画像形成装
置及び画像形成装置の後処理装置並びにそのシステムに
関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、電子写真複写機、プリンタ及びフ
ァクシミリ等の画像形成装置から排出された記録シート
を、カバーシートと共にステープラや二つ折り等の後処
理する機能（カバーシート機能ともいう）を備えた後処
理装置を備えた画像形成装置は知られている。
ァクシミリ等の画像形成装置から排出された記録シート
を、カバーシートと共にステープラや二つ折り等の後処
理する機能（カバーシート機能ともいう）を備えた後処
理装置を備えた画像形成装置は知られている。
【０００３】従来の画像形成装置では、セットされる用
紙の紙種類情報を記憶させる手段を設け、かかる紙種類
情報を元にして、画像形成のプロセス条件を変更してい
た。
紙の紙種類情報を記憶させる手段を設け、かかる紙種類
情報を元にして、画像形成のプロセス条件を変更してい
た。
【０００４】しかし、カバーシートの給紙についても紙
種類に関係なく一律に扱っているのが実情であった。
種類に関係なく一律に扱っているのが実情であった。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】後処理装置において、
カバーシートをセットできるトレイ段数は、近年、複数
のトレイ段数を持つようになってきている。その結果、
どのトレイ段にどんな種類のカバーシートがセットされ
ているかを確認したり、あるいはカバーシートの給紙の
際にその都度カバーシートのトレイ段の状況を確認する
必要があった。
カバーシートをセットできるトレイ段数は、近年、複数
のトレイ段数を持つようになってきている。その結果、
どのトレイ段にどんな種類のカバーシートがセットされ
ているかを確認したり、あるいはカバーシートの給紙の
際にその都度カバーシートのトレイ段の状況を確認する
必要があった。
【０００６】カバーシートの紙種類としては、多様の特
性の異なる用紙が用いられ、例えば用紙の種類には印刷
されたコーティング用紙／厚紙／タブ紙等のように多種
多様のものが用いられている。
性の異なる用紙が用いられ、例えば用紙の種類には印刷
されたコーティング用紙／厚紙／タブ紙等のように多種
多様のものが用いられている。
【０００７】多種多様の紙は、それぞれに紙の摩擦係数
が異なり、一律送り出し制御を行って給紙する場合に、
一度に多数枚を送り出したり（多数枚送り現象）や一枚
も送らないノーフィード現象が発生する問題がある。
が異なり、一律送り出し制御を行って給紙する場合に、
一度に多数枚を送り出したり（多数枚送り現象）や一枚
も送らないノーフィード現象が発生する問題がある。
【０００８】また、例えば、カバーシートがタブ紙（イ
ンデックス紙）のような変形した用紙の場合は、後処理
装置内のレジストローラに突き当てて整列させる制御を
実行すると、タブの部分の突き当たりにより、用紙が斜
行し、紙詰まりの原因になる問題がある。
ンデックス紙）のような変形した用紙の場合は、後処理
装置内のレジストローラに突き当てて整列させる制御を
実行すると、タブの部分の突き当たりにより、用紙が斜
行し、紙詰まりの原因になる問題がある。
【０００９】更に、画像形成装置をプリンタとして利用
する場合には、プリンタはホストコンピュータから離れ
た位置に設置される場合が多く、プリント出力にカバー
シートを付ける場合に、カバーシートの情報が不明であ
ると、その都度、利用者はカバーシートの状況を確認す
る必要があり極めて煩雑であった。
する場合には、プリンタはホストコンピュータから離れ
た位置に設置される場合が多く、プリント出力にカバー
シートを付ける場合に、カバーシートの情報が不明であ
ると、その都度、利用者はカバーシートの状況を確認す
る必要があり極めて煩雑であった。
【００１０】そこで、本発明の課題は、後処理装置のカ
バーシートのトレイ段にどんな種類の用紙がセットされ
ているかその都度チェックする必要がなく、利用者は操
作パネルの画面上でカバーシートの紙種類状況を確認す
ることができる画像形成装置及び画像形成装置の後処理
装置を提供することにある。
バーシートのトレイ段にどんな種類の用紙がセットされ
ているかその都度チェックする必要がなく、利用者は操
作パネルの画面上でカバーシートの紙種類状況を確認す
ることができる画像形成装置及び画像形成装置の後処理
装置を提供することにある。
【００１１】また本発明の他の課題は、多数枚送り現象
やノーフィード現象がなくなり、給送信頼性が向上する
画像形成装置及び画像形成装置の後処理装置を提供する
ことにある。
やノーフィード現象がなくなり、給送信頼性が向上する
画像形成装置及び画像形成装置の後処理装置を提供する
ことにある。
【００１２】また本発明の他の課題は、カバーシートが
タブ紙（インデックス紙）のような変形した用紙の場合
にも、紙詰まりを防止できる画像形成装置及び画像形成
装置の後処理装置を提供することにある。
タブ紙（インデックス紙）のような変形した用紙の場合
にも、紙詰まりを防止できる画像形成装置及び画像形成
装置の後処理装置を提供することにある。
【００１３】また本発明の他の課題は、画像形成装置を
プリンタとして利用する場合に、利用者はカバーシート
の紙種類が所望のカバーシートかどうかをホストコンピ
ュータ上のドライバ画面から確認することが可能になる
画像処理システムを提供することにある。
プリンタとして利用する場合に、利用者はカバーシート
の紙種類が所望のカバーシートかどうかをホストコンピ
ュータ上のドライバ画面から確認することが可能になる
画像処理システムを提供することにある。
【００１４】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する本発
明に係る画像形成装置は、カバーシート機能を有する後
処理装置を備え、操作部パネルを有する画像形成装置に
おいて、該操作部パネル上からカバーシートの紙種類を
選択して入力する手段と、該入力された紙種類を記憶さ
せる手段と、該操作部パネル上に紙種類の設定内容を表
示させる表示手段を有することを特徴とする。
明に係る画像形成装置は、カバーシート機能を有する後
処理装置を備え、操作部パネルを有する画像形成装置に
おいて、該操作部パネル上からカバーシートの紙種類を
選択して入力する手段と、該入力された紙種類を記憶さ
せる手段と、該操作部パネル上に紙種類の設定内容を表
示させる表示手段を有することを特徴とする。
【００１５】上記課題を解決する本発明に係る画像形成
装置の後処理装置は、カバーシートの紙種類を設定する
操作パネルと、操作パネル上に紙種類の設定内容を表示
させる表示手段を有することを特徴とする。
装置の後処理装置は、カバーシートの紙種類を設定する
操作パネルと、操作パネル上に紙種類の設定内容を表示
させる表示手段を有することを特徴とする。
【００１６】好ましい態様は、カバーシートの紙種類
情報により給紙時の送り出しローラ圧力を変更する変更
手段を有すること、カバーシートの給紙時の送り出し
ローラが、駆動開始して、次の搬送ローラに送りこまれ
るまでの時間管理を、カバーシートの紙種類に応じて制
御する制御手段を有すること、カバーシートの紙種類
情報が、変形した用紙の場合に、レジストローラに突き
当てて整列させる制御を実行しないことである。
情報により給紙時の送り出しローラ圧力を変更する変更
手段を有すること、カバーシートの給紙時の送り出し
ローラが、駆動開始して、次の搬送ローラに送りこまれ
るまでの時間管理を、カバーシートの紙種類に応じて制
御する制御手段を有すること、カバーシートの紙種類
情報が、変形した用紙の場合に、レジストローラに突き
当てて整列させる制御を実行しないことである。
【００１７】上記課題を解決する本発明に係る画像形成
システムは、プリンタである画像形成装置と、プリンタ
ドライバを有するホストコンピュータとを有し、カバー
シートの紙種類情報を、通信手段を介して前記ホストコ
ンピュータに伝送し、該ホストコンピュータ上のプリン
タドライバ画面上に表示することを特徴とする。
システムは、プリンタである画像形成装置と、プリンタ
ドライバを有するホストコンピュータとを有し、カバー
シートの紙種類情報を、通信手段を介して前記ホストコ
ンピュータに伝送し、該ホストコンピュータ上のプリン
タドライバ画面上に表示することを特徴とする。
【００１８】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。
する。
【００１９】図１に基づいて、本発明の画像形成装置の
一例を説明する。図１において、１は画像形成装置であ
り、２は後処理装置である。
一例を説明する。図１において、１は画像形成装置であ
り、２は後処理装置である。
【００２０】図示の画像形成装置１は、上部に操作部パ
ネル１００を具有している。１０１は自動原稿送り装置
である。なお画像形成装置１は画像形成可能な機能を有
しており、図示しないが、例えば画像読み取り部、画像
処理部、画像書き込み部、画像形成部、カセット給紙
部、大容量給紙部、定着装置、自動両面コピー給紙部な
どを備えている。
ネル１００を具有している。１０１は自動原稿送り装置
である。なお画像形成装置１は画像形成可能な機能を有
しており、図示しないが、例えば画像読み取り部、画像
処理部、画像書き込み部、画像形成部、カセット給紙
部、大容量給紙部、定着装置、自動両面コピー給紙部な
どを備えている。
【００２１】後処理装置２は、例えば画像形成装置１の
図面上左側面に設けられている。後処理装置２は、カバ
ーシート機能を有するもので、後処理装置２の上部に
は、図示のように、上段カバーシートトレイ２００と下
段カバーシートトレイ２０１を備えている。２０２はカ
バーシートが設けられた記録シートの排出部である。
図面上左側面に設けられている。後処理装置２は、カバ
ーシート機能を有するもので、後処理装置２の上部に
は、図示のように、上段カバーシートトレイ２００と下
段カバーシートトレイ２０１を備えている。２０２はカ
バーシートが設けられた記録シートの排出部である。
【００２２】次に、図２に基づいて、画像形成装置１の
構成を説明する。図２において、操作部パネル１００に
は、カバーシートの紙種類を選択して入力する入力手段
１０２を有している。入力手段１０２は例えばタッチパ
ネルなどによって構成されている。
構成を説明する。図２において、操作部パネル１００に
は、カバーシートの紙種類を選択して入力する入力手段
１０２を有している。入力手段１０２は例えばタッチパ
ネルなどによって構成されている。
【００２３】１０３は該入力された紙種類を記憶させる
手段の例であるメモリであり、例えばＲＯＭ、フレキシ
ブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気デ
ィスク、ＣＤ−ＲＯＭ、磁気テープ、不揮発性のメモリ
カード等を用いることができる。
手段の例であるメモリであり、例えばＲＯＭ、フレキシ
ブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気デ
ィスク、ＣＤ−ＲＯＭ、磁気テープ、不揮発性のメモリ
カード等を用いることができる。
【００２４】１０４は操作部パネル上に紙種類の設定内
容を表示させる表示手段であり、メモリ１０３に記憶さ
れた設定内容を表示させる。表示方法は液晶表示等が採
用される。
容を表示させる表示手段であり、メモリ１０３に記憶さ
れた設定内容を表示させる。表示方法は液晶表示等が採
用される。
【００２５】具体的な操作方法を説明すると、後処理装
置のカバーシートのトレイ段ごとにセットされている紙
種類用紙の情報を、画像形成装置１の操作部パネル１０
０上の入力手段１０２により必要なキーを選択して入力
し、メモリ１０３に記憶させる。
置のカバーシートのトレイ段ごとにセットされている紙
種類用紙の情報を、画像形成装置１の操作部パネル１０
０上の入力手段１０２により必要なキーを選択して入力
し、メモリ１０３に記憶させる。
【００２６】入力した紙種類情報は表示手段１０４によ
り操作部パネル上にも表示させる。
り操作部パネル上にも表示させる。
【００２７】かかる一連の制御はＣＰＵ１０５により行
う。従来、カバーシートの紙種類を記憶させる手段や、
カバーシートの紙種類情報を設定する手段は従来機種に
はなかったものであり、本発明特有のものである。
う。従来、カバーシートの紙種類を記憶させる手段や、
カバーシートの紙種類情報を設定する手段は従来機種に
はなかったものであり、本発明特有のものである。
【００２８】図３に基づいて、操作部パネルの一例を挙
げて、制御方法を具体的に説明する。
げて、制御方法を具体的に説明する。
【００２９】図３に示す操作部パネルの上部には、上段
カバーシートトレイ２００と下段カバーシートトレイ２
０１に対応して、カバーシートの種類を選択するキー１
０６と１０７が設けられている。図示の例では、キー１
０６は例えば「上カバー：ハードコート紙」、キー１０
７は例えば「下カバー：インデックス紙」と表示されて
おり、この紙の種類は選択できるように構成されてい
る。
カバーシートトレイ２００と下段カバーシートトレイ２
０１に対応して、カバーシートの種類を選択するキー１
０６と１０７が設けられている。図示の例では、キー１
０６は例えば「上カバー：ハードコート紙」、キー１０
７は例えば「下カバー：インデックス紙」と表示されて
おり、この紙の種類は選択できるように構成されてい
る。
【００３０】選択可能に構成するためには、市販されて
いる標準的なカバーシートの種類は全てメモリに保存し
ておいて、選択可能にしておくことが好ましい。また特
異な種類の紙の場合にはそれらの紙種類が保存された外
部メモリを使用してもよい。また選択不可能な特異な紙
の場合は、入力できるように構成しておくことも好まし
いことである。
いる標準的なカバーシートの種類は全てメモリに保存し
ておいて、選択可能にしておくことが好ましい。また特
異な種類の紙の場合にはそれらの紙種類が保存された外
部メモリを使用してもよい。また選択不可能な特異な紙
の場合は、入力できるように構成しておくことも好まし
いことである。
【００３１】かかる入力手段は、操作部パネル１００の
画面上の出力設定キー１０８を押して選択画面を階層的
に表示し、選択可能にすることが好ましい。
画面上の出力設定キー１０８を押して選択画面を階層的
に表示し、選択可能にすることが好ましい。
【００３２】以上の例は、画像形成装置１に設けた操作
部パネル１００上からの入力による制御であるが、本発
明はこれに限定されず、後処理装置２側にカバーシート
の紙種類を設定する操作パネル（図示せず）を設け、そ
の操作パネル上に紙種類の設定内容を表示させるように
してもよい。その場合の紙種類の情報は画像形成装置側
にも伝えることが好ましい。
部パネル１００上からの入力による制御であるが、本発
明はこれに限定されず、後処理装置２側にカバーシート
の紙種類を設定する操作パネル（図示せず）を設け、そ
の操作パネル上に紙種類の設定内容を表示させるように
してもよい。その場合の紙種類の情報は画像形成装置側
にも伝えることが好ましい。
【００３３】次に本発明の他の好ましい態様を説明す
る。
る。
【００３４】本発明において好ましいのは、後処理装置
において、カバーシートの紙種類情報により給紙時の送
り出しローラ圧力を変更する変更手段を有することであ
る。即ち、図４に示すように、カバーシートトレイ２０
０から給紙されるカバーシートＰの紙種類情報により給
紙時の送り出しローラ４００の押圧力を変更して送り出
しを変えている。
において、カバーシートの紙種類情報により給紙時の送
り出しローラ圧力を変更する変更手段を有することであ
る。即ち、図４に示すように、カバーシートトレイ２０
０から給紙されるカバーシートＰの紙種類情報により給
紙時の送り出しローラ４００の押圧力を変更して送り出
しを変えている。
【００３５】変更手段の例としては、ローラ４００のカ
バーシートＰに対する押圧力を変更できる手段であれば
特に限定されず、例えば付勢ばねの調整等が挙げられ
る。従来は、カバーシート種類を判断する手段がなかっ
たため、カバーシート給紙時の送り出しローラの押圧力
は一定であったが、カバーシートの紙種類（コーティン
グ用紙／厚紙／タブ紙等）を後処理装置が認識すること
により、紙種類に応じた給紙時の送り出しローラ圧力を
調整することが可能になる。摩擦係数の低い用紙に対し
ては、送り出しローラの押圧力を弱め、摩擦係数の高い
用紙に対しては、送り出しローラ押圧力を強める制御を
実施することが可能になる。カバーシートの紙種類（コ
ーティング用紙／厚紙／タブ紙等）に応じた給紙時の送
り出しローラ圧力を変更することで、多数枚送りやノー
フィードがなくなり、給送信頼性が向上する。
バーシートＰに対する押圧力を変更できる手段であれば
特に限定されず、例えば付勢ばねの調整等が挙げられ
る。従来は、カバーシート種類を判断する手段がなかっ
たため、カバーシート給紙時の送り出しローラの押圧力
は一定であったが、カバーシートの紙種類（コーティン
グ用紙／厚紙／タブ紙等）を後処理装置が認識すること
により、紙種類に応じた給紙時の送り出しローラ圧力を
調整することが可能になる。摩擦係数の低い用紙に対し
ては、送り出しローラの押圧力を弱め、摩擦係数の高い
用紙に対しては、送り出しローラ押圧力を強める制御を
実施することが可能になる。カバーシートの紙種類（コ
ーティング用紙／厚紙／タブ紙等）に応じた給紙時の送
り出しローラ圧力を変更することで、多数枚送りやノー
フィードがなくなり、給送信頼性が向上する。
【００３６】また本発明の他の好ましい態様としては、
後処理装置において、カバーシートＰの給紙時の送り出
しローラ４００が駆動開始して、次の搬送ローラ（図示
せず）に送りこまれるまでの時間管理を、カバーシート
の紙種類に応じて制御する制御手段を有することも好ま
しい。多数枚送りやノーフィードがなくなり、給送信頼
性が向上する。
後処理装置において、カバーシートＰの給紙時の送り出
しローラ４００が駆動開始して、次の搬送ローラ（図示
せず）に送りこまれるまでの時間管理を、カバーシート
の紙種類に応じて制御する制御手段を有することも好ま
しい。多数枚送りやノーフィードがなくなり、給送信頼
性が向上する。
【００３７】更に、本発明の他の好ましい態様として
は、後処理装置において、カバーシートの紙種類情報
が、タブ紙（インデックス紙）のような変形した用紙の
場合に、レジストローラに突き当てて整列させる制御を
実行しないことも好ましい。整列制御はパンチの位置精
度を向上させるために行うが、タブ紙はもともとパンチ
穴があらかじめ空いているため、その必要性もないから
である。レジストローラの突き当て整列を実施しないこ
とにより、紙詰まりを防止する。
は、後処理装置において、カバーシートの紙種類情報
が、タブ紙（インデックス紙）のような変形した用紙の
場合に、レジストローラに突き当てて整列させる制御を
実行しないことも好ましい。整列制御はパンチの位置精
度を向上させるために行うが、タブ紙はもともとパンチ
穴があらかじめ空いているため、その必要性もないから
である。レジストローラの突き当て整列を実施しないこ
とにより、紙詰まりを防止する。
【００３８】次に、本発明に係る画像形成システムの一
例について、図５に基づいて説明する。即ち、画像形成
システムは、図示のように、プリンタである画像形成装
置１と、プリンタドライバを有するホストコンピュータ
５００とを有し、カバーシートの紙種類情報を、通信手
段５０１を介して前記ホストコンピュータ５００に伝送
し、該ホストコンピューター５００上のプリンタドライ
バ画面上に表示することを特徴とするものである。通信
手段５０１は特に限定されないが、有線回線、無線回線
のいずれでもよく、ネットワーク接続等であってもよ
い。画像形成装置をプリンタとして利用する場合、プリ
ンタはホストコンピュータから離れた位置に設置される
場合が多いが、本発明によれば、利用者はカバーシート
の紙種類が所望のカバーシートかどうかをホストコンピ
ュータ上のドライバ画面から確認することが可能にな
る。
例について、図５に基づいて説明する。即ち、画像形成
システムは、図示のように、プリンタである画像形成装
置１と、プリンタドライバを有するホストコンピュータ
５００とを有し、カバーシートの紙種類情報を、通信手
段５０１を介して前記ホストコンピュータ５００に伝送
し、該ホストコンピューター５００上のプリンタドライ
バ画面上に表示することを特徴とするものである。通信
手段５０１は特に限定されないが、有線回線、無線回線
のいずれでもよく、ネットワーク接続等であってもよ
い。画像形成装置をプリンタとして利用する場合、プリ
ンタはホストコンピュータから離れた位置に設置される
場合が多いが、本発明によれば、利用者はカバーシート
の紙種類が所望のカバーシートかどうかをホストコンピ
ュータ上のドライバ画面から確認することが可能にな
る。
【００３９】
【発明の効果】請求項１および２記載の発明によれば、
後処理装置のカバーシートのトレイ段にどんな種類の用
紙がセットされているかその都度チェックする必要がな
く、利用者は操作パネルの画面上でカバーシートの紙種
類状況を確認することができる。
後処理装置のカバーシートのトレイ段にどんな種類の用
紙がセットされているかその都度チェックする必要がな
く、利用者は操作パネルの画面上でカバーシートの紙種
類状況を確認することができる。
【００４０】請求項３及び４記載の発明によれば、多数
枚送り現象やノーフィード現象がなくなり、給送信頼性
が向上する。
枚送り現象やノーフィード現象がなくなり、給送信頼性
が向上する。
【００４１】請求項５記載の発明によれば、カバーシー
トがタブ紙（インデックス紙）のような変形した用紙の
場合にも、紙詰まりを防止できる。
トがタブ紙（インデックス紙）のような変形した用紙の
場合にも、紙詰まりを防止できる。
【００４２】請求項６記載の発明によれば、画像形成装
置をプリンタとして利用する場合に、利用者はカバーシ
ートの紙種類が所望のカバーシートかどうかをホストコ
ンピューター上のドライバ画面から確認することが可能
になる。
置をプリンタとして利用する場合に、利用者はカバーシ
ートの紙種類が所望のカバーシートかどうかをホストコ
ンピューター上のドライバ画面から確認することが可能
になる。
【図１】本発明の画像形成装置の一例を示す側面図
【図２】本発明の画像形成装置の一例を示す構成図
【図３】操作部パネルの一例を示す図
【図４】後処理装置の一例を示す図
【図５】本発明の画像形成システムの一例を示す構成図
１：画像形成装置
１００：操作部パネル
１０１：自動原稿送り装置
１０２：入力手段
１０３：メモリ
１０４：表示手段
１０５：ＣＰＵ
１０６、１０７：選択キー
１０８：出力設定キー
２：後処理装置
２００：上段カバーシートトレイ
２０１：下段カバーシートトレイ
２０２：排出部
４００：送り出しローラ
５００：ホストコンピュータ
５０１：通信手段
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考）
Ｂ６５Ｈ 9/14 Ｂ６５Ｈ 9/14 ５Ｂ０２１
Ｇ０３Ｇ 21/00 ３７６ Ｇ０３Ｇ 21/00 ３７６
３８４ ３８４
３８６ ３８６
Ｇ０６Ｆ 3/12 Ｇ０６Ｆ 3/12 Ｒ
Ｆターム(参考） 2C061 AP01 AP03 AP04 AQ06 AS02
CQ24 CQ36
2H027 DA28 DA32 DA39 DC02 DC03
DC10 DE09 EC02 EC06 ED17
EE01 EE04 EE05 EE08 EE10
EF06 EF09 EJ13 FA05 FA35
GA47 GA54 GB04
2H072 AA12 AA17 AA23 AB27 BA03
BA12 GA01 GA08 HA03 HA06
HB07 JA02
3F102 AA02 AA09 AA10 AA11 AB01
AB02 BA01 EA03 FA08
3F343 FA02 FA06 FA07 FB02 FB03
FB04 FC01 FC13 HA37 HD10
KB04 KB05 KB07 KB20 LD27
MA03 MA09 MA14 MA23 MA26
MA27 MA39 MB03 MB09 MB13
MB19 MC08 MC10 MC12 MC28
5B021 AA05 AA19 PP04
Claims (6)
- 【請求項１】カバーシート機能を有する後処理装置を備
え、操作部パネルを有する画像形成装置において、該操
作部パネル上からカバシートの紙種類を選択して入力す
る手段と、該入力された紙種類を記憶させる手段と、該
操作部パネル上に紙種類の設定内容を表示させる表示手
段を有することを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項２】カバーシートの紙種類を設定する操作パネ
ルと、操作パネル上に紙種類の設定内容を表示させる表
示手段を有する画像形成装置の後処理装置。 - 【請求項３】カバーシートの紙種類情報により給紙時の
送り出しローラ圧力を変更する変更手段を有することを
特徴とする請求項２に記載の画像形成装置の後処理装
置。 - 【請求項４】カバーシートの給紙時の送り出しローラ
が、駆動開始して、次の搬送ローラに送りこまれるまで
の時間管理を、カバーシートの紙種類に応じて制御する
制御手段を有することを特徴とする請求項２又は３に記
載の画像形成装置の後処理装置。 - 【請求項５】カバーシートの紙種類情報が、変形した用
紙の場合に、レジストローラに突き当てて整列させる制
御を実行しないことを特徴とする請求項１、２、３又は
４記載の画像形成装置の後処理装置。 - 【請求項６】プリンタである画像形成装置と、プリンタ
ドライバを有するホストコンピュータとを有し、カバー
シートの紙種類情報を、通信手段を介して前記ホストコ
ンピュータに伝送し、該ホストコンピュータ上のプリン
タドライバ画面上に表示することを特徴とする画像形成
システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001291198A JP2003098774A (ja) | 2001-09-25 | 2001-09-25 | 画像形成装置及び画像形成装置の後処理装置並びに画像形成システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001291198A JP2003098774A (ja) | 2001-09-25 | 2001-09-25 | 画像形成装置及び画像形成装置の後処理装置並びに画像形成システム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003098774A true JP2003098774A (ja) | 2003-04-04 |
Family
ID=19113385
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001291198A Pending JP2003098774A (ja) | 2001-09-25 | 2001-09-25 | 画像形成装置及び画像形成装置の後処理装置並びに画像形成システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003098774A (ja) |
Cited By (2)
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- 2001-09-25 JP JP2001291198A patent/JP2003098774A/ja active Pending
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