JP2003098680A - 画像記録装置 - Google Patents

画像記録装置

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JP2003098680A JP2001292167A JP2001292167A JP2003098680A JP 2003098680 A JP2003098680 A JP 2003098680A JP 2001292167 A JP2001292167 A JP 2001292167A JP 2001292167 A JP2001292167 A JP 2001292167A JP 2003098680 A JP2003098680 A JP 2003098680A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 印刷版、回転支持体及び記録ヘッドを移動さ
せる機構部等の伸縮量の差に起因して発生する画像形成
倍率の変化を補正して、適正な画像形成を行なうことの
可能な画像記録装置を提供する。 【解決手段】 ステップS10で温度センサ40から出
力された回転ドラム16近傍の温度α、及び、温度セン
サ42から出力されたシャフト48近傍の温度βを取得
し、ステップS12で温度αに対応するサイズ変化量Δ
αをサイズ変化量テーブル66から取得し、温度βに対
応するピッチ変化量Δβをピッチ変化量テーブル67か
ら取得し、ステップS14で、サイズ変化量Δαとピッ
チ変化量Δβとの差分ΔLを算出する。ステップS16
で、上記算出したΔLに基づいて、モータ補正回転速度
ωを求め、ステップS18で、求めたモータ補正回転速
度ωを駆動モータ58に出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、印刷版を回転支持
体の周面に巻き付けた状態で回転させながら、記録ヘッ
ドを回転支持体の軸線方向に移動させて、画像を走査記
録する画像記録装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】近年、
シート状の記録材料、特に支持体上に感光層が設けられ
た印刷版を用い、この印刷版の感光層(乳剤面)に直接
レーザビーム等で画像を記録する技術が開発されてきて
いる(印刷版露光装置)。このような技術では、印刷版
への迅速な画像記録が可能となっている。
【0003】印刷版への画像記録の技術を用いる印刷版
自動露光装置では、印刷版を回転ドラムの周面に巻き付
けた状態で、この回転ドラムを高速に回転しながら(主
走査)、記録ヘッド(露光ヘッド)を回転ドラムの軸線
方向に沿って移動することで(副走査)、印刷版上に画
像を記録するようになっている。
【0004】ここで、一般的に記録ヘッドの移動には、
ボールねじ機構部が用いられているが、このボールねじ
機構部は、外周に雄ねじが形成されたシャフトと、この
シャフトに螺合しかつ軸回転が阻止された移動ブロック
とで構成されており、記録ヘッドは、この移動ブロック
に固着されたステージに取付けられて移動する。
【0005】ところで、上記ボールねじ機構部のシャフ
ト、回転ドラム、及び印刷版は装置内の温度変化により
伸縮する。したがって、前記シャフトの熱膨張により駆
動の際の記録ヘッドの送り速度が変化してしまうと共
に、印刷版のサイズも熱膨張により変化してしまう。前
記シャフトを構成する材料と、回転ドラムや印刷版の支
持体を構成する材料とが異なる場合には、それぞれ異な
る熱膨張係数を有しているため、画像記録時の倍率が変
化してしまい適正な画像形成ができなくなる。
【0006】特に、印刷版への画像記録は、カラーの場
合、C(シアン)、M(マゼンタ)、Y(イエロー)、
K(ブラック)の4色の画像を別々の印刷版に記録し、
その画像記録位置がずれないことが要求されるが、前記
見当精度の劣化は画像のずれの大きな要因となって現れ
る。
【0007】また、装置は低温立ち上げ時には各部の温
度差が特に大きくなる傾向にあり、ボールネジと印刷版
との倍率変化の差が大きくなり、見当精度の劣化が大き
くなるといった問題もある。
【0008】本発明は上記問題点を解消すべく成された
ものであり、印刷版、回転支持体及び記録ヘッドを移動
させる機構部等の伸縮量の差に起因して発生する画像形
成倍率の変化を補正して、適正な画像形成を行なうこと
の可能な画像記録装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記問題を解消するため
に、本発明は、印刷版を回転支持体の周面に巻き付けた
状態で回転させながら、記録ヘッドを回転支持体の軸線
方向に配置されたシャフトに沿って移動させ画像を走査
記録する画像記録装置であって、印刷版近傍に配置され
た第1の温度センサと、前記シャフトを含んで構成され
る駆動手段の近傍に配置された第2の温度センサと、温
度変化に対応した前記印刷版の変化量及び前記シャフト
の変化量を予め記憶した変化量テーブルと、第1の温度
センサの出力に対応する前記印刷版の変化量及び第2の
温度センサの出力に対応する前記シャフトの変化量を前
記変化量テーブルから取得し、該取得した変化量に基づ
いて前記印刷版の寸法及び前記シャフト長の変化による
記録倍率のずれが補正されるように前記記録ヘッドの移
動速度を調整する調整手段と、を含んで構成されてい
る。
【0010】画像記録装置は、駆動によって装置内の温
度が上昇するが、この温度上昇によって印刷版、回転支
持体、シャフトは熱膨張する。この熱膨張により印刷版
のサイズが拡大され、シャフトも伸びるが、一般的に印
刷版とシャフトとは異なる材質であるため熱膨張率が異
なり、熱膨張前の速度で記録ヘッドを移動させて画像形
成を行なうと、印刷版の拡大に対応した適正な画像を形
成できない。また、装置の低温立ち上げ時には特に、装
置内の各部の温度差が大きいため、印刷版とシャフトと
の間にも温度差が生じている。そこで、本発明では、印
刷版近傍に配置された第1の温度センサで印刷版近傍の
温度を計測し、駆動手段近傍に配置された第2の温度セ
ンサで駆動手段近傍の温度を計測する。変化量テーブル
には、温度変化に対応した前記印刷版の変化量及び前記
シャフトの変化量を予め記憶し、調整手段で第1の温度
センサの出力に対応する前記印刷版の変化量及び第2の
温度センサの出力に対応する前記シャフトの変化量を前
記変化量テーブルから取得し、該取得した変化量に基づ
いて前記印刷版の寸法及び前記シャフト長の変化による
記録倍率のずれが補正されるように前記記録ヘッドの移
動速度を調整する。
【0011】本発明によれば、印刷版近傍及び駆動手段
近傍の2箇所で温度を検出すると共に、検出した印刷版
近傍の温度に対応する印刷版の変化量と検出したシャフ
ト近傍の温度に対応するシャフトの変化量とに基づいて
記録ヘッドの移動速度を調整するので、印刷版とシャフ
トとの熱膨張率などのちがいによる画像倍率の変化に対
応した、適正な画像形成ができるとともに、画像記録装
置の各部の温度に差が生じている場合でも、各々の温度
に対応した適正な調整を行なうことができる。
【0012】本発明は、請求項2に記載のように、前記
調整手段は、前記印刷版の寸法の変化量及び前記シャフ
ト長の変化量から印刷版及びシャフトの各々の変化率を
求め、印刷版の変化率とシャフトの変化率との差分を移
動速度に乗じて前記記録ヘッドの移動速度を調整するこ
とにより、印刷版およびシャフトの熱膨張による画像倍
率の変化に対応した調整を行なうことができる。
【0013】また、本発明は請求項3に記載のように、
前記シャフトは周面に雄ネジが形成され、前記駆動手段
は、該雄ネジに螺合され軸回り回転が阻止された移動ブ
ロックと、該移動ブロックに連結され前記記録ヘッドを
支持する支持体とを更に含んで構成することもできる。
【0014】また、本発明は請求項4に記載のように、
第2の温度センサを移動ブロック上に配置することによ
り、シャフトに影響を与える温度を計測することができ
る。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明に係
る画像記録装置の実施の形態について説明する。
【0016】図1には、本実施の形態の印刷版自動露光
装置の露光部10が示され、図2には、露光部10に組
み込まれたボールネジ機構部14が示されている。
【0017】露光部10は、印刷版12を周面に巻付け
て保持する回転ドラム16、記録ヘッド18、及びボー
ルネジ機構部14を主要部として構成されている。
【0018】図1に示すように、露光部10には、全体
を支持する支持台としてベース20が設置され、ベース
20に対して互いに平行な一対の側板26、28が取付
けられ、前記回転ドラム16の回転軸が軸支されてい
る。一方の側板26から突出する回転軸30には、プー
リー32が取付けられ、プーリー32の外周にはベルト
34が巻き掛けられている。また、前記ベース20の側
板26側には、駆動モータ27が取付けられており、前
記ベルト34は、この駆動モータ27の回転軸に取付け
られたプーリー36にも巻き掛けられている。これによ
り、駆動モータ27の駆動力で回転ドラム16が回転す
る。
【0019】ベース20には、一方の側板26から他方
の側板28にかけて互いに平行な一対のレール22、2
4が水平に敷設されている。レール22、24には副走
査ステージ38が載置されており、記録ヘッド18は副
走査ステージ38上に配置され支持されている。副走査
ステージ38は、レール22、24に沿って、回転ドラ
ム16の軸線方向に移動可能となっており、この方向に
移動して副走査を行ない画像を形成する。
【0020】側板26の回転ドラム16近傍には、温度
センサ40が取りつけられており、温度センサ40から
図示しない補正部にこの位置の温度が出力されている。
【0021】ベース20の、レール22、24の間に
は、ベース20の表裏面を貫通するスリット孔が設けら
れ、支持ベース38は、ヘッド連結部材44を介してベ
ース20の裏面側に取付けられたボールねじ機構部14
と連結されている。ヘッド連結部材44には貫通孔46
が設けられ、ボールねじ機構部14を構成するシャフト
48が回転ドラム16の軸線方向に貫通している。シャ
フト48の外周には雄ねじ50が形成されており、その
両端部は側板26、28と同等の位置に軸支されてい
る。
【0022】シャフト48の雄ねじ50には、移動ブロ
ック52が螺合しており、移動ブロック52は筒状の部
材54を介してヘッド連結部材44に取付けられてい
る。これにより、移動ブロック52は、回転が阻止され
ると共に、移動ブロック52自身の移動をヘッド連結部
材44を介して記録ヘッド18に伝達することができる
ようになっている。移動ブロック52には温度センサ4
2が取りつけられており、この位置での温度を図示しな
い補正部に出力している。
【0023】シャフト48の一端部は、モータ連結部5
6を介して駆動モータ58の回転軸60と連結されてお
り、駆動モータ58の駆動力でシャフト48を回転させ
ることができるようになっている。このシャフト48の
回転により、移動ブロック52はシャフト48の軸線方
向に移動し、これに伴って記録ヘッド18を回転ドラム
16の軸線方向に移動させることができる。
【0024】本実施の形態では、シャフト48の素材と
しては例えばスチール(鉄)を用いることができ、印刷
版12の素材としては例えばアルミニウムを用いること
が出きる。スチールの熱膨張係数α1は、1.0×10
-5であり、アルミニウムの熱膨張係数α2は、2.3×
10-5である。
【0025】次に、本実施の形態の制御系の構成につい
て説明する。
【0026】本実施の形態の制御系は、図3のブロック
図に示すように、補正部62、メモリ64、駆動モータ
58、温度センサ40、及び温度センサ42を含んで構
成されている。補正部62はCPU、ROM、RAMを
含んだマイクロコンピュータで構成されており、メモリ
64、駆動モータ58、温度センサ40、及び温度セン
サ42と各々接続されている。
【0027】メモリ64には、印刷版12の温度変化に
よるサイズ変化量(以下単に「サイズ変化量」という)
を記憶したサイズ変化量テーブル66、及びシャフト4
8の温度変化によるピッチ距離変化量(以下単に「ピッ
チ変化量」という)を記憶したピッチ変化量テーブル6
7が記憶されている。
【0028】サイズ変化量テーブル66は、図4(A)
に示すように、温度α1、α2、…、αnに対応したサ
イズ変化量Δα1、Δα2、…、Δαnを記憶してい
る。また、補正テーブル67は、図4(B)に示すよう
に、温度β1、β2、…、βnに対応したピッチ変化量
Δβ1、Δβ2、…、Δβnを記憶している。
【0029】なお、ピッチ変化量テーブル66に記憶さ
れるサイズ変化量、及びピッチ変化量テーブル67に記
憶されるピッチ変化量は、装置ごとに温度変化による印
刷版12の変化量及びシャフト48の変化量を予め検出
して記憶しておく。
【0030】また、メモリ64には、図5に示すよう
に、サイズ変化量Δαとピッチ変化量との差分ΔL=Δ
α−Δβと補正回転速度ωとの関係を示す補正回転速度
グラフが記憶されている。補正回転速度ωは、サイズ変
化量Δαとピッチ変化量との差分ΔLに応じた倍率の画
像が記録されるように駆動モータを調整する場合のモー
タ回転速度を示す。
【0031】次に、本実施の形態の作用について説明す
る。
【0032】印刷版のサイズが図示しない入力部から入
力されて印刷版露光装置の露光処理が開始されると、補
正部62では、図6に示すフローチャートにしたがっ
て、補正処理が開始される。
【0033】ステップS10で温度センサ40から出力
された回転ドラム16近傍の温度α、及び、温度センサ
42から出力されたシャフト48近傍の温度βを取得す
る。印刷版自動露光装置内の各部の温度は、特に装置の
低温立ち上げ時には、大きな差が生じる。そこで、印刷
版12に影響を与える温度を温度αとして温度センサ4
0で計測し、シャフト48に影響を与える温度を温度β
として温度センサ42で計測するのである。
【0034】ステップS12で温度αに対応するサイズ
変化量Δαをサイズ変化量テーブル66から取得し、温
度βに対応するピッチ変化量Δβをピッチ変化量テーブ
ル67から取得する。ステップS14で、サイズ変化量
Δαとピッチ変化量Δβとの差分ΔLを算出する。ステ
ップS16で、上記算出したΔLに基づいて、モータ補
正回転速度ωを求める。モータ補正回転速度ωは、図5
に示す、ΔLとωとの関係を示すグラフを参照して求め
る。ステップS18で、求めたモータ補正回転速度ωを
駆動モータ58に出力して本処理を終了する。
【0035】駆動モータ58では、駆動モータの回転が
補正部62から出力されたモータ補正回転速度ωになる
ように駆動パルス数を調整して駆動を行なう。
【0036】一方、印刷版12は、図示しない搬送ガイ
ドユニットに案内されて、回転ドラム16の接線方向か
ら送り込まれる。所定のタイミングで、回転ドラム16
は駆動モータ27によって、印刷版12の装着露光方向
(図1の矢印A方向)へ回転される。送り込まれた印刷
版12は、図示しない先端チャック及び後端チャックに
よって回転ドラム16の周面に緊密に巻き付けられ、露
光のための位置決めが完了する。印刷版12の回転ドラ
ム16への装着が完了すると、画像データを読み込み、
記録ヘッド部18からの光ビームによって露光処理が開
始される。このときの記録ヘッド18の副走査方向の送
り速度が、前述した補正処理により補正されて、印刷版
およびシャフトの熱膨張に応じた適正な画像形成がなさ
れる。
【0037】なお、露光処理は、回転ドラム16を高速
で回転させながら(主走査)、記録ヘッド部18を回転
ドラム16の軸線方向へ移動する、所謂走査露光で行な
われる。
【0038】本実施の形態によれば、シャフト近傍の温
度変化に対応するシャフトのピッチ変化量、及び、印刷
版近傍の温度変化に対応する印刷版のサイズ変化量を予
め補正テーブルに記憶すると共に、温度センサで印刷版
近傍の温度とシャフト近傍の温度とを各々測定し、測定
された温度に対応するピッチ変化量及びサイズ変化量を
前記変化量テーブルから各々取得し、ピッチ変化量とサ
イズ変化量との差分を算出する。そして、算出された差
分に対応した補正回転速度を補正回転速度グラフより求
め、駆動モータの回転速度を補正するので、印刷版とシ
ャフトとの熱膨張率のちがいによる画像倍率の変化に対
応した適正な画像形成ができ、倍率精度、見当精度を上
げることができる。
【0039】特に、装置の低温立ち上げ時には装置の機
内温度が安定していないため、シャフトの温度と印刷版
の温度とに温度差が生じて画像書き出し位置の相対的位
置ずれが大きくなる傾向にあるが、シャフト近傍の温度
と印刷版近傍の温度の各々を測定し、測定された温度に
応じた補正を行なうので、低温立ち上げ時の熱膨張にも
対応した適正な補正をすることができ、倍率精度、見当
精度を上げることができる。
【0040】なお、本実施の形態では、ピッチ変化量と
サイズ変化量の差分と補正回転速度の関係を示す補正回
転速度グラフを予め記憶し、当該グラフを参照して補正
回転速度を求めたが、図7に示すように、ピッチ変化量
とサイズ変化量から各々の変化率を求め、求めた変化率
の差分を調整量なしの場合の回転速度に乗じて適正倍率
の画像を形成するための補正回転速度を算出し、算出さ
れた補正回転速度に基づいて駆動モータを駆動して調整
することもできる。
【0041】また、本実施の形態では、回転支持体とし
てアウタドラム形の回転ドラム16を適用したが、イン
ナードラム形の回転支持体を適用しても同様の効果を得
ることができる。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、印
刷版近傍に配置された第1の温度センサで印刷版近傍の
温度を計測し、駆動手段近傍に配置された第2の温度セ
ンサで駆動手段近傍の温度を計測する。変化量テーブル
には、温度変化に対応した前記印刷版の変化量及び前記
シャフトの変化量を予め記憶し、調整手段で第1の温度
センサの出力に対応する前記印刷版の変化量及び第2の
温度センサの出力に対応する前記シャフトの変化量を前
記変化量テーブルから取得し、該変化量に基づいて前記
記録ヘッドの移動速度を調整する。よって、印刷版とシ
ャフトとの熱膨張率のちがいによる画像倍率の変化に対
応した、適正な画像形成ができるとともに、画像記録装
置の各部の温度に差が生じている場合でも、各々の温度
に対応した適正な調整を行なうことができる、という優
れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】印刷版自動露光装置の露光部の斜視概略図であ
る。
【図2】ボールねじ機構部の側面図である。
【図3】制御系のブロック図である。
【図4】(A)はサイズ変化量についての補正テーブル
の例であり、(B)はピッチ変化量についての補正テー
ブルの例でありる。
【図5】サイズ変化量とピッチ変化量との差分と、モー
タ補正回転速度との関係を示すグラフである。
【図6】補正処理のフローチャートである。
【図7】補正処理の他のフローチャートである。
【符号の説明】
10 露光部 12 印刷版 14 ボールねじ機構部 16 回転ドラム(回転支持体) 18 記録ヘッド 40 温度センサ(第1の温度センサ) 42 温度センサ(第1の温度センサ) 48 シャフト 50 雄ネジ 52 移動ブロック 58 駆動モータ 62 補正部 64 メモリ 66、67 変化量テーブル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C362 AA46 AA47 BA27 BA29 BA31 BB28 BB40 2C480 CA11 CA45 CB02 DA29 EA01 EC17 2H084 AA30 AE05 AE06 AE07 AE08 CC05 2H097 AA03 AA16 AB08 BA10 LA01

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印刷版を回転支持体の周面に巻き付けた
    状態で回転させながら、記録ヘッドを回転支持体の軸線
    方向に配置されたシャフトに沿って移動させ画像を走査
    記録する画像記録装置であって、 印刷版近傍に配置された第1の温度センサと、 前記シャフトを含んで構成される駆動手段の近傍に配置
    された第2の温度センサと、 温度変化に対応した前記印刷版の寸法の変化量及び前記
    シャフト長の変化量を予め記憶した変化量テーブルと、 第1の温度センサの出力に対応する前記印刷版の寸法の
    変化量及び第2の温度センサの出力に対応する前記シャ
    フト長の変化量を前記変化量テーブルから取得し、該取
    得した変化量に基づいて前記印刷版の寸法及び前記シャ
    フト長の変化による記録倍率のずれが補正されるように
    前記記録ヘッドの移動速度を調整する調整手段と、 を備えた画像記録装置。
  2. 【請求項2】 前記調整手段は、前記印刷版の寸法の変
    化量及び前記シャフト長の変化量から印刷版及びシャフ
    トの各々の変化率を求め、印刷版の寸法の変化率とシャ
    フト長の変化率との差分を移動速度に乗じて前記記録ヘ
    ッドの移動速度を調整することを特徴とする請求項1に
    記載の画像記録装置。
  3. 【請求項3】 前記シャフトは周面に雄ネジが形成さ
    れ、 前記駆動手段は、該雄ネジに螺合され軸回り回転が阻止
    された移動ブロックと、該移動ブロックに連結され前記
    記録ヘッドを支持する支持体と、を更に備えたことを特
    徴とする請求項1または請求項2に記載の画像記録装
    置。
  4. 【請求項4】 前記第2の温度センサは、前記移動ブロ
    ック上に配置されたことを特徴とする請求項1乃至請求
    項3に記載の画像記録装置。
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