JP2003095230A - フィルム貼付方法及びその装置 - Google Patents

フィルム貼付方法及びその装置

Info

Publication number
JP2003095230A
JP2003095230A JP2001286402A JP2001286402A JP2003095230A JP 2003095230 A JP2003095230 A JP 2003095230A JP 2001286402 A JP2001286402 A JP 2001286402A JP 2001286402 A JP2001286402 A JP 2001286402A JP 2003095230 A JP2003095230 A JP 2003095230A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
substrate
film sticking
sticking
head
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001286402A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuya Komine
徹也 小峰
Yoshiaki Owada
義明 大和田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP2001286402A priority Critical patent/JP2003095230A/ja
Publication of JP2003095230A publication Critical patent/JP2003095230A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Labeling Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 基板とその基板の表面に貼り付けるフィルム
との間に塵埃が封止されず、しかもしわを発生させない
で基板の表面にフィルムを貼り付けることができるフィ
ルム貼付方法及びその装置を得ること。 【解決手段】 本発明の一実施形態のフィルム貼付方法
は、基板Pを収容、保持できる基板収容凹部111を備
えた基板保持治具110と、貼付しようとするフィルム
Fを吸着、保持するフィルム貼付ヘッド120とを用
い、基板Pにフィルム貼付ヘッド120で吸着、保持し
たフィルムFを所定の隙間を開けて互いに対面させた状
態で基板収容凹部111内等を排気することにより、フ
ィルムFの中央部を膨出させて、その膨出部分の中央部
から基板Pの中央部へフィルムFを貼り付けながら、そ
のフィルムFと基板Pとの間に存在する気体を排除しな
がら、最終的にフィルム貼付ヘッド120によるフィル
ムFの外周部の吸着を解除して、フィルムFの外周部を
基板Pの外周に貼り付ける方法を採っている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、基板の表面にフィ
ルムを貼り付ける場合に両者間に塵埃が封入されたり、
気体が巻き込まれて気泡が発生するのを抑制できるフィ
ルム貼付方法及びその装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】先ず、図を用いて、基板の表面にフィル
ムを貼り付ける従来技術のフィルム貼付装置を説明す
る。
【0003】図12は従来技術の第1のフィルム貼付装
置の要部の断面図、図13は第2の例の従来技術の第2
のフィルム貼付装置を用いたフィルム貼付方法を説明す
るための概略工程図、及び図14は従来技術の熱圧着に
よる第3のフィルム貼付装置の断面図である。
【0004】先ず、図12に示した従来技術の第1のフ
ィルム貼付装置を説明する。
【0005】このフィルム貼付装置300は、特開平9
−117961「基板表面へのフィルムシートのラミネ
ータ」に開示されているものであって、圧着ローラ31
1a、311b、これらの圧着ローラ311a、311
bに基板Pを送り込む複数の搬送ローラ313、そして
これら搬送ローラ313により搬送されて圧着ローラ3
11a、311bへの入口近傍の位置で停止する基板P
の前端部に、真空吸着によりテンションが掛けられて保
持、供給し、長尺フィルムシートFsの先端部を付着さ
せる昇降可能なフィルムシート供給装置315などから
なり、前端部にフィルムシートFsの先端部が付けられ
た基板Pが圧着ローラ311a、311bに送り込ま
れ、圧着ローラ311a、311bを通過する過程にお
いて、フィルムシートFsの圧着ローラ311a、31
1bへの密着を助ける機能を有する、圧着ローラ311
a、311bの表面の曲面と実質的に同じ曲面形状の気
体吹出面321を持ち、かつ圧着ローラ311a、31
1bに対して前進と後退が可能なフィルムシート後端部
保持装置318を備え、基板Pの表面にフィルムシート
Fsを表面均一性が高く、かつしわのない状態で積層す
るための装置である。
【0006】また、図13に示した第2のフィルム貼付
装置400は、特開平6−82738「フィルム貼付方
法およびフィルム貼付装置」に開示されているものであ
って、同図Aに示したように、シールドケース413に
収納され、液晶パネル411が組み込まれた液晶モジュ
ール414の表示面の所定位置上に偏向フィルム等のフ
ィルムFを載置し、押圧治具416の下面に取り付けら
れた伸縮性可撓袋415をフイルムFの中央部上方に離
間させて固定した後、同図Bに示したように、伸縮性可
撓袋415に流体を注入してフイルムFの中央部から周
辺方向に、その伸縮性可撓袋415の内容積を漸次増大
させて、同図Cに示したように、フィルムFの中央部か
ら周辺部にかけて均一な押圧力を印加、押圧し、1回の
作業でフィルムFを均一に貼付する装置である。
【0007】更に、図14に示した従来技術の第3の熱
圧着によるフィルム貼付装置500は、特開平11−2
6518「熱圧着装置」に開示されている装置であっ
て、エアーシリンダ518で昇降する加圧室513をも
つ加圧ヘッド511と脱気室514をもつステージ51
2とでフレキシブルなフィルムFを挟み保持し、加圧室
513と脱気室514とを仕切り、フィルムFと窪み5
15に収容され、フィルムFが貼り付けられる半導体チ
ップSとを加熱しながら脱気室514にあるフィルムF
と半導体チップSとの間の気体を真空ポンプ516で真
空排気するとともに、加圧室513にガス供給装置51
6から高圧ガスを導入し、フィルムFを半導体チップS
に一様に押さえ付けて接着する装置である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図12に示し
た従来技術のフィルム貼付装置300は、フィルムシー
トFsにしわが発生しないようにフィルムシートFsに
テンションを付与するための複雑な機構やフィルムシー
トFsと基板Pの位置合わせのための機構などが必要
で、装置全体が高価になり、また、フィルムシートFs
と基板Pとの間に塵埃が留まり、その状態で圧着される
という問題点がある。
【0009】また、図13に示した従来技術のフィルム
貼付装置400は、フィルムFを液晶パネル411の表
示面の所定位置上に予め載置した状態から貼り付け作業
を開始するため、表示面に塵埃が存在していると、その
塵埃をフィルムFで封止してしまい、外観品質やフィル
ムの貼付強度が劣化してしまう。これらの短所を補うに
は装置全体をクリーンに保つ必要があり、そのためには
高額の設備投資が必要になる。また、フィルムの材質、
厚みによって、貼付しようとするフィルムの腰の強度が
異なり、フィルムが液晶パネル411の表示面に載置さ
れた時に、しわがあるとそのままの状態で一部が液晶パ
ネル411に接着されてしまう場合が考えられ、そのよ
うな液晶パネルは不良品となる。更にまた、伸縮性可撓
袋415への流体の注入、その上下動の制御のために制
御機構が必要になり、高価な設備が必要になるなどの問
題点がある。
【0010】更に、図14に示した従来技術のフィルム
貼付装置500は、貼り付ける対象物(半導体チップ
S)の中央部からフィルムFを貼り付け、気泡の発生を
防ぐ配慮がなされておらず、しわ不良品発生の要因にな
る。また、排気場所が中央部にあるため、対象物が収容
される窪み515に塵埃が溜まり易く、頻繁に清掃しな
ければならない。また、このフィルム貼付装置500
は、対処物に対してフィルムFが載置された状態で加
熱、圧着するものであるため、前記のように、対処物と
フィルムFとの間に塵埃が封止されてしまう。更に、前
記のように加熱、圧着するため、液晶パネルなどのガラ
スのような比較的脆い基板の対象物にフィルムFを貼り
付けるような場合には、その対象物を破損させてしまう
危険性が大である。更にまた、フィルムの搬送、位置決
めのために別途機構を必要とし、設備投資が増大する。
【0011】本発明はこれらの課題を解決しようとする
ものであって、基板とその基板の表面に貼り付けるフィ
ルムとの間に塵埃が封止されず、しかもしわを発生させ
ないで基板の表面にフィルムを貼り付けることができる
フィルム貼付方法及びその装置を得ることを目的とする
ものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】それ故、本発明のフィル
ム貼付方法は、フィルムを貼り付けようとする基板を収
容、保持できる基板収容凹部を備えた基板保持治具と、
貼付しようとするフィルムを、その非貼付面側を吸着、
保持するフィルム貼付ヘッドとを用いて、前記基板の被
フィルム貼付面に前記フィルムを密着して貼り付けるフ
ィルム貼付方法において、前記基板収容凹部に前記被フ
ィルム貼付面を外側にして収容、保持された前記基板の
前記被フィルム貼付面に、前記フィルム貼付ヘッドで非
貼付面側の外周部のみが吸着、保持された前記フィルム
を所定の隙間を開けて互いに対面させた状態で前記基板
収容凹部内を排気することにより、前記フィルムの中央
部を膨出させて、その膨出部分の前記中央部から前記基
板の前記被フィルム貼付面の前記中央部へ前記フィルム
を貼り付けながら前記フィルムと前記基板の前記被フィ
ルム貼付面との間に存在する気体を排除しながら、最終
的に前記フィルム貼付ヘッドによる前記フィルムの前記
外周部の吸着を解除し、前記フィルムの前記外周部を前
記基板の被フィルム貼付面の外周に貼り付ける方法を採
って、前記課題を解決している。
【0013】また、本発明のフィルム貼付装置は、基板
に貼り付けようとするフィルムの外周部のみを全周にわ
たって吸引する吸引溝とその吸引溝に連通する排気孔が
形成されているフィルム貼付ヘッドと、そのフィルム貼
付ヘッドの前記排気孔に接続される真空発生装置と、中
央部に基板位置決め部材を備え、一部に排気孔が形成さ
れている基板収容凹部を備えた基板保持治具と、その基
板保持治具の前記排気孔に接続される真空発生装置とを
具備せしめて構成し、前記課題を解決している。
【0014】前記基板収容凹部の深さは、前記フィルム
を吸着した前記フィルム貼付ヘッドと前記位置決め部材
により位置決めされて前記基板収容凹部に前記基板が収
容、保持されている前記基板保持治具とを合わせて、前
記フィルムと前記基板とを対面させた場合に、前記フィ
ルムと前記基板との間に前記フィルムの中央部を膨出さ
せ、その膨出した中心部から前記基板の中心部に接触さ
せることができる隙間が形成できる深さであることが望
ましい。
【0015】そして、前記フィルム貼付ヘッドに吸着、
保持された前記フィルムの膨出は、前記基板保持治具の
前記隙間に存在する気体を排気することにより行っても
良く、また、前記フィルム貼付ヘッドに吸着、保持され
た前記フィルムの中央部の膨出は、前記フィルム貼付ヘ
ッド内に配設した複数の気体供給手段で行っても良い。
【0016】更にまた、前記フィルム貼付ヘッドとして
は、前記フィルムの外周部を吸着、保持する前記吸引溝
を備え、かつその吸引溝の内部に、外周部から中央部へ
徐々に膨出した弾性体が配設されているものを用いても
よい。
【0017】従って、本発明のフィルム貼付方法及びそ
の装置によれば、安価かつ簡素な装置の構成で、基板の
被フィルム貼付面に塵埃が存在すれば、その塵埃を気体
ともども吸引、排除し、そして接着前の基板の被フィル
ム貼付面とフィルムとの対向面との間に気体(気泡)が
存在すれば、そのフィルム表裏の気圧差を利用してフィ
ルムを膨出させ、基板の中央部から外周部へ前記気体を
追い出しながらフィルムを接着することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図1乃至図11を用いて、
本発明のフィルム貼付方法及びその装置を説明する。
【0019】図1は本発明の一実施形態のフィルム貼付
装置の斜視図、図2は一実施形態の基板保持治具の構造
を示していて、同図Aはその正面平面図、同図Bは同図
AのA−A線上における断面図、図3は本発明の第1実
施形態のフィルム貼付ヘッドの構造を示していて、同図
Aはその正面平面図、同図Bは同図AのA−A線上にお
ける断面図、図4は図1に示したフィルム貼付装置を用
いて基板の被フィルム貼付面にフィルムを貼り付ける本
発明のフィルム貼付方法を説明するための工程図、図5
は図4に続く本発明のフィルム貼付方法を説明するため
の工程図、図6は第2実施形態のフィルム貼付ヘッドの
構造を示す断面図、図7は図6に示したフィルム貼付ヘ
ッドを図2に示した基板保持治具に合体したフィルム貼
付装置の機能を説明するための断面図、図8は本発明の
第3実施形態のフィルム貼付ヘッドの構造を示す断面
図、図9は図8に示したフィルム貼付ヘッドを図2に示
した基板保持治具に合体したフィルム貼付装置の機能を
説明するための断面図、図10は本発明の第4実施形態
のフィルム貼付ヘッドの構造を示す断面図、そして図1
1は図10に示したフィルム貼付ヘッドを図2に示した
基板保持治具に合体したフィルム貼付装置の機能を説明
するための断面図である。
【0020】なお、本発明において、「基板」とは、液
晶ディスプレイパネル、プラズマディスプレイ(PD
P)パネル、フィールドエミッションディスプレイ(F
ED)パネル、エレクトロルミネッセンス(EL)パネ
ル等のフラットディスプレイパネル、プリント基板等を
指し、「フィルム」とは、「基板」の表面に貼り付ける
偏光板フィルム、保護膜フィルム、反射防止膜フィル
ム、レジストフィルム等の機能を備えたフィルムを指す
ものである。
【0021】また、その「フィルム」は、所定の寸法に
切断されたシート材である。そして「フィルム」に剥離
紙が貼付されている場合は、ここではその剥離方法を問
わない。
【0022】本発明のフィルム貼付装置の要点は、図2
に示したような基板保持治具と図3、図6、図7及び図
9に示したようなフィルムを吸着する環状の吸引用溝を
有するフィルム貼付ヘッドとから構成し、そして基板保
持治具とフィルム貼付ヘッドとをフィルムを挟んで密着
した状態で両者間に存在する気体を基板保持治具側から
排気し、そうすることにより前記フィルム表裏間で発生
する気圧差によりそのフィルムにしわを発生させること
なく、そして基板の被フィルム貼付面上の塵埃を除去し
てその被フィルム貼付面に貼り付ける点にある。
【0023】先ず、図1を用いて本発明の一実施形態の
フィルム貼付装置の構造を説明する。
【0024】このフィルム貼付装置100は、基板保持
治具110と第1の実施形態のフィルム貼付ヘッド12
0とから構成されている。
【0025】基板保持治具110は、図2に示したよう
に、直方体の容器であり、その中央部に直方体の基板収
容凹部111が形成されており、その対向する側辺に基
板Pを位置決めするための2対の基板位置決め部材11
2、113が配設されており、その基板収容凹部111
の底面四隅にそれぞれ排気孔114が形成されている。
これらの排気孔114は外部に配設されている不図示の
真空ポンプに連結される。また、基板保持治具110の
フランジ115の端面116には、全周にわたって環状
の細溝117が形成されていて、その細溝117にシー
ル材118がその一部分が端面116から突出した状態
ではめ込まれて固定されている。更にまた、フランジ1
15の一対角線上の端面116の二隅に位置決め孔11
9が形成されている。
【0026】基板収容凹部111の深さは、後記のフィ
ルムFを吸着したフィルム貼付ヘッド120と基板位置
決め部材112、113により位置決して基板収容凹部
111に基板Pを収容、保持している基板保持治具11
0とを合わせて、そのフィルムFとその基板Pとを対面
させた場合に、そのフィルムFとその基板Pとの間にそ
のフィルムPの中央部を膨出させ、その膨出した中心部
から基板Pの中心部に接触させることができる隙間が形
成できる深さに設定されている。
【0027】次に、フィルム貼付ヘッド120は、図3
に示したように、基板保持治具110とほぼ同一の外形
寸法の平板状直方体のブロックからなり、その内面中央
部に所定の高さの土手形状でフィルム保持面122を備
えたフィルム保持部121が長方形状の環状で形成され
ており、そのフィルム保持面122の中央に臨んで開口
しているフィルム吸引溝123が全周にわたって形成さ
れている。そしてこの環状のフィルム吸引溝123は前
記ブロックの側面に開口している排気孔124に連通し
ている。フィルム保持部121の外形寸法は基板の被フ
ィルム貼付面に貼り付けるフィルムの外形寸法にほぼ一
致する寸法である。従って、前記フィルムの外周部のみ
を全周にわたって吸引し、保持することができる。排気
孔124は外部に配設されている不図示の真空ポンプに
連結される。また、フィルム保持部121の内部は窪ん
で空間125が形成されている。更にまた、板面の少な
くとも対角線上の二隅に基板保持治具110に対する位
置決めピン126が板面に対して垂直にそれぞれ配設さ
れている。
【0028】次に、図4及び図5を用いて、前記の基板
保持治具110とフィルム貼付ヘッド120よから構成
されたフィルム貼付装置100によるフィルムFの基板
Pへの貼り付け動作を説明する。
【0029】なお、フィルムFの供給、位置出し、フィ
ルム貼付ヘッド120の左右、上下移動、基板Pの供
給、基板Pの移動方法などは本発明の要部ではないので
問わない。作業者の手動或いは装置を用いて前記の作業
を実現する。
【0030】先ず、図4Aに示したように、フィルムF
を貼り付けようとする基板Pを、基板保持治具110の
基板収容凹部111に基板位置決め部材112、113
で位置決めして固定する。
【0031】一方、図4Aに示したように、フィルム貼
付ヘッド120のフィルム保持部121で基板Pの被フ
ィルム貼付面の面積に相当する面積、形状のフィルムF
の外周部のみを吸引し、フィルムFの中央部は吸引しな
いで保持する。このフィルムの吸引に当たっては、貼付
面Fa側を外側にし、非貼付面Fb側を吸引する。な
お、この吸引の場合、外部に配設され、排気孔124に
接続されている不図示の真空ポンプを作動させて、フィ
ルム吸引溝123を負圧にし、フィルムFの外周部をフ
ィルム保持面122で吸引し、保持する。
【0032】次に、図4Cに示したように、そのフィル
ムFをフィルム貼付ヘッド120で吸引し、保持した状
態で、そのフィルム貼付ヘッド120を基板保持治具1
10の上方に移動させ、そして図4Dに示したように、
そのフィルム貼付ヘッド120を降下させ、その位置決
めピン126を基板保持治具110の位置決め孔119
にそれぞれ挿入して両者の位置出し、フィルム貼付ヘッ
ド120を基板保持治具110にシール材118を介
し、圧力Wを掛けて密接または圧接する。
【0033】次に、図5Aに示したように、基板保持治
具110とフィルム貼付ヘッド120とで形成されてい
る空間(基板収容凹部111、基板PとフィルムFとの
隙間G)内の気体を、排気孔114に接続されている真
空ポンプ(不図示)を作動させて徐々に排気孔114か
ら排気する。フィルム貼付ヘッド120とフィルムFと
の間の空間125内は大気圧であることから排気が進む
につれて、フィルムFの表裏の圧力差により、そのフィ
ルムFは基板P側に膨出する。フィルム貼付ヘッド12
0はフィルムFの外周部のみを吸引、保持しているの
で、フィルムFはその中央部から膨出する。この時、空
間111、隙間G内に塵埃や気泡が存在していれば、そ
の存在する塵埃や気泡も一緒に排出される。フィルムF
と基板Pとの隙間Gを適正な距離を保つことで、フィル
ムFの外周部を除いて中央部から基板Pの被フィルム貼
付面の中央部から外周部にわたって徐々に貼り付けが進
む。
【0034】そして、図5Bに示したように、塵埃や気
泡が十分に排出された状態で、フィルム貼付ヘッド12
0側に接続されている真空ポンプ(不図示)の作動を停
止し、排気を停止する。この場合、必要に応じて排気孔
124からフィルム吸引溝123に供気する。フィルム
貼付ヘッド120とフィルムFとで形成されている空間
内の気体が四隅の排気孔114の方向に流れることによ
り、この気流によりフィルムFの吸引されている外周部
もしわを発生することなく基板Pの外周部に貼り付く。
【0035】次に、図5Cに示したように、基板保持治
具110側の真空ポンプの作動を停止し、基板収容凹部
111内の排気を停止する。そして排気孔114から基
板収容凹部111内に供気し、フィルム貼付ヘッド12
0を基板保持治具110より分離する。そして図5Dに
示したように、基板保持治具110からフィルム貼付済
み基板Pcを取り出す。
【0036】次に、図6に示した本発明のフィルム貼付
装置に用いて好適な第2実施形態のフィルム貼付ヘッド
130を説明する。
【0037】このフィルム貼付ヘッド130は、フィル
ム貼付ヘッド120と同様に、基板保持治具110とほ
ぼ同一の外形寸法の平板状直方体のブロックからなり、
その内面中央部に所定の高さの土手形状でフィルム保持
面132を備えたフィルム保持部131が長方形状の環
状で形成されており、そのフィルム保持面132の中央
に臨んで開口しているフィルム吸引溝133が全周にわ
たって形成されている。そしてこの環状のフィルム吸引
溝133は前記ブロックの側面に開口している排気孔
(不図示)に連通していることは、前記のフィルム貼付
ヘッド120と同様である。
【0038】また、フィルム保持部131の内部が窪ん
で空間135が形成されている。このフィルム貼付ヘッ
ド130の特徴は、この空間135に臨ん前記ブロック
に、高圧気体を供給する複数の気体供給孔136A、1
36B、136C・・・が均等に形成されている点にあ
る。
【0039】図7に示したように、このフィルム貼付ヘ
ッド130を基板保持治具110と合わせ、その合体で
形成される空間111内の気体を徐々に排気した状態
で、複数の気体供給孔136A、136B、136C・
・・から積極的に高圧気体を供給すると、フィルム貼付
ヘッド130とフィルムFとの吸着が一気に切り離され
る。そして高圧気流によりフィルムFの周辺部もしわを
発生することなく基板Pに貼り付けることができる。
【0040】前記の高圧気体は大気圧より少々高めの圧
力で、無論、基板Pに損傷を与えるような高い圧力では
なく、フィルムFが中央部から膨出し、そしてフィルム
Fの外周部をフィルム吸引面132から離し、最終的に
基板Pの被フィルム貼付面に貼り付けることができる高
さの圧力の気体である。
【0041】次に、本発明のフィルム貼付装置に用いて
好適な第3実施形態のフィルム貼付ヘッド140を図8
に示した。
【0042】このフィルム貼付ヘッド140は、フィル
ム貼付ヘッド120と同様に、基板保持治具110とほ
ぼ同一の外形寸法の平板状直方体のブロックからなり、
その内面中央部に所定の高さの土手形状でフィルム保持
面142を備えたフィルム保持部141が長方形状の環
状で形成されており、そのフィルム保持面142の中央
に臨んで開口しているフィルム吸引溝143が全周にわ
たって形成されている。そしてこの環状のフィルム吸引
溝143は前記ブロックの側面に開口している排気孔
(不図示)に連通していることは、前記のフィルム貼付
ヘッド120と同様である。
【0043】また、フィルム保持部141の内部が窪ん
で空間145が形成されているが、このフィルム貼付ヘ
ッド130の特徴は、この空間145内の前記ブロック
面に弾性体146が固定されている点である。この弾性
体146はゴム、スポンジ等の弾性材で中央部が高く、
表面が平滑に整形された部材である。
【0044】貼り付けようとするフィルムFをこのフィ
ルム貼付ヘッド140に装着する場合には、そのフィル
ム保持部141のフィルム吸引溝143でフィルムFの
外周部を吸着する。そうすると、図9Aに示したよう
に、フィルムFの中央部が緊張し、その弾性体146の
中央部の膨出部分がほぼ潰れた状態になる。
【0045】このフィルムFが吸着されたフィルム貼付
ヘッド140を基板Pが位置決めされた基板保持治具1
10と合わせ、外部に配設されている真空ポンプ(不図
示)を使用して徐々に基板収容凹部111の内部の気体
を排気すると、基板収容凹部111内の塵埃や気泡が排
出され、基板収容凹部111内の負圧によりフィルムF
の表裏に気圧差が生じ、そして突き合わせ面115(図
2)のシール材118が潰されるようになり、フィルム
貼付ヘッド140が基板保持治具110側に僅かである
が移動する。その際、弾力体146が若干膨出している
ことから、その膨出した弾性体146がフィルムFを基
板Pの中央部から外周部に瞬時に押し付け、基板Pの被
フィルム貼付面に密着度を上げて貼り付けることができ
る。
【0046】また、図10に本発明のフィルム貼付装置
に用いて好適な第4実施形態のフィルム貼付ヘッド15
0を示した。このフィルム貼付ヘッド150も、また、
フィルム貼付ヘッド120と同様に、基板保持治具11
0とほぼ同一の外形寸法の平板状直方体のブロックから
なり、その内面中央部に所定の高さの土手形状でフィル
ム保持面152を備えたフィルム保持部151が長方形
状の環状で形成されており、そのフィルム保持面152
の中央に臨んで開口しているフィルム吸引溝153が全
周にわたって形成されている。そしてこの環状のフィル
ム吸引溝153は前記ブロックの側面に開口している排
気孔(不図示)に連通していることは、前記のフィルム
貼付ヘッド120と同様である。
【0047】また、フィルム保持部151の内部が窪ん
で空間155が形成されているが、このフィルム貼付ヘ
ッド150の特徴は、この空間155内の前記ブロック
面に、内部に気体が密封されている伸縮性袋156が固
定されている点である。この伸縮性袋156も表面が平
滑に整形された部材である。
【0048】図11Aに示したように、貼り付けようと
するフィルムFをこのフィルム貼付ヘッド150に装着
する場合には、そのフィルム保持部151のフィルム吸
引溝153でフィルムFの外周部を吸着する。
【0049】そして、図11Bに示したように、基板P
が基板収容凹部111の所定の位置に位置決めされた基
板保持治具110と合体させ、基板収容凹部111及び
フィルムFと基板Fとの間に存在する気体を排気孔11
4から外部の真空ポンプ(不図示)で徐々に吸引、排気
し、そして塵埃及び気泡を排出する。基板収容凹部11
1等は負圧になるため、その伸縮性袋156は膨張して
フィルムFを基板Pの被フィルム貼付面に押し付けなが
ら貼り付ける。このため、その基板Pに対するフィルム
Fの貼り付けの密着度が向上する。
【0050】フィルムFの中央部に通気性がある場合
は、伸縮性袋156は真空ポンプを作動させた段階で膨
張する。通気性があるフィルムFでも本発明によりフィ
ルムFにしわを発生させることなく貼付けることができ
る。
【0051】以上、本発明のフィルム貼付装置100の
特徴的な機能としては、次のような事項を挙げることが
できる。 1.フィルム貼付ヘッドでフィルムの外周部を吸引す
る。基板保持治具内に基板をセットする。この状態でフ
ィルム貼付ヘッドと基板保持治具とを密接して気密性を
確保する。 2.フィルム貼付ヘッドと基板保持治具で形成きれる空
間内を真空ポンプにて排気する(塵埃や気泡も排気され
る効果あり)。 3.フィルム表裏の圧力差を利用して、フィルムに均一
なテンションを掛ける。4.必要に応じて、フィルム貼
付ヘッドとフィルムとの間の吸着を切ることにより、フ
ィルム周辺部のしわの発生を防止する。 5.必要に応じて、フィルム貼付ヘッドとフィルムとの
間で形成される空間に気体を注入することにより、フィ
ルムの外周部のしわの発生を防止できる。そしてフィル
ムと基板の密着度を上げることができる。 6.必要に応じて、フィルム貼付ヘッドとフィルムとの
間で形成される空間に弾性体を搭載することにより、し
わの発生を防止しながらフィルムと基板との密着度を上
げる(中央部に通気性があるフィルムに対しても有効で
ある)。 7.前記項目5と項目6の組み合わせで、しわ発生の防
止を促進しつつフィルムと基板の密着度を上げる。 8.必要に応じて、フィルム貼付ヘッドとフィルムとの
間で形成される空間に気体が密封された伸縮性袋を搭載
することにより、しわ発生の防止を促進しつつフィルム
と基板の密着度を上げる(中央部に通気性があるフィル
ムに対しても有効である)。 9.前記項目5、項目6と項目8の組み合わせで、しわ
発生の防止を促進しつつフィルムと基板との密着度を上
げる。 10.フィルムの剛性.接着剤(または粘着剤)の種類
によっては、貼り付け前段階でフィルム及び接着剤を予
備加熱してもよい。
【0052】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明によれ
ば、 1.雰囲気が真空状態でフィルムと基板とを貼り付ける
ことができるため、フィルムと基板との間に塵埃や気泡
を封止するようなことがない 2.フィルム表裏の圧力差でフィルムに一定のテンショ
ンが発生するため、しわが 無い状態で貼り付けること
ができる 3.フィルムにー定のテンションを発生きせるための複
雑な機構が不要なため、装置投資額が小額で済む。ま
た、調整、保全個所も少なく、保守費用を削減できる 4.フィルム貼付ヘッドと基板保持治具とで形成される
空間には、可動機構が無いため占有容積を少なくでき
る。また、雰囲気を真空にする時間が短時間で済む。従
って、フィルムの貼付時間も短くて済み、生産性も高い 5.気流、弾性体、伸縮性袋により、しわ発生の防止を
促進しつつフィルムと基板との密着度を上げることがで
きる など、数々の優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態のフィルム貼付装置の斜
視図である。
【図2】 一実施形態の基板保持治具の構造を示してい
て、同図Aはその正面平面図、同図Bは同図AのA−A
線上における断面図である。
【図3】 本発明の第1実施形態のフィルム貼付ヘッド
の構造を示していて、同図Aはその正面平面図、同図B
は同図AのA−A線上における断面図である。
【図4】 図1に示したフィルム貼付装置を用いて基板
の被フィルム貼付面にフィルムを貼り付ける本発明のフ
ィルム貼付方法を説明するための工程図である。
【図5】 図4に続く本発明のフィルム貼付方法を説明
するための工程図である。
【図6】 第2実施形態のフィルム貼付ヘッドの構造を
示す断面図である。
【図7】 図6に示したフィルム貼付ヘッドを図2に示
した基板保持治具に合体したフィルム貼付装置の機能を
説明するための断面図である。
【図8】 本発明の第3実施形態のフィルム貼付ヘッド
の構造を示す断面図である。
【図9】 図8に示したフィルム貼付ヘッドを図2に示
した基板保持治具に合体したフィルム貼付装置の機能を
説明するための断面図である。
【図10】 本発明の第4実施形態のフィルム貼付ヘッ
ドの構造を示す断面図である。
【図11】 図10に示したフィルム貼付ヘッドを図2
に示した基板保持治具に合体したフィルム貼付装置の機
能を説明するための断面図である。
【図12】 従来技術の第1のフィルム貼付装置の要部
の断面図である。
【図13】 第2の例の従来技術の第2のフィルム貼付
装置を用いたフィルム貼付方法を説明するための概略工
程図である。
【図14】 従来技術の熱圧着による第3のフィルム貼
付装置の断面図である。
【符号の説明】
100…本発明の一実施形態のフィルム貼付装置、11
0…基板保持治具、111…基板収容凹部、112,1
13…基板位置決め部材、114…排気孔、115…フ
ランジ、118…シール材、119…位置決め孔、12
0…第1実施形態のフィルム貼付ヘッド、121…フィ
ルム保持部、122…フィルム保持面、123…フィル
ム吸引溝、125…空間、126…位置決めピン、13
0…第2実施形態のフィルム貼付ヘッド、131…フィ
ルム保持部、132…フィルム保持面、133…フィル
ム吸引溝、135…空間、136A,136B,136
C…気体供給孔、140…第3実施形態のフィルム貼付
ヘッド、141…フィルム保持部、142…フィルム保
持面、143…フィルム吸引溝、145…空間、146
…弾性体、150…第4実施形態のフィルム貼付ヘッ
ド、151…フィルム保持部、152…フィルム保持
面、153…フィルム吸引溝、155…空間、156…
伸縮性袋、F…フィルム、P…基板

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フィルムを貼り付けようとする基板を収
    容、保持できる基板収容凹部を備えた基板保持治具と、
    貼付しようとするフィルムを、その非貼付面側を吸着、
    保持するフィルム貼付ヘッドとを用いて、前記基板の被
    フィルム貼付面に前記フィルムを密着して貼り付けるフ
    ィルム貼付方法において、 前記基板収容凹部に前記被フィルム貼付面を外側にして
    収容、保持された前記基板の前記被フィルム貼付面に、
    前記フィルム貼付ヘッドで非貼付面側の外周部のみが吸
    着、保持された前記フィルムを所定の隙間を開けて互い
    に対面させた状態で前記基板収容凹部内を排気すること
    により、前記フィルムの中央部を膨出させて該膨出部分
    の前記中央部から前記基板の前記被フィルム貼付面の前
    記中央部へ前記フィルムを貼り付けながら前記フィルム
    と前記基板の前記被フィルム貼付面との間に存在する気
    体を排除しながら、最終的に前記フィルム貼付ヘッドに
    よる前記フィルムの前記外周部の吸着を解除し、前記フ
    ィルムの前記外周部を前記基板の被フィルム貼付面の外
    周に貼り付けることを特徴とするフィルム貼付方法。
  2. 【請求項2】 基板に貼り付けようとするフィルムの外
    周部のみを全周にわたって吸引する吸引溝と該吸引溝に
    連通する排気孔が形成されているフィルム貼付ヘッド
    と、 該フィルム貼付ヘッドの前記排気孔に接続される真空発
    生装置と、 中央部に基板位置決め部材を備え、一部に排気孔が形成
    されている基板収容凹部を備えた基板保持治具と、 該基板保持治具の前記排気孔に接続される真空発生装置
    と、を備えたフィルム貼付装置。
  3. 【請求項3】 前記基板収容凹部の深さは、前記フィル
    ムを吸着した前記フィルム貼付ヘッドと前記位置決め部
    材により位置決めされて前記基板収容凹部に前記基板が
    収容、保持されている前記基板保持治具とを合わせて、
    前記フィルムと前記基板とを対面させた場合に、前記フ
    ィルムと前記基板との間に前記フィルムの中央部を膨出
    させ、その膨出した中心部から前記基板の中心部に接触
    させることができる隙間が形成できる深さであることを
    特徴とする請求項2に記載のフィルム貼付装置。
  4. 【請求項4】 前記フィルム貼付ヘッドに吸着、保持さ
    れた前記フィルムの膨出は、前記基板保持治具の前記隙
    間に存在する気体を排気することにより行われることを
    特徴とする請求項3に記載のフィルム貼付装置。
  5. 【請求項5】 前記フィルム貼付ヘッドに吸着、保持さ
    れた前記フィルムの中央部の膨出は、前記フィルム貼付
    ヘッドに配設された複数の気体供給手段で行われること
    を特徴とする請求項3に記載のフィルム貼付装置。
  6. 【請求項6】 前記フィルム貼付ヘッドは、前記フィル
    ムの外周部を吸着、保持する前記吸引溝を備え、かつそ
    の吸引溝の内部に、外周部から中央部へ徐々に膨出した
    弾性体が配設されていることを特徴とする請求項3に記
    載のフィルム貼付装置。
JP2001286402A 2001-09-20 2001-09-20 フィルム貼付方法及びその装置 Pending JP2003095230A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001286402A JP2003095230A (ja) 2001-09-20 2001-09-20 フィルム貼付方法及びその装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001286402A JP2003095230A (ja) 2001-09-20 2001-09-20 フィルム貼付方法及びその装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003095230A true JP2003095230A (ja) 2003-04-03

Family

ID=19109392

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001286402A Pending JP2003095230A (ja) 2001-09-20 2001-09-20 フィルム貼付方法及びその装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003095230A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012086367A1 (ja) * 2010-12-21 2012-06-28 株式会社バンダイ シール貼付治具
CN107826306A (zh) * 2017-11-06 2018-03-23 安徽中显智能机器人有限公司 一种3d曲面玻璃贴膜机构
CN108725880A (zh) * 2018-07-06 2018-11-02 苏州富强科技有限公司 一种用于承载3d曲面玻璃的凸面治具组件
CN109335114A (zh) * 2018-10-23 2019-02-15 无锡斯贝尔磁性材料有限公司 一种无线充产品贴膜用工装治具
WO2024078574A1 (zh) * 2022-10-13 2024-04-18 深圳市台技光电有限公司 一种真空贴膜盒

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012086367A1 (ja) * 2010-12-21 2012-06-28 株式会社バンダイ シール貼付治具
CN102530340A (zh) * 2010-12-21 2012-07-04 万代股份有限公司 贴纸黏贴工具
JP2012131529A (ja) * 2010-12-21 2012-07-12 Bandai Co Ltd シール貼付治具
CN107826306A (zh) * 2017-11-06 2018-03-23 安徽中显智能机器人有限公司 一种3d曲面玻璃贴膜机构
CN107826306B (zh) * 2017-11-06 2024-01-23 安徽中显智能机器人有限公司 一种3d曲面玻璃贴膜机构
CN108725880A (zh) * 2018-07-06 2018-11-02 苏州富强科技有限公司 一种用于承载3d曲面玻璃的凸面治具组件
CN109335114A (zh) * 2018-10-23 2019-02-15 无锡斯贝尔磁性材料有限公司 一种无线充产品贴膜用工装治具
WO2024078574A1 (zh) * 2022-10-13 2024-04-18 深圳市台技光电有限公司 一种真空贴膜盒

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101706617B1 (ko) 플렉시블 디스플레이 패널 곡면 합착기
JP4107316B2 (ja) 基板貼合装置
TWI417987B (zh) 黏著帶貼附方法及利用該方法的黏著帶貼附裝置
JP2008066684A (ja) ダイシングフレームへの基板のマウント装置
KR20140051784A (ko) 반도체 웨이퍼의 마운트 방법 및 반도체 웨이퍼의 마운트 장치
WO2005098522A1 (ja) 粘着チャック装置
JP2002090759A (ja) 液晶表示素子の製造装置および製造方法
JP5337620B2 (ja) ワーク粘着保持装置及び真空貼り合わせ機
TW200919123A (en) Exposing device and substrate correction device
JP2003095230A (ja) フィルム貼付方法及びその装置
WO2010095215A1 (ja) ワーク搬送装置及び真空貼り合わせ方法
JP2011022403A (ja) ワーク貼合方法、およびワーク貼合装置
US20040177811A1 (en) DAF tape adhering apparatus and DAF tape adhering method
JP7108467B2 (ja) 基板吸着装置
CN114068348A (zh) 贴膜装置及贴膜方法
JP5551418B2 (ja) シート貼付装置およびシート貼付方法
US20230014530A1 (en) Affixing method and affixing apparatus
JP2003324144A (ja) 静電チャック及びそれを用いたフラットパネル用基板の貼り合わせ装置
JP2015187648A (ja) 貼合方法および貼合装置
JP6791899B2 (ja) 積層装置
TWI754344B (zh) 貼膜裝置及貼膜方法
JP2001068394A (ja) レジスト除去方法および装置
TWI789571B (zh) 貼膜機及貼膜方法
TWI846138B (zh) 壓膜裝置及壓膜方法
TWI833426B (zh) 壓膜裝置及壓膜方法