JP2003091244A - 自発光型表示装置及びそれに用いる前面板 - Google Patents
自発光型表示装置及びそれに用いる前面板Info
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Abstract
て、反射光を低減し、表示の多重写りを改善し、併せて
それに有効な前面板を提供する。 【構成】 円偏光板を有し、表示体側の表面に反射防止
のための処理が施されている前面板3が提供される。円
偏光板は、直線偏光板8とλ/4位相差板9で構成する
ことができる。そして、このような円偏光板を有する前
面板の表示体側表面に反射防止膜10が設けられる。透
明電極4と金属平面電極6の間に発光部5が介装一体化
された表示体2の前面側に、上記の前面板3を反射防止
膜10が表示体2側となるように配置することで、自発
光型表示装置1が構成される。
Description
ロルミネッセンスディスプレイ(以下、「ELディスプ
レイ」という)のような自発光型表示装置、及びそれに
用いるのに好適な円偏光板付き前面板に関するものであ
る。詳しくは、表示が見やすい自発光型表示装置及びそ
のための前面板に関するものである。
り、かつ薄型で軽量であることから、表示デバイスとし
て注目されている。そしてこのELディスプレイは、自
発光型であることから広い視野角を有し、かつ動画に対
応できる高速反応性を有し、また広い温度域で使用可能
なことから、自動車等の車載用として用いられている。
従来のELディスプレイでは一般に、透明電極と金属平
面電極との間に、蛍光体からなる発光層を介装一体化し
た構成が採用されていたが、外部からの入射光が金属平
面電極で反射されてしまい、この反射光によって表示自
体が見にくくなるという問題があった。
に、ELディスプレイの前面側に光透過量を制御する色
付きフィルターを配置した構成や、同じく前面側に反射
光を吸収する円偏光板を配置した構成が提案されてい
る。これらの構成を採用することで、金属平面電極から
の反射光の低減が可能となる。円偏光板は、表示体表面
に直接貼り合わされる場合もあるが、表示体に前面板が
設けられる場合は、前面板の表面や裏面に貼り合わされ
ることも多い。
を、図1に断面模式図で示す。この例における自発光型
表示装置1は、表示体2とその前面側(観察者側)に設
けられた前面板3とで構成されている。表示体2は、発
光部5を挟んで前面側の透明電極4と背面側の金属電極
6とで構成され、透明電極4と金属電極6との間の通電
により、発光部5が光を発し、画像を表示するようにな
っている。この表示体2の前面側に設けられる前面板3
は、透明基板7に直線偏光板8及びλ/4位相差板9か
らなる円偏光板を取り付けたものである。以下、λ/4
位相差板を単にλ/4板ということがある。
置における前面板3の作用機構について、図2及び図3
を参照しながら説明する。これらの図は、外部入射光の
透過及び反射の様子、並びに発光部5からの発光光であ
るエレクトロルミネッセンス(以下、「EL光」とい
う)の透過及び反射の様子を概略的に説明するためのも
のであって、引き出し線の付されていない数字は、初期
光量に対する各段階での光量を%単位で表示したもので
あり、「%」は省略して表示されている。
100%である場合は、図2(A)に示すように、外部
からの入射光は、前面板3により約50%が円偏光とな
って透過し、残りは直線偏光板8に吸収される。前面板
3を透過した後の円偏光は、金属電極6の反射面でその
全量が反射されるが、その際に逆回転の円偏光に変換さ
れ、さらにλ/4板9を通過することにより、直線偏光
板8ですべて吸収される。したがって最終的には、入射
光はほぼ100%が前面板3で吸収されることになる。
すなわちこの場合、外部入射光の反射率は理想的には0
%となる。
(B)に示すように、その約50%が前面板3を透過
し、前面板3の表面で約4%が反射する。こうして反射
した光は、金属電極6の反射面でその全量が反射して前
面板3に到達し、その約半分(発生EL光に対して約2
%)が前面板3を透過する一方、ここで前面板3に到達
した光の約4%(発生EL光に対して約0.16%)が
反射する。前面板3で反射された光は、前記と同様に金
属電極6の反射面と前面板3との間で反射サイクルを繰
り返す。
反射する際には、発光部5による光の損失を生じるが、
例えば、かかる損失の結果として、金属電極6の反射面
での光反射率が約20%となる場合を例に説明すると、
図3(A)に示すように、外部からの入射光は、前面板
3により約50%が円偏光となって透過し、残りは直線
偏光板8に吸収される。前面板3を透過した後の円偏光
は、金属電極6の反射面でその約20%が反射し、すな
わち初期光量に対して約10%が逆回転の円偏光に変換
されて反射し、この反射光はλ/4板9を通過すること
により、直線偏光板4ですべて吸収される。したがって
最終的には、外部入射光はほぼ100%が前面板3で吸
収されることになる。すなわちこの場合も、外部入射光
の反射率は理想的には0%となる。
(B)に示すように、その約50%が直線偏光となって
前面板3を透過し、前面板3の表面で約4%が反射す
る。ここで反射した光は、金属電極6の反射面でその約
20%が反射し、発生EL光に対して約0.8%(=4
%×0.2)が再度前面板3に到達し、ここでその約半
分(発生EL光に対して約0.4%)が直線偏光となっ
て透過し、一方で約4%(発生EL光に対して約0.0
32%)が反射する。以下同様の機構で、金属電極6の
反射面と前面板3との間で反射サイクルが繰り返され
る。
6の反射面での光反射率が20%の場合であっても、1
次EL光が約50%透過し、2次EL光が約0.4%透
過するため、二重像として観察される。すなわち、前面
板3に円偏光板8,9を設けた構成では、前面板3の裏
面や、表示体2の表面、金属電極6の表面から発生する
反射光を低減できるものの、発光光であるEL光が、円
偏光板(前面板)の裏面で反射され、戻ってきたEL光
が金属平面電極で再反射してしまい、表示が多重写りす
るという問題があった。
反射光を低減し、表示の多重写りを改善した自発光型表
示装置を提供するために鋭意研究を行った結果、前面板
の表示体側に反射防止の機能を有する層を設けること
で、表示の多重写りが防止され、視認性が改善できるこ
とを見出し、本発明に至った。
に配置された円偏光板を有する前面板とで構成され、前
面板の表示体側表面には反射防止のための処理が施され
ている自発光型表示装置を提供するものである。ここ
で、前面板の表示体側表面に施される反射防止のための
処理は、例えば、反射防止膜であることができ、また例
えば、アンチグレア処理であってもよい。前面板を構成
する円偏光板は、直線偏光板とλ/4板とで構成するこ
とができるほか、複数の位相差板を有し、これに直線偏
光板を組み合わせたものであってもよい。
装置に用いるのに好適な前面板も提供され、この前面板
は、円偏光板を有し、表示体側の表面に反射防止のため
の処理が施されているものである。具体的には、透明基
板に円偏光板が積層され、この円偏光板の透明基板に向
く面とは反対側の面に反射防止のための処理が施されて
おり、この反射防止のための処理が施された面が表示体
側となるように構成することができ、また、透明基板に
円偏光板が積層され、この透明基板の円偏光板に向く面
とは反対側の面に反射防止のための処理が施されてお
り、この反射防止のための処理が施された面が表示体側
となるように構成することもできる。
成する発光部は、無機物であっても有機物であってもよ
く、本発明の効果に変わりはない。また、下部電極が金
属電極であっても透明導電膜であっても同様である。
から構成されており、直線偏光板には、例えば、延伸し
たポリビニルアルコールフィルムにヨウ素や二色性染料
を吸着させたものが用いられる。直線偏光板は、90%
以上の偏光度を有するものが好ましい。偏光度がそれ以
下では、円偏光板としての効果が乏しくなる。λ/4板
は特に限定されないが、ポリビニルアルコールやポリカ
ーボネート、ポリサルフォン、ポリアリレート、セルロ
ース系樹脂、ノルボルネン系樹脂、オレフィン系樹脂な
どの高分子フィルムを一軸延伸することで得ることがで
きる。波長λの値は、人の視感度の高い550nmに合わ
せるのが一般的であるが、ELディスプレイの発光波長
に合わせてもコントラストを高くすることができる。
長域にわたって良好な反射防止性能を得るためには、複
数枚複数種の位相差板の組合せや、複数種のモノマーの
共重合体からなる逆波長分散特性をもったλ/4板を用
い、これを直線偏光板と組み合わせるのが有効である。
例えば、特開平 11-183723号公報に開示されているよう
に、直線偏光板、λ/2板及びλ/4板をこの順で積層
した円偏光板や、本出願人の先願に係る特願 2001-3204
1 号に記載の逆波長分散位相差板を直線偏光板と組み合
わせた円偏光板などが挙げられる。
例を断面模式図で示す。この図において、表示体2の構
成は、(A)の例及び(B)の例とも同じであり、酸化
インジウム錫(ITO)等の導電膜からなる透明電極4
と金属平面電極6との間に、蛍光体発光層からなる発光
部5が介装一体化されている。かかる構成は、ELディ
スプレイの基本構成として公知であり、透明電極4と金
属平面電極6の間に所定の電圧を印加することにより、
発光部5の蛍光体よりエレクトロルミネッセンス発光が
行われて、所望の表示が形成されるようになっている。
(観察者側)に前面板3が配置される。図4(A)の例
では、前面板3は、透明基板7に、直線偏光板8とλ/
4板9からなる円偏光板がその直線偏光板8側で積層さ
れたものであり、かつその表示体2側、この例ではλ/
4板9の直線偏光板8への貼合面とは反対側の面に、反
射防止膜10が形成されている。一方、図4(B)に示
す例でも、透明基板7に直線偏光板8とλ/4板9から
なる円偏光板が積層されて、前面板3となっているが、
この例では、透明基板7が表示体2側となるようにし、
したがって円偏光板のλ/4板9側で透明基板7に積層
されている。そしてこの前面板3の表示体2側、この例
では透明基板7のλ/4板9への貼合面とは反対側の面
に、反射防止膜10が形成されている。
2に面する側の表面に、反射防止のための処理が施され
ていることが重要であり、図4に示した二つの例では、
この反射防止のための処理が、反射防止膜10によって
達成されている。
λ/4板9とが積層一体化されている。このような積層
一体化を行うには、例えば、アクリル系粘着剤のよう
な、透明で光学的に等方性の粘着剤を用いてこれらを貼
合すればよい。積層の順番は、図4(A)に示すよう
に、表示体側からλ/4板9、直線偏光板8、透明基板
7の順であってもよいし、透明基板7が光学的に等方な
材料であれば、同(B)に示すように、透明基板7、λ
/4板9、直線偏光板8の順であってもよい。さらに、
λ/4板9、透明基板7、直線偏光板8の順に積層して
もよい。λ/4板9を表示体側とする場合は、その反射
防止膜10側を表示体2の表面に密着させ、λ/4板9
とその上の直線偏光板8又は透明基板7との間に若干の
間隙を設けるようにしてもよい。透明基板7としては、
ガラス板や光学的に透明な樹脂板などを用いることがで
きる。なお、透明基板7をタッチパネルで構成し、これ
を含む表示装置を、タッチパネル式表示装置として使用
することもできる。
置を例に、その前面板の作用機構について、図5を参照
しながら説明する。図5は、外部入射光の透過及び反射
の様子、並びに発光部5からの発光光であるEL光の透
過及び反射の様子を概略的に説明するためのものであっ
て、この図でも図2及び図3と同様、引き出し線の付さ
れていない数字は、初期光量に対する各段階での光量を
%単位で表示したものであり、「%」は省略して表示さ
れている。
と同様に、発光部5における光の損失の結果として、金
属電極6の反射面での光反射率が約20%となる場合を
例に説明する。図4(A)のように前面板の表示体側表
面に反射防止膜10を形成した場合、この反射防止膜1
0での反射率を約0.5%とすると、外部からの入射光
は、図5(A)に示すように、前面板3により約50%
が円偏光となって透過し、残りは直線偏光板8に吸収さ
れる。前面板3を透過した後の円偏光は、金属電極6の
反射面でその約20%が反射し、すなわち初期光量に対
して約10%が逆回転の円偏光に変換されて反射し、こ
の反射光はλ/4板9を通過することにより、直線偏光
板8ですべて吸収される。したがって最終的には、外部
入射光はほぼ100%が前面板3で吸収されることにな
る。すなわち、外部入射光の反射率は理想的には0%と
なる。
(B)に示すように、その約50%が直線偏光となって
前面板3を透過し、反射防止膜10の作用により前面板
3の表面で約0.5%が反射する。反射した光は、金属
電極6の反射面でその約20%が反射し、発生EL光に
対して約0.1%(=0.5%×0.2)が再度前面板3
に到達し、ここでその約50%(発生EL光に対して約
0.05%)が直線偏光となって透過し、一方で約0.5
%(発生EL光に対して約0.0005%)が反射す
る。以下同様の機構で、金属電極6の反射面と前面板3
との間で反射サイクルが繰り返される。
射率が20%である場合には、1次EL光が50%透過
し、2次EL光は0.05%透過となるので、二重像は
ほとんど観察されない。図5では、図4(A)に示した
例をもとに、外部入射光の透過と反射及び発生EL光の
透過と反射の作用機構を説明したが、図4(B)に示し
た例でも、全く同様に説明することができる。また、こ
こに示した反射率と透過率は、理解を容易にするために
仮に置いた数字であって、本発明がこれらの数値のもの
に限定されるわけではない。
防止膜10は、光学膜厚以下の1層以上の層からなるも
ので、スパッタリング、蒸着、イオンプレーティング、
塗布などの方法により形成され、EL光の波長において
特に反射率が低い設計にするのが好ましい。このような
反射防止膜として、典型的には、無機金属酸化物や無機
金属フッ化物からなる層を挙げることができる。反射防
止膜10を形成する場合、下地にハードコート層を形成
した方が、耐擦傷性などのハンドリング性に優れるため
好ましい。
反射防止膜を形成する例について説明してきたが、前面
板の表示体側表面にアンチグレア処理を施すことでも、
同様の効果が期待できる。ここでいうアンチグレア処理
とは、表面に微細な凹凸を形成することにより入射光を
散乱させ、反射率を小さくする処理であって、位相差板
の表面又は透明基板の表面に直接このような凹凸を形成
することもできるし、アンチグレア処理が施された透明
フィルムを、必要とする面に貼合することもできる。ア
ンチグレアのための凹凸は、例えば、紫外線硬化樹脂を
塗工し、そこにエンボス鋳型を押し当てた状態で紫外線
照射して硬化させる方法や、熱可塑性の透明フィルムに
加熱状態でエンボス鋳型を押し当てる方法などにより、
形成させることができる。
偏光板8とλ/4板9とで構成される例を示したが、こ
の例に限定されるものではなく、例えば前述したよう
に、複数の位相差板を用い、これを直線偏光板と組み合
わせて円偏光板とすることもできる。この場合は、図4
に示した例において、直線偏光板8とλ/4板9とで構
成される円偏光板を、複数の位相差板と直線偏光板とで
構成されるものに置き換え、その際、この図に示すのと
同様に表示体2側に反射防止膜10を設けるか、あるい
はそこにアンチグレア処理を施せばよい。
ともできるが、表示体保護の観点から、0.1〜3mm 程
度の間隙を置いて配置するのが好ましい。先に述べたλ
/4板9の反射防止のための処理が施されている面を表
示体2の表面に密着させ、その上の直線偏光板8又は透
明基板7との間に若干の間隙を設ける場合も、その間隙
は上記と同程度でよい。
機能を付与することができる。例えば、傷つき防止のた
めの透明な保護フィルムを貼合したり、直接ハードコー
ト層を設けることができる。また、防眩性を高めるため
に、表面に微細な凹凸を形成して外光を乱反射させるア
ンチグレア層を設けたり、反射防止層を設けたりするこ
とができる。さらに、反射防止層を形成した透明な保護
フィルムを貼合することもできる。
説明するが、本発明はこれらの実施例によって限定され
るものではない。例中、レターデーション値の測定波長
は550nmである。
“スミカラン STW822A”を粘着剤で貼り合せ、さらにそ
の直線偏光板上に、住友化学工業社製のλ/4板“スミ
カライト SEF340138B”(レターデーション値138n
m)を粘着剤で貼り合わせて、前面板を作製した。な
お、ここで用いたλ/4板上には、アクリル系の紫外線
硬化型ハードコートを4μm 厚で形成し、さらにその上
に、SiO2/TiO2/SiO2/TiO2/SiO2で
構成される反射防止膜を蒸着により形成しておき、この
反射防止膜と反対側の面で直線偏光板に貼り合わせた。
市販の緑色に発光表示するELディスプレイの上に隙間
を1mm設けて、上で得られた前面板をガラス板が観察者
側となるように配置したところ、外光の反射がなく、か
つ表示の多重写りもなく、視認性の良い表示が得られ
た。この例で得られた表示装置の層構成は、図4(A)
に示すものとなる。
される反射防止膜が形成されたアクリル樹脂板の反射防
止膜とは反対側の面に、住友化学工業社製のλ/4板
“スミカライト SEF340138B”(レターデーション値1
38nm)を粘着剤で貼り合わせた。さらにそのλ/4板
の上面に、住友化学工業社製の直線偏光板“スミカラン
STW822A”を粘着剤で貼り合せて、前面板を作製した。
市販の緑色に発光表示するELディスプレイの上に隙間
を1mm設けて、上で得られた前面板を直線偏光板が観察
者側となるように配置したところ、外光の反射がなく、
かつ表示の多重写りもなく、視認性の良い表示が得られ
た。この例で得られた表示装置の層構成は、図4(B)
に示すものとなる。
板に置き換えた。その結果、外光反射は低減されていた
ものの、表示が多重に写っており、視認性に問題があっ
た。この例で得られた表示装置の層構成は、図1に示す
ものとなる。
二重写りを低減することができ、視認性を向上すること
ができる。
る。
を説明するための図であって、金属電極の反射面での反
射率が100%の場合の説明図であり、(A)は外部入
射光の透過及び反射の様子を、(B)はEL光の透過及
び反射の様子をそれぞれ表す。
用機構を説明するための図であって、金属電極の反射面
での反射率が20%の場合の説明図であり、(A)は外
部入射光の透過及び反射の様子を、(B)はEL光の透
過及び反射の様子をそれぞれ表す。
なる態様を示す断面模式図である。
用機構を説明するための図であって、金属反射面での反
射率が20%の場合の説明図であり、(A)は外部入射
光の透過及び反射の様子を、(B)はEL光の透過及び
反射の様子をそれぞれ表す。
Claims (8)
- 【請求項1】表示体と、その前面側に配置された円偏光
板を有する前面板とで構成され、概前面板の表示体側表
面に反射防止のための処理が施されていることを特徴と
する自発光型表示装置。 - 【請求項2】前面板は、その表示体側表面に反射防止膜
を有する請求項1記載の自発光型表示装置。 - 【請求項3】前面板は、その表示体側表面にアンチグレ
ア処理が施されている請求項1記載の自発光型表示装
置。 - 【請求項4】円偏光板が直線偏光板とλ/4位相差板と
で構成される請求項1〜3のいずれかに記載の自発光型
表示装置。 - 【請求項5】円偏光板が複数の位相差板を有する請求項
1〜3のいずれかに記載の自発光型表示装置。 - 【請求項6】円偏光板を有し、表示体側の表面に反射防
止のための処理が施されていることを特徴とする円偏光
板付き前面板。 - 【請求項7】透明基板に円偏光板が積層され、該円偏光
板の透明基板に向く面とは反対側の面に反射防止のため
の処理が施されており、該反射防止のための処理が施さ
れた面が表示体側となるようにして用いられる請求項6
記載の円偏光板付き前面板。 - 【請求項8】透明基板に円偏光板が積層され、該透明基
板の円偏光板に向く面とは反対側の面に反射防止のため
の処理が施されており、該反射防止のための処理が施さ
れた面が表示体側となるようにして用いられる請求項6
記載の円偏光板付き前面板。
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